JP2001239707A - プリンタ制御装置及びそのデータ転送方法 - Google Patents

プリンタ制御装置及びそのデータ転送方法

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JP2001239707A
JP2001239707A JP2000053251A JP2000053251A JP2001239707A JP 2001239707 A JP2001239707 A JP 2001239707A JP 2000053251 A JP2000053251 A JP 2000053251A JP 2000053251 A JP2000053251 A JP 2000053251A JP 2001239707 A JP2001239707 A JP 2001239707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送すべき画像データを、パラレル転送方式
の通信インタフェースを用いて効率良く転送する。 【解決手段】 ページ記述言語にて所定形式の画像デー
タにバンド単位で展開するPDLコントローラ1と、そ
のコントローラからバンド単位で受信した画像データに
基づいて印刷を行うプリンタエンジン2とがPCIバス
3を介して接続されたプリンタ10において、プリンタ
エンジン2への1バンド分の画像データの転送の要否を
CPU108により判断し、その判断によって転送を要
しないと判断したバンドについては、その1バンド分の
画像データを転送せず、その次のバンドの画像データを
格納したRAM106のアドレス情報をプリンタエンジ
ン2に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ制御装置
及びそのデータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばレーザビームプリンタ
等の電子写真方式のプリンタ(印刷装置)においては、
ホストコンピュータ等の外部装置から印刷データ(コー
ドデータやイメージデータ等)を受信し、その受信した
印刷データをビットマップデータに展開した後、そのビ
ットマップデータを、ビデオデータとしてプリンタエン
ジンに出力している。
【0003】近年、このような手順で印刷を行うプリン
タにおいては、処理可能な印刷データの解像度が非常に
高くなってきており、それに応じて転送すべきビットマ
ップデータのデータ量も膨大になっている。
【0004】そこで、係る膨大なデータを効率良く短時
間で転送すべく、従来はビットマップデータをシリアル
データとして転送する手法が採られていたのに対して、
最近では、ビットマップデータをパラレルデータとして
転送する手法が提案されている。
【0005】また、プリンタ内においてデータをパラレ
ル転送する方法として、印刷データをページ単位で所定
のページ記述言語(以下、PDL)で記述するPDL
(ページ記述言語)ボードと、プリンタエンジンとの間
を標準的なパラレル転送方式の通信インタフェース(以
下、I/Fと称する)のバスを用いて接続することによ
り、ビットマップデータや、PDLボード・エンジン間
の制御コマンド等のデータ通信を同一バス上で行う手法
も提案されている。
【0006】係るパラレル転送用のバスによってPDL
ボード・エンジン間のデータ通信を行う場合の代表的な
I/Fとしては、VL(VESA Local)−I/F、PCI(P
eripheral Component Interconnect)−I/F、IDE
(Integrated Drive Electoronics)−I/F等があり、
これらのI/Fを介して、PDLボードにて所定のPD
Lに展開されたビットマップデータを、プリンタエンジ
ン内のRAMに一旦格納してから印刷したり、或いは、
同一バスを用いて、制御コマンドやステータスデータ等
の送受信が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た印刷対象のビットマップデータと、装置制御用のコマ
ンド/ステータスデータとをパラレル転送方式の同一バ
ス上で通信する方法においては、一般にコマンド/ステ
ータスデータのデータ量と比較してビットマップデータ
のデータ量が遥かに大きいため、ビットマップデータの
転送中に装置制御用のコマンド/ステータスデータを転
送しようとすると、それら装置制御用のデータ転送によ
り、ビットマップデータを適切なタイミングで転送する
ことができない場合があり、プリンタとしてのスループ
ット低下(即ち、印刷に要する時間が長くなる)の要因
となる。この問題は、特に高速な印刷が要求されるプリ
ンタにおいて顕著に現れると予想される。
【0008】そこで本発明は、転送すべき画像データ
を、パラレル転送方式の通信インタフェースを用いて効
率良く転送するプリンタ制御装置及びそのデータ転送方
法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るプリンタ制御装置は、以下の構成を特
徴とする。
【0010】即ち、印刷対象の入力データをページ記述
言語にて所定形式の画像データにバンド単位で展開する
制御回路と、その制御回路から画像データをバンド単位
で受信し且つ印刷を行うプリンタエンジンとがパラレル
転送方式の通信インタフェースを介して接続されたプリ
ンタ制御装置であって、前記制御回路は、前記プリンタ
エンジンへの1バンド分の画像データの転送の要否を判
定する判定手段を含み、その判定手段によって転送を要
しないと判断したバンドについては、その1バンド分の
画像データを、前記プリンタエンジンに転送しないこと
を特徴とする。
【0011】また、例えば前記制御回路は、展開した画
像データをバンド単位で格納するメモリを備えており、
