JPH07299931A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents
印刷装置及びその制御方法Info
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- JPH07299931A JPH07299931A JP6095190A JP9519094A JPH07299931A JP H07299931 A JPH07299931 A JP H07299931A JP 6095190 A JP6095190 A JP 6095190A JP 9519094 A JP9519094 A JP 9519094A JP H07299931 A JPH07299931 A JP H07299931A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部記憶装置からのフォント情報のロード処
理を効果的に行うことで、処理速度の低下を極力防ぎ、
これまでの装置と比較してより高速に印刷を行うことを
可能とする印刷装置及びその制御方法を提供しようとす
るものである。 【構成】 ホストコンピュータ1から印刷データを受信
した場合、データ処理部3は、先ずその印刷データの内
容を調べどのような書体のフォントを使用するのかを判
断する。そして、ハードディスク7に記憶されている書
体を使用することがわかったら、その書体の全データを
RAM6にロードする。そして、ロードした書体データ
に基づいてフォントパターンを生成し、それを印字処理
部4のナウ部のビットマップメモリに展開し、印刷す
る。
理を効果的に行うことで、処理速度の低下を極力防ぎ、
これまでの装置と比較してより高速に印刷を行うことを
可能とする印刷装置及びその制御方法を提供しようとす
るものである。 【構成】 ホストコンピュータ1から印刷データを受信
した場合、データ処理部3は、先ずその印刷データの内
容を調べどのような書体のフォントを使用するのかを判
断する。そして、ハードディスク7に記憶されている書
体を使用することがわかったら、その書体の全データを
RAM6にロードする。そして、ロードした書体データ
に基づいてフォントパターンを生成し、それを印字処理
部4のナウ部のビットマップメモリに展開し、印刷す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位装置から送られて
きた印刷データに基づく画像を、記録紙等の所定の記録
媒体上に形成する印刷装置及びその制御方法に関するも
のである。
きた印刷データに基づく画像を、記録紙等の所定の記録
媒体上に形成する印刷装置及びその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】デスクトップパブリッシングの需要によ
って、これまで以上に多種類の書体を使用した印刷が行
えるようになってきた。文字の品位という点で、スケー
ラブルフォント(アウトラインフォント等)が注目され
ているが、一般にビットマップフォントと比較してその
情報量は多い。また、多数の書体を持つことが、必要と
されるので、そのフォント情報をメモリ素子に持つこと
はコスト面、装置の大型化という点で問題がある。
って、これまで以上に多種類の書体を使用した印刷が行
えるようになってきた。文字の品位という点で、スケー
ラブルフォント(アウトラインフォント等)が注目され
ているが、一般にビットマップフォントと比較してその
情報量は多い。また、多数の書体を持つことが、必要と
されるので、そのフォント情報をメモリ素子に持つこと
はコスト面、装置の大型化という点で問題がある。
【0003】そこで、コスト的に有利な外部記憶装置
(例えばハードディスク装置)にフォント情報を格納し
ておくのが一般的である。印刷データを受信して、その
印刷処理を行っている最中に、文字パターンの発生が必
要になったら、その情報を外部記憶装置からRAM上に
ロードする。そして、ビットマップ展開し、その展開し
たビットマップ状態のパターンを文字パターンとして使
用し、印刷を行う。
(例えばハードディスク装置)にフォント情報を格納し
ておくのが一般的である。印刷データを受信して、その
印刷処理を行っている最中に、文字パターンの発生が必
要になったら、その情報を外部記憶装置からRAM上に
ロードする。そして、ビットマップ展開し、その展開し
たビットマップ状態のパターンを文字パターンとして使
用し、印刷を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部記
憶装置はICメモリチップと比較して、そのアクセス速
度が格段に遅いのも事実である。また、印刷処理の段階
で、文字パターンの発生が必要になる度に、外部記憶装
置にフォント情報のロード指示を与えると、オーバーヘ
ッドが発生し、より遅くなってしまう。
憶装置はICメモリチップと比較して、そのアクセス速
度が格段に遅いのも事実である。また、印刷処理の段階
で、文字パターンの発生が必要になる度に、外部記憶装
置にフォント情報のロード指示を与えると、オーバーヘ
ッドが発生し、より遅くなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は係る従来技術に
鑑みなされたものであり、外部記憶装置からのフォント
情報のロード処理を効果的に行うことで、処理速度の低
下を極力防ぎ、これまでの装置と比較してより高速に印
刷を行うことを可能とする印刷装置及びその制御方法を
提供しようとするものである。
鑑みなされたものであり、外部記憶装置からのフォント
情報のロード処理を効果的に行うことで、処理速度の低
下を極力防ぎ、これまでの装置と比較してより高速に印
刷を行うことを可能とする印刷装置及びその制御方法を
提供しようとするものである。
【0006】この課題を解決するため、例えば本発明の
