JP2002120444A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002120444A
JP2002120444A JP2000314532A JP2000314532A JP2002120444A JP 2002120444 A JP2002120444 A JP 2002120444A JP 2000314532 A JP2000314532 A JP 2000314532A JP 2000314532 A JP2000314532 A JP 2000314532A JP 2002120444 A JP2002120444 A JP 2002120444A
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JP2000314532A
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Yasunari Hashimoto
泰成 橋本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の表示言語切替機能の選択性を
各アプリケーションごとに持たせることを目的とする。 【解決手段】 操作パネル上にメッセージの表示を行う
表示部21を設け、使用するアプリケーションによって
表示部21上に表示する画面を切り替える手段と、表示
部21の表示言語を切り替える言語切替キー28等の表
示言語切替手段を持ち、各アプリケーションごとに言語
切替動作の有効/無効を予め設定して置き、言語切替キ
ー28等によって表示言語を切り替える際に、言語切替
え動作の有効が設定されているアプリケーションにおい
てのみ表示言語の切替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルドットディ
スプレイあるいはキャラクタディスプレイを備え、複数
の表示言語から1つを選択的に指定して表示することが
できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像形成装置においては両面モー
ドや画像編集モードなど多くの画像形成モードが用意さ
れ、さらに、これらモードを組み合わせて使用する等の
多機能化が進んでいる。一方、このように多機能化が進
むことによつて画像形成モードの設定方法が複雑になり
つつあるため、LCD等のキャラクタ表示が可能な表示
デバイスを使った操作パネルを採用し、単にモード設定
手段(キー等)を表示するだけでなく、設定方法の説明
文を同時に表示するといった、オペレータ誘導型の操作
パネルが主流となってきている。
【0003】その説明文は、画像形成装置が使われる国
の言語で表示されることが望ましく、操作パネル表示の
各国語対応を行うのが一般的であり、特に外資系企業や
複数の民族が混在する地域向けには、予め複数の言語デ
ータを搭載し、オペレータが選択的に、あるいは装置が
表示すべき言語を判別して表示言語を切り替える言語切
替機能が開発されている。
【0004】このような言語切替機能を備えた画像形成
装置の一例として、特開平05−127475号公報に
は、セットされている用紙や電源電圧から表示すべき言
語を決定する複写機が開示されている。また、特開平0
6−46179号公報には、衛星からの電波により場所
(国)を判別し、表示言語を決定するファクシミリ装置
が開示されている。さらに、特開平07−164685
号公報には、言語の切替に連動して自動的に用紙の選択
を行う画像出力装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置の言語切替え機能には、以下の
ような問題があった。言語切替機能は、ある表示言語を
選択するとコピーやFAX、プリンタといったアプリケ
ーションに関係なく、すべての画面をその選択した言語
で表示するのが一般的である。
【0006】従って、例えば日本人と米国人が混在し、
特定のアプリケーションは日本人のみが使用して米国人
は使用しないような使われ方をする場合であっても、そ
のアプリケーションの英語表示を装置に組み込む必要が
でてくる。そのため、日本語、英語双方の開発が完了し
ないと発売できなかったり、あるアプリケーションでは
使用されることがない言語での画面開発も余儀なくされ
ることになる。
【0007】この発明は、この点を改善するためになさ
れたものであり、言語切替機能の選択性を各アプリケー