あるバンドの画像データは転送を要しないと前記判定手
段によって判定されたときに、その次のバンドの画像デ
ータが格納されている該メモリの領域を特定するアドレ
ス情報を、前記プリンタエンジンに転送すると良い。
【0012】また、例えば前記判定手段は、前記入力デ
ータに含まれる識別コードあるいは前記制御回路が印刷
データを受信した後、所定形式の中間コードを生成し、
生成された中間コードに基づいて、データ転送の要否を
判定すると良い。
【0013】また、同目的を達成するため、本発明に係
るプリンタ制御装置のデータ転送方法は、以下の構成を
特徴とする。
【0014】即ち、印刷対象の入力データをページ記述
言語にて所定形式の画像データにバンド単位で展開する
と共に、その展開した画像データをバンド単位でプリン
タエンジンへ転送する制御回路と、その制御回路から転
送されたバンド単位の画像データを、複数バンド、1ペ
ージ、あるいは複数ページ分だけ蓄えた時点で印刷を開
始するプリンタエンジンとがパラレル転送方式の通信イ
ンタフェースを介して接続されたプリンタ制御装置のデ
ータ転送方法であって、前記プリンタエンジンへの1バ
ンド分の画像データの転送の要否を前記制御回路にて判
定し、その判定によって転送を要しないと判断したバン
ドについては、その1バンド分の画像データを、前記プ
リンタエンジンに転送しないことを特徴とする。
【0015】また、例えば、前記制御回路に備えたメモ
リを用いて、展開した画像データをバンド単位で格納
し、あるバンドの画像データは転送を要しないと判定し
たときには、その次のバンドの画像データを格納した前
記メモリの領域を特定するアドレス情報を、前記制御回
路から前記プリンタエンジンに転送すると良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタ制御
装置の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】[第1の実施形態]図1は、第1の実施形
態におけるプリンタ制御装置を適用したプリンタ(印刷
装置)の構成を示すブロック図であり、プリンタ10
は、パーソナルコンピュータ等の外部機器104に接続
されており、外部機器104より印刷すべきデータを受
信する。
【0018】同図に示すプリンタ10は、大別して、外
部機器104より受信した印刷データ(PDLコードデ
ータやイメージデータ等)を所定形式の中間コードに変
換した後、ビットマップデータを生成するPDLコント
ローラ(PDLボード)1と、そのビットマップデータ
に基づいて生成したビデオデータを可視画像として電子
写真方式にて記録するプリンタエンジン2とにより構成
されており、パラレル転送方式のデータバスの一例であ
るPCIバス3により通信可能に接続されている。
【0019】<PDLコントローラ1>以下、図1に示
すPDLコントローラ1の内部の構成について説明す
る。
【0020】PDLコントローラ1において、101
は、プリンタ10のステータス等を表示する表示パネル
であり、表示パネル101の制御を司るパネルI/F1
02を介して内部バス110と接続されている。
【0021】103は、ホストI/Fであり、外部機器
104とプリンタ10との間における印刷データの受信
や当該プリンタのステータスデータの送信等のデータ通
信を行う一般的な通信インタフェースである。
【0022】105は、ホストI/F103を介して入
力された印刷データに基づいて画像データを発生する画
像データ発生回路であり、プリンタエンジン2に転送す
べきビットマップデータを、RAM106内に書き込む
回路である。
【0023】ROM107には、PDLコントローラ1
のCPU108が実行すべき制御プログラムやフォント
データが予め書き込まれている。CPU108は、外部
機器104より受信した印刷データを、所定形式の中間
コードに変換してRAM106へ書き込んだり、PDL
コントローラ1のコマンド/ステータスデータをRAM
106内に、書き込んだりする。
【0024】109は、RAM106内に書き込まれた
ビットマップデータ及びコマンド/ステータスデータ
を、プリンタエンジン2に転送するPCIコントローラ
(I/F)であり、PCIバス3に接続されている(詳
細は図2を参照して後述する)。
【0025】319は、CPU108からPCIコント
ローラ109へ出力されるCPU制御信号のライン(以
下、説明の便宜上、CPU制御信号と称する。尚、他の
信号のラインについても同様な表現にて記述する)を示
しており、320は、PCIコントローラ109からC
PU108へ出力されるバス制御信号である。
【0026】<プリンタエンジン2>次に、図1に示す
プリンタエンジン2の内部の構成について説明する。
【0027】プリンタエンジン2において、201は、
プリンタエンジン2側のPCIコントローラ(I/F)
であり、上述したPDLコントローラ1内のRAM10
6に一時的に格納されたビットマップデータ及びコマン
ド/ステータスデータを、PCIバス3を介して受信す
る。PCIコントローラ201にて受信された当該デー
タは、内部バス111を介して、RAM204に一時的
に格納される。
【0028】202は、ROM203に予め格納された
制御プログラムを実行することにより、プリンタエンジ
ン2の動作を制御するCPUである。
【0029】205は、プリンタI/Fであり、RAM
204に格納されたビットマップデータ及びコマンド/
ステータスデータを内部バス111を介して所定のタイ
ミングで読み出すと共に、その読み出したデータを、プ
リント機構に転送する。このプリント機構206は、転
送されたデータを例えばレーザー駆動方式等の電子写真
方式で可視画像として記録紙等に記録する一般的なプリ
ント機構であり、本実施形態における詳細な説明は省略
する。
