JPH1039854A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH1039854A
JPH1039854A JP8209252A JP20925296A JPH1039854A JP H1039854 A JPH1039854 A JP H1039854A JP 8209252 A JP8209252 A JP 8209252A JP 20925296 A JP20925296 A JP 20925296A JP H1039854 A JPH1039854 A JP H1039854A
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JP
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character
script
typeface
interval
characters
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Application number
JP8209252A
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English (en)
Inventor
Mikako Bitou
美香子 尾藤
Mika Ooshige
美香 大重
Sachiko Nakagawa
幸子 中川
Satoru Moriyama
悟 森山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリプト系の書体と非スクリプト系の書体
とが混在する文字列を印字する場合にも、文字が重なら
ないように印字することの可能な文書編集装置を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 スクリプト系の書体が設定されたキャラ
クタストリングと、スクリプト系ではない書体が設定さ
れたキャラクタストリングが隣接している場合に(S9
09からS910、またはS911からS912)、両
キャラクタストリングの変わり目の印字間隔を通常より
広い間隔に設定する(S910またはS912)ように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の書体を用い
て、入力された文字や記号を印字することが可能な文書
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワードプロセッサなどの、文
書を編集し印字するための文書編集装置において、文書
編集時に文書を構成する文字や記号を様々な書体で印字
できるものが知られている。書体は、大きく分けて、書
体本来の形状(斜体の装飾をしない状態)が傾斜してい
るスクリプト系の書体と、書体本来の形状が直立した形
状の非スクリプト系の書体との2種類がある。従来の文
書編集装置においては、同一サイズの文字や記号を印字
する際には、文字や記号の間隔を所定の大きさに定め
て、連続する文字列(文字や記号が複数連続したもの)
を印字するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、スクリプト系の書体と非スクリプト系の書体とが混
在するような文字列を印字する場合、文字によってはス
クリプト系の書体の右上の部分と非スクリプト系の左上
の部分、あるいは、スクリプト系の書体の左下の部分と
非スクリプト系書体の右下の部分とが重なった状態で印
字される場合がある。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、スクリプト
系の書体と非スクリプト系の書体とが混在する文字列を
印字する場合にも、文字が重ならないように印字するこ
との可能な文書編集装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の文書処理装置は、文字や記号を含
むキャラクタを入力すると共に、少なくとも前記キャラ
クタの書体を設定することが可能な入力手段と、前記入
力手段により入力された前記キャラクタを印字するため
