JP2811461B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2811461B2
JP2811461B2 JP1040046A JP4004689A JP2811461B2 JP 2811461 B2 JP2811461 B2 JP 2811461B2 JP 1040046 A JP1040046 A JP 1040046A JP 4004689 A JP4004689 A JP 4004689A JP 2811461 B2 JP2811461 B2 JP 2811461B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ワードプロセツサやパーソナルコンピユ
ータ、オフイスコンピユータ、DTP(デスク・トツプ・
パブリツシング)、ワークステーシヨン、DPS(データ
・プロセツシング・システム)、その他各種の文章編集
を行う文字処理機能を備えた情報処理装置の改良に係
り、特に、数行で構成されている文章の左右あるいは上
下をそれぞれ1個の括弧で囲む表現パターンの編集操作
を簡略化することによつて、複数行にわたる文字列から
なる文章の編集時の処理能率を向上させた情報処理装置
に関する。
従来の技術 近年、DTP(デスク・トツプ・パブリツシング)の技
術的な発展が著しく、それに伴つて各種の形式の文章の
編集機能が要求されている。
その中でも、文章中の括弧に関する処理が複雑化して
いる。
例えば、数行で構成されている文章の左右あるいは上
下をそれぞれ1個の括弧で囲む表現パターンは、各種の
印刷物で頻繁に使用され、そのような処理が簡単に行え
る編集機能の要望が高くなつている。
従来、編集した文章を表示/印刷する文字処理機能を
備えた情報処理装置では、文章領域で編集した文字列を
括弧で囲む場合、文字列が1行で構成されているとき
は、同じ領域内の左右あるいは上下を、所望の括弧で囲
むだけで容易に編集することができる。
ところが、文章を構成する文字列が複数行にわたると
きには、文字列とは別の領域を設定し、この領域で文章
の領域に相当する括弧のパターンデータを作成した後、
先に作成した文章の領域と組合せて、いわゆる、複数行
にわたる文字列の括弧付き文書を編集している。なお、
一般に、このような括弧のパターンデータは、文字のパ
ターンデータと同種のデータとして処理されている。
なお、括弧のパターンデータの処理方法としては、括
弧を文字としてではなく、図形の直線あるいは曲線の作
成手段を用いて描画し、作成した図形パターンによつて
文字列を囲む方式も用いられている。
そして、いずれの場合でも、何らかの方法によつて、
括弧のパターンデータを作成した後、文章と組合せるこ
とが必要であり、文章との組合せ処理が面倒で、オペレ
ータの負担が大きいため、操作能率が低下する。
しかも、従来の情報処理装置では、文章と独立に、括
弧のパターンを作成しているので、文章と括弧との組合
せ時に、括弧の移動、複写等の操作が必要になると、独
立して処理しなければならず、編集、移動、複写等の作
業が複雑になり、操作能率が著しく低下する、という不
都合があつた。
まず、従来の文字処理機能を備えた情報処理システム
の一例として、ワードプロセツサについて、その構成を
説明する。
第7図は、従来の情報処理システムについて、その要
部構成の一例を示す機能ブロツク図である。図面におい
て、1はキーボード等からなる入力装置、2は位置入力
装置(ポインテイング・デバイス)、3はイメージスキ
ヤナ、4はCRTデイスプレイユニツト、5はプリンタ、
6はFDD(フロツピー・デイスク・ドライバ)ユニツ
ト、7はHDD(ハード・デイスク・ドライバ)ユニツ
ト、8はシステム本体部、9はCPU、10はROM、11はRA
M、12はキーボードコントローラ、13はポインテイング
デバイス・コントローラ、14はスキヤナコントローラ、
15はCRTコントローラ、16はプリンタコントローラ、17
はFDDコントローラ、18はHDDコントローラ、19は通信制
御部を示す。
第7図に示した情報処理システム、すなわち、入力手
段と、表示手段と、メモリ手段と、文字フオント格納手
段と、CPU等の中央処理装置とを具備し、指定した領域
内で任意の行数,文字数/行,文字サイズで文書を編集
し、該編集された文書を表示/印刷する文字処理機能を
備えた情報処理装置、例えばワードプロセツサの各部の
機能は、概略次のとおりである。
