JP3166156B2 - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

Info

Publication number
JP3166156B2
JP3166156B2 JP08628987A JP8628987A JP3166156B2 JP 3166156 B2 JP3166156 B2 JP 3166156B2 JP 08628987 A JP08628987 A JP 08628987A JP 8628987 A JP8628987 A JP 8628987A JP 3166156 B2 JP3166156 B2 JP 3166156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
information processing
print
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP08628987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63250727A (ja
Inventor
郁準 山口
義和 池ノ上
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP08628987A priority Critical patent/JP3166156B2/ja
Priority to DE19883811661 priority patent/DE3811661A1/de
Publication of JPS63250727A publication Critical patent/JPS63250727A/ja
Priority to US08/478,757 priority patent/US5630032A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3166156B2 publication Critical patent/JP3166156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホストコンピュータ等のデータ処理装置か
ら送られるデータを印字するプリンタの制御装置に関す
る。 (従来の技術) 一般に、ホストコンピュータ等がプリンタに送るデー
タは、実際の印字パターンを示す印字データと、印字方
法やプリントエンジンのモードを制御する制御データよ
りなる。プリンタの制御装置(以下、単にコントローラ
と記す)は、このデータを処理して、実際に印字すべき
ドットイメージに変換し、印字を行うプリントエンジン
に供給する。 (発明が解決しようとする問題点) 近年、プリンタの高機能化に伴い、制御データの仕様
は極めて複雑になってきた。そのため、プリンタのコン
トローラでの印字データの処理時間が長くなる。コント
ローラを制御するCPU自身の飛躍的な処理速度の向上
は、ハードウエアの制約から期待できないため、高速化
は困難である。したがって、たとえ高速のプリントエン
ジンを用いても、データ処理の効率が上がらなくなって
きている。 本発明の目的は、データ処理の効率の高いプリンタ制
御装置を提供することである。 (問題点を解決するための手段) 本発明にかかるプリンタ制御装置は、外部から入力さ
れる入力データを画像データに変換する機能を有するプ
リンタ制御装置において、少なくともデータを入力する
ための入力手段と、入力データを中間データに変換し、
中間データを出力する第1情報処理手段と、第1情報処
理手段から入力された中間データを記憶する第1記憶手
段と、第1情報処理手段の動作とは独立に、第1記憶手
段に記憶された中間データを読み出し、中間データを画
像データに変換し、画像データを出力する第2情報処理
手段と、第2情報処理手段から出力された画像データを
記憶する第2記憶手段と、第2記憶手段に記憶された画
像データを作像部に出力する画像出力手段とを有するこ
とを特徴とする。 (作用) 入力データの中間コードへの変換と中間コードの画像
データへの変換をそれぞれ別の情報処理手段において行
う。両情報処理手段は、第1記憶手段を介在させて相互
に独立に動作する。したがって、両情報処理手段の動作
において無駄な待ち時間がなくなり、処理効率が向上す
る。 (実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 (a)電子写真プリンタの構成 まず、プリンタおよびコントローラの概略構成につい
て説明する。 第2図は、本発明の実施例であるグラフィック描画の
可能なプリンタ・システム10による処理システムの構成
である。 汎用のデータ処理装置1からのデータは、データ処理
装置1のスループットを改善するため、外部のファイル
バッファ2に一旦格納された後、プリンタ・システム10
に出力される。 プリンタ・システム10は、ビットマップ方式のデータ
処理装置(BMU)3と、電子写真プロセスとレーザーを
用いたプリントエンジン4と、外部給紙ユニット5やソ
ータ6等の付属装置よりなる。 第3図は、プリンタ・システム10の外観を示す。プリ
ントエンジン4は、上記ビットマップ方式データ処理装
置3を内蔵しており、アクセサリとして外部給紙ユニッ