の印字装置と、スクリプト系の書体が設定された第1の
キャラクタストリングと、スクリプト系ではない書体が
設定された第2のキャラクタストリングが隣接している
場合に、前記第1のキャラクタストリングと第2のキャ
ラクタストリングの互いに隣接するキャラクタ間の間隔
を通常より広い間隔で印字するよう前記印字装置を制御
する位置制御手段と、を有することを特徴としている。
【0006】なお、入力手段は図1のキーボード2、印
字装置は図2の印字装置5により構成することができ、
位置制御手段は図2のCPU11により実行される図9
のS908〜S913の処理により実現することができ
る。
【0007】また、請求項2に記載の文書処理装置は、
少なくともスクリプト系の書体と非スクリプト系の書体
を有するキャラクタを入力することが可能な入力手段
と、前記入力手段により入力された前記キャラクタを印
字するための印字装置と、隣接するキャラクタの一方が
前記スクリプト系の書体が設定されたキャラクタであ
り、他方が前記非スクリプト系の書体が設定されたキャ
ラクタである場合には、前記隣接するキャラクタ間の間
隔を通常よりも広い間隔で印字するよう前記印字装置を
制御する位置制御手段とを有することを特徴としてい
る。
【0008】さらに、請求項3に記載の文書処理装置
は、少なくともスクリプト系の書体と非スクリプト系の
書体を有するキャラクタを入力することが可能な入力手
段と、前記入力手段により入力された前記キャラクタを
印字するための印字装置と、隣接する二つのキャラクタ
が共に前記スクリプト系の書体がまたは前記非スクリプ
ト系の書体が設定されたキャラクタである場合と、前記
隣接する二つのキャラクタの一方が前記スクリプト系の
書体が設定されたキャラクタであり、他方が前記非スク
リプト系の書体が設定されたキャラクタである場合とで
は、前記隣接する二つのキャラクタ間の間隔を異なる間
隔で印字するよう前記印字装置を制御する位置制御手段
と、を有し、前記位置制御手段は、前記隣接する二つの
キャラクタにおいて、前記スクリプト系の書体が設定さ
れたキャラクタが前記非スクリプト系の書体が設定され
たキャラクタの後に位置する場合に前記隣接する二つの
キャラクタ間の間隔を第1の間隔とし、前記非スクリプ
ト系の書体が設定されたキャラクタが前記スクリプト系
の書体が設定されたキャラクタの後に位置する場合には
前記隣接する二つのキャラクタ間の間隔を第2の間隔と
し、同じ書体が設定された二つのキャラクタの間隔を第
3の間隔とし、前記第1の間隔と前記第2の間隔は共
に、前記第3の間隔よりも広いことを特徴としている。
【0009】ここで、前記位置制御手段は、前記スクリ
プト系の書体が設定されたキャラクタが前記非スクリプ
ト系の書体が設定されたキャラクタの後に位置する場合
には前記スクリプト系の書体が設定されたキャラクタの
文字幅に応じて前記第1の間隔を変更し、前記非スクリ
プト系の書体が設定されたキャラクタが前記スクリプト
系の書体が設定されたキャラクタの後に位置する場合に
は前記スクリプト系の書体が設定されたキャラクタの文
字幅に応じて前記第2の間隔を変更することが可能であ
る。
【0010】また、前記入力手段は各キャラクタに対し
斜体を設定する手段を有し、前記位置制御手段は、前記
スクリプト系の書体が設定されたキャラクタが前記非ス
クリプト系の書体が設定されたキャラクタの後に位置し
ておりかつ前記非スクリプト系の書体が斜体文字に設定
されている場合にはさらに前記第1の間隔を変更し、前
記非スクリプト系の書体が設定されたキャラクタが前記
スクリプト系の書体が設定されたキャラクタの後に位置
しておりかつ前記スクリプト系の書体が斜体文字に設定
されている場合にはさらに前記第2の間隔を変更する構
成とすることができる。
【0011】また、前記文書処理装置は、印字に使用さ
れる書体と同一の書体で前記入力手段から入力されたキ
ャラクタを表示する表示手段を有し、前記位置制御手段
は前記表示手段に表示される各キャラクタの間隔も前記
第1の間隔および第2の間隔に対応して変更する構成と
することもできる。
【0012】さらに、前記第1の間隔および前記第2の
間隔は、それぞれが設定される位置の直後または直前の
