JP2962930B2 - 画像形成装置及び該装置における制御プログラムの処理方法 - Google Patents

画像形成装置及び該装置における制御プログラムの処理方法

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JP2962930B2
JP2962930B2 JP4127094A JP12709492A JP2962930B2 JP 2962930 B2 JP2962930 B2 JP 2962930B2 JP 4127094 A JP4127094 A JP 4127094A JP 12709492 A JP12709492 A JP 12709492A JP 2962930 B2 JP2962930 B2 JP 2962930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部機器より受信した
データに基づいて画像データを作成する画像形成装置及
び該装置における制御プログラムの処理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種ワークステーションやコンピ
ュータ等に接続されるプリンタ装置には、各種プリント
言語体系をサポートできる使いやすいものが要求されて
いる。このために、プリンタ本体内に備えられているプ
リント言語以外に、データ供給源であるコンピュータ等
で使用されている他のプリント言語体系で作成されたデ
ータを受信して印刷できるように、エミュレーションプ
ログラムが記憶されているプログラムメモリカ−ドを装
着し、そのカードに記憶されているプログラムを実行し
て、接続されているデータ源のプリント言語体系に適用
できるものが開発されている。
【0003】このようなプリンタ装置の動作を図8を参
照して説明する。図8は従来のプリンタ装置の構成を示
すブロック図で、コントローラボード81上で動作する
プロセッサであるCPU82が、本体のメモリ83に内
蔵されている制御プログラムのプログラムコードに従っ
て動作している。これに対し、メモリ83の制御プログ
ラムでサポートされていないプリント言語体系をサポー
トするために、そのプリント言語体系をエミュレートす
るためのプログラムコードが記憶されたカード84をコ
ントローラボード81に装着し、そのエミュレーション
を実行するために、メモリ83に記憶されているプログ
ラムコードにより、カード84内のエミュレーション用
プログラムコードの先頭アドレスにアドレスポインタが
セットされる。こうしてCPU82は、カード84内の
エミュレーション用プログラムを実行し、ホストコンピ
ュータ等のデータ供給源からのデータに従って画像デー
タを生成し、そのデータをプリンタエンジン86に出力
して印刷を結果を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、例えば図8
のコントローラ81の内部ハードウエアが32ビットバ
スを用いて構成されており、エミュレーションカ−ド8
4のバス幅が16ビットであるような場合には、カード
のプログラムの実行時にはバス幅が半分となる。これに
より、エミュレーションプログラムの実行速度が、メモ
リ83に記憶されている内部プログラムを実行する場合
に比較して約半分になる。また、通常エミュレーション
カ−ドのような外部接続メモリを読出して実行する場合
には、各種バッファ等の信号遅延要素が付加されるた
め、各プログラムコードの実行時におけるバスアクセス
サイクルも遅延させる必要が生じる。従って、カード8
4に記憶されているプログラムを読出しながら、そのプ
ログラムを実行する場合は、内部メモリ83に記憶され
ているプログラムコードを実行する場合に比べてはるか
に多くの時間を要し、ハードウエアの処理能力を十分発
揮することなく、カードメモリ84に記憶されているプ
ログラムを実行することとなっていた。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、内部メモリを有効に活用することを考慮しつつ、外
部メモリに記憶されているプログラムを内部メモリにロ
ードして実行することができる画像形成装置及び該装置
における制御プログラムの処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は以下の様な構成を備える。即
ち、外部機器より受信したデータに基づいて画像データ
を作成する画像形成装置であって、装置本体に設けら
れ、第1の言語体系の受信データを処理するための第1
の制御プログラムを記憶する記憶手段と、前記第1の言
語体系以外の受信データを処理するための第2の制御プ
ログラムを記憶する着脱可能な外部メモリを接続するた
めの接続手段と、装置本体に設けられ、前記外部メモリ
より前記第2の制御プログラムをロードして実行可能に
記憶する主メモリ手段と、前記主メモリ手段のメモリ容
量の残量に応じて前記主メモリ手段に前記第2の制御プ
ログラムをロードする量を制御するとともに、前記主メ
