JP3466803B2 - レーザビームプリンタと印刷制御方法及びその装置 - Google Patents

レーザビームプリンタと印刷制御方法及びその装置

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JP3466803B2
JP3466803B2 JP00384396A JP384396A JP3466803B2 JP 3466803 B2 JP3466803 B2 JP 3466803B2 JP 00384396 A JP00384396 A JP 00384396A JP 384396 A JP384396 A JP 384396A JP 3466803 B2 JP3466803 B2 JP 3466803B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の外部機器から印刷データを受信して印刷を行う
ーザビームプリンタと印刷制御方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサの様なアプリケーショ
ン・ソフトで作成した文書データや画像データ等をホス
トコンピュータ上でビットマップ展開(ラスタライズ)
し、そのビットマップに展開したイメージデータをプリ
ンタ装置に送信して印刷を行う、所謂、ホストベースの
印刷システムがある。
【0003】このようなホストベースの印刷システムで
は、ビットマップ展開された画像データをプリンタ装置
に送信するために、従来のページ記述言語を用いた印刷
データをプリンタ装置に送信する場合よりも、より大量
の画像データをプリンタ装置に転送しなければならな
い。またプリンタ装置の解像度が高くなればなるほど、
より送信するデータ量が増大する。
【0004】また、印刷を実行するプリンタ装置では、
受信した画像データに基づいて印刷を行うが、例えばペ
ージプリンタ等のように、一旦、1頁分の印刷動作を開
始してしまうと、1頁の印刷が終了するまで同じ速度で
印刷を行うものがある。このようなプリンタ装置では、
ホストコンピュータより受信する受信データの速度が印
刷速度以下の場合は、途中で印刷データがなくなってし
まい、印刷データ切れが発生してしまう。このような不
具合を解消するためには、画像メモリに少なくとも1頁
分のデータが格納されるのを待って印刷を開始しなけれ
ばならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな1頁分の画像データを記憶できる画像メモリを装備
することは、プリンタ装置のコストを大幅にアップさせ
るものとなる。特に、高解像度のプリンタ装置では、1
頁分のデータ量は数メガバイトにもなり、カラープリン
タの場合では、更に膨大な量となってしまう。また、こ
のような方法では、少なくとも1頁分の全ドットデータ
を受信してから印刷を開始するので、それまでの待ち時
間が長くなり、印刷効率が低下するという問題もある。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、少ないメモリ容量で、かつ印刷効率の低下を最小限
に抑えたレーザビームプリンタと印刷制御方法及びその
装置と印刷制御方法及びその装置を提供することを目的
とする。
【0007】本発明の目的は、メモリに所定量のデータ
が格納されて印刷可能になった状態で、直ちに印刷動作
に移行できるレーザビームプリンタと印刷制御方法及び
その装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のレーザビームプリンタは以下のような構成を
備える。即ち、ビデオ信号に応じたレーザ光により静電
ドラム上に静電潜像を形成し、現像ユニットにより現像
し、記録紙に転写することにより印刷を行う印刷機構手
段と、外部装置より送信されてくるダミーデータに基づ
き受信速度を計測する計測手段と、 前記計測手段により
計測された受信速度と、前記画像データを前記印刷機構
手段に出力する転送速度との比較結果を判断する判断手
段と、画像メモリに所定量の画像データが蓄積されたか
否かに応じて印刷開始命令を前記印刷機構手段に発行し
画像データをビデオ信号に変換して出力する第1処理、
及び、前記画像メモリに前記所定量の画像データが蓄積
されたか否かに拘わらず前記印刷開始命令を前記印刷機
構手段に発行し画像データをビデオ信号に変換して出力
する第2処理とを、前記判断手段の判断結果に応じて
択的に実行するエンジン制御手段とを有することを特徴
とする。上記目的を達成するために本発明の印刷制御装
置は以下のような構成を備える。即ち、外部装置より送
信されてくるダミーデータに基づき受信速度を計測する
計測手段と、 前記計測手段により計測された受信速度
と、前記画像データを前記印刷機構手段に出力する転送