スクリプト系書体の設定されたキャラクタのサイズに応
じた間隔とすることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の文書処理
装置の実施形態である、テープ印字装置100の外観を
示す図である。テープ印字装置100は、アルファベッ
トや、記号など種々のキャラクタをテープ状の記録媒体
6に印刷するものである。図1に示すように、テープ印
刷装置100の本体フレーム1の前部にはキーボード2
が配置されている。キーボード2の後には、キーボード
2により入力した文字や記号を印刷イメージで表示可能
とするためのLCD(液晶ディスプレイ)4が設けら
れ、そのさらに後方の本体フレーム1内部には印刷機構
5が配設されている。テープ印字装置100は、記録媒
体6と印字用のリボンが収容されたテープカセット(図
示せず)を用いて印字を行うもので、本体フレーム1の
上面に設けられたリリースボタン3を操作してカバーフ
レーム7を開放して該テープカセットを着脱する構成と
なっている。
【0014】キーボード2には、アルファベットや数
字、記号などを入力する文字キー、スペースキー、リタ
ーンキー、LCD4に表示されるカーソルを移動させる
カーソル移動キー、入力された文字や記号の一部を範囲
指定するための範囲指定キー、範囲指定された文字や記
号に様々な装飾を付加する装飾キー、書体やサイズの変
更を行う書体キーおよびサイズキー、文字を斜体に変え
る斜体キー、直前の操作を取り消すキャンセルキー、印
刷を実行する印刷キー、そして電源をオン、オフするた
めの電源キー等が設けられている。なお、本明細書にお
いては、LCD4に表示可能であり、また印刷機構5に
よっても出力可能な、アルファベットや数字、記号など
を総称してキャラクタと呼ぶ場合がある。さらに、キャ
ラクタがいくつか連続したものをキャラクタストリング
あるは文字列と呼ぶ。
【0015】図2は、テープ印字装置100の制御系を
示すブロック図である。テープ印字装置100は、CP
U(Central Processing Unit)11と、CPU11に
接続された入出力インターフェース12、ROM(Read
Only Memory)31、RAM(Random Access Memory)
32、表示用CG(Character Generator)ROM3
3、印刷用CGROM34を有する。ROM31は、後
にフローチャートを参照して説明する、CPU11にて
実行可能な各種プログラムを格納している。RAM32
はテープ印字装置100動作時に、各種データを一時的
に格納するもので、図3に示すように、テキストバッフ
ァ321、表示用バッファ322、印字用バッファ32
3、配置情報領域324、データ退避領域325、作業
領域326を有している。
【0016】テキストバッファ321には、キーボード
2から入力された文書データが格納される。表示用バッ
ファ322には、入力された文字や記号に対応した表示
用ビットマップが格納され、印字用バッファ323には
入力された文字や記号に対応した印字用のビットマップ
が格納される。配置情報領域324には、入力された文
字や記号の表示用バッファ322あるいは印刷用バッフ
ァ323における位置情報などがテーブルとして格納さ
れる。データ退避領域325は、文書データの編集時に
一時的に文書データを格納しておき、編集操作がキャン
セルされた場合には退避領域325に格納されている文
書データをテキストバッファ321に転送することによ
り編集内容をキャンセルする(すなわちテキストバッフ
ァ321の内容を編集前の状態に戻す)。
【0017】表示用CGROM33は、キーボード2か
ら入力される文字や記号に対応したLCD表示用のビッ
トマップを格納している。少なくともスクリプト系の書
体と非スクリプト系の書体とを含む複数の書体それぞれ
について複数の文字サイズに対応したビットマップを有
している。
【0018】印字用CGROM34も、キーボード2か
ら入力される文字や記号に対応した印字用ビットマップ
を格納している。表示用CGROM33の場合と同様、
少なくともスクリプト系の書体と非スクリプト系の書体