モリ手段に前記外部メモリの全制御プログラムがロード
できない時、前記主メモリ手段に記憶された制御プログ
ラムと前記外部メモリに記憶されている制御プログラム
とを切り換えて実行するように制御する制御手段とを有
する。
【0007】上記目的を達成するために本発明の画像形
成装置における制御プログラムの処理方法は以下の様な
工程を備える。即ち、外部機器より受信したデータに基
づいて画像データを作成する画像形成装置における制御
プログラムの処理方法であって、装置本体内に記憶され
ている第1の制御プログラムにより処理できる第1の言
語体系以外の受信データを処理するための第2の制御プ
ログラムを記憶している本体装置に着脱可能な外部メモ
リより、前記第2の制御プログラムを主メモリにロード
して実行可能に記憶する工程と、前記主メモリのメモリ
容量の残量に応じて前記主メモリに前記第2の制御プロ
グラムをロードする量を制御する工程と、前記主メモリ
に前記外部メモリの全制御プログラムがロードできない
時、前記主メモリに記憶された制御プログラムと前記外
部メモリに記憶されている制御プログラムとを切り換え
て実行する工程とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、装置本体内に記憶されて
いる第1の制御プログラムで処理できる第1の言語体系
以外の受信データを処理するための第2の制御プログラ
ムを記憶し、本体装置に着脱可能な外部メモリより、そ
の第2の制御プログラムをロードして実行可能に主メモ
リ手段に記憶する。この記憶時、主メモリ手段のメモリ
容量の残量に応じて前記第2の制御プログラムをロード
する量を制御するとともに、主メモリ手段に外部メモリ
の全制御プログラムがロードできない時、主メモリ手段
に記憶された制御プログラムと外部メモリに記憶されて
いる制御プログラムとを切り換えて実行する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。まず本実施例のプリンタ装置の
構成を説明する前に、図2を参照して本実施例のプリン
タ装置の構成を説明する。
【0010】図2は本実施例のレーザビームプリンタ
(LBP)100の内部構造を示す断面図で、このLB
P100は不図示のデータ源(ホストコンピュータ等)
から文字パターンの登録や定型書式(フォームデータ)
等の登録が行えるように構成されている。
【0011】図2において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されているホストコンピュータ等から供
給される文字情報(文字コード)やフォーム情報或いは
マクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のための各種スイッチ及びLED表示器等が
配されている操作パネル、101はLBP100全体の
制御及びホストコンピュータから供給される文字情報等
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出
力する。
【0012】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザをオン・オフ切替している。レー
ザ光104は回転多面鏡で左右方向に振られて静電ドラ
ム106上を走査する。これにより、静電ドラム106
上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像
は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107により
現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカ
ットシートを用い、カセット記録紙はLBP100に装
着した用紙カセットに収納され、給紙ローラ109及び
搬送ローラ110と111とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム106に供給される。
【0013】図1は本発明の一実施例のプリンタ制御ユ
ニット101の概略構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、11はホストコンピュータ
等のデータ供給源(外部機器)より、出力画像用の源デ
ータを受信するホスト・インターフェース(I/F)部
である。12は制御部で、装置全体の制御及び、ホスト
I/F部11より入力された出力画像用の源データを解
析し、画像出力用のイメージデータを生成している。1
3はメモリで、制御部12の制御の下に、ホストより受
信したデータを記憶したり、作成された出力画像用のイ
メージデータを記憶するとともに、制御部12による各
種制御プログラムの実行に際してワークエリアとして使
用され、この実施例ではDRAM(ダイナミックメモ
リ)を用いている。14は制御部12による各種制御用
の制御プログラムや各種データを記憶しているROM
