JP2006159458A - 画像出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 描画結果としてビットマップと、ビットマップに対応した属性情報を生成するプリンタにおいて、ビットマップを圧縮する際に、画像劣化をなるべく少なく高速な印刷を実現する。
【解決手段】 入力データを中間データに変換する手段と、中間データとその属性からビットマップと属性プレーンを生成する手段とを備える印刷装置において、ビットマップを圧縮する際に、属性情報に従って圧縮方法、圧縮率を切り替える手段を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像出力装置に関し、ページ記述言語に基づきページ単位で画像を出力する画像出力装置に関する。
従来、ページ記述言語(PDL)に対応するプリンタは、PDLで表現されるデータ(PDLデータ又は画像記述データ)を解釈した上で中間言語であるディスプレイリスト(DL)を作成し、このDLからラスタイメージを生成(レンダリング)するのが一般的である。この一連の処理の中で、レンダリング部分は非常に処理が重いので、レンダリング専用ハードウエア(ハードレンダラ)として実装されるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
しかし、ハードウエアによる実装では、あらかじめ定められた限定されたメモリ空間にしかアクセスできない、レンダリングする領域(通常は、1ページ)のDLを全てこの限定されたメモリ空間に収めなければならない、という制約がある。
特開平8−224917号公報
従来のこのような制約を回避する為にフォールバックと呼ばれる処理が考えられている。フォールバックは、DLのサイズがハードレンダラのアクセス可能なメモリ空間を超えると、一度そこまでのDLをレンダリングしてラスタイメージとすると共に、それまでに作成したDLをクリアする。生成したラスタイメージを描画エリアのバックグラウンドイメージとして、再び、DLに追加する。
通常、このバックグラウンドイメージは圧縮され、追加されるDLのサイズは限定されたメモリ空間のサイズよりも小さくなる。そこで、メモリ空間の空いた領域に残りのDLを追加することができる。このようにして、限定されたメモリ空間で大きなサイズのDLを処理できる。
ここで、フォールバック処理が行われると、フォールバックが起きない時に比べ、途中までのDLをレンダリングしバックグラウンドイメージを作成する時間及び作成されたバックグラウンドイメージを圧縮する時間が余計にかかってしまうという問題点がある。
フォールバック処理が極力起きないようにする為に、PDLデータに含まれる非圧縮のイメージデータを常に圧縮することにより、DLサイズを小さくするという方法もある。しかし、この方法では、イメージデータを圧縮する時間、及びハードレンダラで解凍する時間が常にかかるということがあった。
本発明は、このような問題点を解決する画像出力装置を提示することを目的とする。
また、本発明は、ビットマップを圧縮する際に、画像劣化を少なく印刷保証を行う画像出力装置を提示することを目的とする。
本発明に係る画像出力装置はまた、所定のページ記述言語で表現される画像記述データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段に記憶される当該画像記述データから非圧縮イメージデータを検出する非圧縮イメージデータ検出手段と、当該非圧縮イメージデータ検出手段で検出した非圧縮イメージデータを圧縮するイメージ圧縮手段と、当該記憶手段に記憶される当該画像記述データに含まれる非圧縮イメージデータを、これに対応する当該イメージ圧縮手段で圧縮された圧縮イメージデータと交換するイメージ交換手段と、当該記憶手段に記憶される当該画像記述データからディスプレイリストを作成するリスト作成手段と、当該リスト作成手段により作成されるディスプレイリストからラスタイメージを作成するレンダラとを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る画像出力装置は、入力データを中間データに変換する手段と、中間データとその属性からビットマップと属性プレーンを生成する手段とを備える画像出力装置において、ビットマップを圧縮する際に、ビットマップの描画対象ごとの属性情報を判断する第1判断手段と、1ページ内でビットマップを複数回描画する必要性を判断する第2判断手段と、前記第1判断手段と前記第2判断手段による判断結果に基づいて、ビットマップを圧縮する際に属性情報を用いて圧縮方法を切り替える手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、パフォーマンスの劣化なしにDLサイズを圧縮し、その結果、フォールバックへの移行を削減して高速な描画処理を実現できる。