速度との比較結果を判断する判断手段と、外部装置より
受信される画像データを記憶する記憶手段と、前記判断
手段の判断結果により前記外部装置からの画像データを
受信する受信速度のほうが、前記外部装置から受信した
画像データを印刷機後部に出力する転送速度よりも速い
と判断される場合には、前記記憶手段に所定量の画像デ
ータが蓄積されなくとも印刷開始命令を前記印刷機構部
に対して発行する発行手段と、前記転送速度のほうが前
記受信速度よりも速いと判断される場合には、前記所定
量の画像データが蓄積されるまで前記発行手段により前
記印刷開始命令を発行させないようにする手段とを有す
ることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の印刷制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、ビデオ信号
に応じたレーザ光により静電ドラム上に静電潜像を形成
し、現像ユニットにより現像し、記録紙に転写すること
により印刷を行う印刷機構部を制御する印刷制御方法で
あって、外部装置より送信されてくるダミーデータに基
づき受信速度を計測する計測ステップと、 前記計測ステ
ップにおいて計測された受信速度と、前記画像データを
印刷機構部に出力する転送速度との比較結果を判断する
判断ステップと、画像メモリに所定量の画像データが蓄
積されたか否かに応じて印刷開始命令を前記印刷機構部
に発行し、画像データをビデオ信号に変換して出力する
第1処理、及び、前記画像メモリに前記所定量の画像デ
ータが蓄積されたか否かに拘わらず前記印刷開始命令を
前記印刷機構部に対して発行させ画像データをビデオ信
号に変換して出力させる第2処理とを、前記判断ステッ
プにおける判断結果に応じて選択的に実行する制御工程
を有することを特徴とする。更に上記目的を達成するた
めに本発明の印刷制御方法は以下のような工程を備え
る。即ち、 外部装置より送信されてくるダミーデータに
基づき受信速度を計測する計測ステップと、前記計測ス
テップにおいて計測された受信速度と、前記画像データ
を前記印刷機構手段に出力する転送速度との比較結果を
判断する判断ステップと、外部装置より受信される画像
データをメモリに記憶する工程と、前記判断ステップに
おける判断結果において前記外部装置からの画像データ
を受信する受信速度のほうが、前記外部装置から受信し
た画像データを印刷機後部に出力する転送速度よりも速
いと判断される場合には、前記メモリに所定量の画像デ
ータが蓄積されなくとも印刷開始命令を前記印刷機構部
に対して発行する発行工程と、前記転送速度のほうが前
記受信速度よりも速いと判断される場合には、前記所定
量の画像データが前記メモリに蓄積されるまで前記印刷
開始命令を発行させないようにする工程とを有すること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によれば、画
像信号の受信速度の方が遅いときは、記録用紙のプレフ
ィードを行なって待機する。
【0011】また本実施の形態によれば、画像信号の受
信速度のほうが遅いときは、像形成部(プリンタエンジ
ン)のプレヒートを実行して待機する。
【0012】更に本実施の形態によれば、印刷速度は、
像形成部(プリンタエンジン)の性能に応じて一義的に
決定される。
【0013】また本実施の形態によれば、像形成部(プ
リンタエンジン)は電子写真方式により印刷を行う。
【0014】更に本実施の形態によれば、プレヒート
は、プリンタエンジンの定着器のプレヒートである。
【0015】また本実施の形態によれば、画像メモリに
記憶されて印刷動作が開始される際の画像信号の量は、
画像信号の受信速度と印刷速度に応じて、少なとも1頁
の印刷処理が終了する迄にデータ切れが発生しない量と
して決定される。
【0016】またこのような印刷装置(プリンタ)とし
て、ページプリンタの場合に適用するのが望ましい。
【0017】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施の形態を詳細に説明する。
【0018】<実施の形態1> [印刷装置の構成(図1)]本実施の形態を説明する前
に、本実施の形態を適用する例として、レーザビームプ
リンタの構成を図1を参照して説明する。尚、本発明を
適用する印刷装置は、本実施の形態のレーザビームプリ
ンタに限られるものではなく、例えば、インクジェット
プリンタやサーマルプリ等の他の印刷方式のプリンタで
も良い。
【0019】図1は、本実施の形態のレーザビームプリ
ンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で
ある。
【0020】図1において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されている外部機器(2(図2)のホス
