JP3204136B2 - 画像処理装置及び圧縮処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び圧縮処理方法

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JP3204136B2
JP3204136B2 JP33423896A JP33423896A JP3204136B2 JP 3204136 B2 JP3204136 B2 JP 3204136B2 JP 33423896 A JP33423896 A JP 33423896A JP 33423896 A JP33423896 A JP 33423896A JP 3204136 B2 JP3204136 B2 JP 3204136B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/60Rotation of whole images or parts thereof
    • G06T3/602Rotation of whole images or parts thereof by block rotation, e.g. by recursive reversal or rotation

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
圧縮処理方法に係り、より詳しくは、外部の装置から受
信したページ記述データに対する画像処理を行い、出力
される画像データを生成する画像処理装置、及びイメー
ジを表すページ記述データに対する画像処理を行うこと
で生成された、イメージを表す画像データ(以下、イメ
ージデータと称する)を圧縮する圧縮処理方法に関す
る。
【0002】なお、バンドバッファとは、1ページの画
像領域を複数に分割した領域に対応し、画像データを記
憶するためのメモリを意味する。
【0003】
【従来の技術】従来より、外部の情報処理装置等からペ
ージ記述言語で表されたページ記述データを受信し、受
信したページ記述データに対する画像処理を行うことで
プリントすべき画像データを生成し、生成した画像デー
タをレーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等
の出力装置に送信して該出力装置により用紙に画像をプ
リントさせる画像処理装置が広く利用されている。この
ような画像処理装置では、処理される大量の画像データ
を有限な内部メモリに記憶するために、中間段階での画
像データ(中間データ)を圧縮した状態で保持する技術
が利用されている。
【0004】例えば、特開平7−195753号公報に
は、1ページ分のページ記述データを全て中間データに
変換した後に、出力装置の出力処理性能に同期して中間
データをラスタライズして出力装置から出力する処理に
おいて、ラスタライズ処理時間とメモリの空き容量とに
基づいて中間データを圧縮するか否かを判定し、判定結
果に応じて適宜中間データを圧縮する技術が提案されて
いる。
【0005】ところで、近年ではカラー画像のプリント
及びプリントの高速化の要望に応じて、高速なカラープ
リンタが開発され、急速に普及しつつある。
【0006】ところが、このような高速なカラープリン
タに上記特開平7−195753号公報記載の技術を適
用してカラープリンタの出力処理性能に同期して中間デ
ータをラスタライズして出力するためには、カラープリ
ンタの出力処理性能の3倍程度のバス幅が画像処理装置
内のESS(Electric Subsystem)に必要となり、画像
処理装置が特殊なハードウェアを具備する必要が生じ
る。
【0007】そこで、画像処理装置において、出力装置
へ画像データを送信する前に、ラスタライズ処理済の画
像データを圧縮し、圧縮ページバッファに蓄積しておい
て、プリント出力時に出力装置の出力処理性能に同期し
て伸張し出力装置へ送信する技術が考えられる。
【0008】例えば、特開平5−31974号公報に
は、1ページの画像領域を複数の小領域に分割し、分割
した小領域毎にページ記述データから画像データを生成
し圧縮する技術が提案されている。
【0009】ところで、ページ記述データで表されるデ
ータの種類としては、大別して文字、グラフィック、イ
メージ(スキャナ等で読み取られた画像等)の3種類が
ある。このうちイメージを表すページ記述データに対す
る画像処理を行う場合には大量のメモリが必要となる。
特に、画像処理工程で、プリントされる画像領域におい
てイメージを90度や180度以外の角度だけ回転させ
る処理(任意角回転処理)を行う場合には、例えば、図
3に示すように1つのバンドバッファ幅Lに収まってい
た画像領域Qが3つのバンドバッファ(図3のバンド
0、1、2)に跨がることになり、大量のメモリ領域が
必要となる。
【0010】しかし、特開平5−31974号公報記載
の技術では、イメージを表すページ記述データに対する
画像処理での大量のメモリ消費のことは考慮されていな
い。
【0011】実際に図3に示すような任意角回転処理を
行う場合には、画像処理装置に内蔵された有限なメモリ
を利用するために、例えば、イメージを表すページ記述
データを少量ずつ(少量のスキャンライン単位で)任意
角回転処理を行い、ここでバンドバッファに展開したイ
メージデータを圧縮してメモリに一時的に格納してい
き、全データに対して任意角回転処理が終了する前に、
既に圧縮されたイメージデータを少量ずつ伸張してプリ
ンタへ送信するといった一連の処理を実行せざるを得な
くなる。このようにメモリ不足のために圧縮と伸張とを