ションごとに持たせることを目的とする。また、全ての
アプリケーションについて選択可能な全ての言語のデー
タが存在しない場合でも、データのあるアプリケーショ
ンについては言語切替動作を行えるようにすることも目
的とする。さらに、個別に設定しなくても、データのな
い言語を選択しようとした場合には自動的にデータのあ
る言語による表示を行い、言語切替えの操作性を向上さ
せることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のアプ
リケーションを有し、操作パネル上にメッセージの表示
を行う表示手段を設けた画像形成装置において、上記の
目的を達成するため、使用するアプリケーションによっ
て操作パネル上に表示する画面を切り替える画面切替手
段と、異なる言語による複数の表示データを持ち、操作
パネル上の表示言語を切り替える言語切替手段と、各ア
プリケーションごとに言語切替動作の有効/無効を設定
する言語切替動作禁止手段を有し、上記言語切替手段に
よって操作パネル上の表示言語を切り替える際に、言語
切替禁止手段が言語切替え動作の有効を設定しているア
プリケーションについてのみ、表示言語の切替えを行う
ようにしたものである。
【0009】このとき、各言語の表示データ内の各アプ
リケーションに関連する表示データの有無を検出する表
示データ検出手段を設け、言語切替手段によって操作パ
ネル上の表示言語を切り替える際に、該表示データがあ
る場合にのみ表示言語の切替えを行ようにするとよい。
【0010】また、画面切替手段によって操作パネル上
のに表示する画面を切り替える際に、表示しようとする
アプリケーションについて設定されている言語の表示デ
ータが存在しない場合には、その画面切替えと同時に表
示データが存在する言語への言語切替動作も行うとよ
い。
【0011】さらに、画面切替えと同時に表示データが
存在する言語への言語切替動作を行う際に切替前の言語
を記憶しておく記憶手段を設け、画面切替手段に画面切
替後に再び別のアプリケーション画面への切替えが発生
した場合には、その記憶手段に記憶しておいた言語への
言語切替動作を同時に行うようにするとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明による画像形成装
置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
この画像形成装置は、コピー、プリンタ、FAXの3つ
のアプリケーション(機能)を有するが、各アプリケー
ションの一般的な動作の詳細については、この発明とは
直接関係しないので説明を省略する。
【0013】図1は、この発明による画像形成装置の制
御部の構成例を示すブロック図である。太線で記した矢
印は画像データの流れを示す。図示しないコンタクトガ
ラス上にセットされた紙原稿は、図示しない光学系によ
って走査されてCCD1に読み取られ、読み取り制御部
2に送られる。読み取り制御部2ではアナログの画像信
号のA/D変換等を行って、画像データを出力する。そ
の画像データは、画像処理部3を通して書き込み制御部
4へ送られ、レーザ書き込みユニットのLD(レーザダ
イオード)5に出力される。
【0014】それにより、図示しない感光体ドラムの帯
電処理された表面へのレーザ書き込みがなされ、静電潜
像がつくられる。パターン画像を原稿画像と合成して出
力するスタンプモードのときには、画像処理部3からの
原稿画像の出力に同期して、印字RAM7に格納されて
いるパターン画像データが印字制御部6によって出力さ
れ、合成された画像データが書き込み制御部4へ送られ
る。印字制御部6は印字RAM7の内容と原稿画像を合
成するか否かの切換を行う。
【0015】これらを制御するのがCPU(中央演算装
置)11であり、ROM(リードオンリメモリ)8に格
納されたプログラムにより動作する。RAM(ランダム
アクセスメモリ)9はプログラム実行用のワークメモリ
である。そして、読み取り制御部2,画像処理部3,画
像処理部4,印字制御部6,および後述するLCD制御
部13とCPU11とは、アドレスバスとデータバスで
接続されている。
【0016】CPU9は、後述する各種キーからの入力
に従って、ROM8、RAM9、不揮発RAM10等か
らデータを読み出しあるいは書き込み、様々な処理や設
定を行い、LCD制御部13を駆動してLCD(液晶表
示)モジュール14への表示の制御を行う。従って、こ