トコンピュータ等)から供給される画像データ(ドット
データ)や、プリンタ・エンジンの制御情報などを入力
して記憶するとともに、それらの情報に従って記録媒体
である記録紙上に像を形成する。101は操作のための
スイッチ及びLED、表示器等が配置されている操作パ
ネル、1はLBP100全体の制御及び外部機器から供
給される画像データやプリンタ・エンジンの制御情報な
どを解析して印刷データ(画像データ)を発生する制御
部に該当する制御基板である。そして、この制御基板1
は、発生した画像データ(ドットデータ)をビデオ信号
に変換してレーザドライバ102に出力して印刷を行っ
ている。
【0021】レーザドライバ102は、ビデオ信号に従
って半導体レーザ103を駆動するための回路であり、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ103から
発射されるレーザ光104をオン・オフ切り替えする。
このレーザ光104は、回転多面鏡105で左右方向に
振られて静電ドラム106上を走査する。これにより静
電ドラム106上には、文字パターンの静電潜像が形成
される。この静電潜像は静電ドラム106周囲の現像ユ
ニット107により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート
記録紙はLBP100に装着された用紙カセット108
に収納されており、給紙ローラ109及び搬送ローラ1
10と111の回転によりLBP装置内に取り込まれ
て、静電ドラム106の位置まで供給される。
【0022】[プリンタ制御系の説明(図2)]図2は
図1で示したレーザビームプリンタの制御基板1の概略
構成を示すブロック図である。
【0023】同図において、2は、このLBP100に
画像データ(ドットデータ)やプリンタ・エンジンの制
御情報等を送信するための外部機器(ホストコンピュー
タ)を示している。6は、図1に示すような、電子写真
方式のプリエンジンを備えた印刷機構部である。
【0024】次に、この制御基板1(制御部)の構成を
説明する。
【0025】21は入力インターフェース部で、外部機
器2より画像データや各種コマンド等の情報を入力す
る。22はCPUで、ROM23に記憶されている制御
プログラムに従って制御基板1による制御を司ってい
る。ROM23は、このCPU22により実行される制
御プログラムや各種データ等を記憶している。24はR
AMで、CPU22の動作時にワークエリアとして使用
されるとともに、外部機器2から送られてきた画像デー
タを一時的に格納するための画像メモリエリアを備えて
いる。25は出力インターフェース部で、実際に印刷を
行う印刷機構部6に画像データを出力している。26は
操作パネル101との間で入出力を行うパネルインター
フェース部である。このパネルインターフェース部26
を介して、操作パネル101の表示器10、LED11
及びスイッチ12がシステムバス31に接続されてい
る。
【0026】以上のような構成を有するLBP(印刷装
置)100において、本実施の形態の制御部による処理
動作を図3及び図4を参照して説明する。
【0027】図3は、本実施の形態のLBP100の機
能構成を示す機能ブロック図で、前述の図面と共通する
部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0028】図3において、3は入力部で、入力インタ
ーフェース部21を介して外部機器2よりの画像データ
を受信して入力している。4はエンジン制御部で、外部
機器2から入力されたプリンタ・エンジンの制御情報を
解析し、実際の印刷動作を制御するためのエンジン制御
命令を発行している。5は出力部で、エンジン制御部4
から発行されたエンジン制御命令、又は画像メモリ制御
部7からの画像データをビデオ信号として印刷機構部6
へ出力している。この画像メモリ制御部7は、入力部3
から入力された画像データを画像メモリ8に記憶した
り、或は画像メモリ8に記憶されている画像データを読
み出して出力部5に出力している。9はデータ転送速度
計測部で、外部機器2から転送される画像データの転送
速度を計測している。ここで、「A」は外部機器2から
のデータ転送速度を示し、「B」は出力部5から印刷機
構部6へのビデオ信号の出力速度を表している。
【0029】図4は、本実施の形態のエンジン制御部4
における制御手順を示すフローチャートで、このプログ
ラムはROM23に記憶されており、CPU22の制御
の下に実行される。
【0030】まずステップS1で、入力部3から送られ
てくるエンジン制御命令に基づいて、外部機器2から印
刷開始命令が入力されたかどうかをみる。印刷開始命令
が入力されて検知されるとステップS2に進み、外部機
