JP3377292B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP3377292B2
JP3377292B2 JP09306094A JP9306094A JP3377292B2 JP 3377292 B2 JP3377292 B2 JP 3377292B2 JP 09306094 A JP09306094 A JP 09306094A JP 9306094 A JP9306094 A JP 9306094A JP 3377292 B2 JP3377292 B2 JP 3377292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ作成装置から送
信した画像データをプリンタ本体の受信データバッファ
で受信して印字する印字装置に関し、特にその受信デー
タバッファの画像データの中間バッファへの転送速度を
向上するようにしたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高速印字が可能なレーザプリンタ
などにおいては、ホストコンピュータやパーソナルコン
ピュータなどのデータ作成装置から送信された文書デー
タや画像データなどの印字データを受信データバッファ
で一旦受信し、この受信データバッファの印字データを
1頁分に亙って格納する格納メモリである中間バッファ
に転送しておき、この中間バッファから読出した印字デ
ータについて印字可能なビットイメージデータに展開す
る一方、その展開されたビットイメージデータを印字デ
ータバッファに格納し、その印字データバッファから1
ラスター分に対応する1ドットライン毎のビットイメー
ジデータを順次読出して、レーザ方式などの印字機構に
より文字や画像を印字媒体に印字するようになっいてい
る。
【0003】ところで、外部機器から送信される印字デ
ータとして、画像データの場合には、一般的に、画像デ
ータの種類を指示する制御コードや画像データのデータ
量(バイト数)などの複数の制御コードからなる制御コ
ード群に画像データを後続させて、レーザ方式による印
字の1ラスター毎に印字データとしてプリンタ本体に送
信され、その印字データが受信データバッファに1ラス
ター分ずつ順次連続的に格納される。即ち、各ラスター
の印字データに含まれるラスター画像データは、それ以
前の印字データの総データ量つまり総バイト数に応じ
て、受信データバッファの奇数アドレス以降、或いは偶
数アドレス以降に夫々格納される。そして、受信データ
バッファに格納された複数ラスター分の印字データのう
ち、ラスター画像データだけが中間バッファに転送され
る。
【0004】ここで、プリンタ本体を制御する制御装置
に、16ビットのCPU(中央演算装置)が設けられて
いるときには、この16ビットCPUの動作特性によ
り、データ転送については、転送元メモリの偶数アドレ
ス以降に格納された転送用データを転送先メモリの偶数
アドレス以降の各アドレスに転送する場合に限って、偶
数アドレスの1バイトデータとその次の奇数アドレスの
1バイトデータとを対にして、最大16ビット単位つま
り1ワード単位で高速転送可能になっている。また、転
送元メモリの奇数アドレス以降に格納された転送用デー
タを転送先メモリの奇数アドレス以降の各アドレスに転
送する場合には、先ず転送元の奇数アドレスの1バイト
分のデータを先に転送しておき、それ以降においては、
1ワード単位で高速転送可能になっている。
【0005】そこで、前記中間バッファには、各ラスタ
ー毎のラスター画像データを夫々格納する複数のラスタ
ー画像データバッファが設けられるとともに、各ラスタ
ー画像データバッファの先頭アドレスが偶数アドレスに
夫々設定されている。そして、受信データバッファに格
納された複数ラスター分の各々の印字データのうちのラ
スター画像データだけを対応するラスター画像データバ
ッファに夫々転送する場合、前述した16ビットCPU
の動作特性により、ラスター画像データが受信データバ
ッファの偶数アドレス以降に格納されているときには、
1ワード単位でラスター画像データバッファに高速転送
されるが、ラスター画像データが受信データバッファの
奇数アドレス以降に格納されているときには、高速転送
する転送条件が成立しないことから、1バイト単位でラ
スター画像データバッファに転送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、レー
ザプリンタなどのプリンタ本体において、その制御装置
に16ビットのCPUが設けられている場合には、転送
元の受信データバッファから転送先のラスター画像デー
タバッファに1ワード毎の高速データ転送が可能である
が、ラスター画像データが受信データバッファの奇数ア
ドレス以降に格納されているときには、高速転送する転
送条件が成立しないことから、1バイト単位でラスター
画像データバッファに転送されることになり、データ転
送速度が低速となり、印字処理能率が低下するという問
題がある。
【0007】そこで、中間バッファに設けられた複数の
ラスター画像データバッファの先頭アドレスを奇数アド
レスに夫々設定する場合、ラスター画像データが受信デ
ータバッファの奇数アドレス以降に格納されているとき
には、高速でデータ転送が可能であるが、ラスター画像
データが受信データバッファの偶数アドレス以降に格納
されているときには、16ビットCPUの動作特性によ
り、「アドレスエラー」が発生し、データ転送が中止さ
れるという問題がある。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、送信された印字データを格納し