入力装置1は、キーボード等からなり、システムの起
動その他の命令や、必要な文字情報等を入力する入力手
段である。この入力装置1から入力された情報は、キー
ボードコントローラ12、システムバスを介して、コンピ
ユータ側へ送出される。
位置入力装置2は、表示画面上の位置を指示するポイ
ンタカーソルの入力手段(ポインテイング・デバイス)
であり、その入力情報も、ポインテイングデバイス・コ
ントローラ13、システムバスを介して、同じくコンピユ
ータ側へ送出される。
イメージスキヤナ3は、画像の入力手段で、読取られ
た画像情報は、スキヤナコントローラ14を介して、同様
にコンピユータ側へ送出される。
CRTデイスプレイユニツト4は、作成中や作成済や文
書等の文字・数字情報や画像情報、さらに、操作に必要
なガイダンス等を、その画面上に、ドツトパターンで可
視表示する表示手段である。
このCRTデイスプレイユニツト4には、CRTコントロー
ラ15が接続されており、ドットパターンに展開されたデ
ータやガイダンスを、画面表示するよう制御する。
プリンタ5は、通電加熱式のヘツドを有する熱転写型
印刷装置、いわゆるサーマルドツト・プリンタや、イン
クジエツト・プリンタ、プランジヤーマグネツト型プリ
ンタ等のようなドツトイメージの印刷装置で、作成され
たデータにより、文書や伝票、画像等をドツトパターン
によつて印字する。
このプリンタ5には、システムバス、プリンタコント
ローラ16を介して、コンピユータ側から、作成された文
字・数字等のデータや画像情報、書式情報その他の制御
情報が与えられ、ハードコピーを作成する。
FDDユニツト6のフロツピー・デイスクと、HDDユニツ
ト7のハード・デイスクは、外部記憶装置であり、読出
された情報は、FDDコントローラ17やHDDコントローラ1
8、システムバスを介して、コンピユータ側へ送出され
る。なお、外部記憶装置としては、磁気デイスク、磁気
テープその他の大容量の記憶装置を使用することもでき
る。
通信制御部19は、他の通信端末装置との間で授受する
情報の制御を司る。
CPU9と、ROM10と、RAM11は、ワードプロセツサのシス
テム制御部を構成している。
すなわち、ROM10には、システムを制御するプログラ
ムやキヤラクタパターンデータ等が格納されており、ま
た、RAM11は、必要なデータを格納するシステムメモリ
である。
CPU9は、第7図のシステム全体を制御する。例えば、
入力装置1からのキー情報を受取り、それに対応した処
理動作や制御指令の出力等を行い、また、キー入力情報
に基いて、CRTデイスプレイ4やプリンタ5へデータを
出力したり、イメージスキヤナ3から画像データを入力
し、さらに、FDDユニツト6のフロツピー・デイスク
や、HDDユニツト7のハード・デイスクをアクセスし、
通信制御部19を介してデータの授受を行う等の各種の制
御を司る。
ワードプロセツサやDTP(デスク・トツプ・パブリツ
シング)等の情報処理システムは、この第7図のような
構成である。
そして、入力装置1から入力された文字データや1行
分に相当する括弧データは、文章領域へ入力されて、RA
M11で示されるメモリの編集エリア内に保持される。
ところが、すでに述べたように、従来の情報処理装置
では、複数行にわたる文字列からなる文章を、左右ある
いは上下の一対の括弧で囲む場合には、文章とは独立し
た括弧のパターンを作成し、作成された括弧のパターン
を文章の領域で組合せる操作が必要となる。
その結果、括弧のパターン作成が必要であるばかりで
なく、文章と括弧との組合せ時にも、括弧の移動、複写
等を文章の処理と独立して処理しなければならず、編
集、移動、複写等の作業が複雑化して、操作ミス等の発
生する可能性が大きくなる。
したがつて、複数行にわたる文字列からなる文章を、
括弧で囲むような文書の作成時には、オペレータの負担
が著しく増加し、処理能率が低下する、という不都合が
あつた。
発明が解決しようとする課題 この発明では、従来の情報処理装置におけるこのよう
な不都合、すなわち、複数行にわたる文字列からなる文
章を、左右あるいは上下の一対の括弧で囲むような文書
の作成時に、操作が複雑で処理能率が低下する、という
不都合を解決し、複数行にわたる文字列からなる文章へ
一対の括弧を付ける編集操作でも、文章と同じ両域内に
括弧のパターンデータを出力することができるようにし
て、括弧付き文書の編集時の処理能率を向上させること
