JPH07114543A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07114543A
JPH07114543A JP5258066A JP25806693A JPH07114543A JP H07114543 A JPH07114543 A JP H07114543A JP 5258066 A JP5258066 A JP 5258066A JP 25806693 A JP25806693 A JP 25806693A JP H07114543 A JPH07114543 A JP H07114543A
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JP
Japan
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display
editing
document
function
unit
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Pending
Application number
JP5258066A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Takahashi
正光 高橋
Masato Ijuin
真人 伊集院
Shinichi Hora
慎一 洞
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH07114543A publication Critical patent/JPH07114543A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より効率よく文書の編集を行なうことができ
る文書処理装置を提供する。 【構成】 文書処理装置は、文書の編集を行なう制御部
20と、編集に必要な情報を表示するための表示装置2
2と、編集のための情報を入力するためのキーボード2
8と、特定の編集機能が起動されているか否かに基づい
て、表示装置22による文書の表示倍率を、用紙全体が
表示できる縮小表示と、通常の表示との間で自動的に変
更するための表示倍率変更プログラムとを含む。さらに
好ましくは、各編集機能ごとに、最適な表示倍率を格納
しておくファンクションテーブル26を設けておき、各
編集機能ごとに最適な表示倍率を自動的に採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は日本語ワードプロセッ
サ、デスクトップパブリッシングシステム、パーソナル
コンピュータ、携帯型文書処理装置など文書処理装置一
般に関し、特に、文書編集時の表示技術の改善に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】日本
語ワードプロセッサなどの文書処理装置においては、様
々な種類の書体およびサイズの文字を用いた文書の作成
が行なわれる。さらに最近では、グラフィックスやイメ
ージなどを組み込んだ文書の作成も可能である。
【0003】図9に、画面130上で地図などの文字情
報以外の情報を含む文書の編集処理を行なう場合の模式
図を示す。図9を参照して、従来このような場合、通常
の文字入力および編集処理を行なう画面モード(画面1
30)で、たとえば地図が組み込まれる枠132の位置
設定などを行なう。これは、文書が印刷される用紙全体
を画面130上に表示しようとすると文字があまりに小
さく表示されてしまい、編集処理がほとんど不可能とな
るためである。しかしこのように限られた画面130の
みを用いて文書の編集を行なおうとすると、地図のため
の枠132の用紙内での位置などの確認が行なえない。
【0004】そこで、図10に示すように画面130の
表示モードをユーザが変更し、用紙イメージ140の全
体を画面130上に表示させる。このようにすることに
より地図のための枠142の、用紙イメージ140内で
の位置を確認することができる。この場合、各文字につ
いては表示装置の解像度の関係や表示スピードが遅くな
るなどの理由により、正しく表示することはできずこの
画面で文書の編集を行なうことはできない。文書の編集
を行なおうとする場合には、さらにユーザが手操作によ
り元の図9に示されるような編集画面に戻す必要があっ
た。
【0005】一方、このような不都合を解消するため
に、表示倍率を予め変更しておくことが考えられる。し
かし従来の装置では、表示倍率を変更した場合、設定さ
れた表示倍率が、編集画面や枠の設定機能などすべての
機能において共通に有効となるために、すべての編集処
理において好ましい表示が得られるような表示倍率を設
定することは難しい。そのために結局、各編集処理によ
り、ユーザが最適と思われる表示倍率に表示倍率を変更
する必要があった。またその編集処理を終了するたび
に、次に行なわれる処理に最適な表示倍率に手操作によ
り変更する必要があった。
【0006】また、図10に示されるような表示を行な
ったうえで入力・編集処理を行なおうとすれば、用紙全
体の文字を画面上に表示する必要があり、上述のように
処理するデータの量が非常に多くなる。そのため図10
に示されるような画面を用いた処理は、仮に画面130
の表示装置の解像度が十分あったとしても処理速度に問
題が生ずる。
【0007】さらに従来の装置では、次のような問題点
があった。編集機能の1つとして印刷イメージを表示す
る画面を備えた文書処理装置がある。そうした装置では
印刷イメージ表示機能を起動すると、たとえば図11に
