JP2592840B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2592840B2
JP2592840B2 JP62127071A JP12707187A JP2592840B2 JP 2592840 B2 JP2592840 B2 JP 2592840B2 JP 62127071 A JP62127071 A JP 62127071A JP 12707187 A JP12707187 A JP 12707187A JP 2592840 B2 JP2592840 B2 JP 2592840B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、ワードプロセツサ等の各種文字処理装置
に関し、特にその入力した文字の拡大指定及び表示技術
に関する。
従来技術 従来ワードプロセツサ等において文字の拡大等を行な
うためには、4倍角,倍角等予め無理なく決められた倍
率に文字を拡大・表示する方法と、近来ポータブルワー
ドプロセツサにて行なわているように、縦,横をn×m
倍に任意に拡大する拡大サイズを指定する方法等が採ら
れていた。
4倍角,倍角など、文字単位に指定する機能について
は、その拡大の大きさを2倍とし、これを固定にするこ
とによって表示及び印刷の処理を軽減し、処理スピード
や機械コストを抑える方法が採られて来た。
また、縦,横の拡大がn×m倍の任意の拡大サイズに
指定する場合は行単位に指定し、これを印刷指示の際
に、指定のn×m倍の処理が一連の処理の中ですべて同
様に行なわれるようにすることにより、処理の軽減を計
つていた。
したがつて、第20図に示すように任意の拡大サイズに
指令をした文字を含む行に対して文字を入力する場合に
も、文字入力は拡大後の文字の大きさを考慮していない
ため通常時と同じ文字数の文字を入力できるので、第21
図に示すように印刷時に拡大した文字が用紙幅を越えて
欠落してしまうことがあつた。
また、第22図に示すように2種類の拡大倍率が異なる
文字が多数ある場合は、文字毎に毎回拡大倍率の指定を
やり直した後に、拡大指定を行なわなければならず、非
常に面倒なものとなつていた。
このように、文書作成編集時には拡大印刷結果を考慮
しながら文字を入力しなければならなかつたり、また毎
回拡大倍率の異なる文字の拡大倍率の指定をやり直すと
いうように、非常に操作性が悪い問題点があつた。
目 的 この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、
文書作成の多様性と拡大倍率指定の操作性を向上させる
ことを目的する。
構 成 この発明は上記の目的を達成するため、少なくとも入
力装置と表示装置とを備え、入力装置より入力された文
字等を表示装置に表示して編集・校正が行なえる文字処
理装置において、上記入力装置からの指示により上記表
示装置に表示した文字等を拡大表示するための複数の任
意拡大倍率指定手段と、その手段のいずれかによって指
定された拡大倍率でそれぞれ拡大する対象文字又は文字
列を別個に指定する文字指定手段と、その手段によって
指定された対象文字又は文字列をそれぞれの拡大倍率で
画面に表示する表示手段を設けたものである。
作 用 この発明の文字処理装置によれば、文字単位又は文字
列単位の拡大のとき、複数の任意拡大倍率手段によって
いずれかの拡大倍率を先に指定し、その後でその指定さ
れた拡大倍率で拡大する対象文字又は文字列の指定を別
個に行なうことができる。
したがって、同一拡大倍率の指示を連続して行なうこ
とができ、また、拡大倍率を交互に変化させるときの指
定も容易に行なうことができ、文字又は文字毎に拡大す
るときの指定操作を簡単に行なえる。
実 施 例 (3)同書第4頁第16行の「該部記憶装置」を『外部
記憶装置』と補正する。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第2図は、この発明を実施した文字処理装置、例えば
パーソナルワードプロセツサの外観斜視図である。
このパーソナルワードプロセツサは、キーボードによ
る入力装置1と、液晶デイスプレイ装置(LCD)により
表示装置2と、サーマルプリンタによる印刷装置3と、