【0030】<PCIコントローラ109>次に、PD
Lコントローラ1内のPCIコントローラ109につい
て詳細に説明する。
【0031】図2は、第1の実施形態におけるPDLコ
ントローラ1内のPCIコントローラ109の回路構成
を示すブロック図である。
【0032】同図において、303は、PDLコントロ
ーラ1の内部におけるデータバスであり、329は、P
DLコントローラ1の内部におけるアドレスバスであ
る。これらのバスは、図1に示す内部バス110に含ま
れる。
【0033】ADバス信号317、コントロール信号3
18、コマンド/バイトイネーブル信号347は、PC
Iバス3に流れる信号であり、プリンタエンジン2との
間で送受信される。
【0034】・コマンドデータの転送:PDLコントロ
ーラ1のRAM106からプリンタエンジン2のRAM
204にコマンドデータが転送される場合、そのコマン
ドデータは、PDLデータバス303から双方向バッフ
ァ305及びデータバス307を介して、一旦バッファ
メモリ用のFIFO311に格納された後、マスタコン
トローラ316を経由してPCIバス317に出力さ
れ、RAM204に書き込まれる。
【0035】尚、データバス307上を当該コマンドデ
ータが転送されるときのデータの形態は、PDLデータ
バス303上を転送されるときの形態と同じである。
【0036】コマンドデータがRAM204に書き込ま
れる際の書き込み先のアドレスは、PCIバス317、
ターゲットコントローラ328、データバス326を介
して、プリンタエンジン2のCPU202から、PDL
コントローラ1のDMAコントローラ324内部のアド
レスカウンタ325に設定されると共に、アドレスバス
327を介してマスタコントローラ316に入力され、
ADバス信号317としてプリンタエンジン2に対して
出力される。
【0037】ここで、DMAコントローラ324自体
は、所謂DMA(Direct Memory Access)転送方式にてデ
ータ転送を制御する一般的な制御回路であるため、本実
施形態における詳細な説明は省略する。
【0038】また、上記の如くコマンドデータがRAM
204に書き込まれるに際して、そのコマンドデータの
転送元のアドレスは、プリンタエンジン2のCPU20
2により設定される。即ち、CPU202は、PCIバ
ス317、ターゲットコントローラ328、データバス
326を介して、アドレスレジスタ335に転送元のア
ドレスを入力する。
【0039】ライト信号341は、コマンド/バイトイ
ネーブル信号347に基づいてデコーダ346にて生成
される。
【0040】また、アドレスレジスタ選択信号500
は、ターゲットコントローラ328を介してアドレスバ
ス342に出力されたAD信号317に基づいて、アド
レスデコーダ340にて生成される。
【0041】レジスタライト信号511は、上記のライ
ト信号341及びアドレスレジスタ選択信号500に基
づいて動作するNAND回路339によって生成され
る。
【0042】データバス326を介してアドレスレジス
タ335に入力された転送元アドレスは、レジスタライ
ト信号511に従ってラッチされた後でアドレスカウン
タ334に設定され、その後、双方向バッファ332を
介してアドレスバス329に出力される。アドレスバス
329上に送出された転送元アドレスは、RAM106
に格納される。CPU202は、転送先アドレス及び、
転送元アドレスを設定した後、PCIバス317、ター
ゲットコントローラ328を介して、DMAコントロー
ラ324に対してデータ転送サイズを設定し、かつ、D
MA転送の起動をかけると、コマンドデータはRAM1
06からRAM204へDMA転送される。
【0043】・ステータスデータの転送:RAM204
に格納されているプリンタエンジン2のステータスデー
タは、PCIコントローラ201、PCIバス3を介し
てPDLコントローラ1のマスタコントローラ316に
入力されると共に、マスタコントローラ316から出力
されたステータスデータは、バッファ用FIFO30
8、双方向バッファ305を介してPDLデータバス3
03上に送出された後、RAM106に格納される。
【0044】上記如くステータスデータがプリンタエン
ジン2からPDLコントローラ1に転送される場合にお
いて、そのステータスデータがRAM204から読み出
される際の転送元アドレスは、プリンタエンジン2のC
PU202により、PCIバス3、PDLコントローラ
1のターゲットコントローラ328、データバス326
を介して、DMAコントローラ324内のアドレスカウ
ンタ325に設定される。そしてアドレスカウンタ32
5に設定された転送元アドレスは、アドレスバス327
を介してマスタコントローラ316に入力され、ADバ
ス317を介してプリンタエンジン2に出力される。
【0045】また、ターゲットコントローラ328から
出力された転送先アドレスは、アドレスレジスタ335
に設定される。
【0046】アドレスレジスタ335では、ターゲット
コントローラ328より入力された転送先アドレスが、
上述したコマンドデータの転送の場合と同様に生成され
たレジスタライト信号511に従ってラッチされた後、
アドレスカウンタ334に設定され、その後、双方向バ
ッファ332を介してアドレスバス329に出力され
る。
【0047】CPU202は、転送先アドレス、並びに
転送元アドレスを設定した後、PCIバス317、ター
ゲットコントローラ328を介して、DMAコントロー
ラ324に対してデータ転送サイズを設定し、且つDM
A転送の起動をかけることにより、ステータスデータ
は、RAM204からRAM106へDMA転送され
る。
【0048】DMAコントローラ324は、ADバス3
17、ターゲットコントローラ328、データバス32
6を介して、プリンタエンジン2のCPU202によ
り、FIFO308またはFIFO311のうち何れの
