JP3100614B2 - 文書処理装置および文書処理方法 - Google Patents

文書処理装置および文書処理方法

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JP3100614B2
JP3100614B2 JP02247382A JP24738290A JP3100614B2 JP 3100614 B2 JP3100614 B2 JP 3100614B2 JP 02247382 A JP02247382 A JP 02247382A JP 24738290 A JP24738290 A JP 24738290A JP 3100614 B2 JP3100614 B2 JP 3100614B2
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英二 佐尾山
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株式会社ジヤストシステム
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は文書処理装置および文書処理方法、詳しくは
文書の作成および編集をおこなう文書処理装置および文
書処理方法に関するものである。
【従来の技術】
近年では、コンピュータ等を利用したディスクトップ
パブリッシング(所謂、DTP)が望まれている。 通常、この種のシステムにおいて、文書を作成する場
合、文書を展開する1つ1つの枠内に、キーボード等に
より入力された文字を展開していくという操作をおこな
う。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした操作をおこなう場合、オペレ
ータはどのような順に文書を組み立てていくかを常に念
頭に入れながら文書入力をおこなわなければならず、オ
ペレータにかかる負担は大きなものがあった。 本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、
各枠を関係付けて文書作成・編集をおこなえる文書処理
装置および文書処理方法を提供しようとするものであ
る。また、本発明の更なる目的は、オペータが関連付け
た個々の枠に任意の枠内の情報を反映させることを可能
にする文書処理装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本発明の文書処理装置は、
ページ内に設定された枠を含む文書の作成および編集を
おこなう文書処理装置において、前記枠について、当該
枠に対し論理的に直前の枠を示す枠情報および一連の枠
群の先頭の枠を示す枠情報を格納する格納手段と、前記
一連の枠群の先頭の枠の枠内に表示される文字列または
画像を記憶する記憶手段と、表示しようとする枠につい
て、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す枠情報が前記
格納手段に格納されているかどうかを判別する判別手段
と、前記判別手段により格納されていると判別された場
合に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を参照し
て前記記憶手段から得られた文字列または画像を当該枠
の枠内にも表示させる表示制御手段と、を備えたことを
特徴とする。 また、本発明の発明の文書処理装置は、ページ内に設
定され内部に文字列を有する枠を含む文書の作成および
編集をおこなう文書処理装置において、前記枠につい
て、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す枠情報および
一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を格納する格納手段
と、前記一連の枠群の先頭の枠が内部に有する文字列の
属性を記憶する記憶手段と、表示しようとする枠につい
て、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す枠情報が前記
格納手段に格納されているかどうかを判別する判別手段
と、前記判別手段により格納されていると判別された場
合に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を参照し
て前記記憶手段から得られた書式にしたがって、当該枠
が内部に有する文字列を表示させる表示制御手段と、を
備えたことを特徴とする。 また、本発明の文書処理方法は、ページ内に設定され
た枠を含む文書の作成および編集をおこなう制御手段
と、前記枠について、当該枠に対し論理的に直前の枠を
示す枠情報および一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を
格納する格納手段と、前記一連の枠群の先頭の枠の枠内
に表示される文字列または画像を記憶する記憶手段と、
を備えた文書処理装置における方法であって、前記制御
手段が、表示しようとする枠について、当該枠に対し論