を目的とする。
具体的にいえば、第1に、複数行の文字列からなる文
章へ、左右あるいは上下の一対一組の括弧を付与する文
書編集時に、括弧領域を設定することによつて、予め準
備された種別の括弧のパターン(1行の文字列に付与す
る括弧)の拡大率を自動的に演算して、設定された括弧
領域へ出力することによつて、作成した文章を修飾でき
るようにしている。
第2に、全体の文書編集領域に対して、括弧領域が設
定された際、残りの文章領域に対して出力可能な最大の
文字数/行あるいは行数(パラメータ)を演算する機能
を付加することによつて、括弧領域を指定するだけで、
文章領域内に出力可能な最大の文字数/行あるいは行数
が再設定できるようにして、文書の編集操作を簡略化す
るようにしている。
課題を解決するための手段 この発明では、 入力手段と、表示手段と、メモリ手段と、文字フオン
ト格納手段と、CPU等の中央処理装置とを具備し、指定
した領域内で任意の行数,文字数/行,文字サイズで文
書を編集し、該編集された文書を表示/印刷する文字処
理機能を備えた情報処理システムにおいて、 入力手段に付加された、複数行にまたがる括弧を付け
るモードを設定する括弧モード設定手段と、 該括弧モード設定手段によつて設定されたモードの情
報を保持する括弧モードの設定情報保持手段と、 括弧の領域を指定する括弧領域指定手段と、 括弧を付与する文書全体の領域と括弧の領域とから括
弧の拡大率を演算する括弧の拡大率演算手段と、 を備え、 前記括弧モード設定手段によつてモードが設定された
状態で、指定された種別の括弧のフオントを適当な倍率
で拡大処理し、設定された領域の左右あるいは上下に前
記拡大処理された括弧のパターンデータを出力し、該領
域内で作成した文字を修飾するようにしている。
また、括弧の付与時に文章の領域から該領域内に出力
可能な最大の文字数/行あるいは行数を演算して、文章
領域のパラメータを算出する文章領域の編集用パラメー
タ算出手段を備え、 括弧モードが設定され、かつ、括弧領域が設定された
とき、該括弧領域に対応した大きさの括弧を描画するの
に充分な括弧描画領域を、全体の領域の左右あるいは上
下に演算設定し、該括弧描画領域の設定に伴つて、文章
の編集領域を演算して縮小し、該文章の編集領域内に出
力可能な最大の文字数/行あるいは行数を再設定するよ
うにしている。
実 施 例 次に、この発明の情報処理装置について、図面を参照
しながら、その実施例を詳細に説明する。
すでに述べたように、この発明の情報処理装置では、
複数行にわたる文字列からなる文章へ一対の括弧を付け
る編集操作の場合にも、文章と同じ領域内に括弧のパタ
ーンデータを出力することができるようにしている。
理解を容易にするために、最初に、編集画面上におけ
る文章領域と括弧領域との設定方法について説明する。
第2図(1)と(2)は、この発明の情報処理装置に
おいて、文章領域に対する括弧領域の設定方法の一例を
示す図で、(1)は横書き、(2)は縦書きの場合であ
る。
次の第3図は、第2図(1)に示した横書きの文章に
ついて、文字と括弧の配列状態の一例を示す図である。
横書きの文章を編集する場合には、例えば第2図
(1)のように、文章領域の左右に、それぞれ括弧領域
を設定し、文章と括弧の各領域に、必要な文字(テキス
ト)データと括弧データを入力する。
このような領域の設定とデータの入力操作によつて、
横書きの文章の場合には、第3図のように、2行の文字
列からなる文章と、この2行の文字列にまたがる左右一
対の大きな括弧で構成された文書が作成される。
縦書きの文章の編集も同様であるが、この場合には、
第2図(2)のように、文章領域の上下に、それぞれ括
弧領域を設定する。その他の操作は、横書きの場合と同
じである。
また、第3図のような括弧付きの文書の場合に、文字
列と括弧とで形成される間隔(スペース)を調整するこ
とも可能である。
第4図(1)と(2)は、この発明の情報処理装置に
おいて、文章領域に対する括弧領域の設定方法の他の一
例を示す図で、(1)は横書き、(2)は縦書きの場合
である。
次の第5図は、第4図(1)に示した横書きの文章に
ついて、文字と括弧の配列状態の一例を示す図である。
横書きの文章を編集する場合については、すでに、先
の第2図(1)にその一例を示し、第3図に、その場合
に作成される文字と括弧の配列状態を示して説明した。
ここでは、文字列と括弧とで形成されるスペースを、
さらに小さな値に設定する場合について述べる。
