JP2958229B2 - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents
印刷装置及びその制御方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置及びその制御方
法、詳しくは印刷データに基づいて記録媒体上に画像を
印刷する印刷装置及びその制御方法に関するものであ
る。
法、詳しくは印刷データに基づいて記録媒体上に画像を
印刷する印刷装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタに代表され
るページプリンタが急速に普及しつつある。
るページプリンタが急速に普及しつつある。
【0003】通常、この種の装置においては、1ページ
分のビットマップメモリを備えているか、1ページ分の
数分の1のビットマップメモリを備えている。後者の方
式は、バンド(1ページのイメージを横方向に何当分か
したときの1つの帯状部分)単位に画像の記録をおこな
うことになり、メモリ容量が少なく済むのでコスト的に
有利である。
分のビットマップメモリを備えているか、1ページ分の
数分の1のビットマップメモリを備えている。後者の方
式は、バンド(1ページのイメージを横方向に何当分か
したときの1つの帯状部分)単位に画像の記録をおこな
うことになり、メモリ容量が少なく済むのでコスト的に
有利である。
【0004】一般にバンド毎に記録するには、或るバン
ドのイメージをメモリに展開した際にプリンタエンジン
にそのメモリ中のラインイメージをバッファメモリ(F
IFOメモリ)にDMA転送する。FIFOメモリに転
送された1ライン分のイメージデータは、プリンタエン
ジンの動作速度に合わせて順次読み出されてシリアルデ
ータに変換され、プリンタエンジンに出力される。
ドのイメージをメモリに展開した際にプリンタエンジン
にそのメモリ中のラインイメージをバッファメモリ(F
IFOメモリ)にDMA転送する。FIFOメモリに転
送された1ライン分のイメージデータは、プリンタエン
ジンの動作速度に合わせて順次読み出されてシリアルデ
ータに変換され、プリンタエンジンに出力される。
【0005】FIFOメモリに転送済みのビットマップ
メモリ上のライン部分は、次のバンドイメージにための
描画対象になる。
メモリ上のライン部分は、次のバンドイメージにための
描画対象になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ページプリンタの場
合、公知の如く、一旦、記録紙が感光ドラムまで搬送さ
れ、レーザビームによる走査および現像処理が開始され
ると、その動作を止めるわけにはいかない。
合、公知の如く、一旦、記録紙が感光ドラムまで搬送さ
れ、レーザビームによる走査および現像処理が開始され
ると、その動作を止めるわけにはいかない。
【0007】これは、バンド単位に画像を記録する装置
でも同様である。ここで、受信した印刷データが多量に
あって、しかもそれによる描画内容が複雑な場合を想定
してみると、途中のバンドイメージを展開処理がまだ完
了していないうちに、そのバンドイメージのFIFOへ
のDMA転送要求時期になってしまう危惧がある。
でも同様である。ここで、受信した印刷データが多量に
あって、しかもそれによる描画内容が複雑な場合を想定
してみると、途中のバンドイメージを展開処理がまだ完
了していないうちに、そのバンドイメージのFIFOへ
のDMA転送要求時期になってしまう危惧がある。
【0008】このような状態になると、もはや正常な出
力像は望めない。
力像は望めない。
【0009】従って、バンドイメージ展開に費やす時間
を多くしなければならないが、これまでのこの種の装置
では、ビットマップメモリからDMA転送でFIFOメ
モリに転送する情報量(バースト長)は固定であり、且
つ、そのタイミングも固定で行われいたので、描画処理
に割り当てられる時間が自ずと限られていた。
を多くしなければならないが、これまでのこの種の装置
では、ビットマップメモリからDMA転送でFIFOメ
モリに転送する情報量(バースト長)は固定であり、且
つ、そのタイミングも固定で行われいたので、描画処理
に割り当てられる時間が自ずと限られていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージ展開
用の画像メモリとプリンタエンジンとの間に介在するF
IFOメモリ又は記憶手段内の未転送のイメージデータ
量に従って、画像メモリからFIFOメモリ又は記憶手
段への転送に使用するDMAの優先順位を動的に変更す
ることで、他の処理、例えば画像メモリへのイメージ展
開を行う処理でバスの使用率を上げたり、逆に、プリン
タエンジンへの転送によるバスの使用率を上げることを
可能ならしめる印刷装置及びその制御方法を提供しよう
とするものである。
用の画像メモリとプリンタエンジンとの間に介在するF
IFOメモリ又は記憶手段内の未転送のイメージデータ
量に従って、画像メモリからFIFOメモリ又は記憶手
段への転送に使用するDMAの優先順位を動的に変更す
ることで、他の処理、例えば画像メモリへのイメージ展
開を行う処理でバスの使用率を上げたり、逆に、プリン
タエンジンへの転送によるバスの使用率を上げることを
可能ならしめる印刷装置及びその制御方法を提供しよう
とするものである。
【0011】この課題を解決するため、例えば本発明の
印刷装置は以下の構成を備える。すなわち、入力した印
刷データに基づいて生成されるイメージデータをプリン
タエンジンに転送することで印刷する印刷装置であっ
て、イメージデータを描画展開するための画像メモリ
と、DMA転送を行うDMA回路と、入力した印刷デー
タに基づくイメージを前記DMA回路を用いて前記画像
メモリに書き込む描画回路と、前記画像メモリと前記プ
リンタエンジンとの間に位置し、当該プリンタエンジン
の処理速度に依存した速度で、格納されたイメージデー
タを前記プリンタエンジンに出力するFIFOメモリ
と、前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメー
ジデータを読み出し、前記FIFOメモリヘ転送指示を
出力するビデオ回路と、前記FIFOメモリ内の前記プ
リンタエンジンへの未転送のイメージデータ量が第1所