該部記憶装置としてのフロツピーデイクス装置4とを備
えている。
そのキーボード1には、文字を入力する文字キー,か
な漢字変換を指示する変換キー,文字キーで入力する文
字を切り換える。シフトキー,改行キー等を含むキー群
10と、文字キーとの組合せで各種機能を指示する機能表
示キー11と、各種処理の実行を指示する実行キー12と、
プリントを指示するプリントキー13と、液晶ディスプレ
イ装置2のカーソル及びプリンタ3の印字ヘッドの移動
を指示するカーソル移動キー群14と、各種のモード設定
キー群15及び拡大1キー16,拡大2キー17等を備えてい
る。
また、液晶ディスプレイ装置(LCD)2は、入力され
たかな漢字変換後の文字,ケイ線等を表示する編集エリ
アと、左端・右端,タブ位置等の行に関する情報(行情
報)を表示する行情報表示エリアと、桁数又は文字数等
の情報を表示するスケール表示エリアと、キー入力文
字,候補漢字,入力モード,カーソルの現在位置(頁,
行,桁),用紙サイズ,最大文字数,全/半角,印刷条
件(文字間隔,行間隔,印刷モード,縦/横書)等のガ
イダンスを表示するガイダンス表示エリアと、現編集中
の文書の1頁内の文字又はケイ線等のフォーマットを縮
小したレイアウト及び外字作成時の作成パターン等を表
示するレウアウト表示エリアとを有する。
第3図は、このパーソナルワードプロセツサの制御部
の一例を示すブロツク図である。
この制御部20のマイクロコンピュータ(以下「マイコ
ン」と称す)21は、CPU,ROM,RAM及びI/O等からなり、文
書作成編集,表示制御,印刷制御,文字拡大制御等この
装置全体の制御を司る。
ROM22には、この装置の制御に必要な制御プログラ
ム,標準的な書式(用紙サイズ,用紙方向,文字ピツ
チ,行ピッチ)情報,文字コード等の各種の固定情報を
格納している。
RAM23は、キーボード1から入力されるデータを格納
する入力バツフアエリア,入力された文字データを格納
するテキスト格納エリア,後述するFDD4から読み込んだ
文字パターンを格納するキヤラクタジエネレータエリ
ア,設定書式情報及び行情報等を格納するエリア等を含
む各種のデータを格納するデータエリア及びプログラム
実行のためのワーキングエリアとして使用する。
辞書メモリ24は、かな漢字変換に必要な辞書を格納し
た辞書エリアと、予め定めた書体例えばゴシツク体ある
いは明朝体の文字の文字パターンを格納した文字パター
ン格納エリア(キヤラクタジエネレータ)とによつて構
成される。
キーボードコントローラ25は、キーボード1からの入
力データの判別やキーに付設した図示しないLEDの点灯
制御データの転送等を司り、LCDコントローラ26は内部
にビデオメモリ(VRAM)等を備えて液晶デイスプレイ装
置2の表示制御を司り、フロツピデイスクコントローラ
(FDC)27はFDD4の制御を司る。
なお、FDD4に装填されるフロツピデイスクには予め定
めた書式例えば明朝体の文字の文字パターンを格納した
フロツピデイスク,ゴシツク体の文字パターンを格納し
たフロツピデイスク等がある。
そして、プリンタ3の制御を司るマイコン21は、I/O2
8に印字文字に応じたヘッドドライブデータを出力し
て、ドライバ29を介してサーマルヘツド(印字ヘツド)
30の各発熱素子を駆動制御して所要の文字を印字する。
また、マイコン21は、I/O28にスペースドライブデー
タを出力してドライバ31を介してスペースモータ32を駆
動制御してキヤリツジ33を移動し、またラインフイード
ドライブデータを出力してドライバ34を介してラインフ
イードモータ35を駆動制御してプラテン36を回動し、更
にリボンフイードドライブデータを出力してドライバ37
を介してリボンフイードモータ38を駆動制御してリボン
39を移動させる。
第1図は、この制御部内の文字拡大表示制御に係る部
分を機能的に示すブロツク図である。
この制御部内の文字拡大表示制御に係る部分は入力装
置1と表示装置2の間に、入力制御部25,文字編集部40,
表示行展開部41,書式フオーマツト情報部42,テキストバ
ツフア43,表示中テキスト情報部44,拡大指定制御部45,
拡大サイズ指定部46,拡大サイズ格納エリア47,カーソル