FIFOを使用してDMA転送を起動すべきかを設定さ
れる。また、DMAコントローラ324は、FIFO3
08または311から入力されるREQ1信号(31
0)またはREQ2信号(313)の信号が「Tru
e」になると、DMA_REQ信号322の信号を「T
rue」にして出力する。
【0049】PDLバスアービタ回路321は、上記の
如くDMA_REQ信号322の信号ステータスが「T
rue」になると、CPU108から入力されるコント
ロール信号319の状態に応じて、バスマスタになるこ
とをバス制御信号320によってCPU108へ通知す
ると共に、DOC信号301及びADROC信号331
の信号ステータスをそれぞれ「True」にすることに
よってNOR回路304及び337を動作させ、これに
より、双方向バッファ305及び双方向バッファ332
の動作を制御する。
【0050】更に、PDLバスアービタ回路321は、
双方向バッファ305から、ある複数ワード単位でデー
タが転送される度に、DMA_ACK信号323の信号
ステータスを「True」にして、DMAコントローラ
324へ出力する。
【0051】DMAコントローラ324は、信号ステー
タスが「True」になったDMA_ACK信号323
を上記の如く受信すると、ACK1信号309またはA
CK2信号312の信号ステータスを「True」にし
て、FIFO308または311へ出力すると共に、ア
ドレスカウンタ325及び334に対しても出力するこ
とにより、アドレスカウンタ325及び334をカウン
トアップさせる。
【0052】ここで、プリンタエンジン2のCPU20
2は、ADバス317、ターゲットコントローラ32
8、アドレスバス342を介して、コンフィグレーショ
ンレジスタ343に格納されている識別値を読み出すこ
とができ、PCIバス3を介してどの種類(型式)のP
DLコントローラ1が接続されているかを判断すること
ができる。
【0053】<ビットマップデータの転送>PDLコン
トローラ1のRAM106に格納されたビットマップデ
ータをプリンタエンジン2のRAM204に転送する場
合も、上述したコマンドデータの転送の場合と同様に、
RAM106から読み出されたビットマップデータは、
PDLデータバス303、双方向バッファ305、デー
タバス307、FIFO311、マスタコントローラ3
16を経由してPCIバス3に出力され、その後、プリ
ンタエンジン2側のRAM204にDMA転送される。
【0054】本実施形態におけるプリンタ10において
も、ビットマップデータは、PDLコントローラ1のR
AM106から、プリンタエンジン2のRAM204
に、所定の複数ラインで構成されるバンド単位で転送さ
れる。記録紙1枚分のビットマップデータは、複数のバ
ンド(バンド数N)であり、プリントエンジン2におい
て複数バンド、1ページ、あるいは複数ページ分だけ蓄
えた時点で、ビットマップデータの印刷処理が行われ
る。
【0055】但し、本実施形態では、RAM106に展
開した各バンドのビットマップデータにおいて1バンド
分全てのデータがゼロデータ(例えば、印刷時に白に相
当するデータ)のバンドについてはプリントエンジン2
側のRAM204にデータ転送を行わないように構成す
ることにより、PCIバス3を介してPDLコントロー
ラ1からプリントエンジン2に転送されるビットマップ
データの転送量を削減することを特徴としている。CP
U108は外部装置104より受信した印刷データから
中間コードを作成し、中間コードは画像データ発生回路
105に入力することにより、RAM106にビットマ
ップデータを展開する。
【0056】RAM106に展開した各バンドのビット
マップデータを転送するか否かの判断処理は、PDLコ
ントローラ1のCPU108が外部装置104より受信
した識別コード、あるいは印刷データから生成した所定
形式の中間コードを参照することによって行う。このデ
ータ転送の要否判断処理は、予めROM107に格納さ
れた制御プログラムをCPU108が実行することによ
って実現される。
【0057】以下、この処理について図3及び図4を参
照して説明する。
【0058】図3は、第1の実施形態においてPDLコ
ントローラ1のRAM106に格納されたビットマップ
データの構成を概念的に示す図であり、Nバンドからな
る1ページ分のビットマップデータと、外部装置より受
信した識別コードまたは印刷データ、並びに、それらの
データから生成した所定形式の中間コードとが格納され
ている。また、図4は、第1の実施形態においてプリン
タエンジン2のRAM204に格納されたビットマップ
データの構成を概念的に示す図である。
【0059】本実施形態では、1バンド分のデータ転送
を行うか否かに関らずに、画像データ発生回路105に
よってRAM106内にデータを展開するものとしてお
り、図3に示す例では、Nバンド分のビットマップデー
タのうちバンド2のビットマップデータがゼロデータと
している。
【0060】・印刷すべきビットマップデータである場
合:本実施形態では、RAM106のバンド内に印刷す
べきビットマップデータが有る場合(即ち、ゼロデータ
ではない場合:図3ではバンド2以外のバンド)には、
上述した如く、その転送対象のバンドのビットマップデ
ータが一時的に格納されるRAM106の転送元アドレ
ス(スタートアドレス)をアドレスカウンタ334に設
定すると共に転送先アドレス(スタートアドレス)をア
ドレスカウンタ325に設定する。
【0061】各バンド毎に、アドレスカウンタ334,
325に転送元アドレス、並びに1バンド分の転送サイ
ズが設定され、DMA転送が起動されると、RAM10
6のデータがRAM204へ転送される。これを、図3
及び図4を用いて説明すると、図3におけるRAM10
6内のバンド1のデータは、図4におけるRAM204
