JP5078540B2 - 記録装置及びデータ転送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に対して画像を記録するカラープリンタ等の記録装置及びその記録方法に関し、詳細には、内部のモジュール間インタフェースに高速シリアルインタフェースを用いた記録装置及びそのデータ転送方法に関する。
従来から、記録ヘッドのノズルからインクを吐出させ、記録媒体上に画像の記録を行うインクジェット方式の記録装置が知られている。
パーソナルコンピュータ、複写装置、ワードプロセッサ等のOA機器は、高機能となると共にカラー化している。このため、これらの機器で形成した画像を出力する記録装置の1つとして様々なカラーインクジェット記録装置が提供されている。
代表的なインクジェット記録装置は、記録ヘッド及びインクタンクを搭載するキャリッジと、記録媒体を搬送する搬送機構と、これらの動作を制御する制御手段とを具えている。そして、複数のノズルからインクを吐出させる記録ヘッドを記録媒体の搬送方向(以下、「副走査方向」ともいう)と直交する方向(以下、「主走査方向」ともいう)にシリアルにスキャンさせる。そしてそのスキャンと共にキャリッジの位置情報に同期して記録媒体に対してインクを吐出し、一方でこのスキャンとスキャンとの間に記録幅に関連した量で記録媒体を間欠搬送し、スキャンと記録媒体の搬送とを複数回繰り返すことにより全画像領域を記録する。
カラー記録を行う場合は、複数の色のインクにそれぞれ対応した複数の記録ヘッドを備え、これらの記録ヘッドから吐出されるインク滴を重ねあわせること又は近接して着弾させることによりカラー画像を記録する。
ホスト装置からインクジェット記録装置に送信された記録データはインクを吐出させる為に、RGBデータからCMYデータへの色空間変換、2値化処理、ラスタ−カラム変換等の様々な処理を経て、ヘッド吐出データとなる。
一方で、多くのノズルから同時にインクを吐出する場合、その瞬間に多くの電力を消費することとなる。インクジェット記録装置に供給される電力は決まっているため、その場合、例えばヒータなどの記録素子に印加する電圧が降下することがある。そして、この電圧の降下によってインクの吐出不良が生じる場合がある。このようなインクの吐出不良を防止するために、同時にインクを吐出するノズル数を事前に把握し、多くの電力を消費する場合には、記録パターンを変更する方法が開示されている(特許文献1参照)。
インクジェット記録装置は、比較的簡便で優れた記録手段であるため、幅広い産業分野で需要が高まっている。また、インクジェット記録装置には、高速で記録すること及び記録画素を微細化することにより高画質で記録することが求められている。これらのことにより、インクジェット記録装置が単位時間に処理すべき記録データはより増加している。
このため、各チップ間等における大容量及び高速でのデータ転送は、USB、IEEE1394、PCI Express等の種々の高速シリアル転送方式のシリアルインタフェースを用いて行われており、その転送速度は数Gbpsを満たすものもある。これらを用いて、記録データの処理を行う各チップ間(機器間、ボード間でも良い)の通信を行う際、受信側のチップのデータ処理速度よりもシリアルインタフェースのデータ転送速度が上回る場合、このデータ転送速度を必要に応じて変更する必要がある。
従来から、このような場合、必要に応じてシリアルインタフェースのデータ転送速度を変更する方法が種々開示されている。例えば、特許文献2では、本体装置と端末装置がシリアルインタフェースを介してデータの送受信を行なう構成において、以下の方法が記載されている。すなわち、本体装置から入力されるクロック切り換え信号により、端末装置内のシリアル通信に用いるクロックの周期を切り換えることで、シリアルインタフェースのデータ転送速度を変更可能にする方法が記載されている。
特開平05−269987号公報 特開平04−287458号公報
上記特許文献2の方法は、シリアル通信に用いるクロックの周期を変更することでシリアルインタフェースの転送速度を変更する。しかしながら、シリアルデータの中にクロックを埋め込むことでシリアルデータとクロックの転送を1本の信号線で行う8b/10b符号化方式等を採用したIEEE1394、PCI Express等のインタフェースでは、この方法を用いることが出来ない。
また、特許文献2の方法は、シリアル転送に用いる信号線以外にサイドバンド信号の信号線を用いているが、I/Oピン数やチップを実装する基板の構成上の制限等から、サイドバンド信号を備えることが困難となる場合もある。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、シリアルインタフェースで接続された2点間でデータ転送を行う際、余分な信号線を追加することなくデータの転送速度を段階的に制御することが可能な記録装置を提供することを目的とする。