印刷装置は以下に示す構成を備える。すなわち、少なく
とも1つの書体データを記憶した外部記憶装置を備え、
受信した印刷データ中で指定された書体の文字パターン
を前記外部記憶装置からロードして生成し、出力画像デ
ータを生成し印刷する印刷装置であって、受信したデー
タ中に前記外部記憶装置に記憶された書体の文字を使用
する情報があるかどうかを判断する判断手段と、該判断
手段の判断結果、前記外部記憶装置に記憶された書体の
使用を示す情報がある場合に、当該書体データを一括し
て所定のメモリにロードする手段と、前記メモリにロー
ドされた書体情報を従って、受信した印刷データに基づ
く出力画像データを生成する生成手段とを備える。
印刷装置は以下に示す構成を備える。すなわち、少なく
とも1つの書体データを記憶した外部記憶装置を備え、
受信した印刷データ中で指定された書体の文字パターン
を前記外部記憶装置からロードして生成し、出力画像デ
ータを生成し印刷する印刷装置であって、受信したデー
タ中に前記外部記憶装置に記憶された書体の文字を使用
する情報があるかどうかを判断する判断手段と、該判断
手段の判断結果、前記外部記憶装置に記憶された書体の
使用を示す情報がある場合に、当該書体データを一括し
て所定のメモリにロードする手段と、前記メモリにロー
ドされた書体情報を従って、受信した印刷データに基づ
く出力画像データを生成する生成手段とを備える。
【0007】また、本発明の好適な実施例に従えば、前
記判別手段の判別結果、前記外部記憶装置に記憶されて
いる書体を複数使用すると判断された場合、前記メモリ
の容量が許す限りは該当する書体データを一括して前記
メモリにロードし、前記メモリ容量が少なくなった場合
には前記印刷データ中の文字コードで指定された書体情
報を前記メモリにロードすることが望ましい。これによ
って、メモリの容量が許す限りは、効率的な文字パター
ンの生成を実現し、尚且つ、使用する書体が多くなって
も極端にその処理速度が低下することを防止できる。
記判別手段の判別結果、前記外部記憶装置に記憶されて
いる書体を複数使用すると判断された場合、前記メモリ
の容量が許す限りは該当する書体データを一括して前記
メモリにロードし、前記メモリ容量が少なくなった場合
には前記印刷データ中の文字コードで指定された書体情
報を前記メモリにロードすることが望ましい。これによ
って、メモリの容量が許す限りは、効率的な文字パター
ンの生成を実現し、尚且つ、使用する書体が多くなって
も極端にその処理速度が低下することを防止できる。
【0008】また、前記書体データは、アウトラインフ
ォント情報であることが望ましい。これによって、指定
サイズ等を考慮せずとも、書体のみの判断だけで使用す
る書体データを特定できるようになる。
ォント情報であることが望ましい。これによって、指定
サイズ等を考慮せずとも、書体のみの判断だけで使用す
る書体データを特定できるようになる。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成において、印刷データを受
信すると、その受信した印刷データ中にどのような書体
を使用するのかを判断する。そして、使用する書体が外
部記憶装置に記憶されていると判断した場合には、文字
パターン生成の前にその書体情報を一括してメモリにロ
ードする。
信すると、その受信した印刷データ中にどのような書体
を使用するのかを判断する。そして、使用する書体が外
部記憶装置に記憶されていると判断した場合には、文字
パターン生成の前にその書体情報を一括してメモリにロ
ードする。
【0010】
【実施例】以下、添付図面にしたがって本発明に係る実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0011】図6に実施例における印刷装置の断面構造
を示す。この装置は不図示のデータ発生源(ホストコン
ピュータ等の上位装置)から文字パターンの登録や定着
書式(フォームデータ)などの登録が行える。
を示す。この装置は不図示のデータ発生源(ホストコン
ピュータ等の上位装置)から文字パターンの登録や定着
書式(フォームデータ)などの登録が行える。
【0012】同図において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
などを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。300は操作のためのスイッチおよびLCD表示器
などが配されている操作パネル、101は印刷装置10
0全体に制御およびホストコンピュータから供給される
文字情報などを解析するプリンター制御ユニットであ
る。この制御ユニット101は、主に文字情報を対応す
る文字パターンをビデオ信号に変換してレーザドライバ
102に出力する。レーザドライバ102は半導体レー
ザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレー
ザ光104をオンオフ切り替えする。レーザ光104は
回転多面鏡105で左右方向に振られ静電ドラム106
上を走査する。これにより、静電ドラム106上には文
字パターン等の静電潜像が形成される。この潜像は、静
電ドラム106周囲の現像ユニット107により現像さ
れた後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシ
ートを用い、カットシート記録紙は装置100に装着し
た用紙カセット108に収納され、給紙ローラ109お
よび配送ローラ110と111とにより装置内に取り込
まれて、静電ドラム106に供給される。そして、現像
器107によって静電ドラム106上に付着されたトナ
ー像は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、
記録紙は定着器112方向に搬送され、トナーが定着さ