定量未満の場合、前記ビデオ回路のDMAの優先順位を
前記描画回路のDMAの優先順位より高く設定し、前記
FIFOメモリに貯まっている未転送のイメージデータ
量が第1所定量以上の場合、前記ビデオ回路のDMAの
優先順位を前記描画回路のDMAの優先順位より低く設
定するDMA優先順位判定回路とを有する。
印刷装置は以下の構成を備える。すなわち、入力した印
刷データに基づいて生成されるイメージデータをプリン
タエンジンに転送することで印刷する印刷装置であっ
て、イメージデータを描画展開するための画像メモリ
と、DMA転送を行うDMA回路と、入力した印刷デー
タに基づくイメージを前記DMA回路を用いて前記画像
メモリに書き込む描画回路と、前記画像メモリと前記プ
リンタエンジンとの間に位置し、当該プリンタエンジン
の処理速度に依存した速度で、格納されたイメージデー
タを前記プリンタエンジンに出力するFIFOメモリ
と、前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメー
ジデータを読み出し、前記FIFOメモリヘ転送指示を
出力するビデオ回路と、前記FIFOメモリ内の前記プ
リンタエンジンへの未転送のイメージデータ量が第1所
定量未満の場合、前記ビデオ回路のDMAの優先順位を
前記描画回路のDMAの優先順位より高く設定し、前記
FIFOメモリに貯まっている未転送のイメージデータ
量が第1所定量以上の場合、前記ビデオ回路のDMAの
優先順位を前記描画回路のDMAの優先順位より低く設
定するDMA優先順位判定回路とを有する。
【0012】また、他の発明の印刷装置は以下の構成を
備える。入力した印刷データに基づいて生成されるイメ
ージデータをプリンタエンジンに転送することで印刷す
る印刷装置であって、イメージデータを描画展開するた
めの画像メモリと、DMA転送を行うDMA回路と、前
記画像メモリ内のイメージデータを格納し、前記プリン
タエンジンの処理速度に依存した速度で、格納されたイ
メージデータを前記プリンタエンジンに出力する記憶手
段と、前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメ
ージデータを読み出し、前記記憶手段へ転送指示を出力
する指示手段と、前記記憶手段内の前記プリンタエンジ
ンへの未転送のイメージデータ量が第1所定量未満の場
合、前記指示手段によるDMAの優先順位を、他の手段
のDMAの優先順位より高く設定し、前記記憶手段内に
貯まっている未転送のイメージデータ量が第1所定量以
上の場合、前記指示手段のDMAの優先順位を前記他の
DMAの優先順位より低く設定するDMA優先順位判定
手段とを有する。
備える。入力した印刷データに基づいて生成されるイメ
ージデータをプリンタエンジンに転送することで印刷す
る印刷装置であって、イメージデータを描画展開するた
めの画像メモリと、DMA転送を行うDMA回路と、前
記画像メモリ内のイメージデータを格納し、前記プリン
タエンジンの処理速度に依存した速度で、格納されたイ
メージデータを前記プリンタエンジンに出力する記憶手
段と、前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメ
ージデータを読み出し、前記記憶手段へ転送指示を出力
する指示手段と、前記記憶手段内の前記プリンタエンジ
ンへの未転送のイメージデータ量が第1所定量未満の場
合、前記指示手段によるDMAの優先順位を、他の手段
のDMAの優先順位より高く設定し、前記記憶手段内に
貯まっている未転送のイメージデータ量が第1所定量以
上の場合、前記指示手段のDMAの優先順位を前記他の
DMAの優先順位より低く設定するDMA優先順位判定
手段とを有する。
【0013】また、本発明の印刷装置の制御方法は以下
の構成を備える。すなわち、入力した印刷データに基づ
くイメージデータを画像メモリに描画する描画回路と、
当該描画回路により描画されたイメージデータに基づき
印刷を行うプリンタエンジンと、DMA転送を行うDM
A回路と、前記画像メモリと前記プリンタエンジンとの
間に位置し、当該プリンタエンジンの処理速度に依存し
た速度で、格納されたイメージデータを前記プリンタエ
ンジンに出力するFIFOメモリと、前記DMA回路を
用いて、前記画像メモリのイメージデータを読み出し、
前記FIFOメモリヘ転送指示を出力するビデオ回路と
を有する印刷装置の制御方法であって、前記FIFOメ
モリ内の前記プリンタエンジンへの未転送のイメージデ
ータ量が第1所定量未満の場合、前記ビデオ回路のDM
Aの優先順位を前記描画回路のDMAの優先順位より高
く設定し、前記FIFOメモリに貯まっている未転送の
イメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記ビデオ
回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの優先
順位より低く設定することを特徴とする。
の構成を備える。すなわち、入力した印刷データに基づ
くイメージデータを画像メモリに描画する描画回路と、
当該描画回路により描画されたイメージデータに基づき
印刷を行うプリンタエンジンと、DMA転送を行うDM
A回路と、前記画像メモリと前記プリンタエンジンとの
間に位置し、当該プリンタエンジンの処理速度に依存し
た速度で、格納されたイメージデータを前記プリンタエ
ンジンに出力するFIFOメモリと、前記DMA回路を
用いて、前記画像メモリのイメージデータを読み出し、
前記FIFOメモリヘ転送指示を出力するビデオ回路と
を有する印刷装置の制御方法であって、前記FIFOメ
モリ内の前記プリンタエンジンへの未転送のイメージデ
ータ量が第1所定量未満の場合、前記ビデオ回路のDM
Aの優先順位を前記描画回路のDMAの優先順位より高
く設定し、前記FIFOメモリに貯まっている未転送の
イメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記ビデオ
回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの優先
順位より低く設定することを特徴とする。
【0014】また、他の印刷装置の制御方法は以下の構
成を備える。すなわち、入力した印刷データに基づくイ
