JP3101288B2 - 印刷装置及び印刷制御装置 - Google Patents

印刷装置及び印刷制御装置

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JP3101288B2 JP02016809A JP1680990A JP3101288B2 JP 3101288 B2 JP3101288 B2 JP 3101288B2 JP 02016809 A JP02016809 A JP 02016809A JP 1680990 A JP1680990 A JP 1680990A JP 3101288 B2 JP3101288 B2 JP 3101288B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえばレーザプリンタなどのような印刷
装置に関し、さらに詳しくは複数の解像度で印刷可能な
印刷装置及びそれを制御する印刷制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の印刷装置は、印刷機構部の高機能化が
図られた際に、その機能を十分に活用するための第1の
制御プログラムを内蔵するようにしている。このような
制御プログラムによって、ホストコンピユータ等から出
力されるコマンドに基づいて印刷動作が行われる。
また着脱可能なプラグラム格納媒体を用意し、第1の
制御プログラムとは異なる動作を行うための第2の制御
プログラムを該プログラム格納媒体に入れ、前記第1の
制御プログラムと切替えて、使用できるようにすること
も多い。特に該第2の制御プログラムにおいて第1の制
御プログラムとは異なったコマンド体系として、既存の
他の印刷装置のコマンド体系をエミユレートし、当該印
刷装置が接続されているホストコンピユータ側の既存の
アプリケーシヨンプログラムを修正することなしにその
まま利用できるようにしている。これによって、該第1
の制御プログラムの有する新しい高機能タイプのコマン
ド体系と、第2の制御プログラムの有する低機能ではあ
るが、従来から利用されているコマンド体系との両立を
計っている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では、印刷装置と、制御プ
ログラムがエミュレートする対象の印刷装置との印刷解
像度が異なる場合が多かった。特に、高機能タイプのレ
ーザビームプリンタなどが、低機能・低価格タイプシリ
アルプリンタのエミュレートをする場合などでは、解像
度の差が顕著であった。こうした場合のエミュレート
は、エミュレート対象の印刷装置の解像度に合わせたイ
メージデータや外字パターンを、制御プログラム側のデ
ータ処理により解像度補正をかけるため、処理時間が多
く費やされた。また、本来高解像度である印刷装置の画
像が、解像度補正のため、解像度の低いエミュレート対
象の印刷装置の画像よりも劣化してしまうことがあっ
た。
また、印刷解像度が高くなるにつれ、メモリの容量が
増大となり、著しいコストアップにつながる。このた
め、通常の印刷は、内蔵された比較的低機能な第1の制
御プログラムにより、一般的な解像度で行なわれ、高画
質の印刷は、提供された第2の制御プログラムにより、
解像度を高めて行なわれるような構成のシステムを構築
することもある。しかしながら、このような低・中解像
度と高解像度との使い分けをしても、ホストコンピュー
タ等からのコマンドに応じて所定のコマンド体系に対応
する制御プログラムによって印刷動作が行なわれなけれ
ばならず、必ずしも上述した問題が解決されない。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決し、複数の
制御プログラムのそれぞれに応じて、解像度を切換えて
高品位かつ高速な印刷を行なうことができる印刷装置を
提供することである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明によれば、複数の解像度で印刷可能な印刷機構
部を制御する印刷制御装置において、各々が異なるコマ
ンド体系に対応し、ホストコンピュータからのコマンド
に基づいて前記印刷機構部の動作を制御するための複数
種類の制御手段と、前記複数種類の制御手段のうちの1
つを選択する選択手段とを設け、前記複数種類の制御手
段の各々が複数の解像度を切換えて設定する設定手段を
備え、前記選択手段によって選択された制御手段に備え
られる前記設定手段が前記印刷機構部での印刷処理にお
ける解像度を設定することにより、前記複数の制御手段
がそれぞれ独立に印刷解像度を切換えることが可能であ
る。
そして、本発明によれば、例えば、種々の印刷装置を
エミュレートする場合において、エミュレート対象とな
る印刷装置に適切な解像度を選択することが可能であ
り、また、ホストコンピュータからのコマンドによって
解像度の指定が可能なコマンド体系がある場合、そのよ
うなコマンド体系をもエミュレートすることが可能であ
る。
〔実施例〕
以下、添付図面にしたがって、本発明に係る実施例を
詳細に説明する。
第1図は、実施例のレーザビームプリンタの制御部10
0の概略構成を示すブロツク図である。
図中、102は、データ発生源となるホストコンピユー
タであり、101は、装置全体を制御するCPUである。103
は、ホストコンピユータ102からのデータを入力信号線S
1を介して入力する入力インタフエース回路である。入
力インタフエース回路103は、また、CPU101の指示に従
い、Busy信号線S2をON/OFFし、ホストコンピユータ102
に、データ送信不可/可を知らせる。104は、本レーザ
ビームプリンタの制御プログラム及び、文字パターンを
格納しておくROMであり、その格納形式は後述する第2
図に示され、制御プログラムの流れは、後述する第10
図、第11図、第12図に示される。
105は、後述の制御プログラム(第10図〜第14図)を
実行する際に使用されるRAMである(その詳細は、第5
図で後述する)。106は、不揮発性RAM(NVRAM)であ
り、例えば、一般のEEPROMで構成され、電源切断後も、
保存しておくべき情報を保存する(その詳細は、第7図
で後述する)。107は増設用のRAMカードであり、RAM105
の拡張用として使用される。
108は、プログラムカートリツジ109、及びプログラム
カートリツジ110とのハードウエア的インターフエース
をとるカートリツジインタフエース回路であり、CPU101
からのプログラムカートリツジ109、110内のROM129、13