で、後述するプログラムカ−ドが装着されていない時に
は、このROM14に格納されている制御プログラムが
実行されて、装置の動作が制御される。尚、この実施例
のプリンタでは、制御部12、メモリ12及びROM1
4は32ビットのデータバスを介して接続されている。
【0015】15,16は、内部ROM14に格納され
ている制御プログラムとは異なる制御を行いたい場合
に、外部よりユーザにより任意に本装置に装着できるよ
う構成されたROM等のメモリで構成されるプログラム
・カ−ドで、これらカードには各種制御プログラムが記
憶されているROMが装着されている。17はこのプリ
ンタ・コントローラとプログラム・カ−ド15,16と
のインターフェースのために設けられたバッファであ
る。18は、画像出力用のイメージデータに基づいて紙
等の被記録媒体に画像を定着させるためのプリンタ・エ
ンジン、例えばLBP(レーザビームプリンタ)エンジ
ンである。
【0016】以上のような各装置の構成を本実施例で
は、内部データバス32ビットで構成し、プログラム・
カ−ド15,16とのインタフェースについては、プロ
グラム・カ−ドのデータバスの制限(コスト、大きさ、
コネクタ等の制限等によるものとする)より、16ビッ
トバスで構成されているものとする。
【0017】図3は、本実施例の制御部(CPU)12
のメモリ(DRAM)13の状態を説明するための図で
ある。
【0018】図3において、301,304は出力画像
をイメージ展開するビットマップエリアを示している。
302,305はCPU12のワークエリアとして使用
されている領域を示している。303はプログラム・カ
ード15又は16に記憶されているプログラムがロード
されて記憶されている領域を示している。よって、M1
は、プログラム・カード15,16に記憶されている制
御プログラムがメモリ13にロードされた状態を示し、
M2は、プログラム・カード15,16に記憶されてい
るプログラムがメモリ13にロードされていない状態を
示している。
【0019】図5は、プログラム・カ−ド15,16に
格納されている各プログラムモジュールを管理する構成
を説明するための図である。
【0020】ここではプログラム・カード15又は16
には、プログラムモジュール1〜4で示すプログラムが
格納されているものとする。これらのプログラムモジュ
ールは、テーブル500に記憶されている各種データに
従って制御されている。即ち、テーブル500におい
て、501はプライオリティ部で、プログラムモジュー
ル1〜4の使用頻度等を反映した優先順位が設定されて
いる。502は、各プログラムモジュールに対応付け
て、その先頭アドレスを記憶している先頭アドレス部、
503は、各プログラムモジュールのデータ長を記憶し
ているデータ長部、504は、アップロードする際のデ
ータの信頼性を向上させる目的で付加されている各プロ
グラムモジュールのサムチェックコードを記憶している
サムチェック部である。
【0021】図6は、プログラム・カ−ド15,16に
格納されている各プログラムモジュールをメモリ13に
アップロードした際、それらを管理する各種ポインタの
構成を示す図で、これらポインタはメモリ13のワーク
エリアに作成される。
【0022】601はハンドル部で、各プログラムモジ
ュールのエントリ602のアドレスを記憶している。6
02は各プログラムモジュールのエントリ(実行先頭ア
ドレス)を格納しているポインタである。603は、プ
ログラム・カード15又は16のプログラムモジュール
がメモリ13にアップロードされた状態を示しており、
ここではプログラムモジュール1〜4がアップロードさ
れている。そして、プログラム・カードのプログラムモ
ジュールの内、プログラムモジュール5はメモリ13に
アップロードされず、プログラム・カードに記憶された
ままである。従って、ポインタ602のプログラムモジ
ュール5のエントリはプログラム・カ−ドのプログラム
モジュール5の先頭アドレスを指している。また、60
5は、メモリ13にアップロードされた各プログラムモ
ジュールのプライオリティを格納するプライオリティ格
納部である。
【0023】次に図4のフローチャートに従って本実施
例のプリンタにおける印刷処理を説明する。
【0024】この処理はプリンタ装置100の電源が投
入されることにより開始され、ROM14に格納されて
いる制御プログラムによりブートアップされる。ステッ
プS1で、プリンタ装置100の各部分の初期設定等が
終了したかどうかを判断する。初期化処理が終了してい
なければステップS2に進み、その初期化処理を続行す
る。こうして処理が終了するとステップS3に進み、プ
ログラム・カード15又は16が装着されているかどう
かを判断し、装着されていればステップS4に進み、そ
の装着されているプログラム・カードよりプログラムモ
ジュールをメモリ13にアップロードする。このとき、
現在のメモリ13の空き状況を判断する。このプログラ
ムのロードに際しては、プログラム・カードのプログラ
