JP2815158B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2815158B2
JP2815158B2 JP63271432A JP27143288A JP2815158B2 JP 2815158 B2 JP2815158 B2 JP 2815158B2 JP 63271432 A JP63271432 A JP 63271432A JP 27143288 A JP27143288 A JP 27143288A JP 2815158 B2 JP2815158 B2 JP 2815158B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワードプロセツサ,オフイスコンピユー
タ,パーソナルコンピユータ,データプロセツサ,ワー
クステーシヨン等の文書作成編集機能を有する装置(以
下「文字処理装置」という)に関し、特に文字の修飾処
理に関する。
〔従来の技術〕
文字処理装置としてのワードプロセツサ等において
は、白抜き文字,斜体文字をはじめ、アンダーライン,
網かけ等様々な種類の文字(列)修飾機能を備えるよう
になつてきている。そこで、これらの修飾を1つの文字
又は文字列に同時に付けたい場合が往々にしてある。例
えば斜体文字にアンダーラインを付ける等である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような時に、従来の装置では対象となる文字また
は文字列を重ね合わせ修飾をしていた。即ち、修飾の種
類に相当する回数だけ操作を行なわなければならなかつ
た。従つて、同時に付加する修飾の種類が多くなればな
る程、それに要する手間は大きくなるという問題があつ
た。
また、付加した修飾を取り除く場合を考えると、キー
の種類には限りがあるうえに修飾の種類は多くなつてい
るため、操作性を考えて従来は修飾の取消については同
じキーに割り当てられている場合が多い。即ち、アンダ
ーラインを取り消したい場合は、もう一度その文字にア
ンダーラインを付加する恰好で取り消すのである。
したがつて、ある修飾された文字を元に戻すために
は、その文字に付加されている修飾の種類数だけの操作
を行なわなければならないので、複数種の修飾を取り消
すには手間がかかるし、操作も煩雑となる。
次に、処理スピードについて考えてみると、1回修飾
処理をする毎にその結果を表示装置に表示してしまう
が、1つの文字に何種類も修飾を付加するようなケース
では、毎回の表示処理とテキスト処理をすることは大変
無駄であり、処理スピードも遅くなる。
従つて、従来の文字処理装置では、文字修飾の操作性
が悪く、しかも処理スピードも遅くなるという問題点が
あつた。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ワ
ードプロセツサ等の文字処理装置において、文字への修
飾が福数種類ある時、予めそれらの修飾情報を割り当て
た1つのキー入力操作によつて任意の文字又は文字列に
対して福数種類の修飾を同時に付加できるようにして、
文字修飾の操作性を向上させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を解決するために、上述のよう
な文字処理装置において、入力された文字又は文字列を
修飾する文字修飾手段と、組み合せ修飾キーに複数種類
の修飾を組み合せた組み合せ修飾情報を対応させて格納
する組み合せ修飾情報格納手段と、指定された文字又は
文字列に対して上記組み合せ修飾キーが押されたとき、
上記組み合せ修飾情報格納手段から上記組み合せ修飾キ
ーに対応する組み合せ修飾情報を取り出し、その組み合
せ修飾情報に基づいて上記指定された文字又は文字列に
複数種類の修飾を同時に行なう複数種類修飾手段を設け
たものである。
〔作用〕
この文字処理装置を用いて入力された文字又は文字列
に複数種類の修飾処理を行なう場合、予め組み合せ修飾
キーに所望の複数種類の修飾を組み合せた組み合せ修飾
情報を対応させて格納し、指定された文字又は文字列に
対して組み合せ修飾キーが押されたとき、その組み合せ
修飾キーに対応する組み合せ修飾情報に基づいて同時に
複数種類の修飾を行なうので、文字や文字列に対する複
数種類の修飾時のキー入力操作を軽減できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。
第2図は、この発明を実施した文字処理装置としての
パーソナルワードプロセツサの外観斜視図である。
このパーソナルワードプロセツサは、入力装置として
のキーボード1と、表示装置としての液晶デイスプレイ
装置(LCD)2と、印刷装置としてのサーマルプリンタ
3と、外部記憶装置としてのフロツピデイスク装置4と
を備えている。
そのキーボード1には、文字を入力する文字キー(数
字キーを含む),かな漢字変換を指示する変換キー,文
字キーで入力する文字を切り換えるシフトキー,改行キ
ー等を含むキー群10と、他のキーとの組み合せで各種機
能を指示する機能指示キー11と、実行キー12と、プリン
トを指示するプリントキー13と、表示画面上のカーソル
の移動を指示するカーソル移動キー群14と、第2,第3実
施例で使用するフアンクシヨンキー群15と、組み合せ修
飾キー16等を備えている。
なお、ここでは機能指示キー11と予め定めた文字キー
との同時入力によつて文字の拡大指定をした後横拡大倍
率及び縦拡大倍率を、組み合せ修飾キー16との同時入力
によつて文字修飾の組み合せ修飾設定を指示した後その
修飾の種類を、それぞれ数字キーによつて入力するもの
