JP2001117910A - 文書書式自動修正装置及び方法並びに文書書式自動修正プロブラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

文書書式自動修正装置及び方法並びに文書書式自動修正プロブラムを記憶した記憶媒体

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JP2001117910A
JP2001117910A JP29830799A JP29830799A JP2001117910A JP 2001117910 A JP2001117910 A JP 2001117910A JP 29830799 A JP29830799 A JP 29830799A JP 29830799 A JP29830799 A JP 29830799A JP 2001117910 A JP2001117910 A JP 2001117910A
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Ikuhiro Inoue
郁博 井上
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えの悪い文書書式の文書を、見栄えの良
い文書書式の文書に自動修正する。 【解決手段】 罫線を含む文書の入力、文字書式または
罫線書式の修正指示、及び文書の出力指示を行う入力部
と、入力部により入力された文書を記憶する文書記憶部
と、ある文字書式に対応した最適な罫線書式を記憶した
罫線書式修正テーブルと、ある罫線書式に対応した最適
な文字書式を記憶した文字書式修正テーブルと、入力部
から文字書式または罫線書式の修正指示を受け、文書書
式を修正する文書を文書記憶部から読み出し、前記二つ
のテーブルのいずれかを参照し、文字書式または罫線書
式のうちいずれか一方を他方の文書書式に対応した最適
な罫線書式または文字書式に自動修正する文書書式自動
修正部と、自動修正された文書書式の文書を出力する出
力部とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
や文書処理が可能なパーソナルコンピュータ、情報処理
装置に適用され、罫線を含む文書が表示または印刷する
際、見栄えの悪い文書書式の文書を見栄えの良い文書書
式の文書に自動修正する文書書式自動修正装置及び方法
並びに文書書式自動修正プロブラムを記憶した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、百貨店、小売店などの流通産業に
おいて携帯端末装置がよく使用されている。この携帯端
末の表示画面の大きさ、表示文字の大きさ、表示文字数
は限られ、固定であった。これを改善する従来技術とし
て、特開平9―90928号公報の記載によれば、任意
の大きさの文字、及びその文字に対応した罫線を表示し
て多くの用途に対処できる表示装置が提案されている。
この公報の表示装置は、フォントデータを構成するライ
ンデータが同時に書き込みされるドット数を最小桁幅と
して、桁方向がオフセットアドレスで指定され、ライン
方向がセグメントアドレスで指定されるビデオRAMを
介し、罫線を含む複数種類の大きさの文字を文字表示様
式で表示するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9―90928号公報の記載の表示装置は、任意の大き
さの文字及びその文字に対応した罫線を表示することが
できるが、予め設定された一方の文字及び罫線の種類、
大きさに対応させて、他方の罫線及び文字の種類や太さ
を自動修正するよう構成されていない。このため、ユー
ザが文字と罫線の種類、大きさを―々変更して修正する
必要があり、その修正操作が繁雑になるという問題があ
る。また、一般に、ワードプロセッサや文書処理が可能
なパーソナルコンピュータにおいて、入力された文字や
罫線はその種類や太さが自動修正されることなく表示ま
たは印刷されるため、文書を構成する文字と罫線がくつ
つきすぎたり、重なったりして見栄えが悪くなるという
問題があった。
【0004】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、罫線を含む文書を表示または印刷する際、文書書
式の設定によって見栄えの悪い文書を見栄えの良い文書
書式の文書に自動修正することができる文書書式自動修
正装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、罫線を含む文
書の入力、文字書式または罫線書式の修正指示、及び文
書の出力指示を行う入力部と、入力部により入力された
文書を記憶する文書記憶部と、ある文字書式に対応した
最適な罫線書式を記憶した罫線書式修正テーブルと、あ
る罫線書式に対応した最適な文字書式を記憶した文字書
式修正テーブルと、入力部から文字書式または罫線書式
の修正指示を受け、文書書式を修正する文書を文書記憶