また、フォールバック時には、圧縮率やパラメータを属性情報に応じて適宜切り替えるので、メモリ効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明を適用するレーザビームプリンタ(LBP)の内部構造を示す断面図である。このプリンタでは、図示しないデータ源から文字パターン及び定型書式(フォームデータ)などを登録できる。本発明は、レーザビームプリンタに限らず、インクジェットプリンタ、その他の方式のプリンタに適用できる。
10はプリンタ本体であり、直接又はネットワークを介して接続するホストコンピュータから供給される文字情報(文字コード)、フォーム情報及びマクロ命令などを記憶すると共に、それらの情報に従って対応する文字パターン及びフォームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に固定像を形成する。12は、操作スイッチ及びLED表示器などを有する操作パネル、14は、プリンタ本体10の全体を制御し、ホストコンピュータから供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットである。
プリンタ制御ユニット14は主に、文字情報を対応する文字パターンの画像信号に変換してレーザ駆動回路16に出力する。レーザ駆動回路16は、入力する画像信号に応じて半導体レーザ18を駆動する。半導体レーザ18から出力されるレーザ光20は、回転多面鏡22で左右方向に振られ、静電ドラム24上を走査する。これにより、静電ドラム24上に文字パターンに応じた静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム24に隣接する現像ユニット26により現像された後、記録紙に転写される。記録紙はカットシートである。記録紙は、プリンタ本体10に装着した用紙カセット28に収納され、給紙ローラ30及び搬送ローラ32,34により装置内に取り込まれて、静電ドラム24に供給される。
図2は、図1に示すプリンタを制御するプリンタ制御システムの概略構成ブロック図を示す。プリンタ制御ユニット14は、メインCPU42、サブCPU44、RAM46、ROM48、メモリ制御回路50、印刷インターフェース52、ハードレンダラ54、通信インターフェース及びシステムバス58を具備する。メモリ制御回路50には外部メモリ60が接続し、印刷インターフェース52には印刷部62が接続し、バス58には操作装置64が接続する。
メインCPU42は、ROM48及び/又は外部メモリ60に記憶される制御プログラム等に基づいて、システムバス58に接続する各種のデバイスへのアクセスを総合的に制御し、印刷インターフェース8を介して印刷部62に出力用の画像信号を出力する。サブCPU44は、メインCPU42と並列動作が可能である。サブCPU44は、メインCPU42と同様に、システムバス58に接続する各デバイスにアクセス可能であり、主にPDLデータに含まれる非圧縮イメージデータを圧縮する。
ROM48には、メインCPU42及びサブCPU44の制御プログラム、並びに、プリンタ10の制御に必要なデータを記憶する。メインCPU42は、通信I/F56に接続する外部ネットワーク66に接続するホストコンピュータ等の外部装置(図示せず。)と通信可能である。勿論、そのような外部装置は、直接、プリンタ10に接続しても良い。
RAM46は、メインCPU42及びサブCPU44の主メモリ及びワークエリア等として機能する。図示しない増設ポートにオプションRAMを接続することによりメモリ容量を拡張できる。メモリ制御回路50は、ハードディスク等の外部メモリ60へのアクセスを制御する。
ハードレンダラ54は、内部にローカルメモリ54aとイメージ解凍回路54bを具備する。ハードレンダラ54は、ローカルメモリ54aに1ページ分のディスプレイリスト(DL)が全て格納されると、そのDLを解釈し、ラスタイメージを作成する。ハードレンダラ54はまた、ローカルメモリ54a中のDLに含まれる圧縮イメージをイメージ解凍回路54bで解凍することにより、非圧縮イメージとして利用できる。
図3及び図4に示すフローチャートを参照して、本実施例におけるPDL解釈、DL作成及びレンダリングの動作を説明する。