理的に直前の枠を示す枠情報が前記格納手段に格納され
ているかどうかを判別し、格納されていると判別した場
合に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を参照し
て前記記憶手段から得られた文字列または画像を当該枠
の枠内にも表示させることを特徴とする。 また、本発明の文書処理方法は、ページ内に設定され
た内部に文字列を有する枠を含む文書の作成および編集
をおこなう制御手段と、前記枠について、当該枠に対し
論理的に直前の枠を示す枠情報および一連の枠群の先頭
の枠を示す枠情報を格納する格納手段と、前記一連の枠
群の先頭の枠が内部に有する文字列の属性を記憶する記
憶手段と、を備えた文書処理装置における方法であっ
て、前記制御手段が、表示しようとする枠について、当
該枠に対し論理的に直前の枠を示す枠情報が前記格納手
段に格納されているかどうかを判別し、格納されている
と判別した場合に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠
情報を参照して前記記憶手段から得られた書式にしたが
って、当該枠が内部に有する文字列を表示させることを
特徴とする。
【作用】
かかる発明の構成において、指定した枠どうしを論理
的に連結することができるとともに、論理的に先頭に位
置する枠を高速で探し出すことができ、論理的に先頭に
位置する枠の枠内情報または出力様式データを論理的に
連結された他の枠に容易に反映させることができる。
【実施例】
以下、添付図面にしたがって本発明に係る実施例を詳
細に説明する。 <システム構成の説明> 第1図は実施例における文書処理システムのブロック
構成である。 図中、1は本システム全体を制御するCPUであり、2
は本装置に電源投入時点におけるブートプログラムを記
憶したROM、3は後述する外部記憶装置から読み込んだ
プログラム(後述する第7図のフローチャートに係るプ
ログラムなど)や、編集中の文書情報を記憶したり、CP
U1のワークエリアとして使用されるRAMである。4は文
字パターンを生成するために座標形式のデータを記憶し
ているフォントメモリ(所謂アウトラインフォントを記
憶している)、5は表示画面に表示するイメージを展開
するVRAM、6はそのVRAM5に展開された画像を表示するC
RTディスプレイである。7はフロッピーディスク装置や
ハードディスク装置で代表される磁気記憶装置であり、
本装置における文書処理に係る各種プログラム(RAM3に
ロードされる)や、文書情報等を記憶している。8は文
書を構成する文字或いは本システムに所定の指示を与え
るためのキーボード、9はCRTディスプレイ6に表示画
面上に表示されたグラフィックカーソルの移動などを制
御するためのマウスである。10は実際に印刷処理する段
階になったとき、記憶紙1ページ分のイメージを展開可
能な画像メモリ、11は画像メモリ10に展開されたイメー
ジに基づいて記録媒体上に可視画像を形成するプリンタ
である。尚、実施例におけるプリンタ11はレーザビーム
プリンタとして説明する。 通常、CRTディスプレイ装置は、編集内容が確認でき
さえすれば良いので、その解像度はレーザビームプリン
タ等の高品位プリンタと比較して低いものを採用してい
る。印刷処理をおこなうときには、印刷対象の文書情報
にしたがいプリンタの解像度に合せた文字パターン等
を、フォントメモリ4より読み出したデータにしたがっ
て発生させ、それを画像メモリ10に展開し、印刷する。 <枠の説明> 第2図は実施例における文書の展開領域となる枠のレ
イアウト一例を示している。 図中、20は記録紙を表し、21〜23は各文字列(文書)
を展開するための枠である。枠の大きさおよび設定はマ
ウス9を操作することでおこなう。具体的には、マウス
9を操作することで、表面画面に表示された記録紙を自
由にスクロールさせ、その中で任意の2つ点位置にグラ
フィックカーソルを移動させ、マウス9に設けられたボ
タンを押下(以下、クリックという)する。その2点を
矩形(=枠)の対角線の両端点としてとらえるわけであ
る。 この後、適当な枠を1つマウス等より指定し、その中
にキーボード8より入力された文字列(以下、実施例で
は1文字も含まれる)を展開していって文書を作成して
いく。尚、文書等を入力した後でも、枠のレイアウトや
大きさは自由に変更可能である。 上述した構成において、各ページ内に複数の枠を設定
し、その中にキーボード8より入力した文字列を展開し
て文書を作成していくが、この際、RAN3には第3図に示
すようなデータが構築される。 図示で、31−2、2…nは各ページの情報(以下、ペ
ージ情報という)を示している。先頭ページのページ情
報31−1を見るとわかるが、実施例においては、1つの
枠内に対するデータは、枠ヘッダエリア32、文字コード
エリア33そして文字属性エリア34の3つ情報から構成さ
れている。 以下、各エリアを説明する。 枠ヘッダエリア32は、その枠に対しての編集に必要な
データが格納されている。実施例においては、この枠ヘ