とを含む複数の書体それぞれについて、複数の文字サイ
ズに対応したビットマップを有している。
【0019】以下、図4〜図9のフローチャートを参照
して、テープ印字装置100の動作について説明する。
図4は、キーボード2上の電源キーの操作によりテープ
印字装置100の電源が投入されるとCPU11により
実行される、テープ印字装置100のメインフローチャ
ートである。なお、以下の説明において、各ステップは
S1、S2、・・・のように、番号の前に大文字のSを
付加して示す。
【0020】利用者は、キーボード2の文字キーや記号
キーにより、印字しようとするキャラクタを入力・消去
することができる。また、範囲指定キー、カーソル移動
キーおよびリターンキーの操作により、入力された文書
の所望の範囲を範囲指定することができる。範囲指定さ
れた部分はLCD4上で反転表示される。
【0021】利用者は、さらに、範囲指定された箇所の
文字・記号に対し、斜体キー・罫線キー・サイズキー・
フォントキー・装飾キーのいずれかを操作して指定され
た部分の書式を変更することができる。また、変更内容
をリターンキーを操作して確定する前であれば、キャン
セルキーを操作することにより、範囲指定して変更した
書式を取り消すこともできる。
【0022】図4において、S401の初期設定処理に
おいて、CPU11はRAM32の各領域321〜32
5の内容をクリアすると共に、印刷機構5の初期化を行
い、印字開始位置を初期位置に設定する。
【0023】次に、テキストバッファ321に格納され
た文字や記号を印刷イメージでLCD4に表示するため
の印刷イメージ表示処理が実行される(S402)。な
お、印刷イメージ表示処理については後に図5を参照し
て詳細に説明する。
【0024】S402において、テキストバッファ32
1の内容がLCD4に印刷イメージとして表示された
後、CPU11はキー入力を待つ(S403)。すなわ
ちS403でYESと判定されるまでは処理はS404
以降に進まない。キー入力があると(S403:YE
S)、操作されたキーが上述の範囲指定キーか否かを判
定する(S404)。利用者は、上述のように、入力し
た文書の一部の範囲を指定して、指定範囲のキャラクタ
の書式を変更することができる。指定範囲の書式を変更
するには、まず、指定しようとする範囲の先端または後
端にカーソルを移動して(カーソル移動キーにより)、
範囲指定キーを操作して範囲指定を開始する。
【0025】範囲指定キーが操作されると(S404:
YES)、CPU11は範囲設定処理(S405)を実
行し、LCD4に表示されている文字および記号の所望
の範囲の指定を可能とする。そして指定した範囲内の文
字および記号の書式を変更する、範囲内書式変更処理
(S406)を実行する。
【0026】範囲設定処理および範囲内書式変更処理に
ついては、後に図6および図7のフローチャートを参照
して詳細に説明するが、範囲設定処理実行中に、利用者
がカーソル移動キーを操作してカーソルをLCD4上で
移動させると、範囲指定キーが操作された時のカーソル
位置と現在のカーソル位置との間が指定範囲として反転
表示される。所望の範囲が反転表示された時点でリター
ンキーを押すことにより、選択範囲を確定する。
【0027】既に入力され、LCD4に表示されている
内容を印字する場合には、利用者はキーボード2の印刷
キーを操作する。この場合には、S403でYES、S
404でNOと判定され、さらにS407でYESと判
定されてS408の印刷処理が行われる。印刷処理にお
いては、テキストバッファ321に格納されているデー
タが印刷用バッファ323にビットマップ展開され、プ
リンタに送られる。印刷処理については後に図8を参照
して詳細に説明する。
【0028】範囲指定キー、印刷キー以外のキーが操作
された場合には(S403:YES、S404:NO、
S407:NO)、キャラクタの入力、消去、電源のオ
ン・オフなど、操作されたキーに対応した処理を行う
(S409)。これらの処理は通常の文書編集装置の処
理であり、本明細書では詳細な説明は省略する。
【0029】図5は、上述の印刷イメージ表示処理を説
明するフローチャートである。本実施の形態のテープ印