とする。
また、液晶デイスプレイ装置(LCD)2は、入力され
たかな漢字変換後の文字,ケイ線等を表示する編集エリ
アと、左端・右端,タブ位置等の行に関する情報(行情
報)を表示する行情報表示エリアと、桁数又は文字数等
の情報を表示するスケール表示エリアと、キー入力文
字,候補漢字,入力モード,カーソルの現在位置(頁,
行,桁),用紙サイズ,最大文字数,全/半角,印刷条
件(文字間隔,行間隔,印刷モード,縦/横書)等のガ
イダンスを表示するガイダンス表示エリアと、現編集中
の文書の1頁内の文字又はケイ線等のフオーマツトを縮
小したレイアウト及び外字作成時の作成パターン等を表
示するレイアウト表示エリアとを有する。
第3図は、このパーソナルワードプロセツサの制御部
の一例を示すブロツク図である。
この制御部20のマイクロコンピユータ(以下「マイコ
ン」と称す)21は、CPU,ROM,RAM及びI/O等からなり、文
書作成編集,表示制御,印刷制御,文字拡大制御及びこ
の発明に係る文字の複数種類の修飾同時処理等この装置
全体の制御を司る。
ROM22には、この装置の制御に必要な制御プログラ
ム,標準的な書式(用紙サイズ,用紙方向,文字ピツ
チ,行ピツチ)情報,文字コード等の各種の固定情報を
格納している。
RAM23は、キーボード1から入力されるデータを格納
する入力バツフアエリア,入力された文字データを格納
するテキスト格納エリア,フロツピデイスク装置(FD
D)4から読み込んだ文字パターンを格納するキヤラク
タジエネレータエリア,設定書式方法及び行情報等を格
納するエリア等を含む各種のデータを格納するデータエ
リア及びプログラム実行のためのワーキングエリアとし
て使用する。
辞書メモリ24は、かな漢字変換に必要な辞書を格納し
た辞書エリアと、予め定めた書体例えばゴシツク体或い
は明朝体の文字の文字パターンを格納した文字パターン
格納エリア(キヤラクタジエネレータ)とを構成する。
キーボードコントローラ25は、キーボード1からの入
力データの判別やキーに付設した図示しないLEDの点灯
制御データの転送等を司り、LCDコントローラ26は内部
にビデオメモリ(VRAM)等を備えて液晶デイスプレイ装
置(LCD)2の表示制御を司り、フロツピデイスクコン
トローラ(FDC)27はFDD4の制御を司る。
なお、FDD4に装填されるフロツピデイスクには、予め
定めた書式例えば明朝体の文字の文字パターンを格納し
たフロツピデイスク,ゴシツク体の文字パターンを格納
したフロツピデイスク等がある。
また、マイコン21はサーマルプリンタ3の制御をも司
り、I/O28に印字文字に応じたヘツドドライブデータを
出力して、ドライバ29を介してサーマルヘツド(印字ヘ
ツド)30の各発熱素子を駆動制御して所望の文字を印字
する。
さらにこのマイコン21は、I/028にスペースドライブ
データを出力してドライバ31を介してスペースモータ32
を駆動制御してキヤリツジ33を移動し、またラインフイ
ードドライブデータを出力してドライバ34を介してライ
ンフイードモータ35を駆動制御してプラテン26を回動
し、更にリボンフイードドライブデータを出力してドラ
イバ37を介してリボンフイードモータ38を駆動制御して
リボン39をフイードする。
第1実施例 第1図は、この制御部20におけるこの発明の第1実施
例による文字の福数種類の修飾同時処理に係る機能を示
すブロツク図である。
この複数種類の修飾同時処理に係る部分は、入力装置
41,入力制御部42,カーソル制御部43,メニユー表示制御
部44,テキスト取出し部45,修飾制御部46,組み合わせ修
飾情報格納部47,テキストバツフア部48,テキスト更新制
御部49,CG取出部50,CGフオント部51,テキスト表示制御
部52,修飾ドツト展開部53,組み合せ修飾情報作成制御部
54,表示制御部55及び表示装置56によつて構成されてい
る。
次に、これらの各構成要素の機能について簡単に説明
する。
入力装置41は第2図及び第3図に示したキーボード1
であり、文字やケイ線等を入力すると共に、第6図に示
すような複数種類の修飾同時処理に必要な組み合せ修飾
キー(機能指示キー11と同時に押されると組み合せ修飾
設定キーとなる)16を備えている。
入力制御部42は、入力装置41のデータを基に、次に行
なうべき処理を決定し、該当する回路にデータや命令を
伝達する。
カーソル制御部43は、入力制御部42からのカーソル移
動データをもとにカーソルの位置制御を行なう。
メニユー表示制御部44は、入力制御部42からの指示に
より第4図及び第5図に示すような組み合せ修飾設定メ
ニユーの表示制御を行なう。
テキスト取出し部45は、カーソル位置のテキストデー
タをテキストバツフア部48より取り出してそれを修飾制
御部46に出力する。
出力制御部46は、入力制御部42から修飾要求を受け取
り、テキスト取出し部45のテキスト情報を修飾する組み
合せ情報を、組合わせ修飾情報格納部47より取り出して
修飾属性コードの作成を行なう。
組合わせ修飾情報格納部47は、組み合せ修飾情報作成
制御部54が作成した組合わせ修飾情報を格納する。
テキストバツフア部48は、第7図(c)に示すような
構成で作成したテキストを一時格納する。
テキスト更新制御部49は、修飾制御部46からのテキス
ト更新要求を受けてテキストバツフア部48のテキスト内
容を更新する。
CG取り出し部50は、修飾制御部46のフオント取り出し
要求によりCGフオント部51よりCGフオントデータを取り
出し、修飾ドツト展開部53に出力する。
CGフオント部51は、キヤラクタ・ジエネレータ等,文
字のパターンデータを保持する。