ト5と、ソータ6が接続可能である。また、プリントエ
ンジン4の上部前面には、システムの状態を示す表示や
簡単な操作を行うためのキーが並べられた操作パネル44
が装着されている。 第4図は、操作パネル44の詳細を示すものである。こ
こに、901〜903が入力キーであり、910〜918が表示素子
である。キー901は、プリント動作を一時停止させるた
めのPAUSEキーである。キー903は、TESTプリントを起動
するためのTESTキーである。キー903はシフトキーであ
り、キー902と同時に押すことにより、プリントを中断
するCANCELキーとなる。キー902,903を同時に押して中
断が機能するようにしたのは、不用意な操作による中断
を防止するためである(本実施例においては、キャンセ
ル機能の説明は省略する。)。 第5図は、プリンタ・システム10の概略ブロック図で
ある。 ビットマップ方式データ処理装置3は、ビットマップ
制御部(BMC)30、ビットマップ用のビットマップRAM
(BM−RAM)32、このBM−RAM32に描画を行うビットマッ
プ書込部(BMW)31およびフォント部33よりなる。プリ
ントエンジン4との接続は、制御データ(枚数、アクセ
サリー制御など)用のバスB3とイメージデータ用のバス
B4により行う。プリントエンジン4は、3つのコントロ
ーラを中心に構成される。まず、インターフェイス制御
部(IFC)40はビットマップ制御部30からの制御データ
の処理、操作パネル制御、および内部バスB5を通じてプ
リントエンジン4全体のタイミングの制御を行う。電子
写真制御部41は、内部バスB5を通じてインターフェイス
制御部40から送られるデータに応じて、電子写真プロセ
ス部45の制御を行う。 プリントヘッド制御部(PHC)42は、内部バスB4を通
じてビットマップ書込部31から送られてくるイメージデ
ータを書き込むため、内部バスB5を通じてインターフェ
イス制御部40から送られてくる情報に従ってプリントヘ
ッド部43の半導体レーザーの発光やポリゴン・モータの
回転を制御する。 また、外部給紙ユニット5やソータ6も、内部バスB5
を通じて、インターフェイス制御部40から制御される。 以上に説明したプリンタ・システム10は、ビットマッ
プ方式のレーザープリンタである。データ処理装置1か
ら送られてくる印字データ(ほとんどはコードで表わさ
れる)は、ビットマップ方式処理装置3のBM−RAM32上
に実際の印字イメージとして展開され、プリントエンジ
ン4に出力される。プリントエンジン4では、ビットマ
ップ方式データ処理装置3からのデータに応じてレーザ
ー光を変調して感光体上に記録し、さらに記録紙に転写
する。 データ処理装置1から送られてくるデータには、印字
データの他に、書式の制御やエンジンのモード設定を行
うコードも含まれる。 ビットマップ方式データ処理装置3では、印字データ
の他にこれらのプロトコルの解析も行い、書式の制御や
必要に応じてプリントエンジン4への通紙やオプション
のモード変更等の指示を出す。プリントエンジン4で
は、上記の記録制御の他に、それに伴う電子写真系の制
御、記録紙のタイミング制御、さらに、他のオプション
への通紙に同期した処理を行う。プリントエンジン4の
制御は、走査系を除いて、電子写真複写機と同様であ
る。 (b)ビットマップ制御部 フォントの実際の描画はビットマップ書込部31で行わ
れるが、ビットマップ書込部31への情報としては、フォ
ントのパターン内蔵アドレスや、BM−RAM32への描画ア
ドレス等のパラメータを計算する必要がある。これには
所定の時間がかかる。そこで、ビットマップ制御部30に
おいて、BM−RAM32のデータをプリント中に、次のペー
ジのデータを前処理して中間コードにしておくことによ
り、処理の高速化を計る。 第1図はビットマップ制御部30のブロック図を示す。
本出願人が開示したプリンタ制御装置(特願昭61−1657
54号)においては、ビットマップ制御部30は、一つのCP
Uで制御されていた。本実施例では、データ解析用と印
字制御用の2つの情報処理部320,330を用い、両者を中
間コード記憶用のP−RAM305で接続した。このように従
来一つのCPUで管理していた処理を2つの情報処理部32
0,330に分けることによって、両情報処理部320,330は非
同期に情報処理が可能となり、どちらかの処理の遅れに
よるデータの流れの滞りを減少することができる。つま
り、データのスループットが向上し、プリント速度の高
速化に対応できるようになる。 第1情報制御部320では、データ処理装置インターフ
ェイス308からのデータをR−バッファ304へ一時記憶
し、その後、順次、データ入力と非同期にパケット処理
を行ってゆく。主な処理内容としては、プロトコル解
析、印字データの仮編集、仮編集結果のBM−RAM32への
描画が容易な中間コードへの変換、中間コードのP−RA
M305への記憶がある。印字データの仮編集とは、プロト
コルの解析結果にしたがって送られてきた印字データ毎
の印字位置の決定をさす。そのため、印字データを表わ
す中間コードは、印字データのパターンコード、ビット
マップへの描画アドレスなどが含まれる。 P−RAM305は、従来の方法では、CPUによりアクセス
されるメモリを用いていたが、本実施例では、ハードウ