メージデータを格納する画像メモリと、当該画像メモリ
に描画されたイメージデータに基づき印刷を行うプリン
タエンジンと、DMA転送を行うDMA手段と、前記画
像メモリと前記プリンタエンジンとの間に位置し、当該
プリンタエンジンの処理速度に依存した速度で、格納さ
れたイメージデータを前記プリンタエンジンに出力する
記憶手段と、前記DMA手段に前記画像メモリのイメー
ジデータを読み出し、前記記憶手段ヘ転送指示を出力す
る指示手段とを有する印刷装置の制御方法であって、前
記記憶手段内の前記プリンタエンジンへの未転送のイメ
ージデータ量が第1所定量未満の場合、前記指示手段に
よるDMAの優先順位を、他の手段のDMAの優先順位
より高く設定し、前記記憶手段内に貯まっている未転送
のイメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記指示
手段のDMAの優先順位を前記他のDMAの優先順位よ
り低く設定することを特徴とする。
成を備える。すなわち、入力した印刷データに基づくイ
メージデータを格納する画像メモリと、当該画像メモリ
に描画されたイメージデータに基づき印刷を行うプリン
タエンジンと、DMA転送を行うDMA手段と、前記画
像メモリと前記プリンタエンジンとの間に位置し、当該
プリンタエンジンの処理速度に依存した速度で、格納さ
れたイメージデータを前記プリンタエンジンに出力する
記憶手段と、前記DMA手段に前記画像メモリのイメー
ジデータを読み出し、前記記憶手段ヘ転送指示を出力す
る指示手段とを有する印刷装置の制御方法であって、前
記記憶手段内の前記プリンタエンジンへの未転送のイメ
ージデータ量が第1所定量未満の場合、前記指示手段に
よるDMAの優先順位を、他の手段のDMAの優先順位
より高く設定し、前記記憶手段内に貯まっている未転送
のイメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記指示
手段のDMAの優先順位を前記他のDMAの優先順位よ
り低く設定することを特徴とする。
【0015】かかる本発明の構成において、例えば第1
の発明にあっては、画像メモリからプリンタエンジンと
の間に位置するFIFOメモリ内の未転送のイメージデ
ータ量が第1所定量未満の場合には、プリンタエンジン
への転送にイメージデータの格納が間に合わなくなる可
能性が高くなるので、画像メモリからFIFOメモリへ
のDMAを優先させる。また、FIFOメモリ内の未転
送のイメージデータ量が第1所定量以上の場合には、画
像メモリへの描画のためのDMAを優先させてる。
の発明にあっては、画像メモリからプリンタエンジンと
の間に位置するFIFOメモリ内の未転送のイメージデ
ータ量が第1所定量未満の場合には、プリンタエンジン
への転送にイメージデータの格納が間に合わなくなる可
能性が高くなるので、画像メモリからFIFOメモリへ
のDMAを優先させる。また、FIFOメモリ内の未転
送のイメージデータ量が第1所定量以上の場合には、画
像メモリへの描画のためのDMAを優先させてる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明にかかる実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0017】<装置構成の説明>図1は、実施例におけ
るレーザビームプリンタの主要部分(プリンタコントロ
ーラ)のブロック構成図を示している。
るレーザビームプリンタの主要部分(プリンタコントロ
ーラ)のブロック構成図を示している。
【0018】同図において、1はイメージ描画を行う描
画回路、2はDMA転送を行うDMA回路、3はDMA
バースト長カウンタである。また、4はプリンタエンジ
ンへ転送されるイメージを記憶するFIFOメモリであ
り、1ラインもしくは複数ライン分の容量を有する。5
はビットマップイメージを展開する画像メモリ、6はビ
デオ回路、7はエンジン、8はバスである。9はプリン
タコントローラおよび装置全体の制御を司るCPUであ
る。10はCPU9によって処理される処理手順(プロ
グラム)およびフォントデータなどを記憶しているRO
M、11はCPUのワークエリアとして使用されたり、
受信バッファなどにも活用されるRAMである。また、
12は上位装置(ホストコンピュータ)から印刷データ
を受信するためのインタフェースである。
画回路、2はDMA転送を行うDMA回路、3はDMA
バースト長カウンタである。また、4はプリンタエンジ
ンへ転送されるイメージを記憶するFIFOメモリであ
り、1ラインもしくは複数ライン分の容量を有する。5
はビットマップイメージを展開する画像メモリ、6はビ
デオ回路、7はエンジン、8はバスである。9はプリン
タコントローラおよび装置全体の制御を司るCPUであ
る。10はCPU9によって処理される処理手順(プロ
グラム)およびフォントデータなどを記憶しているRO
M、11はCPUのワークエリアとして使用されたり、
受信バッファなどにも活用されるRAMである。また、
12は上位装置(ホストコンピュータ)から印刷データ
を受信するためのインタフェースである。
【0019】エンジン7の構造とその動作を図2に基づ
いて説明する。尚、本実施例のレーザビームプリンタは
ホストコンピュータから文字パターンの登録や定着書式
(フォームデータ)などの登録が行える。
いて説明する。尚、本実施例のレーザビームプリンタは
ホストコンピュータから文字パターンの登録や定着書式
(フォームデータ)などの登録が行える。
【0020】同図において、740はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
などを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。700は操作のためのスイッチおよびLCD表示器
などが配されている操作パネル、701はLBP740
全体に制御およびホストコンピュータから供給される文
字情報などを解析するプリンター制御ユニットであり、
図1に示した各回路構成を含んでいる。この制御ユニッ
ト701は、主に文字情報を対応する文字パターンをビ
デオ信号に変換してレーザドライバ702に出力する。
レーザドライバ702は半導体レーザ703を駆動する