た受信データバッファの画像データを中間バッファへ転
送するデータ転送速度を高速化し、印字処理能率の向上
を図れるような印字装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の印字装置は、印字データを作成する外部
のデータ作成装置に付随させて設けられ、複数の制御コ
ードと画像データとを夫々含む複数ラスター分の印字デ
ータを送信する画像データ送信手段と、画像データ送信
手段から受信した印字データを格納する受信データバッ
ファと、印字データを受信データバッファに書込む書込
みアドレスを指示する書込みアドレスポインタと、この
受信データバッファから転送される各ラスター毎のラス
ター画像データを格納するラスター画像データバッファ
であって、先頭アドレスが偶数アドレスに設定されたラ
スター画像データバッファを有する中間バッファと、こ
の中間バッファから受ける画像データをデコードしたド
ットイメージデータを格納する印字イメージバッファ
と、この印字イメージバッファからドットイメージデー
タを受けて印字媒体に印字する印字手段とを備えたプリ
ンタ本体と、を備えた印字装置であり、前記画像データ
送信手段に、各ラスター毎に印字データのコード数を計
数することにより、各ラスター画像データの先頭画像デ
ータが受信バッファの偶数アドレスに格納されるか否か
判定する判定手段と、判定手段の判定結果を受け、先頭
画像データが受信バッファの奇数アドレスに格納される
ときには、その奇数アドレスの次の偶数アドレスに格納
されるように、印字に影響を与えないコードデータを付
加して格納アドレスを調節するアドレス調節手段とを備
え、前記プリンタ本体に、印字データが受信されないア
イドリング状態のときに、書込みアドレスポインタの書
込み先頭アドレスを偶数に設定するように初期化する書
込みアドレス初期化手段を備えたものである。
【0010】また、請求項2の印字装置は、印字データ
を作成する外部のデータ作成装置に付随させて設けら
れ、複数の制御コードと画像データとを夫々含む複数ラ
スター分の印字データを送信する画像データ送信手段
と、画像データ送信手段から受信した印字データを格納
する受信データバッファと、印字データを受信データバ
ッファに書込む書込みアドレスを指示する書込みアドレ
スポインタと、この受信データバッファから転送される
各ラスター毎のラスター画像データを格納するラスター
画像データバッファであって、先頭アドレスが奇数アド
レスに設定されたラスター画像データバッファを有する
中間バッファと、この中間バッファから受ける画像デー
タをデコードしたドットイメージデータを格納する印字
イメージバッファと、この印字イメージバッファからド
ットイメージデータを受けて印字媒体に印字する印字手
段とを備えたプリンタ本体と、を備えた印字装置であっ
て、前記画像データ送信手段に、各ラスター毎に印字デ
ータのコード数を計数することにより、各ラスター画像
データの先頭画像データが受信バッファの奇数アドレス
に格納されるか否か判定する判定手段と、判定手段の判
定結果を受け、先頭画像データが受信バッファの偶数ア
ドレスに格納されるときには、その偶数アドレスの次の
奇数アドレスに格納されるように、印字に影響を与えな
いコードデータを付加して格納アドレスを調節するアド
レス調節手段とを備え、前記プリンタ本体に、印字デー
タが受信されないアイドリング状態のときに、書込みア
ドレスポインタの書込み先頭アドレスを奇数に設定する
ように初期化する書込みアドレス初期化手段を備えたも
のである。
【0011】ここで、前記書込みアドレス初期化手段
は、印字データが受信されないアイドリング状態を計時
し、そのアイドリング時間が所定時間に達した時に待機
状態を判定するようにした構成(請求項1又は請求項2
に従属の請求項3)、等の種々の態様に構成することが
できる。
【0012】
【作用】上記構成を有する請求項1の印字装置において
は、印字データを作成する外部のデータ作成装置に付随
させ設けられた画像データ送信手段により、複数の制御
コードと画像データとを夫々含む複数ラスター分の印字
データを送信する際に、判定手段は、各ラスター毎に印
字データのコード数を計数することにより、各ラスター
画像データの先頭画像データが受信バッファの偶数アド
レスに格納されるか否か判定する。ここで、この送信す
る印字データのコード数を計数した計数値の偶数又は奇
数は、プリンタ本体の受信データバッファの格納アドレ
スの偶数又は奇数に対応している。そして、アドレス調
節手段は、判定手段の判定結果を受け、先頭画像データ
が受信バッファの奇数アドレスに格納されるときには、
その奇数アドレスの次の偶数アドレスに格納されるよう
に、印字に影響を与えないコードデータを付加して格納
アドレスが調節された後、ラスター毎の印字データが順
次送信される。
【0013】一方、プリンタ本体に設けられた書込みア
ドレス初期化手段は、印字データが受信されないアイド
リング状態のときに、印字データを受信データバッファ
に書込む書込みアドレスを指示する書込みアドレスポイ
ンタの書込み先頭アドレスを偶数に設定するように初期
化する。そして、プリンタ本体において、画像データ送
信手段から受信した印字データは、書込みアドレスポイ
ンタで指示された受信データバッファの書込みアドレス
に順次書込まれる。その結果、前述したように、送信元
において、各ラスター画像データの先頭画像データは受
信バッファの偶数アドレスに格納されるように格納アド
レスが調節されているので、その先頭画像データは受信
バッファの偶数アドレスに必ず書込まれる。
【0014】その後、その受信データバッファの各ラス
ター画像データを中間バッファに設けられた対応するラ