れ、最終的に排出ローラ113によって外部に排出され
る。
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
などを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。300は操作のためのスイッチおよびLCD表示器
などが配されている操作パネル、101は印刷装置10
0全体に制御およびホストコンピュータから供給される
文字情報などを解析するプリンター制御ユニットであ
る。この制御ユニット101は、主に文字情報を対応す
る文字パターンをビデオ信号に変換してレーザドライバ
102に出力する。レーザドライバ102は半導体レー
ザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレー
ザ光104をオンオフ切り替えする。レーザ光104は
回転多面鏡105で左右方向に振られ静電ドラム106
上を走査する。これにより、静電ドラム106上には文
字パターン等の静電潜像が形成される。この潜像は、静
電ドラム106周囲の現像ユニット107により現像さ
れた後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシ
ートを用い、カットシート記録紙は装置100に装着し
た用紙カセット108に収納され、給紙ローラ109お
よび配送ローラ110と111とにより装置内に取り込
まれて、静電ドラム106に供給される。そして、現像
器107によって静電ドラム106上に付着されたトナ
ー像は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、
記録紙は定着器112方向に搬送され、トナーが定着さ
れ、最終的に排出ローラ113によって外部に排出され
る。
【0013】尚、図示されてはいないが、本装置にはフ
ォント情報(アウトラインフォント情報)を記憶してい
るハードディスク装置が接続されている。
ォント情報(アウトラインフォント情報)を記憶してい
るハードディスク装置が接続されている。
【0014】図1に実施例におけるプリンタ制御ユニッ
ト101のブロック構成と、上記実際に印刷処理を行う
プリンタエンジンとの関係を示す。
ト101のブロック構成と、上記実際に印刷処理を行う
プリンタエンジンとの関係を示す。
【0015】図示において、1はホストコンピュータで
あり、プリンタ100へ印字データを送信する。3はデ
ータ処理部であって、本装置全体を制御するCPU、及
びその動作処理手順を記憶しているROM、ワークエリ
ア及び受信バッファとして使用されるRAM等で構成さ
れる。4は印字処理部であって、出力画像を展開するビ
ットマップメモリ及びデータ転送部を備え、そのビット
マップメモリへの展開処理、及び、展開されたビットマ
ップデータを先に説明した様にビデオ信号としてプリン
タエンジンへの転送処理を行う。5はアウトラインフォ
ントを記憶しているROM、6はビットマップ展開した
フォントデータを記憶するRAM、7はROM5に格納
しきれなかったアウトラインフォントデータを記憶して
いる外部気おK装置としてのハードディスクである。ま
た、8は図6で示した具体的な印刷処理を行うプリンタ
エンジンである。尚、外部記憶装置としては、これ以外
に光磁気ディスク等があるるが、容量的に優れているも
のの、そのアクセス速度や転送速度を考慮した場合、ハ
ードディスク装置の方が望ましい。
あり、プリンタ100へ印字データを送信する。3はデ
ータ処理部であって、本装置全体を制御するCPU、及
びその動作処理手順を記憶しているROM、ワークエリ
ア及び受信バッファとして使用されるRAM等で構成さ
れる。4は印字処理部であって、出力画像を展開するビ
ットマップメモリ及びデータ転送部を備え、そのビット
マップメモリへの展開処理、及び、展開されたビットマ
ップデータを先に説明した様にビデオ信号としてプリン
タエンジンへの転送処理を行う。5はアウトラインフォ
ントを記憶しているROM、6はビットマップ展開した
フォントデータを記憶するRAM、7はROM5に格納
しきれなかったアウトラインフォントデータを記憶して
いる外部気おK装置としてのハードディスクである。ま
た、8は図6で示した具体的な印刷処理を行うプリンタ
エンジンである。尚、外部記憶装置としては、これ以外
に光磁気ディスク等があるるが、容量的に優れているも
のの、そのアクセス速度や転送速度を考慮した場合、ハ
ードディスク装置の方が望ましい。
【0016】上記構成における、実施例の処理概要を簡
単に説明すると、次の通りである。先ず、ホストコンピ
ュータ1から印刷データ(ページ記述言語で書かれたデ
ータであるものとする)を所定量(例えば予め決めたバ
イト数であっても良いし、1頁分のデータであっても良
い)だけデータ処理部3内のRAMに格納すると、先ず
そのデータの中身を調べて文字発生要求があるかどう
か、更にはどのような書体の文字を発生する必要がある
かをサーチする。尚、印刷データ中には、線画の描画指
示コマンド等があって、必ずしも文字パターンの発生要
求があるとは限らない。
単に説明すると、次の通りである。先ず、ホストコンピ
ュータ1から印刷データ(ページ記述言語で書かれたデ
ータであるものとする)を所定量(例えば予め決めたバ
イト数であっても良いし、1頁分のデータであっても良
い)だけデータ処理部3内のRAMに格納すると、先ず
そのデータの中身を調べて文字発生要求があるかどう
か、更にはどのような書体の文字を発生する必要がある
かをサーチする。尚、印刷データ中には、線画の描画指
示コマンド等があって、必ずしも文字パターンの発生要
求があるとは限らない。
【0017】次に、必要とされる書体のビットマップフ
ォントを発生すべく、ROM5或いはハードディスク7
をアクセスし、必要となるフォント情報を全てRAM6
にロードする(1つの書体にかかる全文字のフォント情