繰り返す必要が生じる。このことによって、処理効率の
悪化や画質の劣化を招く。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消するために成されたものであり、イメージデータを
効率的に圧縮して処理効率を向上させ、且つ画質を著し
く劣化することなく画像の回転処理を行うことができる
画像処理装置及び圧縮処理方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像処理装置は、ページ記述言語
で記述されたページ記述データのうち、イメージを表す
ページ記述データを選別する選別手段と、前記選別手段
により選別されたイメージを表すページ記述データに対
する画像処理を行い、イメージを表す画像データとして
のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段
と、前記イメージデータ生成手段により生成されたイメ
ージデータを、最終出力画像が仮想的に形成されるよう
にバンドバッファに順次展開する展開手段と、前記展開
手段により展開されたイメージデータがバンドバッファ
幅の1/N(Nは予め定められた3以上の整数)に相当
する幅Kだけ展開される度に、幅Kのイメージデータが
展開されたバンドバッファを、一辺の長さが幅Kに等し
い複数の正方形ブロックに分割する分割手段と、前記分
割手段により分割された各正方形ブロックにイメージデ
ータが展開完了した場合に、展開完了したイメージデー
タを正方形ブロック単位に圧縮する圧縮手段と、前記圧
縮手段により圧縮されたイメージデータを、該イメージ
データの出力時まで圧縮データ用のメモリに格納する格
納手段と、を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載の画像処理装置では、
請求項1記載の画像処理装置において、前記幅Kは、バ
ンドバッファ幅の1/3に相当することを特徴とする。
【0015】また、請求項3記載の圧縮処理方法は、イ
メージを表すページ記述データに対する画像処理を行う
ことで生成されたイメージデータを圧縮する圧縮処理方
法であって、前記生成されたイメージデータを、最終出
力画像が仮想的に形成されるようにバンドバッファに順
次展開していき、イメージデータがバンドバッファ幅の
1/N(Nは予め定められた3以上の整数)に相当する
幅Kだけ展開される度に、幅Kのイメージデータが展開
されたバンドバッファを、一辺の長さが幅Kに等しい複
数の正方形ブロックに分割し、分割された各正方形ブロ
ックにイメージデータが展開完了したときに、展開完了
したイメージデータを正方形ブロック単位に圧縮する、
ことを特徴とする。
【0016】また、請求項4記載の画像処理装置は、ペ
ージ記述言語で記述されたページ記述データのうち、イ
メージを表すページ記述データを選別する選別手段と、
前記選別手段により選別されたイメージを表すページ記
述データに対する画像処理を行い、イメージを表す画像
データとしてのイメージデータを生成するイメージデー
タ生成手段と、前記イメージデータ生成手段により生成
されたイメージデータを、最終出力画像が仮想的に形成
されるようにバンドバッファに順次展開する第1の展開
手段と、予め定めた前記バンドバッファを分割した複数
の小領域毎に前記展開手段によって展開されるべきイメ
ージデータの展開が完了したことを検知する完了検知手
段と、前記完了検知手段によってイメージデータの展開
の完了が検知された場合に、完了が検知された小領域に
おけるイメージデータを順次圧縮する圧縮手段と、前記
圧縮手段によって圧縮された小領域における圧縮データ
が前記最終出力画像のどこに位置するかを管理する管理
手段と、前記圧縮手段によって圧縮された小領域におけ
る圧縮データを伸張する伸張手段と、前記伸張手段によ
って伸張されたイメージデータを、前記管理手段によっ
て管理された位置情報に基づいて定められるバンドバッ
ファ上の領域に展開する第2の展開手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、請求項5記載の画像処理装置では、
請求項4記載の画像処理装置において、前記イメージデ
ータ生成手段によって行われる画像処理は回転処理であ
ることを特徴とする。更に、請求項6記載の画像処理装
置は、ページ記述言語で記述されたページ記述データの
うち、イメージを表すページ記述データ及び文字を表す
ページ記述データを選別する選別手段と、前記選別手段
により選別されたイメージを表すページ記述データに対
する画像処理を行い、イメージを表す画像データとして
のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段
と、前記選別手段により選別された文字を表すページ記
述データから中間言語を生成するフォント処理部と、前
記フォント処理部により生成された中間言語をラスタ化
処理してラスタデータを生成するラスタライズ部と、前
記イメージデータ生成手段により生成されたイメージデ
ータを、最終出力画像が仮想的に形成されるようにバン
ドバッファに順次展開する展開手段と、前記展開手段に
より展開されたイメージデータがバンドバッファ幅の1
/N(Nは予め定められた3以上の整数)に相当する幅
Kだけ展開される度に、幅Kのイメージデータが展開さ
れたバンドバッファを、一辺の長さが幅Kに等しい複数
の正方形ブロックに分割する分割手段と、前記分割手段
により分割された各正方形ブロックにイメージデータが
展開完了した場合に、展開完了したイメージデータを正