ムモジュールの内、メモリ13にアップロードされてい
ないプログラムモジュールが存在し、かつメモリ13の
空き状況に余裕のある場合には、CPU12はプログラ
ムカ−ド15又は16に格納されている、例えばエミュ
レーションプログラム等のプログラムコードを、プライ
オリティ部501を参照しながら、その優先度に従って
メモリ13に転送(コピー)する。
【0025】この時のデータの流れとしては、CPU1
2がプログラムカ−ド15又は16のアドレスを発生し
てテーブル500を読取り、プライオリティ部501を
参照してアップロードするプログラムモジュールを決定
する。そして、このアップロードすべきプログラムモジ
ュールの先頭アドレス部502、データ長部503をテ
ーブル500より求め、プログラムモジュールのプログ
ラムコードを格納するためのメモリ13のアドレスを発
生する。こうして、このアドレスに格納(アップロー
ド)されるプログラムモジュール(図5の例では、プロ
グラムモジュール1〜4の何れか)のプログラムコード
は、バッファ17を経由し、16ビットバスを通してC
PU12に読込まれ、内部32ビットバスを通してメモ
リ13の所定のアドレスに格納される(図3参照)。こ
の時、16ビットバスから32ビットデータの生成につ
いては、ダイナミックバスサイジング等の既知の方法を
用いる。
【0026】こうしてメモリ13にアップロードされた
プログラムコードは、図3に示すようにメモリ13にマ
ッピングされる。(ここでプログラムコードをロードし
た後のメモリ12の状態を図3のメモリM1の状態に示
す)さらに、CPU12はメモリ13にアップロードさ
れたプログラムコードの信頼性をサムチェック部504
の値を参照して確認する。次にステップS5に進み、メ
モリ13に読み込まれたプログラムモジュールのコード
格納先頭アドレスを算出し、そのアドレスをプログラム
ポインタ格納部602にセットする。こうして図6に示
すように、メモリ13に格納されたプログラムモジュー
ルのエントリアドレス、プライオリティ等が格納され
る。
【0027】このようにして、各プログラムモジュール
のプライオリティを示すプライオリティ格納部501に
従ってメモリ13には、そのメモリの空き領域の許容可
能な範囲(プリンタとして元々使用する部分などは除
く)にプログラムモジュールが格納され、プリンタ装置
はホストコンピュータからのデータを受信可能な状態に
なる。こうしてステップS6に進み、ホストコンピュー
タよりのデータをホストI/F部11を介して受信す
る。
【0028】次にステップS7に進み、受信したデータ
を、必要であればメモリ13に割り当ててある受信バッ
ファに格納するとともに、そのデータを解釈して画像出
力に必要なメモリ13の容量を算出する。その算出結果
に基づいて、前述のステップS4でロードされている、
例えばエミュレーション・プログラムモジュールのコー
ドにより不足するか否かを判断する。ここで不足しない
と判断されるとステップS8に進む。但し、この判断
は、出力画像をメモリ13に描画開始する際では正確に
判定できないため、描画を開始した後もステップS7に
戻ってメモリ13の使用可能な容量を判定している。
【0029】ステップS8では、ホストコンピュータよ
りのデータに従って出力画像用イメージデータを作成し
てメモリ13に展開する。この時、画像生成プログラム
はメモリ13上で動作しているため、内部32ビットバ
スを用いた本実施例のハードウエアの機能を十分に発揮
しながら動作することができる。次にステップS9に進
み、描画処理が終了したか否かを判断し、終了していな
ければ前述のステップS7に戻り、終了するとステップ
S10に進んで印刷を行う。
【0030】一方、ステップS7でメモリ13の容量が
不足する場合はステップS11に進み、これまでに実行
してきたメモリ13に記憶されているプログラム(これ
までの状態は図3のメモリM1の状態であり、図中は各
プログラムモジュールを1つにまとめて記している)の
内、アップロードされたプログラムモジュールのプライ
オリティを格納しているプライオリティ格納部605を
参照し、そのプライオリティの低いモジュールから順番
にどのモジュールをパージ(purge)すれば、不足
分のメモリ13の容量を補うことができるのかを算出す
る。こうして、パージするモジュールが決定するとステ
ップS13に進み、そのモジュールへのポインタが格納
されているポインタ602のエントリアドレス値を、プ
ログラム・カ−ド15又は16の、そのプログラムモジ
ュールが格納されているアドレスにセットする。この操
作によってパージされたプログラムモジュール(もしく
はメモリ13の容量の関係で最初からアップロードでき
なかったプログラムモジュール)が、図6において、プ
ライオリティの値が“5”であるプログラムモジュール
5で示されている。
【0031】次にステップS13に進み、それまでメモ
リ13に割り当てられていたプログラムコード領域を破
棄し、図3のM2で示すように、ビットマップエリア3