部から読み出し、前記二つのテーブルのいずれかを参照
し、文字書式または罫線書式のうちいずれか一方を他方
の文書書式に対応した最適な罫線書式または文字書式に
自動修正する文書書式自動修正部と、自動修正された文
書書式の文書を出力する出力部とを備えたことを特徴と
する文書書式自動修正装置である。
【0006】本発明によれば、罫線を含む文書を表示ま
たは印刷する際、文書書式の設定によって見栄えの悪い
文書を見栄えの良い文書書式の文書に自動修正すること
ができる。これにより、例えば、文字と罫線がくっつき
すぎたり、重なったりするのを回避することができる。
【0007】前記文書書式自動修正部は、前記文字書式
修正テーブルを参照して、文書中の文字の太さを罫線の
種類に対応した最適な文字の太さに自動修正する構成に
してもよい。この構成によれば、文書中の文字の太さを
罫線の種類に対応した最適な文字の太さに自動修正され
るので、見栄えのよい文書書式の文書に修正して出力す
ることができる。
【0008】前記文書書式自動修正部は、前記文字書式
修正テーブルを参照して、文書中の文字の種類を罫線の
種類に対応した最適な文字の種類に自動修正する構成に
してもよい。この構成によれば、文書中の文字の種類
(ゴシック、明朝体など)を罫線の種類に対応した文字
の種類に自動修正されるので、見栄えのよい文書書式の
文書に修正して出力することができる。
【0009】前記文書書式自動修正部は、前記罫線書式
修正テーブルを参照して、文書中の罫線の種類を文字の
太さに対応する最適な罫線の種類に自動修正してもよ
い。この構成によれば、文書中の罫線の種類を文字の太
さに対応する最適な罫線の種類に自動修正されるので、
見栄えのよい文書書式の文書に修正して出力することが
できる。
【0010】前記文書書式自動修正部は、前記罫線書式
修正テーブルを参照して、文書中の罫線の種類を文字の
種類に対応する最適な罫線の種類に自動修正してもよ
い。この構成によれば、文書中の罫線の種類を文字の種
類に対応する最適な罫線の種類に自動修正されるので、
見栄えのよい文書書式の文書に修正して出力することが
できる。
【0011】前記文書書式自動修正部は、前記入力部に
よって入力された文字書式の修正指示、罫線書式の修正
指示、または書式無修正指示に基づいて文書書式を修正
するか否かを判定する構成にしてもよい。この構成によ
れば、ユーザは意図する文書書式に修正したり、または
修正しない指示が可能となる。
【0012】本発明の別の観点によれば、入力部を用い
て、罫線を含む文書の入力、文字書式または罫線書式の
修正指示、及び文書の出力指示を行い、文書記憶部を用
いて、入力部により入力された文書を記憶し、罫線書式
修正テーブルを用いて、ある文字書式に対応した最適な
罫線書式を記憶し、文字書式修正テーブルを用いて、あ
る罫線書式に対応した最適な文字書式を記憶し、入力部
から文字書式または罫線書式の修正指示を受け、文書書
式自動修正部を用いて、文書書式を修正する文書を文書
記憶部から読み出し、前記二つのテーブルのいずれかを
参照し、文字書式または罫線書式のうちいずれか一方を
他方の文書書式に対応した最適な罫線書式または文字書
式に自動修正し、出力部を用いて、自動修正された文書
書式の文書を出力することを特徴とする文書書式自動修
正方法が提供される。
【0013】本発明の別の観点によれば、入力部を用い
て、罫線を含む文書に入力、文字書式または罫線書式の
修正指示、及び文書の出力指示を行う機能と、文書記憶
部を用いて、入力部により入力された文書を記憶する機
能と、罫線書式修正テーブルを用いて、ある文字書式に
対応した最適な罫線書式を記憶する機能と、文字書式修
正テーブルを用いて、ある罫線書式に対応した最適な文
字書式を記憶する機能と、入力部から文字書式または罫
線書式の修正指示を受け、文書書式を修正する文書を文
書記憶部から読み出し、前記二つのテーブルのいずれか
を参照し、文字書式または罫線書式のうちいずれか一方
を他方の文書書式に対応した最適な罫線書式または文字
書式に自動修正する機能と、出力部を用いて、自動修正
された文書書式の文書を出力する機能とをコンピュータ
に実行させる文書書式自動修正プログラムを記憶した記
憶媒体が提供される。
【0014】この構成によれば、記憶媒体から文書書式
自動修正プログラムを読み出して、ワードプロセッサや
文書処理が可能なパーソナルコンピュータ、情報処理装
置のプログラムメモリにインストールすることにより、
罫線を含む文書が表示または印刷する際、文書書式の設
定によって見栄えの悪い文書を見栄えの良い文書書式の
文書に自動修正することができる文書書式自動修正装置
を実現することができる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、図に示す実施例に基づいて本
発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定され