エア構成のFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)メモリ(以下、P−RAMをFIFOと称す)305を用い
る。これはCPUによる記憶アドレスの管理といった処理
を省略して、スループットを向上させるためである。FI
FO305には、変換された中間コードが、空いたメモリス
ペースに順次書き込まれ、一方、BM−RAM32の描画の際
は、FIFO305に記憶された順に順次読み出される。書き
込みと読み出しは、ソフトウエアによらないので、両情
報処理部320,330のソフト処理に負担とならない。 一方、第2情報処理部330では、FIFO305に書き込まれ
た中間コードを順次読み出し、処理を行う。処理内容
は、中間コードに応じたプリントエンジン部4の制御コ
マンドをプリントエンジンインターフェイス307に出力
し、プリントエンジン制御の中間コード以外をビットマ
ップ書込部インターフェイス306に出力し、ビットマッ
プメモリ32への画像の描画またはプリントの起動を行
う。 このような形態にすることによって、各情報処理部32
0,330は、入力されたデータをそのまま処理するだけで
良く、処理の流れを変える必要がなくなるのでスループ
ットが向上し、処理が高速化できる。 第6図は、第1、第2情報処理部320(330)各々のハ
ードウエア構成例を示す。321(331)は処理を行うCPU
であり、322(332)はCPUのプログラムが書き込まれた
システムROMであり、323(333)はCPUの作業用記憶エリ
アとして用いられるシステムRAMである。また、タイマ3
24(334)は、CPU321(331)がタイミング管理を可能と
するためのものである。 第7図のタイムチャートの一例に示すように、いま3
ページのデータ(コード)がデータ処理装置1から順次
送られてくると、第1ページから順次R−バッファ304
に格納される。第1情報処理部320は、R−バッファ304
のデータを順次処理し、中間コードに変換して、FIFO30
5に格納する(この処理をパケット処理という)。BM−R
MA32には、データが書き込まれていないので、第2情報
処理部330は、FIFO305のデータを読み出し、ビットイメ
ージに変換し、ビットマップ書込部31に送る。一般に中
間コードへの変換の方が時間を要するので、この処理
は、FIFO305からの入力信号待ちなどにより断続的に行
われる。ビットマップ書込部31は、ビットイメージデー
タをBM−RAM32に描画する。BM−RAM32への描画とプリン
トはページ単位で行う。1ページ分の描画が終わると、
直ちにプリンタにおいて第1ページのプリントが行われ
る。 両情報処理部320,330は、間にFIFO305を介在させてい
るので、FIFO305に記憶の余地がある限り、互いに独立
に処理を行える。したがって、第1情報処理部320で
は、第1ページのパケット処理が終わると、直ちに第2
ページの処理をはじめる。第2情報処理部330は、第1
ページのプリントが終わると、直ちにFIFO305から中間
コードを読み出して、第2ページのビットイメージのBM
−RAM32への描画をはじめる。第1ページのプリントの
間に第2ページのパケット処理がかなり進んでいるの
で、第2ページの描画は連続的に行える。第3ページの
データも同様に処理される。 したがって、第1ページのBM−RAM32への描画が断続
的に行われることを除いて、両情報処理部320,330のパ
ケット処理と描画はそれぞれ連続的に行われ、処理が無
駄なく進行する。 なお、従来の一つの情報処理部でパケット処理と描画
処理の2つのルーチンを行う場合は、第8図のタイムチ
ャートのように処理が進む。両処理ルーチンは1つのCP
Uの下で時分割で動作するので、プリントが行われてい
るときおよびパケット処理が終わった後を除いて、処理
は断続的に行われることになる。したがって、処理速度
が低下するのである。 (c)イメージエリア 次にイメージエリアの考え方について説明する。 第9図は一例を示す。第9図において、全エリアA1で
示される部分が、ペーパーのサイズに相当する部分で、
BM−RAM内に設定されているエリアに相当する。マージ
ンエリアA2は実際にペーパーにプリントを行う際の余白
部分であり、印字データの描画が行われるのは、残った
イメージエリアA3の部分である。 印字の開始は、イメージエリアA3の左上から行われ、
文字は印字方向A10にしたがって順次印字される。途
中、改行コードが入力された場合、改行方向A11に改行
幅A12だけ次の印字位置が移動する。また、復行コード
が入力されると、イメージエリア左端、復行位置A13に
次の印字位置が移動する。 (d)印字データの処理と出力 第10図は、ビットマップ書込部31の詳細ブロック図を
示す。ビットマップ書込部31の機能は大別して、BM−RA
M32への描画機能と、プリントの際にBM−RAM32のデータ
をプリントエンジン4へ出力する機能とに分かれる。 BM−RAM32への描画の機能は、さらに2つに分けら
れ、グラフィックイメージ書込部316により行われる線
や円の描画と、フォントイメージ書込部311により行わ
れるフォント描画とからなる。両方ともビットマップ制
御部インターフェイス317を通じてビットマップ制御部3
0から送られるパケットで動作するロジック部である
が、グラフィックイメージ書込部316の殆んどの処理
は、パケット内のパラメータを解析してBM−RAM32に描
画するのに対して、フォントイメージ書込部311の殆ん
どの処理は、FIFO305内のデータにしたがってフォント
部インターフェイス314を通じてウォント部33から読み
込んだフォントイメージをBM−RAM32に描画する。 一方、プリントの際のデータ出力の機能は、プリント
ヘッド制御インターフェイス315により行われる。すな
わち、ビットマップ制御部30からインターフェイス317
を介して送られてくるプリント開始コードを受け取る
と、プリントエンジン4のプリントヘッド制御部42(第
5図参照)からバスB4を通じて送られてくる同期信号に
したがって、BM−RAM32のデータをプリントヘッド制御
部42に出力する。 (e)ビットマップ制御のフロー これより、フローチャートを参照しながら、本システ
ムの動作説明を行う。 本システムのフローチャートは、第1情報処理部320
と第2情報処理部330の2つのメインルーチンに分かれ
ていて、各ルーチンは非同期で動作する。 <e−1>第1情報処理部のフロー 第11図〜第15図は、ビットマップ制御部30の第1情報
処理部320の処理を示すフローチャートである。第11図
において、まず、電源が投入されると(ステップ#1、
以下ステップを略する。)、内部の初期化を行った後
(#2)、データ処理装置1からの受信データを記憶す
るR−バッファ304のクリアを行う(#3)。次に、制
御フラグの初期化を行う(#4)。具体的には、受信デ
ータ処理ルーチンで仮イメージ編集中であることを示す
LPWRITEをクリアする。FIFO305は、電源投入時にハード
的にクリアされる。そして、中間コード作成の準備とし
てフォント部33より、印字データのフォントフォーマッ
ト決定のためにフォントの属性を読み込む(#5)。 これらの準備動作完了後、主ループに入る(#6〜#
8)。主レープでの処理は受信データの解析と中間コー
ドへの変換である。データの流れは次のようになる。ま
ず、外部データ処理装置1からのデータは、主ループと
は非同期にデータ処理インターフェイス308からの要求
で起動される受信割込みルーチン(第15図)により、R
−バッファ304に蓄えられる。この受信データは、中間
コード用メモリFIFO305に空きがあり、(#6でYES)、
かつ、R−バッファ304に処理すべきデータがあるとき
(#7)、受信データ処理ルーチン(#8、第12図)に
より中間コードに変換され、FIFO305に蓄えられる。 つまり、第2情報処理部330に対しては、FIFO305を介
して中間コードの形式でデータ処理を受け渡す。この中
間コードはフォントパターンのセレクトやフォントサイ
ズに応じたパターンのBM−RAM32への描画アドレスの計
算値が含まれていて、仮想的に仮編集されたものと言え
る。また、初期化のとき、フォント属性を読み込んでお
くのは、第2情報処理部330での文字の描画とも非同期
に仮編集を行うためである。 第12図は、受信データ処理(#8)のフローを示す。 受信データは、次の4つに分類される。 IFC関連コード(プリントエンジン関連コード) JOB制御コード(JOB START,PAGE EJECT) 書式制御コード 印字データ(文字コード,グラフィックコード) データ処理装置1から送られるデータは、通信の効率
を上げるため、後に述べる受信割込み処理により、受信
バッファであるR−バッファ304に一度蓄えられてい
る。まず、R−バッファ304からデータを読み出し(#3
1)、コードの種類を判定する。まず、印字データの場
合は(#32,#35,#37,#39,#41でいずれもNO)、仮イ
メージ編集中(LPWRITE=1)として(#61,#62)、対
応するフォーマットの中間コードに変換してFIFO305に
出力する。すなわち、文字コードの場合は(#63)、フ
ォント・イメージ書込部311へのフォーマットと同じで
あり、フォント・パターンのアドレス(#64)、イメー
ジ・エリア上の印字位置に対応するBM−RAM32への書込
みアドレス(#65)、書込みモード(#66)よりなる。
そして、次の文字印字位置を更新しておく(#67)。グ
ラフィック・コードの場合(#68)、グラフィック・イ
メージ書込部316へのコマンドと同一のフォーマットで
出力される(#69)。 IFC関連コード(#32)は、インターフェイス制御部4
0に出力するものであるが、印字データとの同期をとる
ため、印字データとは形式の異なるファンクション・タ
イプの中間コードとしてFIFO305へ出力しておく(#3
3)。 JOB制御コードには、ページの区切りに用いるPAGE E
JECTコードと、JOB(ページ群)の区切りに用いるJOB
STARTの2つがある。JOB STARTコード(#35)は、IFC
関連コードと同様に、FIFO305に出力するが(#36)、P
AGE EJECTコード(#37)は、モードや印字状態により
処理が異なる(#38,第11図参照)。 書式制御コード(#39)は、印字の書式やPAGE EJEC
Tの機能の変更を行うものである(#40,第12図参照)。 同一イメージのコピー枚数を指定するコードであれば
(#41)、印字データとの同期をとるためFIFO305に対
応するファンクションを出力する(#42)。 第13図はPAGE EJECT処理(#38)のフローを示した
ものである。このPAGE EJECT処理は、FIFO305上へ中間
コードとして仮編集するときの仮想的な処理であり、中
間データ処理(第17図)で実際にペーパーの排出を行う
ものとは異なる。PAGE EJECTの処理は、仮イメージ編
集中(#81)のときに行う。まず、FIFO305へPAGE EJE
CTを示す中間コードを出力する(#82)。ここで、実際
の排紙動作は第2情報処理部330がこの中間コードを受
け取った時に行われる。その後、次のページの編集に備
えて、次の印字位置を先頭に戻す(#83)。そして、LP
WRITEを0にする(#84)。これらの一連の動作は仮イ
メージ編集を示すLPWRITEフラグによって判別され(#8
1)、空ページ出力を防ぐ。 第14図は、書式制御コードの処理シーケンス(#40)
を示したフローである(第9図参照)。復行コードの場
合は(#101)、次の印字位置を左端へ移動し(#10
2)、改行コードの場合(#103)、次の印字位置を1行
下へ移動する(#104)。また、ランダム指定のとき
(#105)はオフセット値を加算した後に、次の印字位
置を更新する(#106)。 第15図は、受信割込みのフローを示す。データ処理装
置1より割込みをうけると(#121)、データ処理装置
インターフェイス308よりデータを読み込み(#122)、
R−バッファ304へそのデータを書き込む(#123)。 <e−2>第2情報処理部のフロー 第16図と第17図は、第2情報処理部330の処理を示す
フローチャートである。 第16図において、準備動作は第1情報処理部320と同
様の処理を行う。まず、電源が投入されると(#20
0)、内部の初期化を行い(#201)、BM−RAM32のイメ
ージエリアをクリアし(#202)、制御フラグを初期化
する(#203)。具体的には、プリント状態を示すJOBAC
Tフラグをクリアし、BM−RAMへの描画状態を示すBM−WR
ITEフラグをクリアし、同一枚数のコピー枚数を示すCOP
Yフラグを1にセットし、同一枚数のコピー枚数を計数
するCCOUNTを1にセットする。この後、主ループに入る
が、主ループの行う処理は、中間コードの解析とBM−RA
Mへの描画(#231〜#233)およびプリント・シーケン
ス制御(#212〜#219)である。 データの流れは次のようになる。まず、排紙条件フラ
グであるJOBACTが1のときは(#211)、プリント・シ
ーケンス(#212〜#219)入る。また、JOBACTが1でな
いときは、ビットマップ書込部31が動作中でないとき
(#231)、FIFO305から中間コードが有ることをチェッ
クして(#232)、中間コード処理が行われる(#23
3)。 FIFO305に蓄えられた中間データの処理フロー(#23
3)を第17図に示す。ここでは、主にFIFO305より取り出
した中間コード(#251)に応じたBM−RAM32への描画
と、プリント・エンジン部4へのコマンド出力などのシ
ーケンス制御も行う。 まず、印字データの場合(#252でYES)は、中間コー
ドをフォントイメージ書込部311へ(#253)、グラフィ
ックデータの場合(#254でYES)は、グラフィックイメ
ージ書込部316へ出力する(#255)。 もし、初めてのデータを書込む場合(BM−WRITEフラ
グ=0)(#256)、BM−WRITEフラグを1とする(#25
7)。プリントエンジン4に対して給紙等の準備を先行
させるためのペーパーの先出しコマンドPFCMDをインタ
ーフェイス制御部40に出力する(#258)。これにより
ビットマップ方式データ処理装置3のプリント準備が終
了すれば、感光体へのレーザー露光が直ちに可能とな
り、給紙時間に相当してスループットが向上する。 IFC関連コード(#261)や、JOB STARTコード(#26
2)は、インターフェイス制御部40へ出力される(#26
3)。 FIFO305からビットマップ書込部31への出力は、中間
コードのデータのある限り順次行われてゆくが(#214
〜#216)、PAGE EJECTコードを検出すると(#271でY
ES)、1ページ分の信号変換が終了したのでプリント動
作に入る。まず、BM−RAM32への書込みを禁止するためJ
OBACTフラグをセットし、BM−RAM32の更新を禁止し、マ
ルチプレクサ枚数を更新し(#272)、プリントヘッド
制御インターフェイス315をプリント可能状態にし(#2
73)、インターフェイス制御部40にプリントコマンドPR
NCMDを出力する(#274)。これにより、プリントヘッ
ド制御部インターフェイス315では、プリントヘッド制
御部42の制御部回路から送られてくるパルスに同期し
て、BM−RAM32のデータをバスB4を通じて出力する。 コピー枚数設定の場合(#275)は、コピー枚数COPY
を更新する(#276)。 プリントが終了すると、第16図に戻り、まだJOBACTフ
ラグがセットされているため(#211)、インターフェ
イス制御部40からの露光終了コマンドEXPEND待ちとなる
(#212)。 EXPENDを検出すると、同一イメージのコピー制御を行
う(#213〜#220)。まず、コピー枚数カウンタCCOUNT
を減算し(#213)、所定枚数のコピーが終了したかチ
ェックする(#214)。終了した場合は、次のイメージ
の描画のためBM−RAM32をクリアし(#215)、プリント
状態解除のためJOBACTフラグをリセットし(#218)、
コピー枚数カウンタをCCOUNTへ復帰し(#217)、BM−R
AM32への描画状態を示すBM−WRITEフラグのクリア(#2
16)を行う。コピー未終了の場合は(#214)、再び、
同一イメージでプリントを開始する(#219,#220)。 (発明の効果) データ処理装置からのデータを解析するデータ解析部
(プロトコル解析部)と、印字制御部とを独立した情報
処理部としてデータを平行処理することにより、プリン
ト効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、ビットマップ制御部のブロック図である。 第2図は、本発明の実施例に係る電子写真プリンタのシ
ステム構成図である。 第3図は、プリントシステムの斜視図である。 第4図は、操作パネルの図である。 第5図は、ビットマップ方式データ処理装置とプリント
エンジンのブロック図である。 第6図は、第1情報処理部と第2情報処理部のブロック
図である。 第7図と第8図は、それぞれ本実施例と従来例のデータ
処理のタイムチャートである。 第9図は、イメージエリアの一例の図である。 第10図は、ビットマップ書込部のブロック図である。 第11図〜第15図は、それぞれ、第1情報処理部のフロー
チャートである。 第16図と第17図は、それぞれ、第2の情報処理部のフロ
ーチャートである。 4……プリントエンジン、 30……ビットマップ制御部、 31……ビットマップ書込部、 32……BM−RAM、 304……R−バッファ、 305……FIFO、 320……第1情報処理部、 330……第2情報処理部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−158473(JP,A) 特開 昭60−216378(JP,A) 特開 昭56−114079(JP,A) 特開 昭63−98444(JP,A) 特公 平7−73921(JP,B2) 米国特許5630032(US,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.外部から入力される入力データを画像データに変換
    する機能を有するプリンタ制御装置において、 少なくともデータを入力するための入力手段と、 入力データを中間データに変換し、中間データを出力す
    る第1情報処理手段と、 第1情報処理手段から入力された中間データを記憶する
    第1記憶手段と、 第1情報処理手段の動作とは独立に、第1記憶手段に記
    憶された中間データを読み出し、中間データを画像デー
    タに変換し、画像データを出力する第2情報処理手段
    と、 第2情報処理手段から出力された画像データを記憶する
    第2記憶手段と、 第2記憶手段に記憶された画像データを作像部に出力す
    る画像出力手段と を有することを特徴とするプリンタ制御装置。 2.前記第2情報処理手段は、第1記憶手段から読み出
    した中間データを解析を行い、中間データが画像に関す
    るデータであれば、中間データを画像データに変換し、
    画像データの出力に関するデータであれば、前記画像出
    力手段の起動を行なうことを特徴とする請求項1記載の
    プリンタ制御装置。
JP08628987A 1987-04-07 1987-04-07 プリンタ制御装置 Expired - Lifetime JP3166156B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08628987A JP3166156B2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07 プリンタ制御装置
DE19883811661 DE3811661A1 (de) 1987-04-07 1988-04-07 Druckeinrichtung
US08/478,757 US5630032A (en) 1987-04-07 1995-06-07 Image generating apparatus having a memory for storing data and method of using same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08628987A JP3166156B2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07 プリンタ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63250727A JPS63250727A (ja) 1988-10-18