テキスト表示制御部52は、テキストバツフア部48のテ
キストを表示するために表示制御部55に出力する。
修飾ドツト展開部53は、修飾制御部46からの修飾要求
に対しCG取り出し部50より対応するCGフオントを入力
し、これをドツト展開して表示制御部55に出力する。
組み合せ修飾情報作成制御部54は、メニユー表示制御
部44よりの入力データにより組み合せ修飾情報を作成す
る。
表示制御部55は、表示装置56において表示をするため
の制御を行なう。
表示装置56は、CRT,LCD等で文字やケイ線を可視表示
する装置であり、この実施例では第2図及び第3図に示
した液晶デイスプレイ装置(LCD)2を使用している。
次に、この実施例による文字への複数種類の修飾同時
処理に係る機能について、次の3つの機能に分けて説明
する。
修飾操作 組み合せ修飾設定 組み合せ修飾 修飾操作 先ず、修飾操作について第7図及びその他の図面も参
照してその一例を説明する。
メモリは16ビツトメモリとし、文字修飾として第7図
(a)に示すような文字属性の種類が用意されているも
のとする。
すなわち、白抜き,影付き,斜体,回転,ボールド,
書体,倍角,半角,上ルビ,下ルビ,拡大ありなし、ア
ンダライン1,アンダライン2,網かけ1,網かけ2である。
そして、最上位ビツトb15がON(“1")のときコードは
属性とみなす。
入力装置41より文字修飾の要求があると(この例の場
合は、「白抜き」と表示されているキーが押されたもの
とする)、この要求は入力制御部42で修飾要求であると
判断されて、修飾制御部46へ送られる。
修飾制御部46は、現カーソル位置の文字を取り出す。
これは文字コードとしてテキスト取り出し部45より送ら
れてくる。この文字コードと対応するフオントイメージ
はCG取り出し部50を経てCGフオント部51より取り出され
る。これは、表示をするためである。修飾制御部46では
また入力制御部42よりの修飾要求により、それに対応す
る属性コードを生成する。
今は、その属性コードのフオーマツトとして、第7図
(a)に示すフオーマツトを採用することにする。フオ
ーマツトをビツトでもつのはテキストバツフアの容量を
増やすためである。
この場合は、白抜き修飾を要求したので、b0とb15
“1"にしたものが属性コードとなる。このフオーマツト
は拡大属性がない場合である。
したがつて、第7図(c)のテキストバツフア中の縦
拡大,横拡大の属性コードは付かない。
この生成された属性コードは、修飾制御部46より修飾
ドツト展開部53へ送られ、ドツト処理を行なう。
修飾ドツト展開部53では、修飾制御部46で生成された
属性コードのビツトを参照し、それぞれのビツトに対応
したドツト処理をする。この場合は白抜き処理をする。
この方式では、CGフオントとしては、元のノーマル文
字のみをもつており、修飾は全てプログラムで行なつて
いる。このようにして出来た白抜きフオントは表示制御
部55へ送られ、イメージとして表示装置56に表示され
る。
修飾制御部46はまた、テキストバツフア部48を更新す
る。具体的には、第8図に示すように修飾制御部46で生
成した属性コードをテキストバツフア部48に挿入して更
新する。当然、挿入すればそれ以下の文字コードは、下
へシフトする形となる。
テキスト表示をする場合には、いつもどのコードが1
文字であるかを判断する。これは、第7図(a)(b)
に示す最上位ビツトb15を参照すればよい。
なお、文字コードの最上位ビツトb15は“1"にならな
いものを用いるものとする。このようにテキスト処理,
ドツト展開・表示処理を行つて、一連の修飾操作を終え
る。すなわち、この一連の修飾操作が文字修飾手段であ
る。
組み合せ修飾設定 次に、組み合せ修飾設定について第10図に示したフロ
ーチヤートも参照して説明する。
組み合せ修飾設定とは、第7図(a)に示したよう
に、複数の属性ビットが同時に“1"となるケースであ
る。この例では「白抜き+拡大」というように複数種類
の修飾を行なう場合である(b0とb10が“1")。
このような場合に、従来は前述したように通常の白抜
き処理をし、属性コード作成及びテキスト表示処理を行
なつたあと、次の拡大修飾要求で属性コード作成と同様
に行なつていた。
しかし、この実施例ではこのような2度のテキスト表
示処理を一度に行なうもので、このために予め複数種類
の修飾に対応する属性コードを生成しておくものであ
る。
まず、入力装置41で組み合せ修飾設定要求が発生する
(第6図の機能指示キー11と組み合せ修飾キー16が同時
に押される)と、入力制御部42で組み合せ修飾設定要求
であると判断され、メニユー表示制御部44へメニユー表
示要求をする。
このメニユーは、例えば第4図に示すようなものであ
る。そして、数字キーによつて選択されたものを反転さ
せて表示するようになつているが、図示の都合上反転表
示は斜線を施して示している。
メニユー表示制御部44は、カーソル移動キー群14及び
数字キー(テンキー等)による選択情報を取り込み、こ
れを組み合せ修飾情報作成制御部54へ送り、不適当な組
み合せの判断及び属性コードの生成等をする。
属性コードは、第7図(a)(b)に示すように該当
するビツトが“1"にされる。これは組み合せ修飾情報格
納部47に格納され、バツクアツプされている。これで設
定は終了する。
なお、第5図に示した組み合せ修飾設定メニユ表示
は、第4図の組み合せ修飾設定メニユ表示で、数字キー
が3(斜体解除)→1(白抜き設定)→8(半角設定)
と押され、次に実行キーが押された時の表示である。
しかし、倍角と半角の修飾は禁止しているので、これ