制御部48,ケイ線バツフア部49,キヤラクタジエネレータ
(CG)50,拡大切出し部51,位置補正指定部52,テキスト
拡大位置補正更新部53及び表示制御部26により構成され
ている。
入力装置1はキーボードであり、前述したように文
字,ケイ線,カーソル移動,文字拡大等の各種キーデー
タを入力する。
入力制御部25は、入力装置1より入力された各種キー
データを判別し、その判別結果にしたがつて夫々の機能
部にこのデータを転送する。
文字編集部40は、入力装置1から入力されたキーデー
タが文字データであると入力制御部25が認識した場合
は、入力制御部25からこの文字データを受け取つて文字
の編集を行なう。
表示行展開部41は、テキストバツフア43や書式フオー
マツト情報部42より順次データを取り出し、表示中テキ
スト情報を作成しながら、1行分の文字の横方向の配置
を決定する。
書式フオーマツト情報部42は、書式に関するフオーマ
ツト情報を格納し、これを表示行展開部41に出力する。
テキストバツフア43は、通常の文字コードと拡大指定
時の文字コード及び、中央揃え,下揃え拡大指定時の文
字コードを第8図,第9図及び第10図に示すような内容
にして、一時的にこれらのデータを格納している。
表示中テキスト情報部44は、表示行展開部41で決定し
た文字の横方向の配置を1行分について、第11図に示す
ように通常文字1文字分の大きさを物理行として、最大
縦拡大サイズを算出しこれをこの行の論理行として、拡
大サイズテーブル,表示情報テーブルを作成して表示行
展開部41に出力する。
拡大指定制御部45は、入力装置1より拡大が指示され
た時は、カーソル制御部48なカーソル情報と、拡大サイ
ズ格納エリア47の拡大サイズを表示行展開部41に表示変
更として出力する。またテキストバツフア43にも拡大サ
イズ格納エリア47の拡大サイズを出力する。
拡大サイズ指定部46は、入力装置1より拡大サイズの
変更の入力があると、入力制御部25よりこの拡大サイズ
データを受取り、これを拡大サイズ格納エリア47に転送
すると共に、これを表示装置2にメツセージ表示をする
ため表示制御部26に出力する。
拡大サイズ格納エリア47は、複数個(この実施例では
2個)の拡大サイズエリアを持ち、拡大サイズ指定部46
より拡大サイズの指定データを受け、この拡大サイズを
それぞれの拡大サイズ格納エリアに格納すると共に、拡
大指定制御部45に拡大サイズを出力する。
カーソル制御部48は、カーソル情報を入力制御部25よ
り入力し、これを文字編集部40や表示展開部41,拡大指
定制御部45及び表示制御部26に出力する。
ケイ線バツフア部49はケイ線に関するデータを一時格
納し、必要に応じてこれを表示行展開部41に出力する。
キヤラクタジエネレータ(CG)50は、文字フオントデ
ータを格納し、このフオントデータを拡大切出し部51に
出力する。
拡大切出し部51は、表示行展開部41より受け取つた文
字コード及び表示中テキスト情報部44の拡大サイズテー
ブルや表示情報テーブル等の情報を表示行展開部41を経
由して入力し、キヤラクタジエネレータ(CG)50から文
字フオントデータを探索してこれを取り出し、これらの
情報を基に拡大文字の切出しを行ない、それぞれの拡大
サイズにより拡大処理を行なう。そして、このデータを
表示フオントデータとして表示制御部26を通して表示装
置2に表示させる。
位置補正指定部52は、入力装置1より位置補正のキー
入力があると、入力制御部25よりこれを受取り、第16図
に示すようなメツセージ表示の指示を表示制御部26にす
る。そして、更にテキスト拡大位置補正更新部53にもこ
の情報を出力する。
テキスト拡大位置補正更新部53は、入力した拡大位置
補正データをテキストバツフア43及び表示行展開部41に
出力する。
次に、このように構成されたこの実施例の作用である
文字単位毎の拡大文字の指定及び倍率を別個に指定して
表示する方法を、第4図以降の各図によつて説明する。
第4図は、異なつた拡大サイズの文字が混在する場合
の行の考え方である。
この場合は、1行中に存在する文字の中で最も、縦拡
大サイズの大きな文字n maxを検出し、これをこの行の
拡大サインとする。そして、他の文字はこの行内に含ま
