JPH0696080A - マルチウィンドウ機能を有する文書作成装置及びマルチウィンドウサイズ変更方法 - Google Patents

マルチウィンドウ機能を有する文書作成装置及びマルチウィンドウサイズ変更方法

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JPH0696080A
JPH0696080A JP4271090A JP27109092A JPH0696080A JP H0696080 A JPH0696080 A JP H0696080A JP 4271090 A JP4271090 A JP 4271090A JP 27109092 A JP27109092 A JP 27109092A JP H0696080 A JPH0696080 A JP H0696080A
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JP4271090A
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Takashi Kusuhashi
高史 楠橋
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、簡単な操作で、高速に対象とするウ
ィンドウの範囲を変更することを可能とする。 【構成】各ウィンドウそれぞれの画面中における位置並
びに大きさを示すウィンドウ分割位置情報22dと、複
数のウィンドウ内の何れが文書の作成/編集の対象とな
っているかを示すウィンドウ識別情報22fとを含むマ
ルチウィンドウ機能に関する情報をウィンドウ情報記憶
バッファ22に格納する。キーボード35の所定のキー
が押下されてウィンドウズーム化機能が起動されると、
CPU10は、ROM11中のマルチウィンドウ機能プ
ログラムに従い、ウィンドウ情報記憶バッファ22中の
情報をもとに、編集対象となっているウィンドウのサイ
ズを、予め設定されたウィンドウサイズを規定する情報
に基づく最大の大きさに拡大すると共に、他のウィンド
ウのサイズを縮小したマルチウィンドウ状態に変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,表示装置の画面中の文
書表示領域を複数に分割して、複数文書あるいは同一文
書の異なる部分を同時に作成/編集が可能なマルチウィ
ンドウ機能を有する文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文書作成装置においては、マルチ
ウィンドウ機能が設けられている。マルチウィンドウ機
能は、表示画面の文書表示用の領域を複数のウィンドウ
に分割し、各ウィンドウ内で文書の表示/編集等を行な
うものである。従って、マルチウィンドウ機能を用いる
と、異なる複数の文書、あるいは同一文書の異なる部分
を1画面中で同時に表示/編集することができる。
【0003】マルチウィンドウ機能を起動すると、ウィ
ンドウの分割方向(上下分割、左右分割)、ウィンドウ
中に表示させる文書(同一文書、他文書、表示対象頁)
等の選択が行なわれる。表示画面中に設けられた各ウィ
ンドウ中には、選択された文書が表示される。
【0004】ところで、マルチウィンドウ機能では、1
画面中に複数のウィンドウが設けられるので、1つのウ
ィンドウに表示可能な文字量は少なくなる。このため、
現在編集対象としている部分の前後の、表示されていな
い文書を参照したくなる可能性は確実に増加してしま
う。
【0005】一般に、マルチウィンドウの状態の解除
は、簡単に行なうことができる。従って、マルチウィン
ドウの状態を解除することで、前述のような状況に対処
することができるが、元の(別の)文書を参照したくな
った場合には、再度マルチウィンドウ機能を起動し、マ
ルチウィンドウの状態にするための操作が必要となって
しまう。特に、異なる文書を同時編集している場合など
は、動作速度が遅い外部記憶装置から対象とする文書を
読み出す処理などが必要となるため、操作性の低下を招
き、処理効率を低下させてしまう。