04、ワークエリア305として開放する。但し、ここ
では理解しやすいようにプログラムモジュールを1つに
した状態で記してある。
【0032】このようにして、メモリ13のプログラム
モジュールをパージしたことによりメモリ13における
画像データの展開が可能になったため、前述と同様にし
てステップS8に進み、メモリ13に画像データをイメ
ージデータに展開する。この時、当然ながら描画プログ
ラムモジュールがパージされた後のプログラムは、プロ
グラム・カ−ド15又は16に記憶されているプログラ
ムモジュールにより実行される。従って、使用するバス
サイズは16ビットとなるために、メモリ13にアップ
ロードして実行する場合に比べて、その実行速度は遅く
なる。
【0033】尚、画像出力用イメージデータを生成する
際の各プログラムモジュールの動作については、まずそ
のプログラムモジュールを呼び出すにあたり、ハンドル
601を予め決められたプログラムモジュールへのハン
ドルとして割り当てる。これにより、プログラムモジュ
ール間同士は、各プログラムモジュールがメモリ13に
アップロードされているかの、プログラムカ−ド15又
は16の中にあるかを意識せずにアクセスすることがで
きる。具体的にはハンドル601をアクセスしてポイン
タ602のアドレスを入手し、そこに記憶されているエ
ントリアドレスに従って目的のプログラムモジュールに
アクセスできるようになる。但し、ここでの実行中のプ
ログラムのアドレスと、ポインタ602を参照して行う
アドレス切り換えのタイミングについては、CPU12
に不具合が発生しないようにして行われることはもちろ
んである。
【0034】以上説明したようにして、印刷出力用のイ
メージデータが作成されるとステップS10に進み、プ
リンタエンジン18を起動して、メモリ13のビットマ
ップエリア(図3の304もしくは305)に生成され
た描画データをプリンタエンジン18側へ転送して記録
紙への印刷が実行される。こうして印刷が終了するとス
テップS1へ戻り、必要な各処理を行う。このとき、も
し前述のステップS11〜S13において、エミュレー
ションプログラムモジュールのコードデータがメモリ1
3より破棄されていた時は、再びそのプログラムモジュ
ールのプログラムコードを、そのモジュールの優先順位
(プライオリティ:テーブル500のプライオリティ5
01に記憶されている)に従ってメモリ13に再びロー
ドすべく動作する。
【0035】以上説明したように本実施例によれば、内
蔵しているメモリ13の容量に余裕がある場合は、装着
されたプログラム・カードのプログラムコードをそのメ
モリ13にアップロードして実行することにより、その
プログラム・カードに記憶されているプログラムを高速
に実行することができる。この実施例ではまた、プログ
ラム・カードに記憶されている制御プログラムを単純に
全てメモリ13にアップロードして実行する場合に比べ
て、メモリ13の使用効率を良くできるため、プリンタ
装置が本来有しているハードウエアの能力を最大限に発
揮することができる。又、内蔵メモリ13を増設した場
合等にも柔軟に対応できる。
【0036】次に図7のフローチャートを参照して、本
発明の他の実施例のプリンタ装置によるホストよりの受
信データの処理について説明する。
【0037】図7のステップS21〜S30は、図4の
ステップS1〜S10と同じであるため、これらの処理
の説明を省略して、この実施例の特徴部分であるステッ
プS31〜33について説明する。
【0038】ステップS27で、メモリ13の状態が図
3のM1に示すように、メモリ13にプログラム・カー
ドよりのプログラムコード303が転送されて記憶され
ているものとする。この状態で、例えばビットマップエ
リア301の容量が不足すると判断されるとステップS
31に進み、現在実行中のプログラムコード303のア
ドレスポインタ(現在どのプログラムコードを実行中で
あるかを示すプログラムカウンタ)の値を参照して、プ
ログラム・カードの対応するプログラムコードのアドレ
スを求めて、プログラムカウンタの値をそのアドレス値
に変更する(そのアドレスにジャンプする)。そして、
図3に示すプログラムコードエリアを破棄し、M2で示
すように、その分ビットマップエリア301を拡張して
304で示すように広げる。こうしてこれ以降、ステッ
プS32,S33において、プログラム・カードに格納
されているプログラムに従って画像の描画処理が実行さ
れる。
【0039】尚、本実施例では、各種プログラムがメモ
リカ−ドのような形で供給されるようにして説明した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、他の機器よ
りのプログラムのダウンロードの場合にも適用できる。
【0040】また、ここで示しているプログラム自体
も、エミュレーションプログラムに限定されるものでな
く、様々なプログラムを実行する場合にも適用可能であ
る。また、プログラムだけでなく、頻繁に参照する必要