0へのアクセスを司どる。このプログラムカートリツジ1
09、110は、ROM129、130と関連素子で構成されたROMボ
ードをそれぞれカートリツジに収めたものである。この
プログラムカートリツジ109、110内のROM129、130に、
前述ROM104に格納された制御プログラムとは、異なる制
御プログラム及び文字パターンが、それぞれ格納され
る。その格納形式は、第2図に示され、制御プログラム
の流れは第13図、第14図で、後述される。
これら、プログラムカートリツジ109、110は第15図に
示すように本体がビームプリンタ本体に用意された左右
2つのカートリツジコネクタ1501、1502により、本体と
の着脱が可能となる。第15図では、プログラムカートリ
ツジ109を左側カートリツジコネクタ1501、プログラム
カートリツジ110を右側カートリツジコネクタ1502に装
着する。111(第1図)は、操作パネル112への信号をCP
U101に入・出力するためのパネルインタフエース回路で
あり、このパネルインタフエース回路111の経由して、C
PU101は、操作パネル112上のLEDの点灯や、スイツチの
センスを行う。
113は、後述するページバツフア上に展開された1ペ
ージ分の画像データを画像信号に変換する画像信号発生
器であり、印刷機構部115からの同期信号に同期して、
画像信号を印刷機構部115へ出力する。この画像信号発
生器113は、後述の印刷機構部115が持つ複数種類の印刷
解像度(例えば180Dpi、240Dpi、400Dpi)に個別的に対
応する3種類の水晶発振器を備え、各解像度に対応した
画像クロツク信号を発生し、これに同期して前記画像信
号を印刷機構部115へ送出する。この3種類の画像クロ
ツク信号の選択は、後述するように行われる。
114は、制御部100と印刷機構部115との間の入出力を
行う出力インタフエース回路である。印刷機構部115
は、画像信号を受けて、用紙の給紙、レーザ光の発生、
画像の用紙への転写、定着といったレーザビームプリン
タの一連の印刷プロセスを実現する。本印刷機構部115
は、CPU101によって制御される。
解像度切替信号116を受け、180Dpi、240DPpi、400Dpi
の3種類の印刷解像度を切替えて印刷動作を行う。
第16図は、この印刷機構部115を簡略化して示す断面
図であり、以下印刷機構部115を説明する。
制御部100内の画像信号発生器113で発生した画像信号
は、出力インタフエース回路114を経て、レーザドライ
バ1601に入力される。
レーザドライバ1601は半導体レーザ1602を駆動制御す
るための回路であり、入力された画像信号に応じて半導
体レーザ1602から発射されるレーザ光1603をオン・オフ
切替えする。レーザ光1603は回転多面鏡1604で左右方向
に振られて静電ドラム1605上に照射され、静電ドラム16
05上には文字パターンの潜像が形成される。この潜像は
静電ドラム1605周囲の現像ユニツト1606により現像され
たのち用紙に転写される。用紙にはカツトシート紙を用
い、カツトシート紙は印刷機構部115に装着した用紙カ
セツト1607に収納され、給紙ローラ1608及び搬送ローラ
1609により装置内に取り込まれて静電ドラム1605に供給
される。画像パターンを転写された用紙は定着器1610で
パターン像を定着された後に排紙トレイ1611へ排出され
る。
印刷機構部115は、解像度切替信号116に応じ回転多面
鏡1604の回転速度を変更し、前述した画像クロツク信号
の周波数が切替えられることによりレーザ光1603のON/O
FF周期を変えることで、静電ドラム1605上に形成される
潜像のドツト密度すなわち解像度を変更する。
以上の構成により本プリンタは、ROM104上の制御プロ
グラム及びプログラムカートリツジ109、110上の制御プ
ログラムという相互に異なる3種類の制御プログラムを
用意し、この3種類の制御プログラムのうち1つを切替
えて、使用できる手段を有すると供に、各制御プログラ
ムは、印刷機構部115のもつ3種類の印刷解像度を独自
に選択できる手段を有している。第2図は、制御プログ
ラムを収めるROM104及び、プログラムカートリツジ10
9、110上のROM129、130の格納形式を示した図である。
以後、ROM104へ収められる本来本プリンタが持っている
制御プログラムを本体プログラム、着脱可能なプログラ
ムカートリツジ109、110に収められる制御プログラムを
総称して、カートリツジプログラム、プログラムカート
リツジ109に収められるものをカートリツジプログラム
A、プログラムカートリツジ110に収められるものをカ
ートリツジプログラムBと呼ぶ。
200(第2図(1))は、本体プログラムの格納形式
を示したものである。201は、CPU101の割込ベクトルで
あり、アドレスa0〜an番地がストアされる。CPU101は0
番地から、順にスタツクポインタ初期アドレスa0番地、
プログラムスタートアドレスa1番地、各種割込スタート
アドレスa2〜an番地をアクセスする。a2〜an番地は、RA
M105の先頭から順の領域に割り振られる。
202は、本体プログラムの識別名を表わすもので、制
御プログラム毎に一意の2桁の番号がつけられる。これ
を「プログラムID」と呼ぶ。
203は、本体プログラム再スタートアドレス格納領域
であり、カートリツジプログラムから、本体プログラム
へ切替わる際のジヤンプ命令(再スタートアドレスb1
地へのジャンプ)が収められる。本アドレス格納領域20
3は、b0番地に割振られ固定化される。
204は、本体プログラム割込ベクトルテーブルであ
る。各種割込に対して、本体プログラム上に、それぞれ
c2、c3、…、cn番地からスタートする割込処理ルーチン
が用意され、この割込ベクトルテーブル204上にそれぞ
れの割込処理ルーチンへのジヤンプ命令が用意される。
205は、外部参照ルーチン呼出しテーブルである。こ
れは、ROM104上に用意したプログラム(サブルーチン)
をカートリツジプログラムが呼び出して利用できるよう
に設けられたもので、本実施例では、NVRAM106への書込
み及び読出しのためのサブルーチンを用意している。
本テーブル205中、206は、NVRAM書込ルーチン212への
ジヤンプ先e1番地を収めた領域で、d1番地に割り振られ
固定化される。207はNVRAM読出しルーチン213へのジヤ
ンプ先e2番地を収めた領域で、d2番地に割り振られ固定
化される。208はNVRAM106書込ルーチン212、または読出