るものではない。
【0016】図1は本発明の一実施例である文書書式自
動修正装置の全体構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はCPU、ROM、RAM、I/Oポートか
らなるコンピュータで構成された制御部を示し、制御部
1はアドレバス/データバス16を介して各部を制御す
る。また、制御部1のROM、RAMは、各部を制御す
るためのプログラムを記憶するプログラムメモリとして
も機能する。
【0017】2はキーボード、マウス、ペン・タブレッ
トなどの入力機器及びそれらを駆動するドライバーなど
で構成される入力部を示し、入力部2は、罫線を含む文
書に入力、文字書式または罫線書式の修正指示、及び文
書の出力指示などを行う。
【0018】3はCRTディスプレイ、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどの表
示装置及びそれらを駆動するドライバーなどで構成され
る表示部を示し、表示部3は、入力部2により入力され
た文書、各種指示内容、自動修正された文書書式の文書
を表示する出力部として機能する。4はサーマルプリン
タ、レーザプリンタなどの印刷装置及びそのドライバー
などで構成される印刷部を示し、印刷部4は、入力部2
により入力された文書、自動修正された文書書式の文書
を印刷する出力部として機能する。
【0019】5はRAM、EEPROMなどで構成され
る第1文字データメモリを示し、第1文字データメモリ
5は、入力部2により入力された文字書式修正前の文字
データを記憶する(図2参照)。6はRAM、EEPR
OMなどで構成される第1罫線データメモリを示し、第
1罫線データメモリ6は、入力部2により入力された罫
線書式修正前の罫線データを記憶する(図3参照)。
【0020】7はROM、EEPROMなどで構成され
る罫線書式修正テーブルを示し、罫線書式修正テーブル
7は、ある文字書式に対応した最適な罫線書式、罫線書
式の修正規則を記憶している(図4参照)。8はRO
M、EEPROMなどで構成される文字書式修正テーブ
ルを示し、文字書式修正テーブル8は、ある罫線書式に
対応した最適な文字書式、文字書式の修正規則が記憶さ
れている(図5参照)。
【0021】9はCPU及び文書書式自動修正プログラ
ムで構成される文書書式自動修正部を示し、文書書式自
動修正部9は、文書書式自動修正プログラムの処理手順
に基づき文書書式を自動修正する(図7参照)。
【0022】10はRAM、EEPROMなどで構成さ
れる第2文字データメモリを示し、第2文字データメモ
リ10は、文書書式自動修正部9により修正された文字
書式修正後の文字データを記憶する。11はRAM、E
EPROMなどで構成される第2罫線データメモリを示
し、第2罫線データメモリ11は、文書書式自動修正部
9により修正された罫線書式修正後の罫線データを記憶
する。
【0023】12はRAM、EEPROMなどで構成さ
れるイメージデータ展開バッファであり、イメージデー
タ展開バッファ12は、5、6、10、11のデータメ
モリから文字データ、罫線データを読み出して表示や印
刷する際のイメージデータに展開しそれを記憶するメモ
リである。このイメージデータを表示部3、印刷部4を
用いて、表示/印刷を実現する。
【0024】13はRAM、EEPROMなどで構成さ
れる文書書式修正モードバッファであり、文字データを
優先して罫線データの書式を修正するか、罫線データを
優先して文字データの書式を修正するか、それとも入力
した文書の書式を修正しないかを入力部2を用いて選択
するためのモードを記憶する。
【0025】14はRAM、EEPROM、フラッシュ
メモリなどからなる半導体メモリ、フロッピーディス
ク、ハードディスクなどからなる磁気メモリ、CD−R
OM、DVDなどからなる光メモリなどで構成される記
憶媒体を示す。
【0026】記憶媒体14は、入力部2を用いて、罫線
を含む文書に入力、文字書式または罫線書式の修正指
示、及び文書の出力指示を行う機能と、文書記憶部(第
1文字データメモリ5、第1罫線データメモリ6)を用
いて、入力部2により入力された文書を記憶する機能
と、罫線書式修正テーブル7を用いて、ある文字書式に
対応した最適な罫線書式を記憶する機能と、文字書式修
正テーブル8を用いて、ある罫線書式に対応した最適な
文字書式を記憶する機能と、入力部2から文字書式また
は罫線書式の修正指示を受け、文書書式を修正する文書
を文書記憶部(5、6)から読み出し、前記二つのテー
ブル7、8のいずれかを参照し、文字書式または罫線書
式のうちいずれか一方を他方の文書書式に対応した最適
な罫線書式または文字書式に自動修正する機能と、出力
部(表示部3、印刷部4)を用いて、自動修正された文
書書式の文書を出力する機能とをコンピュータ(制御部
1のCPU)に実行させる文書書式自動修正プログラム
を記憶している。
【0027】15は記憶媒体14から文書書式自動修正