字装置100においては、LCD4には実際に印刷され
る書式と同様の印刷イメージを表示するようにしてい
る。印刷イメージ表示処理においては、テキストバッフ
ァ321に格納されている文字コードおよび書式設定の
情報に基づいて表示用のイメージを表示用バッファ32
2にビットマップ展開し、表示用バッファ322に展開
されたビットマップデータを印刷機構5に転送するよう
にしている。
【0030】印刷イメージ表示処理においては、まず文
字の配置位置情報の作成と格納処理を実行する(S50
1)。これは、テキストバッファ321に格納されてい
るデータを配置情報領域324内に表示用の文字配置情
報として再構成する処理である。
【0031】ここで図10および図11を参照してテキ
ストメモリ321のデータの格納形式について説明す
る。テキストバッファ321内部においては、各キャラ
クタ(文字および記号)はそれぞれが16ビット(2バ
イト)のデータとして扱われている。図10において左
側の数字はバイト単位でのアドレスを示している。ま
た、前述の様に範囲指定した文字列に対して書式が設定
された場合に、範囲指定した文字列に対して設定された
書式を部分書式として、範囲指定したキャラクタストリ
ング(文字列)の直前の2バイトに格納するようにして
いる。図10においては、アドレス0からの2バイトに
部分書式が格納されており、アドレス2からの6バイト
には文字データが格納されている。さらに、アドレス8
からの2バイトにも部分書式が格納されておりアドレス
10からの6バイトには文字データが格納されている。
【0032】アドレス0に格納されている部分書式は、
文字L、M、Nの書式を規定し、アドレス8に格納され
ている部分書式は文字H、I、Jの書式を規定するもの
である。なお、図10にはアドレス16の前までのデー
タしか示していないが、アドレス16以降のデータに関
しても、次の部分書式が格納されているところまでの文
字データに対してはアドレス8に格納されている部分書
式が有効となる。
【0033】図11は部分書式のデータ構成を示す図で
ある。部分書式は2バイト(16ビット)のデータから
なる。16ビットの部分書式中、ビット0からビット2
までの、下位3ビットは装飾の種類を表す。このビット
0からビット2までの値と対応する装飾の種類は、(ビ
ット2、ビット1、ビット0/装飾の種類)という形式
で表すと、(000/装飾なし)、(001/袋文
字)、(010/影)、(011/袋+影)、(100
/強調)、(101/立体)、(110/横縞)となっ
ている。
【0034】ビット3は斜体に関するフラグである。ビ
ット3が0の時は斜体がOFFの時であり、ビット3が
1の時には斜体がONとなる。斜体がOFFの場合には
オリジナルの書体がそのまま用いいられ、斜体がONの
場合には、オリジナルの書体を所定量傾けた書体が用い
られる。
【0035】ビット4からビット6は選択された文字列
を囲む罫線(枠)の線の種類を示すビットで、(ビット
6、ビット5、ビット4/枠の線種)の形式で示すと、
(000/枠なし)、(001/角枠)、(010/丸
枠)、(011/下線)、(110/網掛け)となって
いる。ビット7からビットaまでの4ビットは文字サイ
ズを示し、ビットbからビットfまでの5ビットで書体
の種類を示す。
【0036】図12は、配置情報領域324に生成され
る文字配置情報のデータ構造を説明する図である。文字
配置情報はテーブル形式の情報で、キャラクタコード1
21、キャラクタのビットマップのX位置122、キャ
ラクタのビットマップのY位置123、キャラクタのビ
ットマップの幅124、キャラクタのビットマップの高
さ125、そして書式情報126が格納される。ここ
で、X位置122およびY位置123は印刷機構5に印
刷された場合の、所定の位置(例えばプリント初期位
置)を基準とした左下の位置を示す。また、書式情報1
26は書体の種類を示す。
【0037】上記各項目122〜126はそれぞれ2バ
イト(16ビット)のデータで構成される。文字配置情
報のテーブルにおいて各行がそれぞれ一つのキャラクタ
の情報を表している。従って、文字配置情報のテーブル
においては各キャラクタが12バイトの情報により表現