スター画像データバッファに夫々転送されるときに、各
ラスター画像データバッファの先頭アドレスが偶数アド
レスに夫々設定されているので、このデータ転送制御に
16ビットのCPU(中央演算装置)が介在するときに
は、このCPUの動作特性により、ラスター画像データ
が受信データバッファの偶数アドレス以降に格納されて
いることから、ラスター画像データを1ワード単位でラ
スター画像データバッファに高速データ転送される。
【0015】このように、プリンタ本体において、印字
データが受信されないアイドリング状態のときに、書込
みアドレスポインタの書込み先頭アドレスを偶数に設定
するとともに、この偶数アドレスから格納する印字デー
タのコード数を順次計数して、送信する各ラスター画像
データの先頭画像データが受信データバッファの奇数ア
ドレスに格納されるときには、印字に影響を与えないコ
ードデータを付加して格納アドレスが偶数となるように
調節されるので、受信した印字データのうちのラスター
画像データは常に偶数アドレス以降の各アドレスに格納
される。更に、中間バッファの各ラスター画像データバ
ッファの先頭アドレスは偶数アドレスに夫々設定されて
いることから、受信データバッファのラスター画像デー
タをそのラスター画像データバッファに1ワード単位で
高速データ転送が可能になり、データ転送速度を高速化
し、印字処理能率の向上を図れる。
【0016】また、上記構成を有する請求項2の印字装
置においては、前記請求項1の構成において、偶数アド
レスを奇数アドレスに変更して設定したので、受信した
ラスター画像データは受信データバッファの奇数アドレ
ス以降の各アドレスに格納され、しかも中間バッファの
各ラスター画像データバッファの先頭アドレスは奇数ア
ドレスに夫々設定されていることから、受信データバッ
ファのラスター画像データの最初の1バイトだけを先に
転送した後、残りのラスター画像データを同様に1ワー
ド単位で高速データ転送が可能になり、データ転送速度
を高速化し、印字処理能率の向上を図れる。
【0017】更に、上記構成を有する請求項3の印字装
置においては、前記書込みアドレス初期化手段は、印字
データが受信されないアイドリング時間が所定時間に達
した時にアイドリング状態を判定するので、印字データ
が受信されないアイドリング状態を確実に判定すること
ができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基い
て説明する。本実施例は、印字データを作成する外部の
パーソナルコンピュータ(データ作成装置に相当する)
から送信された印字データをレーザプリンタ(レーザフ
ァクシミリ装置)の受信データバッファで受信して格納
し、その印字データをプリントする印字装置に本発明を
適用した場合のものである。先ず、パーソナルコンピュ
ータPCについて簡単に説明すると、図1に示すよう
に、文字や画像を表示可能なCRTディスプレイ2と、
キーボード3と、座標入力装置(マウス)4と、制御本
体部5とを基本的に備えており、この制御本体部5とレ
ーザプリンタLPとは、通信用ケーブルL(図3参照)
を介して接続され、パーソナルコンピュータPCで作成
した印字データをレーザプリンタLPにデータ送信可能
になっている。
【0019】次に、パーソナルコンピュータPCの制御
系について、図3のブロック図に基いて簡単に説明す
る。キーボード(K/B)3と、CRTディスプレイ
(CRTD)2に表示データを出力するCRTディスプ
レイコントローラ(CRTC)51と、制御本体部5に
設けられたフロッピーディスクドライブ(FDD)52
を駆動制御する為のフロッピーディスクドライブコント
ローラ(FDC)53と、座標入力装置4とは、制御本
体部5に設けられた制御装置50の入出力インターフェ
ース(入出力I/F)54に夫々接続されている。
【0020】制御装置50は、CPU55と、このCP
U55にデータバスなどのバスで接続された入出力イン
ターフェース54と、ハードディスクを備えたハードデ
ィスクドライブ装置(HDD)56を駆動するハードデ
ィスクドライブコントローラ(HDC)57と、通信用
インターフェース(通信用I/F)58と、RAM59
とから基本的に構成されている。そのハードディスクに
は、コンピュータとして機能させる為の各種の制御プロ
グラム、送信する印字データの印字制御言語(データ送
信の命令体系)であるPCLのプリンタドライバ、通信
用インターフェース58を介して印字データをレーザプ
リンタLPに送信する為の後述する印字データ送信処理
制御の制御プログラムなどが格納されている。
【0021】ここで、これら通信用インターフェース5
8や送信制御プログラムは、パーソナルコンピュータP
Cに付随させて設けられた画像データ送信手段に相当
し、印字装置は、これらインターフェース58や送信制
御プログラムと、レーザプリンタLPとで構成されてい
る。
【0022】次に、レーザプリンタ(プリンタ本体に相
当する)LPに設けられた印字機構(印字手段に相当す
る)PMについて、図2に基いて簡単に説明する。レー
ザプリンタLPには、レーザスキャナ装置10と、プロ
セスカートリッジ20と、転写帯電器や除電針などを備
えた転写・分離装置25と、加熱ローラ31と加圧ロー
ラ32などを備えた定着装置30と、給紙ローラ36、
レジストローラ37、搬送ローラ38及び排紙ローラ3
9などを備えた搬送装置35などで構成されている。
【0023】レーザスキャナ装置10には、半導体レー
ザ11と、6面体ミラー12と、結像レンズ13と、反
射ミラー14及び合成樹脂製のレンズ部材15などが設
けられている。プロセスカートリッジ20の内部には、