に対して「組み合せが不適当です。もう一度選択」とい
う警告メツセージが表示される。
この組み合せ修飾設定が、複数種類の修飾を組み合せ
て修飾設定をする組み合せ修飾設定手段である。
組み合せ修飾 最後に、組合せ修飾について第11図のフローチヤート
も参照して説明する。
の組み合せ修飾設定で作成された属性コードをもと
に文字修飾を行なう。これはの修飾操作と殆ど同様で
ある。ただ違うのは、もう既に属性コードは出来てしま
つている点にある。
入力装置41で組み合せ修飾要求がある(第6図の組み
合せ修飾キー16が単独で押される)と、入力制御装置42
はそれを修飾制御部46へ送る。
修飾制御部46は、それが組み合せ修飾であると認識す
れば、修飾の種類より属性コードの生成をすることな
く、組み合せ修飾情報格納部47よりの組み合せ修飾設
定で作成された属性コードを取り出す。
そして、これを修飾ドツト展開部53へ送りドツト展開
をする。さらにテキスト更新制御部49に対して第9図に
示すように、現カーソル位置の文字コード(文字コード
2)に取り出した属性コードを挿入してテキストバツフ
アの更新をさせる。
この後の工程はの修飾操作と同様である。
すなわち、の組み合せ修飾設定により複数種類の修
飾を組み合せ設定されたものが、このの組み合せ処理
により同時に処理される。これが複数種類修飾手段であ
る。
このように、この文字処理装置を用いて1つの文字に
複数種類の修飾処理を行なう場合、それに要する時間が
短縮できると共にこれを行なうキー操作等も簡略化でき
る。
また、文字修飾種が増加しても対応することができ
る。さらに、頻繁に使用される修飾を任意に登録するこ
とができるので、文書の編集効率を上げることができ
る。
第2実施例 次に、この発明の第2実施例について説明するが、そ
の外観及び制御部のハード構成は第2図及び第3図に示
したものと同様であるので、その説明は省略する。
第12図は、この第2実施例によるユーザ文字修飾処理
に係る機能を示すブロツク図である。
すなわち、第1実施例と同じ入力装置41,入力制御部4
2,表示制御部55及び表示装置56の他に、印刷制御部57,
印刷装置58,文書編集制御部59,文字修飾制御部60,文書
テキスト記憶部61,文字修飾法記憶部62,文字パターン処
理部63,文字パターン発生部64,外部記憶制御部65及び外
部記憶装置66によりその機能が果される。
次に、これらの各構成要素の機能について簡単に説明
する。
なお、第1の実施例のブロツク図と共通する同一名称
の部分の説明は省略する。
印刷装置58は第2図及び第3図に示した例ではサーマ
ルプリンタ3であり、印刷制御部57は制御部20によるプ
リンタ制御機能である。
文書編集制御部59は入力装置41から入力され、入力制
御部42で判別された文字データを入力してこれを編集処
理し、文字修飾制御部60,文書テキスト記憶部61あるい
は表示制御部55へ出力する。
文字修飾制御部60は、文書編集制御部59より修飾要求
があると、第13図に示すような編集画面を表示させ、該
当する文字パターンを文字パターン発生部64より受け取
り、文字パターン処理部64を起動してユーザ文字修飾法
を作成し、これを表示して決定されると、それを文字修
飾法記憶部62に記憶させる。
文書テキスト記憶部61は、文書編集制御部59及び文字
修飾制御部60より文字データや属性データ等のテキスト
データを格納する。そして必要に応じてこれを外部記憶
制御部65を経て外部記憶装置66に格納する。
文字修飾法記憶部62は、文字修飾制御部60によつて作
成されて決定されたユーザ文字修飾法を記憶し、これを
外部記憶制御部65を経て外部記憶装置66に格納する。
文字パターン処理部63は、第15図(b)に示すような
各ルーチンによつて文字パターンの処理を行なう。
文字パターン発生部64は、第3図で説明した辞書メモ
リ24の予め定めた書体、例えばゴシツク体や明朝体等の
文字のパターンを格納したキヤラクタジエネレータであ
る。
外部記憶制御部65及び外部記憶装置66は、第2図及び
第3図で説明した例ではフロツピデイスクコントローラ
(FDC)27とFDD4である。
次に、このように構成されたこの第2実施例の動作
を、次の3つの機能に分けて説明する。
ユーザ修飾登録 ユーザ修飾設定 修飾の登録/呼出し ユーザ修飾登録 ユーザ修飾登録は、ユーザ(使用者)が文字修飾法を
設定し、それを装置の内部記憶部へ登録する機能であ
る。
入力装置41からユーザ修飾登録の要求が入力される
と、入力制御部42においてそれが判定され、文書編集制
御部59から文字修飾制御部60へ制御が移行する。
文字修飾制御部60では、例えば第13図に示すように、
画面の上方の現・状態遷移表示部aに「ユーザ文字修
飾」と表示をし、画面下方のフアンクシヨン選択表示部
bのF1に「修飾」,F2に「登録」と表示した編集画面c
を出力する。
なお、F1はフアンクシヨンキーの1で、F2はフアンク
シヨンキーの2の意味である。フアンクシヨンキーは、
第2図に示したキーボード1中のフアンクシヨンキー群
15の各キーであり、この例では5個のフアンクシヨンキ
ーF1〜F5が設けられている。
そこで、ユーザ修飾登録を行なうためにフアンクシヨ
ンキーF2を押下すると、第14図に示すような編集画面c
を出力する。
すなわち、現・状態遷移表示部aには「ユーザ文字修
飾:登録」と表示され、下方のフアンクシヨン選択表示
部bにはF1〜F3に現在の登録状態の表示がされ、F4とF5
には何も表示されないので、現在“未登録”であること
を表わしている。
この画面では、登録はF1〜F5まで全部で5種類可能で
ある。いま、新規登録を行なうためにフアンクシヨンキ
