JP3877260B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コピー、プリンタおよびファクシミリのうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置では、近年、両面モードや画像編集モードなど多くの画像形成モードが用意され、さらにこれら画像形成モードを組み合わせて使用するなどの多機能化が進んでいる。一方、このような多機能化が進む反面、画像形成モードの設定方法が複雑になりつつあるため、LCDなどのディスプレイを用いた操作パネルを採用し、単にモード設定用のキーなどを表示するだけでなく、設定方法の説明文を同時に表示するオペレータ誘導型の操作パネルが主流となっている。
【0003】
この説明文は装置が使用されている国の言語で表示されるべきであり、特に外資系企業や複数の民族が混在する地域向けには、予め複数の言語の説明文を搭載し、オペレータが選択的にあるいは装置が表示すべき説明文の言語を判別して、説明文を適切な言語のものに切換える技術が知られている。すなわち、特開平5−127457号公報には、使用されている用紙や電源電圧の違いから使用する言語を決定する技術が開示されている。特開平6−46179号公報には、衛星からの電波により国を判別し、言語を決定する技術が開示されている。特開平7−164685号公報には、用紙選択機能と言語切換機能を連動させる技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、用紙や電源電圧の違い、衛星からの電波により、表示すべき言語を選択する技術の場合、例えばオペレータの大部分が外国人であっても、装置が日本国内に設置されている場合は日本語で固定的に表示されてしまう不具合がある。
【0005】
また、キーの操作などによりオペレータが表示言語を切換える場合であれば、表示する言語は固定的では無くなるものの、最後に装置を利用したオペレータに都合のよい言語が表示されたままとなる不具合がある。例えば、ほとんどのオペレータが日本語を用い、一部のオペレータが英語を用いる環境で、最後のオペレータが英語表示にした場合に、装置の使われ方とは無関係に英語表示が残ることになり、次に装置を使用するオペレータが言語の切換えの操作を行わなければならない可能性が高くなる。
【0006】
さらに、コピー、プリンタ、ファクシミリなどの機能を持ついわゆる複合機の場合、各機能ごとに表示される頻度の高い言語が異なる場合であっても、各機能とは無関係に最後に表示された言語が残るため、各機能の使われ方に適した表示言語とすることができず前記と同様の問題を生じる。
【0007】
この発明の目的は、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、コピー、プリンタおよびファクシミリのうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置において、ディスプレイを備えた操作パネルと、前記画像形成装置を使用する前記機能更に応じて前記ディスプレイに表示する画像を切り替える機能切替手段と、前記機能ごとに前記画像として異なる言語による複数の表示データを記憶している第1の記憶手段と、前記機能ごとに前記複数の表示データの中から前記ディスプレイに表示するものを選択可能とする言語切替手段と、前記機能ごとに前記複数の表示データの中から前記ディスプレイに最後に表示していたものの言語の種別を記憶する第2の記憶手段と、前記機能切替手段により前記ディスプレイに表示する画像を切り替えときは、前記機能の変更後の前記機能で前記ディスプレイに最後に表示していた前記表示データの言語の種別を前記第2の記憶手段から読取り、読み取った種別の言語の表示データを当該切替後の画像として前記ディスプレイに表示する最終表示データ表示手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
したがって、画像形成装置を使用する機能を変更するのに応じてディスプレイに表示する画像を切り替えたときは、当該切替後の画像としてディスプレイに最後に表示していた表示データをディスプレイに表示することができるので、画像形成装置を他の機能で使用していたときの表示言語に拘束されず、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記機能ごとに前記ディスプレイにデフォルトで表示する前記表示データを選択するデフォルト選択手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