示されるように文書の内容が用紙範囲線150とともに
表示されたり、あるいは図12に示されるように、印刷
可能範囲線152とともに表示されたりしていた。この
表示はいずれか一方の表示のみが行なわれていた。
【0008】こうした機能を有する従来の文書処理装置
では、次のような問題点が発生する。文書入力時には、
文書の1行内に入力できる最大文字数(a)が設定され
る。用紙の横方向の長さを、印刷時のドット単位でbド
ットとし、文書作成のために選択されている文字種およ
び文字サイズの文字幅をcドットとすると、aはa=b
/cにより計算される。一方、文字によって印刷時の文
字幅が異なる書体が存在する。たとえば欧文プロポーシ
ョナルスペーシングと呼ばれる書体の場合には、文字の
形状に伴って文字幅が異なっている。たとえば、「I」
の文字幅は「W」の文字幅よりも小さく選ばれている。
これは、そのように印刷した方がより美しく見えるとい
う観点からである。このようなプロポーショナルスペー
シングの書式を用いた場合、入力時の1行内の最大文字
数は、その行内に入力される文字の種類により異なって
くる。しかしそれを前もって予測することは不可能であ
るために、1行内の最大文字数は、文字幅の平均値によ
り計算される。
【0009】しかしそうした場合には、1行の中に平均
値以上の文字幅を有する文字が多く入力された場合に、
入力された1行中の各文字の文字幅の合計が印刷可能範
囲を超える場合が生ずる。そうした場合には、印刷時に
は、その行の行末の数文字が用紙の印刷可能範囲からは
み出て、印刷されないことがある。
【0010】これについてたとえば特公平5−2993
2号公報には、文書の1行内の最大文字数として指定さ
れた桁数に基づいて、印字範囲を文字とともに表示させ
る手段についての記載がある。
【0011】なお、上述のようにプロポーショナルスペ
ーシングの書式の場合には、印刷可能範囲から文字がは
み出すことがあり、しかも従来の装置においては、印刷
イメージ表示画面においては、印刷可能範囲外の文字の
表示は行なわれておらず、そのために文字の末尾が用紙
からはみ出ていることが、印刷イメージを見た場合に直
ちには判別しにくいという問題点があった。さらに、印
刷可能領域を示す範囲表示がない場合には、はみ出てい
る部分が、どの文字列のどの文字以降かということが視
覚的に判別しにくいという問題点があり、また用紙サイ
ズのみを表示している場合には、どの文字が印刷可能領
域からはみ出ているかを判別しにくいという問題点があ
った。
【0012】こうした問題点のために、従来の文書処理
装置では、最終的に所望の体裁の文書を作成するうえで
多くの操作をする必要があり、しかも望みの印刷物を得
るための手数も多く、効率よい文書処理ができないとい
う問題点があった。
【0013】したがって請求項1ないし5に記載の発明
の目的は、より効率よく文書処理を行なうことができる
文書処理装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の文書処
理装置は、文書を印刷する用紙全体に関係する第1の編
集機能を含む複数種類の編集機能を有する、文書の編集
手段と、編集手段に接続され、編集に必要な情報を表示
するための表示手段と、表示手段に接続され、編集のた
めの情報を入力するための入力手段と、編集手段と表示
手段とに接続され、第1の編集機能が起動されているか
否かに基づいて、表示手段による文書の倍率を、用紙全
体が表示できる縮小表示と、通常の表示との間で自動的
に変更するための表示倍率変更手段とを含む。
【0015】請求項2に記載の文書処理装置は、複数種
類の編集機能を有する、文書の編集手段と、編集手段に
接続され、編集に必要な情報を表示するための表示手段
と、編集手段に接続され、編集のための情報を入力する
ための入力手段と、複数種類の編集機能の少なくとも一
部と、その各々が起動された場合の編集中の文書の最適
な表示倍率とを記憶するための表示倍率記憶手段と、表
示倍率記憶手段に記憶されている編集機能が起動されて
いるか否かに基づいて、対応する最適な表示倍率による
表示と、通常の表示との間で文書の表示倍率を自動的に
変更するための表示倍率変更手段とを含む。
【0016】請求項3に記載の文書処理装置は、複数種
類の編集機能を有する、文書の編集手段と、編集手段に
接続され、編集に必要な情報を表示するための表示手段
と、編集手段に接続され、編集のための情報を入力する
ための入力手段と、複数種類の編集機能の少なくとも一
部と、その各々が起動された場合の編集中の文書の最適
な表示倍率とを記憶するための表示倍率記憶手段と、表
示倍率記憶手段に記憶されている表示倍率を変更するた
めの手操作可能な倍率変更手段と、表示倍率記憶手段に
記憶されている編集機能が起動されているか否かに基づ
いて、対応する最適な表示倍率による表示と、通常の表
示との間で文書の表示倍率を自動的に変更するための表
示倍率変更手段とを含む。
【0017】請求項4に記載の文書処理装置は、文書の
編集手段と、編集手段に接続され、編集に伴う情報を表
示するための表示手段と、編集手段に接続され、文書の
編集のための情報を入力するための入力手段と、編集中
の文書が印刷される用紙とその印刷可能範囲とを定める
印刷情報を記憶するための記憶手段と、入力手段により
印刷イメージ表示機能が起動されたことに応答して、記
憶手段を参照し、用紙イメージと、編集中の文書の印刷
イメージと、用紙イメージ上における印刷可能範囲を示
す境界イメージとを重ねて表示手段上に表示させるため
の印刷イメージ表示手段とを含む。
