JPH0470955A - 文書処理装置 - Google Patents
文書処理装置Info
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- JPH0470955A JPH0470955A JP2176260A JP17626090A JPH0470955A JP H0470955 A JPH0470955 A JP H0470955A JP 2176260 A JP2176260 A JP 2176260A JP 17626090 A JP17626090 A JP 17626090A JP H0470955 A JPH0470955 A JP H0470955A
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- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は文書処理装置、詳しくは文書の作成及び編集を
行う文書処理装置に関するものである。
行う文書処理装置に関するものである。
近年、コンピュータ等を利用したデスクトップパブリッ
シング(所謂、DTP)が望まれている。 通常、この種の装置においては、個々の文字の形態(例
えば、サイズ、書体、飾文字等)を独立して変更可能に
なっていて、同じ文書であってもオペレータの操作によ
って様々な出力結果を得ることが可能になっている。 この様な装置において、文字の形態を設定する場合、設
定しようとしている文字位置にカーソルを位置させ、そ
の後でその設定に係るデータを入力するというのが一般
的である。
シング(所謂、DTP)が望まれている。 通常、この種の装置においては、個々の文字の形態(例
えば、サイズ、書体、飾文字等)を独立して変更可能に
なっていて、同じ文書であってもオペレータの操作によ
って様々な出力結果を得ることが可能になっている。 この様な装置において、文字の形態を設定する場合、設
定しようとしている文字位置にカーソルを位置させ、そ
の後でその設定に係るデータを入力するというのが一般
的である。
しかしながら、他の人によって作成された文書等を編集
するときに特にそうなのであるが、特定の文字(或いは
文字列)のサイズをその文書で使用されている他の文字
と同じにしようとした場合、その文字のサイズを先に説
明した操作を試行錯誤しながら繰り返さねばならないと
いう問題が発生する。 本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、注
目文字列の変更しようとしている出力形態を他の文字を
参照することで自動的に設定することを可能ならしめる
文書処理装置を提供しようとするものである。
するときに特にそうなのであるが、特定の文字(或いは
文字列)のサイズをその文書で使用されている他の文字
と同じにしようとした場合、その文字のサイズを先に説
明した操作を試行錯誤しながら繰り返さねばならないと
いう問題が発生する。 本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、注
目文字列の変更しようとしている出力形態を他の文字を
参照することで自動的に設定することを可能ならしめる
文書処理装置を提供しようとするものである。
この課題を解決するため本発明の文書処理装置は以下に
示す構成を備える。すなわち、文書を構成する文字を文
字コードとして記憶する第1の記憶手段と、該第1の記
憶手段に記憶された個々の文字毎の出力形態情報を記憶
する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶され
た文書の中で、出力形態変更対象の文字列を指定する第
1の指定手段と、前記第1の記憶手段に記憶された文書
の中で、所望とする出力形態を持つた文字を指定する第
2の指定手段と、該第2の指定手段で指定された文字に
対応する出力形態情報を前記第2の記憶手段より取り出
す取り出し手段と、前記第1の指定手段で指定された文
字列を構成する個々の文字の出力形態情報を、前記取り
出し手段で取り出した出力形態情報で変更する変更手段
とを備える。
示す構成を備える。すなわち、文書を構成する文字を文
字コードとして記憶する第1の記憶手段と、該第1の記
憶手段に記憶された個々の文字毎の出力形態情報を記憶
する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶され
た文書の中で、出力形態変更対象の文字列を指定する第
1の指定手段と、前記第1の記憶手段に記憶された文書
の中で、所望とする出力形態を持つた文字を指定する第
2の指定手段と、該第2の指定手段で指定された文字に
対応する出力形態情報を前記第2の記憶手段より取り出
す取り出し手段と、前記第1の指定手段で指定された文
字列を構成する個々の文字の出力形態情報を、前記取り
出し手段で取り出した出力形態情報で変更する変更手段
とを備える。
かかる本発明の構成において、第1の記憶手段に記憶さ
れている文書中の特定の文字列の出力形態を他の文字の
出力形態に一致させようとする場合、その参照文字を第
2の指定手段で指定する。 指定された文字の出力形態情報は、第2の記憶手段より
取り出される。そして、注目文字列を構成する個々の文
字に対応する出力形態情報を、その取り出した出力形態
情報で変更する。
れている文書中の特定の文字列の出力形態を他の文字の
出力形態に一致させようとする場合、その参照文字を第
2の指定手段で指定する。 指定された文字の出力形態情報は、第2の記憶手段より
取り出される。そして、注目文字列を構成する個々の文
字に対応する出力形態情報を、その取り出した出力形態
情報で変更する。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。 くシステム構成の説明〉 第1図は実施例における文書処理システムのブロック構
成図である。 図中、1は本システム全体を制御するCPUであり、2
は本装置に電源投入時点におけるブートプログラムを記
憶したROM、3は後述する外部記憶装置から読み込ん
だプログラムや、編集中の文書情報を記憶したり、CP
U 1のワークエリアとして使用されるRAMである。 4は文字パターンを生成するために座標形式のデータを
記憶しているフォントメモリ(所謂アウトラインフォン
トを記憶している)、5は表示画面に表示するイメージ
を展開するVRAM、6はそ(7)VRAM5に展開さ
れた画像を表示するCRTデイスプレィである。7はフ
ロッピーディスク装置やハードディスク装置で代表され
る磁気記憶装置であり、本装置における文書処理に係る
各種プログラム(RAM3にロードされる)や、文書情
報等を記憶している。8は文書を構成する文字或いは本
システムに所定の指示を与えるためのキーボード、9は
CRTデイスプレィ6に表示画面上に表示されたグラフ
ィックカーソルの移動等を制御するためのマウスである
。10は実際に印刷処理する段階になったとき、記録紙
1ペ一ジ分のイメージを展開可能な画像メモリ、11は
画像メモリ11に展開されたイメージに基づいて記録媒
体上に可視画像を形成するプリンタである。尚、実施例
におけるプリンタ11はレーザビームプリンタとして説
明する。 通常、CRTデイスプレィ装置は、編集内容が確認でき
さえすれば良いので、その解像度はレーザビームプリン
タ等の高品位プリンタと比較して低いものを採用してい
る。印刷処理を行うときには、印刷対象の文書情報に従
いプリンタの解像度に合せた文字パターン等を、フォン
トメモリ4より読み出したデータに従って発生させ、そ
れを画像メモリ10に展開し、印刷する。 く枠の説明〉 第2図は実施例における文書の展開領域となる枠のレイ
アウト−例を示している。 図中、20は記録紙を表わし、21〜23は各文字列(
文書)を展開するための枠である。枠の大きさ及び設定
はマウス9を操作することで行う。具体的には、マウス
9を操作することで、表示画面に表示された記録紙を自
由にスクロールさせ、その中で任意の2つ点位置にグラ