器2からの画像データを受信する受信速度「A」と、出
力部5から印刷機構部6に出力する転送速度「B」とを
比較する。ここで、転送速度「B」は、印刷機構部6の
性能により一義的に定まるものであるが、受信速度
「A」は、外部機器2の性能や、使用されるインターフ
ェースの種類、或は機器2の状態等に応じて異なり、常
に一定ではない。
【0031】従って例えば、この外部機器2及びLBP
100を含む印刷システムの立ち上げ(電源オン)時
に、外部機器2からLBP100にダミーデータを転送
し、LBP100に設けられたデータ転送速度計測部9
で、この時のデータ転送速度「A」を計測し、その測定
した値を受信速度「A」として用いる。但し、このデー
タ転送速度「A」の求め方はこれに限ったものではな
く、通常の印刷データの受信時に、適当なタイミングで
行なっても良く、或は印刷動作に先立って行なっても良
い。尚、このデータ転送速度計測部9における計測処理
は、例えば1バイト単位のデータを受信する時間間隔、
或は所定量のデータを受信するのに要する時間に基づい
て決定されても良い。
【0032】ステップS2における比較の結果、速度
「A」の方が速い場合はステップS5に進み、印刷開始
命令(プリント信号)を印刷機構部6に発行する。そし
てステップS6において、入力部3から入力される画像
データをビデオ信号に変換して出力することにより印刷
を実行する。
【0033】一方、ステップS2の判定で速度「B」の
方が速い場合は、直ちに印刷を開始してしまうと、印刷
機構部6へのビデオ信号の供給が間に合わなくなり、印
刷処理は失敗してしまう。そこで、このような場合はス
テップS3に進み、直に印刷開始命令は発行せず、その
代わりにプレフィード命令を印刷機構部6に発行してお
く。このプレフィード命令に従って、印刷機構部6は用
紙カセット108に収容されている用紙の一番上の用紙
を、給紙ローラ109及び搬送ローラ110の回転によ
りLBP100内に取り込んで、静電ドラム106の近
傍位置まで搬送して待機させる。
【0034】そしてステップS4で、入力部3を介して
入力された画像データを画像メモリ8に順次蓄積してお
き、その画像メモリ8に所定量の画像データが蓄積され
たかどうかを判断する。こうして画像メモリ8に所定量
の画像データが記憶され、この状態で印刷処理を開始し
ても、印刷途中で画像データ切れにならないと判断され
るとステップS5に進む。ステップS5では、印刷機構
部6に対して印刷開始命令を発行する。そしてステップ
S6に進み、印刷機構部6にビデオ信号を出力して半導
体レーザを駆動して印刷を行う。
【0035】尚、本実施の形態において、画像メモリ8
のサイズ、印刷開始命令を発行するための条件である、
画像メモリ8への画像データの蓄積量は、印刷が正常に
実行できる程度の量であれば、いかなる量であってもよ
い。また、プレフィード命令を発行した後の印刷処理で
は、用紙が静電ドラム106の略近傍にまで到達してい
るため、印刷開始命令の発行後、ビデオ信号を出力する
までの時間をできるだけ短くするのが望ましい。
【0036】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、画像データの受信速度よりも印刷速度の方が速いと
きは、画像メモリに所定量のデータを保存して、印刷動
作を開始しても印刷途中でデータ切れにならないように
し、その画像メモリに所定量のデータが保持されるまで
待機している間に、用紙のプレフィードを実行しておく
ことにより、印刷処理の効率をより高めることができ
る。
【0037】<実施の形態2>前述の実施の形態1で
は、図4のステップS3において、印刷機構部6にプレ
フィード命令を発行して、次の印刷処理の開始までに要
する時間を短縮させていたが、この実施の形態2では、
それ以外の方法で印刷効率を高めるようにしている。
【0038】一般的に、プリンタ装置の印刷機構部(プ
リンタ・エンジン)6の中には、印刷を実行する前に定
着器(トナーを融解させて用紙に定着させる機構)の温
度をある程度まで高めておかなければならないものもあ
る(プレヒート処理)。
【0039】そこで、このようなプリンタ装置の場合に
は、前述の図4のステップS3において、プレフィード
命令を発行する代わりに、印刷機構部(プリンタ・エン
ジン)6に対してプレヒート命令を発行しておく。これ
により、画像メモリ8の所定量の画像データが格納され
て、印刷処理が可能になった時点で直ちに印刷が開始で
きるようになる。このようにして第2の実施の形態のプ
リンタ装置によれば、より印刷効率を高めることができ
るという効果がある。
【0040】尚、本発明は、ホストコンピュータ、イン
タフェース、プリンタ等の複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラ
ムを供給することによって実施される場合にも適用でき
ることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプロ
グラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することにな
る。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム
或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は装
置が、予め定められた仕方で動作する。
【0041】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0042】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0043】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0045】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0046】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、外部機器から転送される画像データの転送速度より
も印刷速度の方が速いときは、画像メモリに所定量の画
像データを蓄積してから印刷開始命令をプリンタ・エン
ジンに発行することで、印刷開始後、印刷データ切れを
起こすことなく印刷を可能にでき、また画像メモリに所
定量の画像データが蓄積される迄に、プレフィード命令
などのエンジンに対する前処理命令を発行して待機させ
ておくことにより、印刷効率をより高めることができる
という効果がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
ないメモリ容量で、かつ印刷効率の低下を最小限に抑え
ることができるという効果がある。
【0048】また本発明によれば、メモリに所定量のデ
ータが格納されて印刷可能になった状態で、直ちに印刷
動作に移行できるという効果がある。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のレーザビームプリンタ(LB
P)の内部構造を示す構造断面図である。
【図2】本実施の形態のLBPの制御基板を中心として
構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の制御部の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施の形態のLBPにおける制御処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 制御基板 2 外部機器 4 エンジン制御部 6 印刷機構部 7 画像メモリ制御部 8 画像メモリ 9 データ転送速度計測部 22 CPU 23 ROM 24 RAM 100 レーザビームプリンタ(LBP) 101 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 29/38 G06F 3/12 H04N 1/21

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号に応じたレーザ光により静電
    ドラム上に静電潜像を形成し、現像ユニットにより現像
    し、記録紙に転写することにより印刷を行う印刷機構手
    段と、外部装置より送信されてくるダミーデータに基づき受信
    速度を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測された受信速度と、前記画像デ
    ータを前記印刷機構手段に出力する転送速度との比較結
    果を判断する判断手段と、 画像メモリに所定量の画像データが蓄積されたか否かに
    応じて印刷開始命令を前記印刷機構手段に発行し画像デ
    ータをビデオ信号に変換して出力する第1処理、及び、
    前記画像メモリに前記所定量の画像データが蓄積された
    か否かに拘わらず前記印刷開始命令を前記印刷機構手段
    に発行し画像データをビデオ信号に変換して出力する第
    2処理とを、前記判断手段の判断結果に応じて選択的に
    実行するエンジン制御手段と、を有することを特徴とす
    るレーザービームプリンタ。
  2. 【請求項2】 外部装置より供給される画像データを記
    憶する記憶手段と、 前記外部装置からの画像データを受信する受信速度のほ
    うが、前記外部装置から受信した画像データを前記印刷
    機構手段に出力する転送速度よりも速いと判断される場
    合には、前記記憶手段に前記所定量の画像データが記憶