また、そのデータ転送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、ホスト装置から入力された記録データに基づいて記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置であって、第1のDMAコントローラを備え、前記ホスト装置から入力した記録データを、前記記録ヘッドでの記録のために画像処理し、当該画像処理された記録データを第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された記録データを、前記第1のDMAコントローラによって読み出してシリアルインタフェースを介して出力する第1の制御回路と、前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路から入力した前記記録データを一時的に格納する受信バッファと、前記受信バッファの書き込み可能領域が第1の所定量より少なくなった場合に前記第1のDMAコントローラが前記受信バッファへ前記第1のメモリに格納された記録データを書き込む際の前記シリアルインタフェースの転送速度を遅くするように制御する転送速度の制御回路と、前記記録ヘッドを用いた記録に関わる情報を第2のメモリから読み出して前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に出力するための第2のDMAコントローラと、を備え、前記第1の制御回路から入力した前記記録データに基づいて前記記録ヘッドを駆動して記録を行わせる第2の制御回路と、前記記録ヘッドを用いた記録が開始された後、前記受信バッファの書き込み可能領域が第2の所定量より少なくなった場合に、前記第2のDMAコントローラが前記記録に関わる情報を送信可能な状態に設定し、前記受信バッファの書き込み可能領域が前記第2の所定量以上となった場合に、前記第2のDMAコントローラによる前記記録に関わる情報の送信を禁止する状態に設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、シリアルインタフェースで接続された2点間でデータ転送を行う際、余分な信号線を追加することなくデータの転送速度を段階的に制御することが可能となる。
以下に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
また、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。
(実施例1)
図2は、本実施例のインクジェット記録装置の主に記録部の概略構成を示す斜視図である。
図2において、201はインクタンクを示し、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)の4色のインクを個別に貯留する。
202は、ヘッドカートリッジを示し、インクタンク201に貯留されるそれぞれのインクに対応した記録ヘッドが1色あたり2つずつの合計8つ備えられた1つのユニットである。すなわち、ヘッドカートリッジ202には、Bk、C、M及びYのそれぞれのインクを吐出する記録ヘッドが各色2つずつ、合計8つ備えられている。
203は、インクタンク201及び記録ヘッドを備えたヘッドカートリッジ202をそれぞれ着脱自在に装着するキャリッジである。キャリッジ203は、ガイド軸210と摺動自在に係合することによりガイド軸210に沿って移動することができる。
204は、キャリッジ203に対向する面に設けられたエンコーダスケールであり、300dpiの間隔でスリットが設けられている。そして、不図示のエンコーダセンサは、光をこのエンコーダスケール204に照射してその透過光を受光し、キャリッジ203の走査位置に関する信号を出力する。
205は紙送りローラであり、補助ローラ206とともに記録媒体209を挟持しつつ図の矢印の方向に回転することにより、記録媒体209を図中y方向に搬送することができる。また、207及び208は一対の給紙ローラを示し、記録媒体209を挟持しながらその給紙を行う。
図1は、本実施例のインクジェット記録装置の基本構成を示すブロック図である。以下に、本実施例のインクジェット記録装置が備える構成ユニットをその機能と共に説明する。
101は第1の制御回路であり、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの上位装置である外部のホスト装置102とUSB等の汎用インタフェース(I/F)で接続されている。また、ホスト装置102から送信されてきた記録データや、内部で処理を行った記録データを一時的に格納する為の第1のメモリ107、シリアルインタフェース(I/F)F126とも接続されている。
第1の制御回路101は、I/Fコントローラ103、CPU104、モータ制御回路105、第1のメモリコントローラ106、第1のDMAコントローラ(DMAC)108、画像処理回路109を有する。また、第1のレジスタI/F110、第1のシリアルI/Fコントローラ111、内部パラレルバス112を有する。第1の制御回路101内の各ブロックの機能は以下に示す通りである。
I/Fコントローラ103は、ホスト装置102との通信を制御している。具体的には、ホスト装置102から送信された記録データを内部パラレルバス112に接続されている第1のメモリコントローラ106に対して送信すること、インクジェット記録装置のステータスをホスト装置102に通知することなどをしている。
CPU104は、第1の制御回路101及び第2の制御回路113内の各ブロック(構成要素)の設定を行い、インクジェット記録装置全体の制御を行う。