プログラムを読み出して、制御部1のプログラムメモリ
にインストールする記憶媒体読取部を示す。これによ
り、文書書式自動修正部9を備えなくても、文書書式自
動修正機能を実現することができる。
【0028】図2は本実施例の第1文字データメモリに
記憶される文字データのフォーマット例を示す図であ
る。文字データフォーマットは、色々な情報/形式が存
在するが、ここでは、図2のような例を示す。図2にお
いて、21は入力された文字を特定する文字コードを示
し、例えば、JISコード等の複数の規格のコードであ
る。22は明朝/毛筆/ゴシック等の文字種(書体)を
示し、文字種に番号1、2、3などを割り振っている。
【0029】23は文字の太さ(線幅)を示し、ここで
は、数字が大きいほど太い線を表している。太さ23
は、書体22で同―書体でも細い明朝や太い明朝などの
線幅を変えて文字の太さを変えている。24は文字の大
きさを表す拡大率を示し、例えば、拡大率1×1で通常
の全角文字を表し、拡大率2×2で4倍角文字を表して
いる。25は文字の色を示す。26は装飾種を示す。な
お、第2文字データメモリに記憶される文字データのフ
ォーマットは、第1文字データメモリに記憶される文字
データのフォーマットと同じであるので説明を省略す
る。
【0030】図3は本実施例の第1罫線データメモリに
記憶される罫線データのフォーマット例を示す図であ
る。罫線データフォーマットは色々な情報/形式が存在
するが、ここでは、図3のような例を示す。図3におい
て、31は罫線を入力したときの始点のXY座標系での
位置を示す。32は罫線を入力したときの始点/終点の
2点のXY座標系で1本の線単位を示す。
【0031】33は直線、破線、破線、2重線等の罫線
の線種を示し、線種に数字の番号を振っている。34は
罫線の線幅を示し、ここでは、数字が大きいほど太い線
を表している。35は罫線の線色を示す。なお、第2罫
線データメモリに記憶される罫線データのフォーマット
は、第1罫線データメモリに記憶される罫線データのフ
ォーマットと同じであるので説明を省略する。
【0032】図4は本実施例の罫線書式修正テーブルの
データ構成を示す図である。文字書体41、文字の太さ
42、罫線の太さ43がマトリクス状に全組み合わせが
定義されており、その組み合わせにより罫線の太さを細
くした方がいい場合には罫線の太さ43より、細くした
値44を記憶されている。太さを修正する必要がない組
み合わせでは、値43と同じ値44が記載されている。
この図4は文字を基準にしており、罫線側のサイズを修
正している。
【0033】図5は本実施例の文字書式修正テーブルの
データ構成を示す図である。文字書体51、文字太さ5
2、罫線太さ53がマトリクス状に全組み合わせが定義
されており、その組み合わせにより、文字の線幅を細く
した方がいい場合は、修正後の文字の太さ55を、ま
た、文字の種類を線の細い種類に修正した方がいい場合
は修正後の文字の種類54を記憶する。また、文字の種
類、太さとも修正する必要のない組み合わせでは、5
1、52と同値を54、55に記憶している。
【0034】図6は本実施例の文書書式修正モードバッ
ファに記憶されるモードの一例を示す図である。図6に
おいて、 モード1:OFF 文書書式の自動修正を行わない。 モード2:ON 罫線書式の自動修正を行う。 モード3:ON 文字書式の自動修正を行う。 文書書式自動修正部9は、入力部2によって入力された
モード1〜3のON/OFFに基づいて、文字書式を修
正するか、罫線書式を修正するか、または、いずれの書
式も修正しないかを判定する。
【0035】図7は本実施例の文書書式自動修正の処理
手順を示すフローチャートである。図7において、 S71:文字データが入力されているか判定する。文字
データが入力されていなければ、文書書式の自動修正を
行う必要がないので、まず文字データが入力されてるか
をチェックする。このチェックは、図2に示す第1文字
データメモリに文字データが記憶されてるかどうかで行
うことができる。文字データが入力されていれば、次の
S72のステップに進む。文字データが入力されていな
ければ、S77のステップに分岐する。
【0036】S72:罫線データが入力されているか判
定する。罫線データが入力されていなければ、文書書式
の自動修正を行う必要がないので、罫線データが入力さ
れているかをチェックする。このチェックは、図3に示
す第1罫線データメモリに罫線データが記憶されている
かどうかで行うことができる。罫線が入力されていれ
ば、S73のステップに進む。罫線が入力されていなけ
れば、S77のステップに分岐する。
【0037】S73:文書書式自動修正モードバッファ
のモードをチェックする。例えば、ユーザによって、文
書書式を自動修正しないときは、モード1が選択されO
FFに設定され、罫線書式を自動修正するときは、モー
ド2が選択されONに設定され、文字書式を自動修正す
るときは、モード3が選択されONに設定される。モー
ド2または3が選択されONであれば、次のS74のス