ための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ703から発射されるレーザ光704をオンオ
フ切り替えする。レーザ光704は回転多面鏡705で
左右方向に振られ静電ドラム706上を走査する。これ
により、静電ドラム706上には文字パターン等の静電
潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム706周囲
の現像ユニット707により現像された後、記録紙に転
写される。この記録紙にはカットシートを用い、カット
シート記録紙はLBP740に装着した着脱自在の用紙
カセット708に収納され、給紙ローラ709および配
送ローラ710と711とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム706に供給される。そして、現像器7
07によって静電ドラム706上に付着されたトナー像
は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、記録
紙は定着器712方向に搬送され、トナーが定着され、
最終的に排出ローラ713によって外部に排出される。
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
などを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。700は操作のためのスイッチおよびLCD表示器
などが配されている操作パネル、701はLBP740
全体に制御およびホストコンピュータから供給される文
字情報などを解析するプリンター制御ユニットであり、
図1に示した各回路構成を含んでいる。この制御ユニッ
ト701は、主に文字情報を対応する文字パターンをビ
デオ信号に変換してレーザドライバ702に出力する。
レーザドライバ702は半導体レーザ703を駆動する
ための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ703から発射されるレーザ光704をオンオ
フ切り替えする。レーザ光704は回転多面鏡705で
左右方向に振られ静電ドラム706上を走査する。これ
により、静電ドラム706上には文字パターン等の静電
潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム706周囲
の現像ユニット707により現像された後、記録紙に転
写される。この記録紙にはカットシートを用い、カット
シート記録紙はLBP740に装着した着脱自在の用紙
カセット708に収納され、給紙ローラ709および配
送ローラ710と711とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム706に供給される。そして、現像器7
07によって静電ドラム706上に付着されたトナー像
は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、記録
紙は定着器712方向に搬送され、トナーが定着され、
最終的に排出ローラ713によって外部に排出される。
【0021】<動作説明>上記構成において、CPU9
は、ホストコンピュータから送られたデータを受信し、
一度RAM11の受信バッファに貯える。続いて、その
データに従って、印字すべき画像データを発生するため
中間コードを生成し、それを描画回路1へ出力する。描
画回路1は、DMA回路2を通じてバーストメモリアク
セス等で、画像メモリ5に指示された画像イメージデー
タを書き込む。
は、ホストコンピュータから送られたデータを受信し、
一度RAM11の受信バッファに貯える。続いて、その
データに従って、印字すべき画像データを発生するため
中間コードを生成し、それを描画回路1へ出力する。描
画回路1は、DMA回路2を通じてバーストメモリアク
セス等で、画像メモリ5に指示された画像イメージデー
タを書き込む。
【0022】一方、ある範囲(バンド)の画像イメージ
データが描画し終えたところで、CPU9はビデオ回路
6に起動をかけ、エンジン7へ画像イメージデータの転
送を指示する。
データが描画し終えたところで、CPU9はビデオ回路
6に起動をかけ、エンジン7へ画像イメージデータの転
送を指示する。
【0023】ビデオ回路6は、DMA回路2に画像メモ
リ5の画像データを読み出し、FIFO4へ入力するよ
うに指示を出する。これにより、画像メモリ5からは1
ラインのイメージがFIFO4へ転送される。FIFO
4に転送されたイメージデータはエンジン7の動作速度
に合わせて順次読み出され、不図示のパラレル・シリア
ル変換でシリアル信号に変換されてエンジン7に転送さ
れる。
リ5の画像データを読み出し、FIFO4へ入力するよ
うに指示を出する。これにより、画像メモリ5からは1
ラインのイメージがFIFO4へ転送される。FIFO
4に転送されたイメージデータはエンジン7の動作速度
に合わせて順次読み出され、不図示のパラレル・シリア
ル変換でシリアル信号に変換されてエンジン7に転送さ
れる。
【0024】ここで、DMA回路2ではバスの使用効率
を上げるために、バーストリードでRAM5をアクセス
しデータ転送を行うが、バーストの長さはDMAバース
ト長カウンタ3によって4ワードまたは2ワードのいず
れかにセットされる。尚、DMA回路2は、そのソース
であるCPU9、描画回路1の優先順位、ビデオ回路6
は、描画回路1、CPU9の優先順位でDMAを受付け
るようになっているものとする。
を上げるために、バーストリードでRAM5をアクセス
しデータ転送を行うが、バーストの長さはDMAバース
ト長カウンタ3によって4ワードまたは2ワードのいず
れかにセットされる。尚、DMA回路2は、そのソース
であるCPU9、描画回路1の優先順位、ビデオ回路6
は、描画回路1、CPU9の優先順位でDMAを受付け
るようになっているものとする。
【0025】さて、印字を行いながら(エンジン7にシ
リアル信号の転送を行いながら)、次の印字用のイメー
ジデータの描画処理を描画回路1が行う場合には、ビデ
オ回路6のDMAが優先して実行され、そのDMAサイ
クルが終了して始めて描画回路1によるDMAが実行さ
れる。図4は第1の実施例の動作を説明したフローチャ