感光ドラム21、1次帯電器22、現像シリンダ23及
び露光ランプ24などが組込まれている。そして、半導
体レーザ11から出射して6面体ミラー12に入射した
レーザ光LBは、一定の高速度で回転する6面体ミラー
12のミラー面毎に所定角度偏向されることにより所定
角度範囲に亙って主走査され、結像レンズ13を経て反
射ミラー14で下方に反射され、レンズ部材15を経て
回転する感光ドラム21上に照射されて、静電潜像が形
成される。
【0024】感光ドラム21上に形成された静電潜像
は、現像シリンダ23から供給されるトナーにより現像
され、この可視像は、給紙カセットFCから搬送装置3
5で搬送される記録用紙Pに転写されて印字され、この
印字された記録用紙Pは、その後定着装置30を経て、
これら両ローラ38・39により排紙トレーDT上に搬
送される。
【0025】次に、レーザプリンタLPの制御系につい
て、図3のブロック図に基づいて説明するが、この制御
系は基本的には一般的なレーザプリンタの制御系と同様
なので簡単に説明するものとする。このレーザプリンタ
LPのビデオコントローラ70は、16ビットのCPU
71と、種々の制御プログラムが格納されたROM72
と、パーソナルコンピュータPCから送信された印字デ
ータを受けて格納する受信データバッファ82などの各
種メモリが設けられたRAM80と、受信した印字デー
タを受信データバッファに書き込み/読出すタイミング
の為のタイミング信号を発生するタイミング制御回路
(TC)73と、通信用ケーブルLを介してパーソナル
コンピュータPCから送信される印字データを受信する
通信用インターフェース(通信用・I/F)74と、4
Kバイトの2つのスキャンバッファを有しビットイメー
ジデータに変換された印刷情報を順次DCコントローラ
79へ出力するビデオインターフェース(V・I/F)
75と、操作パネル76からの信号を受けるパネルイン
ターフェース(P・I/F)77とを備えており、これ
らはデータバスなどのバス78を介してCPU71に夫
々接続されている。
【0026】ここで、印字機構PMには、前述したよう
に、レーザスキャナ装置10、プロセスカートリッジ2
0、転写・分離装置25、定着装置30、搬送装置35
が設けられる上、感光ドラム21や搬送装置35を駆動
する為のメインモータ、加熱ローラ31の為の定着ヒー
タ、その他の電装品回路などが設けられており、前記D
Cコントローラ回路79は、これらメインモータ、定着
ヒータ及び各種電装品回路に加えて、半導体レーザ1
1、6面体ミラー12を駆動するスキャナモータを駆動
制御するように構成されている。
【0027】前記ROM72には、通常のレーザファク
シミリ装置に設けられている種々の制御プログラムに加
えて、文字や記号などの多数のキャラクタに関する印字
用ドットパターンデータを格納したフォントメモリ、R
AM80に設けられた各メモリ81〜86のメモリ容量
及び先頭アドレスを管理するメモリ管理プログラム、受
信した印字データの印字制御言語「PCL」を解読処理
する為の印字制御言語インタプリタが予め格納されてい
る。
【0028】前記RAM80には、図4に示すように、
所定容量の制御用のメモリ81と、パーソナルコンピュ
ータPCから受信した印字データを一時的に格納する受
信データバッファ82と、その受信データバッファ82
から受けた1頁分の圧縮された印字データを格納する中
間バッファ83と、パーソナルコンピュータPCから送
信されたフォントデータを受信して格納するロードフォ
ントメモリ84と、ROM72のフォントメモリから受
けたフォントデータ、或いはロードフォントメモリ84
からのフォントデータを変形させて作成した作り出しフ
ォントデータを格納する作り出しフォントメモリ85
と、所定容量の印字イメージバッファ86とが設けられ
ている。ここで、その制御用メモリ81には、CPU7
1で演算した演算結果を一時的に格納する各種のポイン
タやバッファなどが設けられている。
【0029】即ち、RAM80の先頭アドレスA000から
所定容量の制御用メモリ81が設けられ、偶数アドレス
B000から所定容量の受信データバッファ82が設けられ
るとともに、アドレスC000から末尾アドレスZ000に亙っ
て、これら中間バッファ83、ロードフォントメモリ8
4、作り出しフォントメモリ85及び印字イメージバッ
ファ86とが、夫々隣接状態で共存して設けられてい
る。
【0030】次に、前記中間バッファ83について図9
に基いて簡単に説明する。中間バッファ83は、受信デ
ータバッファ82から受けた1頁分の圧縮された画像デ
ータを各ラスター分ずつ格納する為のものであり、第1
ラスター画像データバッファ83a、第1ラスター画像
データバッファ83b、・・・・第3500ラスター画
像データバッファからなる3500ラスター分のラスタ
ー画像データバッファが設けられている。そして、各ラ
スター画像データバッファは約320バイト分のバッフ
ァ容量が設けられている。ここで、各ラスター画像デー
タバッファは、メモリ管理プログラムなどによるリンク
処理制御により、その先頭アドレスが偶数に設定されて
いる。即ち、第1ラスター画像データバッファ83aの
先頭アドレスは偶数のC000に設定され、第2ラスター画
像データバッファ83bの先頭アドレスは偶数のC100に
設定されている。
【0031】次に、レーザプリンタLPのビデオコント
ローラ70で行なわれる印字データ受信時の割込み処理
制御のルーチンについて、図5のフローチャートに基い
て説明する。尚、図中Si(i=10、11、12、・
・・)は各ステップを示すものである。パーソナルコン
ピュータPCから通信用ケーブルLを介して送信される
各種データや1ラスター分の印字データを通信用インタ