報のロードするということ)。
ォントを発生すべく、ROM5或いはハードディスク7
をアクセスし、必要となるフォント情報を全てRAM6
にロードする(1つの書体にかかる全文字のフォント情
報のロードするということ)。
【0018】こうして、受信した印刷データ中にある文
字発生要求に対するフォント情報をRAM6にロードし
終えると、印刷データに基づく処理を行ない(例えばフ
ォント情報に基づくビットマップフォントパターンの生
成など)、印字処理部4内のビットマップメモリに出力
画像を展開処理する。そして1頁(本装置がバンド単位
の印刷を行う場合には、1バンド分のビットマップデー
タ)の展開が完了した場合には、データ転送部を介して
プリンタエンジンにそのビットマップデータの転送指示
を発生し、印刷を行なわせる。
字発生要求に対するフォント情報をRAM6にロードし
終えると、印刷データに基づく処理を行ない(例えばフ
ォント情報に基づくビットマップフォントパターンの生
成など)、印字処理部4内のビットマップメモリに出力
画像を展開処理する。そして1頁(本装置がバンド単位
の印刷を行う場合には、1バンド分のビットマップデー
タ)の展開が完了した場合には、データ転送部を介して
プリンタエンジンにそのビットマップデータの転送指示
を発生し、印刷を行なわせる。
【0019】ここで重要な点は、受信した印刷データを
調べて、必要とされる書体の全文字のフォント情報をま
とめて、尚且つ、実際に印刷データ中の文字コードに基
づく文字パターンを生成する以前にRAMにロードする
点にある。この点、従来では受信した印刷データを解析
及びビットマップメモリへの展開処理中に、文字コード
があることを検出する都度、そのフォント情報をロード
していたが、本実施例にしたがえば、処理のオーバーヘ
ッドがなくなり、処理速度の向上させることが可能にな
る。
調べて、必要とされる書体の全文字のフォント情報をま
とめて、尚且つ、実際に印刷データ中の文字コードに基
づく文字パターンを生成する以前にRAMにロードする
点にある。この点、従来では受信した印刷データを解析
及びビットマップメモリへの展開処理中に、文字コード
があることを検出する都度、そのフォント情報をロード
していたが、本実施例にしたがえば、処理のオーバーヘ
ッドがなくなり、処理速度の向上させることが可能にな
る。
【0020】上記概要の基、実施例におけるデータ処理
部3(実際にはその内部のCPU)の処理手順を図2、
図3のフローチャートに従って説明する。尚、当然のこ
とながら、このフローチャートに基づくプログラムはデ
ータ処理部3内のROMに記憶されている。また、図
2、図3に示す処理は、フォント情報のロード処理に係
る部分であり、印刷データに基づく各種コマンド等の解
釈及び展開処理は、係る処理に後続するものである。
部3(実際にはその内部のCPU)の処理手順を図2、
図3のフローチャートに従って説明する。尚、当然のこ
とながら、このフローチャートに基づくプログラムはデ
ータ処理部3内のROMに記憶されている。また、図
2、図3に示す処理は、フォント情報のロード処理に係
る部分であり、印刷データに基づく各種コマンド等の解
釈及び展開処理は、係る処理に後続するものである。
【0021】先ず、ステップS1でホストコンピュータ
1から印字データを受信し、ステップS2でその印字デ
ータ内にフォント情報を読み出す必要がある情報がある
かどうか、つまり、その中に含まれる書体名をサーチす
る。書体名だけで良いには、実施例におけるフォントは
アウトラインフォントであって、サイズについてはこの
時点では不問であるからである。
1から印字データを受信し、ステップS2でその印字デ
ータ内にフォント情報を読み出す必要がある情報がある
かどうか、つまり、その中に含まれる書体名をサーチす
る。書体名だけで良いには、実施例におけるフォントは
アウトラインフォントであって、サイズについてはこの
時点では不問であるからである。
【0022】さて、イメージやグラフィックだけで文字
を印字しない印字データである時(書体指定に係る情報
がない場合)はステップS4へ、また書体指定の情報が
ある場合にはステップS3へ処理を移行する。ステップ
S3では後述する印字に必要なフォント情報のダウンロ
ードを行う。そしてステップS4で、文字情報を含む印
字データであるならば前記ダウンロードされたフォント
情報も含め、全ての印字データ(文字パターン発生処理
等も含まれる)をプリンタエンジンの解像度に応じたビ
ットマップ展開をし、ステップS5で前記ビットマップ
展開されたデータを印字処理部4へ送信する。
を印字しない印字データである時(書体指定に係る情報
がない場合)はステップS4へ、また書体指定の情報が
ある場合にはステップS3へ処理を移行する。ステップ
S3では後述する印字に必要なフォント情報のダウンロ
ードを行う。そしてステップS4で、文字情報を含む印
字データであるならば前記ダウンロードされたフォント
情報も含め、全ての印字データ(文字パターン発生処理
等も含まれる)をプリンタエンジンの解像度に応じたビ
ットマップ展開をし、ステップS5で前記ビットマップ
展開されたデータを印字処理部4へ送信する。
【0023】次に図3にて図2のフローチャート中のス
テップS3の詳細フローチャートを説明する。
テップS3の詳細フローチャートを説明する。
【0024】図2のステップS2で現在の印字データが
印字に文字のフォント情報を必要とするものであるなら
(印刷データ中に書体指定に係る情報がある場合に
は)、ステップS10でその書体のフォント情報がハー
ドディスク7等の外部記憶手段に記憶されているものな
のかどうかを調べる。そのフォント情報がハードディス
ク等の外部記憶手段に記憶されていると判断した場合に
は、ステップS12に進んで、指定された書体のフォン
ト情報を全てハードディスク7からRAM6へダウンロ
ードする。
印字に文字のフォント情報を必要とするものであるなら