ッダエリアは、第4図に示す如く、枠番号、リンク情
報、枠の大きさ(縦横の長さ)、枠の記録紙に対する座
標位置、枠内の文字数、そして、その属性情報を格納す
るエリアから構成されている。 枠番号とは注目枠を他の枠と区別するための番号であ
り、同じ枠番号はない。これは、例えば、オペレーター
が枠を新規に1つ設定するたびに、1つづつインクリメ
ントさせれば良い。 リンク情報についての詳細は後述するが、これは、注
目枠に対して論理的に前後する枠を特定する情報であ
る。すなわち、注目している枠がどの枠に続くものであ
るか(以下、この枠を前枠という)、および注目枠の後
にどの枠が続くのか(以下、この枠を後枠という)を示
すそれぞれの枠番号が記憶されている。また、前枠或い
は後枠が存在しない場合には、存在し得ない番号(例え
ば“0"等)を記憶させておく。因に、両方とも“0"の場
合には、注目枠は孤立した枠ということになる。 また、大きさ、座標位置、文字数については上述した
通りである。 4枠ヘッダの属性情報であるが、枠の種類(文字、図
形、イメージ等)、その枠内の文書が縦書きか横書きか
等の文書の組み方情報、文字サイズ情報(ポイント
数)、文字の縦横の倍率情報、欧文か漢字混じり文字か
の書体情報(漢字であれば明朝体やゴシック体、欧文文
字であればクーリエ、ヘリベティカ、タイムズ等)、行
間の距離情報、文字間距離情報、斜体文字の角度情報、
禁則処理の有無の情報、枠内の情報が文字か画像かを示
す情報等から構成されている。この枠ヘッダの属性であ
るが、オペレータが積極的にそれら各情報を変更する旨
の指示を与えない限りは、そのデフォルト値が設定され
るようになっている。尚、枠内の情報がイメージの場合
(イメージスキャナより読み込む)、図示の文字コード
エリア内に、イメージデータが格納される。 また、説明が前後するが、オペレータが枠を設定した
ときには、先(ま)ず、その枠ヘッダに対するエリア、
文字コードエリア、文字属性エリアそれぞれがRAM3内に
確保される。 次に、第3図における文字コードエリアであるが、こ
のエリアには、該当する枠内に展開された文書を構成す
る個々の文字コードが格納される。但し、注目枠内の情
報がイメージである場合には、当然のことながら文字属
性エリア34は生成しない。 また、文字属性エリアには、対応する文字コードエリ
ア内の個々の文字に対する属性情報が格納される。個々
の文字に対しての属性情報には種々の情報があるが、そ
の一部を挙げると、文字サイズ情報、文字種(書体の種
類)、飾り情報(文字飾りの色、下線の有無、上線の有
無、網掛けの有無およびその網掛けパターンの種類、文
字列を囲む囲み罫線の有無等)、字形情報、文字色、文
字の縦方向の位置、文字間、表示パターンを反転させる
か否かの情報等である。このうち、字形情報は、表にな
る文字と影になる文字の2つの種類がある。表文字に対
しては横倍(50〜200%の範囲)、縦倍(50〜200%の範
囲)、縁取りの有無、斜体の角度、斜体の方向、回転方
向(0〜360度の範囲)、塗り潰しパターンの種類を設
定する情報がある。影文字に対しても、表文字とほぼ同
じパラメータを設定する情報が確保されている。 尚、枠ヘッダエリアの属性および個々の文字の文字属
性が対立する場合は、文字属性が優先される。 <枠リンクの説明> 先に説明したように、実施例における枠ヘッダ情報32
に中にはリンク情報(第4図参照)が確保されていて、
枠どうしをリンク(結合)させることが可能である。こ
れによって、文書情報等を、連結した枠内にその順序に
したがって流し込んだり、文字列の挿入・削除等でそれ
以降の文字のシフト移動も各連結された枠に反映させる
ことが可能となる。 枠どうしをリンクする操作は極めて簡単で、先ず、リ
ンク処理をおこなう旨の指示(例えばメニューから選
択)し、第5図(A)に示すように、注目ページの外枠
とそのページ内に存在する各枠の輪郭(枠内の情報は非
表示)を表じされる。 図示の場合、注目ページ内には4つの枠A、B、C、
Dが存在することを示している。枠Aの後に枠Bをリン
クさせようとする場合、オペレータはマウス9を操作す
ることで、グラフィックカーソル80を枠A内に移動さ
せ、クリックする(前枠を選択する)。この後、グラフ
ィックカーソル80を枠B内に移動させ、終点となる枠B
(後枠)を選択する。この操作の過程で、指定した始点
(自動的に枠Aの中央が始点となる)とグラフィックカ
ーソル80の指し示す点(転動)の間は矢印を伴った直線
が表示され続けるので、オペレータは自身の操作内容を
確認できる。その後、同様の操作を枠Bを前枠、枠Cを
後枠として指定することで、図示に示す如く矢印を伴っ
た直線で各枠がどのように連結されたかが確認できる。 上述した例は、ページ内における各枠の連結である
が、ページ間にまたがって設定することも可能である。
この場合、リンク処理をおこなう旨の指示をおこなうと
き、その旨の指示を入力することでおこなう。この指示
を受けると、表示画面には注目ページを含む前後する複
数ページおよび各々ページ内の枠を例えば第5図(B)