方形ブロック単位に圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段
により圧縮されたイメージデータを、該イメージデータ
の出力時まで圧縮データ用のメモリに格納する格納手段
と、を有する画像処理装置であって、前記ラスタライズ
部によって生成されたラスタデータと前記圧縮データ用
のメモリに格納されたイメージデータとを互いにバンド
バッファに展開した場合に、1つの正方形ブロックにフ
ォントとイメージとが混在するか否かを判定し、混在す
る場合に圧縮状態のイメージデータを伸張し、伸張した
イメージデータとラスタデータとをマージし、マージし
た正方形ブロックのデータを再び圧縮することを特徴と
する。
【0018】上記請求項1記載の画像処理装置では、文
字、図形、イメージ等を表すページ記述言語で記述され
たページ記述データのうちイメージを表すページ記述デ
ータを選別手段により選別する。さらに、イメージデー
タ生成手段によって、前記選別されたイメージを表すペ
ージ記述データに対する画像処理を行い、イメージを表
す画像データとしてのイメージデータを生成し、この生
成されたイメージデータを、最終出力画像が仮想的に形
成されるように、展開手段によってバンドバッファに順
次展開していく。
【0019】そして、仮想的に形成される最終出力画像
において、イメージデータがバンドバッファ幅の1/N
(Nは予め定められた3以上の整数)に相当する幅Kだ
け展開される度に、幅Kのイメージデータが展開された
バンドバッファを、分割手段によって一辺の長さが幅K
に等しい複数の正方形ブロックに分割し、分割された各
正方形ブロックにイメージデータが展開完了した場合
に、展開完了したイメージデータを圧縮手段により正方
形ブロック単位に圧縮する。さらに、圧縮されたイメー
ジデータを、格納手段によって該イメージデータの出力
時まで圧縮データ用のメモリに格納する。
【0020】この請求項1記載の画像処理装置では、仮
想的に形成される最終出力画像において、イメージデー
タがバンドバッファ幅の1/N(Nは予め定められた3
以上の整数)に相当する幅Kだけ展開された時点で、幅
Kのイメージデータが展開されたバンドバッファを一辺
の長さが幅Kに等しい複数の正方形ブロックに分割し、
分割された各正方形ブロックにイメージデータが展開完
了した場合に、展開完了したイメージデータを正方形ブ
ロック毎に圧縮することに特徴がある。
【0021】ここで、幅Kのイメージデータが展開され
たバンドバッファを一辺の長さが幅Kに等しい複数の正
方形ブロックに分割し、分割された正方形ブロック毎に
イメージデータを圧縮することで、以下に述べる理由に
より、ジェネレーションの発生を防止することができ
る。
【0022】以下、ジェネレーションの発生を防止でき
る理由について、幅Kがバンドバッファ幅の1/3であ
る場合を例にとって説明する。
【0023】1つの図形を所定寸法の正方形に分割し、
図2に示すように、そのうち1つの正方形A1を取り出
して同寸法の正方形群A2の中に置いた場合、正方形A
1が正方形群A2に対していかなる位置・傾きにあって
も正方形A1は正方形群A2の中の6個以下の正方形に
重なる。従って、1つの図形単位(上記分割された正方
形A1)の画像データを展開するためには、該図形単位
と同寸法のブロックが6個有れば良い。
【0024】一方、1つのスキャンラインの画像データ
に着目すると、用紙サイズの1ページで縦方向と横方向
の比は約1.4である。よって、用紙の長辺方向のスキ
ャンラインの画像データを90度回転により該用紙の短
辺方向に展開する場合を考慮し、バンドバッファには約
1.4倍の余裕を持たせることが望ましい。
【0025】以上のことから、6×(1.4)=(8.
4)で、1つの図形単位の画像データを展開するために
は、該図形単位と同寸法のブロックが9個有れば良く、
画像処理における任意の角度の回転処理にも対応でき
る。これにより、1つのブロックの寸法をバンドバッフ
ァ幅の1/3とすれば、バンドバッファ幅内に9個のブ
ロックを確保でき、1つの図形単位の画像データをバン
ドバッファ幅内に確実に展開することができる。
【0026】上記では幅Kがバンドバッファ幅の1/3
である場合を例にとって説明したが、幅Kがバンドバッ
ファ幅の1/N(Nは予め定められた3以上の整数)で
あれば上記と同様に、1つの図形単位の画像データをバ
ンドバッファ幅内に確実に展開することができる。これ
により、イメージの任意角回転処理を行う場合でも、ジ
ェネレーションの発生を防止できる。即ち、イメージデ
ータを効率的に圧縮することができ、イメージデータに
対する処理の効率を向上させることができる。
【0027】但し、幅Kが小さくなればなるほど、分割
された正方形ブロックの個数が増加するので、正方形ブ
ロック毎のイメージデータの圧縮処理負荷が増大し且つ
圧縮されたイメージデータを圧縮データ用のメモリに格
納するための管理情報が増大する。よって、請求項2記
載の発明のように幅Kはバンドバッファ幅の1/3とす
ることが、圧縮処理負荷の増大防止及び管理情報の増大
防止の点で最も望ましい。
【0028】また、上記請求項3記載の圧縮処理方法で
は、イメージを表すページ記述データに対する画像処理
により生成されたイメージデータを、最終出力画像が仮
想的に形成されるようにバンドバッファに順次展開して
いき、イメージデータがバンドバッファ幅の1/N(N
は予め定められた3以上の整数)に相当する幅Kだけ展
開される度に、幅Kのイメージデータが展開されたバン
ドバッファを、一辺の長さが幅Kに等しい複数の正方形