(印刷データ中に書体指定に係る情報がある場合に
は)、ステップS10でその書体のフォント情報がハー
ドディスク7等の外部記憶手段に記憶されているものな
のかどうかを調べる。そのフォント情報がハードディス
ク等の外部記憶手段に記憶されていると判断した場合に
は、ステップS12に進んで、指定された書体のフォン
ト情報を全てハードディスク7からRAM6へダウンロ
ードする。
【0025】また前記フォント情報がハードディスク等
の外部記憶手段以外に記憶されていると判断した場合に
は、次にステップS11でそのフォント情報がROM5
に記憶されているかどうかを判断する。もしROM5に
格納されいると判断した場合には、ステップS13で指
定された書体のフォント情報を全てROM5かたRAM
6へダウンロードする。また、前記フォント情報がRO
M5にも記憶されていないと判断した場合、処理はステ
ップS14に進んで、このフォント情報は該プリンタに
はないものとみなし、ROM5に内蔵されている異フォ
ントの中から任意のフォント情報を代替フォントとして
RAM6にダウンロードする。
の外部記憶手段以外に記憶されていると判断した場合に
は、次にステップS11でそのフォント情報がROM5
に記憶されているかどうかを判断する。もしROM5に
格納されいると判断した場合には、ステップS13で指
定された書体のフォント情報を全てROM5かたRAM
6へダウンロードする。また、前記フォント情報がRO
M5にも記憶されていないと判断した場合、処理はステ
ップS14に進んで、このフォント情報は該プリンタに
はないものとみなし、ROM5に内蔵されている異フォ
ントの中から任意のフォント情報を代替フォントとして
RAM6にダウンロードする。
【0026】こうして、1つの書体に対する全データの
ダウンロードが済むと、処理はステップS15に進み、
受信した印字データ内に他の書体の発生要求があるかど
うかを確認し、もし他にもダウンロードが必要なフォン
ト情報があるのならステップS16で次のフォント情報
を検索し、なければフォント情報のダウンロードは終了
する。
ダウンロードが済むと、処理はステップS15に進み、
受信した印字データ内に他の書体の発生要求があるかど
うかを確認し、もし他にもダウンロードが必要なフォン
ト情報があるのならステップS16で次のフォント情報
を検索し、なければフォント情報のダウンロードは終了
する。
【0027】以上の結果、受信した印刷データ中に、文
字発生の要求情報がある場合には、その要求された文字
の書体のフォント情報を一括してRAMにロードする。
一括してダウンロードする場合には、その書体のフォン
ト情報は実質的にシーケンシャルファイルとして、例え
ばDMA転送させれば良いから、非常に高速である。こ
れに対して、印刷データ中に文字コードとその書体指示
コマンドがあって、ハードディスク内の該当する書体の
ファイルの中から、該当する文字コードに対応する書体
データのみをロードするという動作を、1つの文字コー
ドに対してその都度行う場合には、どうしてもオーバー
ヘッドが発生し、1ページ全体で見るとその処理が遅く
ならざるを得ない。
字発生の要求情報がある場合には、その要求された文字
の書体のフォント情報を一括してRAMにロードする。
一括してダウンロードする場合には、その書体のフォン
ト情報は実質的にシーケンシャルファイルとして、例え
ばDMA転送させれば良いから、非常に高速である。こ
れに対して、印刷データ中に文字コードとその書体指示
コマンドがあって、ハードディスク内の該当する書体の
ファイルの中から、該当する文字コードに対応する書体
データのみをロードするという動作を、1つの文字コー
ドに対してその都度行う場合には、どうしてもオーバー
ヘッドが発生し、1ページ全体で見るとその処理が遅く
ならざるを得ない。
【0028】従って、これまでの印刷情報に基づいて必
要になった場合にその都度ロードする場合と比較し、処
理のオーバーヘッドを小さくし、処理速度の低下を防
ぎ、これまで以上に高速な印刷を行なわせることが可能
になる。
要になった場合にその都度ロードする場合と比較し、処
理のオーバーヘッドを小さくし、処理速度の低下を防
ぎ、これまで以上に高速な印刷を行なわせることが可能
になる。
【0029】尚、上記実施例ではアウトラインフォント
を例にしたが、本発明の主旨からすると、ハードディス
ク7に格納されている情報はビットマップフォントであ
っても構わない。
を例にしたが、本発明の主旨からすると、ハードディス
ク7に格納されている情報はビットマップフォントであ
っても構わない。
【0030】また、一般に、1つの文書内で使用する書
体は、せいぜい数種類であって、使用可能な書体を全て
使用して文書を作成し印刷するということは、よほど特
殊な業務でないとあり得ない。
体は、せいぜい数種類であって、使用可能な書体を全て
使用して文書を作成し印刷するということは、よほど特
殊な業務でないとあり得ない。
【0031】従って、RAM6の容量は、せいぜい数種
類の書体のフォント情報を記憶できるだけの容量を有し
ていれば、通常の印刷では問題は起こらない。しかし、
場合によっては、多数の書体を使用して印刷することも
まったく否定できないわけであるから、印刷データを受
信した際、使用する書体の数が所定数以上であるかどう
かを判断し、それが所定数以下の場合にのみ上記処理を
行うようにしても良い。また、このRAM6の容量は、
後になって自由に増設できるようになっていて、この容
量に応じて閾値を変更するようにしても良い。
類の書体のフォント情報を記憶できるだけの容量を有し
ていれば、通常の印刷では問題は起こらない。しかし、
場合によっては、多数の書体を使用して印刷することも
まったく否定できないわけであるから、印刷データを受
信した際、使用する書体の数が所定数以上であるかどう
かを判断し、それが所定数以下の場合にのみ上記処理を