れていると見なしてこれを処理する。
さらに次の行は、図に示すように「1行分の行間×n
max倍」下がつた位置となる。このようにして行を形成
すれば、文字のサイズによつては行と行の間が大きくあ
く部分が生じる可能性があるが、連続した文字列を文字
の大きさによつて配置すると、行の境界が不定となり文
字列の連続性も判別しにくくなるため、このような処理
方法の方が操作性も向上する。
また、文字列の連続性もくずれないため、文字の探索
や認識などの処理において、比較的容易に処理できる利
点もある。
次に、第5図により行の変更について説明する。
第4図に示した文字列中の最大サイズn maxの文字a
を削除して、例えば第5図に示すように、1行中の文字
の最大拡大サイズが変更になつた場合には、再度縦拡大
サイズの最大文字を検出し、この行の縦拡大サイズの認
識を変更する。したがつて、第5図の例では行の拡大サ
イズはn2に変更される。
また、第4図及び第5図に示すように最大拡大サイズ
より小さな拡大サイズの文字は、その行の上辺を一致さ
せて揃える。
ここで、後述する第6図の下揃え及び第7図の中央揃
えの行を上揃えに変更したときは、第15図のフローチヤ
ートにおける上揃えのルーチンに示すように、行内の文
字の補正値を全て削除し、テキストバツフア43も更新さ
れる。
また、この行と次の行との行間は、上述したように通
常文字の1行分の行間にこの行の最大文字の倍率を掛け
た行間となる。
したがつて、第4図のn max倍から第5図ではn2倍に
変更する。
次に、第6図によつて行の下揃えについて説明する。
拡大文字の入った行で下辺に揃える時には、第6図及
び第15図のフローチヤートにおける下揃えのルーチンに
示す様に、縦最大拡大サイズの文字をこの行の拡大サイ
ズとし、それより小さな拡大文字については、図中の斜
線部分(行内文字の拡大サイズと最大拡大サイズとの
差)を補正値として挿入することにより、あたかも拡大
文字が斜線部分まであるかのようにする考え方で処理す
る。
この際の、一時的な拡大サイズは文字表示位置を検出
するためであり、実際の文字フオントの拡大には無関係
である。
第7図は行の中央に揃える場合である。これを第15図
のフローチヤートにおける中央揃えのルーチンも参照し
て説明する。
この場合も、第6図の下揃えの場合と同様に一時的な
拡大サイズによる補正の考え方を利用して、行内の各文
字が行の中心に配置されるようにする。
この場合の一時的な拡大サイズ、すなわち補正値の計
算方法は、 (最大拡大サイズ−行内の文字の拡大サイズ)/2 となる。なおここで、拡大サイズは縦拡大サイズであ
る。また上式において、余りは切上げても切捨ててもよ
い。
なお、上述の拡大位置補正を入力装置1の位置補正キ
ーにより指示した場合、表示装置2の画面に第16図に示
すようなメツセージが表示される。
したがつて、このメツセージ表示から「1」を選択す
れば上揃えとなり、「2」を選択すれば下揃え,「3」
を選択すれば中揃えに変更される。
次に、第11図により拡大表示方法について説明する。
第11図に示すように6×6倍の「a」の文字と、2×
2倍の「b」の文字があつた場合、縦1倍の物理的な行
に各文字をスライスし、各々の文字に対してその拡大サ
イズから同図(ロ)に示すような切出し位置の表示情報
テーブルを作成する。この切出し位置の算出に当って
は、文字の拡大サイズの他に先の補正用の拡大サイズ
(補正値)も使用する。
この「b」の文字の場合は、下揃えで拡大サイズ2×
2であるが、補正は上から1,2,3,4までなので補正値
「4」とセツトされている。したがつて、物理的な行の
スライスのうち上4行分については切出しを行なわない
ようにテーブルにセツトする。
そして、表示に際しては、これらのテーブルと文字の
拡大サイズによつて拡大処理を行つたフオントデータ
を、表示する物理行のNo(番号)に沿ったテーブルの値
により切出して表示を行なう。
次に、第12図及び第13図のフローチヤートも参照して
拡大サイズ指定の方法を説明する。
入力装置1より拡大サイズの変更の入力があつた場合
は、第1図の入力制御部25を経て、拡大サイズ指定部46
に指示が転送される。拡大サイズ指定部46では第12図に