フィックカーソルを移動させ、マウス9に設けられたボ
タンを押下(以下、クリックという)する。その2点を
矩形(=枠)の対角線の両端点としてとらえるわけであ
る。 この後、適当な枠を1つマウス等より指定し、その中に
キーボード8より入力された文字列(以下、実施例では
1文字も含まれる)を展開していって文書を作成してい
く。尚、文書等を入力した後でも、枠のレイアウトや大
きさは自由に変更可能である。 上述した構成において、各枠を設定し、その中にキーボ
ード8より入力した文字列を展開していった場合のデー
タは第3図に示す形態でRAMB内に構築される。 図示の如く、実施例においては、1つの枠内に対するデ
ータは、枠ヘツダエリア、文字コードエリアそして文字
属性エリアの3つ情報から構成されている。 以下、各々のエリアに対して説明する。 枠ヘツダエリアは、その枠に対しての編集に必要なデー
タが格納されている。実施例においては、この枠ヘツダ
エリアは、その枠の大きさ(縦横の長さ)、その中に含
まれる文字数、枠の記録紙に対する座標位置、そして、
その枠ヘツダの属性情報から構成されている。 大きさ、文字数及び枠の座標位置は上述した通りである
ので、ここではその属性について説明する。 枠ヘツダの属性情報には、その枠に対するオペレータが
簡単なコメントを付することかできる属性名情報、その
枠内の文書が縦書きか横書きか等の文書の組み方情報、
文字サイズ情報(ポイント数)、文字の縦横の倍率情報
、欧文か漢字混じり文字かの書体情報(漢字であれば明
朝体やゴシック体、欧文文字であればフーリエ、ヘリベ
テイ力、タイムズ等)、行間の距離情報、文字間距離情
報、斜体文字の角度情報、禁則処理の有無の情報等から
構成されている。この枠ヘツダの属性であるが、オペレ
ータが積極的にそれら各情報を変更する旨の指示を与え
ない限りは、そのデフォルト値が設定されるようになっ
ている。 尚、説明が前後するが、オペレータが枠を設定したとき
には、先ず、その枠ヘツダに対するエリア、文字コード
エリア、文字属性エリアそれぞれがRAMB内に確保さ
れる。 次に、第3図における文字コードエリアであるが、この
エリアには、該当する枠内に展開された文書を構成する
個々の文字コードが格納される。 また、文字属性エリアには、対応する文字コードエリア
内の個々の文字に対する属性情報が格納される。個々の
文字に対しての属性情報には種々の情報があるが、その
一部を挙げると、文字サイズ情報、文字種(書体の種類
)、飾り情報(文字飾りの色、下線の有無、上線の有無
、網掛けの有無及びその網掛はパターンの種類、文字列
を囲む凹み罫線の有無等)、字形情報、文字色、文字の
縦方向の位置、文字間、表示パターンを反転させるか否
かの情報等である。このうち、字形情報は、表になる文
字と影になる文字の2つの種類がある。表文字に対して
は横倍(50〜200%の範囲)、縦倍(50〜200
%の範囲)、縁取りの有無、斜体の角度、斜体の方向、
回転方向(0〜360度の範囲)、塗り潰しパターンの
種類を設定する情報がある。影文字に対しても、表文字
とほぼ同じパラメータを設定する情報が確保されている
。 上述した説明によれば、枠ヘツダエリア内の属性情報と
個々の文字に対する文字属性エリア内の情報が重複する
と思われるかもしれないが、そうではない。すなわち、
実施例のシステムにおいては、文字属性エリア内の情報
を枠ヘツダエリア内の属性情報に優先する。つまり、1
つの枠内に対するおおかたの属性は枠データエリア内の
属性情報で制御し、枠内の例えば「ここの文字だけを太
き(させたい」という要求、つまり個々の文字に対する
圧力形態は文字属性エリア内の情報に基づいて制御する
。 く編集処理の説明〉 上述した実施例における構成及びデータの格納形態にお
ける編集処理を以下に説明する。 ■文字合せ処理 従来においては、文書編集画面において特定の行を所望
の文字列(文書も含む)でもって−杯にしたい、或いは
2行に跨がってしまった文字列を1行に納めたいという
要求があった場合、−々その文書の書式パラメータ設定
画面に表示画面を切り換えて、書式設定にかかるパラメ
ータを設定しなおさねばらない。そして、その都度、そ
の結果がどのように文書に反映されたかを確認しなけれ
ばならない。従って、その結果が思わしくなかった場合
には、再度そのパラメータを入力し、納得のいくまで上
述した操作を繰り返していた。 本実施例においては、その操作環境を一新する。 第4図(A)〜(F)を基にして説明する。 尚、各図において、参照符号で示された矩形罫線は実施
例における枠に相当する。そして参照符号において“a
”が付された枠は編集前の枠、”b”が付された枠は編
集後の枠をそれぞれ示している。 第4図(A)は枠31a内の成る行の文字列全部を指定
し、それを文字サイズに基づいて文字合せ(結果は枠3
1b)を行った例である。オペレータは注目性の文字列
“ABCDEFG″をマウス9等で指定し、基準となる
データとして“サイズを指定するだけで良い。サイズは
CPU 1が自動的に算出する。尚、文字列を指定する
手法としては、指定しようとしている文字列の先頭文字
と最後尾の文字位置にカーソルを移動し、それぞれの位
置でマウス9のボタンをクリックする操作で達成する。 勿論、キーボード8に範囲指定にかかるキーを設け、そ
のキー及びカーソル移動に係るキーを操作することで範
囲指定するようにしても構わない。 さて、第4図(B)は選択文字列は同図(A)と同じで
あって、“文字間”を処理基準として選択した例、同図
(C)は“横倍(=文字の横方向の倍率)”を処理基準
として選択した例である。 上述の如く、特定文字列を1行に納める手法としては、
“文字サイズ、”文字間”、“横倍率”の3つ(文字の
横方向の大きさを注目すれば文字サイズと横倍率は同じ
概念であるので2つ)がある。従って、実施例において
は、文字合せ処理を選択したとき、どれを基準として文
字合せを行わせるかを選択させるためのメニューを表示
させる。この後、処理しようとしている文字列を指定し
たとき、第4図(A)〜(C)における枠31b、32
b、33bの如く処理されて表示される。 また、第4図(D)は“文字間”に基づいて2行に渡る
文字列“ABCD・・・LMN”を1行に納める処理を
示しており、第4図(E)は“文字サイズに基づいて2
行に渡る文字列”EFG・・・LMNO”を1行に納め
る処理を示している。第4図(E)を見ると解るように
、実施例における文字列の指定は、その行の途中からの
文字列であっても全く構わない。但し、指定対象外とな
った文字列“ABCD”は元のままになる。従って、第
4図(F)の如く、枠36a中の行−杯にならない文字
列“ABCDEFG”の一部“DEFG″を指定し、文
字サイズを基に文字合せ処理を行った場合には、その指
定された文字列“DEFG”は拡大処理され枠36bの
如くに変換される。つまり、指定された文字列(2行に
渡っても構わない)をその先頭文字の位置からその枠の
右端迄の空間に、文字サイズ、字間或いは横倍率を変更
して納める。いずれの場合も、文字合せの際、文字を詰
めた行より下の行は順にくりあがる。 ここで、どのようにして変換後の文字サイズ、文字間或
いは横倍率を計算するかであるが、その原理を第5図を
用いて説明する。 個々の文字に対するサイズや字間等は、枠ヘツダエリア
内の属性情報もしくは文字属性エリア内の属性情報中に
あることは既に説明した。第5図に示す如く、1つの文
字が消費する横方向の長さは、その文字の横幅β。(サ
イズ或いは横倍率に依存する)と字間i!、1との和で
ある。 従って、文字サイズを変更することで、長さしの中にm
個の文字を配置させるためには、次式を満足する“SX
”を求める。但し、S8は変換後の文字サイズ、Soは
変換前の文字サイズである。 L=mX (I2o xSx /So +J2.ンまた
、字間を変更することで、長さしの中にm個の文字を配
置させるためには、次式を満足する“β8”を求める。 L=mX (Ra +12m ) 更に、横倍率を変更することで、長さしの中にm個の文
字を配置させるためには、次式を満足するWX”を求め