行うようにしても良い。また、このRAM6の容量は、
後になって自由に増設できるようになっていて、この容
量に応じて閾値を変更するようにしても良い。
【0032】[第2実施例の説明]図4に第2の実施例
における印刷装置のブロック構成図を示す。21はホス
トコンピュータであり、プリンタ22へ印刷データを送
信する。プリンタ22では前記の印字データをまずデー
タ処理部23で受信し、印字データ中のフォントの読み
出しを実行する部分をサーチする。更にRAM26への
フォント情報のダウンロードが可能な容量を調べる。そ
して全ての印字データのサーチ作業が終了した後、読み
出されるべきフォント情報はRAM26へ全てダウンロ
ードできるかどうかを前記調べたRAM26のダウンロ
ード可容量と比較する。前記比較の結果に応じて読み出
されるべきフォント情報をROM25、またはハードデ
ィスク27等の記憶手段からRAM26へダウンロード
する。更にダウンロードが出力した後に、それらフォン
ト情報も含めた印字データを所定の処理をして、ビット
マップに展開されたデータに応じて印字動作を行う。
における印刷装置のブロック構成図を示す。21はホス
トコンピュータであり、プリンタ22へ印刷データを送
信する。プリンタ22では前記の印字データをまずデー
タ処理部23で受信し、印字データ中のフォントの読み
出しを実行する部分をサーチする。更にRAM26への
フォント情報のダウンロードが可能な容量を調べる。そ
して全ての印字データのサーチ作業が終了した後、読み
出されるべきフォント情報はRAM26へ全てダウンロ
ードできるかどうかを前記調べたRAM26のダウンロ
ード可容量と比較する。前記比較の結果に応じて読み出
されるべきフォント情報をROM25、またはハードデ
ィスク27等の記憶手段からRAM26へダウンロード
する。更にダウンロードが出力した後に、それらフォン
ト情報も含めた印字データを所定の処理をして、ビット
マップに展開されたデータに応じて印字動作を行う。
【0033】次にデータ処理部23の動作を表わすフロ
ーチャートを示す。本実施例は第1実施例の図2、ステ
ップS3を変更したものであるので、その部分の詳細フ
ローチャートを説明する。
ーチャートを示す。本実施例は第1実施例の図2、ステ
ップS3を変更したものであるので、その部分の詳細フ
ローチャートを説明する。
【0034】まずステップS1でホストコンピュータ1
から印字データを受信し、ステップS2でその印字デー
タ内にフォント情報を読み出す必要があるものかどうか
を検索する。もしイメージやグラフィックだけで文字を
印字しない印字データであるときはステップS4へ、ま
た文字情報がありフォント情報の読み出しが必要である
場合にはステップS3へ処理を移行する。ステップS3
では後述する印字に必要なフォント情報のダウンロード
を行う。そしてステップS4で、文字情報を含む印字デ
ータであるならば前記ダウンロードされたフォント情報
も含め、全ての印字データをプリンタエンジンの解像度
に応じたビットマップ展開をし、ステップS5で前記ビ
ットマップ展開されたデータを印字処理部4へ送信する
(以上は図2参照)。
から印字データを受信し、ステップS2でその印字デー
タ内にフォント情報を読み出す必要があるものかどうか
を検索する。もしイメージやグラフィックだけで文字を
印字しない印字データであるときはステップS4へ、ま
た文字情報がありフォント情報の読み出しが必要である
場合にはステップS3へ処理を移行する。ステップS3
では後述する印字に必要なフォント情報のダウンロード
を行う。そしてステップS4で、文字情報を含む印字デ
ータであるならば前記ダウンロードされたフォント情報
も含め、全ての印字データをプリンタエンジンの解像度
に応じたビットマップ展開をし、ステップS5で前記ビ
ットマップ展開されたデータを印字処理部4へ送信する
(以上は図2参照)。
【0035】次に図5にて図2のフローチャートにおけ
るステップS3の詳細フローチャートを説明する。
るステップS3の詳細フローチャートを説明する。
【0036】図2のステップS2で現在の印字データが
印字に文字のフォント情報を必要とするものであるな
ら、まずステップS20で現在のプリンタ22に実装し
ているRAM26の空き容量を調べる。尚、この空き容
量は、電源投入時におこなうメモリチャック処理で検出
するものとする。
印字に文字のフォント情報を必要とするものであるな
ら、まずステップS20で現在のプリンタ22に実装し
ているRAM26の空き容量を調べる。尚、この空き容
量は、電源投入時におこなうメモリチャック処理で検出
するものとする。
【0037】次にステップS21で前記フォント情報が
ハードディスク27等の外部記憶手段に記憶されている
ものなのかどうかを調べ、そのフォント情報がハードデ
ィスク等の外部記憶手段に記憶されているものであるな
らばステップS23でそのフォント情報をステップS2
0の結果に応じてハードディスク27からRAM26へ
ダウンロードする。つまりステップS20でRAM26
の空き容量が該当するフォント情報の全てをダウンロー
ドできるのであるのならフォント情報の全てのダウンロ
ードし、RAM26の空き容量が足りなければ印字デー
タにある該当文字のフォント情報のみをダウンロードす
る(以下、ステップS25、及びステップS26におい
ても同じ動作を行う)。
ハードディスク27等の外部記憶手段に記憶されている
ものなのかどうかを調べ、そのフォント情報がハードデ
ィスク等の外部記憶手段に記憶されているものであるな
らばステップS23でそのフォント情報をステップS2
0の結果に応じてハードディスク27からRAM26へ
ダウンロードする。つまりステップS20でRAM26
の空き容量が該当するフォント情報の全てをダウンロー
ドできるのであるのならフォント情報の全てのダウンロ
ードし、RAM26の空き容量が足りなければ印字デー
タにある該当文字のフォント情報のみをダウンロードす
