JP4268198B2 - 用紙処理装置および画像形成システム - Google Patents

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本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置と一体もしくは付設され、あるいは別体に設けられ、画像形成装置から排出された記録媒体(用紙)に対して所定の処理を施す用紙処理装置および前記用紙処理装置と前記画像形成装置とからなる画像形成システムに係り、特に穿孔手段に特徴のある用紙処理装置および画像形成システムに関する。
画像形成装置から搬送されてくる用紙に穴を穿孔する手段として、用紙1枚ずつ穿孔する穿孔手段が現在、用紙後処理装置で使用されている。この形式の穿孔手段は搬送されてくる用紙に1枚ずつ穿孔するため、穿孔に要する負荷が軽減され、用紙の搬送速度を低下させることなく穿孔できることから生産性の面で有利となっている。また、穿孔された用紙を束ねた際の揃え精度を向上させることを目的として、搬送されてくる用紙に対して穿孔手段を用紙の搬送方向と直交する方向へ移動可能な構成とした穿孔手段も提供されている。
一方、穿孔の形式としては、一般的に北米で使用されている3穴パンチ(以下、北米3穴パンチと称する)や欧州で使用されている4穴パンチ(以下、欧州4穴パンチと称する)が知られている。北米3穴パンチは、穴径が8mmで、穴ピッチが108mmとなっている。また、欧州4穴パンチは、穴径が6.5mmで、穴ピッチは、用紙中心からそれぞれ40mmの場所に内側2つの穴が、そしてそれら内側の穴からそれぞれ80mmの場所に外側2つの穴が位置するように設定されている。このように穴位置や穴径が異なるパンチにも対応する穿孔手段も多数提供されている。
用紙後処理装置の穿孔手段に北米3穴パンチを用い、前述のように移動可能にした場合、穿孔手段のホームポジションを用紙に対してパンチ穴を形成する位置、すなわちパンチ中心と用紙の搬送方向中心が一致する位置に設定すると、北米で広く使用されているLT(レター)サイズ(8.5インチ×11インチ)の用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の側端部が3つの穴の内の外側に位置する2つの穴の上を通過することになるので、側端部がこれら穴に引っ掛かって、ジャムや耳折れが多々発生する。同様に、欧州4穴パンチを用いた穿孔手段の場合においても、穿孔手段のホームポジションが用紙に対してパンチ穴を形成する位置に設定されていると、欧州でよく使用されているB4サイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の側端部が外側に位置する穴の上を通過することになるので、側端部が引っ掛かってジャムや耳折れが発生することがある。
上記不具合の対応策として、引っ掛かる穴の近傍にマイラなどのシートによって用紙端部をガイドする策があるが、用紙の状態(曲率の小さいカールがある場合等)によっては、ジャムや耳折れが発生してしまい、完全に上記不具合を解消するには至っていない。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、穿孔手段を用紙の搬送方向と直行する方向へ移動可能な穿孔手段を備えた用紙処理装置において、マイラなどの補助部材を有さずに用紙端部がパンチ穴に引っ掛かるのを確実に防止できる用紙処理装置および画像形成システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送される用紙に穿孔する穿孔手段と、前記穿孔手段を待機位置と穿孔位置との間で移動させる移動手段と、を備えた用紙処理装置において、前記穿孔手段には穿孔位置と穿孔数が異なる複数の穿孔機構が設定されるとともに、設定された前記穿孔機構の種類を確認する確認手段を備え、前記移動手段は、前記穿孔手段を用紙搬送方向と直交する方向に移動させ、前記移動手段を制御する制御手段をさらに備え、前記待機位置は複数設定され、前記穿孔位置と前記用紙搬送方向と平行な用紙の端縁とが重ならない位置を前記複数の待機位置から選択され、前記穿孔手段の待機時には、前記制御手段により前記穿孔機構の種類に応じて前記穿孔位置と前記用紙の端縁とが重ならない待機位置に前記穿孔手段を移動させることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記穿孔機構が3穴パンチあるいは4穴パンチであることを特徴とする。