モータ制御回路は、キャリッジ203及び紙送りローラ205を駆動するためのモータを制御するための回路である。
第1のメモリコントローラ106は、各ブロックから第1のメモリ107へのリード及びライトの要求を制御し、第1のメモリ107へのリード及びライトを行う。
第1のDMAC108は、シリアルI/F126を介して第2の制御回路113に送信する為の、2値化処理済みの記録データを第1のメモリ107からリードして、第1のシリアルI/Fコントローラ111に対して送信する。
画像処理回路109は、ホスト装置102から送信され、第1のメモリ107に格納されている記録データを読み出し、記録データに対してRGBデータからCMYデータへの色空間変換処理や2値化処理を施す。これらの処理を行った後、再度、第1のメモリ107にデータを格納する。
第1のレジスタI/F110は、第1の制御回路101内の各ブロックのレジスタ設定を行う為のインタフェースである。各ブロックのレジスタに対するアクセスの要求が内部パラレルバス112上に存在すれば、指定されたアドレスのレジスタに対してリード及びライトのアクセスを行う。アクセスがリードであった場合には、指定されたアドレスのレジスタからリードしたデータを、要求元のブロックに対して送信する。
図6に、第1のレジスタI/F110と第1の制御回路101内の各ブロックの接続形態を表した図を示す。第1のレジスタI/F110は、第1のシリアルI/Fコントローラ111、画像処理回路109、第1のDMAC108、第1のメモリコントローラ106、モータ制御回路105、I/Fコントローラ103のレジスタ群601〜606に接続されている。なお、この接続は、内部パラレルバス112とは別のバス(信号ライン)で接続されている。各ブロックから内部パラレルバス112を経由して何れかのブロックのレジスタ群にアクセスの要求があった場合には、アドレスによりアクセスすべきブロックのレジスタ群を判断する。
第1のシリアルI/Fコントローラ111は、内部パラレルバス112とシリアルI/F126とのプロトコル変換を行い、第2の制御回路113とのデータの送受信を制御する。
113は第2の制御回路であり、第1の制御回路101から送信されてきた記録データや、内部で処理を行った記録データを一時的に格納する為の第2のメモリ120と接続されている。また、インクを吐出し、記録媒体に記録を行う記録ヘッド125、第1の制御回路101と接続されるシリアルI/F126とも接続されている。
第2の制御回路113の内部は、第2のシリアルI/Fコントローラ114、受信バッファ制御回路115、受信バッファ116、第2のDMAC117、第2のレジスタI/F118、第2のメモリコントローラ119を有する。また、内部パラレルバス121、プリントバッファコントローラ122、ヘッド吐出データ用SRAMコントローラ123、ヘッド吐出波形生成コントローラ124を有する。これら第2の制御回路113内の各ブロックの機能は以下に示す通りである。
第2のシリアルI/Fコントローラ114は、内部パラレルバス121とシリアルI/F126とのプロトコル変換を行い、第1の制御回路101とのデータの送受信を制御する。
受信バッファ116は、シリアルI/F(シリアルバス)126を経由して第1の制御回路101から送信された記録データを第2のメモリ120に格納する為に、一旦バッファリングするためのものである。
受信バッファ制御回路115は、受信バッファ116からのデータの入出力の制御、受信バッファ116の書き込み可能な領域の把握などを行う。
第2のDMAC117は、記録ヘッド125から同時に吐出されるインクのドット数をシリアルI/F126、第1の制御回路101を介して第1のメモリ107に送信する。このために、第2のメモリ120からこのドット数をリードして、第2のシリアルI/Fコントローラ114に対して送信する。
第2のレジスタI/F118は、第2の制御回路113内の各ブロックのレジスタ設定を行う為のインタフェースである。各ブロックのレジスタに対するアクセスの要求が内部パラレルバス121上に存在すれば、指定されたアドレスのレジスタに対してリード及びライトのアクセスを行う。アクセスの要求がリードであった場合には、指定されたアドレスのレジスタからリードしたデータを、要求元のブロックに対して送信する。なお、第2のレジスタI/F118と第2の制御回路113内の各ブロックとの接続形態は、図6に示した第1のレジスタI/F110と第1の制御回路101内の各ブロックの接続形態と同様の形態となっている。
第2のメモリコントローラ119は、各ブロックから第2のメモリ120へのリード及びライトの要求を制御し、第2のメモリ120へのリード及びライトを行う。
プリントバッファコントローラ122は、キャリッジ203の位置情報を元にして、記録ヘッド125からインクを吐出する為のデータを第2のメモリ120からリードする。そして第2のメモリ120からリードした記録データの中から必要な記録データを揃えてヘッド吐出データ用SRAMコントローラ123へ送信する。また、同時に吐出するインクのドット数をカウントしたデータ(以下ドットカウントデータ)を第2のメモリ120に格納する。