ブロックに分割する。そして、分割された各正方形ブロ
ックにイメージデータが展開完了したときに、展開完了
したイメージデータを正方形ブロック単位に圧縮する。
【0029】この請求項3記載の圧縮処理方法において
も、請求項1記載の発明と同様な原理により、ジェネレ
ーションの発生を防止でき、イメージデータを効率的に
圧縮することができる。
【0030】また、上記請求項4記載の画像処理装置で
は、ページ記述言語で記述されたページ記述データのう
ち、イメージを表すページ記述データを選別手段によっ
て選別し、この選別されたイメージを表すページ記述デ
ータに対する画像処理をイメージデータ生成手段によっ
て行いイメージデータを生成する。そして、生成された
イメージデータを、第1の展開手段によって、最終出力
画像が仮想的に形成されるようにバンドバッファに順次
展開していく。なお、バンドバッファには、該バンドバ
ッファを複数の小領域に分割するような設定が予め設け
られている。
【0031】上記イメージデータの展開において、複数
の小領域毎に、展開されるべきイメージデータの展開が
完了したことを完了検知手段によって検知する。そし
て、イメージデータの展開の完了が検知された場合に、
完了が検知された小領域におけるイメージデータを圧縮
手段によって順次圧縮すると共に、圧縮された小領域に
おける圧縮データが最終出力画像のどこに位置するかを
管理手段によって管理する。
【0032】そして、イメージデータの出力時等に、前
記圧縮された小領域における圧縮データを伸張手段によ
って伸張し、伸張されたイメージデータを前記管理され
た位置情報に基づいて定められるバンドバッファ上の領
域に、第2の展開手段によって展開する。
【0033】このように一時的に圧縮された小領域毎の
圧縮データが最終出力画像のどこに位置するかを管理す
るので、たとえ最終出力画像に対し虫食い的にイメージ
データを圧縮したとしても、最終出力画像を復元するこ
とができる。
【0034】特に、請求項5に記載したように、イメー
ジデータ生成手段によって、回転処理(例えば、任意角
回転処理)を行った場合には、従来は最終出力画像を復
元するのが困難で画質劣化を生じるおそれがあったが、
請求項5記載の発明では小領域毎の圧縮データについて
の位置情報に基づいて、最終出力画像を復元することが
でき画質劣化を回避することができる。
【0035】即ち、限られたメモリでジェネレーション
を発生させることなく、所定の画像処理(特に任意角回
転処理)が行われた最終出力画像を得ることができる。
これにより、画質を著しく劣化することなく画像の回転
処理を行うことができる。更に、請求項6記載の画像処
理装置は、ページ記述言語で記述されたページ記述デー
タのうち、イメージを表すページ記述データ及び文字を
表すページ記述データを選別手段により選別する。ま
た、イメージデータ生成手段によって、前記選別された
イメージを表すページ記述データに対する画像処理を行
い、イメージを表す画像データとしてのイメージデータ
を生成し、フォント処理部によって、選別手段により選
別された文字を表すページ記述データから中間言語を生
成し、ラスタライズ部によって、生成された中間言語を
ラスタ化処理してラスタデータを生成する。更に、イメ
ージデータ生成手段によって生成されたイメージデータ
を、最終出力画像が仮想的に形成されるように、展開手
段によってバンドバッファに順次展開していき、イメー
ジデータがバンドバッファ幅の1/N(Nは予め定めら
れた3以上の整数)に相当する幅Kだけ展開される度
に、幅Kのイメージデータが展開されたバンドバッファ
を、分割手段によって一辺の長さが幅Kに等しい複数の
正方形ブロックに分割し、分割された各正方形ブロック
にイメージデータが展開完了した場合に、展開完了した
イメージデータを圧縮手段により正方形ブロック単位に
圧縮する。さらに、圧縮されたイメージデータを、格納
手段によって該イメージデータの出力時まで圧縮データ
用のメモリに格納する。ここで、請求項6記載の発明で
は、前記ラスタライズ部によって生成されたラスタデー
タと前記圧縮データ用のメモリに格納されたイメージデ
ータとを互いにバンドバッファに展開した場合に、1つ
の正方形ブロックにフォントとイメージとが混在するか
否かを判定し、混在する場合に圧縮状態のイメージデー
タを伸張し、伸張したイメージデータとラスタデータと
をマージし、マージした正方形ブロックのデータを再び
圧縮する。従って、請求項6記載の発明においても、請
求項1記載の発明と同様な原理により、ジェネレーショ
ンの発生を防止でき、イメージデータを効率的に圧縮す
ことができると共に、フォントとイメージとが混在す
る正方形ブロックのみマージしマージ後の圧縮処理を行
うので、圧縮処理を局所化でき、従来からのバンド単位
での圧縮に比べて処理を高速化できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施形態を説明する。まず、本実施形態の画像処理
装置の構成を説明する。
【0037】図1には、本実施形態の画像処理装置10
の機能ブロック図を示す。画像処理装置10には、外部
の情報処理装置40からのページ記述データを受信し画
像処理装置10における入力インタフェースとなる入力
部12と、入力部12で受信したページ記述データを解
釈する解釈部14とが、設けられている。解釈部14
は、受信したページ記述データを、文字を表すページ記
述データ、グラフィックを表すページ記述データ、イメ
ージを表すページ記述データの3つに分類し、文字を表
すページ記述データをフォント処理部16に、グラフィ