これらの第1または第2の手段によれば、穿孔機構の種類の相違に対応して穿孔位置と用紙の端縁とが重ならない待機位置に穿孔手段を移動させるので、穿孔機構の種類の相違にかかわらず用紙の端縁の先端部(先端角部)が穿孔手段の穴に引っ掛かることを防止することができ、ジャムや耳折れが発生することはない。
第3の手段は、第1または第2の手段に係る用紙処理装置と、入力される画像情報に応じて記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段および前記画像形成手段によって画像形成された記録媒体を前記用紙処理装置に搬送する搬送手段を有する画像形成装置とから画像形成システムを構成したことを特徴とする。この第3の手段によれば、穿孔機構の種類の相違や用紙サイズの相違にかかわらず用紙の端縁の先端部(先端角部)が穿孔手段の穴に引っ掛かることがなく、効率的に処理可能な画像形成システムとすることができる。
本発明によれば、穿孔機構の種類の相違に対応して穿孔位置と用紙の端縁とが重ならない待機位置に穿孔手段を移動させるので、穿孔機構の種類の相違にかかわらず用紙の端縁の先端部(先端角部)が穿孔手段の穴に引っ掛かることを防止することができ、ジャムや耳折れが発生するのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、画像形成装置から搬送されてくる用紙を受け取って穿孔するための穿孔装置を備えた用紙処理装置としての用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略構成図である。図1は用紙後処理装置内部に穿孔装置が組み込まれた例である。
図1において用紙後処理装置FRは、穿孔ユニット4と、水平搬送路H1と、上搬送路H2と、下搬送路H3と、スティプル処理トレイ12と、上下2つの排紙トレイ9a,9bとから基本的に構成されている。水平搬送路H1には、上搬送路H2に搬送経路を切り換えるための第1の分岐爪H2tと、下搬送路H3に搬送経路を切り換えるための第2の分岐爪H3tとが設けられている。下搬送路H2には、スティプル処理トレイ12が設けられ、ステイプル処理トレイ12の下端部には、スティプラ13が備えられ、スティプル処理トレイ12に集積され、揃えられた用紙束の後端部にスティプル処理を行うことができるようになっている。下搬送路H3にはまた、用紙の待機経路が設けられ、画像形成装置PRから先に送られてきた用紙を一時待機させ、次に送られてきた用紙と重ねてスティプル処理トレイ12側に搬送することができるようになっている。スティプル処理された用紙束は、スティプル処理トレイ12から放出爪を介し、放出ベルトと放出ローラ8によって下排紙トレイ9bに排紙される。
上排紙トレイ9aはプルーフトレイとも称され、何の処理も行わない用紙を排紙するときに使用される。なお、上排紙トレイ9aには、水平搬送路H1に設けられた前記第1の分岐爪H2tを下側(図示時計方向)に回動させ、上搬送路H2側を開放することにより搬送される。
下排紙トレイ9bはシフトトレイとしても機能し、ソートやスタックを行う際に部ごとに区分けすることができる。この区分けは、部ごとに下排紙トレイ9を用紙搬送方向を直交する方向に所定量移動させ、前の部と後の部が前記所定量ずつずれるように往復動させることにより行われる。この場合には、前記第1および第2の分岐爪H3tを回動させて水平搬送路H1を下排紙トレイ9bへの排紙口まで開放する。なお、下排紙トレイ9bは用紙あるいは用紙束が排紙され、積載量が増加するにつれ、下方に移動する。この移動は下排紙トレイ9bに積載された最上位の用紙の表面位置を検知する用紙検知センサの検出出力に基づいて行われる。
画像形成装置PRは、入力された画像情報あるいは自身がスキャナによって読み取った画像情報に基づいて記録媒体(用紙)に可視画像を形成するもので、例えば前記画像情報を書き込み可能な画像情報に変換するなどの所定の画像処理を実行する画像処理装置と、前記変換された書き込み可能な画像情報に基づいて画像を感光体に書き込む例えば光書き込み装置と、光書き込み装置によって感光体表面に書き込まれた潜像をトナー現像する現像装置と、現像された可視画像(トナー像)を記録媒体たる用紙に転写する転写装置と、転写装置によって転写された用紙を感光体から分離する分離装置と、分離装置によって分離された用紙の表面に転写されたトナー像を定着する定着装置と、前記感光体上に残留したトナーを剥離するクリーナと、感光体表面に残留した電位を除電する除電装置とからなる、いわゆる電子写真方式の画像形成装置である。電子写真方式の画像形成装置自体は、公知なので、ここでの詳細な説明と図示は省略する。なお、画像形成装置はこのほかにインクジェット方式やインクリボン方式、活版印刷など公知のものが全て使用可能である。