る(以下、ステップS25、及びステップS26におい
ても同じ動作を行う)。
【0038】また前記フォント情報がハードディスク等
の外部記憶手段に記憶されているものでないのならば、
次にステップS22でそのフォント情報がROM25に
記憶されているかどうかを判断する。ROM25に格納
されていると判断した場合には、ステップS24でその
フォント情報をステップS20の結果に応じてROM2
5からRAM26へダウンロードする。また、前記フォ
ント情報がROM25に記憶されていないと判断した場
合には、このフォント情報は該プリンタにはないものと
みなし、ステップS25でROM25に内蔵されている
フォントの中から任意のフォント情報(予め、対応する
フォントが設定されているものとする)を代替フォント
としてステップS20の結果に応じてRAM26へその
フォント情報をダウンロードする。そしてステップS2
6で印字データ内に他のフォント情報が必要かどうかを
確認し、もし他にもダウンロードが必要なフォント情報
があるのならステップS27で次のフォント情報を検索
し、なければフォント情報のダウンロードは終了する。
の外部記憶手段に記憶されているものでないのならば、
次にステップS22でそのフォント情報がROM25に
記憶されているかどうかを判断する。ROM25に格納
されていると判断した場合には、ステップS24でその
フォント情報をステップS20の結果に応じてROM2
5からRAM26へダウンロードする。また、前記フォ
ント情報がROM25に記憶されていないと判断した場
合には、このフォント情報は該プリンタにはないものと
みなし、ステップS25でROM25に内蔵されている
フォントの中から任意のフォント情報(予め、対応する
フォントが設定されているものとする)を代替フォント
としてステップS20の結果に応じてRAM26へその
フォント情報をダウンロードする。そしてステップS2
6で印字データ内に他のフォント情報が必要かどうかを
確認し、もし他にもダウンロードが必要なフォント情報
があるのならステップS27で次のフォント情報を検索
し、なければフォント情報のダウンロードは終了する。
【0039】尚、上記第2の実施例では、RAM26の
容量が不足してきた場合、印刷データに含まれる文字コ
ードに対応するフォント情報のみをロードした。しか
し、RAM26の容量が十分にあれば、結果としての動
作は第1の実施例と同じとなり、その作用効果も同じで
ある。
容量が不足してきた場合、印刷データに含まれる文字コ
ードに対応するフォント情報のみをロードした。しか
し、RAM26の容量が十分にあれば、結果としての動
作は第1の実施例と同じとなり、その作用効果も同じで
ある。
【0040】つまり、本第2の特徴は、RAM26を有
効利用することであり、その容量が許す限りは1つの書
体のフォント情報を全部ロードし、複数の書体をロード
していくことで、その容量が少なくなってきた場合には
個々の文字コードに対応する書体をロードする。
効利用することであり、その容量が許す限りは1つの書
体のフォント情報を全部ロードし、複数の書体をロード
していくことで、その容量が少なくなってきた場合には
個々の文字コードに対応する書体をロードする。
【0041】従って、第1の実施例と比較し、使用する
書体数が少ない場合には、上記第1の実施例と同じ作用
効果を奏し、ある程度以上(RAMの容量による)の数
の書体数を使用する場合であっても全体としての処理速
度が、さほど落ちないようにすることが可能になる。
書体数が少ない場合には、上記第1の実施例と同じ作用
効果を奏し、ある程度以上(RAMの容量による)の数
の書体数を使用する場合であっても全体としての処理速
度が、さほど落ちないようにすることが可能になる。
【0042】尚、上記第1、第2の実施例では、印刷装
置としてレーザビームプリンタを例にして説明したが、
本発明はこれによって限定されるものではない。但し、
実施例では、一度にフォント情報をロードすることで、
その処理速度を高速することを特徴とするものであり、
もともと高速に印刷することができ、ハードディスク装
置等の外部記憶装置にフォント情報を記憶している装置
の殆どはページプリンタが殆どであることもあることを
鑑みれば、ページプリンタに適応した場合の作用効果が
大である。
置としてレーザビームプリンタを例にして説明したが、
本発明はこれによって限定されるものではない。但し、
実施例では、一度にフォント情報をロードすることで、
その処理速度を高速することを特徴とするものであり、
もともと高速に印刷することができ、ハードディスク装
置等の外部記憶装置にフォント情報を記憶している装置
の殆どはページプリンタが殆どであることもあることを
鑑みれば、ページプリンタに適応した場合の作用効果が
大である。
【0043】また、実施例では図1におけるデータ処理
部や印字部がプリンタ内部に設けられるとして説明した
が、本願発明の特徴は受信した印刷データ中で指定され
た書体のフォントに基づくパターンを高速に生成させる
ための技術であるわけであり、係る部分(データ処理部
3、RAM6やハードディスク7)を独立した装置とし
ても構わない。
部や印字部がプリンタ内部に設けられるとして説明した
が、本願発明の特徴は受信した印刷データ中で指定され
た書体のフォントに基づくパターンを高速に生成させる
ための技術であるわけであり、係る部分(データ処理部
3、RAM6やハードディスク7)を独立した装置とし
ても構わない。
【0044】但し、電子技術の発展に伴い、この部分は
非常にコンパクト化することも可能なものの、独立した
装置がホストコンピュータとプリンタとの間に介在させ
る場合と、プリンタ内部に設ける場合とを比較した場
合、後者の方が省スペース化という点で優れている。
非常にコンパクト化することも可能なものの、独立した
装置がホストコンピュータとプリンタとの間に介在させ