ックを表すページ記述データをグラフィック処理部18
に、イメージを表すページ記述データをイメージ処理部
20に、それぞれ転送する。
【0038】フォント処理部16は、ページ記述データ
で指定された書体や文字コード等から中間言語を生成
し、グラフィック処理部18は、ページ記述データで指
定された図形情報等から中間言語を生成する。フォント
処理部16又はグラフィック処理部18で生成された中
間言語はラスタライズ部22へ転送され、ラスタ化処理
が施される。ラスタ化処理により生成されたラスタデー
タはバンドバッファ26へ転送され展開される。
【0039】バンドバッファ26に展開されたラスタデ
ータは圧縮/伸張処理部28によって圧縮され圧縮ペー
ジバッファ30に格納される。圧縮/伸張処理部28
は、出力時に圧縮ページバッファ30から圧縮データを
取り出し伸張して再度バンドバッファ26に展開する。
バンドバッファ26に展開されたラスタデータは、出力
部34によって外部の出力装置としてのプリンタ36に
送出される。
【0040】一方、イメージ処理部20は、ページ記述
データに基づき面順次/点順次補正、階調数の補正、色
変換、拡大・縮小、回転等の画像処理をスキャンライン
単位で実行する。画像処理済の画像データ(イメージデ
ータ)はスキャンライン単位で展開部24へ転送され、
展開部24によりバンドバッファ26に展開される。
【0041】バンドバッファ26の記憶領域はメモリ管
理部32によって管理されており、このメモリ管理部3
2は、イメージデータがバンドバッファ26の幅の1/
3まで展開された時点で、該1/3幅(幅K)の記憶領
域を、辺の長さKの正方形の複数のブロックに分割す
る。
【0042】分割された複数のブロックは圧縮/伸張処
理部28によってブロック毎に圧縮され、圧縮されたイ
メージデータは圧縮ページバッファ30に格納される。
この圧縮ページバッファ30の記憶領域もメモリ管理部
32によって管理されている。圧縮/伸張処理部28
は、出力時に圧縮ページバッファ30から圧縮されたイ
メージデータを取り出し伸張して再度バンドバッファ2
6に展開する。バンドバッファ26に展開されたイメー
ジデータは、出力部34によって外部の出力装置として
のプリンタ36に送出される。
【0043】次に、本実施形態の作用を説明する。ここ
では、図8〜11のフローチャートを用いて画像処理装
置10における画像処理を説明する。
【0044】図8のステップ102では、入力部12に
よって外部の情報処理装置40からページ記述言語を入
力し、入力されたページ記述言語を解析部14によって
解析する。次のステップ104では、上記解析によりペ
ージ終了を示すトークンがあったか否かに基づいて、1
ページ分のページ記述言語に対して処理が終了したか否
かを判定する。最初は否定判定されステップ106へ進
む。
【0045】ステップ106では上記ステップ102で
の解析結果に基づいて、処理対象がイメージであるか否
かを判定する。ここで、処理対象がイメージである場合
はステップ108へ進み、図9に示すイメージに対する
圧縮処理のサブルーチンを実行する。
【0046】ここで、イメージに対する圧縮処理を説明
する。まず、図9のステップ142では、ページ記述言
語の内容に基づいて、イメージに対する画像処理を行
う。例えば、面順次/点順次補正、階調数の補正、色変
換、拡大・縮小、任意角回転処理等の画像処理をスキャ
ンライン単位で実行する。次のステップ144では、画
像処理済の画像データ(イメージデータ)をスキャンラ
イン単位で展開部24へ転送し、展開部24によってイ
メージデータをスキャンライン単位でバンドバッファ2
6に展開していく。この展開は、イメージデータが図3
のバンドバッファ幅Lの1/3に相当する幅Kだけ展開
されるまで継続され、イメージデータが幅Kだけ展開さ
れると、ステップ148へ進み、幅Kのイメージデータ
が展開されたバンドバッファをメモリ管理部32によっ
て一辺の長さKの複数の正方形ブロックに分割する。
【0047】例えば、図3に示すように、イメージQを
表すイメージデータを、頂点Q0を始点として矢印B方
向に沿ってスキャンライン単位でバンドバッファ26に
展開していく。そして、イメージデータがバンドバッフ
ァ26の幅Lの1/3に相当する幅Kだけ展開された
(図3の領域Q1だけ展開された)時点で、バンド0、
1を辺の長さKの正方形の複数のマクロブロックに分割
する。なお、図3の領域Q1のイメージデータは、図3
で太い実線で示したマクロブロックに格納される。
【0048】なお、バンドバッファ26は図7に示すよ
うに、未使用のマクロブロックを管理する未使用リスト
96と、使用中のマクロブロックを管理する使用中リス
ト98とで、メモリ管理部32によって管理されてい
る。
【0049】次のステップ150では上記分割した複数
のマクロブロックに、イメージデータを格納完了したマ
クロブロックがあるか否かを判定し、次のステップ15
2では格納完了したマクロブロック内のイメージデータ
を圧縮/伸張処理部28によってブロック毎に圧縮し、
圧縮されたイメージデータを図5(B)に示す圧縮ペー
ジバッファ30に格納する。この圧縮ページバッファ3
0の記憶領域もメモリ管理部32によって、図4に示す
圧縮ページバッファ管理テーブル92を用いて管理され
ている。
【0050】図4の圧縮ページバッファ管理テーブル9
2で、管理テーブルの番号(0〜199)はマクロブロ
ックの番号に相当する。図4には、出力される1ページ
を50個のマクロブロックに分割した例を示す。各マク