内のバンド1へ転送され、RAM106内のバンドNの
データは、RAM204内のバンドNに転送される。
【0062】・印刷すべきビットマップデータではない
場合:一方、CPU108は、中間コードを参照するこ
とにより、RAM106のバンド内に印刷すべきビット
マップデータがない(即ち、ゼロデータの場合)と判断
したときには、次のバンドのビットマップデータが一時
的に格納されるRAM106の転送元アドレス(スター
トアドレス)を、CPU202へ通知させるために、コ
マンドデータとして、RAM106内に格納する。コマ
ンドデータは、RAM106からRAM204へDMA
転送された後、CPU202で解析され、CPU202
は、RAM106の次のバンドの転送元アドレス(スタ
ートアドレス)を、アドレスカウンタ334に設定する
と共に次のバンドの転送先アドレス(スタートアドレ
ス)をアドレスカウンタ325に設定する。
【0063】アドレスカウンタ334及びアドレスカウ
ンタ325に次のバンドのスタートアドレスが設定さ
れ、DMA転送が起動されると、次のバンドのビットマ
ップデータがRAM106からRAM204へDMA転
送される(図3、図4の場合は、バンド3)。
【0064】そして、ビットマップデータがゼロデータ
の場合、RAM106からRAM204へのDMA転送
は、行われない(図3、図4の場合は、バンド2)。
【0065】ここで、プリンタエンジン2の内部におい
ては、プリンタI/F205を介して、RAM204か
らプリント機構206に1バンド分のビットマップデー
タを出力した時点で、RAM204に格納されている当
該1バンド分のビットマップデータはゼロクリアされ
る。このため、PDLコントローラ1からデータ転送が
行われなかったRAM204内のバンド(図4ではバン
ド2のメモリ領域)は、ゼロデータのままである。
【0066】尚、プリント機構206においては、印刷
を行うべくRAM204から1バンド分のビットマップ
データを読み込んだときに、1バンド分のビットマップ
データがゼロデータの場合には、ゼロデータに対応する
所定の印刷動作(例えば1バンド分の紙送りを行う等)
を行うように、プリント機構206の制御プログラムを
予め構成すれば良い。
【0067】このように、上述した本実施形態によれ
ば、印刷すべき画像データ(ビットマップデータ)がな
いバンドについては、DMA転送方式による画像データ
の転送量を削減することができる。これにより、転送す
べき画像データを、パラレル転送方式の通信インタフェ
ースを用いて効率良く転送することができ、プリンタ1
0としてのスループットが向上する。
【0068】尚、本実施形態では、図3に示すように、
1バンド分のビットマップデータをPDLコントローラ
1からプリンタエンジン2に転送するか否かに関らず
に、PDLコントローラ1のRAM106に全てのバン
ドのデータを書き込み、CPU108が中間コードを参
照することによってRAM204への転送の要否を判断
したが、この処理構成に限られるものではなく、PDL
コントローラ1のCPU108は、ホストI/F103
を介して入力された印刷データから生成した所定形式の
中間コードを参照し、印刷すべきバンドではないと判断
したバンドについては、画像データ発生回路105に展
開処理を行わせないようにしても良い。
【0069】また、上述した実施形態では、印刷処理の
スループットを向上すべく、1バンド分のビットマップ
データをPDLコントローラ1からプリンタエンジン2
に転送するか否かを受信した印刷データから変換した所
定形式の中間コードによって判断した。しかしながら、
係るシステム構成に限られるものではなく、中間コード
を使用しない場合は、RAM106に展開したビットマ
ップデータがゼロデータであるか否かをCPU108が
判断する方法を採用しても良い。
【0070】[第2の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態に係るプリンタ10を基本とする第2の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
【0071】本実施形態が上述した第1の実施形態と異
なるのは、PCIコントローラ109の回路構成であ
る。
【0072】図5は、第2の実施形態におけるPDLコ
ントローラ1内のPCIコントローラ109の回路構成
を示すブロック図である。
【0073】同図に示す各ブロックにおいて、図2に示
すブロックと同じ参照番号のブロックについては、第1
の実施形態の場合と同様な動作を行うものとし、重複す
る説明は省略するが、図5に示すように、本実施形態で
は、DMA転送チャネルを402、405として2チャ
ンネル設けられると共に、図2においては1チャンネル
のDMA転送を制御するために2つ設けたFIFO30
8及び311に対して、本実施形態では、チャンネル毎
に、2つのFIFOを1組にしてまとめたFIFO40
2及び405が採用されている。
【0074】図5において、PDLコントローラ1のR
AM106からプリンタエンジン2のRAM204にコ
マンドデータを転送する場合、そのコマンドデータは、
PDLデータバス303から双方向バッファ305及び
データバス307を介して、一旦バッファメモリ用のF
IFO402に格納された後、データバス410を介し
てセレクタ408に入力される。このとき、FIFO4
02に格納されるまでのデータの並び順は同じである。
【0075】また、RAM204への書き込み先アドレ
スは、プリンタエンジン2のCPU202がPCIバス
3、ターゲットコントローラ328、データバス326
を介して、DMAコントローラ324内のアドレスカウ
ンタ325に設定される。アドレスカウンタ325に設
定された書き込み先アドレスは、アドレスバス327を