【0018】請求項5に記載の文書処理装置は、文書の
編集手段と、編集手段に接続され、文書の編集に伴う情
報を表示するための表示手段と、編集手段に接続され、
文書の編集のための情報を編集手段に入力するための入
力手段と、編集中の文書が印刷される用紙のサイズと印
刷可能範囲とを定める用紙情報を記憶するための記憶手
段とを含む。編集手段は、用紙情報と、使用中の文字種
情報とに基づいて、編集中の文書の文字を印刷可能範囲
内に収めるように文書内の文字を配列する機能を有して
いる。その配列する機能は、文字種が特定のものに変更
された場合には、印刷可能範囲外にも文字を配列する可
能性がある。文書処理装置はさらに、入力手段により印
刷イメージ表示機能が起動されたことに応答して、記憶
手段を参照して、用紙イメージと、印刷可能範囲の外に
位置する文字をも含む編集中の文書の印刷イメージと、
用紙イメージ上における印刷可能範囲を示す境界イメー
ジとを重ねて表示手段上に表示させるための印刷イメー
ジ表示手段とを含む。
【0019】
【作用】請求項1に記載の文書処理装置においては、文
書を印刷する用紙全体に関係する第1の編集機能が起動
されているか否かに基づいて、表示手段による文書の表
示倍率が、用紙全体が表示できる縮小表示と、通常の表
示との間で、表示倍率変更手段により自動的に変更され
る。
【0020】請求項2に記載の文書処理装置において
は、複数種類の編集機能の少なくとも一部と、その各々
が起動された場合の編集中の文書の最適な表示倍率とが
表示倍率記憶手段に記憶され、表示倍率記憶手段に記憶
されている編集機能が起動されているか否かに基づい
て、対応する最適な表示倍率による表示と、通常の表示
との間で文書の表示倍率が、表示倍率変更手段により自
動的に変更される。
【0021】請求項3に記載の文書処理装置において
は、複数種類の編集機能の少なくとも一部と、その各々
が起動された場合の編集中の文書の最適な表示倍率とが
表示倍率記憶手段に記憶され、表示倍率記憶手段に記憶
されている編集機能が起動されているか否かに基づい
て、対応する最適な表示倍率による表示と、通常の表示
との間で文書の表示倍率が、表示倍率変更手段により自
動的に変更される。表示倍率記憶手段に記憶されている
表示倍率は、倍率変更手段を用いて手操作により変更で
きる。
【0022】請求項4に記載の文書処理装置において
は、印刷イメージ表示機能が起動されると、印刷イメー
ジ表示手段が、記憶手段に記憶された用紙情報に基づい
て、用紙イメージと、編集中の文書の印刷イメージと、
用紙イメージ上における印刷可能範囲を示す境界イメー
ジとを重ねて表示手段上に表示させる。
【0023】請求項5に記載の文書処理装置において
は、編集手段は、用紙情報と、使用中の文字種情報とに
基づいて、編集中の文書の文字を印刷可能範囲内に収め
るように文書内の文字を配列する機能を有しているが、
文字種が特定のものに変更された場合には、印刷可能範
囲外にも文字を配列する可能性がある。そうした場合、
印刷イメージ表示機能が起動されると、印刷イメージ表
示手段が、記憶手段に記憶された用紙情報に基づいて、
用紙イメージと、編集中の文書の印刷イメージと、用紙
イメージ上における印刷可能範囲を示す境界イメージと
を重ねて表示手段上に表示させる。このとき、印刷可能
範囲の外に位置する文字も表示手段上に表示される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。なお、以下の実施例は日本語ワードプロセ
ッサについてのものであるが、本発明はこれには限定さ
れず、前述のようにデスクトップパブリッシングシステ
ム、パーソナルコンピュータ上のワードプロセッサプロ
グラム、携帯型文書処理装置など、一般的な文書の作成
を行なう装置全般に適用できる。
【0025】図1を参照して、本発明の文書処理装置の
一実施例のワードプロセッサは、装置全体をコントロー
ルするための制御部20と、文書を構成する文字データ
を入力するためのキーや、各編集機能を起動するための
ファンクションキーを備えたキーボード28と、入力さ
れた文字列などを格納し、編集するために用いられる記
憶装置からなる編集メモリ24と、文書その他文書の編
集処理に必要な情報を表示するための表示装置22と、
後述する編集機能と、各編集機能に対する最適な表示倍
率との組を複数個格納するためのファンクションテーブ
ル26とを含む。このワードプロセッサにはさらに、フ
ロッピーディスクドライバ(FDD)34がFDD制御
32を介し、プリンタ(PRT)38がPRT制御部分
36を介してそれぞれ接続され、さらにICカード30
が備えられている。
【0026】制御部20は、所定の文書処理プログラム
を実行するための中央処理装置(CPU)50と、制御
プログラムおよび固定データを格納する読出専用メモリ
(ROM)52とを含む。
【0027】表示装置22は、液晶表示装置(LCD)
64と、表示データが格納されるVRAM(Video
Random Access Memory)62
と、VRAM62に書込まれたデータをLCD64上に
出力するためのLCD制御部60とを含む。
【0028】編集メモリ24は、文書処理のための作業
領域およびテキスト領域70と、用紙サイズ情報を格納
する領域72と、用紙長テーブルを格納するための領域
74と、印刷可能範囲情報を格納するための領域76
と、文書に使用される文字の文字幅に関する情報を格納
する領域78とを含む。
【0029】ファンクションテーブル26は、各々特定
のファンクション(機能)を特定する情報を格納する複