ーフェース74で受信する毎に、CPU71に対する割
込みによりこの制御が開始され、先ず制御用メモリ81
に設けられたタイマーカウンタのカウント値TCが
「0」にリセットされ(S10)、受信した各種データや
1ラスター分の印字データが、書込みアドレスポインタ
値WPで指示する受信データバッファ82のアドレス以
降に書込まれ(S11)、書込みアドレスポインタ値WP
が、この受信したデータの総バイト数α分だけインクリ
メントされ(S12)、この割込み処理を終了して、メイ
ンルーチンにリターンする。
【0032】ところで、受信データの有無に拘わらず、
送信データを受信しない所謂アイドリング状態を常に判
定する為に、ビデオコントローラ70に設けられたソフ
トタイマーにより、アイドリング状態判定用割込み処理
が、約50msec毎のCPU71に対する割込みにより実行
され、次にこのアイドリング状態判定用割込み処理のル
ーチンについて、図6のフローチャートに基いて説明す
る。この制御が開始されたときに、前記タイマーカウン
ト値TCが読込まれて、このタイマーカウント値TCが
「100」でないときには(S20:No)、このタイマー
カウント値TCが1つインクリメントされ(S21)、更
にその結果タイマーカウント値TCが「100」でない
とき、つまりタイマーカウント値TCが「100」より
も小さいときには(S22:No)、この割込み制御を終
了して、メインルーチンにリターンする。
【0033】しかし、タイマーカウント値TCが1つイ
ンクリメントされた結果、そのタイマーカウント値TC
が「100」のとき、つまり送信データが受信されない
アイドリング時間が約5秒間に達したアイドリング状態
のときには(S22:Yes )、前記書込みアドレスポイン
タ値WPと、受信データバッファ82に格納された印字
データを読出す読込みアドレスポインタ値RPとに、受
信データバッファ82の先頭アドレスB000(図9参
照)、つまり偶数アドレスが夫々セットされ(S23)、
この割込み制御を終了して、メインルーチンにリターン
する。ここで、この割込み制御が開始されたときに、タ
イマーカウント値TCが「100」のときには(S20:
Yes )、直ぐにこの割込み制御を終了する。
【0034】次に、パーソナルコンピュータPCの制御
装置50で行なわれる印字データ送信制御のルーチンに
ついて、図7〜図8のフローチャートに基いて説明す
る。尚、図中Si(i=30、31、32、・・・)は
各ステップを示す。但し、このデータ送信制御は、キー
ボード3の送信キーが操作されて、PCLプリンタドラ
イバにより作成された印字データを送信するものとし、
更に送信すべき画像データは前記フロッピーディスクド
ライブに装着されたフロッピーディスクなどに予め格納
されているものとする。
【0035】この制御が開始されると、先ずRAM59
に設けられたデータカウンタのカウント値DCに初期値
として偶数である「0」がセットされる(S30)。即
ち、レーザプリンタLPにおいて、前述したアイドリン
グ状態が判定された後、パーソナルコンピュータPCか
らレーザプリンタLPにデータを送信するときには、前
記S23において、書込みアドレスポインタ値WPと読込
みアドレスポインタ値RPとに、受信データバッファ8
2の先頭の偶数アドレスB000が夫々セットされているの
で、データカウント値DCの初期値「0」である偶数と
書込みアドレスポインタ値WPである「B000」の偶数と
が対応している。
【0036】次に、印字処理の開始に際して必要な初期
設定データ、例えば、レーザプリンタLPの印字機構P
Mを初期化する為の初期設定データが送信され(S3
1)、この送信した初期設定データのバイト数B1がデ
ータカウント値DCに加算される(S32)。次に、送信
すべき1ラスター分のラスター画像データが作成され
(S33)、このラスター画像データの印字に際して印字
位置指定データが必要なときには(S34:Yes )、その
印字位置指定データを作成して送信され(S35)、この
送信した印字位置指定データのバイト数B2がデータカ
ウント値DCに更に加算される(S36)。
【0037】次に、作成されたラスター画像データを印
字データとして送信する印字データ送信処理制御(図8
参照)が実行される(S37)。この制御が開始される
と、先ずラスター画像データをPCLの印字制御言語で
送信する為に、3つの制御コード「ESC 」、「*」、
「b」が順次送信される(S50)。そして、そのラスタ
ー画像データのバイト数BGが演算され(S51)、デー
タカウント値DCには、そのラスター画像データのバイ
ト数BGに対応するバイト数の桁数Bgバイトに加え
て、既に送信した3つの制御コード「ESC 」、「*」、
「b」とこれから送信する制御コード「W」とからなる
「4バイト」とが加算される(S52)。
【0038】即ち、図9に示すように、例えば、「10
バイト」の初期設定データと、「5バイト」の印字位置
指定データと、3つの制御コード「ESC 」、「*」、
「b」が順次送信されているので、印字データ受信時の
割込み処理により、受信データバッファ82には、これ
らの送信データは送信された順序で1バイト毎に格納さ
れており、書込みアドレスポインタ値WPは、偶数アド
レスB018を指示している。そして、更に第1ラスター画
像データのバイト数BG「56バイト」に対応するバイ
ト数の桁数Bgの「2バイト」と制御コード「W」の
「1バイト」とが格納されたときを想定すると、書込み
アドレスポインタ値WPは奇数アドレスB01Bを指示する
とともに、データカウント値DCは、初期設定データの
「10バイト」と、印字位置指定データの「5バイト」