プリンタ10が、外部ネットワーク66からPDLデータを受け取ると、メインCPU42は、そのPDL解釈してDLを作成し、作成したDLをハードレンダラ54に転送する処理(図4)を開始し、サブCPU44は、PDLデータに含まれる非圧縮イメージを圧縮する処理(図3)を開始する。受信したPDLデータをRAM46又は外部メモリ60に蓄積しておき、操作装置64又は外部ネットワーク66からのPDLデータ印刷指示に応じて、これらの処理を開始しても良い。
図5は、サブCPU44が図3に示す処理によって作成する圧縮イメージを管理する圧縮イメージ管理表の一例を示す。この圧縮イメージ管理表は、RAM46又は外部メモリ60上に形成される。圧縮イメージ管理表の各行は、サブCPU44で新たにイメージの圧縮処理を開始すると追加される。圧縮イメージ管理表のエントリ70は圧縮イメージの管理番号であり、PDLデータ中に現れる非圧縮イメージの順番を示す。エントリ72は現在のイメージの状態を示すエントリであり、イメージの状態としては「圧縮中」、「圧縮済み」及び「交換済み」の3種類がある。「圧縮中」は、現在、サブCPU44により圧縮処理が行われていることを示し、「圧縮済み」は、すでに圧縮処理が終わり、必要であればメインCPU42で作成中のDLに含まれる対応する非圧縮イメージと交換可能な状態であることを示す。「交換済み」は、メインCPU42で作成中のDLに含まれる対応する非圧縮イメージと既に交換されたことを示す。エントリ74は圧縮イメージのサイズを示し、エントリ76は圧縮イメージの格納されている領域の先頭アドレスを示す。
図3に示すサブCPU44の圧縮処理を説明する。サブCPU44は、先ず、圧縮イメージ管理表を空の状態に初期化する(S1)。与えられたPDLデータを頭から検索する(S2)。この時、通常のPDLデータの解析を行わずに、PDLデータに含まれるイメージ描画命令のみを検索して、非圧縮イメージを検索する(S3)。非圧縮イメージを見つけると(S3)、圧縮イメージ管理表にエントリを圧縮中として新規登録し(S4)、発見した非圧縮イメージを圧縮し(S5)、イメージの圧縮終了後、圧縮イメージ管理表の該当するイメージのエントリを「圧縮済み」に書き換えると同時に、エントリ74に作成した圧縮イメージのサイズを書き込み、ステップ2へ戻る(S6)。
非圧縮イメージが見つからなかい場合(S3)、PDLデータの検索が終了したかどうかを判断する(S7)。検索すべきPDLデータが残っていれば(S7)、S2に戻り、残っていなければ終了する。
一方、メインCPU42は、受信したPDLデータを頭から順次、解析し(S11)、ハードレンダラ54で処理できる中間言語であるDLを作成する(S12)。この時、PDLデータが非圧縮イメージを含んでいても、メインCPU42は、そのイメージを圧縮しない。現在までに作成されたDLのサイズをチェックし、フォールバックに陥るかどうか(DLのサイズがローカルメモリ54aのサイズを超えるかどうか)を判断する(S13)。フォールバックに陥る場合(S13)、前述の圧縮イメージ管理表を参照することにより、現在までに作成したDL中の非圧縮イメージを圧縮した圧縮イメージがサブCPU44によりすでに作られているか否かを判断する(S14)。圧縮イメージが存在する場合(S14)、その圧縮イメージとDL中の対応する非圧縮イメージを交換し、圧縮イメージ管理表の該当するエントリ72を「交換済み」に書き換える(S15)。そして、再びDLのサイズをチェックする(S13)。サブCPU44で作成された圧縮イメージが無い場合(S14)、フォールバック処理を行い(S16)、残りのPDLデータを解釈する(S11)。
その時点でのDLのサイズがローカルメモリ54aのサイズより小さく、フォールバックに陥らない場合(S13)、解釈すべきPDLデータが残っているかどうかを判断する(S17)。解釈すべきPDLデータが残っていれば(S17)、PDLデータの解釈を続け(S11)、残っていなければ(S17)、作成したDLをローカルメモリ54aに転送し、ハードレンダラ54にラスタイメージを作成させる(S18)。
ハードレンダラ54に含まれるイメージ解凍回路54bで解凍できるイメージ圧縮フォーマットを限定してもよい。その場合、図3のステップS3では、PDLデータに含まれるイメージ解凍回路54bで解凍不能なイメージも検索対象とし、ステップS5では、圧縮イメージの時にはイメージの解凍処理を行うようにし、さらに図4のステップS12では、イメージ解凍回路54bで解凍不能なイメージを解凍し、非圧縮イメージとしてDLに追加すればよい。このようにすることで、先に説明したのと同様の効果が得られる。