ロブロックは面順次で圧縮しており、それぞれ黒、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの4色分あるため、計200個
のエントリーがある。各エントリーの初期値として、マ
クロブロック内が白であることを示す圧縮コード94の
記憶領域へのアドレスを設定することで、イメージデー
タが格納されていないマクロブロックに対して無駄な圧
縮処理を行うことを防止している。即ち、イメージデー
タが格納されたマクロブロックにのみ圧縮処理を行うの
で、処理の効率化・高速化を図ることができる。
【0051】また、図5(A)には、イメージU1を4
5度時計回りに回転させバンドバッファ26に展開した
図を示し、図5(B)には、イメージU1のイメージデ
ータを圧縮ページバッファ30に格納完了した状態を示
す。
【0052】本実施形態では、イメージデータがバンド
バッファ26の幅の1/3まで展開された時点で、メモ
リ管理部32によって該1/3幅(幅K)の記憶領域
を、辺の長さKの正方形の複数のマクロブロックに分割
し、分割したマクロブロック毎にイメージデータを圧縮
するので、前述したような原理により、任意角回転等に
よるメモリ不足でジェネレーションが生じることを回避
することができ、効率良いイメージデータの圧縮を実現
できる。
【0053】次のステップ154では全てのイメージデ
ータについて圧縮処理が完了したか否かを判定する。未
完了のイメージデータがあれば、ステップ142へ戻
り、未完了のイメージデータに対しステップ142〜1
52の処理を実行する。全てのイメージデータについて
圧縮処理が完了すると、図8の主ルーチンへリターン
し、ステップ102へ戻る。
【0054】一方、図8のステップ106で処理対象が
イメージでない場合はステップ110へ進み、処理対象
が文字や記号等のフォントであるか否か(グラフィック
スか)を判定する。処理対象がフォントである場合はス
テップ112へ進み、フォント処理部16によって、ペ
ージ記述データで指定された書体や文字コード等から中
間言語を生成する。一方、ステップ110で処理対象が
フォントでなくグラフィックスである場合はステップ1
14へ進み、グラフィック処理部18によって、ページ
記述データで指定された図形情報等から中間言語を生成
する。その後、ステップ102へ戻る。
【0055】そして、1ページ分のページ記述言語に対
して処理が終了し、ステップ104で肯定判定される
と、ステップ116へ進み、中間言語が存在するか否か
を判定し、中間言語が存在する場合のみステップ118
へ進み、図10に示す中間言語が存在する場合の圧縮処
理のサブルーチンを実行する。
【0056】ここで、中間言語が存在する場合の圧縮処
理を説明する。まず、図10のステップ162でフォン
トとグラフィックスのラスタライズを行う。これによ
り、例えば、フォントについては、アウトラインフォン
トを例にとると、文字コードに対応するアウトラインデ
ータを予め記憶したフォントデータベースから探索し、
ヒンティング処理を行い、さらにラスタライズを行う。
このラスタライズした結果はビットマップでもランレン
グス形式の圧縮フォーマットでも構わない。
【0057】次のステップ164では、上記ラスタライ
ズで生成されたラスタ化データと圧縮状態で保管したイ
メージデータとを共にバンドバッファ26に展開した場
合に、1つのマクロブロックにフォント・グラフィック
スとイメージとが混在するか否かを判定し、例えば図6
に示すマクロブロック93のようにフォントデータとし
ての文字95とイメージ97とが混在する場合のみ前記
圧縮状態のイメージデータを圧縮/伸張処理部28によ
って伸張する(ステップ166)。そして、伸張された
イメージデータとフォント・グラフィックスのラスタ化
データとをマージする(ステップ168)。このマージ
処理では、当然ながら、イメージデータとフォント・グ
ラフィックスとの上下関係を考慮する。さらに、マージ
処理が完了したマクロブロックのデータを圧縮/伸張処
理部28によって圧縮する(ステップ170)。
【0058】以後、ステップ164の判定を各マクロブ
ロックについて順次実施し、フォント・グラフィックス
とイメージとが混在する場合のみステップ166〜17
0を実行する。
【0059】本実施形態ではフォント・グラフィックス
とイメージとが混在しない場合には、既にイメージデー
タは圧縮ページバッファ30に圧縮された状態で保管さ
れているので、この時点で再度圧縮する必要はない。従
って、画質の劣化を防止できると共に、無駄な処理を省
き画像処理装置10における処理効率を向上させること
ができる。
【0060】このようにして、全てのマクロブロックに
ついてステップ164〜170の処理が完了すると、図
8の主ルーチンへリターンし、ステップ120へ進む。
ステップ120、122では、プリンタ36の出力性能
に同期して、圧縮/伸張処理部28によって各マクロブ
ロックに対し伸張処理を行う。この伸張処理は、高速化
のためにハードウェアで行うのが望ましいが、仮にソフ
トウェア制御で行うとしても、フォントやグラフィック
スのラスタライズを行う必要が無いので、従来からのリ
アルタイムのバンディングと比較してリアルタイム性は
保証しやすい。
【0061】上記で伸張された各マクロブロックの画像
データは、その後、出力部34によってプリンタ36へ
出力される。
【0062】以上説明した実施形態によれば、イメージ
データがバンドバッファ26の幅の1/3まで展開され
た時点で、メモリ管理部32によって該1/3幅(幅
K)の記憶領域を、辺の長さKの正方形の複数のマクロ