ートで、動作の開始後に、S1にてFIFO内のデータ
量のカウンタをクリアする。その後、FIFO内のデー
タ残量をまずステップS2で判断する。なお、この判断
は1つのDMAサイクルが終了して、次にどの回路から
DMAの処理をするかを決定する時点に行う。判断の結
果、もしFIFO内のデータ残量が1/2以下ならばス
テップS4でDMAのバースト転送量を4にセットす
る。また、ステップS3でFIFO内データ残量が3/
4〜1/2か否かを判断して、もし、3/4〜1/2で
あればステップS5でDMAのバースト転送量を2にセ
ットする。また、FIFO内のデータ残量が3/4以上
ならばDMAの要求はせずに、ステップS2からのFI
FOデータ残量の判断を繰返す。ステップS4,S5で
DMAのバースト転送量がセットされたなら、続いてス
テップS6が実行され、DMA回路にDMAサービスの
要求を発行する。次に、ステップS7でDMAの転送が
行なわれるまで待ち、DMA転送が行なわれたら再びス
テップS2からのFIFOデータ残量の判定を行う。
リアル信号の転送を行いながら)、次の印字用のイメー
ジデータの描画処理を描画回路1が行う場合には、ビデ
オ回路6のDMAが優先して実行され、そのDMAサイ
クルが終了して始めて描画回路1によるDMAが実行さ
れる。図4は第1の実施例の動作を説明したフローチャ
ートで、動作の開始後に、S1にてFIFO内のデータ
量のカウンタをクリアする。その後、FIFO内のデー
タ残量をまずステップS2で判断する。なお、この判断
は1つのDMAサイクルが終了して、次にどの回路から
DMAの処理をするかを決定する時点に行う。判断の結
果、もしFIFO内のデータ残量が1/2以下ならばス
テップS4でDMAのバースト転送量を4にセットす
る。また、ステップS3でFIFO内データ残量が3/
4〜1/2か否かを判断して、もし、3/4〜1/2で
あればステップS5でDMAのバースト転送量を2にセ
ットする。また、FIFO内のデータ残量が3/4以上
ならばDMAの要求はせずに、ステップS2からのFI
FOデータ残量の判断を繰返す。ステップS4,S5で
DMAのバースト転送量がセットされたなら、続いてス
テップS6が実行され、DMA回路にDMAサービスの
要求を発行する。次に、ステップS7でDMAの転送が
行なわれるまで待ち、DMA転送が行なわれたら再びス
テップS2からのFIFOデータ残量の判定を行う。
【0026】図5は図4とほぼ同じフローチャートだ
が、DMAの転送を待つステップS7を省き、常にFI
FOの残量をステップS12,S13で判断する。これ
によって、1度FIFO内データ残量が3/4になっ
て、DMAのバースト長を2としてDMA要求を待って
いる間に、FIFO内のデータが読み出され、FIFO
のデータ残量が1/2になってしまう場合にも、DMA
のバースト転送量を2/4に上げることを可能としてい
る。
が、DMAの転送を待つステップS7を省き、常にFI
FOの残量をステップS12,S13で判断する。これ
によって、1度FIFO内データ残量が3/4になっ
て、DMAのバースト長を2としてDMA要求を待って
いる間に、FIFO内のデータが読み出され、FIFO
のデータ残量が1/2になってしまう場合にも、DMA
のバースト転送量を2/4に上げることを可能としてい
る。
【0027】ここで、実施例の特徴は、FIFO4に貯
っているデータ(未出力データ)の量が1/2以下の場
合には4ワード、1/2より大きい場合には2ワード、
更に3/4より大きい場合には、DMA転送を行わない
ようにする。これによって、これまで一定のDMA転送
量であった場合と比較し、FIFOメモリに残っている
データ量が多ければ多いほど、描画回路1の待っている
時間が短くて済み、次の描画動作を速く行うことができ
る。
っているデータ(未出力データ)の量が1/2以下の場
合には4ワード、1/2より大きい場合には2ワード、
更に3/4より大きい場合には、DMA転送を行わない
ようにする。これによって、これまで一定のDMA転送
量であった場合と比較し、FIFOメモリに残っている
データ量が多ければ多いほど、描画回路1の待っている
時間が短くて済み、次の描画動作を速く行うことができ
る。
【0028】<第2の実施例の説明>図3は、第2の実
施例の回路ブロック図である。図示において、1〜9は
上記実施例(第1の実施例)と同じで、異なるのは、D
MAのバースト長カウンタ3の代わりにDMA優先順位
判定回路13がある点である。本第2の実施例では、一
回のDMAでの転送されるデータ量は一定であるとす
る。
施例の回路ブロック図である。図示において、1〜9は
上記実施例(第1の実施例)と同じで、異なるのは、D
MAのバースト長カウンタ3の代わりにDMA優先順位
判定回路13がある点である。本第2の実施例では、一
回のDMAでの転送されるデータ量は一定であるとす
る。
【0029】DMA優先順位判定回路13にはFIFO
4よりFIFO内の残りのデータ量を示す3/4信号
と、1/2信号が入力されている。もし、FIFO内に
貯っているデータ量が1/2未満の場合は、DMAの優
先順位を描画回路1より上げ、1/2より大きく3/4
より少ない場合はDMAの優先順位を描画回路1より低
く設定する。また、3/4より大きい場合は、DMAの
転送要求は出さない。これにより、FIFOのデータ残
り量が多い(1/2以上)では、描画回路のDMAが優
先されて行われ、描画回路1の待ち時間が低減でき、回
路全体のスループットを向上できる。
4よりFIFO内の残りのデータ量を示す3/4信号
と、1/2信号が入力されている。もし、FIFO内に
貯っているデータ量が1/2未満の場合は、DMAの優
先順位を描画回路1より上げ、1/2より大きく3/4
より少ない場合はDMAの優先順位を描画回路1より低
く設定する。また、3/4より大きい場合は、DMAの
転送要求は出さない。これにより、FIFOのデータ残
り量が多い(1/2以上)では、描画回路のDMAが優
先されて行われ、描画回路1の待ち時間が低減でき、回
路全体のスループットを向上できる。
【0030】図6は、第2の実施例の動作を説明したフ
ローチャートで、動作の開始後、ステップS21にてF
IFOのデータ量のカウンタをクリアする。その後、F
IFO内のデータ残量をステップS22で判断し、もし