れらがこの発明の画面切替手段、言語切替手段、言語切
替禁止手段、表示データ検出手段、および記憶手段の機
能を果たす。
【0017】ROM8にはプログラムのほかにも、操作
部への表示用の言語データ(文字フォント、テキスト、
アイコン用ビットマップデータ等)やスタンプ印字画像
用ビットマップデータが格納されている。不揮発RAM
10は、電源が遮断されても記憶しておく必要のある設
定内容や機械状態を記憶しておくためのメモリである。
【0018】印字RAM7は、用意されるスタンプすべ
てのビットマップが格納できるほど大きくはなく、大抵
1スタンプ分の大きさに抑えられている。そのため、ス
タンプモードの際には、ROM8に格納されている印字
画像用ビットマップデータの中から、選択されたスタン
プのデータがCPU11により印字制御部6を介して印
字RAM7へロードされる。
【0019】印字制御部6では、スタンプデータの原稿
画像に対する合成位置を指定可能であり、操作部入力に
応じてCPU11により設定される。スタンプ位置は右
上、右下、左上、左下などである。CPU11は、搭載
している時計IC17のカウンタ値を読み出することに
より、年月日時分秒のデータ得ることができる。
【0020】LCDモジュール14は、操作部上に配置
され、CPU11がLCD制御部13を介してVRAM
12に展開したビットマップを表示する。キー16は、
後述のように図2に示す操作部に設けられており、その
押下状態が入力ポート15を通じてCPU11に伝達さ
れ、CPU11がキー16の押下状態を検出する。
【0021】図2は、このの画像形成装置の操作部の外
観を示した概略図である。中央にはLCDモジュール1
4による表示部21があり、ガイダンスやモード選択キ
ー等が表示される。この表示部21にはタッチパネルを
重ねて設けることができ、そのタッチパネルによってモ
ード選択等を行うことも可能であるが、これは必須では
ない。
【0022】また、操作部にはキー16として、テンキ
ー22、リセットキー23、スタートキー24、クリア
/ストップキー25、シャープキー26、初期設定キー
27、言語切替キー28、コピーキー29、プリンタキ
ー30、FAXキー31等のキースイッチが設けられて
おり、前述のように入力ポート15を介してCPU11
がその押下状態を検出する。表示部21にタッチパネル
が設けられている場合には、その入力も同様に入力ポー
ト15を介してCPU11に伝達される。
【0023】次に、図3乃至図5を用いてVRAM12
へのデータ書き込み方法を説明する。図3はROM8に
おけるメモリ配置図であり、図4はVRAM12へのデ
ータ書き込み動作のデータフローダイヤグラムである。
図4における丸は処理、矢印はデータフロー、四角はタ
ーミネータ、平行線はストアを表わす。ストアはROM
8、RAM9あるいは不揮発RAM10に該当する。
【0024】図3の1st言語データと記してあるブロ
ックは1言語分のデータであり、日本語のデータが格納
されている。同様に2nd言語データと記してあるブロ
ックも1言語分のデータであり、英語のデータが格納さ
れている。
【0025】その各データは、各アプリケーションごと
にパッキングされ、それぞれキー、メッセージ用のテキ
スト部(文字コード)と、ビットマップ部(バイナリ)
からなる。また、各アプリケーション領域の先頭には、
その言語に対応するデータが格納されている(有り=)
か否(無し=0)を識別するための領域が置かれてお
り、この例ではプリンタ用の第2言語データには有効な
データが存在しないことを示している。これらはROM
8上に配置される。
【0026】配置順はあらかじめ決められた順であり、
守られなければならない。また、そのサイズもあらかじ
め決められたサイズである。すなわち、“コピーキーそ
の1”は自動用紙選択キー用のものであり、例えば1s
t言語の日本語では、“自動用紙選択”なる文字コード
が格納される。テキストなので割り当てサイズ以内で終
了する場合はラインフィードなどの制御文字を使うこと
でテキストの終わりを表現できる。
【0027】文字コードは、この実施形態のシステム内
ユニークなものである。テキスト方式を用いたときのメ
リットは、異なる画面で繰り返し使用される文字につい
ては、そのビットマップパターンを1つだけフォントと
して持ち、後は文字コード形式で持つことにより、トー
タルのメモリ(この場合はROM8)効率を高めること
ができる。