ブロックに分割し、分割したマクロブロック毎にイメー
ジデータを圧縮するので、任意角回転等によるメモリ不
足でジェネレーションが生じることを回避することがで
き、効率良いイメージデータの圧縮を実現できる。
【0063】また、同一バンド上でフォント・グラフィ
ックスとイメージとが混在する場合でも、本実施形態で
はマクロブロック単位でフォント・グラフィックスとイ
メージとのマージ処理を行う。即ち、フォント・グラフ
ィックスとイメージとが混在するマクロブロックのみマ
ージしマージ後の圧縮処理を行うので、圧縮処理を局所
化でき、従来からのバンド単位での圧縮に比べて処理を
高速化できる。
【0064】また、1つのマクロブロックにフォント・
グラフィックスとイメージとが混在しない場合には、イ
メージデータの圧縮を1回に抑えることができるので、
画質の劣化を防止できると共に、無駄な処理を省き画像
処理装置10における処理効率を向上させることができ
る。
【0065】また、一時的に圧縮されたマクロブロック
の圧縮データが最終出力画像のどこに位置するかを圧縮
ページバッファ管理テーブル等により管理するので、た
とえ最終出力画像において虫食い的にイメージデータを
圧縮したとしても、最終出力画像を首尾よく復元するこ
とができる。これにより、画質を著しく劣化することな
く画像処理(例えば、任意角回転処理)を行うことがで
きる。
【0066】
【発明の効果】請求項1又は請求項3又は請求項6に記
載の発明によれば、イメージデータがバンドバッファ幅
の1/N(Nは予め定められた3以上の整数)に相当す
る幅Kだけ展開された時点で、幅Kのイメージデータが
展開されたバンドバッファを、一辺の長さが幅Kに等し
い複数の正方形ブロックに分割し、分割された各正方形
ブロックにイメージデータが展開完了したときに、展開
完了したイメージデータを正方形ブロック毎に圧縮する
ので、ジェネレーションの発生を防止できる。これによ
り、イメージデータを効率的に圧縮することができ、イ
メージデータに対する処理の効率を向上させることがで
きる。
【0067】また、請求項2記載の発明によれば、幅K
をバンドバッファ幅の1/3とするので、圧縮処理負荷
を最小限に抑え且つ管理情報の量を最小限に抑えること
ができる。
【0068】また、請求項4又は請求項5に記載の発明
によれば、一時的に圧縮された小領域における圧縮デー
タが最終出力画像のどこに位置するかを管理するので、
たとえ最終出力画像において虫食い的にイメージデータ
を圧縮したとしても、最終出力画像を復元することがで
き、画質を著しく劣化することなく画像処理(例えば、
任意角回転処理)を行うことができる。更に、請求項6
に記載の発明によれば、フォントとイメージとが混在す
る正方形ブロックのみマージしマージ後の圧縮処理を行
うので、圧縮処理を局所化でき、従来からのバンド単位
での圧縮に比べて処理を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像処理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】マクロブロックのサイズをバンドバッファ幅の
1/3に設定することの効果を説明するための図であ
る。
【図3】マクロブロックとバンドとの関係を示す図であ
る。
【図4】圧縮ページバッファの使用状況を管理するため
の管理テーブルを示す図である。
【図5】(A)はプリントすべきイメージの画像領域と
該イメージに対するマクロブロックとを示す図であり、
(B)は(A)のイメージに対応するイメージデータを
記憶したメモリのレイアウトを示す図である。
【図6】グラフィックとイメージとのマージを説明する
ための図である。
【図7】バンドバッファの使用状況を管理するための管
理テーブルを示す図である。
【図8】本実施形態の画像処理装置における処理ルーチ
ンを示す流れ図である。
【図9】イメージに対する圧縮処理のサブルーチンを示
す流れ図である。
【図10】中間言語が存在する場合の圧縮処理のサブル
ーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 画像処理装置 12 入力部 14 解釈部(選別手段) 20 イメージ処理部(イメージデータ生成手段) 24 展開部(展開手段、第1の展開手段、第2の展
開手段) 26 バンドバッファ 28 圧縮/伸張処理部 30 圧縮ページバッファ 32 メモリ管理部 40 情報処理装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ記述言語で記述されたページ記述
    データのうち、イメージを表すページ記述データを選別
    する選別手段と、 前記選別手段により選別されたイメージを表すページ記
    述データに対する画像処理を行い、イメージを表す画像
    データとしてのイメージデータを生成するイメージデー
    タ生成手段と、 前記イメージデータ生成手段により生成されたイメージ
    データを、最終出力画像が仮想的に形成されるようにバ
    ンドバッファに順次展開する展開手段と、 前記展開手段により展開されたイメージデータがバンド
    バッファ幅の1/N(Nは予め定められた3以上の整
    数)に相当する幅Kだけ展開される度に、幅Kのイメー
    ジデータが展開されたバンドバッファを、一辺の長さが
    幅Kに等しい複数の正方形ブロックに分割する分割手段
    と、 前記分割手段により分割された各正方形ブロックにイメ
    ージデータが展開完了した場合に、展開完了したイメー