【0006】また、マルチウィンドウ状態を解除しなく
ても、ウィンドウを分割する分割点の位置を変更すれば
問題を解決することができるが、従来の文書作成装置に
おいては、分割点の変更ができないか、あるいは変更で
きたとしても、分割点をどこに変更するかの指示を逐一
指示しなければならなかった。分割点の変更の操作は、
具体的には、まず、分割点変更処理の実行を指示し、ウ
ィンドウの範囲を変更しようとするウィンドウに対して
変更後の位置をカーソルキーの操作によって指定し、最
後に分割点の位置の確定を指示する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の文
書作成装置においては、マルチウィンドウ状態では作成
中の文書の前後を広い範囲で参照したい場合に、マルチ
ウィンドウ状態を解除する等の必要があるが、元のウィ
ンドウ状態に戻るための手続きが面倒であったり、時間
が掛かったりするなどするため、操作性の低下を招いて
いた。
【0008】本発明は前記のような点に鑑みてなされた
もので、簡単な操作で、高速に対象とするウィンドウの
範囲を変更することが可能な文書作成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示装置の画
面中の文書表示領域を複数のウィンドウに分割して、複
数文書あるいは同一文書の異なる部分を同時に作成/編
集が可能なマルチウィンドウ機能を有する文書作成装置
において、各ウィンドウそれぞれの画面中における位置
並びに大きさを示すウィンドウ分割位置情報と、複数の
ウィンドウ内の何れが文書の作成/編集の対象となって
いるかを示すウィンドウ識別情報とを含む、マルチウィ
ンドウ機能に関する情報を格納するためのウィンドウ情
報記憶手段と、所定の指示に応じて、前記ウィンドウ情
報記憶手段に格納された情報をもとに、現在編集対象と
なっているウィンドウのサイズを、予め設定されたウィ
ンドウサイズを規定する情報に基づく最大の大きさに拡
大すると共に、現在編集対象となっているウィンドウ以
外のウィンドウのサイズを縮小するウィンドウサイズ変
更手段とを具備して構成する。
【0010】また本発明は、表示装置の画面中の文書表
示領域を複数のウィンドウに分割して、複数文書あるい
は同一文書の異なる部分を同時に作成/編集が可能なマ
ルチウィンドウ機能において、表示画面に複数のウィン
ドウが設けられたマルチウィンドウ状態で、ウィンドウ
サイズ変更の指示が入力された際に、前記所定のウィン
ドウのサイズが拡大された状態にない場合に、サイズ変
更前の各ウィンドウそれぞれの画面中における位置並び
に大きさを示すウィンドウ分割位置情報を保持し、前記
所定のウィンドウを、予め設定されたウィンドウサイズ
を規定する情報に基づく最大の大きさに拡大すると共
に、前記所定のウィンドウ以外のサイズを縮小し、ウィ
ンドウサイズ変更の指示が入力された際に、前記所定の
ウィンドウのサイズが拡大された状態にある場合に、サ
イズ変更前の前記ウィンドウ分割位置情報に基づいて、
各ウィンドウのサイズを元のサイズに変更することを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、ウィンドウのサイズを拡大す
る際に、変更後の位置を指示するのではなく、所定の指
示を与えるだけで、マルチウィンドウ状態を保ったまま
で所定の最大の大きさに変更される。
【0012】また、ウィンドウサイズが拡大された状態
にない場合に、ウィンドウサイズの変更を指示すると、
所定のウィンドウ(例えば現在編集の対象としている文
書を表示するウィンドウ)が拡大表示され、ウィンドウ
サイズが拡大された状態にある場合に、ウィンドウサイ
ズの変更が指示されると、自動的に元の拡大前のサイズ
に変更される。すなわち、非常に簡単な操作で、ウィン
ドウサイズの拡大と元に戻す処理が実行されるので、マ
ルチウィンドウ状態にすることによって1ウィンドウ中
に表示される文書範囲が狭くなってしまう問題に対処で
きる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は同実施例に係わる文書作成装置の構成を