る。 L ” m ×(I2o X W * + 12+ )
向、ここに上げた式は、本発明実施例を簡単に説明する
ためのものであり、本発明を限定するものではない。例
えば、枠内の文書が禁則処理等行っている場合には、更
に複雑な演算を行わねばならない。 いず鶴にせよ、以上の処理で算出された文字サイズ、字
間、或いは横倍率は、その指定されたm個の文字それぞ
れに対する文字属性エリアに書込むことで更新し、その
更新された属性に基づく注目枠を表示し直すことで、第
4図(A)〜(F)の右辺にあるような結果を得ること
が可能となる。 以上説明した処理を第6図のフローチャートに従って整
理しながら説明する。尚、このフローチャートに係るプ
ログラムはRAM3の所定エリアにロードされているも
のとする。 先ず、CPUIは、オペレータがキーボード8或いはマ
ウス9を操作することで編集メニューの表示指示をした
ことを検出すると、編集メニューのイメージ画像をVR
AM5に展開することで、その編集メニューをCRTデ
イスプレィ6に表示させる(ステップSl)。次に、マ
ウス9により連動するグラフィックカーソルの表示座標
位置及びマウス9に設けられたボタンを監視することで
表示されたメニューの中で「文字合せ」が指定されたか
否かを判断する(ステップS2)。「文字合せ」の処理
が選択された場合には、ステップS4以降の処理に進む
が、それ以外の処理項目が選択された場合にはステップ
S3に進み、対応する処理を実行する。 さて、編集メニューを表示し、その中で「文字合せ」が
選択(クリック)されると、処理はステップS4に進み
、文字合せの基準として”文字サイズ“字間”、”横倍
”のいずれにするかを促すメニューを表示させ、オペレ
ータにそのどれか1つを選択させる。この後、ステップ
S5において、表示されている枠内の適当な文字列の指
定を受ける。ステップS6においては、文字合せしよう
とする横方向の幅りを算出する。この値しは、注目枠の
右端のX座標値から指定された文字列中の先頭文字のX
座標値(注目枠の情報、及び注目文字より前の各文字の
サイズ及び字間より算出できる)を減することで算出す
る。 この後、処理はステップS7に進み、先に選択した文字
合せ基準によりステップ88〜S10のいずれかに分岐
する。 文字合せの基準として“文字サイズが指定された場合、
処理はステップS8に進み、新たな文字サイズを、指定
された文字数、算出された幅し及び字間に基づいて算出
する。また、“字間”が文字合せの基準として指定され
た場合、ステップS9に進み、指定文字数、算出された
幅り及び文字サイズに基づいて新たな字間を算出する。 そして、”横倍”が指定された場合には、指定文字数I
LI字間に基づき横倍率を算出する。 こうして、新たな文字サイズ又は字間又は横倍率が算出
されると、処理はステップSllに進む。ここでは、オ
ペレータが指定した文字列な構成する個々の文字毎の属
性情報の対応する部分をステップS8〜10のいずれか
で算出された値で更新する。この後、その更新された文
字属性エリア内の情報に従って注目枠内の文字を再表示
する。 以上の処理によって、オペレータは文字サイズ、字間、
或いは横倍率をいくつにするかを全く意識しなくても指
定した文字列を1行中に納めることが可能となる。特に
、特定文字列を見出しなどに使用するとき、その見比し
用に使用することになっている空間の大きさが決ってい
れば、その空間に一致する枠を設定し、後はその文字列
をキーボード8等より入力しさえすれば良いので、オペ
レータに良好な操作環境を与えることが可能になる。 尚、上述した例では、横書き文書を例にした場合である
。縦書き文書の場合、文字合せの基準となる選択項目パ
ネルを表示するときには、選択項目「横倍」の代りに「
縦倍」を表示する。 また、実施例においては2行に渡る文字列を1行に納め
る例を説明したが、例えば4行に渡る文字列を3行に納
めるようにしても良い。この場合、回行に納めるのかを
指定するメニューを表示させ、そのうちの1つを選択し
て実行するようにすれば容易に達成できる。 ■文字属性複写処理 次に、文字属性複写処理について説明する。 個々の文字毎にその文字の属性情報があることは既に説
明した。つまり、実施例においては、個々の文字毎にそ
の書体やサイズ等を変更することができる。各々の属性
の変更は、変更しようとしている文字(或いは文字列)
を指定し、その後(その前でも良い)、どの属性を変更
するかを指定し、そのバラメークを入力する。入力し終
えた後は、与えられたパラメータに従い、注目文字の文
字属性をそのパラメータに従って変更し、再表示する。 ところで、特定の文字(或いは文字列)の出力形態(属
性)を変更しようとするとき、その注目、文字以外の文
字と同じにしたいという要求が多々発生する。具体的に
は、今、成る文字が何ポイントに拡大されていて、注目
文字サイズもそれと同じにする場合である。実施例では
、参照したい文字が何ポイントであるか否かを全くわか
らなくても簡単な操作でこれを実現する。 これを実現するため、実施例では、参照したい文字の属
性要素(この場合は文字サイズ)のみを注目文字の属性
情報に複写する。これによって、注目文字のサイズを居
行錯誤しなくとも、意図した通りにすることができる。 今、第7図に示すように、枠70内の文字列「変更」の
サイズを同一枠内にある文字列「参照」と同じにして枠
71のように変換する例を説明する。 この場合、オペレータは先ず、どの属性要素を複写する
のかを指定するため、文字属性要素−覧をメニュー形式
で表示させ、マウス9等を操作することでその属性要素
の1つ、例えば文字サイズを指定する。このときのCR
Tデイスプレィ6の表示画面状態を第8図(A)に示す
9図示の符号80が文字属性要素−覧のメニューである
。属性要素として図示の如く“サイズが選択されると、
今度は第8図(B)に示すような文字サイズに係るパネ
ル81が表示される。このとき、表示画面最下行に、選
択項目として“取り出し”が図示のように表示される。 尚、図示において文字サイズとして級数“12.0 (
=8.5ポイント)”と表示されているのは、上述した
操作を行う以前にカーソルが位置していた文字のサイズ
情報である。さて、オへレークはこの画面が表示された
のを確認してから、参照しようとしている文字をマウス
9を操作することで指定する。この指定操作の後、図示
の“取り出し”をマウス9で指示することで指定文字の
サイズ情報が取り出される。この−例が第8図(C)で
ある。同図(C)の場合、指定された文字は“f”であ
り(指定された文字は反転される)、級数“50.0”
、ポイント数では“35.4”であることが確認できる
。こうして、参照文字サイズの取り出しが完了すると、
今度はサイズ変更しようとしている文字或いは文字列を
マウス9を操作することで指定する。この操作が完了す
ると、取り出した文字サイズが指定された文字に反映さ
せるべく、そのときのサイズ情報が注目文字の属性情報
の対応する部分に書込まれ、参照文字のサイズと同じサ
イズにすることが可能となる。尚、同図(C)の状態で
キーボードにより級数“50.0”を例えば“40.0
”等と変更すると、その時点で指定された文字のサイズ
が表示されたサイズに変更される。 CPUIは第9図に示すフローチャートに従って動作処
理する(対応するプログラムはRAM3にロードされて
いる)。 先ず、ステップS21において、属性要素−覧を表示し
、次のステップS22においてその1つが選択されるま
で待つ。1つの属性要素が選択されると、その属性要素
に係るパネルを表示する。 この後、ステップS24において、キーボード8或いは
マウス9の状態情報を入力し、次のステップS25で、
“取り出し”が指定されたか否かを判断する。説明が前
後するが、ステップS24ではマウス9に連動するグラ
フィックカーソルや文書編集用カーソルの制御を行って
いる。さて、取り出し”が指定された場合、処理はステ
ップ826に進み、その時点で指定された文字の属性情
報のうち、注目している属性要素のデータを取り出し、
それをそのときに表示されているパネルの所定欄に表示