しルーチン213に対して、NVRAM106の書込または読出し
のアドレスを指示するもので、本領域208に書き込まれ
たRAM104上のアドレスe3の内容、すなわちNVRAM指定ア
ドレスが、指定書込(読出し)アドレスとなる。同様に
209は、NVRAM書込ルーチン212、または読出しルーチン2
13に書込値を与える、または、読出し値を受取るための
領域を指定するもので本領域209に書込まれたRAM104上
のアドレスe4の内容、すなわちNVRAM設定値がその値と
なる。210は、NVRAM書込ルーチン212、NVRAM読出しルー
チン213の使用するRAM領域の総数(kバイト)である。
RAM105上のNVRAM指定アドレス領域を先頭にkバイト分
が、NVRAM書込み、読出しのために用意され、この領域
は、本体プログラム、カートリツジプログラムの使用RA
M領域とは分離されて使われる。
211は、後述する本体プログラムの格納領域である。
212は、前述した外部参照ルーチンの1つであるNVRAM
書込ルーチンの格納領域であり、213はNVRAM読出しルー
チンの格納領域である。
214は、ホストコンピユータ102から入力される文字コ
ードに対する文字のドツトパターン群を収めたフオント
領域である。このフオント領域214において、215はフオ
ントの識別コードであり、216はフオント領域214の総容
量を表わすフオント容量mの格納領域であり、217は文
字ドツトパターンの実体を収める文字パターン領域であ
る。
上記、格納形式200において、201〜205はROM104上の
0番地からの固定番地に割振られる。カートリツジプロ
グラムは、本体プログラム211や外部参照ルーチン212、
213を、固定的に定義された番地の内容から間接的に参
照する。したがって、プログラム修正などにより、211
以下の領域の内容が変更され、ROM104上の番地にずれが
生じても、210〜205の領域の内容がその変更に対応され
るため、カートリツジプログラム側に影響を与えない。
250(第2図(2))はカートリツジプログラムの格
納形式を示したものである。250中、251は、カートリツ
ジ識別領域であり、その内訳を第3図に示す。本領域25
1は4バイト構成であり、第3図中301は、カートリツジ
タイプ領域であり、‘P'または‘F'が、たとえばASC11
コードで格納される。‘P'は以下の領域がカートリツジ
プログラムであることを表わし、‘F'は以下の領域がフ
オント(文字パターン)領域であることを表わす。302
はカートリツジサブタイプであり、カートリツジタイプ
301が‘P'の場合‘L'、‘R'、‘B'のいずれかが入れら
れる。‘L'は、プログラムカートリツジ109専用のカー
トリツジプログラムであることを表わし、‘R'は、プロ
グラムカートリツジ110専用のカートリツジプログラム
であることを表わす。‘B'はプログラムカートリツジ10
9、110共用のカートリツジプログラムであることを表わ
す。後述の第8図に示すように、プログラムカートリツ
ジ109、110間で、アドレス領域が異なるため、それぞれ
の領域で利用可能なカートリツジプログラムを本カート
リツジサブタイプ302で識別する。‘B'は、たとえばカ
ートリツジプログラムのROM領域を、全て相対アドレス
で記述し、アドレス領域に依存しないものに対して適用
される。
カートリッジタイプ301が‘F'の場合、カートリツジ
サブタイプ302は、フオントの小分類として識別子に使
われる。
本実施例では、カートリツジサブタイプ302につい
て、‘A'を本体プログラム専用フオントを表わす識別子
として定義し、‘B'、‘C'、‘D'…をそれぞれ、作成さ
れる種々のカートリツジプログラム専用フオントを表わ
す識別子として定義する。301のカートリツジタイプ、3
02のカートリツジサブタイプを総称して、カートリツジ
IDコード303と呼ぶ、304は、カートリツジプログラムや
フオントに一意に付けられる識別子で2桁の番号で表わ
される。それをカートリツジID番号304と呼ぶ。
第2図(2))に戻って、252は、カートリツジプロ
グラム関連領域257の総容量m0を格納するカートリツジ
容量領域である。
253は、製品適合フラグと名付けられた情報を格納す
る領域である。この製品適合フラグ253は、シリーズ化
された本プリンタの製品系列において、いずれの製品
(複数)に適合可能かを示すものであり、第4図に示す
ように16bitの独立したbit単位のフラグからなり、それ
ぞれのbitが、製品系列上の1製品(将来の製品を含ん
で)を表わし、bit内容‘1'が適合可能、‘0'が適合不
可能を表わす。この適合可能・不可能は、各製品の制御
部100のハードウエア構成や、格納される本体プログラ
ム、特に、外部参照ルーチン205の提供状況などによ
り、カートリツジプログラム作成時に決定される。
254は、カートリツジプログラムスタートアドレスの
格納領域で、本体プログラムからカートリツジプログラ
ムへ切替わる際のジヤンプ命令(スタートアドレスα
番地へジヤンプ)が収めれれる。本格納領域254は、α
番地に割振られ固定化される。
255は、カートリツジプログラムの割込ベクトルテー
ブルであり、前述した本体プログラムの割込ベクトルテ
ーブル204と同様の構造である。各種割込に対してカー
トリツジプログラム上に、それぞれβ、β、…、β
からスタートする割込処理ルーチンへが用意され、そ
の割込ベクトルテーブル255上にそれぞれの割込処理ル
ーチンへのジヤンプ命令が用意される。
256は、後述するカートリツジプログラムが格納され
るカートリツジプログラム格納領域である。
258は、前述のフオント領域214と同一形式のフオント
領域であり、ここにはカートリツジプログラム用の文字
パターン群が収められる。259は、このフオント領域の
カートリツジ識別コードであり、形式は、前述のカート
リツジ識別領域251と同様である。カートリツジプログ
ラム用フオントとして、カートリツジIDコード303に、
‘FB'が付けられる。
260は、フオント領域258の総容量m1を収めるカートリ
ツジ容量格納領域である。261は、カートリツジプログ
ラムが使用する文字ドツトパターンの本体を収める文字
パターン領域である。
262も、前述のフオント領域258と同一形式のフオント
領域であり、ここでは、本体プログラムの追加文字セツ
トとしての文字パターン群が収められる。263がそのカ
ートリツジ識別コードであり、本体プログラム用フオン
トとしてカートリツジIDコード303‘FA'が付けられる。
264は、フオント領域262の総容量m2の格納領域、265