示すようなメツセージを表示制御部26を通して表示装置
2に表示させる。
この表示には、以前の拡大サイズが表示されている。
そして拡大サイズの入力を受け付ける。次にポインタ・
拡大サイズ1に縦,横の新拡大サイズを入力する。そし
てこれで入力が終了か否かを判別し更に別の文字を拡大
する場合は、カーソルを移動させるが、カーソルが右に
移動のときはポインタアツプ,カーソルが左に移動の時
はポインタダウンであり、次の新拡大サイズを入力に戻
り拡大サイズをする。
そして、入力された新しい拡大サイズは、これが最大
サイズか否かがチエツクされ、拡大サイズ格納エリア47
に格納して処理を終了する。
このようにして、拡大サイズが指定されるとこの指定
された拡大サイズは、第23図に示すようにガイダンスエ
リア内に各々表示され、次に説明するように拡大1キ
ー,拡大2キーの押し下げ時の倍率が即座に判断出来る
ようになつている。
第14図のフローチヤートにより拡大指定の方法を説明
する。
文字の拡大指示が入力装置1よりあつた場合、拡大指
定制御部45にこの指示が転送される。拡大指定制御部45
はカーソル制御部48よりカーソル位置データを受取り、
これに該当する文字アドレスを算出する。そして拡大1
キーか拡大2キーかの指定キーにより拡大サイズ格納エ
リアの選択をする。そして該当文字に対し拡大属性(カ
ーソル位置の文字に拡大指定)を付加するようテキスト
バツフア43を変更して処理を終了する。
なお変更後、表示行展開部41へ変更した行からの表示
を要求し、拡大指定による表示の変更を実現する。
次に、第8図〜第10図に示したテキストバツフアにつ
いて説明する。
先ず、テキストバツフア43の内容は拡大文字が指定さ
れていないときは、第8図に示す様に単に文字コードが
連続しており、拡大文字が指定されると第9図に示す様
に、文字に対して拡大倍率n(縦),m(横)が各々付加
される。
また、中央揃えや下揃えのような、一時的な拡大サイ
ズの補正が行なわれた場合は、第10図に示すようにn×
m倍の他に補正用倍率n′も同時に付加される。
このように、文字単位毎に拡大指定を行ない、拡大表
示を行なうのであるが、これを第17図のフローチヤート
によつて説明する。
上述したテキストバツフア43が更新されると、表示行
展開部41に対して更新の発生した行の表示を要求する。
表示行展開部41は、テキストハツフア43より表示要求
行のテキストバツフア文字アドレスを算出する。
その際、書式フオーマツト情報部42より表示該当行の
書式・フオーマツトデータを順次取り出す。そして1行
分の文字の配置可能性範囲の算出を行ないこれを決定す
る。
1行分の表示文字が決定すると、次にテキストバツフ
ア43よりこの文字を取出し、これが文字コードか否かの
判別をする。
文字コードであれば、指定された倍率にしたがつて横
拡大サイズによる文字テーブルにセツトする。そして、
この動作を1行分繰り返す。
先の判別結果が文字コードでなければ、拡大指示か否
かが判別され、拡大指示であれば拡大サイズを取り込み
テーブルにセツトする。拡大指示でなければ、それに従
った他の属性処理を行なう。
拡大指示の場合はさらに、テーブルにセツトした拡大
サイズに対し、補正の有無をチエツクする。そして、補
正があれば補正サイズを取り込みテーブルにセツトす
る。補正がなければ補正サイズOをテーブルにセツトす
る。そして、この動作を1行分繰り返す。
1行分の処理が終了すると、次に第11図に示した文字
テーブルと拡大サイズテーブルより最大縦拡大サイズを
検出する。そして、その要求行Noより物理行Noの算出を
行なう。そして、算出された物理行Noによる表示行の算
出を行なう。
次に、文字テーブルから文字を取出して、これを拡大
サイズによる拡大処理を行なう。
そして、次に表示情報テーブルにより文字データの切
り出しを行ない。これを表示ハツフアへセツトする。そ
して、この操作を物理行(第11図では1行から6行迄)
が終るまで繰り返し、同時にこれを表示する。
そしてこの処理を1行分(論理的)繰り返してこれを
表示する。
第18図及び第19図は、それぞれ上記の方法により表示
装置2の画面に表示される表示例で、それぞれ文字単位
で任意に拡大され、印刷時にはこの表示と同じ印刷結果
が得られる。