させ、ステップS24に戻る。つまり、オペレータは参
照したい文字をマウス9或はキーボード8を操作するこ
とで指定した後、この“取り出し”を指示することで、
その参照文字の注目している属性要素の内容を確認でき
るようになる。 また、ステップS25の判断で、“取り出し”が指定さ
れなかったと判断した場合には、ステップS27に進み
、現在表示されているパネルの値を確定するのか否かを
判断する。確定か否かの判断は、例えばキーボード8よ
りリターンキーの押下があったか否か等で判断する。こ
の判断が“NO″の場合にはステップS28に進み、そ
の時点で表示されている属性要素指定に係るパネル中の
値を変更するのか否かを判断する。表示パネル中の値を
変更するデータの人力を検出したときには、ステップS
29に進み、その入力データをそのときに表示されてい
たパネル中の数字で書き換え、ステップS30に進む。 また、ステップS28の判断がNo″である場合、処理
はステップS24に戻る。 さて、処理がステップS30に進むと、そのときのパネ
ル上に表示されている属性要素の値を、その時点で指定
されている文字(或いは文字レール)の属性情報内の該
当する位置に書込み、該当する枠内の文書を再表示させ
る。 以上の処理手順をここで簡単に説明する。ステップS2
4.S25.S27.S28のループにおいてはマウス
9に連動するカーソルの移動表示及び特定文字(或は文
字列)の指定処理が行なわれていることになる。そのル
ープ処理中において“取り出し”指示がなされた場合、
その時点で指定された文字の属性情報の中から選択され
た属性要素情報を取り出し、その属性要素の値をバネル
に表示する。換言すれば、先のループにおいて参照文字
を指定する。続いて“取り出し”を指定することで参照
文字の属性情報のうち、ステップS22で指定した属性
要素のみを取り出し、表示することが可能となる。この
後、オペレータは再びステップS24.S25.S27
.S2.8のループで今度は目的文字列を選択し、その
後で確定させる旨の指示を与える。この時点で、既に参
照文字の必要な属性情報は取り出され、表示されている
ことになるから、確定指示を与えたときには、その目的
文字列は参照文字の属性に従ってその出力形態が変更さ
れる。 以上の処理によって、参照文字の所望とする属性要素の
みを目的文字列に反映させることが可能となる。特に、
オペレータが成る文字の属性を知ろうとした場合には、
知りたい属性のパネルを表示させた後、「取り出し」を
マウス9でクリックすれば良いので便利である。 尚、第9図のフローチャートにおいて、ステップS29
からステップ530に進む処理は、オペレークが自身で
選択した文字列に対する属性要素を変更する場合である
。 また、上述した文字属性複写処理では、参照文字の文字
属性の一部のみを注目文字に反映させる例であったが、
場合によっては全属性情報を反映させるようにしても良
い。 更には、上述した例では、参照文字の属性の一部を目的
文字列に反映させる過程で、選択した属性要素に係るパ
ネル、更には取り出した属性要素を表示した。しかしな
がら、上述した属性の一部(或いは全部)を目的文字列
に反映させるためだけの処理を設ける(所定キーの押下
により作動する)のであれば、その過程におけるパネル
や属性要素を表示する処理を省いても全く構わない。 また、属性複写する際、複写対象の文字列を複数個連続
して設定しても構わない。この場合、ステップS30の
後、ステップS24に戻るようにすれば良い。但し特定
のキー等が押下された場合には、この処理からメインル
ーチンに戻るようにする。 ■参照入力処理 上述した文字属性複写処理は、注目文字の表示形態、例
えば文字サイズを、既に別個表示されている他の文字の
それと同じにしようとする処理であった。以下では、こ
れからキーボード8等より入力する文字の属性をそれ以
前に既に入力されている文字を参照し、それと同じにす
る例である。 尚、以下の説明に先立ち、RAM3の所定アドレス位置
には初期値としてOFF状態にリセットされたフラグが
確保されているものとする。 第10図のフローチャートを参照して説明する。 先ず、ステップS41において、キーボード8及びマウ
ス9より情報を入力する。次のステップS42では、入
力した情報に基づき、キーボード8上のコントロールキ
ー(不図示)が押下されながらマウス9上のボタンがク
リックされたか否かを判断する。この判断で“YES”
であると判断した場合、処理はステップ343に進み、
その時点でのフラグの内容を検証する。フラグがOFF
になっている場合には、ステップS44に進んでON状
態にし、次のステップS45において、その時点でカー
ソルが位置していた文字の属性情報をRAMB内の所定
に位置に読み込む。また、ステップS43において、フ
ラグがON状態にあるときには、フラグをOFFにする
。要するに、コントロールキーが押下されたままでマウ
ス9のボタンがクリックされる度にフラグの内容が反転
する。但し、フラグをON状態にする場合には、そのと
きのカーソルが位置していた文字の属性情報を読み込む
。 さて、ステップS42の判断で、“No”であると判断
した場合には、処理はステップS47に進み、入力され
た情報が文字情報か否かを判断する。数字情報以外であ
ると判断した場合にはステップS48に進み、入力した
情報に対応する処理(例えばカーソル移動等)を実行す
る。文字入力であると判断した場合、次のステップS4
9において、その時点でのフラグの内容を調べ、フラグ
OFFのときステップS50に、逆にフラグONのとき
にステップS51に処理は分岐する。 フラグがOFF状態にある場合(ステップS50では)
、入力した文字に対する属性を、その枠ヘツダエリア内
の属性情報に一致させて、そしてその入力文字をカーソ
ル位置に展開する。CPU1の処理としては、入力文字
コードを文字コードエリアの対応する位置に書込みだけ
である。 また、フラグがON状態にある場合(ステップS51)
、入力した文字に対する属性を、先のステップS45
で読み込んだ属性に一致させ、その属性を持った文字を
カーソル位置に展開する。CPUIの具体的な処理とし
ては、入力した文字コードを文字コードエリアに書込む
と共に、その属性情報エリアの対応する属性情報をステ
ップS45で読み込んだ情報で書き換える。 以上の説明を要約すると以下の通りである。 すなわち、オペレータは、これからキーボード8より入
力しようとする文字列の属性を、既に表示された文字(
参照文字)と同じにしようとした場合、その参照文字位
置にカーソルを移動させ、キーボード8のコントロール
キーを押下しながらマウス9のボタンをクリックする。 これ以降、オペレータにより入力された文字は、コント
ロールキーを押下し、マウスボタンがクリックした時、
蛭でカーソルが位置していた文字の属性となる。また、
再度コントロールキー及びマウスボタン両方を押下状態
にすると、それ以降に入力される文字の属性は枠ヘツダ
エリア内の属性情報に従った属性として表示されていく
。 尚、フラグのON10 F F状態で上述した属性が切
り換ることになるが、各々の文字属性における代表的な
値(例えば文字サイズ、書体等)は表示画面の上部に表
示され、オペレータが混乱しないようにする(第8図(
A)の最上段の文字列r 12. OQ JS−明朝
」参照)。この入力文字の属性状態の表示処理は、ステ
ップS45.及びステップS46内で行う。 以上説明した処理によって、[これから入力しようとし
ている文字の出力形態を既に表示された文字と同じにし
た場合には、格別その文字の属性内容を知らなくても簡
単な操作で実現することが可能となる。 【発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、注目文字列の出力
形態を他の文字を参照することで自動的に設定すること
が可能になる。
明する。 くシステム構成の説明〉 第1図は実施例における文書処理システムのブロック構
成図である。 図中、1は本システム全体を制御するCPUであり、2
は本装置に電源投入時点におけるブートプログラムを記