次に、図3ないし図5により穿孔ユニットの構成を説明する。図3は本発明の実施の形態に係る横レジスト検知ユニットと穿孔ユニットの全体構成を示す概略構成図、図4は横レジスト検知ユニットによる用紙端部検知動作を示す説明図、図5は穿孔ユニットの穿孔位置調整および孔あけ動作を説明する説明図である。なお、図4は前記横レジスト検知ユニット3の側面図、図5は穿孔ユニット4の側面図である。
前記水平搬送路H1の最上流側には図3に示すように用紙後処理装置FRの入口ローラ対として機能するスキュー補正ローラ対1、入口センサ2、横レジスト検知ユニット3、穿孔ユニット4、およびホッパ5が設けられている。横レジスト検知ユニット3は、穿孔ユニット4の用紙搬送方向上流側に設けられ、横レジスト検知ユニット3のさらに用紙搬送方向上流側には、パンチ下ガイド20、パンチ上ガイド21が設けられ、横レジスト検知ユニット3には、用紙搬送方向と平行な端部位置を検出する用紙端部検知センサ14が設けられている。
穿孔ユニット4は、パンチ刃15、パンチ刃15の上端部に一体に設けられたホルダ37、ホルダ37内に挿入され、軸16に偏心して係合しているカム38、クラッチ17を介して前記パンチ刃15を駆動するモータ18、前記パンチ刃15を用紙搬送方向と直交する方向に移動させる第2のステッピングモータ23、タイミングベルト24、ギア/プーリ36、ラック19、固定上ガイド33および固定下ガイド35からなる。用紙端部検知センサ14の図4の矢印左方向の移動に伴って移動する上ガイド26は固定されている固定上ガイド33と、また、下ガイド31は固定されている固定下ガイド35とオーバーラップしながら用紙ガイドを構成している。
大略前述のように構成された用紙後処理装置FRでは、まず、画像形成装置PRから搬送されてきた用紙の先端は停止しているスキュー補正ローラ対1のニップに突き当てられる。一定時間、突き当てられ用紙が適正量撓んだ後に、スキュー補正ローラ対1を回転させ用紙の搬送を再開させる。スキュー補正ローラ対1の停止時間と回転開始タイミングは、入口センサ2で行う用紙先端検知をトリガーにして行う。スキュー補正ローラ1によってスキュー補正された用紙は、次に横レジスト検知ユニット3を通過し、その後、穿孔ユニット4を通過する。
横レジスト検知ユニット3に搬送されてきた用紙の搬送方向と平行な端部位置を検知する用紙端部検知センサ14は搬送方向と直交する方向(図4において図示左方向)に移動可能に構成されている。図4から分かるように用紙端部検知センサ14は用紙ガイド25に装着されており、用紙ガイド25はホルダ28に装着されている。ホルダ28は軸27を摺動しながら用紙搬送方向と直交する方向(図示左右方向)に移動する。ホルダ28にはタイミングベルト32が係合しており、タイミングベルト32は、第1のステッピングモータ30の駆動プーリ30aと従動プーリ34間に張架され、第1のステッピングモータ30の回転によってタイミングベルト32が前記両プーリ間30,34を回転移動することによって、ホルダ28、用紙ガイド25および用紙端部検知センサ14を用紙搬送方向と直交する方向に往復動させることができる。また、用紙端部検知センサ14のホームポジション(待機位置)HPは、ホルダ28の形状の一部をホームポジションセンサ29によって検知することにより決定される。用紙端部検知センサ14はこの待機位置で待機し、第1のステッピングモータ30を駆動源として前記タイミングベルト32の回転に応じて軸27に沿って摺動し、用紙搬送方向と平行な用紙端部S1を検知するために図示左方向に移動する。
ここで、図6により用紙搬送方向のズレを検知するときの状態を説明する。図6は横レジストと検知ユニットの用紙端部検知動作を示す説明図である。いま、第1のステッピングモータ30の1パルス当たりの用紙端部検知センサ14の移動量をaとする。その時に、例えば、搬送されてくる用紙Sに横レジストズレがなく理想的な位置に搬送されてきたとすると、その用紙Sの搬送方向と平行な端部SEを検知するまでの用紙端部検知センサ14の待機位置HPからの移動量wを10aとする。実際に、搬送されてきた用紙Sの搬送方向と平行な端部を検知するまでのセンサ14の移動量が11aとなった場合、11a−10a=1a ・・・(1)