FIFO内のデータ残量が1/2ならばDMAの優先順
位をステップS28でレベル1に設定する。尚、ここで
レベル1はレベル2より高い優先順位とする。
ローチャートで、動作の開始後、ステップS21にてF
IFOのデータ量のカウンタをクリアする。その後、F
IFO内のデータ残量をステップS22で判断し、もし
FIFO内のデータ残量が1/2ならばDMAの優先順
位をステップS28でレベル1に設定する。尚、ここで
レベル1はレベル2より高い優先順位とする。
【0031】もし、FIFO内のデータ残量が1/2〜
3/4の場合は、ステップS23で判定され、もし3/
4〜1/2であればステップS29にてDMAの優先順
位をレベル2に設定する。また、FIFO内のデータ残
量が3/4以上であれば、ステップS30にてDMAの
要求を出さない。
3/4の場合は、ステップS23で判定され、もし3/
4〜1/2であればステップS29にてDMAの優先順
位をレベル2に設定する。また、FIFO内のデータ残
量が3/4以上であれば、ステップS30にてDMAの
要求を出さない。
【0032】なお、たとえば、第1の実施例と第2の実
施例とを組み合わせ、FIFO4に貯えられている情報
量に応じてDMAの優先順位と転送長を変えることも考
えられる。
施例とを組み合わせ、FIFO4に貯えられている情報
量に応じてDMAの優先順位と転送長を変えることも考
えられる。
【0033】また、DMAの条件を変えるFIFOのデ
ータの残り量も特に1/2、3/4に限ったものではな
く、これらはビデオ回路の必要量(エンジンの速度など
に依存する)と、DMAのサイクル長から決定される。
ータの残り量も特に1/2、3/4に限ったものではな
く、これらはビデオ回路の必要量(エンジンの速度など
に依存する)と、DMAのサイクル長から決定される。
【0034】また、FIFOのデータ量も2段階のセン
ス信号ではなく、2より大きい場合もDMAの優先順位
や1回のDMAの転送量をもっと細かく設定することも
ありうる。
ス信号ではなく、2より大きい場合もDMAの優先順位
や1回のDMAの転送量をもっと細かく設定することも
ありうる。
【0035】更に、上記実施例におけるFIFO4をダ
ブルバッファメモリ(一方が出力中にもう一方が書き込
みを行うことができる一対のバッファメモリ)で構成す
るようにしてもよい。
ブルバッファメモリ(一方が出力中にもう一方が書き込
みを行うことができる一対のバッファメモリ)で構成す
るようにしてもよい。
【0036】尚、上記実施例では、バンド単位に画像を
記録する例を説明したが、これに限るものではなく、1
ページ分のビットマップイメージを展開可能なメモリを
備えてもよい。なぜなら、FIFO4へデータ転送した
ラインについては、DMA回路2が画像メモリ5をアク
セスしていない間をぬって次のページのイメージ描画お
よび展開処理が行えるからである。
記録する例を説明したが、これに限るものではなく、1
ページ分のビットマップイメージを展開可能なメモリを
備えてもよい。なぜなら、FIFO4へデータ転送した
ラインについては、DMA回路2が画像メモリ5をアク
セスしていない間をぬって次のページのイメージ描画お
よび展開処理が行えるからである。
【0037】また、実施例では、レーザビームプリンタ
を例にしたが、これによっても本願発明が限定されるも
のではなく、LEDプリンタなど他の方式のページプリ
ンタにも同様に適応できることは容易に推察されよう。
を例にしたが、これによっても本願発明が限定されるも
のではなく、LEDプリンタなど他の方式のページプリ
ンタにも同様に適応できることは容易に推察されよう。
【0038】更に、記録ヘッドを搭載したキャリッジを
往復移動し、画像を記録する種類のプリンタであって
も、適応できる。この場合、記録機構の速度が電子写真
方式のプリンタと比較して遅いので、従来技術の項で説
明したような深刻な問題はないが、その処理速度を向上
させることには変わりはないからである。
往復移動し、画像を記録する種類のプリンタであって
も、適応できる。この場合、記録機構の速度が電子写真
方式のプリンタと比較して遅いので、従来技術の項で説
明したような深刻な問題はないが、その処理速度を向上
させることには変わりはないからである。
【0039】LBPのビデオ回路の様に必ず一定のデー
タを読み出す優先順位の高いDMA要因と、描画回路の
様に様々な長さのDMA転送が適宜発生する場合に、描
画回路のDMA要求について、DMAの実行の遅延を少
なくすることができる。なお、本実施例はハードウエア
により実現しているが、図4、5、6のフローチャート
に係るプログラムをROMに記憶させておくこと(ソフ
トウエア)により実現できる。
タを読み出す優先順位の高いDMA要因と、描画回路の
様に様々な長さのDMA転送が適宜発生する場合に、描
画回路のDMA要求について、DMAの実行の遅延を少
なくすることができる。なお、本実施例はハードウエア
により実現しているが、図4、5、6のフローチャート
に係るプログラムをROMに記憶させておくこと(ソフ
トウエア)により実現できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
メージ展開用の画像メモリとプリンタエンジンとの間に
介在するFIFOメモリ又は記憶手段内の未転送のイメ
ージデータ量に従って、画像メモリからFIFOメモリ
又は記憶手段への転送に使用するDMAの優先順位を動
的に変更することで、他の処理、例えば画像メモリへの
イメージ展開を行う処理でバスの使用率を上げたり、逆
に、プリンタエンジンへの転送によるバスの使用率を上
げることが可能になる。
メージ展開用の画像メモリとプリンタエンジンとの間に
介在するFIFOメモリ又は記憶手段内の未転送のイメ
ージデータ量に従って、画像メモリからFIFOメモリ
又は記憶手段への転送に使用するDMAの優先順位を動
的に変更することで、他の処理、例えば画像メモリへの
イメージ展開を行う処理でバスの使用率を上げたり、逆
に、プリンタエンジンへの転送によるバスの使用率を上
げることが可能になる。
【0041】
【図1】第1の実施例におけるプリンタコントローラ部
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図2】実施例における装置の構造断面図である。