は、文字パターン領域である。
次に、第5図は、RAM105上のデータ構造を示したもの
である。501は、RAM上の固定アドレスa2〜anに収める割
込処理ジヤンプテーブルであり、本体プログラムスター
ト又は再スタート時にROM104上の本体割込ベクトルテー
ブル204からコピーされる。また、カートリツジプログ
ラムスタートと時にプログラムカートリツジ上のカート
リツジプログラム割込ベクトルテーブル255からコピー
される。CPU割込ベクトル201はRAM105上のアドレスa2
a3、…、anへ向けられており、上記のように、それぞれ
の制御プログラムがスタート(再スタート)する毎に50
1の領域を書き換えることにより、それぞれの制御プロ
グラムの割込処理ルーチンが使用可能となる。
502は、それぞれの制御プログラムが、他方の制御プ
ログラムにへ切替わる際に必要情報を保存しておくため
に用いる保存領域で、それぞれの制御プログラム専用
に、本体保存領域503、カートリツジ109の保存領域50
4、カートリツジ110の保存領域505が用意される。これ
らの領域503〜505は、RAM105上の固定アドレスf1、f2
f3を先頭に固定化される。
506は、外部参照ルーチンとして定義されたNVRAM書込
みルーチン及び、NVRAM読出しルーチンが使用する外部
参照RAM領域である。本領域の先頭部分は、これら外部
参照ルーチンと呼出し側の制御プログラムとのデータの
引き渡しに使用される部分で507は、NVRAMの読み書きア
ドレスを指定するNVRAM指定アドレス領域、508は、NVRA
Mへの書込み値の指定、又は、NVRAMからの読み出し値の
引渡しに使用されるNVRAM設定値領域である。NVRAM指定
アドレス領域507、及びNVRAM設定値領域508は前述のよ
うに外部参照ルーチン呼出しテーブル205を介して、間
接的にそれぞれの番地e3、e4がアクセスされる。509
は、NVRAM書込みルーチンや、NVRAM読出しルーチンが内
部でフラグや変数として使用する作業用RAM領域であ
る。
510は、フリー領域と呼ばれ、制御プログラムが切替
わる毎に、制御部100の制御権を得た制御プログラム
が、自分自身のプログラムを実行させるために利用する
RAM領域であり、第5図の511〜517はそのRAM構造の一例
である。511は、ホストコンピユータ102から、コマンド
データとして指示された、プリンタの動作モードを覚え
ておく動作モードテーブルである。ここでは、ROM104や
プログラムカートリツジ109、110上に複数用意されるフ
オント領域のどのフオントを選択して文字パターンを発
生させるかを指定する選択フオント512及び後述のペー
ジバツフア517に作成した1ページ分の画像の複数枚印
刷を指示するコピー枚数513が用意される。なお、選択
フオント512には、フオント領域の先頭の識別コード21
5、259、263が利用される。
514は、制御プログラムの作業用領域で、変数やフラ
グ類が設定される。515は作業用領域514上に取られるデ
ータフラグであり、後述のページバツフア517に、未印
刷のデータが残っているか否かを表わすフラグである。
516は、受信バツフアであり、ホストコンピユータ102
から入力されたデータは、入力インタフエース回路103
を介して、制御プログラムの受信割込処理により、本領
域に一時保存される。
517は、ホストコンピユータからの入力データを基に
1ページ分のビツトマツプ化された画像データを保存す
るページバツフアである。
第6図は、第5図の保存領域502の構造及び、フリー
領域510との関係を示す図である。一例としてのカート
リツジ109の保存領域504は、以下の項目が含まれる。ま
ず601は、この保存領域を着脱可能で、複数供給される
カートリツジプログラム109のどの制御プログラムが使
用しているかを示す保存ID番号をセットする領域であ
る。保存ID番号には、たとえばカートリツジID番号304
が利用される。
602は、動作モード保存領域であり、フリー領域510内
の動作モードテーブル511の内容が保存/復帰される。
605は、受信バツフア保存領域であり、フリー領域510
内の受信バツフア516が、保存/復帰される。
第7図はNVRAM106のデータ構造を示したものである。
NVRAM106は16word(1wordは16ビツト)の容量を有し、
それぞれword単位0、1、…15のアドレスが付される。
701はアドレス1に収められたプログラムモード領域
で、現在動いている制御プログラム又は本レーザビーム
プリンタの電源がオフされる直前に動いていた制御プロ
グラムが本体プログラムであるか、カートリツジプログ
ラム109であるか、あるいはカートリツジプログラム110
であるかを記憶する領域である。
プログラムモードは、文字コード‘M'を本体プログラ
ム実行、‘L'をカートリツジプログラム109実行、‘R'
をカートリツジプログラム110実行と定義される。この
プログラムモード領域701の15bit目は奇数パリテイビツ
ト領域702であり、プログラムモード領域701の奇数パリ
テイが収められ、NVRAM読み出し/書込み時の誤り検知
に利用される。
第8図はCPU100のアドレス空間を示す図である。801
は本体プログラム領域であり、OH(「H」は16進表示で
あることを示す。)番地から割り振られ、物理的にROM1
04に対応づけされる。そして本体プログラム格納形式20
0の形式で本体プログラムの情報が収められる。
802はカートリツジ109用の領域で200000H番地から割
り振られ物理的にプログラムカートリツジ109上のROM12
9に対応づけられる。そしてカートリツジプログラム格
納形式250の形式でカートリツジプログラムAの情報が
収められる。
803はカートリツジ110用の領域で400000H番地から割
り振られ、物理的にプログラムカートリツジ110上のROM
130に対応づけられる。そしてカートリツジプログラム
Aと同様に、カートリツジプログラム格納形式250の形
式でカートリツジプログラムBの情報が収められる。
804はROM領域で800000H番地から割り振られ、物理的
にRAM105へ対応づけられる。そして、第5図に示すデー
タ構造が適用される。
805は増設RAM107用の領域でA00000番地から割り振ら
れ物理的に増設RAMカード107に対応づけられる。
806はI/Oアドレス領域でCPU101が入力インタフエース
回路103やパネルインタフエース回路111、NVRAM106など