介してマスタコントローラ316に入力される。そし
て、マスタコントローラ316から出力された書き込み
先アドレスは、ADバス317を介してプリンタエンジ
ン2側に入力され、PCIコントローラ201を介して
RAM204に対して設定される。
【0076】但し、本実施形態において、DMAコント
ローラ324は、デフォルト状態においてはSELn1
/2信号の信号ステータスを「Low」として出力する
ため、セレクタ408によりデータバス410が選択さ
れる。これにより、アドレスカウンタ325が出力する
RAM204のアドレス領域に、データの並びを変えず
に、RAM106のデータを転送する。
【0077】次に、プリンタエンジン2のステータスデ
ータは、RAM204からPCIバス3、マスタコント
ローラ316、データバス409、FIFO402、セ
レクタ401、双方向バッファ305を介してPDLデ
ータバス303へ出力され、RAM106に格納され
る。この場合も、データの並びは変わらずに転送され
る。
【0078】次に、PDLコントローラ1のRAM10
6からプリンタエンジン2のRAM204へビットマッ
プデータを転送する場合について説明する。
【0079】図6は、第2の実施形態におけるPDLコ
ントローラ1のRAM106に格納するビットマップデ
ータの並びを示す図である。また、図7は、第2の実施
形態におけるプリンタエンジン2のRAM204に格納
するビットマップデータの並びを示す図である。
【0080】本実施形態において、プリンタエンジン2
のCPU202は、ターゲットコントローラ328を介
して、PDLコントローラ1内のコンフィグレーション
レジスタ343の値を参照することにより、RAM10
6に格納するビットマップデータの並び順と、RAM2
04に格納するビットマップデータの並び順とが同じで
あるか否かを判断することができる。この判断は、あら
かじめ、ROM203内に書き込まれているプログラム
を実行することにより、達成される。
【0081】CPU202は、この並び順の判断で、例
えば図6及び図7に示すように、双方のデータの並び順
が異なる(この場合は1ワード分のデータの並びが逆)
と判断した場合、PDLコントローラ1のDMAコント
ローラ324に転送チャネル2を使用させるべく、AD
バス317、ターゲットコントローラ328、データバ
ス326を介して、SELn1/2信号の信号ステータ
スを「High」に設定する。
【0082】そして、PDLコントローラ1において、
SELn1/2信号の信号が「High」に設定される
と、セレクタ408によりデータバス411が選択され
る。データバス411は、データバス410とはデータ
ラインの並びが逆に構成されている。このため、RAM
106から読み出されたビットマップデータは、PDL
データバス303、双方向バッファ305、データバス
307、FIFO405を介してデータバス411に送
出された時点で、データの並びが逆に(即ち、1ワード
単位でLSB/MSBの並びからMSB/LSBの並び
に)変換される。このビットマップデータは、マスタコ
ントローラ316からADバス317に送出された後、
PCIコントローラ201を介してプリンタエンジン2
のRAM204にDMA転送される。
【0083】一方、上記の場合とは逆に、RAM106
に格納するビットマップデータの並び順と、RAM20
4に格納するビットマップデータの並び順とが同じであ
ると判断した場合、プリンタエンジン2のCPU202
は、ADバス317、ターゲットコントローラ328、
データバス326を介して、DMAコントローラ324
に転送チャネル1を使用させるべく、ADバス317、
ターゲットコントローラ328、データバス326を介
して、SELn1/2信号の信号ステータスを「Lo
w」に設定する。
【0084】そして、PDLコントローラ1において、
SELn1/2信号の信号が「Low」に設定される
と、上述したデフォルト状態の場合と同様に、セレクタ
408によりデータバス410が選択される。これによ
り、RAM106から読み出されたビットマップデータ
は、データの並び順が変換されることなく、PDLデー
タバス303、双方向バッファ305、データバス30
7、FIFO402、マスターコントローラ316を介
してADバス317へ出力され、プリンタエンジン2の
RAM204へDMA転送される。
【0085】図5において、R/W_REQ1信号40
4、R/W_REQ2信号407、R/W_ACK1信
号403、R/W_ACK2信号406は、それぞれリ
ード及びライトの2本の信号からなり、プリンタエンジ
ン2のRAM204からPDLコントローラ1のRAM
106にデータを転送する場合は、これらの各リード信
号の信号が「True」になり、逆に、RAM106か
らRAM204へデータを転送する場合には、これらの
各ライト信号の信号が「True」になる。
【0086】上述した本実施形態によれば、第1の実施
形態と同様に、印刷すべき画像データが展開されていな
いバンドについては、DMA転送方式による画像データ
の転送量を削減することができると共に、転送するビッ
トマップデータの並び順を1ワード単位で自動的に変換
することができるので、同一エンジンに、データの並び
が同じ、または異なる複数種類のPDLボードが接続さ
れる場合においても、画像データの並びを、PDLボー
ドとプリントエンジンとで合せることが可能であるとい
う特有の効果を得る。
【0087】[第3の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態に係るプリンタ10を基本とする第3の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
【0088】図8は、第3の実施形態におけるプリンタ
制御装置を適用したプリンタの構成を示すブロック図あ