数個のファンクション欄90と、ファンクション欄90
の各々に対応して1つずつ設けられた表示倍率欄92と
からなる。各表示倍率欄92には、対応するファンクシ
ョンに対して最適と思われる表示倍率が予め格納されて
いる。またこの表示倍率は、後述するようにオペレータ
により変更することが可能である。
【0030】ROM52に格納され、CPU50で実行
されるプログラムの内容については後に詳しく説明する
が、図1に示される装置の概略動作をまず説明する。
【0031】オペレータがキーボード28を用いて入力
したデータのうち、文書を構成する文字データは作業領
域/テキスト領域70に順次格納される。格納されたテ
キストは、編集状態に応じた形式でVRAM62に書込
まれ、LCD制御部60を介してLCD64上に表示さ
れる。このとき、編集メモリ24に格納されている用紙
サイズ情報、用紙長テーブル、印刷可能範囲情報、文字
幅情報などにより、表示される文書の形状が定められ
る。
【0032】キーボード28のファンクションキーを用
いて入力されたファンクションキー情報は、一旦CPU
50に与えられる。CPU50は、入力されたファンク
ションキー情報に対応するものが、ファンクションテー
ブル26のファンクション欄90に存在するかどうかを
調べる。存在する場合には、対応する表示倍率欄92に
格納されている表示倍率に従ってVRAM62内のデー
タが書換えられ、LCD64上に表示される。このファ
ンクションの動作が終了した場合には、再びVRAM6
2内の表示データは通常表示の倍率に書換えられ、LC
D64上の表示も通常表示となる。なお、ファンクショ
ンテーブル26内に存在していないファンクションキー
情報が入力された場合には、通常表示が行なわれる。
【0033】印刷イメージ表示を行なう場合には、キー
ボード28の対応するファンクションキーを押す。もち
ろんファンクションキーを押すことだけでなく、たとえ
ば一定のコマンドをキーボードを用いて入力したり、プ
ルダウンメニュー等により選択するようにしてもよい。
CPU50はこの場合、用紙サイズ情報72と用紙長テ
ーブル74と印刷可能範囲情報76と文字幅情報78と
から印刷の際の用紙イメージと、印刷可能範囲を示す境
界イメージと、印刷時の文字イメージとを生成し、VR
AM62内に書込む。VRAM62に書込まれた印刷イ
メージ情報はLCD64上に出力される。この処理の詳
細については後述するが、印刷イメージ情報として用紙
サイズと文字のみならず、印刷可能範囲を示す境界イメ
ージが表示されるので、プロポーショナルスペーシング
などの書式に従って文字種変更を行ない、その結果文字
の一部が印刷可能範囲からはみ出した場合でも、その文
字は画面上に表示される。したがって、印刷可能範囲の
境界イメージと比較することにより、どの文字が印刷可
能範囲からはみ出しているかが容易に確認できる。また
用紙サイズも同時に表示されるので、印刷される文字が
用紙全体に対してどのような位置関係となっているかも
容易に確認することができる。
【0034】以下、図2を参照して、この実施例のワー
ドプロセッサのメインプログラムについて説明する。こ
のプログラムは前述したようにROM52に格納され、
CPU50によって実行される。
【0035】図2を参照して、キーボード28から何ら
かの情報が与えられると、まずステップ(以下「S」と
省略する)001において、入力された情報がファンク
ションキー情報かどうかについての判断が行なわれる。
ファンクションキー情報であれば制御はS003に、そ
うでなければ制御はS002にそれぞれ進む。
【0036】S002では、編集メモリ24(図1)に
データが格納される。これによりこのプログラムは終了
し、次にキーボードからデータが入力されたときに再び
S001以下の処理が行なわれる。
【0037】一方入力されたデータがファンクションキ
ーであると判断された場合には、S003で、入力され
たファンクション情報がファンクションテーブル26の
ファンクション欄90のいずれかにあるかどうかについ
ての判断が行なわれる。存在した場合には制御はS00
5に、それ以外の場合には制御はS004にそれぞれ進
む。
【0038】S004では、表示倍率の変更などの処理
は行なわず、入力されたファンクションキー情報によっ
て特定される機能を実行する処理が行なわれる。その機
能が終了するとこのプログラムは終了する。そして再び
キーの入力待ちとなり、何らかの入力があるとS001
以下の処理が繰返し行なわれる。
【0039】一方S005では、ファンクションテーブ
ル26から、入力されたファンクションキー情報が格納
されたファンクション欄に対応する表示倍率欄92か
ら、そのファンクションキー情報により特定される機能
に対する最適な表示倍率が読出される。制御はS006
に進む。
【0040】S006では、S005で読出された表示
倍率に従って、表示画面の書換が行なわれる。具体的に
はCPU50が、表示データを、指定された表示倍率に
従って再計算し、VRAM62に再格納する。LCD制
御部60は、VRAM62に書込まれたデータをLCD
64上に表示する。
【0041】さらにS007では、入力されたファンク
ションキーに対応する機能を実行する処理が行なわれ
る。この処理はS004で行なわれるものと同様であ
り、その詳細については、後述する印刷イメージ表示機
能を除けば本願発明とは直接関係ないのでここではその
説明は行なわないこととする。
【0042】S007の処理が終了すると、S008
で、S006により一旦変更された表示倍率を、変更前
の元の表示倍率に修正する処理が行なわれる。この処理