【図3】第2の実施例におけるプリンタコントローラ部
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図4】第1の実施例の処理内容を示すフローチャート
である。
である。
【図5】第1の実施例の処理内容の変形例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】第2の実施例の処理内容を示すフローチャート
である。
である。
1 描画回路2 DMA回路 3 DMAバースト長カウンタ 4 FIFO 5 画像メモリ 6 ビデオ回路 7 エンジン 8 バス 9 CPU 10 ROM 11 RAM 12 I/F 13 DMA優先順位制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 G06F 3/12
Claims (10)
- 【請求項1】 入力した印刷データに基づいて生成され
るイメージデータをプリンタエンジンに転送することで
印刷する印刷装置であって、 イメージデータを描画展開するための画像メモリと、 DMA転送を行うDMA回路と、 入力した印刷データに基づくイメージを前記DMA回路
を用いて前記画像メモリに書き込む描画回路と、 前記画像メモリと前記プリンタエンジンとの間に位置
し、当該プリンタエンジンの処理速度に依存した速度
で、格納されたイメージデータを前記プリンタエンジン
に出力するFIFOメモリと、 前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメージデ
ータを読み出し、前記FIFOメモリヘ転送指示を出力
するビデオ回路と、 前記FIFOメモリ内の前記プリンタエンジンへの未転
送のイメージデータ量が第1所定量未満の場合、前記ビ
デオ回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの
優先順位より高く設定し、前記FIFOメモリに貯まっ
ている未転送のイメージデータ量が第1所定量以上の場
合、前記ビデオ回路のDMAの優先順位を前記描画回路
のDMAの優先順位より低く設定するDMA優先順位判
定回路とを有することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記DMA優先順位判定回路は、前記F
IFOメモリに貯まっている未転送のイメージデータ量
が第1所定量未満の場合、前記ビデオ回路のDMAの優
先順位を前記描画回路のDMAの優先順位より高く設定
し、前記FIFOメモリに貯まっているイメージデータ
量が第1所定量以上、第2所定量未満の場合、前記ビデ
オ回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの優
先順位より低く設定し、前記FIFOメモリに貯まって
いるイメージデータ量が第2所定量以上の場合、前記ビ
デオ回路のDMAの転送要求を出さないようにすること
を特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項3】 前記プリンタエンジンは、レーザービー
ムプリンタエンジンを含むことを特徴とする請求項1記
載の印刷装置。 - 【請求項4】 入力した印刷データに基づいて生成され
るイメージデータをプリンタエンジンに転送することで
印刷する印刷装置であって、 イメージデータを描画展開するための画像メモリと、 DMA転送を行うDMA回路と、 前記画像メモリ内のイメージデータを格納し、前記プリ
ンタエンジンの処理速度に依存した速度で、格納された
イメージデータを前記プリンタエンジンに出力する記憶
手段と、 前記DMA回路を用いて、前記画像メモリのイメージデ
ータを読み出し、前記記憶手段へ転送指示を出力する指
示手段と、 前記記憶手段内の前記プリンタエンジンへの未転送のイ
メージデータ量が第1所定量未満の場合、前記指示手段
によるDMAの優先順位を、他の手段のDMAの優先順
位より高く設定し、前記記憶手段内に貯まっている未転
送のイメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記指
示手段のDMAの優先順位を前記他のDMAの優先順位
より低く設定するDMA優先順位判定手段とを有するこ
とを特徴とする印刷装置。 - 【請求項5】 前記DMA優先順位判定手段は、前記記
憶手段内に貯まっている未転送のイメージデータ量が第
1所定量未満の場合、前記指示手段のDMAの優先順位
を前記他の手段のDMAの優先順位より高く設定し、前
記記憶手段内に貯まっている未転送のイメージデータ量
が第1所定量以上、第2所定量未満の場合、前記指示手
段の優先順位を前記他の手段のDMAの優先順位より低
く設定し、前記記憶手段に貯まっている未転送のイメー
ジデータ量が第2所定量以上の場合、前記指示手段のD
MAの転送要求を出さないようにすることを特徴とする
請求項4記載の印刷装置。 - 【請求項6】 入力した印刷データに基づくイメージデ
ータを画像メモリに描画する描画回路と、当該描画回路
により描画されたイメージデータに基づき印刷を行うプ
リンタエンジンと、DMA転送を行うDMA回路と、前
記画像メモリと前記プリンタエンジンとの間に位置し、
当該プリンタエンジンの処理速度に依存した速度で、格
納されたイメージデータを前記プリンタエンジンに出力
するFIFOメモリと、前記DMA回路を用いて、前記
画像メモリのイメージデータを読み出し、前記FIFO
メモリヘ転送指示を出力するビデオ回路とを有する印刷
装置の制御方法であって、 前記FIFOメモリ内の前記プリンタエンジンへの未転
送のイメージデータ量が第1所定量未満の場合、前記ビ
デオ回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの
優先順位より高く設定し、前記FIFOメモリに貯まっ
ている未転送のイメージデータ量が第1所定量以上の場
合、前記ビデオ回路のDMAの優先順位を前記描画回路
のDMAの優先順位より低く設定することを特徴とする
印刷装置の制御方法。 - 【請求項7】 前記FIFOメモリに貯まっている未転
送のイメージデータ量が第1所定量未満の場合、前記ビ
デオ回路のDMAの優先順位を前記描画回路のDMAの
優先順位より高く設定し、前記FIFOメモリに貯まっ