【0028】ビットマップに対しては、それぞれのデー
タの先頭には、たて方向のドットサイズ、よこ方向のド
ットサイズが順に記されている。ビットマップであるの
で、不必要な位置については空のデータ(例えば0)が
記されればよい。表示用途(キーやメッセージ)別にデ
ータの格納位置を規定しておくことにより、すべてをオ
フセットアドレスで表現することができるようになる。
【0029】そのため、例えばC言語でプログラムを記
述する場合は、図3の最左列に記したブロックのように
構造体を定義しておけば、構造体へのポインタひとつを
RAM9に用意することで、言語の切換に対してはその
ポインタを各言語データの先頭アドレス(図3では“キ
ーその1”に対応するアドレス)に初期化するだけでよ
い。
【0030】図4のデータフローにおいて、「表示要
求」は、テキストかビットマップかを表す識別子と、表
示データのオフセットアドレスと、表示部21上の表示
位置で表わされる。LCD制御部13は、表示要求に従
って、現在表示言語による表示データをROM8に記憶
された言語データや文字フォントから読み出し、VRA
M12に書き込むことによって、LEDモジュール14
による表示部21に表示を行わせる。
【0031】図4における操作部表示の動作を図5を用
いてさらに詳しく説明する。図5は図4における操作部
表示の動作を示すフローチャートである。図5におい
て、CPU11から表示要求が出されると、ステップS
1でその表示要求の解析をし、現在表示言語と表示要求
のオフセットアドレスよりデータの実アドレスを算出す
る。
【0032】次に、ステップS2で表示すべきデータが
テキストかどうか判断する。テキストの場合はステップ
S3で、ステップS1で算出したアドレスをリードして
文字コードを取得する。そして、ステップS4でこの文
字コードがキャリッジリターン(CR)かどうか判断
し、そうであれば終了する。そうでなければステップS
5で文字フォントのストアから文字コードに対応したビ
ットマップをリードする。
【0033】文字フォントのストアは、文字コードを検
索のキーにしたビットマップである。ここで取得したビ
ットマップデータは、ステップS6でVRAM12に書
き込む。VRAM12のアドレスは、表示要求で指定さ
れた位置に対応する。この書き込み結果は、LCD制御
部13のLCD14へのデータ転送周期ごとに反映され
る。そして、ステップS7で1文字分のアドレスを歩進
させてステップS3へ戻る。ここではフォントサイズは
固定であるが、アドレスの増分を適切に設定すれば、フ
ォントサイズの異なった文字を表示させてもかまわな
い。
【0034】一方、ステップS2でテキストでなかった
場合は、データがビットマップであるので、ステップS
8で渡されたアドレスの内容をリードして、ビットマッ
プサイズを取得する。そして、ステップS9でビットマ
ップサイズ格納アドレス分歩進させておく。
【0035】それ以降、ステップS8で取得したサイズ
分だけ(ステップS10で判断)ステップS11でビッ
トマップデータをリードして、ステップS12でVRA
M12へその値を書き込む。VRAM12のアドレスは
表示要求で指定された位置に対応する。図4及び図5に
示した動作は、表示言語には依存しない。
【0036】次に、図6乃至図11を用いてこの実施形
態における言語切替動作について説明する。図6は、言
語切替動作を示す図4に示した部分を含んだデータフロ
ーダイヤグラムである。図4に示したものと同じ部分に
ついては、説明を省略するか又は簡単にする。
【0037】図6に示す言語切替動作では、図2に示し
た操作部の言語切替キー28が押下されると、CPU1
1によって表示言語切り替え動作を開始し、現在表示言
語を調べ、日本語であれば英語に書き換える。逆に英語
であれば日本語に切換える。その言語切替ルールは予め
設定しておく。現在表示言語の内容は、ROM8に記憶
されている言語のうちの1つを示すものであり、その言
語データを参照するためのポインタのインデクスも備え
ている。
【0038】そして、現在表示言語を切換えた後に、L
CD制御部13に対して表示要求を出す。ここでの表示
要求は、現在表示されている画面について必要な要素全
ての表示を切換える複数の表示要求である。LCD制御
部13はこの表示要求に従って図5によって説明した操
作部表示処理を行い、表示部21に表示する画面を切り
替える。「現在のアプリケーション」は、現在表示中の