によりVRAM62内に格納されるデータが再計算さ
れ、LCD64上には通常の画面表示が行なわれる。
【0043】S008の後制御は再びキー入力待ちとな
る。何らかのデータの入力があれば再びS001以下の
処理が実行される。
【0044】S006に示されるように、指定された機
能に対応して最適と思われる表示倍率に画面表示が自動
的に切換わるので、従来のように各機能ごとに手操作で
オペレータが最適と思う表示倍率に変更する必要はな
い。またS008に示されるように、その機能が終了す
ると再び元の画面に戻されるので、従来のように手操作
で画面表示を元に戻す手間も不要となる。
【0045】ファンクションテーブル26内の表示倍率
欄92の設定について以下に説明する。なお、各機能ご
とに、表示倍率を変更するためのファンクションキーが
キーボード28上に割り当てられているものとする。そ
のファンクションキーが押されると、図3に示されるプ
ログラムが実行される。
【0046】図3を参照して、まずS101で、現在実
行されている機能を検出する処理が行なわれる。この処
理は実際には、あるファンクションキーが押されるたび
に、そのファンクションキーに割り当てられたファンク
ションキーコードをメモリに格納しておき、S101で
このファンクションキーコードを読出すことにより行な
われる。
【0047】次にS102で、S101で読出されたフ
ァンクションキーコードを、図1に示されるファンクシ
ョンテーブル26のファンクション欄90のいずれか1
つに格納する。
【0048】続いてS103で、オペレータがキーボー
ド28を用いて設定した表示倍率を、ファンクションテ
ーブル26の、S102で選択されたファンクション欄
90に対応する表示倍率欄92に格納する。これによ
り、このファンクションキーにより特定される機能が実
行されると、S103で設定された表示倍率が図2のS
005で読出されることになり、以後この機能が実行さ
れるたびにこの表示倍率が適用される。
【0049】なお、図3のS102で、既に同一のファ
ンクションキーコードがファンクションテーブル26内
に設定された場合には、その設定されていたファンクシ
ョンキーコードのファンクション欄90に対応する表示
倍率欄92の内容をS103で書換えればよい。
【0050】図3のようなプログラムを設けることによ
り、各機能ごとにオペレータが最適と考える表示倍率を
設定することができる。その機能を実行するごとに、設
定された最適な表示倍率での表示に自動的に切換わるの
で、その都度表示倍率を手操作で変更する必要がない。
またその機能が終了するたびに自動的に元の表示倍率に
復帰する。したがって、たとえば文書全体を扱ったり、
図形の一部を細かく操作したり、文字と全体イメージと
の双方を確認したりするような複数種類の編集機能ごと
に、最適な表示倍率での作業を、手操作による表示倍率
の変更を行なうことなくできる。
【0051】たとえば、文字を扱う必要がある編集機能
を実行する場合には、文字が明確に認識できる表示倍率
とし、全体イメージを見る必要がある編集機能を実行す
る場合には、文字の詳細は明確ではなくとも、全体イメ
ージが明確にわかるような表示倍率で、自動的な表示倍
率の変更を行なうことができる。たとえば全体イメージ
がわかる倍率では、文字の詳細を表示する必要がないの
で、処理速度が低下する心配もない。また、文字と全体
イメージとの双方がある程度の大きさで確認できるよう
な中間的な倍率を選択することも可能である。また、こ
のワードプロセッサを使用するオペレータが、各機能に
ついて最適と思われる表示倍率を設定することができる
ので、各オペレータの操作しやすい環境を設定できると
いう効果もある。この場合さらに、ファンクションテー
ブル26を予め複数通り用意しておき、オペレータが好
みのファンクションテーブルを選択するようにしてもよ
い。
【0052】以上の動作の概略を画面イメージとして表
わすと図4および図5に示すようになる。たとえば図4
を参照して、図4(a)で通常の編集画面100による
編集処理を行なっているものとする。カーソル102が
図4(a)に示されるような位置にある場合に、用紙全
体を見て操作した方がわかりやすい機能、たとえば図形
枠を作成する機能などが起動された場合を考える。この
場合、枠作成処理に対応して予め設定されている表示倍
率に従い、図4(b)に示されるように画面100内
に、用紙イメージ104が縮小表示される。このように
縮小表示された用紙イメージ104の上であれば、枠1
06の位置決めやその大きさの決定は容易に行なえる。
枠作成処理が終了すると、オペレータは、処理の終了を
示すファンクションキーを押す。これに応答して、図4
(c)に示されるように、画面100上の表示は通常表
示に戻る。枠106は、その一部しか画面100内に表
示されていないが、図4(b)に示されるように用紙全
体中での配置は既に確認されているため、以後の編集を
容易に行なうことができる。
【0053】同様の処理は図形を編集する場合にも行な
われる。図形を編集する場合には、図形の細かい部分を
修正するときのように、画面表示を拡大する必要が生ず
る場合がある。図5に示されるのはそのような場合であ
る。
【0054】図5(a)において、通常の画面100に
よる編集処理が実行されているものとする。既に図面枠
106が設定されており、この枠106内に図形を作成
する場合を考える。通常表示では、細かい図形をこの枠
106内に作成することは困難な場合が多い。そこで本
願の実施例のワードプロセッサでは、図形編集処理が選