図6は、図2の変更実施例の概略構成ブロック図を示す。メインCPU80は、図3及び図4に示す処理をマルチタスクで並列に実行し、ハードウエアからなるイメージ圧縮回路82が、非圧縮イメージを圧縮する。イメージ圧縮回路82は、メインCPU80の動作を妨げることなく継続的に動作する。
図4に示すフローチャートでは、現在までに作成したDL中の非圧縮イメージを圧縮した圧縮イメージがサブCPU44によりまだ作成されていない場合(S14)、フォールバック処理を行っている(S16)。しかし、現在までに作成したDL中に非圧縮イメージがある場合、図3に示すフローで圧縮イメージが作成されるのを待つようにしても、同様の効果が得られることはいうまでもない。
上記実施例では、PDLを解釈しDLを作成するメインプロセッサとは別のコプロセッサ又はタスクを利用して、メインプロセッサでPDL解釈しDLを作成するのと並行して、PDLデータを先読みすることによりPDLデータに含まれるイメージデータを見つけ、見つけたイメージを圧縮しておき、さらにフォールバックが起きそうになったら、メインプロセッサで作成したDLに含まれる非圧縮イメージと、コプロセッサで作成しておいた圧縮イメージを交換することにより、パフォーマンスの劣化なしにDLサイズを圧縮しフォールバックへの移行を削減し高速な描画処理を行うことができる。
[第2の実施の形態]
図7は、本第1実施形態におけるカラープリンタ10によるデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであり、図2に示した制御ユニット14の制御処理手順である。
まず、ステップS1において、制御ユニットが、ホストコンピュータより印刷データを受信する。この受信した印刷データは一旦、送受信バッファに格納され、入力コマンド単位で読み取られる。ここでホストコンピュータのプリンタドライバで生成される印刷データは、RGB24ビット(各8ビット)である。
次にステップS2では、入力コマンド単位で読み取った印刷データをコマンド解析部110により解析し、入力コマンドが排紙命令データかどうかを判断する。入力コマンドが排紙命令データであると判断した場合はステップS4に進み、入力コマンドが排紙命令データではないと判断した場合は、ステップS3に進む。
ステップS3では、中間データ変換部により、描画コマンドを中間データに変換し、中間データ格納部に格納する。中間データには、各描画オブジェクト毎に描画に必要な情報(印字位置、形状、色など)と共に、その描画オブジェクトの属性として、文字、イメージ、図形といった、描画オブジェクトの種類を格納する。ここで生成される中間データは、従来のようなYMCKの中間データではなく、入力される印刷データと同じくRGB24ビットの色属性で生成される。
中間データに変換後はステップS1に戻り、次の印刷データを受信する。
またステップS4では、描画部により、中間データ格納部に格納された中間データを描画オブジェクト単位で読み出し、RGB24ビット/ピクセルのビットマップ1として描画し、BM1格納部に格納する。さらに、描画部により、中間データ格納部に格納された中間データを描画オブジェクト単位で読み出し、中間データに含まれる属性を用いて3ビット/ピクセルの属性ビットマップ2として描画する。
ステップS4で中間データ格納部に格納された1ページ分の中間データを全て描画した後、ステップS5に進む。
ステップS5では、メモリ判定部により、描画部で描画されたビットマップ2が、BM2格納部に格納可能か否かを判定する。格納可能であると判定された場合はステップS7に進み、格納不可能であると判定された場合はステップS6に進む。
ステップS6では、圧縮部により、3ビット/ピクセルのビットマップ2を圧縮し、ステップS7に進む。
ステップS7では、ステップS6で圧縮されている場合には圧縮されたビットマップ2を、圧縮されていない場合には描画されたビットマップ2をそのままBM2格納部に格納し、1ページ分の第一種の色属性のビットマップ1と、1ページ分の描画オブジェクトに対応する属性情報とが格納されると、ステップS8に進む。
ステップS8では、BM1格納部とBM2格納部から、それぞれビットマップ1とビットマップ2を読み出し、ビットマップ2が圧縮されたデータであるか否かを判断する。圧縮されていればステップS9に進み、圧縮されていなければステップS10に進む。
ステップS9では、BM2格納部に保持されたビットマップ2を読み出して伸長し、ステップS10に進む。