ヘッド吐出データ用SRAMコントローラ123は、プリントバッファコントローラ122から受信した記録データを同時に吐出する記録データのグループに分割する。そして分割された記録データを一旦SRAMに格納し、エンコーダスケール204から入力されるキャリッジ203の位置情報に基づいて、同時に吐出する記録データをSRAMから読み出し、ヘッド吐出波形生成コントローラ124に転送する。
ヘッド吐出波形生成コントローラ124では、ヘッド吐出データ用SRAMコントローラ123から受信したデータを記録ヘッド125に送信する。そしてこのデータとドットカウントデータとから記録ヘッド125に印加される電圧の降下分を類推し、記録ヘッド125を適切に駆動するためのパルス波形を生成し、記録ヘッド125に送信する。
図3は、記録データが第1のメモリ107からシリアルI/F、第2の制御回路113を経由して第2のメモリ120に格納されるまでのルートを示している。図中の矢印301がそれを示すルートであり、順を追って説明すると以下の通りになる。尚、ここでの記録データは画像処理回路109で色空間変換処理、2値化処理を既に行なわれている記録データである。
まず、第1のDMAC108は第1のメモリ107から記録データをリードし、記録データは第1のメモリコントローラ106を経由して第1のDMAC108内のバッファ内に一旦格納される。次に、第1のDMAC108は受信バッファ116に対して記録データを送信する。第1のDMAC108内のバッファから受信バッファ116に向けて送信された記録データは、第1の制御回路101内の内部パラレルバス112を経由して第1のシリアルI/Fコントローラ111に入力される。第1のシリアルI/Fコントローラ111では、記録データをシリアルI/F126用のプロトコルに変換し第2のシリアルI/Fコントローラ114に送信する。なお、データを転送する際には、転送先のアドレスが一緒に転送される。内部パラレルバス112における記録データの転送は、転送先である第1のシリアルI/Fコントローラ111のアドレスに基づいて行われる。内部パラレルバス121における記録データの転送は、転送先である受信バッファのアドレスに基づいて行われる。
第2のシリアルI/Fコントローラ114で受信された記録データは、第2の制御回路113内の内部パラレルバス121用のプロトコルに変換される。そして、受信バッファ116に向けて送信され、受信バッファ制御回路115を経由して受信バッファ116に格納される。受信バッファ116に格納された記録データはその後、受信バッファ制御回路115により、読み出されて第2のメモリコントローラ119を経由して第2のメモリ120に格納される。尚、受信バッファ制御回路115は受信バッファ116への記録データの入出力を監視し、受信バッファ116の書き込み可能な領域が受信バッファ116の全領域に対してどの程度あるかを常に把握している。
図4及び図7は、受信バッファ116の書き込み可能な領域に応じて、記録データの転送量を制御するために受信バッファ制御回路115が、第1のDMAC108のレジスタにアクセスするルートを示している。
図4の矢印401は、受信バッファ制御回路115から第1のレジスタI/F110までのルートである。まず、受信バッファ制御回路115の監視の結果により受信バッファ116の書き込み可能な領域がある所定量となったと判断された場合、受信バッファ制御回路115は、第2の制御回路113内の内部パラレルバス121に警告信号を送信する。その内容は第1のDMAC108内のレジスタ群603中における送信量あるいは送信速度を制御するレジスタを指すアドレス、及び書き込み可能な領域に対応したデータである。アドレスが第1のDMAC108内のレジスタを指すことから、そのアドレスとデータは第2のシリアルI/Fコントローラ114が受信し、シリアルI/F126用のプロトコルに変換されて第1のシリアルI/Fコントローラ111に送信される。シリアルI/F126を介して第1のシリアルI/Fコントローラ111で受信されたアドレスとデータは第1の制御回路101内の内部パラレルバス112用のプロトコルに変換される。その後、第1のレジスタI/F110に向けて送信される。
そして、図7に示すように第1のレジスタI/F110を経由して第1のDMAC108内に設けられている送信量(転送量)や送信速度(転送速度)を制御するレジスタに書き込まれる。第1のDMAC108には、転送を制御する転送制御部(転送制御回路)を備えている。この転送制御部は、レジスタに設定される値に基づき制御を行う。
尚、この受信バッファ制御回路115から第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタへのアクセスは、内部パラレルバス121、内部パラレルバス112、シリアルI/F126において最も高いプライオリティで転送が行われるよう設定されている。
図8は、受信バッファ116の書き込み可能な領域の量と第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタに書き込まれるデータと、それに対応した第1のDMAC108の送信モードを示した表である。