の如く表示する。枠をリンクさせる操作は先に説明した
通りである。図示の場合は、枠A、C、D、F、H、I
がその順にリンクされていることを示している。尚、す
でに枠リンクがなされている場合で本処理を指定したと
きには、どのようにリンクされているかを確認可能とす
るため、その内容(矢印付き線分)を表示する。また、
特定の線分、例えば、第5図(B)における枠D、F間
の線分をキャンセルして、その間に枠Eを挿入させて枠
D、E、Fの順にリンクさせることも可能になってい
る。 いずれにせよ、リンク処理が指定された場合、CPU1は
マウス9をクリックしたときのグラフィックカーソルの
座標位置に基づいて、前枠および後枠を探し出し、各々
の枠のヘッダ情報中のリンク情報を書き換える。各枠の
ヘッダ情報中のリンク情報の詳細を第6図に示す。図示
において、“前枠番号”の欄には論理的に前に位置する
枠の枠番号が格納され、“後枠番号”の欄には注目枠の
後にリンクされた枠の枠番号が格納される。“リンクモ
ード”については後述する。 例えば第5図(A)における枠Aを注目した場合、こ
の枠ヘッダ情報中のリンク情報における“前枠番号”に
は“0"(∵先行する枠がない)、“後枠番号”には枠B
の枠番号が書き込まれていることになる。 リンク処理は第7図に示すフローチャートにしたがっ
て進められる。 先ず、ステップS21においてマウス9上のボタンがク
リックされたときのグラフィックカーソルの座標位置を
取り込む。次に、ステップS22において、得られたグラ
フィックカーソルがどの枠を指し示したものであるかを
判断する。これは、グラフィックカーソルの座標位置
と、その時点での表示状態(複数ページを表示させたの
か或いは1ページのみを表示させたのか等)と各枠のヘ
ッダ情報32中の座標位置および大きさ情報に基づいて判
断できる。この後、ステップS23に進み、先のステップS
24と同様に、マウス9がクリックされたときのグラフィ
ックカーソルの座標位置を取り込み、ステップS24でそ
のグラフィックカーソルがどの枠を指し示したものであ
るかを判断する。こうして、始点となる枠と終点となる
枠が特定されると、処理はステップS25に進み、各々の
枠のヘッダ情報中のリンク情報中の対応する部分を相手
の枠番号で書き換える。この後、ステップS26に進み、
一連のリンク操作の終了の指示がなされたと判断するま
で、上述した処理を繰り返す。 ところで、実施例における枠リンクの種類には、“文
字リンク”と“枠透過リンク”がある。 i)文字のリンク 文字のリンクは更に2つの完全リンクと独立リンクに
分けられる。 完全リンクとは、リンクされた各枠の体裁が先頭の枠
の属性に統一されるモードであり、例えば先頭の枠内の
文字の大きさを変更した場合、その変更内容がリンクさ
れた全ての枠にそのまま反映するものである。また、独
立リンクとは、完全リンクの逆で、リンクされた各枠が
各々独自の属性にしたがって出力形態を決定するもので
あり、例えば各枠毎に別々の大きさの文字になるように
設定することが可能となる。つまり、例えば枠Aに文字
列を挿入することでその枠からあふれた文字は、今度は
それに連結する枠Bの先頭位置に取り込まれるが、この
とき独立リンクが設定してあればその文字が枠B特有の
属性によって表示される。 ii)枠透過リンク 枠透過リンクとは先頭の枠内のデータがそのまま後に
続く枠に透過させるモードである。例えば、第8図に示
す如く枠100、101、102の順にリンクされている場合、
枠100に文字列“あい”と記入すると、それがそのまま
枠101、102にも反映されるものである。当然ながら、こ
の枠透過リンクは同一ページのみならず、別ページ内の
任意の枠に透過させることも可能になっている。 このように、枠リンクした場合、注目枠がどのような
モードでリンクされているのか区別できるようにしなけ
ればならない。そこで、実施例では第6図に示した如
く、リンク情報中の“リンクモード”を格納する欄を設
けた。この欄には、上述したように完全リンク、独立リ
ンク、枠透過リンクの識別コードが記憶される。尚、注
目枠が枠透過リンクであり、且つ、そのリンク情報中の
“前枠番号”の内容が0"以外の場合(つまり、注目枠に
対して前枠が存在する場合)、注目枠に対する枠情報と
してはヘッダ情報エリア32のみであって、文字コードエ
リア33、文字属性エリア34は不要になる。また、枠透過
リンクの場合には、透過する対象は文字ばかりでなく、
イメージであっても良いことは上述した説明から容易に
推察できよう。各モードの設定は、枠リンクが完了した
後、表示画面に表示された選択メニューの中から1つを
選択することでおこなわれるものとし、ここでの処理手
順の説明は割愛する。また、オペレータの指示により或
るページを表示しようとしたとき、そのページ中に完全
リンク或いは枠透過リンクに設定された枠が存在すると
判断した場合、そのリンクされた一連の枠群の先頭枠を
探す処理が必要になってくる。そこで、各枠毎のリンク
情報にその元になる枠番号を記憶させるエリアを新たに