ーF4を選択すると、第15図(a)に示すような画面とな
る。
この第15図(a)の0〜6の数字キーとカーソル移動
キーが、それぞれ個別に文字パターン処理部63の各ルー
チンに関連していることを同図(b)が示している。
例えば、カーソル右移動キー「→」を押下すると、文
字パターン処理部63内のフオント重ね合わせ移動ルーチ
ンを実行する処理部が起動される。それによつて、第15
図(a)に表示されている「A」が右側に太る。
画面の「A」は、現修飾登録状況を明らかにするため
に設けられているだけで、この「A」が修飾される方法
と同じ方法で全ての文字が修飾されるという意味であ
る。従つて、「A」以外のどのような文字であつてもか
まわない。
また、第15図(a)の0〜6の数字キーとカーソル移
動キーを組み合わせて用いれば、第16図(a)〜(d)
に示すような修飾が可能である。
例えば、第17図に示すように「A」を横に太らせる数
字キー「5」と、縦に太らせる数字キー「6」と、左上
へ影をつけるカーソル移動キー「↑」と「←」の2回繰
返しと、元のフオント「A」をくり抜く数字キー「2」
の各キーによるオペレーシヨンを順次実行すると、第16
図(a)に示すように、左上に影付き(影量が少ない)
の文字「A」が実現される。
これらの組み合わされた入力キーコード群は、使用者
が入力する度に順次仮記憶される。
その際、キーコードをそのまま記憶しても良いが、こ
こでは説明し易いように、入力キーそれぞれに数値を割
り付けてその数値を仮記憶することにする。その対応図
を第18図に示す。
数字キー「1」〜「6」はその数値で記憶し「0」は
数値「7」で記憶する。さらに、「重ね合わせ移動」を
指示するカーソル移動キー群14のうち、カーソル上移動
キー「↑」は数値100,カーソル下移動キー「↓」は数値
101,カーソル右移動キー「→」は数値102,カーソル左移
動キー「←」は数値103として記憶される。
また、「単純移動」を指示するための☆印の移動指示
キー11とカーソル移動キー群14の各キーの組み合わせ操
作の場合には、カーソル上移動キー「↑」は数値200,カ
ーソル下移動キー「↓」は201,カーソル右移動キー
「→」は202,カーソル左移動キー「←」は203として記
憶される。
このように約束すると、第17図に示したオペレーシヨ
ンでは、第19図に示すユーザ1の修飾法保存エリアに示
すように保存される。ここで、「−1」という数値は記
憶情報の終了を示すものと約束する。
使用者が入力する順序が重要なのは、入力した数値の
順序によつて修飾結果が違つたものになるためである。
このようにして、最後に実行キー12が押下されると、
今まで順次仮記憶されていた内容が正式に文字修飾法記
憶部62へ登録される。
この正式登録された情報は、後述する修飾設定や、そ
の登録・呼出しに用いられる。
第20図に示すフローチヤートは、ここまでのユーザ修
飾登録処理を行なうものであり、第21図に示すフローチ
ヤートは、ユーザ文字修飾における文字パターンの展開
処理を行なうものである。
これらのフローチヤートの詳細な説明は、上述した説
明により充分理解されると思われるので省略するが、第
20図における「内部ワークの初期化」とは、保存エリア
の先頭に「−1」を書き込むことを表わし、「文字パタ
ーン展開」とは、第21図に示すフローチヤートで表わさ
れる内容であり、「表示」とはパターンを表示装置56に
出力することを表わしている。このようにして、ユーザ
修飾登録を終了する。
ユーザ修飾設定 ユーザ修飾設定は、のユーザ修飾登録で修飾登録さ
れた文字修飾法で実際に文字修飾を行なう機能である。
文字が修飾されるという情報は、何処かへ保存されて
いないと第12図の文字パターン処理部63が起動できない
ため、“文字属性コード”を使用する。
これは、その文字にどのような文字修飾が設定されて
いるか表わすコードで、例えば第22図(a)に示すよう
な構造になつている。
この属性コードは、現在入力済みの文書テキストが記
憶されている文書テキスト記憶部61中の被修飾文字コー
ドの直前に付加されるものとする。この属性コードの付
加は1文字ごとに行なう。
第22図(a),(b)に示すように、文字コードと属
性コードは最上位ビツトb15が“1"か“0"かで判別でき
る。すなわち、(a)に示すようにビツトb15が“1"に
なつていれば文字属性コードであり、(b)に示すよう
に“0"になつていれば文字コードである。
このフオーマツトを用いて表示制御部55と印刷制御部
57は、文字修飾制御部60を通して文書テキスト記憶部61
より1文字読み込みを行ないながら、それぞれ表示装置
56と印刷装置58へ出力を行なうのである。これは、白抜
き,影付き等の一般文字修飾とその他のユーザ文字修飾
とでは変わるところはない。
ユーザ文字修飾の要求が入力装置41で発生すると、入
力制御部42→文書編集制御部59→文字修飾制御部60と制
御が移行する。
文字修飾制御部60は、第13図に示した編集画面を出力
する。ここでフアンクシヨンキーF1を押下すると第14図
に示した編集画面を出力し、どのユーザ修飾を行なうか
を選択できる。
フアンクシヨンキーF1〜F5のいずれかを選択すると、
例えば第23図(a)に示すように、画面上部の現・状態
遷移表示部aに「ユーザ文字修飾:修飾」と表示され、
下部のフアンクシヨン選択表示部bに「設定範囲を指定
して下さい」と表示された編集画面cとなり、どの文字
を修飾するか範囲を指定する。
ここで、第23図(b)に示すように「えおかき」の範
囲を指定すると、その指定範囲の文字列の表示が反転
(斜線を施して示す)する。