アプリケーションの種類を格納するレジスタである。
「待避言語」は、本来設定されている使用言語を記憶し
ておくレジスタである。この2つの用途については後述
する。
【0039】図7は、図2に示した初期設定キー27の
操作で展開される画面の一部を示す図である。この画面
は、各アプリケーションごとの言語切替機能の有効/無
効、デフォルト言語の設定を行う画面であり、表示部2
1に設けられた各種キーあるいは表示部21に設けられ
たタッチパネルによる入力によって、設定の変更を行う
ことができる。
【0040】画像形成装置を立ち上げた状態では、各ア
プリケーションの言語はデフォルト言語に設定される。
この例では、プリンタアプリケーションの言語切替機能
を無効としており、デフォルト言語は全てのアプリケー
ションとも1st言語(日本語)としている。ここでの
設定は、不揮発RAM10上に置かれ、起動時や言語切
替動作時に参照される。
【0041】図8は、図6における表示言語切替の動作
の例を示すフローチャートである。CPU11がこの処
理を開始すると、ステップS1において言語切替キー2
8の押下を判断し、押下を認識するとステップS2にお
いて表示中アプリの言語切替機能設定を参照する。
【0042】そして、ステップS3において、それが
「有効」と設定されているかどうか判断し、「有効」と
設定されている場合のみステップS4に進んで表示言語
切替処理を実施する。ステップS3で「有効」と設定さ
れていない場合には、表示言語切替え処理を行わずにそ
のまま終了する。表示言語切替処理についての詳細は、
前述した通りである。この処理によれば、表示言語切替
処理が「有効」に設定されたアプリケーションのみにつ
いて言語切替処理を行うことができる。
【0043】図9は、図6における表示言語切替の動作
の別の例を示すフローチャートである。CPU11がこ
の処理を開始し、ステップS1において言語切替キー2
8の押下を確認すると、ステップS2で、その時点で表
示されているアプリケーションにこれから切り替えよう
とする側の言語のデータが存在するかどうかを調べる。
図3に示したとおり、各アプリケーションのデータ領域
の先頭には言語データの有無を示すフィールドが設けら
れているので、これを参照する。
【0044】ステップS3で有効データがあった場合に
のみステップS4に進み、表示言語切替処理を実施す
る。表示言語切替処理についての詳細は、前述したとお
りである。ステップS3で有効データがなかった場合に
は、表示言語切替処理を行わずにそのまま終了する。こ
の処理によれば、表示言語切替の命令が出された場合
に、表示中のアプリケーションについて切換えようとす
る側の言語データが存在するときのみ切替動作を行うこ
とができる。
【0045】図10は、アプリケーション切替時の表示
言語切替動作の例を示すフローチャートである。CPU
11がこの処理を開始すると、ステップS1において、
コピーキー29、プリンタキー30、FAXキー31の
各アプリケーション切替キーのいずれかの押下を待ち、
それが確認されると、ステップS2において現在表示言
語を調べる。そして、ステップS3においてこれから切
り替えようとする側のアプリケーションが、表示中言語
の言語データを持つかどうかをチェックする。
【0046】図3に示したとおり、各アプリのデータ領
域の先頭には言語データの有無を示すフィールドが設け
られているので、これを参照する。ステップS4におい
て有効データがあると判断した場合はステップS5に進
んで、アプリケーション画面の切替処理を実施する。ア
プリケーション画面の切替は、現在の表示言語で切替先
のアプリケーションの表示データの表示要求をLCD制
御部13に出すことによって行う。LCD制御部13
は、図5を用いて説明した操作部表示ルーチンによって
表示部21への表示を行う。
【0047】ステップS4において有効データがないと
判断した場合は、ステップS6において表示言語をデー
タが存在する言語に切換えた後、ステップS5でアプリ
ケーション画面の切替処理を行う。この処理によれば、
表示中の言語では表示データが搭載されていないアプリ
ケーションに切替えようとした場合に、表示データが搭
載されている言語に自動的に切替えることができる。
【0048】図11は、アプリケーション切替時の表示
言語切替動作のさらに別の例を示すフローチャートであ
る。CPU11がこの処理を開始すると、ステップS1
においてコピーキー29、プリンタキー30、FAXキ