択されると、図5(b)に示されるように、カーソルが
存在している部分の近傍が画面100上に表示されるよ
うに、表示倍率の拡大が行なわれる。枠106のうち、
画面100内に表示される部分が拡大されるので、比較
的細かい図形108を容易に編集することができる。図
形編集処理が終了すると、処理の終了を示すファンクシ
ョンキーをオペレータが押下する。これに応答して図5
(c)に示されるように、画面100上の表示は再び通
常倍率の表示に戻る。
【0055】以上のようにこの実施例のワードプロセッ
サでは、各機能ごとに最適な表示倍率が予め設定され、
それぞれの機能が選択されると、自動的にそれぞれの最
適な表示倍率で画面表示が行なわれる。各機能を実行中
に、それぞれの最適な表示倍率を個別に変更し、以後そ
の機能が実行されるごとにその変更された表示倍率の表
示を自動的に行なうことができる。
【0056】なお、用紙全体を表示するための表示倍率
については、設定された用紙サイズと画面のサイズとか
ら容易に計算を行なうことができる。一方で、この表示
倍率については、オペレータによって設定するようにす
ることもできる。
【0057】そのような用紙全体を表示する機能として
前述の印刷イメージ表示機能がある。以後、この実施例
のワードプロセッサの印刷イメージ表示機能の詳細につ
いて説明する。この機能は、たとえば図2のS007で
実行される各ファンクションキーに対応する処理のうち
の1つと考えることができる。
【0058】図6を参照して、印刷イメージ表示機能が
起動されると、まずS201で、編集メモリ24の用紙
サイズ情報領域72に格納されている用紙サイズ情報
と、用紙長領域74に、B5/A4/B4などの各用紙
サイズごとに格納されている用紙長テーブルをサーチし
て得られた用紙長と、ファンクションテーブル26を参
照して得られた、印刷イメージ表示に対応する表示倍率
とに基づいて、用紙イメージの、表示データ上での表示
座標を算出する。
【0059】続いてS202で、この用紙イメージを表
示する。具体的にはVRAM62に、用紙の大きさに対
応する用紙イメージを示すデータが書込まれ、LCD制
御部60によってLCD64上に表示される。
【0060】続いてS203で、図1の領域76に格納
されている印刷可能範囲情報に基づいて、印刷可能範囲
を示す境界イメージを表示するための表示座標を算出
し、表示装置22上に表示する。この表示も具体的に
は、VRAM62の所定座標に、印刷可能範囲の境界イ
メージを示す画像データを書込み、LCD制御部60を
介してLCD64上に表示することにより行なわれる。
【0061】さらにS205では、図1の領域70に格
納されている文書データの、LCD64上への表示が行
なわれる。その詳細については図7を参照して以下に説
明する。
【0062】図7を参照して、まずS301で、領域7
0に格納されている文書データから、1行分のデータを
展開し、編集メモリ24内のバッファに文字コードをセ
ットする。
【0063】続いてS302で、このバッファにセット
されたある文字コード(先頭から1つずつ選択される)
に対応する文字パターンを、たとえばROM52内に格
納されたデータから読出す。
【0064】S303で、読出された文字パターン(た
とえばドットパターン)に対して、表示倍率に合った大
きさに変更するための圧縮処理を行なう。
【0065】S304で、処理中の文字コードに対する
文字幅の情報を、編集メモリ24内の領域78から読出
す。
【0066】S305で、S304で読出された文字幅
の情報と、これ以前の文字の文字幅の情報とに基づき、
処理中の文字の表示座標を算出する。
【0067】S306で、算出された文字の表示の座標
が印刷可能範囲を超えているかどうかについての判定を
行なう。この判定は、S305で算出された表示座標
と、S203で算出された印刷可能範囲の境界イメージ
の表示座標とを比較することにより行なわれる。印刷可
能範囲を超えていなければ処理はS308に進む。もし
も表示座標が印刷可能範囲を超えている場合にはさらに
S307で、表示座標が用紙サイズを超えているかどう
かについての判定が行なわれる。この判定は、各文字の
表示座標と図6のS201で算出された用紙サイズイメ
ージの表示座標とを比較することにより行なわれる。超
えている場合には制御はS309に進み、超えていない
場合には制御はS308に進む。
【0068】S308では、その1文字のデータを表示
装置22上に表示する処理が行なわれる。より具体的に
はその1文字の、S303で得られた圧縮後の文字パタ
ーンを、VRAM62の、S305で算出された表示座
標に書込むことにより行なわれる。S308の後S30
9に処理が進む。
【0069】S309では、1行分のデータが終了した
かどうかについての判定が行なわれる。終了していなけ
れば制御は再びS302に戻り、その行の次の文字に対
してS302〜S309の処理が繰返し行なわれる。1
行分のデータが終了している場合には制御はS310に
進む。
【0070】S310では、1頁の最終行のデータが終
了したかどうかについての判断が行なわれる。最終行で
あれば文書の表示処理は終了し、最終行でなければ制御
はS311に進む。
【0071】S311では、S301で展開される文書
データのアドレスを増加させる処理が行なわれる。S3
11の後制御はS301に戻り、S301以下の処理が
繰返して実行される。
【0072】この図7に示される構造のプログラムによ
れば、表示座標が印刷可能範囲を超えていても、用紙サ
イズを超えていない限りは、印刷イメージとしてその文