制御部100の各回路と信号のやり取りを行なうI/Oポート
が割り振られる。
なお、画像信号発生器113に対して印刷解像度切替え
のための画像クロツク信号選択の指示も、このI/Oポー
ト中の画像クロツク選択ポート807を経て行なわれる。
第9図は、操作パネル112の表示器、スイツチ配置を
示した図であり、901は一般の7セグメントLED2桁で構
成された状態表示器で、制御プログラムの指示により、
現在実行中の制御プログラムの種類や、エラー発生時の
エラー表示を行なう。
902、903、904はプログラムモード切替スイツチであ
り、「MAIN」スイツチ902の押下が本体プログラムへの
切替要求、「L」スイツチ903の押下がカートリツジプ
ログラムAへの切替要求、「R」スイツチ904の押下が
カートリツジプログラムBへの切替要求となる。これら
のスイツチ902〜904は制御プログラムによりCPU101が、
これらのスイツチを押下状態をセンスすることによって
検知され、実行に移される。
以上の構成をもつ本レーザビームプリンターの本体プ
ログラムのフローチヤートを第10図、第11図、第12図に
示し、本体プログラムが実行される際の本レーザビーム
プリンター動作を説明する。
第10図は、本体プログラムのスタート処理プログラム
1000のフローチヤートであり、電源が投入されるとCPU1
01は、CPU割込ベクトル201のプログラムスタート番地a1
を参照して、a1番地からスタートする本体プログラムへ
ジヤンプする。そこで、まずステツプ1001において制御
部100のセルフテストを実行し、ステツプ1002で保存領
域502を、ステツプ1003で外部参照RAM領域506を初期化
しておく。次にステツプ1004で、NVRAM読込ルーチン212
を利用してNVRAM106のプログラムモード領域701から、
プログラムモードを読み込み、ステツプ1005で、どの制
御プログラムをスタートさせるかを判断する。
ステツプ1005で、プログラムモードが‘M'の場合、本
体プログラム実行を表わすので、ステツプ1006以下へ進
み、本体プログラムを続行する。まず、ステツプ1006で
本体割込ベクトルテーブル204をRAM105上の割込処理ジ
ヤンプテーブル501へコピーする。次にステツプ1007
で、フリー領域510を本体プログラム用に初期化する。
続いてステツプ1008で、Busy信号S2をOFFにしてホスト
コンピユーターにデータの送信可能を知らせ、ステツプ
1009で状態表示器901にプログラムID202を表示し、現在
実行中の制御プログラムが本体プログラムであることを
示す。
次にプログラム1010で、画像クロツク選択ポート807
へ240Dpi選択を指定し、画像信号発生器を240Dpi用に切
替える。そしてステツプ1011で、解像度切替信号116と
して240Dpiを設定するための切替信号を送出し、印刷機
構部105を印刷解像度を240Dpiで印刷動作を行うように
設定する。そしてステツプ1012で第11図に示す本体プロ
グラムのメインルーチンへ飛ぶ。
ステツプ1005で、プログラムモードが‘L'の場合、カ
ートリツジプログラムAの実行の要求を表わすので、ス
テツプ1011へ進み、まずカートリツジコネクタ1501に装
置されたプログラムカートリツジのカートリツジ識別領
域251のカートリツジIDコード303をチエツクする。カー
トリツジIDカード303が‘PL'の場合はこのプログラムカ
ートリツジがプログラムカートリツジ109用の制御プロ
グラムを有することを表わし、また、カートリツジIDコ
ード303が‘PB'の場合、このプログラムカートリツジが
プログラムカートリツジ109、110兼用の制御プログラム
を有することを表わす。従って、カートリツジIDコード
303が‘PL'、‘PB'以外のものの場合、カートリツジプ
ログラムAへの移行が不適であるので、移行を中止し、
ステツプ1006へ進んで本体プログラムを続行する。カー
トリツジIDコード303が、‘PL'、‘PB'の場合、現在装
着されているプログラムカートリツジ上のカートリツジ
プログラムが利用可であることを示すので、次にステツ
プ1012へ進み、もう一つのチエツク事項である製品適合
フラグ253のチエツクを行なう。本レーザービームプリ
ンターに定義されている製品モデルに対応するbitフラ
グが製品適合フラグ253中に立っているか否かをチエツ
クし、立っていれば、現在装着されているプログラムカ
ートリツジ109上のカートリツジプログラムAが本レー
ザビームプリンターに適用可能であるとして、ステツプ
1013へ進み、カートリツジ領域802上の番地200000+α
すなわち、カートリツジプログラムスタートアドレス
格納領域254へ飛び、その内容、α番地へのジヤンプ
命令に従い第13図に示すカートリツジプログラムのスタ
ート処理プログラム1300に進む。
ステツプ1012で、製品適合フラグ253の対応bitが立っ
ていない場合、このカートリツジプログラムAが本レー
ザビームプリンターに適用不可能を示すので、カートリ
ツジプログラムAへの移行を中断して、ステツプ1006〜
1012の本体プログラムの続行へ進む。
ステツプ1005で、プログラムモードが‘R'の場合、カ
ートリツジプログラムBの実行を表わすので、ステツプ
1011〜1013のカートリツジプログラムAと場合と同様
に、カートリツジコネクタ1502に装着されているプログ
ラムカートリツジについて、ステツプ1014でのカートリ
ツジIDコード303のチエツク、ステツプ1015での製品適
合フラグ253のチエツクを経て、ステツプ1016へ進み、
カートリツジ110用の領域803上の番地400000+αへ飛
び、カートリツジプログラムBへCPU101の制御が渡され
る。
第11図は、第10図の本体プログラムスタート処理1000
又は後述の第12図の本体プログラム再スタート処理1200
から飛んでくる本体プログラムのメインルーチン1100の
フローチヤートである。
まず、ステツプ1101でプログラムモード切替スイツチ
902、903、904のいずれかが押されたかをチエツクす
る。どれも押されていなければ、ステツプ1101〜1108の
処理を繰返し続行する。まず、ステツプ1102で受信バツ
フアにデータがあるか否かをチエツクし、ホストコンピ
ユーターからの入力データが受信バツフアにセツトされ
るまで、ステツプ1101のスイツチチエツクを行ないなが
ら待つ。受信バツフアにデータが存在する場合、ステツ
プ1103へ進みまず、受信バツフアからデータを取り出
し、データ解析を行なう。ここでコマンドか文字コード