憶したROM、3は後述する外部記憶装置から読み込ん
だプログラムや、編集中の文書情報を記憶したり、CP
U 1のワークエリアとして使用されるRAMである。 4は文字パターンを生成するために座標形式のデータを
記憶しているフォントメモリ(所謂アウトラインフォン
トを記憶している)、5は表示画面に表示するイメージ
を展開するVRAM、6はそ(7)VRAM5に展開さ
れた画像を表示するCRTデイスプレィである。7はフ
ロッピーディスク装置やハードディスク装置で代表され
る磁気記憶装置であり、本装置における文書処理に係る
各種プログラム(RAM3にロードされる)や、文書情
報等を記憶している。8は文書を構成する文字或いは本
システムに所定の指示を与えるためのキーボード、9は
CRTデイスプレィ6に表示画面上に表示されたグラフ
ィックカーソルの移動等を制御するためのマウスである
。10は実際に印刷処理する段階になったとき、記録紙
1ペ一ジ分のイメージを展開可能な画像メモリ、11は
画像メモリ11に展開されたイメージに基づいて記録媒
体上に可視画像を形成するプリンタである。尚、実施例
におけるプリンタ11はレーザビームプリンタとして説
明する。 通常、CRTデイスプレィ装置は、編集内容が確認でき
さえすれば良いので、その解像度はレーザビームプリン
タ等の高品位プリンタと比較して低いものを採用してい
る。印刷処理を行うときには、印刷対象の文書情報に従
いプリンタの解像度に合せた文字パターン等を、フォン
トメモリ4より読み出したデータに従って発生させ、そ
れを画像メモリ10に展開し、印刷する。 く枠の説明〉 第2図は実施例における文書の展開領域となる枠のレイ
アウト−例を示している。 図中、20は記録紙を表わし、21〜23は各文字列(
文書)を展開するための枠である。枠の大きさ及び設定
はマウス9を操作することで行う。具体的には、マウス
9を操作することで、表示画面に表示された記録紙を自
由にスクロールさせ、その中で任意の2つ点位置にグラ
フィックカーソルを移動させ、マウス9に設けられたボ
タンを押下(以下、クリックという)する。その2点を
矩形(=枠)の対角線の両端点としてとらえるわけであ
る。 この後、適当な枠を1つマウス等より指定し、その中に
キーボード8より入力された文字列(以下、実施例では
1文字も含まれる)を展開していって文書を作成してい
く。尚、文書等を入力した後でも、枠のレイアウトや大
きさは自由に変更可能である。 上述した構成において、各枠を設定し、その中にキーボ
ード8より入力した文字列を展開していった場合のデー
タは第3図に示す形態でRAMB内に構築される。 図示の如く、実施例においては、1つの枠内に対するデ
ータは、枠ヘツダエリア、文字コードエリアそして文字
属性エリアの3つ情報から構成されている。 以下、各々のエリアに対して説明する。 枠ヘツダエリアは、その枠に対しての編集に必要なデー
タが格納されている。実施例においては、この枠ヘツダ
エリアは、その枠の大きさ(縦横の長さ)、その中に含
まれる文字数、枠の記録紙に対する座標位置、そして、
その枠ヘツダの属性情報から構成されている。 大きさ、文字数及び枠の座標位置は上述した通りである
ので、ここではその属性について説明する。 枠ヘツダの属性情報には、その枠に対するオペレータが
簡単なコメントを付することかできる属性名情報、その
枠内の文書が縦書きか横書きか等の文書の組み方情報、
文字サイズ情報(ポイント数)、文字の縦横の倍率情報
、欧文か漢字混じり文字かの書体情報(漢字であれば明
朝体やゴシック体、欧文文字であればフーリエ、ヘリベ
テイ力、タイムズ等)、行間の距離情報、文字間距離情
報、斜体文字の角度情報、禁則処理の有無の情報等から
構成されている。この枠ヘツダの属性であるが、オペレ
ータが積極的にそれら各情報を変更する旨の指示を与え
ない限りは、そのデフォルト値が設定されるようになっ
ている。 尚、説明が前後するが、オペレータが枠を設定したとき
には、先ず、その枠ヘツダに対するエリア、文字コード
エリア、文字属性エリアそれぞれがRAMB内に確保さ
れる。 次に、第3図における文字コードエリアであるが、この
エリアには、該当する枠内に展開された文書を構成する
個々の文字コードが格納される。 また、文字属性エリアには、対応する文字コードエリア
内の個々の文字に対する属性情報が格納される。個々の
文字に対しての属性情報には種々の情報があるが、その
一部を挙げると、文字サイズ情報、文字種(書体の種類
)、飾り情報(文字飾りの色、下線の有無、上線の有無
、網掛けの有無及びその網掛はパターンの種類、文字列
を囲む凹み罫線の有無等)、字形情報、文字色、文字の
縦方向の位置、文字間、表示パターンを反転させるか否
かの情報等である。このうち、字形情報は、表になる文
字と影になる文字の2つの種類がある。表文字に対して
は横倍(50〜200%の範囲)、縦倍(50〜200
%の範囲)、縁取りの有無、斜体の角度、斜体の方向、
回転方向(0〜360度の範囲)、塗り潰しパターンの
種類を設定する情報がある。影文字に対しても、表文字
とほぼ同じパラメータを設定する情報が確保されている
。 上述した説明によれば、枠ヘツダエリア内の属性情報と
個々の文字に対する文字属性エリア内の情報が重複する
と思われるかもしれないが、そうではない。すなわち、
実施例のシステムにおいては、文字属性エリア内の情報
を枠ヘツダエリア内の属性情報に優先する。つまり、1
つの枠内に対するおおかたの属性は枠データエリア内の
属性情報で制御し、枠内の例えば「ここの文字だけを太
き(させたい」という要求、つまり個々の文字に対する
圧力形態は文字属性エリア内の情報に基づいて制御する
。 く編集処理の説明〉 上述した実施例における構成及びデータの格納形態にお
ける編集処理を以下に説明する。 ■文字合せ処理 従来においては、文書編集画面において特定の行を所望
の文字列(文書も含む)でもって−杯にしたい、或いは
2行に跨がってしまった文字列を1行に納めたいという
要求があった場合、−々その文書の書式パラメータ設定
画面に表示画面を切り換えて、書式設定にかかるパラメ
ータを設定しなおさねばらない。そして、その都度、そ
の結果がどのように文書に反映されたかを確認しなけれ
ばならない。従って、その結果が思わしくなかった場合
には、再度そのパラメータを入力し、納得のいくまで上
述した操作を繰り返していた。 本実施例においては、その操作環境を一新する。 第4図(A)〜(F)を基にして説明する。 尚、各図において、参照符号で示された矩形罫線は実施
例における枠に相当する。そして参照符号において“a
”が付された枠は編集前の枠、”b”が付された枠は編
集後の枠をそれぞれ示している。 第4図(A)は枠31a内の成る行の文字列全部を指定
し、それを文字サイズに基づいて文字合せ(結果は枠3
1b)を行った例である。オペレータは注目性の文字列
“ABCDEFG″をマウス9等で指定し、基準となる
データとして“サイズを指定するだけで良い。サイズは
CPU 1が自動的に算出する。尚、文字列を指定する
手法としては、指定しようとしている文字列の先頭文字
と最後尾の文字位置にカーソルを移動し、それぞれの位
置でマウス9のボタンをクリックする操作で達成する。 勿論、キーボード8に範囲指定にかかるキーを設け、そ
のキー及びカーソル移動に係るキーを操作することで範
囲指定するようにしても構わない。 さて、第4図(B)は選択文字列は同図(A)と同じで
あって、“文字間”を処理基準として選択した例、同図
(C)は“横倍(=文字の横方向の倍率)”を処理基準
として選択した例である。 上述の如く、特定文字列を1行に納める手法としては、
“文字サイズ、”文字間”、“横倍率”の3つ(文字の
横方向の大きさを注目すれば文字サイズと横倍率は同じ
概念であるので2つ)がある。従って、実施例において
は、文字合せ処理を選択したとき、どれを基準として文
字合せを行わせるかを選択させるためのメニューを表示
させる。この後、処理しようとしている文字列を指定し
たとき、第4図(A)〜(C)における枠31b、32