このように、拡大倍率と、拡大指示が別個に行なわれ
る為、同一倍率の指示が連続して行える。また拡大倍率
が複数個設定可能で、拡大指示キーがそれに対応して用
意されている為、第22図に示すように倍率が変化して
も、拡大1キー,拡大2キーと指示キーの変更のみで対
応することができると共に、第23図に示すようにその倍
率も画面に表示されているので指定倍率を確認して操作
できる。
しかも実際の拡大サイズで表示され、そのまま印刷さ
れるので、印刷時に拡大した文字が用紙幅を越えて欠落
してしまうこともなく、また従来のように文書作成編集
時に、拡大印刷結果を考慮しながら文字入力をして文書
を作成する必要がなく、単純な処理で行なえるので、非
常に操作性の高い拡大指定方法を備えた文字処理装置が
安価に提供できる。
効 果 以上説明したように、この発明の文字処理装置によれ
ば、複数の拡大サイズを任意に指定し、しかも拡大サイ
ズの指定と対象文字又は文字列の指定を操作的に分離し
て各操作を簡略化したもので、文字又は文字列毎の拡大
の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す機能ブロツク図、 第2図はこの発明を実施したワードプロセツサの外観の
一例を示す斜視図、 第3図は同じくその制御部の一例を示すブロツク図、 第4図乃至第7図は1行内の拡大文字の異なる配置によ
る表示例の説明図、 第8図乃至10図はテキストバツフアの内容のそれぞれ異
なる例を示す説明図、 第11図は文字の拡大表示方法を説明するための説明図、 第12図は文字の拡大サイズのメツセージ表示図、 第13図及び第14図は文字の拡大サイズ指定及び拡大指定
の処理を示すフロー図、 第15図は拡大文字の行の下揃え,中揃え,上揃えの各処
理を示すフロー図、 第16図は位置補正のメツセージ表示図、 第17図は拡大文字を表示するための処理を示すフロー
図、 第18図及び第19図は拡大文字の異なる表示例を示す説明
図、 第20図及び第21図は従来の拡大指定した文字の表示画面
とその印刷結果を示す説明図、 第22図は文字毎に拡大率の異なる文字列の説明図、 第23図は複数の拡大率を編集画面に表示した説明図であ
る。 1……入力装置、2……表示装置 16……拡大1キー、17……拡大2キー 25……入力制御部、26……表示制御部 40……文字編集部、41……表示行展開部 42……書式フオーマツト情報部 43……テキストバツフア 44……表示中テキスト情報部 45……拡大指定制御部、46……拡大サイズ指定部 47……拡大サイズ格納エリア 48……カーソル制御部、49……ケイ線バツフア部 50……キヤラクタジエネレータ(CG) 51……拡大切出し部、52……位置補正指定部 53……テキスト拡大位置補正更新部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも入力装置と表示装置とを備え、
    入力装置より入力された文字等を表示装置に表示して編
    集・校正が行なえる文字処理装置において、 前記入力装置からの指示により前記表示装置に表示した
    文字等を拡大表示するための複数の任意拡大倍率指定手
    段と、該手段のいずれかによって指定された拡大倍率で
    拡大する対象文字又は文字列を別個に指定する文字指定
    手段と、該手段によって指定された対象文字又は文字列
    をそれぞれに指定した拡大倍率で画面に表示する表示手
    段とを設けたことを特徴とする文字処理装置。
JP62127071A 1987-05-26 1987-05-26 文字処理装置 Expired - Lifetime JP2592840B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61123876A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 三洋電機株式会社 文書処理装置
JPH0721705B2 (ja) * 1984-12-14 1995-03-08 キヤノン株式会社 拡大文字処理方法
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