かが見分けられ、フオント選択コマンドの場合は、指定
値を選択フオント領域512へ、コピー枚数指定コマンド
の場合は指定値をコピー枚数領域513へ記憶する。文字
コードの場合、ステツプ1104に進み選択フオント領域51
2に指定されている識別コードから、対応するフオント
領域214又は265を選び出し、対応する文字ドツトパター
ンをページバツフア517上に展開し、同時にデータフラ
グ515をONにしてページバツフア517上に印刷データがあ
ることを示す。そしてステツプ1105へ進み、1ページ分
のデータの解析が終了するまで、ステツプ1101〜1105を
繰り返えさせる。1ページ分のデータ解析が終了する
と、ステツプ1106へ進み、ページバツフア517上の画像
データを画像信号発生器113に送って、印刷機構部115
に、印刷を行なわせる。そしてステツプ1107で、コピー
枚数領域513で指定されているコピー枚数分1106〜1107
を繰返えさせる。指定枚数分の印刷が終了すると、ステ
ツプ1108へ進みデータフラグ515をOFFにしてページバツ
フア517上に印刷すべきデータがないことを示し、ステ
ツプ1101へ戻る。
ステツプ1101で、プログラムモード切替スイツチ90
2、903、904のいずれかが押されていた場合、ステツプ1
109以下のプログラム切替処理へ進む。
まず、ステツプ1109で、Busy信号S2をONにしてホスト
コンピユーター102にデータ送信停止の要求を出し、こ
れ以上のホストコンピユーター102からデータが送られ
てこないようにする。次にステツプ1110でデータフラグ
515をチエツクする。
データフラグ515がONの場合、ページバツフア517上に
印刷データが残っているので、プログラム切替不可とし
てステツプ1120で状態表示器901にエラー表示を出し、
ステツプ1121でBusy信号S2を元に戻してステツプ1101へ
戻る。
データフラグ515がOFFならばステツプ1111へ進みどの
プログラムモード切替スイツチが押されたかをチエツク
する。「MAIN」スイツチ902が押された場合、現在、本
体プログラムが実行中なので、このスイツチ押下は無効
としてステツプ1120でのエラー表示、ステツプ1121での
Busy信号S2復帰を経由してステツプ1101へ戻る。「L」
スイツチ903が押された場合、ステツプ1112へ進み、カ
ートリツジプログラムAへの移行手続きにはいる。
前述のステツプ1011、1012と同様に、ステツプ1112で
カートリツジコネクタ1501に装着されているプログラム
カートリツジのカートリツジIDコード303をチエツク
し、ステツプ1113で製品適合フラグ253チエツクし、問
題なければ、ステツプ1114へ進み、動作モードテーブル
511及び受信バツフア516の内容を本体保存領域503へコ
ピーし、記憶させる。そしてステツプ1115で200000+α
番地経由で始まるカートリツジプログラムAへ、CPU1
01の制御を移す。ステツプ1112、1113でチエツクをパス
しなかった場合ステツプ1120で状態表示器901にエラー
が表示され、ステツプ1121で、Busy信号S2が戻されステ
ツプ1101へ戻る。
ステツプ1111で「R」スイツチ904が押されていた場
合、ステツプ1116以下のカートリツジプログラムBへの
移行手続きにはいる。これはステツプ1112〜1115のカー
トリツジプログラムAと同様の処理をカートリツジコネ
クタ1502に装着されているプログラムカートリツジに対
して行なうもので、ステツプ1116でのカートリツジIDコ
ード303のチエツク、ステツプ1117の製品適合フラグ253
のチエツク、ステツプ1118の本体保存領域への動作モー
ドテーブル511及び受信バツフア516の保存を経て、ステ
ツプ1119で400000+α番地を経由して始まるカートリ
ツジプログラムBへCPU101の制御を移す。
第12図は、カートリツジプログラムから本体プログラ
ムへCPU101の制御が移される際の本体プログラムの再ス
タート処理プログラム1200の流れを表わすフローチヤー
トである。
再スタートは、カートリツジプログラムから本体プロ
グラムb0番地へのジヤンプから始まる。まず、ステツプ
1201でb0の領域、すなわち本体プログラム再スタートア
ドレス格納領域203を参照して、再スタート処理の開始
するb1番地へジヤンプし、ステツプ1202以下の再スター
ト処理を実行する。
ステツプ1202で、現在、カートリツジプログラム用の
割込ベクトルテーブル255がコピーされている割込処理
ジヤンプテーブル501を本体割込ベクトルテーブル204
で、コピーし直す。次に、スタート1203でカートリツジ
プログラム用に使用されていたフリー領域510を本体プ
ログラム用に初期化し直し、ステツプ1204で前回本体プ
ログラムからカートリツジプログラムへ切替えた際、保
存した情報(ステツプ1114、1118)を本体保存領域503
からフリー領域510の所定の領域へコピーする。
次に、ステツプ1205でBusy信号S2をOFFにして、ホス
トコンピユータ102へデータ送信可能を知らせ、ステツ
プ1206で、状態表示器501にプログラムID202を表示し、
本体プログラムが再び動き始めたことを知らせる。そし
て、ステツプ1207で、NVRAM書込みルーチンを用いてプ
ログラムモードとして‘M'(本体プログラム実行)を、
NVRAM106のプログラムモード領域701へ保存し、ステツ
プ1208で、ステツプ1010と同様、画像信号発生器113を2
40Dpi用に切替え、ステツプ1209でステツプ1011同様、
印刷機構部115を240Dpiに設定し、ステツプ1210で本体
メインルーチン1100へ進む。第13図、第14図はプログラ
ムカートリツジ上のカートリツジプログラムの一例を示
すフローチヤートである。
第13図はカートリツジプログラムのスタート処理プロ
グラム1300のフローチヤートであり、ステツプ1301で本
体プログラム又は他方のカートリツジプログラムからカ
ートリツジ領域802又は803の先頭からの相対アドレスα
番地へジヤンプ(ステツプ1115、1119、1411)したプ
ログラムの制御はα番地のカートリツジスタートアド
レス格納領域254を参照してスタート処理の開始するα
番地へジヤンプし、ステツプ1302以下のスタート処理
を実行する。ステツプ1302で、本体側のプログラムID20
2をチエツクし、所定のプログラムIDであれば本カート
リツジプログラムは、本プログラムと適合するものとし
て、ステツプ1303へ進み、メモリ容量のチエツクを行な