字が画面に表示される。また用紙イメージと、印刷可能
範囲を示す境界イメージも画面上に表示されるので、ど
の行のどの文字以降が印刷可能範囲を超えているかを容
易に判定することができる。
【0073】これを図8に図解する。図8を参照して、
用紙範囲線120と、印刷可能範囲線122とが、とも
に画面上に表示される。さらに、印刷可能範囲を超える
文字124もこれらに重ねて表示される。したがって、
印刷時に文字がはみ出る行の存在を容易に確認でき、さ
らにどの文字列で改行すべきかを容易に判別することが
できる。したがって、所望の形式の文書を効率よく作成
することが容易になるという効果がある。
【0074】以上、本発明を一実施例に基づいて説明し
たが、本発明は上述の実施例には限定されず、特許請求
の範囲に規定される範囲内で様々に変更して実施するこ
とができることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の文書処理
装置においては、文書を印刷する用紙全体に関係する第
1の編集機能が起動されると、文書が自動的に縮小表示
され、第1の編集機能が終了すると、自動的に通常の表
示に戻される。第1の編集機能を起動および終了するた
びに手操作によって表示倍率を変更する手間を省くこと
ができ、より効率よく文書処理を行なうことができる文
書処理装置を提供できる。
【0076】請求項2に記載の文書処理装置において
は、表示倍率記憶手段に記憶されている編集機能が起動
されると、対応する最適な表示倍率による文書表示が自
動的に行なわれ、その編集機能が終了すると、通常の表
示に自動的に変更される。表示倍率記憶手段に記憶され
ている編集機能を起動および終了するたびに手操作によ
って表示倍率を変更する手間を省くことができ、より効
率よく文書処理を行なうことができる文書処理装置を提
供できる。
【0077】請求項3に記載の文書処理装置において
は、表示倍率記憶手段に記憶されている編集機能が起動
されると、対応する最適な表示倍率による文書表示が自
動的に行なわれ、その編集機能が終了すると、通常の表
示に自動的に変更される。表示倍率記憶手段に記憶され
ている表示倍率は、倍率変更手段を用いて手操作により
使用者が最適と考える値に設定できる。編集機能を起動
および終了するたびに手操作によって表示倍率を変更す
る手間をかけずに、使用者が最適と考える倍率で自動的
に文書が表示されるので、より効率よく文書処理を行な
うことができる文書処理装置を提供できる。
【0078】請求項4に記載の文書処理装置において
は、印刷イメージ表示機能が起動されると、用紙イメー
ジと、編集中の文書の印刷イメージと、用紙イメージ上
における印刷可能範囲を示す境界イメージとが重ねて表
示手段上に表示される。用紙サイズと印刷可能範囲と文
字の位置とを容易に確認できる。最終的に印刷される文
書のイメージを容易に予測でき、より効率よく文書編集
を行なうことができる文書処理装置を提供できる。
【0079】請求項5に記載の文書処理装置において
は、印刷イメージ表示機能が起動されると、用紙イメー
ジと、編集中の文書の印刷イメージと、用紙イメージ上
における印刷可能範囲を示す境界イメージとが重ねて表
示手段上に表示される。このとき、印刷可能範囲の外に
位置する文字も表示手段上に表示されるので、印刷可能
範囲外に位置する文字が発生していることと、どの行の
どの部分が印刷可能範囲外に位置しているかとを容易に
確認できる。最終印刷結果を的確に予測して必要な変更
を行なうことが容易になる。したがって、より効率よく
文書の編集を行なうことができる文書処理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のワードプロセッサのブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例のワードプロセッサにおいて
実行されるプログラムのメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図3】表示倍率設定変更処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の一実施例のワードプロセッサの画面表
示を模式的に示す図である。
【図5】本発明の一実施例のワードプロセッサの画面表
示の変化を模式的に示す図である。
【図6】本発明の一実施例のワードプロセッサにおける
印刷イメージ表示処理のフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートの一部である文書の表示
処理をより詳細に示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例のワードプロセッサにおける
印刷イメージ表示処理の表示結果を模式的に示す図であ
る。
【図9】従来の文書処理装置における通常処理画面を示
す模式図である。
【図10】従来の文書処理装置における、用紙全体に関
係する編集処理における画面表示を模式的に示す図であ
る。
【図11】従来の文書処理装置における印刷イメージ表
示機能の表示を模式的に示す図である。
【図12】従来の文書処理装置における印刷イメージ表
示機能による表示結果を模式的に示す図である。
【図13】従来の文書処理装置において、文字の一部が
印刷可能範囲外に存在する場合の表示結果を示す模式図
である。
【符号の説明】