記録開始時にはCPU104により、レジスタライトデータは0000 0000hに設定されており、表に示されたデータは同じアドレスに対し順次上書きされていく。第1のDMAC108はこのレジスタライトデータを判別することによりレジスタの状態をチェックする。表中の通常送信モードは、画像処理回路109で色空間変換処理及び2値化処理が行われた記録データが存在する限り、送信を行い続けるモードである。また、スロー送信モードは、受信バッファ116が一杯になった場合に上書きすることが無いように、前記通常送信モードよりも記録データの転送速度が遅くなるように記録データの送信間隔を設定したモードである。すなわち図3、図4、図7で示したルートに沿ってデータが転送されるのに要する時間の最大値よりも記録データの送信間隔を長く設定したモードである。また、送信停止モードとは第1のDMAC108が記録データの送信を行わないモードである。
図9は本実施例における、受信バッファ制御回路115が第1のDMAC108による記録データの送信を制御する手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS110において、第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタライトデータをCPU104が0000 0000h、すなわち通常送信モードに設定する。
次に、ステップS120では、第1のDMAC108は記録データを第1のメモリ107から受信バッファ116へ転送を開始し、その後ステップS130に進む。
ステップS130では、受信バッファ制御回路115によって受信バッファ116の書き込み可能領域が予め定められた閾値である20%未満か否かが判断される。ステップS130において、受信バッファ116の書き込み可能領域が20%以上であった場合はステップS170に進む。一方、ステップS130において、受信バッファ116の書き込み可能領域が20%より小さかった場合はステップS140に進む。
ステップS140では、受信バッファ制御回路115によって受信バッファ116の書き込み可能領域が0%か否かが判断される。ステップS140において、受信バッファ116の書き込み可能領域が0%でなかった場合はステップS150に進む。ステップS150では、受信バッファ制御回路115によって、第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタライトデータが0000 0001h、すなわちスロー送信モードに設定される。そして、その後、ステップS170に進む。一方、ステップS140において、受信バッファ116の書き込み可能領域が0%であった場合はステップS160に進む。ステップS160では、受信バッファ制御回路115によって、第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタデータが0000 0002h、すなわち記録データの転送をストップする送信停止モードに設定される。そして、その後、ステップS170に進む。
ステップS170では、記録が終了したか否かを判断する。ステップS170において、記録が終了していなかった場合にはステップS130に戻り、ステップS130からステップS160までの処理を繰り返す。ステップS170において、記録が終了していた場合には処理を終了する。
なお、受信バッファ制御回路115は、送信停止モードに設定されており受信バッファ116の書き込み可能領域が0%でなくなった場合、スロー送信モードに設定するようレジストライトデータを送信するようにすることが好ましい。また、スロー送信モードに設定されており受信バッファ116の書き込み可能領域が20%以上となった場合に、通常送信モードに設定するようレジストライトデータを送信するようにすることが好ましい。別の表現をすると、受信バッファの書き込み可能領域が回復するとその回復量に応じて、警告信号によって行った転送速度の低下または転送のストップを解除し、転送速度を回復させることが好ましい。
ドットカウントデータはプリントバッファコントローラ122の制御により第2のメモリ120に格納されている。これをCPU104がリードを行おうとすると、第1の制御回路101の内部パラレルバス112、シリアルI/F126、第2の制御回路113の内部パラレルバス121を経由することになり、非常にレイテンシが大きくなってしまう。そこでドットカウントデータは第2のDMAC117により第2のメモリ120から第1のメモリ107に再格納する構成となっている。図5は、ドットカウントデータが第2のメモリ120からシリアルI/F126、第1の制御回路101を経由して第1のメモリ107に格納されるまでのルートを示している。図中の矢印501がそれを示すルートであり、順を追って説明すると以下の通りになる。
まず、第2のDMAC117が第2のメモリ120からドットカウントデータをリードし、ドットカウントデータは第2のメモリコントローラを経由して第2のDMAC117内のバッファ内に一旦格納される。次に、第2のDMAC117は第1のメモリ107に対してドットカウントデータを送信する。第2のDMAC117内のバッファから第1のメモリ107に向けて送信されたドットカウントデータは、第2の制御回路113内の内部パラレルバス121を経由して第2のシリアルI/Fコントローラ114に入力される。第2のシリアルI/Fコントローラ114は、記録データをシリアルI/F126用のプロトコルに変換し第1のシリアルI/Fコントローラ111に送信する。第1のシリアルI/Fコントローラ111で受信された記録データは、第1の制御回路101内の内部パラレルバス112用のプロトコルに変換され、第1のメモリコントローラ106を経由して第1のメモリ107に向けて送信され、これに格納される。