したがって、機能ごとにディスプレイにデフォルトで表示する表示データを選択することができるので、各機能の使われ方に適した表示言語を設定可能とし、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記機能切替手段により前記ディスプレイに表示する画像を切り替え場合、前記機能の変更後の前記機能でモード設定がデフォルトであるときに限り、前記機能の変更後の前記機能で前記ディスプレイに最後に表示していた前記表示データに代えて前記デフォルト選択手段で選択された前記表示データを前記ディスプレイに表示するデフォルト表示手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
したがって、画像形成装置を使用する機能を変更するのに応じてディスプレイに表示する画像を切り替えたときは、切替後の機能でモード設定がデフォルトである場合に限りディスプレイに最後に表示していた表示データに代えてデフォルトとして選択した表示データをディスプレイに表示するので、オペレータの希望しないタイミングでの表示言語の切替を抑制し、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1である画像形成装置1の電気的な接続を示すブロック図である。図1において、太線で記した矢印は画像データの移動を示している。図示しないコンタクトガラス上にセットされた紙原稿はCCD2にて読み取られ、読取制御部3に送られる。この読取制御部3では画像データのA/D変換等が行われる。画像データは、読取制御部3より、画像処理部4に送られて所定の画像処理がなされた後、書込制御部5へと送信される。書込制御部5によりLD(レーザダイオード)6は図示しない感光体に静電潜像の光書き込みを行う。画像形成装置1は、この感光体のほか、静電潜像をトナーで現像する現像装置などを備えた周知の構成の画像形成手段を備えていて、電子写真方式で画像の形成を行う。
【0017】
なお、本画像形成装置1は、コピー、プリンタ、ファクシミリのいずれとしても用いることができるいわゆる複合機であるので、図示、説明は省略するが、コピーとして用いるための周知のイメージスキャナなどやファクシミリとして用いるための周知のモデムなどの装置を備えている。
【0018】
画像形成装置1の画像形成モードとしてスタンプモードが設定されているときには、印字制御部7からスタンプ用の画像データが画像処理部4からの原稿画像の出力に同期して出力され、合成された画像データが書込制御部5に送られる。スタンプ画像は印字RAM8に格納される。印字制御部7は印字RAM8の内容と原稿画像を合成するか否かの切換が可能である。
【0019】
これらを制御するのがCPU9で、ROM10に格納されたプログラムにより動作する。RAM11はプログラム実行用のワークメモリとなる。符号2,3,4,5,7の各制御部とCPU9とはアドレスバス、データバスで接続されている。ROM10は第1の記憶手段としても機能するもので、プログラムのほかに後述する操作パネル17の表示用の言語データ(文字フォント、テキスト、アイコン用ビットマップデータ)やスタンプ印字画像用ビットマップデータが格納されている。これらは、画像形成装置1をコピーとして用いる場合、プリンタとして用いる場合、ファクシミリとして用いる場合の各々に対応して用意されている。不揮発RAM12には画像形成装置1の電源が遮断されても保持する必要のある設定内容や機械状態を記憶しておくためのものである。符号13はタイマーであり、経過時間や一定時間の算出に利用される。
【0020】
印字RAM8は用意されるスタンプすべてのビットマップが格納できるほど大きくはなく、たいてい1スタンプ分の大きさに抑えられている。スタンプモードの際はROM10に格納されている印字画像用ビットマップデータの中から選択されたスタンプのデータがCPU9により印字制御部7を介して印字RAM8ヘロードされる。印字制御部7ではスタンプデータの原稿画像に対する合成位置を指定可能であり、後述する操作パネル17の入力に応じてCPU9により決定され設定される。位置は右上、右下、左上、左下などである。
【0021】
LCD制御部14は、CPU9がこのLCD制御部14を介してVRAM15に展開したビットマップをディスプレイであるLCD16に転送表示する。
【0022】
図2は、画像形成装置1の操作パネル17の平面図である。操作パネル17にはLCD16が設けられている。また、操作パネル17には各種のキー18が配置されている。キー18としては、言語切替キー19、プリントキー20、初期設定キー22、モードクリアキー23、コピーキー26、プリンターキー27、ファックスキー28などがあり、これらのキー18は人カポート21を介してCPU9がリードする。なお、コピー、プリンタ、ファクシミリの機能(以下、アプリケーションまたはアプリという)のうち、コピーキー26は画像形成装置1をコピーのアプリに切り替えるキーであり、プリンターキー27は画像形成装置1をプリンタのアプリに切り替えるキーであり、ファックスキー28は画像形成装置1をファクシミリのアプリに切り替えるキーである。また、言語切替キー19は、ROM10に格納されている操作パネル17の表示用の言語データに基づき、アプリケーションごとに、LCD16に表示するメッセージの言語を切り替えるキーである。