示すブロック図である。図1に示すように、文書作成装
置は、CPU10によって装置全体が制御される。CP
U10は、ROM11、RAM20をアクセスして、入
力指示に従うプログラムの起動で、文書を作成するため
のかな漢字変換処理や、文書編集処理、マルチウィンド
ウ機能等を実行するものである。
【0014】ROM11には、文書作成装置の全ての動
作を規定する制御プログラムを記憶するためのプログラ
ムエリア12、かな漢字変換において参照される辞書デ
ータを記憶するための辞書エリア13、フォントデータ
が格納された文字パターンエリア14等が設けられてい
る。プログラムエリア12には、かな漢字変換プログラ
ムを格納するためのかな漢字変換プログラムエリア12
a、文書編集プログラムを格納するための編集プログラ
ムエリア12b、マルチウィンドウ機能プログラムを格
納するためのマルチウィンドウプログラムエリア12c
等が設けられている。
【0015】RAM20には、文書(文字)データを記
憶するための文書バッファ21、マルチウィンドウ機能
において用いられるウィンドウ情報記憶バッファ22が
設けられる他、文書書式情報をはじめ各種制御データ等
が格納される。
【0016】ウィンドウ情報記憶バッファ22には、図
2に示すように、ウィンドウ中で編集/表示の対象とな
る文書を特定するための文書ID22a(例えば文書
名)ならびに頁番号22b、ウィンドウ中で表示対象と
なる頁内の位置を示す表示開始位置情報22c、各ウィ
ンドウそれぞれの表示装置36の表示画面における位置
ならびに大きさの情報であるウィンドウ分割位置情報2
2d、複数のウィンドウの分割点の位置を示す分割境界
点座標22e、各ウィンドウの何れが現在作成/編集の
対象となっているウィンドウかを識別するためのウィン
ドウ識別情報22f、ウィンドウのサイズを変更するウ
ィンドウズーム化処理の実行中か否かを示すズーム中フ
ラグ22g、ウィンドウズーム機能で参照されるウィン
ドウズーム状態前の分割境界点を示す元ウィンドウ分割
境界点22h等が格納される。これらの情報は、表示画
面中に設定されるウィンドウに応じて格納される。な
お、ズーム中フラグ22gは、「オン」でウィンドウズ
ーム状態にあることを示す。
【0017】また、CPU10には、バスを介してキー
ボードインターフェイス(KB−IF)30、表示コン
トローラ(表示−CNT)31、プリンタインターフェ
イス(PRT−IF)32、FDDインターフェイス
(FDD−IF)33、及びHDDインターフェイス
(HDD−IF)34が接続されている。また、KB−
IF30には、キーボード(KB)35が接続され、表
示−CNT31には表示装置36及び表示用ドットメモ
リ37が接続され、PRT−IF32には、プリンタ装
置(PRT)38が接続され、FDD−IF33には、
フロッピーディスク装置(FDD)39が接続され、H
DD−IF34には、ハードディスク装置(HDD)4
0が接続されている。
【0018】キーボード(KB)35は、文書作成や編
集に必要な入力情報をキーボードインターフェイス(K
B−IF)30を介してCPU10へ出力する。キーボ
ード35には、文字キー、カーソルキー等に加えて、
「かな」(読み)から漢字への変換等を指示するための
「変換/次候補」キー、各種設定の確定や文書作成モー
ドでの同音語選択の開始等を指示するための「選択/実
行」キー、処理の中断や確定前の入力の取り消し等を指
示するための「取消」キー、文書等の作成,編集・校正
等に用いられる「削除」,「挿入」キーが設けられてい
る。また、表示画面の最下行で指示される機能の実行を
起動するためのファンクションキー(例えばF1〜F1
0)が設けられている。
【0019】表示装置36は、CRTや液晶ディスプレ
イ等から構成されている。表示−CNT31は、CPU
10の制御の下に表示用ドットメモリ37に表示用デー
タを展開し、表示装置36の表示制御を行なう。
【0020】FDD39、HDD40は、CPU10の
制御の下に、FDD−IF33,HDD−IF34を介
して、プログラムや、作成された文書,図形,外字(J