図10は、記録モード及び受信バッファ116の書き込み可能領域に対して、第2のDMAC117がドットカウントデータを送信可能か否かについて示した表である。高速ドラフト記録モードにおいてはドットカウントデータをCPU104が参照しない為、ドットカウントデータの送信は行わない。
図11は、本実施例における第2のDMAC117がドットカウントデータを送信処理する手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS210では、CPU104が第2のDMAC117を送信禁止に設定する。
次に、ステップS220では、記録モードが通常モードか否かを判断する。ステップS220において、記録モードが通常モードでなかった場合は、高速ドラフトモードであり、この場合はステップS230に進む。ステップS230では、ドットカウントデータをCPU104は参照しない。このため、記録が終了するまで第2のDMAC117はドットカウントデータを送信禁止に設定されたまま維持され、記録が終了した場合には処理を終了する。一方、ステップS220において、記録モードが通常モードであった場合は、ステップS250に進む。
ステップS250では、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%未満か否かを受信バッファ制御回路115からの情報により第2のDMAC117が判断する。ステップS250において、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%未満あった場合には、ステップS260に進む。ステップS260では第2のDMAC117がドットカウントデータを第1のメモリ107に送信可能なように設定してステップS280に進む。一方、ステップS250において、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%未満でなかった場合は、ステップS270に進む。ステップS270では、第2のDMAC117を送信禁止に設定し、そして、その後にステップS280に進む。
ステップS280では、記録が終了したか否かを判断する。ステップS280において、記録が終了していなかった場合は、ステップS250に戻り、ステップS250からステップS270までの処理を繰り返す。ステップS280において、記録が終了していた場合には処理を終了する。
(実施例2)
本実施例のインクジェット記録装置の基本構成は実施例1と同様であり、図1に示されるブロック図及び図2に示される概略構成と同様である。また、図3から図7に示される、第1のレジスタI/F110と第1の制御回路101内の各ブロックの接続形態、各データが各ブロック間を転送されるルートも同様である。また、図8に示される、受信バッファ116の書き込み可能な領域の量と、第1のDMAC108内の送信量を制御するレジスタに書き込まれるデータ及び第1のDMAC108の送信モードとの対応も同様である。さらに、図9に示される、受信バッファ制御回路115が第1のDMAC108の記録データの送信を制御する手順も同様である。
図12は、第2のメモリ120内の記録データ量、及び受信バッファ116の書き込み可能領域に対して、第2のDMAC117がドットカウントデータを送信可能か否かについて示した表である。第2のメモリ120内の記録データが1スキャン分以上存在する場合、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%以上ならばドットカウントデータは送信可能である。しかし、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%未満ならばドットカウントデータは送信禁止である。また、第2のメモリ120内の記録データが1スキャン分未満しか存在しない場合、受信バッファ116の書き込み可能領域に関わらず送信禁止である。
図13は、本実施例における、第2のDMAC117がドットカウントデータを送信処理する手順を示すフローチャートである。なお、図11のフローチャートと共通するステップにおける説明は省略する。
ステップS210は、図11のフローチャートと共通するため説明を省略する。
ステップS240では、第2のメモリ120の記録データが1スキャン分以上存在するか否かを判断する。ステップS240において、第2のメモリ120の記録データが1スキャン分以上存在した場合は、ステップS250に進む。また、第2のメモリ120の記録データが1スキャン分以上存在しなかった場合は、ステップS270に進む。
ステップS250からステップS280までは図11のフローチャートと共通するため説明を省略する。なお、ステップS280において、記録が終了していなかった場合はステップS240に戻りステップS240からステップS270までの処理を繰り返し、記録が終了していた場合は処理を終了する。