と、3つの制御コード「ESC 」、「*」、「b」の「3
バイト」と、これから送信するバイト数の桁数Bgの
「2バイト」と制御コードWの「1バイト」とを加算し
た結果、「21バイト」で奇数になっている。
【0039】そして、データカウント値DCが奇数のと
きには(S53:No)、アドレス調節用の「0」のコード
データが送信され(S54)、更にラスター画像データの
バイト数データBGと制御コード「W」とが夫々順次送
信され(S55)、最後にラスター画像データが送信され
(S56)、データカウント値DCには、そのラスター画
像データのバイト数BGが加算され(S57)、この制御
を終了して、印字データ送信制御のS38にリターンす
る。例えば、図9に示すように、受信データバッファ8
2には、その後受信した「1バイト」のコードデータ
「0」と、「2バイト」のバイト数BG「56」と、
「56バイト」のラスター画像データが格納され、書込
みアドレスポインタ値WPは偶数アドレスB024を指示す
るとともに、データカウント値DCは「80バイト」で
偶数になっている。即ち、アドレス調節用の「0」のコ
ードデータが付加される所定の制御コードは、この場
合、ラスター画像データのバイト数BGである。
【0040】その後、「21バイト」の第2ラスター画
像データを含む1ラスター分の印字データが送信された
場合には、受信データバッファ82には、その偶数アド
レスB024から、制御コード「ESC 」、「*」、「b」に
加えて、「2バイト」のバイト数BG「21」と「1バ
イト」の制御コードWとが順次格納され、偶数アドレス
B02Aから第2ラスター画像データが格納される。即ち、
この場合、第2ラスター画像データの先頭データが格納
されるアドレスに対応するデータカウント値DCは「8
6」で偶数なので、アドレス調節用の「0」のコードデ
ータは送信されていない。
【0041】次に、印字データ送信制御において、送信
すべき印字データが有るときには(S38:Yes )、前記
S33に戻る。そして、S33〜S38が繰り返して実行さ
れ、印字データの全てを送信完了したときには(S38:
No)、印字した最終の記録用紙Pを排出させるなどの印
字終了データが送信され(S39)、この制御を終了し
て、メインルーチンにリターンする。
【0042】そして、図示しないデータ転送制御によ
り、図9に示すように、受信データバッファ82に格納
された各ラスター毎の印字データのうち、ラスター画像
データだけを夫々対応するラスター画像データバッファ
83a、83b、83c、83d、・・・・に転送する
場合、各ラスター画像データが転送元の受信データバッ
ファ82の偶数アドレス以降に格納されているととも
に、転送先の各ラスター画像データバッファ83a、8
3b、・・・の偶数アドレス以降の各アドレスに格納す
るので、16ビットのCPU71の動作特性により、1
ワード単位で高速転送することになる。
【0043】即ち、偶数アドレスB01C以降に格納された
56バイトからなる第1ラスター画像データは、先ず読
込みアドレスポインタを介して、先頭の偶数アドレスB0
1Cとその次の奇数アドレスB01Dとの対からなる1ワード
分の画像データが読出されて、対応するラスター画像デ
ータバッファ83aの偶数アドレスC000とその次の奇数
アドレスC001とに高速でデータ転送して格納される。次
に、偶数アドレスB01Eとその次の奇数アドレスB01Fとの
対からなる1ワード分の画像データが対応するラスター
画像データバッファ83aの偶数アドレスC002とその次
の奇数アドレスC003とに高速データ転送して格納され
る。
【0044】更に、偶数アドレスB02A以降に格納された
21バイトからなる第2ラスター画像データは、先ず先
頭の偶数アドレスB02Aとその次の奇数アドレスB02Bとの
対からなる1ワード分の画像データが対応するラスター
画像データバッファ83bの偶数アドレスC100とその次
の奇数アドレスC101とに高速転送して格納される。次
に、偶数アドレスB02Cとその次の奇数アドレスB02Dとの
対からなる1ワード分の画像データが対応するラスター
画像データバッファ83bの偶数アドレスC102とその次
の奇数アドレスC103とに高速転送して格納される。そし
て、以下同様にして、第3ラスター画像データ、第4ラ
スター画像データ・・・最終の第nラスター画像データ
まで順次1ワード分の画像データ単位で高速データ転送
される。
【0045】以上説明したように、レーザプリンタLP
において、印字データが受信されないアイドリング状態
のときに、書込みアドレスポインタWPの書込み先頭ア
ドレスを偶数に設定するとともに、この偶数アドレスか
ら格納する印字データのバイト数をデータカウンタDC
で順次計数して、送信する各ラスター画像データの先頭
画像データが受信データバッファ82の奇数アドレスに
格納されるときには、所定の制御コードであるラスター
画像データのバイト数BGの先頭部に「0」のコードデ
ータを付加して格納アドレスが偶数となるように調節さ
れるので、受信した印字データのうちのラスター画像デ
ータは常に受信データバッファ82の偶数アドレス以降
の各アドレスに格納される。更に、中間バッファ83の
各ラスター画像データバッファ83a、83b、・・・
の先頭アドレスは偶数アドレスに夫々設定されているこ
とから、受信データバッファ82のラスター画像データ
をそのラスター画像データバッファ83a、83b、・
・・に1ワード単位で高速データ転送が可能になり、デ
ータ転送速度を高速化し、印字処理能率の向上を図れる
ことができる。
【0046】また、印字データが受信されないアイドリ
ング時間が約5秒に達した時にアイドリング状態を判定