【0023】
図3、図4を参照してVRAM15へのデータ書き込みの方法を説明する。図3はメモリ配置図、図4はデータフローダイヤグラムである(丸は処理。矢印はデータフロー。四角はターミネータ。平行線はストア。ストアはROM10、RAM11に該当する。)。図3の1st言語データと記してあるブロックは1つの言語分のデータである。同様に2nd言語データと記してあるブロックも1言語分のデータである。データはLCD表示用と印字画像用とがあり、LCD表示用はテキスト部(文字コード)とビットマップ部(バイナリーコード)がある。テキスト部、ビットマップ部ともにキーに表示される文字列、メッセージ欄に表示される文字列が順に配置される。これはROM10上に配置される。配置順はあらかじめ決められた順であり守られなければならない。
【0024】
また、そのサイズもあらかじめ決められたサイズである。すなわち、“キーその1"は自動用紙選択キー用のものであり、1st言語が日本語であれば、“自動用紙選択"なる文字コードが格納される。テキストなので割り当てサイズ以内で終了する場合はラインフィードなどの制御文字を使うことでテキストの終わりを表現できる。文字コードは本実施の形態のシステム内ユニークである。テキスト方式を用いたときのメリットは、異なる画面で繰り返し使用される文字についてはそのビットマップパターンを1つだけフォントとして持ち、後は文字コード形式で持つことによりトータルのメモリ(この場合はROM10)の効率を高めることができる。ビットマップに対しではそれぞれの先頭には、たて方向のドットサイズ、よこ方向のドットサイズが順に記されている。ビットマップであるので不必要な位置については空のデータ(例えば0)が記されればよい。これら表示用途(キーや表示データ)別に格納位置を規定しておくことにより、すべてはオフセットアドレスで表現することができるようになるため、例えばC書語でプログラムを記述する場合は図3左に記したブロックのように構造体を定義しておけば、構造体へのポインタひとつをRAM11に用意することで、言語の切換に対してはそのポインタを各言語データの先頭アドレス(図3では“キーその1"に対応するアドレス)に初期化するだけでよい。図4のデータフロー「表示要求」は、テキストかビットマップかをあらわす識別子と表示データのオフセットアドレスとLCD16上の表示位置であらわされる。
【0025】
図4の丸の処理をあらわしたものが図5のフローチャートである。まず、“表示要求"の解析をし(ステップS1)、テキストかどうか調べる(ステップS2)。また、“現在表示言語"と“表示要求"のオフセットアドレスよりデータの実アドレスを算出する(ステップS1)。テキストの場合は(ステップS2のY)渡されたアドレスをリードして文字コードを取得する(ステップS3)。これがキャリッジリターン(CR)であれば(ステップS4のY)、処理を終了する。そうでなければ(ステップS4のN)、“文字フォント"のストアから文字コードに対応したビットマップをリードする(ステップS5)。“文字フォント"のストアは文字コードを検索のキーにしたビットマップである。ステップS5で取得したビットマップデータをVRAM6に書き込む(ステップS6)。VRAM6のアドレスは“表示要求"で指定された位置に対応する。この書き込み結果はLCD制御部14のLCD16へのデータ転送周期ごとに反映される。ステップS7で1文字分のアドレスを歩進させてステップS3へ戻る。ここでは固定フォントサイズとする。
【0026】
一方、ステップS2の判断でビットマップであった場合は(ステップS2のN)、渡されたアドレスの内容をリードしてビットマップサイズを取得する(ステップS8)。そして、ビットマップサイズ格納アドレス分歩進させておく(ステップS9)。以降、取得したサイズ分が終了するまで(ステップS10のY)、ビットマップデータをリードして(ステップS11)、VRAM15へその値を書き込み(ステップS12)、歩進させる(ステップS13)処理を繰り返す。アドレスは“表示要求"で指定された位置に対応する。図4,図5の範囲は表示言語には依存しない。
【0027】