分の距離の横レジズレが発生していることになる。したがって、この1a分のズレ量を補正するように穿孔ユニット4を用紙搬送方向と直交する方向(図5矢印左方向)に移動させる必要がある。
一方、前述のような各部によって構成されている穿孔ユニット4によって穿孔する場合、以下のようにして穿孔動作は行われる。
まず、穿孔ユニット4のパンチ刃15の上下動、すなわち、用紙Sに穿孔するための動作はモータ18からの駆動によって行われる。その際、モータ18から1回転クラッチ17を介して軸16を1回転させる。1回転クラッチ17をONさせるのは、搬送されてきた用紙後端が入口センサ2を通過して一定時間経過後に行われる。軸16が回転すると、軸16に偏心して係合しているカム38が回転して、ホルダ37を上下動(図5矢印方向)させる。このホルダ37の上下動によってパンチ刃15が上下動し、この下方向の移動時に用紙S上にパンチ孔を穿孔する。
なお、この実施形態における穿孔ユニット4は、用紙の搬送を一旦停止させて、パンチ孔を穿孔するプレスパンチ方式について説明しているが、本実施形態では、パンチ刃とダイを回転体に設けて、その回転によってパンチ刃とダイをあわせて用紙を搬送させながらパンチ孔を穿孔するロータリーパンチにも適用できる。
このようにして穿孔する場合、穿孔ユニット4を前述のズレに応じて用紙搬送方向と直交する方向(図5左右方向)に移動させ、位置決めする必要がある。移動は、前述の第2のステッピングモータ23を駆動源として行われ、第2のステッピングモータ23の駆動プーリ23aからタイミングベルト24を介してギヤ/プーリ36に伝達して回転させる。ギヤ/プーリ36のギヤにはラック19が噛み合っており、ギヤ/プーリ36の回転によってラック19が図5の左右矢印方向に移動する。ラック19は固定下ガイド35に装着されており、穿孔するための前記パンチ刃15、パンチ上ガイド20、軸16、カム38、ホルダ37、クラッチ17、モータ18等の各構成要素(以下、穿孔構成要素と称す)は全て前記固定上ガイド33に装着され、固定上ガイド33は固定下ガイド35と結合されているので、ラック19の移動によって前記穿孔構成要素が全て用紙搬送方向と直交する方向に移動する。
ここで、穿孔ユニット4を北米3穴パンチで構成した場合(以下、北米3穴ユニットと称する)について図7により説明する。図7は北米3穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。北米3穴ユニットは、図7の(a)に示すように、用紙Sの搬送方向に直交する側縁部から9.5mmの距離aの所に直径が8mmの3つのパンチ穴が穴ピッチが108mmの間隔をおいて穿孔されるようになっている。そして、搬送されてくる用紙に対して穿孔ユニット4が用紙の搬送方向と直行する方向へ移動可能な構成とした場合、LTサイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の先端縁部が外側の穴P1(3つの穴の内の外側の穴2つ)の上を通過することになる。このことは、長手方向に直交する幅が同じのLGサイズの用紙についても言える。なお、以下の説明ではLTサイズを例にとって説明する。
この場合、LTサイズの用紙がカールしていると、固定上ガイド33や固定下ガイド35に形成された3つの穴の内の外側の穴に引っ掛かることがある。これを図8により説明する。図8はカールしている用紙が固定上ガイドあるいは下ガイドの穴に引っ掛かる様子を示す図で、(a)は用紙が下向きにカールしている場合を、(b)は用紙が上向きにカールしている場合を示している。すなわち、搬送されてきたLTサイズの用紙Sが図8の(a)に示すように、下向きにカールしていると、外側の穴P1に対応する固定下ガイド35の穴35aに用紙Sの先端縁部が引っ掛かり、ジャムや耳折れの原因を作ってしまう。また、図8の(b)に示すように、用紙Sが上向きにカールしていると、その角部が固定上ガイド33の穴33aに引っ掛かってっしまい、同じくジャムや耳折れの原因をつくってしまう。
そこで、この実施の形態では、穿孔ユニット4のホームポジションを図9に示すように設定している。図9は外側に位置するパンチ穴とホームポジション時のパンチ穴の位置と用紙サイズとの位置関係を示している。すなわち、用紙の搬送方向と直行する方向へ穿孔ユニット4を移動させたときに位置する2点鎖線で示す穴(図7においては実線で示す位置)の位置から、実線で穴を示すように、矢印の方向に所定距離α(10mm程度)だけ外側にオフセットさせた第1ポジションPH1をホームポジションとすることにより、LTサイズの用紙端部がパンチ穴の上を通過しない構成とすることができ、ジャムや耳折れの発生を防止することができる。なお、具体的な一例としては、第1ポジションPH1におけるαを10mmに設定している。
一方、穿孔ユニット4は、前述したように北米3穴ユニット以外に、図10に示すような欧州4穴パンチで構成した穿孔ユニット(以下、欧州4穴ユニットと称する)が用いられることもある。図10は欧州4穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。欧州4穴ユニットは、図10の(a)に示すように、用紙Sの搬送方向に直交する側縁部から12mmの距離aの所に直径が6.5mmの4つのパンチ穴が穿孔される。この穴ピッチは、内側の2つの穴ピッチが搬送/用紙方向中心から40mmの距離bを、外側2つの穴ピッチは、内側のパンチ穴から80mmの距離cをそれぞれおいており、外側2つのパンチ穴の穴ピッチの距離dは240mm、搬送/用紙方向中心からは120mmとなっている。したがって、搬送されてくる用紙に対して穿孔ユニット4が用紙の搬送方向と直交する方向へ移動可能な構成とした場合、図10の(b)に2点鎖線で示す穴のように、外側のパンチ穴のオフセットした待機位置を、北米3穴ユニットと同様に所定距離α=10mm程度外側にずらすように設定すると、B4サイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合には、用紙端部が外側に位置する2点鎖線で示す穴の上を通過することになる。
そこで、欧州4穴ユニットの場合は、北米3穴ユニットの場合とは逆方向へ所定距離β(2〜3mm程度)だけ内側にずらした第2ポジションPH2をホームポジションとして設定する。これにより、穿孔ユニット4をホームポジションに位置させても、B4サイズの用紙の端部が穴の上を通過することはない。このように、本発明においては、穿孔ユニットの形式によって、ホームポジションを変えるようにしている。具体的な一例としては、欧州4穴ユニットの場合は第2ポジションPH2におけるβを2.5mmに設定している。
次に図11により制御回路の構成を説明する。図11は本実施形態に係る用紙後処理装置FRと画像形成装置PRとからなる画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。用紙後処理装置FR内の各センサ及びスイッチなどからの信号がI/Oインターフェイス370を介してCPU360へ入力される。CPU360は、画像形成装置PRや各センサスイッチから入力された信号に応じて、第1及び第2分岐爪H2t、H3tなどを駆動するための複数のCDソレノイド、下排紙トレイ9bなどの移動を行うため複数のDCモータ、スキュー補正ローラ対1や搬送コロ対6などを駆動する複数のステッピングモータなどの駆動を制御する。CPU300はまた、I/Oインターフェイス370を介して、スティプラ13などを駆動させる複数のステッピングモータの駆動も制御する。 CPU300はさらに、穿孔ユニット4にも接続され、入り口センサ2や用紙端部検知センサ14などの各センサスイッチ306からの信号により、クラッチ17やモータ18などの駆動も制御している。また、図示していないが第1および第2のステッピングモータ30,23の駆動も制御している。
ここで、第2のステッピングモータ23の1パルス当たりの前記穿孔構成要素の移動量をbとすると、前述したように横レジスト検知ユニット3の第1のステッピングモータ30の1パルスの用紙端部検知センサ14の移動量aと上記移動量bとの関係が整数倍(例えば2倍)に近似していると、a=2×b ・・・(2)
となる。前述の(1)式のように用紙Sの横レジストが1a分ずれていたとした場合、センサ14の1パルス分の移動距離がaなので1パルスの横レジストのズレが生じていることになる。したがって、穿孔構成要素の移動のためには第2のステッピングモータ23に1a分の距離のパルスを入力する必要がある。1パルスの移動距離の関係が、前述の(2)式の関係にあるので、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数は用紙端部検知センサ14から算出されたズレ量分のパルス数の2倍になる。