設け、探し出す処理を不要にして処理の高速化を図って
も良い。但し、完全リンクの場合、リンクの先頭に位置
する枠の属性をオペレータが変更したとき、それに続く
各枠のヘッダ属性も自動的に変更するようにすれば、こ
れは不要になる。 通常の文書処理装置は注目ページに対して文字列の挿
入或いは削除をおこなうと、それ以降の文字列を詰めた
り、繰り下げたりおこなう。本実施例では各連結された
枠に対しても同様の処理をおこなうものとし、ここでは
その詳述はしない。但し、独立リンクが指定された場
合、各枠の表示形式は各々の枠の属性に依存するように
制御する。 また、実施例においては、予め磁気記憶装置7内に記
憶させておいた文章(以下、テキストデータという)
を、オペレータの指定した枠に読み込むことを可能にし
ている。この場合のオペレータの操作は、所望の枠をマ
スク9より指定し、次いでテキスト読み込みの指示をお
こなうことで達成している。複数個のテキストが磁気記
憶装置7に存在することが考えられるから、当然その一
覧を表示し、その1つを指定することで読み込み対象を
特定する。 第9図のフローチャートはこのときのCP1の動作処理
内容を示している。 先ず、ステップS31で、オペレータはこれから読み込
むとしているテキスト情報の展開対象の枠を指定する。
次いで、ステップS32に進み、オペレータの指定したテ
キスト情報をRAM3内のエリア(図示せず)に読み込む。
読み込まれたテキストデータは、その先頭文字から順
に、今注目している枠(初期状態ではステップS31で指
定した枠)の文字コードエリア33に格納する。以下、ス
テップS34、S35で注目枠の大きさ等からそこに見える範
囲内でテキストが一杯になった、或いは全てのテキスト
データの格納が済んだと判断するまでループする。 読み込んだテキストデータが少量で、注目枠内に全て
の文字が見える状態で文字コードエリア33に展開された
と判断した場合、処理はステップS35からステップS36に
進み、実際の枠内情報の表示をおこなう。 また、注目枠内に見える範囲でテキストデータが一杯
になったと判断した場合、処理はステップS34からステ
ップS37に進む。ここでは、注目枠のリンク情報を調べ
ることで後続する枠(後枠)が存在するかを判断する。
後枠がないと判断した場合には、残ったテキストデータ
を注目枠に格納させ、ステップS36で表示処理をおこな
う。但し、この場合、注目枠にはテキストの一部が表示
されることになる(枠の大きさを変更することで表示さ
れるテキスト量を変えることは可能)。 また、後枠が存在する場合には、ステップS38に進
み、注目枠を後枠に移し、ステップS33以下の処理を繰
り返す。 また、実施例では、読み込み対象の文章によっては、
その文章中の「ここの文字列は同一枠内に表示させた
い」或いは「この文字列のみを1つの枠内に表示させた
い」という要求を満足する。 これを実現するため、特定の区切りコードをその読み
込み対象の文章中に予め挿入させておく。CPUは、その
区切りコードを検出するたびに、注目枠を更新する処理
をおこなうことで達成されるので、ここでの詳述は省略
する。 以上の処理によって、別途作成した文章を本装置内に
取り込むことが可能となる。 以上説明したように本実施例の枠リンク処理によれ
ば、連続した文章を複雑な流れ方で組むことが簡単にで
きる。この場合、文章全体の表示形式を統一させたり、
或いは個々の枠毎に独立した表示形式とすることができ
るので、多種多様に渡る文章表現に対応することが可能
となる。 更には、実施例の枠透過リンクによれば、オペレータ
が順次連結するように指定した各枠内に、その先頭に位
置する枠内のデータを透過させることができるので、同
じデータを同じページ内の任意の位置、或いは異なるペ
ージの任意の位置に透過させることが可能となる。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、各枠を関係付け
て文書作成・編集をおこなえるようになる。 また、他の発明によれば、オペレータが関連付けた個
々の枠に任意の枠内の情報を反映させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における文書処理システムのブロック構
成図、 第2図は実施例における文書展開エリアとなる枠のレイ
アウトの一例を示す図、 第3図は実施例におけるRAM内のデータ格納状態を示す
図、 第4図は第3図におけるヘッダ情報内のデータフォーマ
ットを示す図、 第5図(A)、(B)は実施例における枠リンクの概念
を示す図、 第6図は実施例におけるリンク情報内のデータフォーマ
ットを示す図、 第7図は枠リンク設定処理に係るフローチャート、 第8図は実施例における枠透過リンクの概念を示す図、 第9図は文章読み込みに係るフローチャートである。 図中、1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……フォ
ントメモリ、5……VRAM、6……CRTディスプレイ、7
……磁気記憶装置、8……キーボード、9……マウス、