テップに進む。モード1が選択されOFFになっていれ
ば、S77のステップに分岐する。
【0038】S74:文書書式自動修正を行うため、文
字データと罫線データを第1文字データメモリ5と第1
罫線データメモリ6に記憶する。 S75:モード2がONならば、罫線書式修正テーブル
7の修正規則に従って、第1罫線データメモリ3の罫線
データを修正し、第2罫線データメモリ11に記憶す
る。また、モード3がONならば、文字書式修正テーブ
ル8の修正規則に従って、第1文字データメモリ2に記
憶された文字データを修正し、第2文字データメモリ1
0に記憶する。
【0039】S76:修正した第2文字データメモリ1
0または第2罫線データメモリ11のデータをもとに、
イメージデータ展開バッファ12において表示用または
印刷用のイメージデータに展開する。 S77:修正前の第1文字データメモリ5または第1罫
線データメモリ6のデータをもとに、イメージデータ展
開バッファ12において表示用または印刷用のイメージ
データに展開する。 S78:S76またはS77のステップで展開された表
示用または印刷用イメージデータをもとに、表示部3ま
たは印刷部4を用いて表示または印刷する。
【0040】図8は本実施例の文書書式修正前の文書書
式と展開された文書イメージデータの一例を示す図であ
る。図8に示すように、文字フォーマット(文字書式)
A、罫線フォーマット(罫線書式)Aに示すような文字
太さ、罫線太さで文書データを展開したイメージデータ
を印刷したものであるが、文字と罫線がくっつき、見づ
らいところがある。
【0041】図9は本実施例の文書書式修正モードと罫
線書式修正テーブルの設定内容の一例を示す図である。
図9では、罫線書式の修正を行うモード2に設定され、
罫線書式修正テーブルCを用いて、文書データのうち罫
線データを自動修正するものとする。
【0042】図10は本実施例の罫線書式修正後の文書
書式と展開された文書イメージデータの一例を示す図で
ある。図10では、図9の罫線書式修正テーブルCを用
いて、文字フォーマット(文字書式)B、罫線フォーマ
ット(罫線書式)Bに修正した展開イメージである。こ
こでは、文字フォーマットBは、文字フォーマットAと
同じで、罫線の線幅2から線幅1の罫線データに修正さ
れる。よって、罫線が細くなり、文字との間に透き間が
確保され見やすくなっている。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、罫線を含む文書を表示
または印刷する際、文書書式の設定によって見栄えの悪
い文書を見栄えの良い文書書式の文書に自動修正するこ
とができる。これにより、例えば、文字と罫線がくっつ
きすぎたり、重なったりするのを回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である文書書式自動修正装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の第1文字データメモリに記憶される
文字データのフォーマット例を示す図である。
【図3】本実施例の第1罫線データメモリに記憶される
罫線データのフォーマット例を示す図である。
【図4】本実施例の罫線書式修正テーブルのデータ構成
を示す図である。
【図5】本実施例の文字書式修正テーブルのデータ構成
を示す図である。
【図6】本実施例の文書書式修正モードバッファに記憶
されるモードの一例を示す図である。
【図7】本実施例の文書書式自動修正の処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】本実施例の文書書式修正前の文書書式と展開さ
れた文書イメージデータの一例を示す図である。
【図9】本実施例の文書書式修正モードと罫線書式修正
テーブルの設定内容の一例を示す図である。
【図10】本実施例の罫線書式修正後の文書書式と展開
された文書イメージデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 入力部 3 表示部 4 印刷部 5 第1文字データメモリ 6 第1罫線データメモリ 7 罫線書式修正テーブル 8 文字書式修正テーブル 9 文書書式自動修正部 10 第2文字データメモリ 11 第2罫線データメモリ 12 イメージデータ展開バッファ 13 文書書式修正モードバッファ 14 記憶媒体 16 記憶媒体読取部 17 バス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 罫線を含む文書の入力、文字書式または
    罫線書式の修正指示、及び文書の出力指示を行う入力部
    と、入力部により入力された文書を記憶する文書記憶部
    と、ある文字書式に対応した最適な罫線書式を記憶した
    罫線書式修正テーブルと、ある罫線書式に対応した最適
    な文字書式を記憶した文字書式修正テーブルと、入力部
    から文字書式または罫線書式の修正指示を受け、文書書