すなわち、用紙端部検知センサ14からの端部位置情報をパルスとして認識し、それを図11の制御回路のCPU360によって用紙幅サイズ情報と比較し、その用紙の横レジストのズレ量を算出し、その算出結果をパルスとして第2のステッピングモータ23に入力して穿孔構成要素を移動させる。その時、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数が前記(2)式から求められるので、パルスで移動させる誤差が少なくなり、穿孔位置精度が向上する。また、ズレ量に関係なく、常に穿孔する構成ユニットを移動させる第2のステッピングモータ23に入力するパルス数は、前記(2)式で式化されているため、ソフトウェア制御も簡単になる。
すなわち、この実施形態では、図4の用紙端部検知センサ14からの端部位置情報をパルスにて認識し、それをCPU360で用紙幅サイズ情報との比較によりその用紙の横レジストのズレ量を算出して、その算出結果をパルスにて第2のステッピングモータ23に入力して、穿孔ユニット4を移動させる。その時、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数がα+a(a=2×b:移動量の関係式)から求められるので、パルスで移動させる誤差が少なくなり、穴位置精度が向上する。また、ズレ量に関係なく、常に穿孔ユニット4を移動させる第2のステッピングモータ23に入力するパルス数は、前記のα+aで式化されているためソフト制御も簡単にできる。
図12は穿孔ユニットのホームポジション位置設定のイニシャル動作の処理手順を示すフローチャートである。この処理では、まず最初に穿孔ユニット4が北米3穴または北米3穴を含んだ切替式パンチユニットであるタイプ1か、欧州4穴または欧州4穴を含んだ切替式穿孔ユニットであるタイプ2であるかをチェックする(ステップ1201)。タイプ1の場合は穿孔ユニット4を移動させる第2のステッピングモータ23をオンし(ステップ1202)、ホームポジションが図9に示す第1ポジションPH1に設定されているかをチェックする(ステップ1203)。第1ポジションPH1に設定されている場合は、第2のステッピングモータ23をオフにする(ステップ1204)。一方、タイプ2の場合も、タイプ1と同様に、穿孔ユニット4を移動させる第2のステッピングモータ23をオンし(ステップ1205)、ホームポジションが図10の(b)に示す第2ポジションPH2に設定されているかをチェックし(ステップ1206)、第2ポジションPH2に設定されている場合は、第2のステッピングモータ23をオフにする(ステップ1207)。
図13はパンチ穴退避位置への移動の処理手順を示すフローチャートである。前述の図12のようにしてホームポジションが設定されると、図13のフローチャートの処理に移行し、画像形成装置PRから用紙が用紙後処理装置FRに進入してきたか否かを入口センサ2により検知し(ステップ1301)、用紙の進入が確認された場合にはパンチ駆動モータであるモータ18をオンする(ステップ1302)。そして、入口センサ2により用紙先端が通過したときからの時間計測によって用紙先端が固定上ガイド33および固定下ガイド35のパンチ穴33a,35aを通過する時間が経過したかをチェックし(ステップ1303)、経過した場合は第2のステッピングモータ23をオンして穿孔ユニット4を穿孔位置に移動させる(ステップ1304)。次いで、穿孔ユニット4が穿孔位置に位置したか否をチェックし(ステップ1305)、穿孔位置に位置した場合は第2のステッピングモータ23をオフにする(ステップ1306)。第2のステッピングモータ23をオフした後は用紙の停止を確認し(ステップ1307)、停止が確認された場合は1回転クラッチ17をONさせて用紙にパンチ孔を穿孔する(ステップ1308)。穿孔後、一定時間が経過したかをチェックし(ステップ1309)、一定時間の経過が確認された場合は第2のステッピングモータ23を再びオンし、穿孔ユニット4をホームポジションに位置させる(ステップ1310)。ホームポジションに位置したか否かをチェックし(ステップ1311)、確認できたら第2のステッピングモータ23をオフにする(ステップ1312)。その後、次の用紙の進入をチェックし(ステップ1313)、進入が確認されたらステップ1303に戻す。次の用紙が確認できないときは穿孔処理の作業が終了したとしてモータ18をオフする(ステップ1314)。