20 制御部 22 表示装置 24 編集メモリ 26 ファンクションテーブル 28 キーボード 50 CPU 62 VRAM 70 作業領域/テキスト領域 72 用紙サイズ情報領域 74 用紙長テーブル領域 76 印刷可能範囲情報領域 78 文字幅情報領域 90 ファンクション欄 92 表示倍率欄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を印刷する用紙全体に関係する第1
    の編集機能を含む複数種類の編集機能を有する、文書の
    編集手段と、 前記編集手段に接続され、編集に必要な情報を表示する
    ための表示手段と、 前記編集手段に接続され、編集のための情報を入力する
    ための入力手段と、 前記編集手段と前記表示手段とに接続され、前記第1の
    編集機能が起動されているか否かに基づいて、前記表示
    手段による文書の倍率を、前記用紙全体が表示できる縮
    小表示と、通常の表示との間で自動的に変更するための
    表示倍率変更手段とを含む、文書処理装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の編集機能を有する、文書の編
    集手段と、 前記編集手段に接続され、編集に必要な情報を表示する
    ための表示手段と、 前記編集手段に接続され、編集のための情報を入力する
    ための入力手段と、 前記複数種類の編集機能の少なくとも一部と、その各々
    が起動された場合の編集中の文書の最適な表示倍率とを
    記憶するための表示倍率記憶手段と、 前記表示倍率記憶手段に記憶されている編集機能が起動
    されているか否かに基づいて、対応する前記最適な表示
    倍率による表示と、通常の表示との間で文書の表示倍率
    を自動的に変更するための表示倍率変更手段とを含む、
    文書処理装置。
  3. 【請求項3】 複数種類の編集機能を有する、文書の編
    集手段と、 前記編集手段に接続され、編集に必要な情報を表示する
    ための表示手段と、 前記編集手段に接続され、編集のための情報を入力する
    ための入力手段と、 前記複数種類の編集機能の少なくとも一部と、その各々
    が起動された場合の編集中の文書の最適な表示倍率とを
    記憶するための表示倍率記憶手段と、 前記表示倍率記憶手段に記憶されている前記表示倍率を
    変更するための手操作可能な倍率変更手段と、 前記表示倍率記憶手段に記憶されている編集機能が起動
    されているか否かに基づいて、対応する前記最適な表示
    倍率による表示と、通常の表示との間で文書の表示倍率
    を自動的に変更するための表示倍率変更手段とを含む、
    文書処理装置。
  4. 【請求項4】 文書の編集手段と、 前記編集手段に接続され、編集に伴う情報を表示するた
    めの表示手段と、 前記編集手段に接続され、文書の編集のための情報を入
    力するための入力手段と、 編集中の文書が印刷される用紙とその印刷可能範囲とを
    定める印刷情報を記憶するための記憶手段と、 前記入力手段により印刷イメージ表示機能が起動された
    ことに応答して、前記記憶手段を参照し、用紙イメージ
    と、編集中の文書の印刷イメージと、前記用紙イメージ
    上における印刷可能範囲を示す境界イメージとを重ねて
    前記表示手段上に表示させるための印刷イメージ表示手
    段とを含む、文書処理装置。
  5. 【請求項5】 文書の編集手段と、 前記編集手段に接続され、文書の編集に伴う情報を表示
    するための表示手段と、 前記編集手段に接続され、文書の編集のための情報を前
    記編集手段に入力するための入力手段と、 編集中の文書が印刷される用紙のサイズと印刷可能範囲
    とを定める用紙情報を記憶するための記憶手段とを含
    み、 前記編集手段は、前記用紙情報と、使用中の文字種情報
    とに基づいて、編集中の文書の文字を前記印刷可能範囲
    内に収めるように文書内の文字を配列する機能を有して
    おり、 前記配列する機能は、文字種が特定のものに変更された
    場合には、前記印刷可能範囲外にも文字を配列する可能
    性があり、さらに、 前記入力手段により印刷イメージ表示機能が起動された
    ことに応答して、前記記憶手段を参照して、用紙イメー
    ジと、前記印刷可能範囲の外に位置する文字をも含む編
    集中の文書の印刷イメージと、前記用紙イメージ上にお
    ける印刷可能範囲を示す境界イメージとを重ねて前記表
    示手段上に表示させるための印刷イメージ表示手段とを
    含む、文書処理装置。
JP5258066A 1993-10-15 1993-10-15 文書処理装置 Pending JPH07114543A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200250A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Canon Inc レイアウト処理装置及びレイアウト処理方法
WO2012114523A1 (ja) * 2011-02-25 2012-08-30 富士通株式会社 設計装置、設計方法、及び設計プログラム
US8572475B2 (en) 2008-09-02 2013-10-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Display control of page data by annotation selection

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