IS第1水準文字及び第2水準文字以外の文字や記号・
マーク等をいう),第2水準文字等を含む各種データを
記録する。
【0021】PRT38は、PRT−IF32を介し
て、文書バッファ21に格納された文書や、FDD3
9、HDD40から本体内に読込まれた文書データ,図
形データをもとに印字を行なう。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
はじめに、マルチウィンドウ機能について説明する。文
書作成/編集処理中(マルチウィンドウ状態でない場
合)にキーボード35の所定のキーが押下されることに
よってマルチウィンドウ機能が起動されると、図3に示
すようにウィンドウ分割用の画面が表示される。このウ
ィンドウ分割用の画面中の各項目について設定された内
容に従って、画面中に文書編集/入力用の複数のウィン
ドウを設定し、所定の文書を表示する。
【0023】図3に示すウィンドウ分割用の画面には、
新たに設けたウィンドウ中に表示される文書を選択する
ための「呼出し文書」、文書中の何れの部分(本文,目
次,索引)を対象とするかを示す「種類」、表示画面を
何れの方向(上下、左右)に分割してウィンドウを新た
に設けるかを示す「表示形式」、一つのウィンドウに対
する操作(スクロール等)に応じて他のウィンドウを連
動させる否かを示す「ページ連動表示」、及び「表示開
始ページ」の各項目が設けられている。
【0024】この画面中で各項目について設定が行なわ
れ、キーボード35の「選択/実行」キーが押下される
と、CPU10は、ウィンドウ情報記憶バッファ22中
に新規に設定するウィンドウに対応する各情報の値を設
定する。すなわち、「呼出し文書」に応じた文書ID2
2a、「種類」「表示開始ページ」に応じた頁番号22
b及び表示開始位置情報22c、「表示形式」に応じた
ウィンドウ分割位置情報22d及び分割境界点22e、
さらに現在編集の対象とするウィンドウを示すウィンド
ウ識別情報22fを設定する。
【0025】文書ID22aとしては、例えば選択され
た文書名が設定される。表示開始位置情報22cは、例
えば選択された文書及び頁番号のテキストデータ中の、
ウィンドウの左上角の行桁位置に表示されるべき文字の
位置を示すデータが設定される。分割境界点22eは、
ウィンドウ分割の最初の段階では、上下分割、左右分割
共、表示画面中の中心位置を示す座標が設定される。ウ
ィンドウ分割位置情報22dは、分割境界点22eとし
て設定された座標に基づいて、各ウィンドウについて設
定される。
【0026】こうして、ウィンドウ情報記憶バッファ2
2の内容が設定されるのに伴い、表示用ドットメモリ3
7の内容が書き替えられ、表示装置36の表示画面に複
数のウィンドウが設定され、各ウィンドウ中に所定の文
書が表示される。
【0027】本実施例の文書作成装置においては、マル
チウィンドウ状態において、「再分割」「境界変更」
「ワイド」の機能を実行することができる。例えば、図
4に示すようなマルチウィンドウ状態においてキーボー
ド35の所定のキーが押下されることによって、マルチ
ウィンドウ機能が起動されると、図5に示すように、前
述した機能の実行を指示するための画面が表示される。
図5に示す機能実行用の画面には、「再分割」「境界変
更」「ワイド」の各機能を示す項目が設けられている。
【0028】「再分割」は、分割によって設定されたウ
ィンドウを、さらに分割(再分割)する機能である。本
実施例では、1表示画面を4分割できるものとする。な
お、図4に示すマルチウィンドウ画面は、最初の画面を
上下分割した後、下のウィンドウを左右分割した例を示
している。「再分割」の項目が選択された場合、前述し
たウィンドウ分割の場合と同様の操作によって新たにウ
ィンドウが設けられる。
【0029】「境界変更」は、現在のマルチウィンドウ
状態での分割境界を、任意に変更するものである。「境
界変更」の項目が選択されると、分割境界変更モードと
なる。ここで、キーボード35のカーソルキーが押下さ
れると、CPU10は、境界変更後のウィンドウの境界
を示すラインを、押下されたカーソルキーに応じた方向