う。所定のカートリツジプログラムでは、増設RAMカー
ド107が必須の構成となるので、ここで、チエツクをう
けることになる。メモリ容量に問題がなければ、ステツ
プ1304でカートリツジプログラム用割込ベクトルテーブ
ル255をRAM105上の割込処理ジヤンプテーブル501へコピ
ーする。次に、ステツプ1305でフリー領域510をカート
リツジプログラム用に初期化する。次にステツプ1306
で、カートリツジ保存領域(カートリツジプログラムA
の場合は、カートリツジ109用の保存領域504、カートリ
ツジプログラムBの場合はカートリツジ110用の保存領
域505)の保存ID601をチエツクする。この保存ID601が
空(初期化状態のまま)ならば、ステツプ1310へ飛ぶ。
ステツプ1306保存ID601が、現在実行中のカートリツジ
プログラムのカートリツジID番号304と一致しているな
らば、これは保存領域の内容が、前回このカートリツジ
プログラムから本体プログラムへ移行する直前に保存さ
れたカートリツジプログラムの情報を表わすので、ステ
ツプ1307へ進み、カートリツジ保存領域504又は505の内
容を、フリー領域510の所定の場所に戻す。ステツプ130
6で、保存ID601とカートリツジID番号304が一致しない
場合、これはプログラムカートリツジが別のものに交換
され前回、カートリツジ保存領域504又は505に情報が保
存されたときとは、別のカートリツジプログラムが実行
していることを示すので、ステツプ1308で、状態表示器
901へ警告のエラー表示を行ない、ステツプ1309で操作
パネル112上の任意のスイツチ902、903、904が押される
まで、待って、ステツプ1310へ飛ぶ。
次ステツプ1310でBusy信号S2をOFFにしてホストコン
ピユーター102へデータ送信可能を知らせ、ステツプ131
1で状態表示器901にカートリツジID番号304を表示し、
ステツプ1312で、NVRAM書込ルーチンを用いて、プログ
ラムモードとして‘L'(または‘R')をNORAM106のプロ
グラムモード領域701へ保存し、ステツプ1313で、画像
クロツク選択ポート807へ180Dpi選択を指定し、画像信
号発生器を180Dpi用に切替える。そして、ステツプ1314
で解像度切替信号116へ180Dpi切替信号を出し、印刷機
構部105の印刷解像度を180Dpiにする。ステツプ1315で
カートリツジプログラムのメインルーチン1400へ進む。
ステツプ1302、1303のチエツクで条件が合わなかった場
合、ステツプ1314へ進み、状態表示器901にエラー表示
を行ないステツプ1315で、操作パネル112上の任意のス
イツチ902、903、904が押されるのを待って、ステツプ1
316で本体プログラムのスタートα番地へジヤンプさ
せる。第14図はカートリツジプログラムのメインルーチ
ンの一例であり、ここでは説明上、カートリツジプログ
ラムAの場合のメインルーチン1400を示す。
まず、ステツプ1401でプログラムモード切替スイツチ
902、903、904のいずれかが押されたかをチエツクす
る。どれも押されていなければ、ステツプ1401〜1406の
処理を繰返し続行する。まず、ステツプ1402で受信バツ
フアにデータがあるか否かをチエツクし、ホストコンピ
ユーターからの入力データが受信バツフアにセツトされ
るまで、ステツプ1401のスイツチチエツクを行ないなが
ら待つ。受信バツフアにデータが存在する場合、ステツ
プ1403へ進み、まず、受診バツフアから、データを取り
出し、本体プログラムとは別のコマンド保存に従ったデ
ータ解析を行なう。ここで、コマンドか文字コードかが
見分けられ、フオント選択コマンドの場合は、指定値を
選択フオント領域512へ、コピー枚数指定コマンドの場
合は指定値をコピー枚数領域513へ記憶する。文字コー
ドの場合、選択フオント領域512に指定されている識別
コードから対応するフオント領域258を選び出し、対応
する対ドツトパターンをページバツフア517上に展開す
る。そして、ステツプ1404へ進み、1ページ分のデータ
の解析が終了するまで、ステツプ1401〜1404を繰り返さ
せる。1ページ分のデータ解析が終了すると、ステツプ
1405へ進み、ページバツフア517上の画像データを画像
信号発生器113に送って、印刷機構部115に、印刷を行な
わせる。そしてステツプ1406でコピー枚数領域513で指
定されているコピー枚数分ステツプ1405〜1406を繰返さ
せる。指定枚数分の印刷が終了するとステツプ1401へ戻
る。
ステツプ1401でプログラムモード切替スイツチ902、9
03、904のいずれかが押されていた場合、ステツプ1407
以下のプログラム切替処理へ進む。
ステツプ1407で、どのプログラムモード切替スイツチ
が押されたかをチエツクし、「L」スイツチ903が押さ
れた場合、現在、実行中のカートリツジプログラム109
を切替要求しているので、これは無効として、ステツプ
1401へ戻る。「R」スイツチ904が押されていた場合、
ステツプ1408以下のカートリツジプログラム1への移行
手続きにはいる。本体プログラムの前述したステツプ11
01と同様にステツプ1408でカートリツジIDコード303を
チエツクし、カートリツジコネクタ1502に有効なカート
リツジプログラムがあるか否かをチエツクする。有効な
カートリツジプログラムの存在が確認されれば、ステツ
プ1409へ進み、カートリツジ109用の保存領域504の保存
ID領域601上に、現存実行しているカートリツジプログ
ラムAのカートリツジID番号304を記録し、ステツプ141
0でフリー領域510上の動作モードテーブル511及び受信
バツフア516の内容をカートリツジ109保存領域504にコ
ピーする。そして、スイツチ1411へ進み400000+α
地を経由して始まるカートリツジプログラムBへCPU101
の制御を移す。ステツプ1408で有効なカートリツジプロ
グラムの存在が確認できなかった場合ステツプ1401へ戻
る。
ステツプ1407で、「MAIN」スイツチ902が押された場
合、ステツプ1412、1413へ進み前述のステツプ1409、14
10と同様に、カートリツジID番号304及びフリー領域510
上の必要情報をカートリツジ保存領域504にコピーし、
ステツプ1414でb0番地経由で始まる本体プログラム再ス
タート処理1200へ飛ぶ。
以上説明してきたように、本体プログラム及びカート
リツジプログラムのうち、制御権を得たものが、プログ