なお、上記実施例1及び実施例2では、受信バッファ116の書き込み可能領域が20%と0%になった時に、第1のDMAC108の送信モードが切り換わるように受信バッファ制御回路115は動作する。この送信モードが切り換わる受信バッファ116の書き込み可能領域の閾値については任意に設定しても良い。
また、上記実施例1では、通常記録モード時に受信バッファ116の書き込み可能領域が40%の時を閾値として、ドットカウントデータの送信の可否を決定している。一方で上記実施例2では、第2のメモリ120内の記録データ量が1スキャン分以上存在する場合であって、受信バッファ116の書き込み可能領域が40%の時を閾値として、ドットカウントデータの送信の可否を決定している。このドットカウントデータの送信の可否を決定している受信バッファ116の書き込み可能領域の閾値については任意に設定しても良い。
上記実施例1及び実施例2では、受信バッファの書き込み可能な領域がどの程度あるかにより、受信バッファ制御回路は、シリアルインタフェースを介しての第1のDMAコントローラのレジスタにアクセスし、記録データの転送量を制御している。このことにより、余分な信号線を追加することなくシリアルインタフェースで接続された回路間のデータ転送制御を実現することが可能となる。
加えて、受信バッファ制御回路は第2のDMACに対しても受信バッファの書き込み可能な領域がどの程度あるかを通知している。そして、この時の記録モードまたは第2のメモリにある記録データの量に基づいて、第2のDMAコントローラは第1の制御回路に接続される第1のメモリに記録に関する情報を転送する。このことにより、シリアルインタフェースの帯域に余裕がある時に、記録データの転送を妨げることなく記録に関する情報を転送することが可能となる。
本発明のインクジェット記録装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明のインクジェット記録装置の主に記録部の概略構成を示す斜視図である。 記録データが第1のメモリから第2のメモリに格納されるまでのルートを示した図である。 受信バッファの書き込み可能な領域に応じて、記録データの転送量を制御するために受信バッファ制御回路が、第1のDMACのレジスタにアクセスするルートの一部を示した図である。 ドットカウントデータが第2のメモリから第1のメモリに格納されるまでのルートを示した図である。 第1のレジスタI/Fと第1の制御回路内の各ブロックの接続形態を表した図である。 受信バッファの書き込み可能な領域に応じて、記録データの転送量を制御するために受信バッファ制御回路が、第1のDMACのレジスタにアクセスするルートの一部を示した図である。 第1のDMAC内の送信量を制御するレジスタに書き込まれるデータと、そのデータに対応する受信バッファの書き込み可能な領域の量と第1のDMACの送信モードを示した表である。 受信バッファ制御回路が第1のDMACによる記録データの送信を制御する手順を示すフローチャートである。 記録モード及び受信バッファの書き込み可能領域に対して、第2のDMACがドットカウントデータを送信可能か否かについて示した表である。 実施例1における第2のDMACがドットカウントデータを送信処理する手順を示すフローチャートである。 第2のメモリ内の記録データ量及び受信バッファの書き込み可能領域に対して、第2のDMACがドットカウントデータを送信可能か否かについて示した表である。 実施例2における第2のDMACがドットカウントデータを送信処理する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 第1の制御回路
113 第2の制御回路
115 受信バッファ制御回路
116 受信バッファ
125 記録ヘッド

Claims (9)

  1. ホスト装置から入力された記録データに基づいて記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置であって、
    第1のDMAコントローラを備え、前記ホスト装置から入力した記録データを、前記記録ヘッドでの記録のために画像処理し、当該画像処理された記録データを第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された記録データを、前記第1のDMAコントローラによって読み出してシリアルインタフェースを介して出力する第1の制御回路と、
    前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路から入力した前記記録データを一時的に格納する受信バッファと、前記受信バッファの書き込み可能領域が第1の所定量より少なくなった場合に前記第1のDMAコントローラが前記受信バッファへ前記第1のメモリに格納された記録データを書き込む際の前記シリアルインタフェースの転送速度を遅くするように制御する転送速度の制御回路と、前記記録ヘッドを用いた記録に関わる情報を第2のメモリから読み出して前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に出力するための第2のDMAコントローラと、を備え、前記第1の制御回路から入力した前記記録データに基づいて前記記録ヘッドを駆動して記録を行わせる第2の制御回路と、