10……画像メモリ、11……レーザビームプリンタであ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−144255(JP,A) 特開 昭59−24336(JP,A) 特開 昭60−142770(JP,A) 特開 昭64−88770(JP,A) 特開 昭63−127371(JP,A) 特開 昭64−106160(JP,A) 特開 平2−64849(JP,A) 特開 昭63−217463(JP,A) 特開 昭63−286942(JP,A) 特開 昭60−167059(JP,A) 特開 平3−8076(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ページ内に設定された枠を含む文書の作成
    および編集をおこなう文書処理装置において、 前記枠について、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す
    枠情報および一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を格納
    する格納手段と、 前記一連の枠群の先頭の枠の枠内に表示される文字列ま
    たは画像を記憶する記憶手段と、 表示しようとする枠について、当該枠に対し論理的に直
    前の枠を示す枠情報が前記格納手段に格納されているか
    どうかを判別する判別手段と、 前記判別手段により格納されていると判別された場合
    に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を参照して
    前記記憶手段から得られた文字列または画像を当該枠の
    枠内にも表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】ページ内に設定され内部に文字列を有する
    枠を含む文書の作成および編集をおこなう文書処理装置
    において、 前記枠について、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す
    枠情報および一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を格納
    する格納手段と、 前記一連の枠群の先頭の枠が内部に有する文字列の属性
    を記憶する記憶手段と、 表示しようとする枠について、当該枠に対し論理的に直
    前の枠を示す枠情報が前記格納手段に格納されているか
    どうかを判別する判別手段と、 前記判別手段により格納されていると判別された場合
    に、前記一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を参照して
    前記記憶手段から得られた書式にしたがって、当該枠が
    内部に有する文字列を表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】ページ内に設定された枠を含む文書の作成
    および編集をおこなう制御手段と、 前記枠について、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す
    枠情報および一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を格納
    する格納手段と、 前記一連の枠群の先頭の枠の枠内に表示される文字列ま
    たは画像を記憶する記憶手段と、 を備えた文書処理装置における方法であって、 前記制御手段は、 表示しようとする枠について、当該枠に対し論理的に直
    前の枠を示す枠情報が前記格納手段に格納されているか
    どうかを判別し、 格納されていると判別した場合に、前記一連の枠群の先
    頭の枠を示す枠情報を参照して前記記憶手段から得られ
    た文字列または画像を当該枠の枠内にも表示させること
    を特徴とする文書処理方法。
  4. 【請求項4】ページ内に設定され内部に文字列を有する
    枠を含む文書の作成および編集をおこなう制御手段と、 前記枠について、当該枠に対し論理的に直前の枠を示す
    枠情報および一連の枠群の先頭の枠を示す枠情報を格納
    する格納手段と、 前記一連の枠群の先頭の枠が内部に有する文字列の属性
    を記憶する記憶手段と、 を備えた文書処理装置における方法であって、 前記制御手段は、 表示しようとする枠について、当該枠に対し論理的に直
    前の枠を示す枠情報が前記格納手段に格納されているか
    どうかを判別し、 格納されていると判別した場合に、前記一連の枠群の先
    頭の枠を示す枠情報を参照して前記記憶手段から得られ
    た書式にしたがって、当該枠が内部に有する文字列を表
    示させることを特徴とする文書処理方法。
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