ー31の各アプリケーション切替キーのいずれかが押下
されるのを待ち、その押下を確認すると、ステップS2
で待避言語と現在表示中の言語を調べる。
【0049】待避言語とは、後述するアプリケーション
切替えの際に本来の表示言語とは異なる言語への切り替
えが行われた場合に、再度別のアプリケーションへの切
替えが発生した時に備えて、本来の表示言語を待避して
おくものである。次に、ステップS3において、待避言
語と現在の表示中言語が同じである場合はそのままステ
ップS4に進み、これから切り替えようとする側のアプ
リケーションが、表示中言語の言語データを持つかどう
かをチェックする。
【0050】図3に示したとおり、各アプリケーション
のデータ領域の先頭には言語データの有無を示すフィー
ルドが設けられているので、これを参照する。ステップ
S5において有効データありと判断した場合は、そのま
まステップS11に進んでアプリケーション画面の切替
処理を実施する。この切替え処理は、現在の表示言語で
切替先のアプリケーションの表示データの表示要求をL
CD制御部13に出すことによって行う。LCD制御部
13は、図5によって説明した操作部表示ルーチンによ
って表示部21への表示を行う。
【0051】ステップS5で有効なデータがない場合
は、ステップS6に進んで現在表示中の言語を待避言語
のレジスタに記憶し、ステップS7で表示言語を有効な
データが存在する言語に切替えた後、ステップS11で
アプリケーション画面の切替処理を行う。
【0052】ステップS3において待避言語と表示中言
語が異なる場合は、本来の表示言語、すなわち待避言語
への復帰を試みるため、ステップS8においてこれから
切り替えようとする側のアプリケーションが、待避言語
の言語データを持つかどうかをチェックする。そして、
ステップS9において有効データありと判断した場合
は、ステップS10において本来の表示言語への切替処
理を実施した後、ステップS11でアプリケーション画
面の切替処理を行う。
【0053】ステップS9で有効データなしと判断した
場合は、そのままS11に進んで、引き続き表示中言語
にてアプリケーション画面の切替処理を実施する。この
処理によれば、使用中の言語のデータがないアプリケー
ションで他の言語の表示に自動的に切り替わった場合で
も、使用中の言語のデータがあるアプリケーションで
は、自動的にもとの言語に戻して表示を行うことができ
る。
【0054】この実施例では、使用言語が、1番目が日
本語、2番目が英語の例で説明したが、これら以外の言
語でも当然同様な処理が可能である。また、3つ以上の
言語データを記憶してそれを切替えることも可能であ
る。その場合には、言語の切り替え順をあらかじめ設定
しておき、言語切替キー28を押下するごとにこの順で
使用言語を切替えるようにするとよい。
【0055】また、この実施形態では、コピー、プリン
タ、FAXの3種のアプリケーションを持つ画像形成装
置について説明したが、アプリケーションはこれらに限
らず、他のものでもよいし、種類も2種、あるいは4種
以上でも同様にこの発明を実施することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像形成装置は、特定のアプリケーションのみを言語
切替動作の対象外とすることができ、言語切替機能を損
なうことなく不要な開発コストを抑えることや、未対応
言語の後からの発売、オプション化等が可能になり、販
売形態の拡大に有効となる。
【0057】また、各アプリケーションごとに言語切替
機能の有効/無効を特に設定しなくても、データ構造か
ら検知することができるようにすれば、さらに操作性を
向上させることが可能となる。さらに、表示中の言語で
の表示データがないアプリケーションが選択された場合
であっても、オペレータの操作なしで、オペレータに対
して不都合を与えることなく、装置の機能を提供するこ
ともできるので、より操作性を向上させることが可能に
なる。
【0058】さらにまた、表示中の言語のデータがない
場合に自動的に別の言語に切替えて表示を行っていたア
プリケーションから別のアプリケーションに切り替えら
れた際に、オペレータの操作なしで、本来選択されてい
た言語での表示に戻すこともができ、それによってさら
に操作性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】その画像形成装置の操作部の外観を示す概略図
である。