    ジデータを正方形ブロック単位に圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮されたイメージデータを、該イ
    メージデータの出力時まで圧縮データ用のメモリに格納
    する格納手段と、 を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記幅Kは、バンドバッファ幅の1/3
    に相当することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 イメージを表すページ記述データに対す
    る画像処理を行うことで生成されたイメージデータを圧
    縮する圧縮処理方法であって、 前記生成されたイメージデータを、最終出力画像が仮想
    的に形成されるようにバンドバッファに順次展開してい
    き、 イメージデータがバンドバッファ幅の1/N(Nは予め
    定められた3以上の整数)に相当する幅Kだけ展開され
    る度に、幅Kのイメージデータが展開されたバンドバッ
    ファを、一辺の長さが幅Kに等しい複数の正方形ブロッ
    クに分割し、 分割された各正方形ブロックにイメージデータが展開完
    了したときに、展開完了したイメージデータを正方形ブ
    ロック単位に圧縮する、 ことを特徴とする圧縮処理方法。
  4. 【請求項4】 ページ記述言語で記述されたページ記述
    データのうち、イメージを表すページ記述データを選別
    する選別手段と、 前記選別手段により選別されたイメージを表すページ記
    述データに対する画像処理を行い、イメージを表す画像
    データとしてのイメージデータを生成するイメージデー
    タ生成手段と、 前記イメージデータ生成手段により生成されたイメージ
    データを、最終出力画像が仮想的に形成されるようにバ
    ンドバッファに順次展開する第1の展開手段と、 予め定めた前記バンドバッファを分割した複数の小領域
    毎に前記展開手段によって展開されるべきイメージデー
    タの展開が完了したことを検知する完了検知手段と、 前記完了検知手段によってイメージデータの展開の完了
    が検知された場合に、完了が検知された小領域における
    イメージデータを順次圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された小領域における圧縮デ
    ータが前記最終出力画像のどこに位置するかを管理する
    管理手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された小領域における圧縮デ
    ータを伸張する伸張手段と、 前記伸張手段によって伸張されたイメージデータを、前
    記管理手段によって管理された位置情報に基づいて定め
    られるバンドバッファ上の領域に展開する第2の展開手
    段と、 を有する画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記イメージデータ生成手段によって行
    われる画像処理は回転処理であることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 ページ記述言語で記述されたページ記述
    データのうち、イメージを表すページ記述データ及び文
    字を表すページ記述データを選別する選別手段と、 前記選別手段により選別されたイメージを表すページ記
    述データに対する画像処理を行い、イメージを表す画像
    データとしてのイメージデータを生成するイメ ージデー
    タ生成手段と、 前記選別手段により選別された文字を表すページ記述デ
    ータから中間言語を生成するフォント処理部と、 前記フォント処理部により生成された中間言語をラスタ
    化処理してラスタデータを生成するラスタライズ部と、 前記イメージデータ生成手段により生成されたイメージ
    データを、最終出力画像が仮想的に形成されるようにバ
    ンドバッファに順次展開する展開手段と、 前記展開手段により展開されたイメージデータがバンド
    バッファ幅の1/N(Nは予め定められた3以上の整
    数)に相当する幅Kだけ展開される度に、幅Kのイメー
    ジデータが展開されたバンドバッファを、一辺の長さが
    幅Kに等しい複数の正方形ブロックに分割する分割手段
    と、 前記分割手段により分割された各正方形ブロックにイメ
    ージデータが展開完了した場合に、展開完了したイメー
    ジデータを正方形ブロック単位に圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮されたイメージデータを、該イ
    メージデータの出力時まで圧縮データ用のメモリに格納
    する格納手段と、 を有する画像処理装置であって、 前記ラスタライズ部によって生成されたラスタデータと
    前記圧縮データ用のメモリに格納されたイメージデータ
    とを互いにバンドバッファに展開した場合に、1つの正
    方形ブロックにフォントとイメージとが混在するか否か
    を判定し、混在する場合に圧縮状態のイメージデータを
    伸張し、伸張したイメージデータとラスタデータとをマ
    ージし、マージした正方形ブロックのデータを再び圧縮
    することを特徴とする画像処理装置。
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