その後、フアンクシヨンキーF1による設定を入力すれ
ば、文字修飾制御部60は文書テキスト記憶部61の指定テ
キストに先に述べた属性コードを付加するのである。
ここで、第14図に示したフアンクシヨンキーF1〜F5に
第22図(a)のb2〜b6、すなわちユーザ1〜ユーザ5を
対応させておけば、1文字読み込み時にどのユーザ修飾
であるかを第24図に示すように判別することができる。
次に、これらのユーザ修飾文字を表示・印刷する過程
について説明する。
前述のとおり、第12図文書テキスト記憶部61には既に
属性コードが付加されているので、あとはそれを読み込
んで文字パターン展開を行なう。
ここで、1文字読み込み後の文字パターン展開のフロ
ーチヤートを第25図に示す。
読み込み文字が修飾されているか否かは、前述のよう
に第22図に示したコードの最上位ビツト15が“1"か“0"
かで判定する。
もし、属性コード付きの場合は、属性コードのそれぞ
れのビツトに対応する文字パターン処理を行なう。
白抜き,影付きの場合は直接文字パターン処理をする
が、ユーザ修飾の場合はまず登録情報の解析を行ない、
その結果により第21図に示したフローチヤートと文字パ
ターン処理を行なう。
このようにして1文字を読み込み、そしてその文字パ
ターンの展開が終る。あとは、その展開パターンを印刷
制御部57であれば印刷装置58へ、表示制御部55であれば
表示装置56へ出力して、印刷あるいは表示する。
修飾の登録/呼出し 修飾の登録/呼出しは、のユーザ修飾登録で設定・
登録された文字修飾法の情報を内部記憶部から外部記憶
装置へ登録し、またその外部記憶装置に登録された文字
修飾法の情報を呼出したり、削除したりする機能であ
る。
修飾の登録/呼出しの要求が第12図の入力装置41で発
生すると、入力制御部42を経て外部記憶制御部65へ制御
が移行する。
外部記憶制御部65では、例えば第26図(a)に示すよ
うに何を取り扱うかを選択させる。
ここでフアンクシヨンキーF4によつて修飾を選択する
と、同図(b)に示すように「登録/呼出:修飾」の画
面となり、下部に表示された何の処理を行なうかを選択
させる。F1の登録を選択すると、第同図(c)に示すよ
うな文書名と備考を入力する画面となり、文書名を入力
させて外部記憶装置66との間で制御を行なう。
つまり、外部記憶制御部65にとつては、修飾情報も文
書テキストも根本的に違いはなく、単なるデータとして
取り扱われる。唯一の相違は、そのデータの記憶場所の
違いである。
修飾情報の登録では、文字修飾法記憶部62の情報を外
部記憶装置66に登録し、呼出しでは外部記憶装置66から
ロードして、文字修飾法記憶部62へ転送し、削除では外
部記憶装置66の指定フアイルを消去する。
このように、この第2実施例では文字修飾の種類が増
えるので自由度が高まり、種々雑多な文字修飾がある程
度まとめられるので操作が簡単になる。
また、文字修飾をユーザが自由に行なえるので将来的
にも心配がなく、色々な文字修飾を外部記憶装置から供
給できるので、同じ機種ならば別の機械でも修飾情報の
受け渡しができる。また、外字や画像と違つて内部記憶
容量が小さくて済む等の効果がある。
したがつて、この第2実施例によりユーザが自由に文
字修飾の属性コードを作成し、その作成した種々の文字
修飾を第1実施例のように複数組み合わせて設定し、こ
れを同時に修飾する複数種類修飾手段により修飾すれ
ば、さらに自由度の高い文字修飾を行なうことができ
る。
第3実施例 次に、この発明の第3実施例を説明するが、その外観
及び制御部のハード構成は第2図及び第3図に示したも
のと同様であり、その制御部20においてこの第3実施例
を実現するための機能ブロツク図も、第12図に示した第
2実施例のものと略同様であるので、それらの図示及び
説明は省略する。
この第3実施例の機能も、前述の第2実施例と同様に
大きく次の3つの動作に分類される。
ユーザ修飾登録 ユーザ修飾設定 修飾の登録/呼出 以下、これらの各機能について図面の第12図,第17図
及び第27図以降を参照して順次説明する。
ユーザ修飾登録 ユーザ(使用者)が文字修飾法を設定して、それを装
置の内部記憶部に記憶させる機能である。
使用者のキー入力により、このユーザ修飾登録要求が
第12図の入力装置41で発生すると、入力制御部42によつ
てそれが判定され、文書編集制御部59から文字修飾制御
部60へ制御が移行する。
文字修飾制御部60は、このとき表示制御部55を介して
表示装置56に例えば第27図に示すような画面を出力す
る。この画面表示で、最上行には現在の状態遷移が、最
下行にはフアンクシヨン選択のための表示が出力され
る。
なお、この実施例では入力装置41(第2図のキーボー
ド1におけるフアンクシヨンキー群15)に8個のフアン
クシヨンキーF1〜F8が具備されているものとする。
今、ユーザ修飾登録を行うため使用者がフアンクシヨ
ンキーF2を押下すると、文字修飾法制御部60は表示装置
56に第28図に示す画面を出力する。この画面では現在の
修飾登録状況がフアンクシヨンエリアに示される。
この第28図によると、登録は全部で8種可能で、F1〜
F6にはすでに何か登録されている。この例ではF1〜F6に
はシステムのプリセツト修飾が存在しているが、勿論こ
れも変更が可能である。
ここで、フアンクシヨンF5によつて影付き文字を選択
すると、文字修飾制御部60は表示装置56に第29図に示す
画面を出力して設定待ちとなる。
この画面の左上部には、現在選択中の修飾登録情報で
実際に修飾して文字パターン展開を行つた結果を示して
いる。
この修飾の情報は、第30図に示すフオーマツトで記憶