り、第1の実施形態(図1)におけるパネルI/F、及
びホストI/Fを、プリンタエンジン部2へ配置した装
置構成を示している。
【0089】図8において、207は、プリンタ10の
ステータス情報を表示する表示パネルであり、208
は、表示パネル207を制御するパネルI/Fであり、
内部バス111に接続されている。
【0090】209はホストI/Fであり、外部機器2
10とプリンタ10との間における印刷データの受信
や、当該プリンタのステータスデータの送信等のデータ
通信を行うインターフェースであり、内部バス111に
接続されている。
【0091】ここで、PDLコントローラ1のステータ
ス情報は前述したように、RAM106からPCIコン
トローラ109,201を経由してRAM204にDM
A転送された後、表示すべき内容であれば、パネルI/
F208を介して、表示パネル207に表示される。
【0092】また、外部機器210より送られる印刷デ
ータは、ホストI/F209を介してRAM204に蓄
えられた後、PCIコントローラ201,109を経由
してRAM106にDMA転送され、CPU108によ
り、所定形式の中間コードに変形された後、画像データ
発生回路105により、展開されてRAM106に格納
される。
【0093】そして、展開されたビットマップデータ
は、前述した第1の実施形態と同様にRAM204にD
MA転送された後、プリント機構206に転送され印刷
される。
【0094】このような装置構成を採用する本実施形態
によっても、第1の実施形態と同様な効果を実現するこ
とができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
送すべき画像データを、パラレル転送方式の通信インタ
フェースを用いて効率良く転送するプリンタ制御装置及
びそのデータ転送方法の提供が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるプリンタ制御装置を適
用したプリンタ(印刷装置)の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第1の実施形態におけるPDLコントローラ1
内のPCIコントローラ109の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施形態においてPDLコントローラ1
のRAM106に格納されたビットマップデータの構成
を概念的に示す図である。
【図4】第1の実施形態においてプリンタエンジン2の
RAM204に格納されたビットマップデータの構成を
概念的に示す図である。
【図5】第2の実施形態におけるPDLコントローラ1
内のPCIコントローラ109の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】第2の実施形態におけるPDLコントローラ1
のRAM106に格納するビットマップデータの並びを
示す図である。
【図7】第2の実施形態におけるプリンタエンジン2の
RAM204に格納するビットマップデータの並びを示
す図である。
【図8】第3の実施形態におけるプリンタ制御装置を適
用したプリンタの構成を示すブロック図ある。
【符号の説明】
1: PDLコントローラ, 2: プリンタエンジン, 101,207: 表示パネル, 102,208: パネルI/F, 103,209: ホストI/F, 104,210: 外部機器, 105: 画像データ発生部, 106,204: RAM, 107,203: ROM, 108,202: CPU, 109: PCI I/F, 110: PDL内バス, 201: PCI I/F, 205: プリンタI/F, 206: プリンタ, 301: データ出力コントロール信号, 302: PDL内リード信号, 303: PDL内データバス, 304,337: NOR回路, 305: 双方向バッファ, 306,307,314,315,326,345,4
09,410,411: データバス, 308,311,402,405: FIFO, 309: ACK1信号, 310: REQ1信号, 312: ACE2信号, 313: REQ2信号, 316: マスターコントローラ, 317: PCIADバス, 318: PCIバス制御信号, 319: CPUコントロール信号, 320: バスコントロール信号, 321: PDLバスアービター回路, 322: DMA REQ信号, 323: DMA ACK信号, 324: DMAコントローラ, 325,334: アドレスカウンタ, 327,342: アドレスバス, 328: ターゲットコントローラ, 329: PDLアドレスバス, 330: PDLリード信弓, 331: アドレス出力コントロール信号, 332: 双方向バッファ, 333,340: アドレスデコーダ, 335: アドレスレジスタ, 336: OR回路, 337: NOR回路, 339: NAND回路, 341: ライト信号, 343: コンフィグレーションレジスタ, 344: コンフィグレーションレジスタ選択信号, 346: デコーダ, 347: PCIコマンド/バイトイネーブルバス, 401: セレクタ, 403: R/W ACK1信号, 404: R/W REQ1信号, 406: R/W ACK2信号, 407: R/W REQ2信号, 408: セレクタ, 412: SELn1/2信号, 500: アドレスレジスタ選択信号, 511: レジスタライト信号,

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷対象の入力データをページ記述言語
    にて所定形式の画像データにバンド単位で展開する制御
    回路と、その制御回路から画像データをバンド単位で受