図6は図4を含んだ言語切替動作を示すデータフローダイヤグラムである。図6中で、「LCD表示」、「操作パネル(VRAM)」、「言語データテキスト」、「言語データビットマップ」、「文字フォント」については図4の場合と同様である。図6の場合は、単言語仕様のものに対し、「現在表示言語」の参照を「表示言語切替」、「LCD表示」に持たせた構成である。「現在表示言語」の内容としては、1st言語、2nd言語なる意味合いで実装される2つの言語のいずれかを示す。「現在表示言語」は、直接あるいは間接的に図3の1st言語データ、2nd言語データを参照できるインデクスを持つものとする。言語切換キー19が押されると「表示言語切替」にて「現在表示言語」を調べ日本語であれば英語に書き換える(日本語、英語の2言語切換の場合)。言語切換ルールは「表示言語切替」に埋め込まれる。3言語でも4言語でも可能である(切換順のテーブル等を用意してキー押下ごとに切り替えていくやり方などがある)。「現在表示言語」の切換後言語への更新の後に「LCD表示」へ表示要求を流す。ここでの表示要求は現在表示されている画面についての複数の表示要求になる。表示要求を流した後、各アプリごとの最後の表示言語の種別をRAM11または不揮発RAM12に記憶する。記憶領域は各アプリごとに用意しておく。
【0028】
図7は、機能切替手段としても機能する、コピーキー26、プリンターキー27、ファックスキー28が操作されたときの動作を、コピーキー26を操作したときを例に説明するフローチャートである。すなわち、コピーキー26をオンにすると(ステップS21のY)、現在のアプリがコピーなのか、プリンタなのか、ファクシミリなのかを調べる(ステップS22)。そして、現在のアプリがコピーのときは(ステップS23のY)、図7の処理を終了し、現在のアプリがプリンタまたはファクシミリのときは(ステップS23のN)、LCD16に表示するものとしてコピーのアプリの操作画面を表示する(ステップS24)。次に、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリの最後の表示データの言語が同じであるか否かを判断する(ステップS25)。その前提として、各アプリケーションごとにLCD16への最後の表示データがどの言語のものであるのか、その種別はRAM11または不揮発RAM12に記憶される(第2の記憶手段)。そして、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリの最後の表示データの言語が同じであるときは(ステップS25のY)、図7の処理を終了し、そうでないときは(ステップS25のN)、LCD16の表示をコピーのアプリの最後の表示データに切り替える(ステップS26)。ステップS26は、この発明の最終表示データ表示手段を実現するものである。プリンターキー27、ファックスキー28を操作したときの処理も、図7の処理と同様に考えることができる。
【0029】
したがって、画像形成装置1のアプリケーションを変更するのに応じてLCD16に表示する画像を切り替えたときは、当該切替後の画像としてLCD16に最後に表示していた表示データをLCD16に表示することができるので、画像形成装置1を他のアプリケーションで使用していたときの表示言語に拘束されず、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0030】
図8は、初期設定キー22が押されたときに表示される初期設定画面の一例であり、画像形成装置1の動作条件等を設定するためのものである。この初期設定画面ではデフォルト言語設定キー25(デフォルト選択手段)により、コピー、プリンタ、ファクシミリの各アプリごとにデフォルトとして表示する表示データの言語を選択することができる。選択した内容は不揮発RAM12に記憶される。図9は、デフォルト言語設定キー25のうちプリンタ用の2nd言語キーが押下されたときの制御を示すフローチャートである。すなわち、プリンタ用の2nd言語キーがオンにされると(ステップS31)、不揮発RAM12上に確保されたプリンタのアプリ用のデフォルト言語を格納する領域に、2nd言語がデフォルトであることを書き込む(ステップS32)。これにより、各アプリケーションごとにデフォルト言語設定キー25で選択した言語の表示データがデフォルトとしてLCD16に表示される。
【0031】
したがって、アプリケーションごとにLCD16にデフォルトで表示する表示データを選択することができるので、各アプリケーションの使われ方に適した表示言語を設定可能とし、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0032】
[発明の実施の形態2]
この発明の実施の形態2の画像形成装置1が発明の実施の形態1と相違するのは、図7の処理に代えて図10の処理を行う点にあり、その他の点については発明の実施の形態1と同様であり、以下の説明では同一符号を用いて詳細な説明は省略する。
【0033】