されるものとすると、第28図のF1〜F8の修飾情報は、第
31図に示すような数値情報として内部に記憶される。こ
の情報の記憶場所は固定的であつて、何かユーザ修飾が
行われるとここから情報が取り出される。これについて
は、ユーザ修飾設定の説明の際に述べる。
第30図(a)において、元字の修飾状態を示すビツト
b5,b6は、例えば“00":なし,“01":重ね合わせ,“1
0":くり抜きを示すものとする。
同図(b)は(a)のb2〜b4のいずれかが“1"のとき
に付加される情報であり、縦方向は下を正の値とし、上
を負の値とする。また、横方向は右を正の値とし、左を
負の値とする。
第29図の表示画面が出力されているときは、カーソル
移動キー,数字キー,実行キー,取消キーのみが許可さ
れる。これらのキーを用いて何か1つでも設定が行なわ
れると、その度毎に第30図のフオーマツトの情報が作成
され、これを用いて基本フオントのパターン展開を行
う。
このパターン展開は縮小→元字の順序で行われる。こ
れは第29図の表示画面において、上から下へ表示されて
いる項目の順序である。この順序はこのシステム固有で
あり、修飾結果を考慮して設定される。
このようにして、設定毎に左上の「A」が修飾され、
実行キーが押下されると第31図に示したF5の記憶部に記
憶される。
上述したユーザ修飾登録とユーザ文字パターン展開の
各処理のフローチヤートを第32図及び第33図に示す。
こうしてユーザ修飾登録を終了する。文字修飾例とし
ては、第2実施例の説明に際して第16図に示した例を参
照されたい。
ユーザ修飾設定 で設定・記憶された情報を取り出して実際に文字修
飾を行なう機能である。
文字が修飾されているという情報は、どこかへ保存さ
れていないと第12図の文字パターン処理部63が起動出来
ないため、“文字属性コード”を使用する。これは、そ
の文字にどのような文字修飾が設定されているか表わす
コードで、例えば第34図(a)に示すような構造をも
つ。
この属性コードは、現在入力済の文書テキストが記憶
されている文書テキスト記憶部61中の被修飾文字コード
の直前に付加されるものとする。これは1文字ごとに行
う。
第34図(a)に示す属性コードと(b)に示す文字コ
ードとは、最上位ビツトb15が“1"か“0"かで判別でき
る。
このフオーマツトを用いて、第12図の印刷制御部57と
表示制御部55は、文字修飾制御部60を通して文書テキス
ト記憶部61より1文字読み込みを行いながら、それぞれ
印刷装置58及び表示装置56へ出力を行うのである。これ
は、斜体・倍角等の一般文字修飾とユーザ文字修飾で変
わるところはない。
今、ユーザ文字修飾の要求が入力装置41で発生する
と、入力制御部42→文書編集制御部59→文字修飾制御部
60と制御が移行する。そして、文字修飾制御部60は表示
装置56に第27図に示した表示画面図を出力する。
ここで、使用者がフアンクシヨンキーF1を押下する
と、第28図に示した表示画面となり、どのユーザ修飾を
行うかを選択できる。
フアンクシヨンキーF1〜F8のいずれかを選択すると、
第35図(a)の表示画面となり、どの文字を修飾するか
を範囲で指定できる。
カーソル移動キーと実行キーによつて、修飾したい文
字列の始めと終わりを指定すると、第35図(b)に示す
ように指定した修飾範囲の文字列の表示が反転(斜線を
施して示す)する。
このように修飾範囲を指定した後、フアンクシヨンキ
ーF1を押して設定とすれば、文字修飾制御部60は文書テ
キスト記憶部61の指定テキストに先に述べた属性コード
を付加するのである。
ここで、第28図のF1〜F8に第34図のビツトb0〜b7を対
応させておけば、1文字読み込み時にどのユーザ修飾か
を判別できる。
次に、これらのユーザ修飾文字を表示・印刷する過程
を説明する。
前述のとおり、文書テキストには既に属性コードが付
加されているので、あとはそれを読み込んで文字パター
ン展開を行う。この1文字読み込み処理のフローチヤー
トを第36図に示す。
その読み込み文字が修飾されているか否かは、第34図
に示したように、最上位ビツトb15が“1"か“0"かで判
定する。もし、属性コード付の場合は、属性コードのそ
れぞれのビツトに対応する文字パターン処理を行う。
斜体・倍角の場合は直接文字パターン処理をするが、
ユーザ修飾の場合はまず登録情報の解析をし、その結果
により文字パターン処理を行う。
このようにして1文字読み込み、そしてその文字パタ
ーンの展開が終わる。あとは、その展開パターンを印刷
制御部57であれば印刷装置58へ、表示制御部55であれば
表示装置56へ出力して、印刷あるいは表示する。
修飾の登録/呼出 で設定・記憶された情報を外部記憶装置へ登録する
(外部記憶装置からの呼出し及び登録された情報の削除
も含む)機能である。
使用者のキー入力によりこの要求が第12図の入力装置
41で発生すると、入力制御部42を経て外部記憶制御部65
へ制御が移行する。
外部記憶制御部65では、前述の第2実施例について第
26図の表示画面にしたがつて説明したのと同様に、まず
何を取り扱うか選択させ(a)、次の何の処理を行うか
選択させ(b)、文書名を入力させて(c)、外部記憶
装置66との間で登録の制御を行う。
外部記憶装置66に登録した修飾情報の呼出し、あるい
は削除も、第2実施例の場合と同様であるので説明を省
略する。
この第3実施例によれば、次のような効果が得られ
る。
(1)文字修飾の種類が増えるので修飾の自由度が高ま
る。
(2)種々雑多な文字修飾がある程度まとめられるの
で、操作が簡単になる。
(3)文字修飾は、ユーザが自由に行えるため将来的に
も心配がない。