するので、印字データが受信されないアイドリング状態
を確実に判定することができる。
【0047】ここで、前記実施例を次のように構成する
ことも可能である。即ち、中間バッファ83に設けられ
た3500ラスター分のラスター画像データバッファの
各々の先頭アドレスを奇数に夫々設定するようにし、更
にパーソナルコンピュータPCから印字データ送信処理
制御により、ラスター毎の印字データを送信する際に、
データカウント値DCが偶数のときに、アドレス調節用
の「0」のコードデータを追加的に送信し、各ラスター
画像データの先頭画像データが受信データバッファ82
の奇数アドレスに格納するように構成してもよい。この
場合、各ラスター画像データが転送元の受信データバッ
ファ82の奇数アドレス以降に格納されているととも
に、転送先の各ラスター画像データバッファ83a、8
3b、・・・の奇数アドレス以降の各アドレスに格納す
るので、16ビットCPU71の動作特性により、最初
の1バイトの画像データだけ先ず転送しておき、それ以
降に後続する偶数アドレスからの一連の画像データを1
ワード単位で高速データ転送が可能になり、データ転送
速度を高速化し、印字処理能率の向上を図れる。
【0048】ところで、前記印字データ送信処理制御を
次のように部分的に変更することもあり得る。即ち、パ
ーソナルコンピュータPCから印字データ送信処理制御
により、ラスター毎の印字データを送信する際に、先ず
レーザプリンタLPに対して、現在の書込みアドレスポ
インタ値WPは偶数か奇数かの情報を送り返してもらう
為のコマンドデータを送信し、受信した偶数か奇数かの
情報と、ラスター画像データに先行して送信する制御コ
ード群(ESC 、*、b、バイト数の桁数Bg、W、)の
コード数とに基いて、ラスター画像データの先頭画像デ
ータが、偶数設定のときに奇数アドレスに格納されると
想定されるときに、アドレス調節用の「0」のコードデ
ータを追加的に送信し、或いは奇数設定のときに偶数ア
ドレスに格納されると想定されるときに、アドレス調節
用の「0」のコードデータを追加的に送信するようにし
てもよい。この場合にも、前記実施例と同様の作用及び
効果を得ることができる。
【0049】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、判定手段に相当するものは、印字データ送信制御の
特にS32、S36と印字データ送信処理制御の特にS52〜
S53、S57であり、アドレス調節手段に相当するもの
は、印字データ送信処理制御の特にS53:No、S54であ
り、書込みアドレス初期化手段に相当するものは、アイ
ドリング状態判定用割込み処理制御の特にS22:Yes 、
S23である。
【0050】尚、前記アイドリング状態判定用割込み処
理制御において、タイマーカウント値TCが「100」
に達して、アイドリング状態が判定されたときに、書込
みアドレスポインタ値WPと読出す読込みアドレスポイ
ンタ値RPとに、受信データバッファ82の先頭アドレ
ス近傍の偶数アドレスをセットするようにしてもよい。
尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施例
の各装置や手段に、既存の技術や当業者に自明の技術に
基いて種々に変更を加えることもあり得る。尚、受信デ
ータバッファや中間バッファや印字機構を備え、送信さ
れた印字データをラスター毎に印字処理するようにした
各種の印字装置に本発明を適用し得ることは勿論であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の印字装
置によれば、外部のデータ作成装置に付随して設けられ
た画像データ送信手段に、判定手段とアドレス調節手段
とを設け、またプリンタ本体に書込みアドレス初期化手
段を設け、プリンタ本体において、印字データが受信さ
れないアイドリング状態のときに、書込みアドレスポイ
ンタの書込み先頭アドレスを偶数に設定するとともに、
この偶数アドレスから格納する印字データのコード数を
順次計数して、送信する各ラスター画像データの先頭画
像データが受信データバッファの奇数アドレスに格納さ
れるときには、印字に影響を与えないコードデータを付
加して格納アドレスが偶数となるように調節されるの
で、受信した印字データのうちのラスター画像データは
常に偶数アドレス以降の各アドレスに格納される。更
に、中間バッファの各ラスター画像データバッファの先
頭アドレスは偶数アドレスに夫々設定されていることか
ら、受信データバッファのラスター画像データをそのラ
スター画像データバッファに1ワード単位で高速データ
転送が可能になり、データ転送速度を高速化し、印字処
理能率の向上を図ることができる。
【0052】また、請求項2の印字装置によれば、請求
項1において、偶数アドレスを奇数アドレスに変更して
設定し、受信したラスター画像データは受信データバッ
ファの奇数アドレス以降の各アドレスに格納され、しか
も中間バッファの各ラスター画像データバッファの先頭
アドレスは奇数アドレスに夫々設定されていることか
ら、受信データバッファのラスター画像データの最初の
1バイトだけを先に転送した後、残りのラスター画像デ
ータを同様に1ワード単位で高速データ転送が可能にな
り、データ転送速度を高速化し、印字処理能率の向上を
図ことができる。
【0053】更に、請求項3の印字装置によれば、前記
書込みアドレス初期化手段は、印字データが受信されな
いアイドリング時間が所定時間に達した時にアイドリン
グ状態を判定するので、印字データが受信されないアイ
ドリング状態を確実に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータの概略斜視図である。