    式を修正する文書を文書記憶部から読み出し、前記二つ
    のテーブルのいずれかを参照し、文字書式または罫線書
    式のうちいずれか一方を他方の文書書式に対応した最適
    な罫線書式または文字書式に自動修正する文書書式自動
    修正部と、自動修正された文書書式の文書を出力する出
    力部とを備えたことを特徴とする文書書式自動修正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記文書書式自動修正部は、前記文字書
    式修正テーブルを参照して、文書中の文字の太さを罫線
    の種類に対応した最適な文字の太さに自動修正すること
    を特徴とする請求項1記載の文書書式自動修正装置。
  3. 【請求項3】 前記文書書式自動修正部は、前記文字書
    式修正テーブルを参照して、文書中の文字の種類を罫線
    の種類に対応した最適な文字の種類に自動修正すること
    を特徴とする請求項1記載の文書書式自動修正装置。
  4. 【請求項4】 前記文書書式自動修正部は、前記罫線書
    式修正テーブルを参照して、文書中の罫線の種類を文字
    の太さに対応する最適な罫線の種類に自動修正すること
    を特徴とする請求項1記載の文書書式自動修正装置。
  5. 【請求項5】 前記文書書式自動修正部は、前記罫線書
    式修正テーブルを参照して、文書中の罫線の種類を文字
    の種類に対応する最適な罫線の種類に自動修正すること
    を特徴とする請求項1記載の文書書式自動修正装置。
  6. 【請求項6】 前記文書書式自動修正部は、前記入力部
    によって入力された文字書式の修正指示、罫線書式の修
    正指示、または書式無修正指示に基づいて文書書式を修
    正するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載
    の文書書式自動修正装置。
  7. 【請求項7】 入力部を用いて、罫線を含む文書の入
    力、文字書式または罫線書式の修正指示、及び文書の出
    力指示を行い、文書記憶部を用いて、入力部により入力
    された文書を記憶し、罫線書式修正テーブルを用いて、
    ある文字書式に対応した最適な罫線書式を記憶し、文字
    書式修正テーブルを用いて、ある罫線書式に対応した最
    適な文字書式を記憶し、入力部から文字書式または罫線
    書式の修正指示を受け、文書書式自動修正部を用いて、
    文書書式を修正する文書を文書記憶部から読み出し、前
    記二つのテーブルのいずれかを参照し、文字書式または
    罫線書式のうちいずれか一方を他方の文書書式に対応し
    た最適な罫線書式または文字書式に自動修正し、出力部
    を用いて、自動修正された文書書式の文書を出力するこ
    とを特徴とする文書書式自動修正方法。
  8. 【請求項8】 入力部を用いて、罫線を含む文書に入
    力、文字書式または罫線書式の修正指示、及び文書の出
    力指示を行う機能と、文書記憶部を用いて、入力部によ
    り入力された文書を記憶する機能と、罫線書式修正テー
    ブルを用いて、ある文字書式に対応した最適な罫線書式
    を記憶する機能と、文字書式修正テーブルを用いて、あ
    る罫線書式に対応した最適な文字書式を記憶する機能
    と、入力部から文字書式または罫線書式の修正指示を受
    け、文書書式を修正する文書を文書記憶部から読み出
    し、前記二つのテーブルのいずれかを参照し、文字書式
    または罫線書式のうちいずれか一方を他方の文書書式に
    対応した最適な罫線書式または文字書式に自動修正する
    機能と、出力部を用いて、自動修正された文書書式の文
    書を出力する機能とをコンピュータに実行させる文書書
    式自動修正プログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6736894B2 (en) 2001-08-27 2004-05-18 Hoya Corporation Method of manufacturing compound single crystal
JP2013206088A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Brother Ind Ltd 印刷制御プログラム、及び、印刷制御装置

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US6736894B2 (en) 2001-08-27 2004-05-18 Hoya Corporation Method of manufacturing compound single crystal
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