例えば第4図(1)のように、文章領域の左右にそれ
ぞれ設定する括弧領域について、その一部の領域が文章
領域と重なり合う状態に設定することにより、第5図の
ように、括弧と文字列とが一層接近された、小さな間隔
の括弧付き文書を編集することができる。
以上の第2図(1)と(2)から第5付に関連して説
明した操作、すなわち、この発明の情報処理装置による
括弧付き文書の編集操作は、次に述べる第1図の機能に
よつて実現される。
第1図は、この発明の情報処理装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロツク図である。図面に
おいて、20は編集部で、21はその入力装置、22はバツフ
アメモリ、22Aは括弧の有無の情報を格納するメモリエ
リア、22Bは全体領域の範囲の情報を格納するメモリエ
リア、22Cは括弧領域の拡大率の情報を格納するメモリ
エリア、22Dは括弧の位置に関する情報を格納するメモ
リエリア、22Eは括弧の種別の情報を格納するメモリエ
リア、22Fは文章領域の範囲の情報を格納するメモリエ
リア、22Gは文字の大きさの情報を格納するメモリエリ
ア、22Zは文字データの情報を格納するメモリエリア、2
3は拡大率を演算する第1の演算部、24は文章領域を演
算する第2の演算器、30は表示部で、31はその括弧を作
成する第1のパターン発生器、32は文字フオント格納エ
リア、33は文字を作成する第2のパターン発生器、34は
イメージデータ・バツフア、35はイメージデータ発生
器、36は出力装置を示す。
第1図のブロツク図の各部の機能は、概略次のとおり
である。
まず、編集部20は、入力装置21、バツフアメモリ22、
拡大率を演算する第1の演算器23、および、文章領域を
演算する第2の演算器24から構成されている。
また、表示部30は、括弧を作成する第1のパターン発
生器31、文字フオント格納エリア32、文字を作成する第
2のパターン発生器33、イメージデータ・バツフア34、
イメージデータ発生器35、および、出力装置36から構成
されている。
そして、編集部20側の入力装置21は、キーボード等か
らなる入力手段であり、従来の入力装置と同様の機能を
備えている。なお、この入力装置21では、機能キーの一
つが、複数行にまたがる括弧を付けるモードを設定する
括弧モード設定手段に割当てられている。
バツフアメモリ22には、メモリエリア22A〜22Zが設け
られ、各種の情報が記憶される。
拡大率を演算する第1の演算器23は、メモリエリア22
Aの括弧の有無の情報,メモリエリア22Bの全体の領域範
囲の情報,メモリエリア22Dの括弧の位置(左右/上
下)の情報によつて、括弧の拡大率を演算し、その演算
結果を括弧領域(拡大率)の情報が記憶されるメモリエ
リア22Cへ記憶させる機能を有している。
文章領域を演算する第2の演算器24は、メモリエリア
2Aの括弧の有無の情報,メモリエリア22Bの全体の領域
範囲の情報,メモリエリア22Cの括弧領域(拡大率)の
情報,メモリエリア22Dの括弧の位置(左右/上下)の
情報によつて、文章領域の範囲を演算し、その演算結果
を文章領域の範囲の情報が記憶されるメモリエリア22F
へ記憶させる機能を有している。
表示部30側の括弧を作成する第1のパターン発生器31
は、メモリエリア22Aの括弧の有無の情報,メモリエリ
ア22Cの括弧領域(拡大率)の情報,メモリエリア22Dの
括弧の位置(左右/上下)の情報,メモリエリア22Eの
括弧の種別の情報によつて、文字フオント格納エリア32
から出力される括弧のパターンデータを拡大処理して、
括弧のパターンを作成し、イメージデータ・バツフア34
へ出力する機能を有している。
文字フオント格納エリア32には、文書の作成に必要な
文字や、括弧を含む各種の記号のパターンデータが記憶
されている。
文字を作成する第2のパターン発生器33は、メモリエ
リア22Gの文字の大きさの情報と、メモリエリア22Zの文
章データの情報によつて、文字フオント格納エリア32か
ら出力される文字のパターンデータを処理して、文字や
記号等のパターンを作成し、イメージデータ・バツフア
34へ出力する機能を有している。
イメージデータ・バツフア34は、括弧を作成する第1
のパターン発生器31から出力される括弧のパターンデー
タと、文字を作成する第2のパターン発生器33から出力
される文字や記号等のパターンデータを記憶するバツフ