    信し且つ印刷を行うプリンタエンジンとがパラレル転送
    方式の通信インタフェースを介して接続されたプリンタ
    制御装置であって、 前記制御回路は、前記プリンタエンジンへの1バンド分
    の画像データの転送の要否を判定する判定手段を含み、
    その判定手段によって転送を要しないと判断したバンド
    については、その1バンド分の画像データを、前記プリ
    ンタエンジンに転送しないことを特徴とするプリンタ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、展開した画像データを
    バンド単位で格納するメモリを備えており、あるバンド
    の画像データは転送を要しないと前記判定手段によって
    判定されたときに、その次のバンドの画像データが格納
    されている該メモリの領域を特定するアドレス情報を、
    前記プリンタエンジンに転送することを特徴とする請求
    項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記入力データに含ま
    れる識別コードあるいは前記制御回路が印刷データを受
    信した後、所定形式の中間コードを生成し、生成された
    中間コードに基づいて、データ転送の要否を判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 あるバンドについての前記中間コード
    を、前記判定手段が参照することにより、画像データへ
    の展開を要しないと判定したとき、前記制御回路は、そ
    のバンドについては画像データの展開を行わないことを
    特徴とする請求項3記載のプリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、1バンド分の画像デー
    タが全てゼロデータであるか否かを判定することを特徴
    とする請求項2記載のプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記プリンタエンジンは、前記制御回路
    が展開したデータを、複数バンド、1ページ、あるいは
    複数ページに対応させて格納可能なメモリを備えてお
    り、そのメモリ内に前記制御回路よりバンド単位毎に転
    送された画像データを格納すると共に、1バンド分の画
    像データについて印刷を完了したときにはその画像デー
    タが格納されていたアドレス空間をゼロクリアすること
    を特徴とする請求項5記載のプリンタ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、前記入力データを画像
    データに展開したときに、その画像データの1ワード分
    のデータ配列が前記プリンタエンジンが扱う所定のデー
    タ配列とは異なるときに、その所定のデータ配列となる
    ように1バンド分の画像データを1ワード単位で変換す
    る変換手段を含むことを特徴とする請求項1記載のプリ
    ンタ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記プリンタエンジンは、電子写真方式
    で画像を記録するためのプリンタエンジンであることを
    特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  9. 【請求項9】 印刷対象の入力データをページ記述言語
    にて所定形式の画像データにバンド単位で展開すると共
    に、その展開した画像データをバンド単位でプリンタエ
    ンジンへ転送する制御回路と、その制御回路から転送さ
    れたバンド単位の画像データを、複数バンド、1ペー
    ジ、あるいは複数ページ分だけ蓄えた時点で印刷を開始
    するプリンタエンジンとがパラレル転送方式の通信イン
    タフェースを介して接続されたプリンタ制御装置のデー
    タ転送方法であって、 前記プリンタエンジンへの1バンド分の画像データの転
    送の要否を前記制御回路にて判定し、 その判定によって転送を要しないと判断したバンドにつ
    いては、その1バンド分の画像データを、前記プリンタ
    エンジンに転送しないことを特徴とするプリンタ制御装
    置のデータ転送方法。
  10. 【請求項10】 前記制御回路に備えたメモリを用い
    て、展開した画像データをバンド単位で格納し、 あるバンドの画像データは転送を要しないと判定したと
    きには、その次のバンドの画像データを格納した前記メ
    モリの領域を特定するアドレス情報を、前記制御回路か
    ら前記プリンタエンジンに転送することを特徴とする請
    求項9記載のプリンタ制御装置のデータ転送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011201319A (ja) * 2003-10-20 2011-10-13 Marvell Internatl Technology Ltd プリンタが備えるビデオ・コントローラを動作させる方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201319A (ja) * 2003-10-20 2011-10-13 Marvell Internatl Technology Ltd プリンタが備えるビデオ・コントローラを動作させる方法
JP2014144640A (ja) * 2003-10-20 2014-08-14 Marvell Internatl Technology Ltd ビデオ・ブロックを有するプリンタ

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