に移動させて表示させる。分割境界変更モード時の表示
画面の状態を図6に示している(なお、図6は文書の内
容についての表示を省略している)。
【0030】任意の位置にウィンドウの境界のラインが
移動された後、「選択/実行」キーが押下されると、C
PU10は、ウィンドウ情報記憶バッファ22のウィン
ドウ分割境界点22eのデータを変更すると共に、変更
後の分割境界に応じて、各ウィンドウについてのウィン
ドウ分割位置情報22dを変更する。
【0031】「ワイド」は、現在のマルチウィンドウ状
態におけるウィンドウの分割方向を縦方向または横方向
に変更するものである。「ワイド」の項目が選択される
と、対象とするウィンドウを、左右分割されていれば上
下分割された状態にウィンドウ分割境界点22eを変更
し、これに伴ってウィンドウ分割位置情報22d等を変
更する。
【0032】次に、本発明によるウィンドウズーム化機
能(処理)の動作について、図7に示すフローチャート
を参照しながら説明する。まず、図4に示すように、複
数のウィンドウが設定され、文書の作成/編集状態にあ
るものとする。ここで、キーボード35の所定のキーが
押下され、ウィンドウズーム化処理の実行が指示される
と、CPU10は、ウィンドウ情報記憶バッファ22中
のズーム中フラグ22gを参照して、現在既にウィンド
ウズーム状態にあるか否かを判別する(ステップS
1)。すなわち、ウィンドウズーム化機能は、「再分
割」「境界変更」「ワイド」の各機能のような機能選択
を行なうのとは異なり、1度のキー操作によって起動さ
れる。
【0033】ここでズーム中フラグ22gがオフである
場合、CPU10は、ウィンドウズーム状態にあること
を示すように、ズーム中フラグ22gをオンに変更する
(ステップS3)。すなわち、ズーム中でない場合に
は、ズーム化処理へ移り、ズーム中であればズーム解除
処理へ制御が移される。
【0034】次に、CPU10は、ズーム解除時のため
に、現在のウィンドウ分割境界点22eの座標を元ウィ
ンドウ分割境界点22hに格納する(ステップS3)。
さらに、現在、文書編集中のウィンドウの大きさが最大
となるようなウィンドウ分割境界点の座標を求める(ス
テップS4)。
【0035】ウィンドウの大きさが最大となるようなウ
ィンドウ分割境界点の座標は、予め文書作成装置に設定
されている、ウィンドウサイズを規定する情報に基づい
て決定される。例えば、拡大されるウィンドウによっ
て、ウィンドウサイズが狭められる他のウィンドウは、
3行、または3桁の表示領域を残すものとする。すなわ
ち、上下分割されているウィンドウは、3行分の領域が
残され、左右分割されているウィンドウは、3桁分の領
域が残されるように、分割境界点の座標が求められる。
【0036】CPU10は、ウィンドウズーム化後の分
割境界点の座標に基づいて、他の各ウィンドウの位置と
大きさを変更し、ウィンドウ情報記憶バッファ22の各
情報をウィンドウズーム状態における値に変更する(ス
テップS5)。
【0037】さらに、CPU10は、ウィンドウの位置
や大きさを変更したことによる表示の不整合、すなわち
各ウィンドウサイズ内にそれぞれに対応する所定の部分
の文書を表示するため、各ウィンドウに表示中の文書デ
ータを再表示させる(ステップS6)。
【0038】この結果、図4に示すようなマルチウィン
ドウ状態から、図8に示すようなマルチウィンドウ状態
に変更される。このように、ウィンドウズームを指示す
るだけで、対象とするウィンドウのサイズが、マルチウ
ィンドウ状態を保ったまま表示画面中で最大の大きさに
変更される。
【0039】次に、図8に示すようなウィンドウスーム
状態において、キーボード35の所定のキーが押下さ
れ、ウィンドウズーム化処理の実行が指示されると、C
PU10は、ウィンドウ情報記憶バッファ22中のズー
ム中フラグ22gを参照して、現在既にウィンドウズー
ム状態にあるか否かを判別する(ステップS1)。
【0040】この時、ズーム中フラグ22gがオンであ
るため、CPU10は、ウィンドウズーム状態が解除さ
れていることを示すように、ズーム中フラグ22gをオ