b、33bの如く処理されて表示される。 また、第4図(D)は“文字間”に基づいて2行に渡る
文字列“ABCD・・・LMN”を1行に納める処理を
示しており、第4図(E)は“文字サイズに基づいて2
行に渡る文字列”EFG・・・LMNO”を1行に納め
る処理を示している。第4図(E)を見ると解るように
、実施例における文字列の指定は、その行の途中からの
文字列であっても全く構わない。但し、指定対象外とな
った文字列“ABCD”は元のままになる。従って、第
4図(F)の如く、枠36a中の行−杯にならない文字
列“ABCDEFG”の一部“DEFG″を指定し、文
字サイズを基に文字合せ処理を行った場合には、その指
定された文字列“DEFG”は拡大処理され枠36bの
如くに変換される。つまり、指定された文字列(2行に
渡っても構わない)をその先頭文字の位置からその枠の
右端迄の空間に、文字サイズ、字間或いは横倍率を変更
して納める。いずれの場合も、文字合せの際、文字を詰
めた行より下の行は順にくりあがる。 ここで、どのようにして変換後の文字サイズ、文字間或
いは横倍率を計算するかであるが、その原理を第5図を
用いて説明する。 個々の文字に対するサイズや字間等は、枠ヘツダエリア
内の属性情報もしくは文字属性エリア内の属性情報中に
あることは既に説明した。第5図に示す如く、1つの文
字が消費する横方向の長さは、その文字の横幅β。(サ
イズ或いは横倍率に依存する)と字間i!、1との和で
ある。 従って、文字サイズを変更することで、長さしの中にm
個の文字を配置させるためには、次式を満足する“SX
”を求める。但し、S8は変換後の文字サイズ、Soは
変換前の文字サイズである。 L=mX (I2o xSx /So +J2.ンまた
、字間を変更することで、長さしの中にm個の文字を配
置させるためには、次式を満足する“β8”を求める。 L=mX (Ra +12m ) 更に、横倍率を変更することで、長さしの中にm個の文
字を配置させるためには、次式を満足するWX”を求め
る。 L ” m ×(I2o X W * + 12+ )
向、ここに上げた式は、本発明実施例を簡単に説明する
ためのものであり、本発明を限定するものではない。例
えば、枠内の文書が禁則処理等行っている場合には、更
に複雑な演算を行わねばならない。 いず鶴にせよ、以上の処理で算出された文字サイズ、字
間、或いは横倍率は、その指定されたm個の文字それぞ
れに対する文字属性エリアに書込むことで更新し、その
更新された属性に基づく注目枠を表示し直すことで、第
4図(A)〜(F)の右辺にあるような結果を得ること
が可能となる。 以上説明した処理を第6図のフローチャートに従って整
理しながら説明する。尚、このフローチャートに係るプ
ログラムはRAM3の所定エリアにロードされているも
のとする。 先ず、CPUIは、オペレータがキーボード8或いはマ
ウス9を操作することで編集メニューの表示指示をした
ことを検出すると、編集メニューのイメージ画像をVR
AM5に展開することで、その編集メニューをCRTデ
イスプレィ6に表示させる(ステップSl)。次に、マ
ウス9により連動するグラフィックカーソルの表示座標
位置及びマウス9に設けられたボタンを監視することで
表示されたメニューの中で「文字合せ」が指定されたか
否かを判断する(ステップS2)。「文字合せ」の処理
が選択された場合には、ステップS4以降の処理に進む
が、それ以外の処理項目が選択された場合にはステップ
S3に進み、対応する処理を実行する。 さて、編集メニューを表示し、その中で「文字合せ」が
選択(クリック)されると、処理はステップS4に進み
、文字合せの基準として”文字サイズ“字間”、”横倍
”のいずれにするかを促すメニューを表示させ、オペレ
ータにそのどれか1つを選択させる。この後、ステップ
S5において、表示されている枠内の適当な文字列の指
定を受ける。ステップS6においては、文字合せしよう
とする横方向の幅りを算出する。この値しは、注目枠の
右端のX座標値から指定された文字列中の先頭文字のX
座標値(注目枠の情報、及び注目文字より前の各文字の
サイズ及び字間より算出できる)を減することで算出す
る。 この後、処理はステップS7に進み、先に選択した文字
合せ基準によりステップ88〜S10のいずれかに分岐
する。 文字合せの基準として“文字サイズが指定された場合、
処理はステップS8に進み、新たな文字サイズを、指定
された文字数、算出された幅し及び字間に基づいて算出
する。また、“字間”が文字合せの基準として指定され
た場合、ステップS9に進み、指定文字数、算出された
幅り及び文字サイズに基づいて新たな字間を算出する。 そして、”横倍”が指定された場合には、指定文字数I
LI字間に基づき横倍率を算出する。 こうして、新たな文字サイズ又は字間又は横倍率が算出
されると、処理はステップSllに進む。ここでは、オ
ペレータが指定した文字列な構成する個々の文字毎の属
性情報の対応する部分をステップS8〜10のいずれか
で算出された値で更新する。この後、その更新された文
字属性エリア内の情報に従って注目枠内の文字を再表示
する。 以上の処理によって、オペレータは文字サイズ、字間、
或いは横倍率をいくつにするかを全く意識しなくても指
定した文字列を1行中に納めることが可能となる。特に
、特定文字列を見出しなどに使用するとき、その見比し
用に使用することになっている空間の大きさが決ってい
れば、その空間に一致する枠を設定し、後はその文字列
をキーボード8等より入力しさえすれば良いので、オペ
レータに良好な操作環境を与えることが可能になる。 尚、上述した例では、横書き文書を例にした場合である
。縦書き文書の場合、文字合せの基準となる選択項目パ
ネルを表示するときには、選択項目「横倍」の代りに「
縦倍」を表示する。 また、実施例においては2行に渡る文字列を1行に納め
る例を説明したが、例えば4行に渡る文字列を3行に納
めるようにしても良い。この場合、回行に納めるのかを
指定するメニューを表示させ、そのうちの1つを選択し
て実行するようにすれば容易に達成できる。 ■文字属性複写処理 次に、文字属性複写処理について説明する。 個々の文字毎にその文字の属性情報があることは既に説
明した。つまり、実施例においては、個々の文字毎にそ
の書体やサイズ等を変更することができる。各々の属性
の変更は、変更しようとしている文字(或いは文字列)
を指定し、その後(その前でも良い)、どの属性を変更
するかを指定し、そのバラメークを入力する。入力し終
えた後は、与えられたパラメータに従い、注目文字の文
字属性をそのパラメータに従って変更し、再表示する。 ところで、特定の文字(或いは文字列)の出力形態(属
性)を変更しようとするとき、その注目、文字以外の文
字と同じにしたいという要求が多々発生する。具体的に
は、今、成る文字が何ポイントに拡大されていて、注目
文字サイズもそれと同じにする場合である。実施例では
、参照したい文字が何ポイントであるか否かを全くわか
らなくても簡単な操作でこれを実現する。 これを実現するため、実施例では、参照したい文字の属
性要素(この場合は文字サイズ)のみを注目文字の属性
情報に複写する。これによって、注目文字のサイズを居
行錯誤しなくとも、意図した通りにすることができる。 今、第7図に示すように、枠70内の文字列「変更」の
サイズを同一枠内にある文字列「参照」と同じにして枠
71のように変換する例を説明する。 この場合、オペレータは先ず、どの属性要素を複写する
のかを指定するため、文字属性要素−覧をメニュー形式
で表示させ、マウス9等を操作することでその属性要素
の1つ、例えば文字サイズを指定する。このときのCR
Tデイスプレィ6の表示画面状態を第8図(A)に示す
9図示の符号80が文字属性要素−覧のメニューである
。属性要素として図示の如く“サイズが選択されると、
今度は第8図(B)に示すような文字サイズに係るパネ
ル81が表示される。このとき、表示画面最下行に、選
択項目として“取り出し”が図示のように表示される。 尚、図示において文字サイズとして級数“12.0 (