性のあるデータ(テーブルなど)の場合も同様にして行
うことにより、スループットの向上を期待できる。
【0041】又、プログラム・カードよりプログラムコ
ードをメモリ13にロードする際に、DMAなどの既知
のデータ転送方法を用いることにより、更に高速にプロ
グラムコードのアップロードを行うことができる。この
ような転送方法は、メモリ13より描画データをプリン
タエンジン18に転送する際にも適用できる。
【0042】また、本実施例では、各プログラムモジュ
ールをアクセスするためにハンドルという概念を用いて
説明しているがこれに限るものではなく、各プログラム
モジュールがメモリ13に格納されている時でも、或い
はプログラム・カ−ド15又は16にある時でも、それ
らを分割管理し、実行可能な方法を用いれば同様の効果
がある。
【0043】又、この実施例のように複数のプログラム
・カードを装着して使用できる時には、各プログラム・
カードに対応したアドレスを設け、前述のポインタにそ
のアドレスをセットすることにより、複数のカードを同
時に装着して使用することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
部メモリを有効に活用することを考慮しつつ、外部メモ
リに記憶されているプログラムを内部メモリにロードし
て実行することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプリンタ装置のプリンタ制御ユニット
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のプリンタ装置の構造を示す構造断面
図である。
【図3】本実施例のプリンタ装置のメモリのデータ構成
例を示す図である。
【図4】本実施例のプリンタ装置における印刷処理を示
すフローチャートである。
【図5】本実施例のプログラムカ−ドに記憶されている
各プログラムモジュールと、その管理情報の一例を示し
た図である。
【図6】実施例のプリンタ装置のメモリに格納されたプ
ログラムモジュール、及びそれらプログラムモジュール
を管理するデータ形式を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例のプリンタ装置における印
刷処理を示すフローチャートである。
【図8】従来のプリンタ装置の構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
11 ホストインターフェース(I/F)部 12 制御部(CPU) 13 内蔵メモリ 14 ROM 15,16 プログラム・カード 17 バッファ 18 プリンタ・エンジン 100 プリンタ装置 101 プリンタ制御ユニット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器より受信したデータに基づいて
    画像データを作成する画像形成装置であって、 装置本体に設けられ、第1の言語体系の受信データを処
    理するための第1の制御プログラムを記憶する記憶手段
    と、 前記第1の言語体系以外の受信データを処理するための
    第2の制御プログラムを記憶する着脱可能な外部メモリ
    を接続するための接続手段と、 装置本体に設けられ、前記外部メモリより前記第2の制
    御プログラムをロードして実行可能に記憶する主メモリ
    手段と、 前記主メモリ手段のメモリ容量の残量に応じて前記主メ
    モリ手段に前記第2の制御プログラムをロードする量を
    制御するとともに、前記主メモリ手段に前記外部メモリ
    の全制御プログラムがロードできない時、前記主メモリ
    手段に記憶された制御プログラムと前記外部メモリに記
    憶されている制御プログラムとを切り換えて実行するよ
    うに制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 外部機器より受信したデータに基づいて
    画像データを作成する画像形成装置における制御プログ
    ラムの処理方法であって、 装置本体内に記憶されている第1の制御プログラムによ
    り処理できる第1の言語体系以外の受信データを処理す
    るための第2の制御プログラムを記憶している本体装置
    に着脱可能な外部メモリより、前記第2の制御プログラ
    ムを主メモリにロードして実行可能に記憶する工程と、 前記主メモリのメモリ容量の残量に応じて前記主メモリ
    に前記第2の制御プログラムをロードする量を制御する
    工程と、 前記主メモリに前記外部メモリの全制御プログラムがロ
    ードできない時、前記主メモリに記憶された制御プログ
    ラムと前記外部メモリに記憶されている制御プログラム
    とを切り換えて実行する工程と、 を有することを特徴とする画像形成装置における制御プ
    ログラムの処理方法。
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