次に、図10の処理について説明する。図10は、コピーキー26、プリンターキー27、ファックスキー28が操作されたときの動作を、コピーキー26を操作したときを例に説明するフローチャートである。すなわち、コピーキー26をオンにすると(ステップS41のY)、現在のアプリがコピーなのか、プリンタなのか、ファクシミリなのかを調べる(ステップS42)。そして、現在のアプリがコピーのときは(ステップS43のY)、図10の処理を終了し、現在のアプリがプリンタまたはファクシミリのときは(ステップS43のN)、LCD16に表示するものとしてコピーのアプリの操作画面を表示する(ステップS44)。そして、コピーアプリのデフォルトで表示するデータの言語が何であるのか調べる(ステップS45)。次に、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データの言語が同じであるか否かを判断する(ステップS46)。そして、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データの言語が同じであるときは(ステップS46のY)、図10の処理を終了し、そうでないときは(ステップS46のN)、LCD16の表示をコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データに切り替える(ステップS47)。ステップS47は、デフォルト表示手段の機能を実現するものである。プリンターキー27、ファックスキー28を操作したときの処理も図10の処理と同様に考えることができる。
【0034】
したがって、画像形成装置1のアプリケーションを変更するのに応じてLCD16に表示する画像を切り替えたときは、デフォルトとして選択した言語の表示データをLCD16に表示するので、言語切替キー19を動作させること無く、各アプリケーションの使われ方に適した表示言語を設定可能とし、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0035】
[発明の実施の形態3]
この発明の実施の形態3の画像形成装置1が発明の実施の形態1と相違するのは、図7の処理に代えて図11の処理を行う点にあり、その他の点については発明の実施の形態1と同様であり、以下の説明では同一符号を用いて詳細な説明は省略する。
【0036】
次に、図11の処理について説明する。図11は、コピーキー26、プリンターキー27、ファックスキー28が操作されたときの動作を、コピーキー26を操作したときを例に説明するフローチャートである。すなわち、コピーキー26をオンにすると(ステップS51のY)、現在のアプリがコピーなのか、プリンタなのか、ファクシミリなのかを調べる(ステップS52)。そして、現在のアプリがコピーのときは(ステップS53のY)、図11の処理を終了し、現在のアプリがプリンタまたはファクシミリのときは(ステップS53のN)、LCD16に表示するものとしてコピーのアプリの操作画面を表示する(ステップS54)。次に、デフォルト以外のモード設定がなにかなされている場合は(ステップS56のY)、図11の処理を終了し、モード設定がデフォルトの設定のみであるときは(ステップS56のN)、コピーアプリのデフォルトで表示するデータの言語が何であるのか調べる(ステップS57)。次に、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データの言語が同じであるか否かを判断する(ステップS58)。そして、LCD16の現在の表示データの言語とコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データの言語が同じであるときは(ステップS58のY)、図11の処理を終了し、そうでないときは(ステップS58のN)、LCD16の表示をコピーのアプリのデフォルトで表示する表示データに切り替える(ステップS59)。ステップS59は、デフォルト表示手段の機能を実現するものである。プリンターキー27、ファックスキー28を操作したときの処理も図11の処理と同様に考えることができる。
【0037】
したがって、画像形成装置1のアプリケーションを変更するのに応じてLCD16に表示する画像を切り替えたときは、切替後のアプリケーションでモード設定がデフォルトである場合に限りLCD16に最後に表示していた表示データに代えてデフォルトとして選択した表示データをLCD16に表示するので、オペレータの希望しないタイミングでの表示言語の切替を抑制し、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、画像形成装置を使用する機能を変更するのに応じてディスプレイに表示する画像を切り替えたときは、当該切替後の画像としてディスプレイに最後に表示していた表示データをディスプレイに表示することができるので、画像形成装置を他の機能で使用していたときの表示言語に拘束されず、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0039】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、機能ごとにディスプレイにデフォルトで表示する表示データを選択することができるので、各機能の使われ方に適した表示言語を設定可能とし、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0041】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、画像形成装置を使用する機能を変更するのに応じてディスプレイに表示する画像を切り替えたときは、切替後の機能でモード設定がデフォルトである場合に限りディスプレイに最後に表示していた表示データに代えてデフォルトとして選択した表示データをディスプレイに表示するので、オペレータの希望しないタイミングでの表示言語の切替を抑制し、従来に比べて操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である画像形成装置の電気的な接続を示すブロック図である。
【図2】前記画像形成装置の操作パネルの平面図である。
【図3】前記画像形成装置のVRAMへのデータ書き込みの方法を説明するメモリ配置図である。
【図4】前記画像形成装置のVRAMへのデータ書き込みの方法を説明するデータフローダイヤグラムである。
【図5】前記画像形成装置のVRAMへのデータ書き込みの方法を説明するフローチャートである。
【図6】前記画像形成装置のVRAMへのデータ書き込みの方法を説明するデータフローダイヤグラムである。
【図7】前記画像形成装置において、コピーキー、プリンターキー、ファックスキーが操作されたときの動作を、コピーキーを操作したときを例に説明するフローチャートである。
【図8】前記操作パネルの初期設定モードの画面表示例を示す平面図である。
【図9】前記画像形成装置において、デフォルト言語設定キーのうちプリンタ用の2nd言語キーが押下されたときの制御を示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態2である画像形成装置において、コピーキー、プリンターキー、ファックスキーが操作されたときの動作を、コピーキーを操作したときを例に説明するフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態3である画像形成装置において、コピーキー、プリンターキー、ファックスキーが操作されたときの動作を、コピーキーを操作したときを例に説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
10 第1の記憶手段
11 第2の記憶手段
12 第2の記憶手段
16 ディスプレイ
17 操作パネル
19 言語切換手段
25 デフォルト選択手段
26 機能切替手段
27 機能切替手段
28 機能切替手段

Claims (3)

  1. コピー、プリンタおよびファクシミリのうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置において、
    ディスプレイを備えた操作パネルと、
    前記画像形成装置を使用する前記機能更に応じて前記ディスプレイに表示する画像を切り替える機能切替手段と、
    前記機能ごとに前記画像として異なる言語による複数の表示データを記憶している第1の記憶手段と、
    前記機能ごとに前記複数の表示データの中から前記ディスプレイに表示するものを選択可能とする言語切替手段と、
    前記機能ごとに前記複数の表示データの中から前記ディスプレイに最後に表示していたものの言語の種別を記憶する第2の記憶手段と、
    前記機能切替手段により前記ディスプレイに表示する画像を切り替えときは、前記機能の変更後の前記機能で前記ディスプレイに最後に表示していた前記表示データの言語の種別を前記第2の記憶手段から読取り、読み取った種別の言語の表示データを当該切替後の画像として前記ディスプレイに表示する最終表示データ表示手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記機能ごとに前記ディスプレイにデフォルトで表示する前記表示データを選択するデフォルト選択手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記機能切替手段により前記ディスプレイに表示する画像を切り替え場合、前記機能の変更後の前記機能でモード設定がデフォルトであるときに限り、前記機能の変更後の前記機能で前記ディスプレイに最後に表示していた前記表示データに代えて前記デフォルト選択手段で選択された前記表示データを前記ディスプレイに表示するデフォルト表示手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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