ラムの最初で、自分に適した印刷解像度になるよう画像
信号発生器113及び印刷機構115の解像度を切替えること
でそれぞれの制御プログラムが独自の印刷解像度で、印
刷処理を行なえるようにしている。
上記実施例では、3種類の制御プログラムにおいて、
各制御プログラムに対応して、一意的に印刷解像度を設
定するようにしたが、各制御プログラムにおいて複数の
印刷解像度のうちから1つを選択的に設定することがで
きるようにしてもよい。この場合には、例えばホストコ
ンピユーターからのコマンドによって解像度の指定が可
能なコマンド体系をエミユレートすることができる。
また上述した実施例では、第2、第3の制御手段とし
て、プログラムカートリツジ109、プログラムカートリ
ツジ110にそれぞれ独立した制御プログラムを格納でき
る構造にしてしたが、本発明は、これに限らず、本体側
に第2、第3の制御プログラムを始めから内蔵の(第1
の)制御プログラムと共に、内蔵させてもよい。第2、
第3制御プログラムの利用頻度が高い場合、カートリツ
ジの差替えが不要となり利便性が高まる。
また、本実施例ではカートリツジプログラム側も、本
体プログラム同様、直接画像信号発生器113や印刷機構
部115へ指示を出し、解像度切替を実施していたが、NVR
AM書込みルーチン212がNVRAM読出しルーチン213と同様
に、外部参照ルーチンとして解像度ルーチンを本体側に
用意し、カートリツジプログラムは、本ルーチンを呼ぶ
ことによって間接的に解像切替えを行なってもよい。解
像度切替えの手続きが複雑化する場合に、カートリツジ
プログラムを作成上で、その制御が簡単になると共に、
種々のカートリツジに対して、解像度切替手段が統一的
と定義され、プログラムミスの防止につながる。
また、本体プログラムとカートリツジプログラム上の
印刷処理を解像度を除き、同様にしておき、本体プログ
ラムでは同じデータの画像が少し処理時間を要する高解
像度で、カートリツジプログラムでは同じデータの画像
か、処理時間は早いが、低解像度で、印刷することがで
きる。これにより、複雑な印刷データに対して、簡略印
刷と高品質印刷の使い分けを目的に応じて、1つの印刷
装置で制御プログラムを切替えることによって実現でき
る。
また、本実施例では、解像度切替えを180Dpi,240Dpi,
400Dpiの3種に限定したが、これに限らず、画像信号発
生器の画像クロツクを複数の水晶発振器と分周回路の組
合せで小刻みに設定させ、種々のカートリツジプログラ
ムで、種々の解像度を選択させてもよい。これにより、
種々の解像度の印刷装置に対して、カートリツジプログ
ラムでのエミユレートの適応性が高まる。
以上説明したように、切替え可能な複数の印刷装置の
制御手段に対し、それぞれ独自に印刷装置の解像度切替
えを可能にすることにより次のような効果が得られる。
・種々の印刷装置にエミユレートにおいて、対象印刷装
置にマツチした解像度を選択し、同様の印刷効果が得ら
れる。一方、本来の解像度との両立も可能となる。
・高解像・高コストと低解像・低コストの相反する機能
を目的に応じ1台の装置で、選択的に利用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のレーザビームプリンターの
制御部100のブロツク図、 第2図はROM104及びプログラムカートリツジ109、110に
収められる制御プログラムの格納形式を示す図、 第3図は第2図上のカートリツジ識別領域251の説明
図、 第4図は第2図の製品適合フラグ253の説明図、 第5図はRAM105のデータ構造図、 第6図は第5図の保存領域504の説明図、 第7図はNVRAM106のデータ構造図、 第8図はCPU101のアドレス空間を示す図、 第9図は操作パネル112の配置図、 第10図〜第12図は本体プログラムのフローチヤート、 第13図は及び第14図はカートリツジプログラムのフロー
チヤート、 第15図は本実施例のレーザビームプリンターの外観図、 第16図は本実施例のレーザビームプリンターの断面図で
ある。 100は制御部、 101はCPU、 102はホストコンピユーター、 103は入力インターフエース回路、 104はROM、 105はRAM、 106はNVRAM、 107は増設RAMカード、 108はカートリツジインタフエース回路、 109,110はプログラムカートリツジ、 111はパネルインタフエース回路、 112は操作パネル、 113は画像発生器、 114は出力インターフエース回路、 115は印刷機構部、 202はプログラムID、 203は本体プログラム再スタートアドレス格納領域、 251はカートリツジ識別領域である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−195446(JP,A) 特開 昭61−277256(JP,A) 特開 昭61−277255(JP,A) 特開 昭61−277262(JP,A) 特開 昭59−57337(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の解像度で印刷可能な印刷機構部を制
    御する印刷制御装置であって、 各々が異なるコマンド体系に対応し、ホストコンピュー
    タからのコマンドに基づいて前記印刷機構部の動作を制
    御するための複数種類の制御手段と、 前記複数種類の制御手段のうちの1つを選択する選択手
    段とを有し、 前記複数種類の制御手段の各々が複数の解像度を切換え
    て設定する設定手段を備え、 前記選択手段によって選択された制御手段に備えられる
    前記設定手段が前記印刷機構部での印刷処理における解
    像度を設定することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記複数の制御手段のうちの少なくとも1
    つは、着脱可能に備えれることを特徴とする請求項第1
    項記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】各制御手段は、それぞれ異なる種類の制御
    プログラムを有することを特徴とする請求項第1項又は
    第2項記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】請求項第1項〜第3項のいずれかに記載の
    印刷制御装置と、前記印刷機構部とを備えることを特徴
    とする印刷装置。
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