る場合と、プリンタ内部に設ける場合とを比較した場
合、後者の方が省スペース化という点で優れている。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、外部
記憶装置からのフォント情報のロード処理を効果的に行
うことで、処理速度の低下を極力防ぎ、これまでの装置
と比較してより高速に印刷を行うことが可能になる。
記憶装置からのフォント情報のロード処理を効果的に行
うことで、処理速度の低下を極力防ぎ、これまでの装置
と比較してより高速に印刷を行うことが可能になる。
【0046】
【図1】第1の実施例における印刷装置のブロック構成
図である。
図である。
【図2】実施例における印刷処理の一部を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】図2におけるフォント情報のロード処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】第2の実施例における印刷装置のブロック構成
図である。
図である。
【図5】第2の実施例におけるフォント情報のロード処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図6】実施例における印刷装置の構造断面図である。
1,21 ホストコンピュータ 3,23 データ処理部 4,24 印字処理部 5,25 ROM 6,26 RAM 7,27 ハードディスク
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも1つの書体データを記憶した
外部記憶装置を備え、受信した印刷データ中で指定され
た書体の文字パターンを前記外部記憶装置からロードし
て生成し、出力画像データを生成し印刷する印刷装置で
あって、 受信したデータ中に前記外部記憶装置に記憶された書体
の文字を使用する情報があるかどうかを判断する判断手
段と、 該判断手段の判断結果、前記外部記憶装置に記憶された
書体の使用を示す情報がある場合に、当該書体データを
一括して所定のメモリにロードする手段と、 前記メモリにロードされた書体情報を従って、受信した
印刷データに基づく出力画像データを生成する生成手段
とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記判別手段の判別結果、前記外部記憶
装置に記憶されている書体を複数使用すると判断された
場合、前記メモリの容量が許す限りは該当する書体デー
タを一括して前記メモリにロードし、前記メモリ容量が
少なくなった場合には前記印刷データ中の文字コードで
指定された書体情報を前記メモリにロードすることを特
徴とする請求項第1項に記載の印刷装置。 - 【請求項3】 前記書体データは、アウトラインフォン
ト情報であることを特徴とする請求項第1項に記載の印
刷装置。 - 【請求項4】 少なくとも1つの書体データを記憶した
外部記憶装置を備え、受信した印刷データ中で指定され
た書体の文字パターンを前記外部記憶装置からロードし
て生成し、出力画像データを生成し印刷する印刷装置の
制御方法であって、 受信したデータ中に前記外部記憶装置に記憶された書体
の文字を使用する情報があるかどうかを判断する工程
と、 この判断結果、前記外部記憶装置に記憶された書体の使
用を示す情報がある場合に、当該書体データを一括して
所定のメモリにロードする工程と、 前記メモリにロードされた書体情報を従って、受信した
印刷データに基づく出力画像データを生成する工程とを
備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 【請求項5】 前記判別工程の判別結果、前記外部記憶
装置に記憶されている書体を複数使用すると判断された
場合、前記メモリの容量が許す限りは該当する書体デー
タを一括して前記メモリにロードし、前記メモリ容量が
少なくなった場合には前記印刷データ中の文字コードで
指定された書体情報を前記メモリにロードすることを特
徴とする請求項第4項に記載の印刷装置の制御方法。 - 【請求項6】 前記書体データは、アウトラインフォン
ト情報であることを特徴とする請求項第4項に記載の印
刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095190A JPH07299931A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 印刷装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095190A JPH07299931A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 印刷装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299931A true JPH07299931A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14130843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095190A Withdrawn JPH07299931A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 印刷装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07299931A (ja) |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP6095190A patent/JPH07299931A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |