JP2692098B2 - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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JP2692098B2
JP2692098B2 JP62333762A JP33376287A JP2692098B2 JP 2692098 B2 JP2692098 B2 JP 2692098B2 JP 62333762 A JP62333762 A JP 62333762A JP 33376287 A JP33376287 A JP 33376287A JP 2692098 B2 JP2692098 B2 JP 2692098B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホストコンピュータ等のデータ処理装置か
ら送られるデータを印字するプリンタの制御装置に関す
る。 (従来の技術) 一般に、ホストコンピュータ等がプリンタに送るデー
タは、実際の印字パターンを示す印字データと、印字方
法やプリントエンジンのモードを制御する制御データよ
りなる。プリンタの制御装置(以下、単にコントローラ
と記す)は、このデータを処理して、実際に印字すべき
ドットイメージに変換し、印字を行うプリントエンジン
に供給する。 (発明が解決しようとする問題点) 近年、プリンタの高機能化に伴い、制御データの仕様
は極めて複雑になってきた。そのため、プリンタのコン
トローラでの印字データの処理時間が長くなる。コント
ローラを制御するCPU自身の飛躍的な処理速度の向上
は、ハードウエアの制約から期待できないため、高速化
は困難である。したがって、たとえ高速のプリントエン
ジンを用いても、データ処理の効率が上がらなくなって
きている。 そこで、スループット向上のため、印字中のページ以
降のページデータについても、予め印字アドレスの計算
やフォントセレクト等のプロトコルの解析を行って中間
コードとして計算しておくという方法があるが、この方
法では、プリンタコントローラにデータを転送した後、
実際のプリントが行われる以前であっても、中間コード
に変換されたものについては、用紙サイズや用紙の方向
を変更することができない。 そこで、本発明の目的は、用紙サイズを途中で変更可
能な再編集機能をもったプリンタ制御装置を提供するこ
とである。 (問題点を解決するための手段) 本発明に係るプリンタ制御装置は、少なくとも、デー
タを入力する第1入力手段と、該第1入力手段からの該
データを記憶する第1記憶手段と、該データを解析し、
該データの印字イメージへの展開を容易にする中間コー
ドに変換するデータ変換手段と、該中間コードを記憶す
る第2記憶手段と、印字イメージを記憶する第3記憶手
段と、該第2記憶手段に記憶された該中間コードを解析
する中間コード解析手段と、該中間コード解析手段によ
る解析結果が、文字の中間コードである場合には、それ
を該第3記憶手段に印字イメージとして書き込む描画手
段と、印字媒体に印字する印字手段と、該第3記憶手段
の記憶されたイメージを、該印字手段に出力するイメー
ジ出力手段と、印字媒体のサイズまたは方向を入力する
第2入力手段と、該第2入力手段の入力による設定がそ
のままでは設定不可能な場合には、該第2入力手段によ
る設定が可能となるよう、第2記憶手段に記憶された該
中間コードを無効にして該第1記憶手段に記憶されたデ
ータを再解析し、中間コードに変換するよう制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。 (作 用) 通常の場合は、入力データの中間コードへの変換と中
間コードの画像データの変換をそれぞれ別の情報処理手
段においておこなっているので、スループットが向上す
る。また、用紙サイズや用紙の方向の変更が必要な場合
は、変更可能なように再編集を行う。 (実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 (a)電子写真プリンタの構成 まず、プリンタおよびコントローラの概略構成につい
て説明する。 第1図に本発明の実施例であるプリンタ・システム10
の処理システムの構成を示す。 汎用のデータ処理装置1からのデータは、データ処理
装置1のスループットを改善するため、外部のファイル
バッファ2に一旦格納された後、プリンタ・システム10
に出力される。 プリンタ・システム10は、ビットマップ方式のデータ
処理装置3と、電子写真プロセスとレーザーを用いたプ
リントエンジン4と、外部給紙ユニット5やソータ6等
の付属装置よりなる。 第2図に、プリンタ・システム10の外観を示す。プリ
ントエンジン4は、上記ビットマップ方式データ処理装
置3を内蔵しており、アクセサリとして外部給紙ユニッ
ト5と、ソータ6が接続可能である。また、プリントエ
ンジン4の上部前面には、システムの状態を示す表示や
簡単な操作を行うためのキーが並べられた操作パネル44
が装着されている。 第3図は、操作パネル44の詳細を示すものである。こ
こに、901〜903が入力キーであり、910〜918が表示素子
である。キー901は、プリント動作を一時停止させるた
めのPAUSEキーである。キー903は、TESTプリントを起動
するためのTESTキーである。キー903はシフトキーであ
り、キー902と同時に押すことにより、プリントを中断
するCANCELキーとなる。キー902,903を同時に押して中
断が機能するようにしたのは、不用意な操作による中断
を防止するためである。 第4図は、プリント・システムの通紙経路を示す中央
断面図で、三つの着脱可能な給紙カセット(51,52,53)
から選択的にペーパーは給紙される。リントエンジン4
内で、クリーナ406よってトナーが取り除かれた後、帯
電チャージャ404,イレーサランプ405によって感光体ド
ラム401は均一に帯電され、光学系409から画像露光を受
ける。そして、現像装置402によってトナー像が、感光
体ドラム401上に形成され、転写チャージャ403により給
紙されたペーパー上にイメージの転写され、搬送ベルト
407によってペーパー定着装置408に運ばれ、定着装置40
8による定着処理の後、ソータ6に収納される。 第5図は、プリンタ・システム10の概略ブロック図で
ある。 ビットマップ方式データ処理装置3は、ビットマップ
制御部(BMC)30、ビットマップ用のビットマップRAM
(BM−RAM)32、このBM−RAM32に描画を行うビットマッ
プ書込部(BMW)31(第7図参照)およびフォント部33
よりなる。プリントエンジン4との接続は、制御データ
(枚数、アクセサリー制御など)用のバスB3とイメージ
データ用のバスB4により行う。プリントエンジン4は、
3つのコントローラを中心に構成される。まず、インタ
ーフェース制御部(IFC)40はビットマップ制御部30か
らの制御データの処理、操作パネル制御、および内部バ
スB5を通じてプリントエンジン4全体のタイミングの制
御を行う。電子写真制御部41は、内部バスB5を通じてイ
ンターフェース制御部40から送られるデータに応じて、
電子写真プロセス部45の制御を行う。 プリントヘッド制御部(PHC)42は、内部バスB4を通
じてビットマップ書込部31から送られてくるイメージデ
ータを感光体ドラム401上に書き込むため、内部バスB5
を通じてインターフェース制御部40から送られてくる情
報に従ってプリントヘッド部43の半導体レーザーの発光
やポリゴン・モータ(図示せず)の回転を制御する。 また、外部給紙ユニット5やソータ6も、内部バスB5
を通じて、インターフェース制御部40から制御される。 以上に説明したプリンタ・システム10は、ビットマッ
プ方式のレーザープリンタである。データ処理装置1か
ら送られてくる印字データ(ほとんどはコードで表わさ
れる)は、ビットマップ方式処理装置3のBM−RAM32上
に実際の印字イメージとして展開され、プリントエンジ
ン4に出力される。プリントエンジン4では、ビットマ
ップ方式データ処理装置3からのデータに応じてレーザ
ー光を変調して感光体上に記録し、さらに記録紙に転写
する。 データ処理装置1から送られてくるデータには、印字
データの他に、書式の制御やエンジンのモード設定を行
うコードも含まれる。 ビットマップ方式データ処理装置3では、印字データ
の他にこれらのプロトコルの解析も行い、書式の制御や
必要に応じてプリントエンジン4への通紙やオプション
のモード変更等の指示を出す。プリントエンジン4では
上記の記録制御の他に、それに伴う電子写真系の制御、
記録紙のタイミング制御、さらに、他のオプションへの
通紙に同期した処理を行う。プリントエンジン4の制御
は、走査系を除いて、電子写真複写機と同様である。 (b)ビットマップ制御部 第6図は、ビットマップ制御部30のブロック図であ
る。ビットマップ制御部30は、内部バスB30で接続され
た幾つかのブロックから構成される。BM−CPU301は、ビ
ットマップ方式データ処理装置3の中心となる制御部で
あり、データ処理装置インターフェース308を通じてデ
ータ処理装置1や外部のファイルバッファ2との通信を
行ったり、プリントデータを変換し、ビットマップ書込
部インターフェース306を通じてビットマップ書込部31
を制御し、プリントエンジンインターフェース307を通
じてプリントエンジン4を制御する。SYS−ROM302は、B
M−CPU301のプログラムを記憶する。SYS−RAM303は、後
述するMCBバッファエリアを含むBM−CPU301の作業用記
憶エリアであり、スタックや基本フラグの記憶に用いら
れる。 R−バッファ304は、外部(データ処理装置1やファ
イルバッファ2)との通信用バッファであり、BM−CPU3
01の処理プログラムとデータ処理装置1との通信を非同
期でも処理化可能にすることを目的とする。 パケットバッファ(以下P−バッファと略する)は、
データ処理装置1からのデータを、フォントの属性から
変換したBM−RAM32への描画が容易な中間コード(以下
パケットと略する)として記憶する。 フォントの実際の描画はビットマップ書込部31で行わ
れるが、ビットマップ書込部31への情報としては、フォ
ントのパターン内蔵アドレスや、BM−RAM32への描画ア
ドレス等のパラメータを計算する必要がある。これには
所定の時間がかかる。そこで、BM−RAM32のデータをプ
リント中に、次のページのデータを前処理しておくこと
により、処理の高速化を計るものである。そのため、P
−バッファ305内のデータの動きは、FIFO(ファースト
イン・ファーストアウト)となっている。 プリントエンジンインターフェース307は、プリント
エンジン4とのインターフェースであり、プリントコマ
ンドなどのJOB制御コマンドをプリントエンジン4のイ
ンターフェースとバスB3を通じてやりとりする。 第7図は、ビットマップ書込部31の構成図である。ビ
ットマップ書込部31の機能は、大別して、BM−RAM32へ
の描画機能と、プリントの際にBM−RAM32のデータをプ
リントエンジン4へ出力する機能とに分かれる。 BM−RAM32への描画機能は、さらに二つに分けられ、
グラフィックイメージ書込部316により行われる線や円
の描画と、フォントイメージ書込部311により行われる
フォント描画とからなる。両方ともビットマップ制御部
インターフェース317を通じてビットマップ制御部30か
ら送られるパケットで動作するロジック部であるが、グ
ラフィックイメージ書込部316の殆どの処理は、パケッ
ト内のパラメータを解析してBM−RAM32に描画するのに
対して、フォントイメージ書込部311の殆どの処理は、
パケット内のデータに従ってフォント部インターフェー
ス314を通じてフォント部33から読込んだフォントイメ
ージをBM−RAM32に描画する。 一方、プリントの際のデータ出力の機能は、プリント
ヘッド制御部インターフェース315により行われる。即
ち、ビットマップ制御部30からインターフェース317を
介して送られてくるプリント開始コードを受取ると、プ
リントエンジン4のプリントヘッド制御部42からバスB4
を通じて送られてくる同期信号に従って、BM−RAM32の
データをプリントヘッド制御部42に出力する。 (c)ビットマップ制御のフロー これより、フローチャートを参照しながら、本システ
ムの動作説明を行う。 第10図〜第24図は、ビットマップ制御部30の処理を示
すフローチャートである。第10図において、まず、電源
が投入されると(ステップ#1、以下ステップを略す
る。)、内部の初期化を行い(#2)、BM−RAM32、P
−バッファ305のクリアを行った後(#3)、パラメー
タの初期化を行う(#4)。各パラメータの機能は次の
通りである。 JOBACT:あるページに対してプリント状態である(設定
枚数のプリントが完了していない)ことを示す。 BMWRITE:BM−RAM32に何らかのデータが書込まれたかど
うかを示す。 JOBEJT:プリント起動要求を示す。 PAUSE:ポーズ状態(プリント一時停止状態であることを
示す。 REWIND:受信データの再解析を示す。 LPSTART:ページデータの解析を開始したことを示す。 LPWRITE:ページデータ(イメージ)の仮編集を開始した
ことを示す。 WAIT:パケット処理の一時的な停止を示す。 次に、受信バッファをクリアする(#5)。ここで
は、バッファ内ではなく、ポンインタの初期化を意味す
る。R−バッファは第9図(c)に示される様に三つの
ポインタで管理される。次に用いられるポインタの各機
能をあげる。 R_TOP:次に受信したデータの記憶アドレスを示す。 R_NOW:次に解析を行うデータのアドレスを示す。 R_BOT:R−バッファに記憶保持しておくべきデータのエ
リアを示す。 以上の各ポインタの初期値はすべて0となっている。 次に、受信データを解析するのに用いるモード情報を
記憶したメモリーコントロールブロック(以下MCBと称
す。)の初期化を行う(#6)。MCBとは、第9図
(b)に示すように、使用カセット、用紙サイズ、イメ
ージサイズ、IFC関連情報、ページ先頭アドレス、ペー
ジ終了アドレス等の一群のデータのことである。次に、
MCBのデータを記憶するMCBバッファ(第9図(a)参
照)の初期化を行う(#7)。MCBバッファは、受信デ
ータの再解析を行う場合に、各ページの解析条件を記憶
しておくために用いられ、次に示す二つのポインタで管
理されている。 MCB_TOP:次のページのMCBを記憶するアドレスを示す。 MCB_BOT:MCBバッファに記憶保持しておくべきデータの
エリアを示す。 これらの初期値は共に0で、MCBのサイズ毎に更新さ
れる。 次に、印字データの編集に用いるフォント属性を読込
み(#8)、割込みを許可する(#9)。そして、給紙
カセットの初期設定を行った後(#10)、実処理ループ
(#11〜#14)に入る。 実処理ループは大別して、次の四つの処理に分けられ
る。 受信データ処理(#11):データ処理装置1からの受
信データ処理と、パケットへの変換を行う。 IFCコマンド処理(#12):プリントエンジン4から
のデータ処理。 パケット処理(#13):パケットに応じたBM−RAM32
への描画処理。 プリント処理(#14):IFC40とのプリントシーケンス
の処理。 データ処理装置1から送られるデータは、通信の効率
を上げるため、後で述べる受信割込み処理により、受信
バッファであるR−バッファ305に一度蓄えられる。 受信された文字データは、受信データ処理(#11)
で、R−バッファ304から取出されパケットに変換さ
れ、P−バッファ305に一度蓄えられる。その後、パケ
ット処理(#13)で取出され、対応するフォントがビッ
トマップ書込部31によりBM−RAM32に描画される。受信
データのうち、プリント要求コード(PAGE.EJECT)を検
出すると、プリント処理(#14)により、実際のプリン
トが起動される。 これ以外に、プリントの一時停止や、処理の中断等の
処理が行われる。 〈受信データ処理〉 受信データ処理(#11)のフローを第11図以降に示
す。 第11図において、受信データはあらかじめ、ビットマ
ップ書込部31への出力が容易なパケットに変換され、P
−バッファ305に蓄えられる。これは、プリント中もBM
−RAM32の受信データの変換を平行して行うことによ
り、スループットを向上させるためである。 まず、P−バッファ305に空きが有ることを確認し
(#21)、さらに、データがR−バッファ304に受信さ
れていれば(#22でYES)、処理を継続する。次に、受
信データの再解析処理が必要か(REWIND=1 ?)を調
べ(#23)、YESならば、受信データの再解析処理を行
い(#24、第16図参照)、NOならば行わない。次に、ペ
ージの先頭データの解析か(LPSTART=0 ?)をチェ
ックし(#25)、YESならば、LPSTARTに1をセットし、
その時のアドレスを再解析に備えてMCBに記憶しておく
(#26)。また、MCBも、MCBバッファに退避しておく
(#27、第17図参照)。これにより、再解析の時、MCB
バッファからページの先頭アドレスを取出せば良いこと
になる。そして、R_NOWで示されるR−バッファからデ
ータを取出し(#28)、R_NOWを更新する(#29)。 そして、給紙カセットの切り換えやオプションの動作
等を設定するインターフェース制御部関連コード(IFC
関連コード)である場合(#30でYES)、前述の文字の
パケット処理(#13)での処理を同期させるため、文字
とは異なった形式のパケットでP−バッファ305に出力
される(#31)。このとき、MCB情報も更新しておく
(#32)。 IFC関連コードでなく(#30でNO)、PAGE.EJECTコー
ドである場合(#33でYES)、このコードは1ページ分
のデータの終了を示しているので、パケット処理のとき
プリントを起動させ、それ以前の文字がBM−RAM32に書
込まれたら、プリントを起動する。このコードも前後の
文字と処理を同期させるため、P−バッファ305に出力
される(#34)。このとき、次ページの仮編集の準備と
してLPWRITEフラグ、LPSTARTフラグをリセットしておく
(#35)。 #33でPAGE.EJECTコードでなく(NO)、書式制御コー
ドである場合は(#36でYES)、それぞれのコードに対
応してBM−RAM32へ書込アドレスを変更する(#37)。 #36で書式制御コードでなく(NO)、カセット選択の
場合は(#38でYES)、指定のモードに従ってカセット
選択を行う(#39、第21図参照)。 #38でカセット選択のコードでなく(NO)、受信デー
タが印字データの場合(#40でYES)、#41においてペ
ージデータの仮編集を開始していなければ(LPWRITE=
0 ?がYES)、第20図で示すイメージサイズのチェッ
クを行い(#42)、LPWRITE=1としてページデータの
仮編集が開始していることを示し(#43)、電源投入時
に読込んだフォント属性に従って、パケットに変換する
(#44)。具体的な変換手順としては、まずは、その文
字コードに対応するパターンのフォントアドレスがP−
バッファ305に出力され、順次BM−RAM32への書込アドレ
スがP−バッファ305に出力され、ビットマップ書込部3
1への書込モードが出力される。そして最後に、今回の
フォントの大きさ等に応じて次のフォントのBM−RAM32
への書込アドレスを更新しておく(#45)。#41におい
てLPWRITE=0でなければ(NO)、そのまま#44に移
る。 第8図はイメージエリアについて説明する図である。
全エリアA1で示される部分が、ペーパーのサイズに相当
する部分で、BM−RAM32内に設定されているエリアに相
当する。マージンエリアA2は実際にペーパーにプリント
を行う際の余白部分であり、印字データの描画が行われ
るのは、残ったイメージエリアA3の部分である。 印字の開始は、イメージエリアA3の左上から行われ、
文字は印字方向A10に従って順次印字される。途中、改
行コードが入力された場合、改行方向A11に改行幅A12だ
け次の印字位置が移動する。また、復行コードが入力さ
れると、イメージエリア左端、復行位置A13に次の印字
位置が移動する。 また、描画位置はカーソル位置P1(x1,y1)として記
憶されており、アドレスはカーソルのBM−RAM32上の対
応するメモリアドレスとして求められる。さらに、ハー
ドウェアの構成から、P1ではなく、P2のアドレスが出力
される。アドレスの計算にはP1の位置(x1,y1)の他、
現在のイメージの幅方向のメモリサイズwと書込むイメ
ージの高さライン数hが必要となる。P2のアドレス計算
は次の式によって行われる。 P2のアドレス=(y1−h+1)×w×16+x1 ただし、1w(ワード)=16ビットである。 この処理により、最終的なプリント結果のフォーマッ
トが決まる。この処理は実際のBM−RAM32への編集・描
画とは異なり、仮想的な編集と言える。また、ページの
先頭文字の描画を行うときは、現在のカセットの用紙サ
イズのチェックを行い(#42)、同時に仮編集の開始を
示すLPWRITEフラグをセットする(#43)。 〈IFCコマンド処理〉 第12図は、インターフェース制御部(IFC)40からの
コマンドの処理(#12)のフローである。 EXP.ENDコマンド(#51)は、インターフェース制御
部(IFC)40とプリントシーケンスの同期をとるコマン
ドで、プリントエンジン4で1枚のプリントのレーザー
露光が終了したことを示す。このコマンドは、プリント
中のみ有効であるので、JOBACT=1でなければ、そのま
まリターンし、そうでなければ#53に移る(#52)。プ
リント状態を示すJOBACTフラグをリセットし(#53)、
BM−RAM32への描画状態を示すBMWRITEをクリアし(#5
4)、次のイメージの準備を行う。一方、給紙カセット
情報を受信した場合は(#56でYES)、新規に装着され
たカセットがあるかチェックし(#57)、YESであれば
ユーザーがこれから印字したい用紙を収納したカセット
とみなし、予め初期設定したカセットを更新する(#5
8)。その後、現在記憶している情報を更新し(#5
9)、次のカセット選択(#58)等に備える。 次にPAUSE_ON情報の場合は(#60でYES)、プリント
処理を停止させるためPAUSEフラグをセットする(#6
1)。 PAUSE_OFF情報の場合は(#62)、PAUSE状態を解除し
た後(#63)、PAUSE中に、用紙サイズまた用紙方向の
変更が行われたかをチェックし(#64)、変更されてい
れば(YES)、受信データ処理ルーチン(第11図参照)
中の再解析の要求(REWIND←1)を行う(#65)。さら
に、一時的にパケット解析を停止させるWAITフラグをセ
ットする(#66)。このフラグは再解析開始時にP−バ
ッファ305に出力されるCONTINUEパケットにより、リセ
ットされる。その他の情報は、他の用途のために記憶値
が更新される。 〈パケット処理〉 第13図に示すパケット処理(#13)のフローでは、P
−バッファ305に蓄えられたパケットの処理を行う。パ
ケットには、プリントすべき文字用のパケットと、制御
用のパケットがある。BM−RAM32の変更は、前のイメー
ジのプリントアウトが完了しないと行えないため、プリ
ント状態(JOBACT=1)の場合は、(#71でNO)、処理
を行わない。またパケットがない、即ち、P−バッファ
がエンプティの場合(#73でYES)も処理を行わない。
パケットがある場合(#73でNO)は、パケットを取出し
(#74)、WAIT中の場合は(#75でNO)、WAIT処理(第
19図)を行う(#76)。 文字用のパケットの場合(#77でYES)は、ビットマ
ップ書込部31へ出力する(#78)。ビットマップ書込部
31では、パケットを解析して、フォントアドレスに応じ
たパターンをフォント部33からBM−RAM32に描画する。
一つのパケット処理中は、次のパケットを処理できない
(#72)のでリターンする。 この文字が最初の場合(BMWRITE=0,#79でYES)は、
BMWRITEフラグをセットしておく(#80)。 文字パケット以外の制御用パケットの場合(#77でN
O)、まず、IFC関連コード(#81でYES)は、主として
マルチプリント枚数、給紙カセットの指定やアクセサリ
の動作モードの指定を行うもので、IFC40へ出力される
(#82)。 PAGE.EJECT(#83でYES)は、ページの区切りを示す
もので、このコード以前にBM−RAM32に描画されたイメ
ージが出力される。そのために、まず、JOBACTフラグを
セットし、コピー状態に切り換え、以後のBM−RAM32へ
の描画を禁止、プリント起動要求フラグJOBEJTをセット
しておく(#84)。このフラグは、プリントコントロー
ル(第14図)で判断され、実際にIFC40へプリントコマ
ンドPRNCMDが出力される。また、受信データの再解析の
必要が無くなったため、データの廃棄処理を行う(#8
5、第18図)。 サイズ情報の場合は(#86でYES)、それ以降、BM−R
AM32へビットマップ書込部で書込む際のモードを変更す
るため、ビットマップ書込部へ出力される(#87)。こ
こで変更されるモードには、主としてイメージ1ライン
当たりのメモリ容量がある。 〈プリントコントロール〉 第14図に示すプリントコントロールのフローでは、JO
B制御用フラグ(JOBEJT)、PAUSEや、ビットマップ書込
部31の状態に応じて、実際にプリントの起動を行う。 プリント起動は、プリント起動要求時(JOBEJT=1,#
91でYES)に行われるが、一時停止状態(PAUSE=1)の
とき(#92でNO)、ビットマップ書込部31が最後のパケ
ットを処理中(#93でNO)は、起動できない。 プリント起動可能であれば、ビットマップ書込部31を
プリントモードに切り換えた後(#94)、IFC40に給紙
等の起動を要求するSTARTコマンド(#95)、露光の開
始を要求するプリントコマンド(PRNCMD)を出力し(#
96)、JOBEJTフラグをリセットする(#97)。 〈割込み要求〉 第15図のフローは、データ処理装置1のインターフェ
ース308からのデータ送信の割込み要求処理であり、デ
ータ処理装置1からのデータ(#103)をR_TOPの示すR
−バッファへ蓄える(#104)。 もし、R−バッファがオーバーフローになったときは
(#101でYES)、エラー処理を行う(#102)。オーバ
ーフローのチェックは、R−バッファへの書込アドレス
R_TOPがデータ保持アドレスに達すると判断されたとき
(R_TOPの更新がR_BOTに等しくなったとき)である。 〈データ再解析〉 第16図は、データ再解析(REWIND)のための手続きを
示すものである。 まず、要求フラグ(#111)をリセットする。次に、
解析のための条件を該当ページ初回の解析時と同じにす
るため、MCB_BOTで示されるプリントが行われていない
最も古いページの情報をMCBに復帰させる(#112)。そ
して、ページ先頭アドレスを解析時の読出しポインタR_
NOWにセットする(#113)。次に、パケット処理でのWA
IT状態を解除するために、CONTINUEコードをP−バッフ
ァへ出力する(#114)。これに続いて、エンジンのモ
ードを更新するため、MCB内のIFC関連コードをP−バッ
ファに出力する(#115)。 この後、MCBバッファを初期化し(#116)、仮編集の
ためのパラメータをクリアする(#117)。これによ
り、先頭の文字データ解析時(第11図#41でYES)、イ
メージサイズが変更される(#42、第11図)。 〈MCB退避〉 第17図は、MCB情報を退避するための処理である。ま
ず、ページ終了位置のR−バッファのアドレス(実際に
は次のページの先頭データのアドレス)を示すR_NOWをM
CBに記憶する(#121)。これは、次に説明するデータ
廃棄処理(第18図)の範囲を示すために用いる。次に、
MCB全体をMCB_TOPで示されるMCBバッファへ退避し(#1
22)、MCB_TOPを更新する(#123)。 〈データ廃棄〉 第18図は、データ廃棄処理の手順を示すものである。
まず、R−バッファのデータ保持エリアを示すR_BOTにM
CB_BOTで示される最も古いページに関するMCBデータの
ページ終了アドレスをセットする(#124)。これよ
り、受信データが廃棄されたことになる。さらに、MCB_
BOTを更新し(#125)、該当ページのMCBデータも廃棄
する。 〈WAIT〉 第19図に、WAIT処理のフローを示す。この処理は、PA
USE中に用紙サイズが変更され、P−バッファ内の仮編
集データを新しい用紙サイズの際編集するとき、古いデ
ータを読飛ばす機能を有する。 まず、P−バッファから取出したデータ(#74、第13
図)が、新データの先頭を示すCONTINUEコードかチェッ
クし(#126)、そうでなければ(NO)、読飛ばす。CON
TINUEを検出すると(YES)、BM−RAM32への描画の準備
のため、BM−RAM32に前のデータが残っていれば(BMWRI
TE=1,#127でYES)、BM−RAM32をクリアする(#12
8)。処理が完了するとWAITフラグをリセットし、通常
のパケット処理に戻る(#129)。 〈イメージサイズチェック〉 第20図は、イメージサイズチェックのフローである。
これは、各ページの先頭で行うもので、主として、現在
セレクトされているカセット(第10図#10で初期設定、
第22図参照)のサイズが変更されている場合に、仮編集
時のイメージサイズを変更するために行う。 処理としては、インターフェース処理部40から入力し
たカセット情報をチェックし、使用カセットコードに対
応する用紙サイズに変化があるかチェックし(#47)、
変化があれば(YES)、情報を変更する。方法として
は、カセット位置指定モードでカセット選択を行う(#
48)。 〈カセット選択〉 第21図は、カセット選択の処理フローを示したもので
ある。カセット選択は各ページの最初(具体的には印字
データ受信前:LPWRITE=0)のときのみ有効となる(#
131でYES)。これは仮編集したイメージのレイアウトが
保障されないためである。カセット指定には、用紙サイ
ズによる指定とカセットの位置による指定の二つのモー
ドがある。両モードとも既に指定値と同一のモードとな
っている場合は、処理が省略される(#133,#141とも
にNO)。 まず、サイズ指定の場合(#132でYES)は、記憶して
いるカセット情報(#59、第12図)から該当サイズのカ
セットをサーチする(#134)。見つかった場合(#135
でYES)は、用紙も入っているかチェックした後(#136
でYES)、更新を行う。即ち、使用カセットコード、用
紙サイズをMCBに記憶し(#137)、イメージサイズの計
算結果をMCBに記憶し(#138)、給紙カセット指定をP
−バッファへ出力し(#139)、サイズ情報をP−バッ
ファへ出力する(#140)。 #138でのイメージサイズとは、第8図で示される用
紙のドット換算サイズ(xmax,ymax)、有効イメージサ
イズ(xlimit,ylimit)、横ワード数などである。 一方、カセット位置指定の場合(#132でNO)は、該
当カセットが装着されているかチェックし(#142)、
使用可能であれば更新する。 〈給紙カセット初期設定〉 次に、給紙カセットの初期設定についての第22図を説
明する。カセット情報は主として仮編集時イメージのBM
−RAM32への書込アドレス算出時(#42)や、ビットマ
ップ書込時の制御の際必要となるものである(#87、第
13図)。 まず、IFC40からのカセット情報待ちとなる(#15
1)。IFC40では、電源投入時に、各カセットの初期情報
を送ってくる。以後は、情報に変化が生じた時、更新の
ため送ってくる。カセット情報としては、各カセット
(第4図においては51,52,53)の用紙サイズ、用紙の有
無、カセットの装着の有無がある。ここでの用紙サイズ
はドットサイズではなく、用紙毎に予め設定された用紙
サイズコードである。 次に、初期カセット選択を行う。考え方としては、各
カセットには優先順位が決められており(本実施例では
51,52,53の順)、いずれかのカセットが装着されてお
り、かつ用紙がある場合は、この優先順位に従って、使
用可能なカセットをさがす(#152,第23図参照)。全て
のカセットに用紙がない場合は(#153でYES)、カセッ
トの装着されているものについて、同じ優先順位に従っ
てさがす(#154)。これは、たまたま使用頻度の高い
カセットの用紙が切れていた場合や、優先順位が高いが
故障中のカセットの使用を禁止するため、カセットが抜
かれている場合を考慮したものである。 このようにして、決定されたカセットと、その用紙サ
イズは、使用中カセットとしてMCBへ記憶され、同時
に、予め記憶している用紙サイズ属性テーブルから、そ
の用紙のイメージサイズ(幅ワード数wなど)を求め、
BM−RAMへの書込みアドレスの算出に備える(#157)。
さらに、給紙カセットの指定を行うパケットをIFC関連
コードとしてP−バッファに出力する(#158)。ま
た、ビットマップ書込部のモードを変更するためにサイ
ズ情報をP−バッファへ出力する(#159)。 また、装着カセットがない場合(#155でNO)は、全
てのカセットに何らかの異常があるものとして、IFCへ
直接エラーコードを出力し(#160)、処理を停止す
る。復帰はカセット装着後、電源のオン/オフにより初
期化する。 〈使用可能カセットサーチ〉 第23図は、使用可能カセットのサーチのフローであ
る。上段カセットが装着されており(#161でYES)、上
段カセットに用紙があれば(#162でYES)、上段カセッ
トコードを返す(#163)。#161か#162でNOで、中段
カセットが装着されており(#164でYES)、中段カセッ
トに用紙があれば(#165でYES)、中段カセットコード
を返す(#166)。#164か#165でNOで、下段カセット
が装着されており(#167でYES)、下段カセットに用紙
があれば(#168でYES)、下段カセットコードを返す
(#169)。#167か#168でNOならば、用紙エンプティ
コードを返す。ここでは、カセットの優先順位が上、
中、下(51,52,53)となっているので、以上のフローと
なる。 〈装着カセットサーチ〉 第24図は、装着カセットのサーチのフローである。上
段カセットが装着されていれば(#181でYES)、上段カ
セットコードを返す(#182)。#181でNOで、中段カセ
ットが装着されていれば(#183でYES)、中段カセット
コードを返す(#184)。#183でNOで、下段カセットが
装着されていれば(#185でYES)、下段カセットコード
を返す(#186)。#185でNOならば、カセットエンプテ
ィコードを返す(#187)。ここでは、カセットの優先
順位が上、中、下(51,52,53)となっているので、以上
のフローとなる。 (d)インターフェース制御部の処理フロー 第25図は、IFC40の処理フローである。IFC40では、内
部の初期化を行った後(#200)、各パラメータの初期
化を行う(#201)。各パラメータは次の通りである。 PRNSTAT:エンジン部でプリント動作中を示す。 PRNFLG:ビットマップ制御部30からのプリントコマンド
を検出したことを示す。 INSTALL:エンジン初期状態のチェックを完了したことを
示す。 START:ビットマップ制御部30からのSTARTコマンドを検
出したことを示す。 PAUSE:PAUSEキーの状態を示す。 そして、以下に述べる二つの割込処理を許可し(#20
2)、プリントエンジンに異常が無ければ(#203でINST
ALL=1)、バスB5を通してソータ6、外部給紙ユニッ
ト5、電子写真制御部41、プリントヘッド制御部42に起
動信号を出力し(#204)、処理ループに移る。なお、
割込みには、ビットマップ制御部30からのコマンド等を
受信するビットマップ制御部割込(第26図)、操作パネ
ル44のコントロールやタイマー処理を行うシステムタイ
マー割込(第27図)がある。 プリントエンジン部での異常の有無は、システムタイ
マー割込(第7図)でチェックされ、メインルーチンで
は、INSTALLフラグにより確認できる。 処理ループの説明の前に、二つの割込処理について説
明しておく。まず、ビットマップ制御部割込(第26図)
について説明する。ビットマップ制御部割込では、ビッ
トマップ制御部30から送られるコマンドの受信処理を行
う。またビットマップ制御部割込では、受信されたコマ
ンドは直接実行せず、インターフェース制御部内のフラ
グをセットするだけで、実際の処理は、処理ループの中
でこのフラグが検出された時に行われる。これは、処理
ループとビットマップ制御部30との通信を非同期にし
て、処理ループの構成を簡単にするためである。また、
プリントやアクセサリのモード情報の場合(#254でYE
S)も、一度仮エリアに記憶され(#255)、処理ループ
内で正式に取込まれる。 次にシステムタイマー割込(第27図)について説明す
る。システムタイマー割込では、操作パネル44の入出力
処理(#271,#272)、処理ループで設定されたタイマ
ーのカウント処理(#273)、そして、プリントエンジ
ン各部の状態のチェックを行い(#275,#278,#28
1)、BMCへ知らせる様な変化があれば、BMCへ出力する
(#276,#279,#282)。給紙カセットのサイズや用紙
の有無もここでチェックし、BMCへ送られる(#274〜#
276)。このとき、トラブルの有無についてもチェック
し(#283)、発生していれば、操作パネルに表示し、
そうでなければ、正常にプリントエンジンのチェックが
確認したことを処理ループに知らせるINSTALLフラグ
(#203,第25図)をセットする(#285)。また、プリ
ントの一時停止を要求するPAUSEキー901は押す毎に(PA
USE・ON/PAUSE・OFF)を繰り返す様に制御される(#28
9〜#294)。PAUSEフラグは、この状態を判定するのに
用いる。どちらの状態かは、第3図のPAUSE.LED918に表
示される(#271)。また、変化する毎に、BMCにも送ら
れる(#291,#293)。 以下に、第25図に戻り、処理ループの説明を行う。処
理ループの最初では、プリント開始要求待ち(#205)
となり、受け付けると、アクセサリのモード情報の更新
を行う(#206,#207)。そして検出されたSTARTをリセ
ットし、プリント状態(PRNSTAT=1)にする(#20
8)。その後、最初のプリントを行うため、バスB5を通
じて電子写真制御部41に給紙要求信号(FEED.REQ)を出
力する(#209)。これにより、電子写真制御部41では
給紙とプリントのための電子写真プロセス部45の起動を
開始する。しかし、ペーパーは所定の位置で待機状態と
なる。ただし、外部給紙ユニット5が指定されている場
合は、電子写真制御部41は電子写真プロセス部45の起動
のみとなり、給紙は外部給紙ユニット5で行われる。な
お、ペーパーの待機位置は同じである。 そして、インターフェース制御部40では、プリントコ
マンド待ちになる(#210)。 IFC40では、プリントコマンドの受信を示すPRNFLG=
1を検出すると、要求フラグをリセットし(#211)、
露光許可を示すEXP.ENB信号をプリントヘッド制御部42
へ出力する(#212)。これにより実際の露光はプリン
トヘッド制御部42で行われる。 プリントヘッド制御部42では、露光が終了すると、EX
P.END信号を出力するIFC40では、これを検出すると(#
213)、プリント状態を解除し(#214)、BMCに次のペ
ージの印字の許可を示すEXP.ENDを出力し(#215)、次
のプリント待ちに戻る(#205)。 なお、IFC40では、上記の制御以外にプリントエンジ
ン4内の通信制御を行っており、バスB5を通じて各制御
部とデータ交換を行うと同時に、各制御部間の通信のた
めの中継機能も有する。本発明とは直接関係が無いので
詳細な説明な省略する。 (効 果) データ処理装置からのデータを解析するデータ解析部
と、印字制御部とを独立した情報処理部としてデータを
平行処理することにより、プリント効率を大幅に向上で
きる。 さらに、プリント中であっても、用紙サイズや用紙の
方向の変更を行うことができ、その場合でも、プリンタ
に対してリセットをかけたりしなくて済むので、使い勝
手が良くなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の実施例に係る電子写真プリンタのシ
ステム構成図である。 第2図は、プリントシステムの斜視図である。 第3図は、操作パネルの図である。 第4図は、プリントシステムの中央断面図である。 第5図は、ビットマップ方式データ処理装置とプリント
エンジンのブロック図である。 第6図は、ビットマップ制御部のブロック図である。 第7図は、ビットマップ書込部のブロック図である。 第8図は、イメージエリアと書込アドレスの計算方法を
示す図である。 第9図(a)は、MCBバッファの概念図である。 第9図(b)は、MCB情報を示す図である。 第9図(c)は、R−バッファの概念図である。 第10図〜第24図は、ビットマップ制御部の処理フローを
示す図である。 第25図は、インターフェース制御部の処理フローを示す
図である。 第26図は、ビットマップ制御部割込のフローを示す図で
ある。 第27図は、システムタイマー割込のフローを示す図であ
る。 1……データ処理装置、 3……ビットマップ方式データ処理装置、 4……プリントエンジン、 30……ビットマップ制御部、 31……ビットマップ書込部、 32……ビットマップRAM、 304……R−バッファ、 305……P−バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−82768(JP,A) 特開 昭62−111283(JP,A) 特開 昭62−246736(JP,A) 特開 昭62−181155(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも、 データを入力する第1入力手段と、 該第1入力手段からの該データを記憶する第1記憶手段
    と、 該データを解析し、該データの印字イメージへの展開を
    容易にする中間コードに変換するデータ変換手段と、 該中間コードを記憶する第2記憶手段と、 印字イメージを記憶する第3記憶手段と、 該第2記憶手段に記憶された該中間コードを解析する中
    間コード解析手段と、 該中間コード解析手段による解析結果が、文字の中間コ
    ードである場合には、それを該第3記憶手段に印字イメ
    ージとして書き込む描画手段と、 印字媒体に印字する印字手段と、 該第3記憶手段の記憶されたイメージを、該印字手段に
    出力するイメージ出力手段と、 印字媒体のサイズまたは方向を入力する第2入力手段
    と、 該第2入力手段の入力による設定がそのままでは設定不
    可能な場合には、該第2入力手段による設定が可能とな
    るよう、第2記憶手段に記憶された該中間コードを無効
    にして該第1記憶手段に記憶されたデータを再解析し、
    中間コードに変換するよう制御する制御手段と を備えたことを特徴とするプリンタ制御装置。
JP62333762A 1987-12-28 1987-12-28 プリンタ制御装置 Expired - Lifetime JP2692098B2 (ja)

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