=8.5ポイント)”と表示されているのは、上述した
操作を行う以前にカーソルが位置していた文字のサイズ
情報である。さて、オへレークはこの画面が表示された
のを確認してから、参照しようとしている文字をマウス
9を操作することで指定する。この指定操作の後、図示
の“取り出し”をマウス9で指示することで指定文字の
サイズ情報が取り出される。この−例が第8図(C)で
ある。同図(C)の場合、指定された文字は“f”であ
り(指定された文字は反転される)、級数“50.0”
、ポイント数では“35.4”であることが確認できる
。こうして、参照文字サイズの取り出しが完了すると、
今度はサイズ変更しようとしている文字或いは文字列を
マウス9を操作することで指定する。この操作が完了す
ると、取り出した文字サイズが指定された文字に反映さ
せるべく、そのときのサイズ情報が注目文字の属性情報
の対応する部分に書込まれ、参照文字のサイズと同じサ
イズにすることが可能となる。尚、同図(C)の状態で
キーボードにより級数“50.0”を例えば“40.0
”等と変更すると、その時点で指定された文字のサイズ
が表示されたサイズに変更される。 CPUIは第9図に示すフローチャートに従って動作処
理する(対応するプログラムはRAM3にロードされて
いる)。 先ず、ステップS21において、属性要素−覧を表示し
、次のステップS22においてその1つが選択されるま
で待つ。1つの属性要素が選択されると、その属性要素
に係るパネルを表示する。 この後、ステップS24において、キーボード8或いは
マウス9の状態情報を入力し、次のステップS25で、
“取り出し”が指定されたか否かを判断する。説明が前
後するが、ステップS24ではマウス9に連動するグラ
フィックカーソルや文書編集用カーソルの制御を行って
いる。さて、取り出し”が指定された場合、処理はステ
ップ826に進み、その時点で指定された文字の属性情
報のうち、注目している属性要素のデータを取り出し、
それをそのときに表示されているパネルの所定欄に表示
させ、ステップS24に戻る。つまり、オペレータは参
照したい文字をマウス9或はキーボード8を操作するこ
とで指定した後、この“取り出し”を指示することで、
その参照文字の注目している属性要素の内容を確認でき
るようになる。 また、ステップS25の判断で、“取り出し”が指定さ
れなかったと判断した場合には、ステップS27に進み
、現在表示されているパネルの値を確定するのか否かを
判断する。確定か否かの判断は、例えばキーボード8よ
りリターンキーの押下があったか否か等で判断する。こ
の判断が“NO″の場合にはステップS28に進み、そ
の時点で表示されている属性要素指定に係るパネル中の
値を変更するのか否かを判断する。表示パネル中の値を
変更するデータの人力を検出したときには、ステップS
29に進み、その入力データをそのときに表示されてい
たパネル中の数字で書き換え、ステップS30に進む。 また、ステップS28の判断がNo″である場合、処理
はステップS24に戻る。 さて、処理がステップS30に進むと、そのときのパネ
ル上に表示されている属性要素の値を、その時点で指定
されている文字(或いは文字レール)の属性情報内の該
当する位置に書込み、該当する枠内の文書を再表示させ
る。 以上の処理手順をここで簡単に説明する。ステップS2
4.S25.S27.S28のループにおいてはマウス
9に連動するカーソルの移動表示及び特定文字(或は文
字列)の指定処理が行なわれていることになる。そのル
ープ処理中において“取り出し”指示がなされた場合、
その時点で指定された文字の属性情報の中から選択され
た属性要素情報を取り出し、その属性要素の値をバネル
に表示する。換言すれば、先のループにおいて参照文字
を指定する。続いて“取り出し”を指定することで参照
文字の属性情報のうち、ステップS22で指定した属性
要素のみを取り出し、表示することが可能となる。この
後、オペレータは再びステップS24.S25.S27
.S2.8のループで今度は目的文字列を選択し、その
後で確定させる旨の指示を与える。この時点で、既に参
照文字の必要な属性情報は取り出され、表示されている
ことになるから、確定指示を与えたときには、その目的
文字列は参照文字の属性に従ってその出力形態が変更さ
れる。 以上の処理によって、参照文字の所望とする属性要素の
みを目的文字列に反映させることが可能となる。特に、
オペレータが成る文字の属性を知ろうとした場合には、
知りたい属性のパネルを表示させた後、「取り出し」を
マウス9でクリックすれば良いので便利である。 尚、第9図のフローチャートにおいて、ステップS29
からステップ530に進む処理は、オペレークが自身で
選択した文字列に対する属性要素を変更する場合である
。 また、上述した文字属性複写処理では、参照文字の文字
属性の一部のみを注目文字に反映させる例であったが、
場合によっては全属性情報を反映させるようにしても良
い。 更には、上述した例では、参照文字の属性の一部を目的
文字列に反映させる過程で、選択した属性要素に係るパ
ネル、更には取り出した属性要素を表示した。しかしな
がら、上述した属性の一部(或いは全部)を目的文字列
に反映させるためだけの処理を設ける(所定キーの押下
により作動する)のであれば、その過程におけるパネル
や属性要素を表示する処理を省いても全く構わない。 また、属性複写する際、複写対象の文字列を複数個連続
して設定しても構わない。この場合、ステップS30の
後、ステップS24に戻るようにすれば良い。但し特定
のキー等が押下された場合には、この処理からメインル
ーチンに戻るようにする。 ■参照入力処理 上述した文字属性複写処理は、注目文字の表示形態、例
えば文字サイズを、既に別個表示されている他の文字の
それと同じにしようとする処理であった。以下では、こ
れからキーボード8等より入力する文字の属性をそれ以
前に既に入力されている文字を参照し、それと同じにす
る例である。 尚、以下の説明に先立ち、RAM3の所定アドレス位置
には初期値としてOFF状態にリセットされたフラグが
確保されているものとする。 第10図のフローチャートを参照して説明する。 先ず、ステップS41において、キーボード8及びマウ
ス9より情報を入力する。次のステップS42では、入
力した情報に基づき、キーボード8上のコントロールキ
ー(不図示)が押下されながらマウス9上のボタンがク
リックされたか否かを判断する。この判断で“YES”
であると判断した場合、処理はステップ343に進み、
その時点でのフラグの内容を検証する。フラグがOFF
になっている場合には、ステップS44に進んでON状
態にし、次のステップS45において、その時点でカー
ソルが位置していた文字の属性情報をRAMB内の所定
に位置に読み込む。また、ステップS43において、フ
ラグがON状態にあるときには、フラグをOFFにする
。要するに、コントロールキーが押下されたままでマウ
ス9のボタンがクリックされる度にフラグの内容が反転
する。但し、フラグをON状態にする場合には、そのと
きのカーソルが位置していた文字の属性情報を読み込む
。 さて、ステップS42の判断で、“No”であると判断
した場合には、処理はステップS47に進み、入力され
た情報が文字情報か否かを判断する。数字情報以外であ
ると判断した場合にはステップS48に進み、入力した
情報に対応する処理(例えばカーソル移動等)を実行す
る。文字入力であると判断した場合、次のステップS4
9において、その時点でのフラグの内容を調べ、フラグ
OFFのときステップS50に、逆にフラグONのとき
にステップS51に処理は分岐する。 フラグがOFF状態にある場合(ステップS50では)
、入力した文字に対する属性を、その枠ヘツダエリア内
の属性情報に一致させて、そしてその入力文字をカーソ
ル位置に展開する。CPU1の処理としては、入力文字
コードを文字コードエリアの対応する位置に書込みだけ
である。 また、フラグがON状態にある場合(ステップS51)
、入力した文字に対する属性を、先のステップS45
で読み込んだ属性に一致させ、その属性を持った文字を