    されなくとも前記印刷開始命令を前記印刷機構手段に対
    して発行する発行手段と、 前記転送速度のほうが前記受信速度よりも速いと判断さ
    れる場合には前記所定量の画像データが蓄積されるまで
    前記発行手段による前記印刷開始命令を発行させないよ
    うにする手段とを更に有することを特徴とする請求項1
    に記載のレーザービームプリンタ。
  3. 【請求項3】 外部装置より送信されてくるダミーデー
    タに基づき受信速度を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測された受信速度と、前記画像デ
    ータを前記印刷機構手段に出力する転送速度との比較結
    果を判断する判断手段と、 外部装置より受信される画像データを記憶する記憶手段
    と、前記判断手段の判断結果により 前記外部装置からの画像
    データを受信する受信速度のほうが、前記外部装置から
    受信した画像データを印刷機後部に出力する転送速度よ
    りも速いと判断される場合には、前記記憶手段に所定量
    の画像データが蓄積されなくとも印刷開始命令を前記印
    刷機構部に対して発行する発行手段と、 前記転送速度のほうが前記受信速度よりも速いと判断さ
    れる場合には、前記所定量の画像データが蓄積されるま
    で前記発行手段により前記印刷開始命令を発行させない
    ようにする手段と、を有することを特徴とする印刷制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データをビデオ信号に変換する
    変換手段と、 前記発行手段による前記印刷開始命令の発行に応じて、
    前記変換手段により変換されたビデオ信号を前記印刷機
    構部に出力する出力手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項に記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 ビデオ信号に応じたレーザ光により静電
    ドラム上に静電潜像を形成し、現像ユニットにより現像
    し、記録紙に転写することにより印刷を行う印刷機構部
    を制御する印刷制御方法であって、外部装置より送信されてくるダミーデータに基づき受信
    速度を計測する計測ステップと、 前記計測ステップにおいて計測された受信速度と、前記
    画像データを印刷機構部に出力する転送速度との比較結
    果を判断する判断ステップと、 画像メモリに所定量の画像データが蓄積されたか否かに
    応じて印刷開始命令を前記印刷機構部に発行し、画像デ
    ータをビデオ信号に変換して出力する第1処理、及び、
    前記画像メモリに前記所定量の画像データが蓄積された
    か否かに拘わらず前記印刷開始命令を前記印刷機構部に
    対して発行させ画像データをビデオ信号に変換して出力
    させる第2処理とを、前記判断ステップにおける判断結
    果に応じて選択的に実行する制御工程を有することを特
    徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 外部装置より送信されてくるダミーデー
    タに基づき受信速度を計測する計測ステップと、 前記計測ステップにおいて計測された受信速度と、前記
    画像データを前記印刷機構手段に出力する転送速度との
    比較結果を判断する判断ステップと、 外部装置より受信される画像データをメモリに記憶する
    工程と、前記判断ステップにおける判断結果において 前記外部装
    置からの画像データを受信する受信速度のほうが、前記
    外部装置から受信した画像データを印刷機後部に出力す
    る転送速度よりも速いと判断される場合には、前記メモ
    リに所定量の画像データが蓄積されなくとも印刷開始命
    令を前記印刷機構部に対して発行する発行工程と、 前記転送速度のほうが前記受信速度よりも速いと判断さ
    れる場合には、前記所定量の画像データが前記メモリに
    蓄積されるまで前記印刷開始命令を発行させないように
    する工程と、を有することを特徴とする印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記画像データをビデオ信号に変換する
    変換工程と、 前記発行工程での前記印刷開始命令の発行に応じて、前
    記変換工程により変換されたビデオ信号を前記印刷機構
    部に出力する出力工程とを更に有することを特徴とする
    請求項に記載の印刷制御方法。
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