される。また、各行は(すなわち各キャラクタは)、配
置情報領域324上での相対アドレス127により示さ
れる。
【0038】図12においては、アドレス0から12の
前までが文字Lの配置情報、アドレス12から24の前
までが文字Mの配置情報、・・・という風になってい
る。すなわち、アドレスを12ずつ増やすことにより、
次のキャラクタに関する情報を参照することができる。
なお、以降の説明においては、文字配置情報の先端アド
レスを配置情報開始アドレスCSP、文字配置情報の終
端アドレスを配置情報終端アドレスCEPと呼ぶことに
する。配置情報先端アドレスCSPは、図12において
はアドレス0であり、配置情報終端アドレスCEPは、
そのアドレスの直前まで情報が格納されていることを表
すアドレスで、図12においてはアドレス72である。
【0039】図9は、印刷イメージ処理のS501にお
いて実行される文字の配置位置情報の作成と格納処理を
説明するためのフローチャートである。CPU11は、
テキストバッファ321の内容を2バイトずつ(1キャ
ラクタ分ずつ)読み込み、図12の文字配置情報を生成
する。このため、まずテキストバッファ321の読み込
み位置を指定する文字ポインタにテキストバッファ32
1の先頭アドレスを設定する(S901)。そして、S
902において、テキストバッファ321の文字ポイン
タにより指定されている位置から2バイト分のデータを
読み込む。既にテキストバッファ321のデータを全て
読み込んだ後であり、読み込むべきデータが存在しない
場合にはテキスト終了と判定し(S903:YES)、
図9の処理を終えて、この処理がコールされた位置へ、
すなわちこの場合には印刷イメージ表示処理のS501
に戻り、次の処理(図5のS502)を実行する。
【0040】テキスト終了でなければ(S903:N
O)、次に読み込んだデータが部分書式(図12参照)
か否かを判定する(S904)。テキストバッファ32
1の内容が図10に示す状態の場合には、最初に部分書
式が読み込まれるため、S904においてYESと判定
され、S905へ処理が進む。S905では部分書式デ
ータのビット3に基づき斜体が設定されているか否かを
判定する。
【0041】ここでは、例としてテキストバッファ32
1のアドレス0からの部分書式においては、斜体ON、
非スクリプト系の書体が設定されているものとし、テキ
ストバッファ321のアドレス8からの部分書式には斜
体OFF、スクリプト系の書体が設定されているものと
する。すなわち、キャラクタL、M、Nは非スクリプト
系の斜体文字として表示・印刷されるものとし、キャラ
クタH、I、Jはスクリプト系の書体で斜体の設定はさ
れない状態で表示・印字されるものとする。
【0042】部分書式において斜体がOFFで有り、か
つ現在読み込まれた部分書式の前のキャラクタが斜体O
Nに設定されていた場合に限りS907に処理が進み、
現在読み込まれている部分書式が適用されるキャラクタ
のX位置を、前のキャラクタの高さの1/3だけ進め
る。本実施の形態では表示および印字においてキャラク
タは左から右へ順次並べられるものとしている。従っ
て、前のキャラクタの高さの1/3だけ進めるという処
理は、部分書式以降のキャラクタを右側へシフトさせる
処理を意味する。なお、テキストバッファ321のアド
レス0からの部分書式が読み込まれている時点では、S
905でYESと判定されるが、前に文字が無いため、
S906でNOと判定されて、S907の処理は実行さ
れない。
【0043】次に、現在読み込まれている部分書式によ
って設定されている書体がスクリプト系の書体か非スク
リプト系の書体かを判定する(S908)。アドレス0
からの部分書式では、非スクリプト系の書体が設定され
ているため、S908ではNOと判定され、S909に
処理が進む。S909では、前の文字がスクリプト系の
書体か否かが判定されるが、文字が前に存在しないた
め、S909ではNOと判定されてS910の処理はス
キップされる。S913では、部分書式の内容が一旦作
業領域326に格納される。
【0044】S913はテキストバッファ321の内容
に基づいて文字配置情報を作成する処理であるが、テキ