【図2】レーザープリンタの概略断面図である。
【図3】パーソナルコンピュータとレーザープリンタの
制御系のブロック図である。
【図4】RAMのメモリマップを説明する図である。
【図5】印字データ受信時の割込み処理制御の概略フロ
ーチャートである。
【図6】アイドリング状態判定用割込み処理制御の概略
フローチャートである。
【図7】印字データ送信制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図8】印字データ送信処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図9】受信データバッファと中間バッファのメモリ構
造を説明する図である。
【符号の説明】
PC パーソナルコンピュータ 56 ハードディスクドライブ装置 58 通信用インターフェース LP レーザープリンタ 70 ビデオコントローラ 72 ROM 80 RAM 82 受信データバッファ 83 中間バッファ 86 印字イメージバッファ WP 書込みアドレスポインタ PM 印字機構

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを作成する外部のデータ作成
    装置に付随させて設けられ、複数の制御コードと画像デ
    ータとを夫々含む複数ラスター分の印字データを送信す
    る画像データ送信手段と、 前記画像データ送信手段から受信した印字データを格納
    する受信データバッファと、印字データを受信データバ
    ッファに書込む書込みアドレスを指示する書込みアドレ
    スポインタと、この受信データバッファから転送される
    各ラスター毎のラスター画像データを格納するラスター
    画像データバッファであって、先頭アドレスが偶数アド
    レスに設定されたラスター画像データバッファを有する
    中間バッファと、この中間バッファから受ける画像デー
    タをデコードしたドットイメージデータを格納する印字
    イメージバッファと、この印字イメージバッファからド
    ットイメージデータを受けて印字媒体に印字する印字手
    段とを備えたプリンタ本体と、を備えた印字装置におい
    て、 前記画像データ送信手段に、 各ラスター毎に印字データのコード数を計数することに
    より、各ラスター画像データの先頭画像データが受信バ
    ッファの偶数アドレスに格納されるか否か判定する判定
    手段と、 前記判定手段の判定結果を受け、前記先頭画像データが
    受信バッファの奇数アドレスに格納されるときには、そ
    の奇数アドレスの次の偶数アドレスに格納されるよう
    に、印字に影響を与えないコードデータを付加して格納
    アドレスを調節するアドレス調節手段とを備え、 前記プリンタ本体に、 印字データが受信されないアイドリング状態のときに、
    前記書込みアドレスポインタの書込み先頭アドレスを偶
    数に設定するように初期化する書込みアドレス初期化手
    段を備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 印字データを作成する外部のデータ作成
    装置に付随させて設けられ、複数の制御コードと画像デ
    ータとを夫々含む複数ラスター分の印字データを送信す
    る画像データ送信手段と、 前記画像データ送信手段から受信した印字データを格納
    する受信データバッファと、印字データを受信データバ
    ッファに書込む書込みアドレスを指示する書込みアドレ
    スポインタと、この受信データバッファから転送される
    各ラスター毎のラスター画像データを格納するラスター
    画像データバッファであって、先頭アドレスが奇数アド
    レスに設定されたラスター画像データバッファを有する
    中間バッファと、この中間バッファから受ける画像デー
    タをデコードしたドットイメージデータを格納する印字
    イメージバッファと、この印字イメージバッファからド
    ットイメージデータを受けて印字媒体に印字する印字手
    段とを備えたプリンタ本体と、を備えた印字装置におい
    て、 前記画像データ送信手段に、 各ラスター毎に印字データのコード数を計数することに
    より、各ラスター画像データの先頭画像データが受信バ
    ッファの奇数アドレスに格納されるか否か判定する判定
    手段と、 前記判定手段の判定結果を受け、前記先頭画像データが
    受信データバッファの偶数アドレスに格納されるときに
    は、その偶数アドレスの次の奇数アドレスに格納される
    ように、印字に影響を与えないコードデータを付加して
    格納アドレスを調節するアドレス調節手段とを備え、 前記プリンタ本体に、 印字データが受信されないアイドリング状態のときに、
    前記書込みアドレスポインタの書込み先頭アドレスを奇
    数に設定するように初期化する書込みアドレス初期化手
    段を備えたことを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】 前記書込みアドレス初期化手段は、印字
    データが受信されないアイドリング状態を計時し、その
    アイドリング時間が所定時間に達した時に待機状態を判
    定するように構成されたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の印字装置。
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