JP3166156B2 true JP3166156B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=13882675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08628987A Expired - Lifetime JP3166156B2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07 プリンタ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166156B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2783344B2 (ja) * 1992-05-18 1998-08-06 キヤノン株式会社 プリンタ制御装置及びその制御方法
JP2783345B2 (ja) * 1992-05-18 1998-08-06 キヤノン株式会社 出力装置及び方法
CN110997338B (zh) * 2017-07-31 2021-11-26 惠普发展公司,有限责任合伙企业 基于启发式的声发射和能量节约

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5630032A (en) 1987-04-07 1997-05-13 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image generating apparatus having a memory for storing data and method of using same

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158473A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 Minolta Camera Co Ltd 文字発生回路
JPH0753457B2 (ja) * 1986-10-15 1995-06-07 株式会社クボタ ラベルプリンタ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5630032A (en) 1987-04-07 1997-05-13 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image generating apparatus having a memory for storing data and method of using same

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63250727A (ja) 1988-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3402914B2 (ja) 印刷制御装置及び方法
JP2692081B2 (ja) 画像メモリのアドレス制御方式
US5018081A (en) Printer with automatic restart
US6760120B2 (en) Printing device control apparatus and method
US5371873A (en) Image data processing terminal equipment coupled to an external device allowing independent use of memory area by the external device
JPH01174453A (ja) プリンタ制御装置
US6317193B2 (en) Image forming apparatus
US4975858A (en) Controller for a printer for printing data received from an external data processor
JP3166156B2 (ja) プリンタ制御装置
US5630032A (en) Image generating apparatus having a memory for storing data and method of using same
JPH11136459A (ja) 画像入出力装置及び方法
JP3852728B2 (ja) 印刷装置および情報処理装置
JPH0773921B2 (ja) プリンタ制御装置
JP2715433B2 (ja) プリンタ
JP3313904B2 (ja) プリントサーバーシステム
JP2745514B2 (ja) プリンタ制御装置
JPS63251245A (ja) プリンタ制御装置
JP2692098B2 (ja) プリンタ制御装置
JPS63251246A (ja) デ−タ記憶装置
JPS63250729A (ja) プリンタ制御装置
JP2803322B2 (ja) プリンタ制御装置
JPH111048A (ja) 印刷制御方法および印刷装置
JP3048575B2 (ja) プリンタ制御装置
JP2744025B2 (ja) 印字制御装置
JPS63250728A (ja) プリンタ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080309

Year of fee payment: 7