ストバッファ321から読み出した内容が部分書式の場
合には書式情報を作業領域326に一時的に格納し、文
字配置情報のテーブルへの書き込みは行わない。テキス
トバッファ321から読み出した内容が文字の場合に
は、S913において文字コードを文字配置情報のテー
ブルに書き込むと共に、X位置、Y位置を計算し、また
ROM31に格納されている文字幅及び文字高さを読み
出して、作業領域326に格納されている書式情報と共
に文字配置情報のテーブルに書き込む。
【0045】S914においてテキストバッファ321
のアドレスを指し示すポインタが1文字分進められ、処
理はS902に戻る。
【0046】S902においては、次にテキストバッフ
ァ321のアドレス2からのデータが読み込まれる(す
なわち文字データLが読み込まれる)。この場合、テキ
ストデータ終了ではなく(S903:NO)、また部分
書式データではない(S904:NO)ため、処理はS
913に進み、上述のようにX位置、Y位置を計算し、
またROM31に格納されている文字幅及び文字高さを
読み出して、文字コードおよび作業領域326に格納さ
れている書式情報と共に文字配置情報のテーブルの一行
目に書き込む。以下同様にして、文字データMおよびN
について文字配置情報のテーブル作成処理が行われる。
【0047】次にテキストバッファ321のアドレス8
からの部分書式がS902にて読み込まれると、S90
3でNO、S904でYESと判定されて、S905へ
と処理が進む。S905においては、部分書式のビット
3の値に基づき斜体がONかOFFかが判定される。い
ま例としてアドレス8からの部分書式が非斜体かつスク
リプト系の書体である場合を考えているため、S905
においてはNOと判定される。前の文字(すなわち文字
N)は斜体であったため、S906ではYESと判定さ
れ、S907へと処理が進む。
【0048】S907では、文字のX位置を、前の文字
高さの1/3進めることを示す情報を作業領域に格納す
る。この情報が設定されると、以下の文字配置情報テー
ブル作成時に、CPU11は、各キャラクタがアドレス
8部分書式の前のアドレス(すなわちアドレス6)に格
納されている文字の文字高さの1/3だけ右側になるよ
うにX位置を計算する。
【0049】たとえば、図12に示す文字配置情報が、
テキストバッファ321に格納されていた文字が全て非
スクリプト系、非斜体の文字の場合の情報だとすると、
上記のように文字L、M、Nが非スクリプト系でかつ斜
体ONの場合には、図13に示すように文字H、I、J
のX位置はそれぞれCX4’、CX5’、CX6’とな
る。ここでCX4’=CX4+CH3/3、CX5’=
CX5+CH3/3、CX6’=CX6+CH3/3であ
る。
【0050】S907のあと、S908において、現在
読み込まれている部分書式がスクリプト系の書体を示し
ているか否かが判定される。アドレス8の部分書式にお
いてはスクリプト系かつ非斜体の設定が成されているた
め、S908ではYESと判定され、S911へ処理が
進む。
【0051】S911においては、前の文字(すなわち
N)がスクリプト系の書体であるか否かが判定される。
前の文字は非スクリプト系の書体であるため、S911
ではNOと判定され、S912の処理が実行される。S
912においては、現在読み込まれている部分書式に続
くキャラクタデータに関する文字配置情報を作成する際
のX位置の補正情報を設定する。すなわち、現在読み込
まれている書式設定の前の文字がスクリプト系の書体で
はなかった場合、次の文字がスクリプト系の書体の場合
には、そのスクリプト系の文字が全角文字の場合には、
X位置をその文字の高さの1/6進め、スクリプト系の
文字が半角文字の場合には、X位置をその文字の高さの
1/(6×2)進め、スクリプト系の文字が倍角文字の
場合には、X位置をその文字高さの(2×1)/6進め
る、という設定情報を作業領域に格納する。そしてS9
13へ処理を進める。前述のように、読み込まれた情報
が部分書式の場合には、S913では文字配置情報を作
成する処理は行われず、S914にてテキストバッファ
321読み込みのポインタを1文字分進める。