また、第1および第2の分岐爪H2t,H3tにより用紙Sを下搬送路H3に搬入し、搬送コロ対10を経てスティプル排紙コロ対11からスティプルトレイ12に排紙した後、整合し、スティプルトレイ12内部で整合された状態でスタックされた用紙束をスティプラ13で綴じるスティプルモードで綴じ処理を行うというように、いろいろな後処理が施される。なお排紙する場合には、第1の分岐爪H2tの切換によって通常上排紙トレイ9aに用紙Sは排紙される。また、穿孔された用紙Sのパンチ屑は図3及び図5のホッパ5の内部に収容される。
なお、図2は画像形成装置から用紙後処理装置に至る経路に、すなわち用紙後処理装置の用紙搬送方向上流側に穿孔装置を設けた例である。この変形例では、図3ないし図5に示した用紙端部検知ユニット3と穿孔ユニット4が画像形成装置PRと用紙後処理装置FRの間に別体に設けられ、1つのシステムを構成し手いる。このシステムは、用紙後処理装置FRの水平搬送路H1の用紙搬送方向最上流に入口ローラH1aを設けた点を除けば、全て図1の画像形成装置PRと同一である。
本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置を全体的に示す概略構成図である。 図1の実施の形態の変形例に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る横レジスト検知ユニットと穿孔ユニットの全体構成を示す概略構成図である。 横レジスト検知ユニットによる用紙端部検知動作を示す説明図である。 穿孔ユニットの穿孔位置調整および孔あけ動作を説明する説明図である。 横レジと検知ユニットの用紙端部検知動作を示す説明図である。 北米3穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。 カールしている用紙が固定上あるいは下ガイドの穴に引っ掛かる様子を示す図で、(a)は用紙が下向きにカールしている場合を、(b)は用紙が上向きにカールしている場合を示している。 外側に位置するパンチ穴とホームポジション時のパンチ穴の位置と用紙サイズとの位置関係を示している。 欧州4穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。 本発明の実施の形態に係る用紙処理装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 穿孔ユニットのホームポジションのイニシャル動作を説明するフローチャートである。 穿孔動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 スキュー補正ローラ対
2 入口センサ
3 横レジスト検知ユニット
4 穿孔ユニット
5 ホッパ
14 用紙端部検知センサ
15 パンチ刃
23 ステッピングモータ(第2の駆動手段)
S 用紙
HP1,HP2 ホームポジション(待機位置)
FR 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (3)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送される用紙に穿孔する穿孔手段と、前記穿孔手段を待機位置と穿孔位置との間で移動させる移動手段と、を備えた用紙処理装置において、
    前記穿孔手段には穿孔位置と穿孔数が異なる複数の穿孔機構が設定されるとともに、設定された前記穿孔機構の種類を確認する確認手段を備え、
    前記移動手段は、前記穿孔手段を用紙搬送方向と直交する方向に移動させ、
    前記移動手段を制御する制御手段をさらに備え、
    前記待機位置は複数設定され、前記穿孔位置と前記用紙搬送方向と平行な用紙の端縁とが重ならない位置を前記複数の待機位置から選択され、
    前記穿孔手段の待機時には、前記制御手段により前記穿孔機構の種類に応じて前記穿孔位置と前記用紙の端縁とが重ならない待機位置に前記穿孔手段を移動させることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記穿孔機構が3穴パンチあるいは4穴パンチであることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の用紙処理装置と、入力される画像情報に応じて記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段および前記画像形成手段によって画像形成された記録媒体を前記用紙処理装置に搬送する搬送手段を有する画像形成装置と、からなる画像形成システム。
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