アメモリである。
イメージデータ発生器35は、表示手段へ出力するタイ
ミングで、イメージデータ・バツフア34から出力される
イメージデータを出力装置36へ出力する。
出力装置36は、CRTやLCD等のデイスプレイからなる表
示手段で、イメージデータ発生器35から出力される文書
のパターンデータを可視化して画面上に表示する機能を
有している。
次に、フローチヤートを参照しながら、この第1図に
示したブロツク図の動作を説明する。
第6図は、第1図に示したこの発明の情報処理装置に
おいて、文書編集時の処理の流れを示すフローチヤート
である。図面において、#1〜#12はステツプを示す。
ステツプ#1で、第1図の入力装置21から、文章の編
集に必要なパラメータを、バツフアメモリ22内の該当す
るエリア22A〜22Gにそれぞれ設定する。
具体的には、編集の領域,行数,文字数/行,文字の
大きさ、括弧に関する情報(有無,位置,種別)等を設
定する。
次のステツプ#2では、先のステツプ#1の入力によ
つて、バツフアメモリ22内の括弧の有無の情報を格納す
るメモリエリア22Aがオン(括弧有りを示す情報)であ
るか否かについて判断する。
このステツプ#2の括弧有無の判断で、括弧があると
判断したときは、ステツプ#3へ進む。
ステツプ#3では、括弧を表示する際の倍率,領域を
計算し、領域の上下あるいは左右に括弧を表示する領域
(括弧領域)を確保して、バツフアメモリ22内の全体領
域の範囲の情報を格納するメモリエリア22Bに格納す
る。また、表示時に必要な括弧のフオントの拡大率を算
出して、同様に、括弧領域の拡大率の情報を格納するメ
モリエリア22Cに格納する。拡大率の演算は、第1図の
拡大率を演算する第1の演算器23によつて行われる。
ステツプ#4では、全体領域から先の括弧領域を差し
引いた領域を文章領域とし、そのパラメータを、文章領
域の範囲の情報を格納するメモリエリア22Fに格納す
る。この文章領域の演算は、文章領域を演算する第2の
演算器24が行う。
ステツプ#5で、文章領域の大きさの情報と、文字の
大きさの情報を格納するメモリエリア22Gに格納された
文字の大きさの情報から、行数,文字数/行の最大数を
計算し直して、バツフアメモリ22内に設定する。
ステツプ#6で、最大数と文字数/行,行数の比較を
行い、矛盾が生じていれば、パラメータの再設定を行
う。
以上のステツプ#1〜#6の操作によつて、括弧を含
む文章の書式設定の処理が終了する。
ステツプ#7で、文章の編集を行い、入力されたデー
タを文字データの情報を格納するメモリエリア22Zに記
憶させる。
ステツプ#8で、編集終了を示すビツトがオンである
か否かを判断し、もし、オンでなければ、ステツプ#7
に戻り、文章の編集を続行する。
ステツプ#8の判断で、編集終了(編集終了を示すビ
ツトがオン)となつていれば、ステツプ#9へ進み、括
弧の有無の情報を格納するメモリエリア22Aがオン(括
弧有り)であるか否かについて判断する。
ステツプ#9における括弧の有無の判断で、括弧有り
のときは、ステツプ#10へ進み、文字フオント格納エリ
ア32から対応する括弧のフオントを取出すと共に、括弧
領域の拡大率の情報が格納されているメモリエリア22C
から取出し、その拡大率で拡大処理して、イメージデー
タ・バツフア34へ書込む。また、先のステツプ#9の判
断で、括弧無しのときは、ステツプ#11へ進む。
次のステツプ#11で、文字データの情報が格納されて
いるメモリエリア22Zから文字データにより、文字フオ
ント格納エリア32から対応する文字のフオントを取出す
と共に、文字の大きさの情報が記憶されているメモリエ
リア22Gから大きさの情報を取出し、指定された大きさ
に拡大処理して、イメージデータ・バツフア34へ書込
む。
ステツプ#12で、イメージデータ・バツフア34の内容
を取出して、出力装置である表示手段へ出力する。
以上のステツプ#9〜#12の処理によつて、編集文書
の表示処理が行われる。
発明の効果 この発明の情報処理装置によれば、複数行にまたがる
括弧を付けるモードを設定することによつて、文章と同
じ領域内の文章を修飾するのに最適な位置に、自動的に
括弧を付けることができる。
しかも、括弧の種類も、予め用意された種別のものを
選択することが可能である。
したがつて、括弧付けに関する文章編集、例えば括弧
の作成、移動、複写等の編集におけるオペレータの負担
が著しく軽減され、入力ミスの発生が防止されると共