【図3】図1に示すROMにおけるメモリ配置図であ
る。
【図4】図1に示すVRAMへのデータ書き込み動作の
データフローダイヤグラムである。
【図5】図4における操作部表示の動作を示したフロー
チャートである。
【図6】この発明による言語切替動作のデータフローダ
イヤグラムである。
【図7】初期設定キーの操作で展開される画面の一部を
示す図である。
【図8】図6における表示言語切替の動作の例を示すフ
ローチャートである。
【図9】図6における表示言語切替の動作の別の例を示
すフローチャートである。
【図10】アプリケーション切替時の表示言語切替動作
の例を示すフローチャートである。
【図11】アプリケーション切替時の表示言語切替動作
の別の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:CCD 2:読み取り制御部 3:画像処理部 4:書き込み制御部 5:LD 6:印字制御部 7:印字RAM 8:ROM 9:RAM 10:不揮発RAM 11:CPU 12:VRAM 13:LCD制御部 14:LCDモジュール 15:入力ポート 16:キー 17:時計IC 21:表示部 28:言語切替キー 29:コピーキー 30:プリンタキー 31:FAXキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 H04N 1/00 106B Fターム(参考) 2C061 AP03 CQ24 CQ31 2H027 DA50 DE07 FA33 FA35 FB06 GA12 GA14 GA20 GA23 GA28 GA47 GB05 GB13 ZA07 5B069 CA02 CA18 DB20 5C062 AA02 AA05 AB20 AB23 AB42 AB46 AC05 AC21 AC22 AE08 AF18 5E501 AA06 AA15 AB04 BA05 CA04 CB02 CB05 EA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアプリケーションを有し、操作パ
    ネル上にメッセージの表示を行う表示手段を設けた画像
    形成装置において、 使用するアプリケーションによって前記操作パネル上に
    表示する画面を切り替える画面切替手段と、異なる言語
    による複数の表示データを持ち、操作パネル上の表示言
    語を切り替える言語切替手段と、各アプリケーションご
    とに言語切替動作の有効/無効を設定する言語切替動作
    禁止手段を有し、 前記言語切替手段によって操作パネル上の表示言語を切
    り替える際に、前記言語切替禁止手段が言語切替え動作
    の有効を設定しているアプリケーションについてのみ、
    表示言語の切替えを行うようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 各言語の表示データ内の各アプリケーションに関連する
    表示データの有無を検出する表示データ検出手段を有
    し、 言語切替手段によって操作パネル上の表示言語を切り替
    える際に、該表示データがある場合にのみ表示言語の切
    替えを行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、
    画面切替手段によって操作パネル上に表示する画面を切
    り替える際に、表示しようとするアプリケーションにつ
    いて設定されている言語の表示データが存在しない場合
    には、該画面切替えと同時に表示データが存在する言語
    への言語切替動作も行うようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、 画面切替えと同時に表示データが存在する言語への言語
    切替動作を行う際に切替前の言語を記憶しておく記憶手
    段を有し、 画面切替手段による画面切替後に再び別のアプリケーシ
    ョン画面への切替えが発生した場合には、該記憶手段に
    記憶しておいた言語への言語切替動作を同時に行うよう
    にしたことを特徴とする画像形成装置。
JP2000314532A 2000-10-13 2000-10-13 画像形成装置 Pending JP2002120444A (ja)

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