ステップS10では、ビットマップ2として格納されている属性情報に基づいてビットマップ1に描画されている座標のイメージがどの描画オブジェクト(文字、図形、イメージ)であるかを判断し、描画テーブルに格納されているルックアップテーブルから複数のディザパターンのうちどのディザパターンを使用するかを判断し、決定されたディザパターンを用いて24ビットRGBのイメージであるビットマップ1を16ビットYMCKのイメージビットマップ3にいろ変換及び階調変換して、BM3格納部に格納する。
次のステップS11では、ステップS10のビットマップ3の生成に同期して、画像出力部により、プリンタエンジンに対して、BM3格納部に格納されているビットマップデータ3を出力する。BM3格納部は2つのバンドメモリに分けられており、1つのバンドメモリにビットマップデータ3を描画している間に、もう1つのバンドメモリにすでに描画されているビットマップデータ3をDMA等の画像出力部により読み出してプリンタエンジンに出力する。この動作制御を交互に行うことにより、連続した出力を可能としている。
なお、本第2実施形態では、ステップS4において、ビットマップ1をRGB24ビット/ピクセルとしたが、色空間、ビット深さは任意であってよく、また、ビットマップ2を3ビット/ピクセルとしたが、ビット深さは任意でよい。さらに、本第2実施形態では、ステップS10において、ビットマップ3をYMCK4ビット/ピクセルとしたが、色空間、ビット深さは任意で良い。
また、描画オブジェクトの属性情報を3ビット/ピクセルのビットマップ2としたが、ビットマップとしてではなく、単なる属性情報として保持しても良い。
また、ステップS10において、ビットマップ1からビットマップ3への変換処理を色変換および諧調変換としたが、ビットマップ1の色空間、ビット数、ビットマップ3の色空間、ビット数は任意に変更可能である。
以下に、ステップS3で作成される中間データと、ステップS4で作成される属性情報ビットマップ2について図8を参照して説明する。
図8において、(a)は望まれる印刷結果、(b)は中間データ、(c)はビットマップ1の描画結果、(d)はビットマップ2の描画結果を示す。
ステップS3では、まず、入力コマンドが文字コマンドか、図形コマンドか、イメージコマンドかを判定し、中間データ格納部120に格納する中間データにそれぞれのフラグを備える(図8(b))。
一例として、望まれる印刷結果が図8(a)に示すような文字301、自然画像302、グラフィック画像303を含む画像であるものとする。この場合、中間データは、文字301を示すobject1として、属性:文字、印字位置(X,Y)、フォント、サイズ、文字コード、色の情報を有し、グラフィック画像303を示すobject2として、属性:図形、印字位置(X,Y)、形状(円)、半径、色の情報を有し、自然画像302を示すobject3として、属性:イメージ、印字位置(X,Y)、イメージの幅、高さ、イメージの実体へのポインタの情報を有する。
このように、中間データは、それぞれの描画オブジェクトの形、色、印字位置の情報を含んでいる。
中間データを描画部により描画すると、図8(c)に示すような望まれる印刷結果と同等の結果、および図8(d)に示すような印刷結果の各ピクセルに対応した属性を備えるビットマップ2が得られる。
ビットマップ2は、例えば、文字領域は「1」(001)、図形領域は「2」(010)、イメージ領域は「4」(100)、その他の領域は「0」(000)により表現される、各ピクセル3ビットの情報で表現可能である。
なお、上記ステップS3で中間データのオブジェクト属性として格納する種類は上記に限るものではなく、高解像度オブジェクトか高諧調オブジェクトといった、求められる画像処理の種類、高品位オブジェクトか品位が落ちても良いオブジェクトかといったオブジェクトの品位処理の種類、また、カラーか白黒かといったオブジェクトのカラーの種類であっても良い。
上記の通り本第2実施形態によれば、描画コマンドを受信し、解析して中間データに変換し、1ページ分の中間データをビットマップ1に描画し、かつ、1ページ分の中間データを属性情報としてビットマップ2に描画し、ビットマップ1を、ビットマップ2を用いてビットマップ3に変換するプリンタにおいて、ビットマップ2を格納する際に、ビットマップ2格納用のメモリが不足していると判断すると、ビットマップ2を圧縮して格納するため、空きメモリ容量が少ない時でも確実にビットマップ2が保存されることになり、属性情報に即したビットマップ3の作成が可能になる。これにより、高画質の印刷結果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