フに変更する(ステップS7)。すなわち、ズーム解除
処理へ制御が移される。
【0041】CPU10は、ズーム化処理において(ス
テップS3において)元ウィンドウ分割境界点22hに
格納された、ズーム化前のウィンドウ分割境界点を取り
出し、ウィンドウ分割境界点22eに格納する(ステッ
プS8)。
【0042】CPU10は、ウィンドウズーム解除後の
分割境界点の座標に基づいて、他の各ウィンドウの位置
と大きさを変更し、ウィンドウ情報記憶バッファ22の
各情報をウィンドウズーム前の状態における値に変更す
る(ステップS5)。
【0043】さらに、CPU10は、ウィンドウの位置
や大きさを元の状態に変更したことによる表示の不整
合、すなわち各ウィンドウサイズ内にそれぞれに対応す
る所定の部分の文書を表示するため、各ウィンドウに表
示中の文書データを再表示させる(ステップS6)。
【0044】この結果、図8に示すようなマルチウィン
ドウ状態から、図4に示すようなズーム化前の元のマル
チウィンドウ状態に変更される。このように、ウィンド
ウズーム解除を指示するだけで、対象とするウィンドウ
のサイズが、元の大きさに変更される。
【0045】このようにして、簡単な操作によって編集
対象となっているウィンドウのサイズを、マルチウィン
ドウ状態を保った形で最大に変更することができ、また
簡単な操作によって元のマルチウィンドウ状態に戻すこ
とができる。従って、マルチウィンドウによって1つの
ウィンドウ中に表示される文書の範囲が狭くなることに
より、編集対象としている部分の前後の、表示されてい
ない文書を参照したくなることが頻繁におきても、繁雑
な操作を必要とすることなく対処することができる。ま
た、マルチウィンドウ状態を保ったままでの処理である
ため、元のマルチウィンドウ状態に戻す際に、動作速度
が遅い外部記憶装置から文書を読み出す処理などが必要
ないため、処理効率の低下を招かない。
【0046】なお、前記実施例において、ウィンドウズ
ーム化の際に、ウィンドウの大きさが最大となるような
ウィンドウ分割境界点の座標は、予め設定されたウィン
ドウサイズを規定する情報に基づいて決定されるものと
し、拡大されるウィンドウによって、ウィンドウサイズ
が狭められる他のウィンドウは、3行、または3桁の表
示領域を残すものとしたが、これに限るものではない。
例えば、他のウィンドウは、3行または3桁以外の値で
あっても良いし、任意に設定できるようにしても良い。
また、モード設定機能を別に設け、このモード設定機能
実行時にウィンドウズーム化の際の、ウィンドウズーム
の対象とならない他のウィンドウのサイズを任意に設定
する。そして、ズーム化処理のステップS4において、
モード設定機能で設定された値に基づいて、ウィンドウ
の大きさが最大となるようなウィンドウ分割境界点の座
標を求めるようにする。
【0047】また、前記実施例では、マルチウィンドウ
状態において、ウィンドウズーム化処理の実行が指示さ
れると、対象とするウィンドウのサイズが拡大されるも
のとしたが、対象とするウィンドウのサイズを縮小する
ことによって、他のウィンドウのサイズを拡大するよう
にしても良い。この場合も、拡大/縮小の何れを実行す
るか、モード設定機能によって予め設定することができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マルチウ
ィンドウ状態において、各ウィンドウそれぞれの画面中
における位置並びに大きさを示すウィンドウ分割位置情
報を含む各種情報を用いて、所定の指示に応じて、現在
編集の対象となっているウィンドウのサイズを、予め設
定されたウィンドウサイズを規定する情報に基づく最大
の大きさに拡大するので、簡単な操作で、高速に対象と
するウィンドウの範囲を変更することが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる文書作成装置の構成
を示すブロック図。
【図2】図1中に示すウィンドウ情報記憶バッファ22
に格納される情報の詳細を示す図。
【図3】本実施例におけるウィンドウ分割用の設定画面
の一例を示す図。