カーソル位置に展開する。CPUIの具体的な処理とし
ては、入力した文字コードを文字コードエリアに書込む
と共に、その属性情報エリアの対応する属性情報をステ
ップS45で読み込んだ情報で書き換える。 以上の説明を要約すると以下の通りである。 すなわち、オペレータは、これからキーボード8より入
力しようとする文字列の属性を、既に表示された文字(
参照文字)と同じにしようとした場合、その参照文字位
置にカーソルを移動させ、キーボード8のコントロール
キーを押下しながらマウス9のボタンをクリックする。 これ以降、オペレータにより入力された文字は、コント
ロールキーを押下し、マウスボタンがクリックした時、
蛭でカーソルが位置していた文字の属性となる。また、
再度コントロールキー及びマウスボタン両方を押下状態
にすると、それ以降に入力される文字の属性は枠ヘツダ
エリア内の属性情報に従った属性として表示されていく
。 尚、フラグのON10 F F状態で上述した属性が切
り換ることになるが、各々の文字属性における代表的な
値(例えば文字サイズ、書体等)は表示画面の上部に表
示され、オペレータが混乱しないようにする(第8図(
A)の最上段の文字列r 12. OQ JS−明朝
」参照)。この入力文字の属性状態の表示処理は、ステ
ップS45.及びステップS46内で行う。 以上説明した処理によって、[これから入力しようとし
ている文字の出力形態を既に表示された文字と同じにし
た場合には、格別その文字の属性内容を知らなくても簡
単な操作で実現することが可能となる。 【発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、注目文字列の出力
形態を他の文字を参照することで自動的に設定すること
が可能になる。
第1図は実施例における文書処理システムのブロック構
成図、 第2図は実施例における文書展開エリアとなる枠のレイ
アウトの一例を示す図、 第3図は実施例における各枠とその中の文書情報の関係
を示す図、 第4図(A)〜(F)は実施例における文字合せを示す
図、 第5図は文字幅と字間との関係を示す図、第6図は実施
例における文字合せ処理手順を示すフローチャート、 第7図は実施例における文字属性複写処理を示す図 第8図(A)〜(C)は実施例における文字属性複写処
理の各操作段階における表示画面の状態を示す図、 第9図は実施例における文字属性複写の処理手順を示す
フローチャート、 第10図は実施例における参照入力処理の手順を示すフ
ローチャートである。 図中、l・・・cpu、2・・・ROM、3・・・RA
M、4・・・フォントメモリ、5・・・VRAM、6・
・・CRTデイスプレィ、7・・・磁気記憶装置、8・
・・キーボード、9・・・マウス、10・・・画像メモ
リ、11・・・レーザビームプリンタである。
成図、 第2図は実施例における文書展開エリアとなる枠のレイ
アウトの一例を示す図、 第3図は実施例における各枠とその中の文書情報の関係
を示す図、 第4図(A)〜(F)は実施例における文字合せを示す
図、 第5図は文字幅と字間との関係を示す図、第6図は実施
例における文字合せ処理手順を示すフローチャート、 第7図は実施例における文字属性複写処理を示す図 第8図(A)〜(C)は実施例における文字属性複写処
理の各操作段階における表示画面の状態を示す図、 第9図は実施例における文字属性複写の処理手順を示す
フローチャート、 第10図は実施例における参照入力処理の手順を示すフ
ローチャートである。 図中、l・・・cpu、2・・・ROM、3・・・RA
M、4・・・フォントメモリ、5・・・VRAM、6・
・・CRTデイスプレィ、7・・・磁気記憶装置、8・
・・キーボード、9・・・マウス、10・・・画像メモ
リ、11・・・レーザビームプリンタである。
Claims (4)
- (1)文書を構成する文字を文字コードとして記憶する
第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された個々の文字毎の出力形態
情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段
に記憶された文書の中で、出力形態変更対象の文字列を
指定する第1の指定手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された文書の中で、所望とす
る出力形態を持つた文字を指定する第2の指定手段と、 該第2の指定手段で指定された文字に対応する出力形態
情報を前記第2の記憶手段より取り出す取り出し手段と
、 前記第1の指定手段で指定された文字列を構成する個々
の文字の出力形態情報を、前記取り出し手段で取り出し
た出力形態情報で変更する変更手段とを備えることを特
徴とする文書処理装置。 - (2)更に、出力形態情報の構成要素を選択する選択手
段を備え、 前記取り出し手段は該選択手段で選択された構成要素情
報のみを取り出し、前記変更手段で当該構成要素情報の
みを変更することを特徴とする請求項第1項に記載の文
書処理装置。 - (3)更に、第1の記憶手段で記憶された個々の文字を
第2の記憶手段に記憶された出力形態情報に基づいて表
示する表示手段を備えることを特徴とする請求項第1項
又は第2項に記載の文書処理装置。 - (4)第1の指定手段は複数箇所指定することを特徴と
する請求項第1項に記載の文書処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176260A JPH0470955A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176260A JPH0470955A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 文書処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470955A true JPH0470955A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16010459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176260A Pending JPH0470955A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 文書処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0470955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006100940A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | ロボットに用いるティーチングボックスおよびカスタマイズ方法とこれらを用いたロボットシステム |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP2176260A patent/JPH0470955A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006100940A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | ロボットに用いるティーチングボックスおよびカスタマイズ方法とこれらを用いたロボットシステム |
US8185846B2 (en) | 2005-03-18 | 2012-05-22 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Teaching box for use in robot, customization method, and robot system using the same |
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