上記第2実施形態では、図7のステップS6においてビットマップ2を圧縮したが、本第3実施形態においては、解像度を落とす場合について図9を参照して説明する。なお、図9において、図7と同様の処理には同じステップ番号を付し、第2実施形態の特徴である処理についてのみ説明をする。
図9において、ステップS4では、描画部により、中間データ格納部に格納された中間データを描画オブジェクト単位で読み出し、解像度600dpi、RGB24ビット/ピクセルのビットマップ1として描画し、BM1格納部に格納する。さらに、描画部により、中間データ格納部に格納された中間データを描画オブジェクト単位で読み出し、中間データに含まれる属性を用いて、解像度600dpi、3ビット/ピクセルの属性ビットマップ2として描画する。
ステップS4で中間データ格納部に格納された1ページ分の中間データを全て描画した後、ステップS5に進む。
ステップS5では、メモリ判定部により、描画部で描画されたビットマップ2が、BM2格納部に格納可能か否かを判定する。格納可能であると判定された場合はステップS7に進み、格納不可能であると判定された場合はステップS26に進む。
ステップS26では、圧縮部により、600dpi、3ビット/ピクセルのビットマップ2を300dpiに解像度変換してステップS7に進み、ビットマップ2をBM2格納部に格納する。
ステップS28では、BM1格納部とBM2格納部から、ビットマップ1とビットマップ2を読み出し、ビットマップ2が解像度変換されたデータであるか否かを判断する。解像度変換されていればステップS29に進み、解像度変換されていなければステップS10に進む。
ステップS29では、BM2格納部に保持されたビットマップ2を読み出し、それを600dpiに解像度変換してステップS10に進む。
上記の通り本第3実施形態によれば、ビットマップ2を格納する際に、ビットマップ2格納用のメモリが不足していると判断すると、ビットマップ2を解像度変換して格納するため、空きメモリ容量が少ない時でも確実にビットマップ2が保存されることになり、属性情報に即したビットマップ3の作成が可能になる。これにより、高画質の印刷結果を得ることができる。
本発明を適用するレーザビームプリンタ(LBP)の内部構造を示す断面図 プリンタ制御システムの概略構成ブロック図 非圧縮イメージを圧縮する処理のフローチャート 作成したDLをハードレンダラ54に転送する処理のフローチャート 圧縮イメージを管理する圧縮イメージ管理表の一例を示す図 プリンタ制御システムの概略構成ブロック図 フォールバック時のデータ処理手順の一例を説明するフローチャート 印刷される中間データとビットマップとの関係図 フォールバック時のデータ処理手順の一例を説明するフローチャート
符号の説明
S1 受信
S4 描画
S7 格納
S10 変換
S11 出力

Claims (3)

  1. 所定のページ記述言語で表現される画像記述データを記憶する記憶手段と、
    当該記憶手段に記憶される当該画像記述データから非圧縮イメージデータを検出する非圧縮イメージデータ検出手段と、
    当該非圧縮イメージデータ検出手段で検出した非圧縮イメージデータを圧縮するイメージ圧縮手段と、
    当該記憶手段に記憶される当該画像記述データに含まれる非圧縮イメージデータを、これに対応する当該イメージ圧縮手段で圧縮された圧縮イメージデータと交換するイメージ交換手段と、
    当該記憶手段に記憶される当該画像記述データからディスプレイリストを作成するリスト作成手段と、
    当該リスト作成手段により作成されるディスプレイリストからラスタイメージを作成するレンダラとを具備することを特徴とする画像出力装置。
  2. 更に、当該記憶手段に記憶される当該画像記述データが所定量以上になると、当該非圧縮イメージデータ検出手段を起動する制御手段を具備する請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 入力データを中間データに変換する手段と、中間データとその属性からビットマップと属性プレーンを生成する手段とを備える画像出力装置において、
    ビットマップを圧縮する際に、ビットマップの描画対象ごとの属性情報を判断する第1判断手段と、
    1ページ内でビットマップを複数回描画する必要性を判断する第2判断手段と、
    前記第1判断手段と前記第2判断手段による判断結果に基づいて、ビットマップを圧縮する際に属性情報を用いて圧縮方法を切り替える手段とを備えることを特徴とする画像出力装置。
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