【図4】マルチウィンドウ状態の表示画面の一例を示す
図。
【図5】マルチウィンドウ状態での機能実行用の設定画
面の一例を示す図。
【図6】分割境界変更モード時の表示画面の一例を示す
図。
【図7】ウィンドウズーム化機能(処理)の動作を説明
するためのフローチャート。
【図8】ウィンドウズーム状態の表示画面の一例を示す
図。
【符号の説明】
10…CPU、11…ROM、20…RAM、21…文
書バッファ、22…ウィンドウ情報記憶バッファ、22
a…文書ID、22b…頁番号、22c…表示開始位置
情報、22d…ウィンドウ分割位置情報、22e…分割
境界点座標、22f…ウィンドウ識別情報、22g…ズ
ーム中フラグ、22h…元ウィンドウ分割境界点、30
…キーボードインターフェイス(KB−IF)、31…
表示コントローラ(表示−CNT)、32…プリンタイ
ンターフェイス(PRT−IF)、33…FDDインタ
ーフェイス(FDD−IF)、34…HDDインターフ
ェイス(HDD−IF)、35…キーボード(KB)、
36…表示装置、37…表示用ドットメモリ、38…プ
リンタ装置(PRT)、39…フロッピーディスク装置
(FDD)、40…ハードディスク装置(HDD)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の画面中の文書表示領域を複数
    のウィンドウに分割して、複数文書あるいは同一文書の
    異なる部分を同時に作成/編集が可能なマルチウィンド
    ウ機能を有する文書作成装置において、 各ウィンドウそれぞれの画面中における位置並びに大き
    さを示すウィンドウ分割位置情報と、複数のウィンドウ
    内の何れが文書の作成/編集の対象となっているかを示
    すウィンドウ識別情報とを含む、マルチウィンドウ機能
    に関する情報を格納するためのウィンドウ情報記憶手段
    と、 所定の指示に応じて、前記ウィンドウ情報記憶手段に格
    納された情報をもとに、現在編集対象となっているウィ
    ンドウのサイズを、予め設定されたウィンドウサイズを
    規定する情報に基づく最大の大きさに拡大すると共に、
    現在編集対象となっているウィンドウ以外のウィンドウ
    のサイズを縮小するウィンドウサイズ変更手段と、 を具備したことを特徴とするマルチウィンドウ機能を有
    する文書作成装置。
  2. 【請求項2】 表示装置の画面中の文書表示領域を複数
    のウィンドウに分割して、複数文書あるいは同一文書の
    異なる部分を同時に作成/編集が可能なマルチウィンド
    ウ機能において、 表示画面に複数のウィンドウが設けられたマルチウィン
    ドウ状態で、ウィンドウサイズ変更の指示が入力された
    際に、前記所定のウィンドウのサイズが、拡大された状
    態にない場合に、サイズ変更前の各ウィンドウそれぞれ
    の画面中における位置並びに大きさを示すウィンドウ分
    割位置情報を保持し、 前記所定のウィンドウを、予め設定されたウィンドウサ
    イズを規定する情報に基づく最大の大きさに拡大すると
    共に、前記所定のウィンドウ以外のウィンドウのサイズ
    を縮小し、 ウィンドウサイズ変更の指示が入力された際に、前記所
    定のウィンドウのサイズが拡大された状態にある場合
    に、サイズ変更前の前記ウィンドウ分割位置情報に基づ
    いて、各ウィンドウのサイズを元のサイズに変更するこ
    とを特徴とするマルチウィンドウサイズ変更方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5758111A (en) * 1994-07-20 1998-05-26 Fujitsu Limited Data processing apparatus for executing data processing using windows displayed on a display apparatus
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