に、文書作成の操作能率も向上される。
さらに、特許請求の範囲の第2番目に記載した構成に
よれば、文章を編集する領域内に、自動的に括弧を表示
する領域を確保し、この領域の設定に伴つて、文章編集
に関するパラメータ、例えば領域内で編集可能な最大の
行数、文字数/行などのパラメータが自動的に再設定さ
れる。
その結果、文章の編集に際して、オペレータは、括弧
の領域については考慮する必要がなくなり、しかも、そ
の時点で、どの種別の括弧が、どの位置に、どのような
大きさで出力されるか、了解できるので、編集操作も単
純化され、文書作成の作業能率が著しく向上される、等
の多くの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の情報処理装置について、その要部
構成の一実施例を示す機能ブロツク図、 第2図(1)と(2)は、この発明の情報処理装置にお
いて、文章領域に対する括弧領域の設定方法の一例を示
す図で、(1)は横書き、(2)は縦書きの場合を示す
図、 第3図は、第2図(1)に示した横書きの文章につい
て、文字と括弧の配列状態の一例を示す図、 第4図(1)と(2)は、この発明の情報処理装置にお
いて、文章領域に対する括弧領域の設定方法の他の一例
を示す図で、(1)は横書き、(2)は縦書きの場合を
示す図、 第5図は、第4図(1)に示した横書きの文章につい
て、文字と括弧の配列状態の一例を示す図、 第6図は、第1図に示したこの発明の情報処理装置にお
いて、文書編集時の処理の流れを示すフローチヤート、 第7図は、従来の情報処理システムについて、その要部
構成の一例を示す機能ブロツク図。 図面において、20は編集部で、21はその入力装置、22は
バツフアメモリ、23は拡大率を演算する第1の演算器、
24は文章領域を演算する第2の演算器、30は表示部で、
31はその括弧を作成する第1のパターン発生器、32は文
字フオント格納エリア、33は文字を作成する第2のパタ
ーン発生器、34はイメージデータ・バツフア、35はイメ
ージデータ発生器、36は出力装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段と、表示手段と、メモリ手段と、
    文字フオント格納手段と、CPU等の中央処理装置とを具
    備し、指定した領域内で任意の行数,文字数/行,文字
    サイズで文書を編集し、該編集された文書を表示/印刷
    する文字処理機能を備えた情報処理システムにおいて、 入力手段に付加された、複数行にまたがる括弧を付ける
    モードを設定する括弧モード設定手段と、 該括弧モード設定手段によつて設定されたモードの情報
    を保持する括弧モードの設定情報保持手段と、 括弧の領域を指定する括弧領域指定手段と、 括弧を付与する文書全体の領域と括弧の領域とから括弧
    の拡大率を演算する括弧の拡大率演算手段と、 を備え、 前記括弧モード設定手段によつてモードが設定された状
    態で、指定された種別の括弧のフオントを適当な倍率で
    拡大処理し、設定された領域の左右あるいは上下に前記
    拡大処理された括弧のパターンデータを出力し、該領域
    内で作成した文字を修飾することを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の情報処理装置
    において、 括弧の付与時に文章の領域から該領域内に出力可能な最
    大の文字数/行あるいは行数を演算して、文章領域のパ
    ラメータを算出する文章領域の編集用パラメータ算出手
    段を備え、 括弧モードが設定され、かつ、括弧領域が設定されたと
    き、該括弧領域に対応した大きさの括弧を描画するのに
    充分な括弧描画領域を、全体の領域の左右あるいは上下
    に演算設定し、該括弧描画領域の設定に伴つて、文章の
    編集領域を演算して縮小し、該文章の編集領域内に出力
    可能な最大の文字数/行あるいは行数を再設定すること
    を特徴とする情報処理装置。
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「キヤノン日本語ワードプロセッサ キャノワード4000 操作説明書(上)」,1988年,キヤノン株式会社,P.4−50〜4−52

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