ているイメージデータ量が第1所定量以上、第2所定量
未満の場合、前記ビデオ回路のDMAの優先順位を前記
描画回路のDMAの優先順位より低く設定し、前記FI
FOメモリに貯まっているイメージデータ量が第2所定
量以上の場合、前記ビデオ回路のDMAの転送要求を出
さないようにすることを特徴とする請求項6記載の印刷
装置の制御方法。 - 【請求項8】 前記プリンタエンジンはレーザビームプ
リンタであることを特徴とする請求項第6項に記載の印
刷装置の制御方法。 - 【請求項9】 入力した印刷データに基づくイメージデ
ータを格納する画像メモリと、当該画像メモリに描画さ
れたイメージデータに基づき印刷を行うプリンタエンジ
ンと、DMA転送を行うDMA手段と、前記画像メモリ
と前記プリンタエンジンとの間に位置し、当該プリンタ
エンジンの処理速度に依存した速度で、格納されたイメ
ージデータを前記プリンタエンジンに出力する記憶手段
と、前記DMA手段に前記画像メモリのイメージデータ
を読み出し、前記記憶手段ヘ転送指示を出力する指示手
段とを有する印刷装置の制御方法であって、 前記記憶手段内の前記プリンタエンジンへの未転送のイ
メージデータ量が第1所定量未満の場合、前記指示手段
によるDMAの優先順位を、他の手段のDMAの優先順
位より高く設定し、前記記憶手段内に貯まっている未転
送のイメージデータ量が第1所定量以上の場合、前記指
示手段のDMAの優先順位を前記他のDMAの優先順位
より低く設定することを特徴とする印刷装置の制御方
法。 - 【請求項10】 前記記憶手段に貯まっている未転送の
イメージデータ量が第1所定量未満の場合、前記指示手
段のDMAの優先順位を前記他の手段のDMAの優先順
位より高く設定し、前記記憶手段に貯まっているイメー
ジデータ量が第1所定量以上、第2所定量未満の場合、
前記指示手段のDMAの優先順位を前記他の手段のDM
Aの優先順位より低く設定し、前記記憶手段に貯まって
いるイメージデータ量が第2所定量以上の場合、前記指
示手段のDMAの転送要求を出さないようにすることを
特徴とする請求項9記載の印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377793A JP2958229B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 印刷装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377793A JP2958229B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 印刷装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178972A JPH07178972A (ja) | 1995-07-18 |
JP2958229B2 true JP2958229B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=18158508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32377793A Expired - Fee Related JP2958229B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 印刷装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958229B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5900886A (en) * | 1995-05-26 | 1999-05-04 | National Semiconductor Corporation | Display controller capable of accessing an external memory for gray scale modulation data |
US5821910A (en) * | 1995-05-26 | 1998-10-13 | National Semiconductor Corporation | Clock generation circuit for a display controller having a fine tuneable frame rate |
KR970705116A (ko) * | 1995-05-26 | 1997-09-06 | 존 엠. 클락3세 | 공유 시스템 메모리로부터 그래픽 데이타를 액세스할 수 있는 디스플레이 컨트롤러(Display Controller Capable of Accessing Graphics Data from a Shared System Memory) |
JP4481458B2 (ja) * | 2000-08-25 | 2010-06-16 | キヤノン株式会社 | 撮像装置のデータ処理回路 |
JP5078540B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2012-11-21 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びデータ転送方法 |
JP5737871B2 (ja) * | 2010-06-29 | 2015-06-17 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、画像出力装置、情報処理方法およびプログラム |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32377793A patent/JP2958229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07178972A (ja) | 1995-07-18 |
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---|---|---|---|
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