    前記記録ヘッドを用いた記録が開始された後、前記受信バッファの書き込み可能領域が第2の所定量より少なくなった場合に、前記第2のDMAコントローラが前記記録に関わる情報を送信可能な状態に設定し、前記受信バッファの書き込み可能領域が前記第2の所定量以上となった場合に、前記第2のDMAコントローラによる前記記録に関わる情報の送信を禁止する状態に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記転送速度の制御回路は、前記受信バッファの書き込み可能領域の量について監視をし、前記監視の結果に基づいて警告信号を前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に送信することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1のDMAコントローラは、前記警告信号に応じて前記第1のメモリに格納された前記記録データの転送を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第1のDMAコントローラは、前記警告信号を一時的に格納するレジスタを有することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記第1のDMAコントローラは、前記レジスタの状態をチェックし、前記警告信号の入力を判別した場合、前記警告信号が入力される前の前記記録データの転送速度よりも遅くなるように制御することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記転送速度の制御回路は、前記監視の結果に基づいて前記警告信号による警告を解除する信号を前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に送信することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記転送速度の制御回路は、前記受信バッファの書き込み可能領域が無くなった場合、前記受信バッファの書き込み可能領域が無くなったことを示す信号を前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に送信し、
    前記第1のDMAコントローラは、前記受信バッファの書き込み可能領域が無くなったことを示す信号を入力すると前記記録データの転送をストップすることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記転送速度の制御回路は、前記受信バッファの書き込み可能領域ができた場合、前記受信バッファの書き込み可能領域ができたことを示す信号を前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に送信することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. ホスト装置から入力された記録データに基づいて記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置のデータ転送方法であって、
    前記ホスト装置から入力した記録データを、第1の制御回路により前記記録ヘッドでの記録のために画像処理し、当該画像処理された記録データを第1のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された記録データを、前記第1の制御回路が備える第1のDMAコントローラによってシリアルインタフェースを介して出力する第1の出力工程と、
    前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路から前記第1の出力工程で出力された前記記録データを一時的に第2の制御回路の受信バッファに格納する格納工程と、
    前記受信バッファの書き込み可能領域が第1の所定量より少なくなった場合に前記第1のDMAコントローラが前記受信バッファへ前記第1のメモリに格納された記録データを書き込む際の前記シリアルインタフェースの転送速度を遅くするように制御する転送速度の制御工程と、
    前記第1の制御回路から入力した前記記録データに基づいて前記第2の制御回路により前記記録ヘッドを駆動して記録を行わせる記録工程と、
    前記記録工程における記録に関わる情報を第2のメモリから読み出して前記第2の制御回路が備える第2のDMAコントローラによって前記シリアルインタフェースを介して前記第1の制御回路に出力する第2の出力工程と、
    前記記録工程における記録が開始された後、前記受信バッファの書き込み可能領域が第2の所定量より少なくなった場合に、前記第2のDMAコントローラが前記記録に関わる情報を送信可能な状態に設定し、前記受信バッファの書き込み可能領域が前記第2の所定量以上となった場合に、前記第2のDMAコントローラによる前記記録に関わる情報の送信を禁止する状態に設定する設定工程と
    を有することを特徴とするデータ転送方法。
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