(4)色々な文字修飾を外部から供給できるため、同じ
機種ならば別々の機械でも修飾情報の受け渡しが出来
る。
(5)外字や画像と違つて、内部記憶容量が小さくて済
む。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の文字処理装置によれ
ば、ワードプロセツサ等の文字処理装置において文字や
文字列への修飾が福数種類ある時、1つのキー入力操作
によつて同時に複数種類の修飾を付加することができる
ので、修飾作業時の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の制御部20におけるこの発明の第1実施
例による文字の複数種類の修飾同時処理に係る機能を示
すブロツク図、 第2図はこの発明を実施したワードプロセツサの一例を
示す外観斜視図、 第3図は同じくその制御部の一例を示すブロック図、 第4図及び第5図は第1図の表示装置56による組み合せ
修飾設定のメニユ画面の一例を示す説明図、 第6図は第1図の入力装置41における組み合せ修飾に必
要なキーの一例を示す配置図、 第7図は第1図のテキストバツフア48の一例を示す説明
図、 第8図は同じくその文字修飾におけるテキストバツフア
更新の一例を示す説明図、 第9図は同じくその組み合せ修飾におけるテキストバツ
フア更新の一例を示す説明図、 第10図及び第11図は第1実施例による組み合せ修飾設定
と組み合せ修飾の処理を示すフロー図、 第12図はこの発明の第2実施例によるユーザ文字修飾処
理に係る機能を示すブロツク図、 第13図は同じくその表示装置56によるユーザ文字修飾選
択による表示画面の一例を示す説明図、 第14図は同じくユーザ文字修飾の登録選択の表示画面の
一例を示す説明図、 第15図は同じくユーザ文字修飾の登録画面の文字パター
ン処理ルーチンとの対応関係を示す説明図、 第16図は同じくユーザ文字修飾の一例を示す説明図、 第17図は第16図(a)の文字修飾設定のキー操作手順を
示す説明図、 第18図は同じくその入力キーと記憶する数値との対応関
係を示す説明図、 第19図は同じくその修飾法保存エリアの保存例を示す説
明図、 第20図はユーザ文字修飾の登録処理のフロー図、 第21図はユーザ文字修飾における文字パターン展開処理
のフロー図、 第22図は文字属性コードと文字コードのフオーマツトを
示す説明図、 第23図はユーザ文字修飾の修飾設定画面の一例を示す説
明図、 第24図は文字属性コードとユーザ修飾法保存エリアとの
対応関係を示す説明図、 第25図は1文字読み込み後の文字パターン展開処理のフ
ロー図、 第26図はユーザ文字修飾情報の登録・呼出し画面の一例
を示す説明図、 第27図乃至第29図はこの発明の第3実施例によるユーザ
修飾登録を行なう際の各過程での表示画面の例を示す説
明図、 第30図は同じく修飾情報の記憶フオーマツトの例を示す
説明図、 第31図は同じく修飾情報を各フアンクシヨンキーに対応
して数値情報として記憶した例を示す説明図、 第32図はこの第3実施例によるユーザ文字修飾登録処理
のフロー図、 第33図は同じくユーザ文字パターン展開処理のフロー
図、 第34図は同じく文字属性コードと文字コードのフオーマ
ツトを示す説明図、 第35図は同じくユーザ文字修飾の修飾設定画面の一例を
示す説明図、 第36図は同じくユーザ文字修飾登録処理のフロー図であ
る。 1…キーボード(入力装置) 2…液晶デイスプレイ(表示装置) 3…サーマルプリンタ(印刷装置) 4…フロツピデイスク装置(外部記憶装置) 10…キー群、11…機能指示キー 12…実行キー、14…カーソル移動キー群 15…フアンクシヨンキー群 16…組み合せ修飾キー 20…制御部、21…マイクロコンピユータ 41…入力装置、42…入力制御部 43…カーソル制御部、44…メニユ表示制御部 45…テキスト取り出し部、46…修飾制御部 47…組み合せ修飾情報格納部 48…テキストバツフア部 49…テキスト更新制御部 50…CG取り出し部、51…CGフオント部 52…テキスト表示制御部 53…修飾ドツト展開部 54…組み合せ修飾情報作成制御部 55…表示制御部、56…表示装置(LCD) 57…印刷制御部、58…印刷装置 59…文書編集制御部、60…文字修飾制御部 61…文書テキスト記憶部 62…文字修飾法記憶部 63…文字パターン処理部 64…文字パターン発生部 65…外部記憶制御部、66…外部記憶装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/30 G06F 17/21 G06T 1/00 G09G 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力装置と表示装置とを備え、入力装置よ
    り入力した文字や文字列を表示装置によつて可視的に表
    示できる文字処理装置において、 入力された文字又は文字列を修飾する文字修飾手段と、
    組み合せ修飾キーに複数種類の修飾を組み合せた組み合
    せ修飾情報を対応させて格納する組み合せ修飾情報格納
    手段と、指定された文字又は文字列に対して前記組み合
    せ修飾キーが押されたとき、前記組み合せ修飾情報格納
    手段から前記組み合せ修飾キーに対応する組み合せ修飾
    情報を取り出し、該組み合せ修飾情報に基づいて前記指
    定された文字又は文字列に複数種類の修飾を同時に行な
    う複数種類修飾手段とを設けたことを特徴とする文字処
    理装置。
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