【0052】なお、上記のように、斜体であるために文
字高さの1/3進める設定と、スクリプト系と非スクリ
プト系との変わり目であるために文字高さの1/6(ま
たは1/3、1/12)だけX位置を進めるという設定
は、編集文書の印字が終わるまで累積される。すなわち
上記の例では、文字Nが斜体であり、文字H、I、Jが
斜体でないために文字H、I、JのX位置は、CH3/
3だけ進められ、さらに、文字Nが非スクリプト系であ
り、文字H、I、Jがスクリプト系であるために、文字
H、I、JのX位置はCH4/6だけ進められる。この
結果、最終的には文字H、I、JのX位置はCH3/3
+CH4/6だけ進められることになる。
【0053】なお、部分書式において、前の文字の書体
(スクリプト系または非スクリプト系)とその後読み込
まれた部分書式の書体とが同一系統の書体であれば、S
911でYESと判定され、またはS909でNOと判
定される。また、前の文字の書体がスクリプト系の書体
であり、次に読み込まれた部分書式により指定される書
体が非スクリプト系の書体の場合には、S908でN
O、S909でYESと判定されて、S910の処理が
実行される。
【0054】S910においては、S912の処理と同
様、現在読み込まれている部分書式に続くキャラクタデ
ータに関する文字配置情報を作成する際のX位置の補正
情報を設定する。すなわち、現在読み込まれている書式
設定の前の文字がスクリプト系の書体であった場合、次
の文字が非スクリプト系の書体の場合には、前の文字が
全角文字の場合には、X位置を前の文字の文字高さの1
/6進め、前の文字が半角文字の場合には、X位置を前
の文字の文字高さの1/(6×2)進め、前の文字が倍
角文字の場合には、X位置を前の文字の文字高さの(2
×1)/6進める、という設定情報を作業領域に格納す
る。
【0055】以上をまとめると、表示される文字が斜体
から非斜体に変わる場合に、斜体文字と非斜体文字との
間隔を、通常の間隔よりも斜体文字の高さの1/3だけ
大きくする。これに加えて、表示される文字の書体がス
クリプト系あるいは非スクリプト系の一方から他方に変
化する場合に、その変わり目における文字間隔を、スク
リプト系の文字の高さを基準として、通常の文字間隔よ
り所定量大きくする。この場合、スクリプト系の文字が
半角、全角、倍角のいずれであるかにより、大きくする
量は異なる。なお、ここで全角文字とはビットマップが
正方形のドットマトリクスで規定される文字であり、半
角文字とはビットマップの幅と高さの関係が1:2の文
字、倍角文字とはビットマップの幅と高さの関係が2:
1の文字である。
【0056】上述のように、スクリプト系のキャラクタ
の非スクリプト系のキャラクタの境目においては、スク
リプト系のキャラクタの高さおよび全角・半角・倍角の
別に応じて間隔が決定されるため、常にキャラクタのサ
イズに適合した間隔が設定されることになり、見栄えの
よい印刷結果を得ることができる。
【0057】以上のようにして、文字の配置情報の作成
と格納処理が印刷イメージ表示処理のS501において
実行されると、次にS502において、配置情報のテー
ブルに記録されたX位置、Y位置、および文字幅、文字
高さを、表示用の値にに変換する。文字配置情報は印刷
機構5に出力される文字の配置情報を示すものであるた
め、これをLCD4に表示するための変換処理がS50
2の処理である。
【0058】次に、以下の処理において使用するパラメ
ータCSP、CEPには配置情報の開始アドレスおよび
終点アドレスをそれぞれ設定する。また、カウンタとし
て利用する変数CCをクリアする(0を代入する)(S
503)。
【0059】次に、S504において、CSP+(CC
×12)でアドレス指定される配置情報のテーブルのデ
ータを読み込む。すなわち、配置情報のテーブルの一行
分のデータ(1キャラクタ分のデータ)を読み込む。S
504では読み込んだデータに対応するビットマップを
表示用CGROM33から読み込み、表示用バッファ3
22にビットマップ展開する。この時、各種装飾(部分
書式のビット0〜2で指定)、枠設定(部分書式のビッ
ト4〜6で指定)、書体(部分書式のビットb〜fで指
定)、文字サイズ(部分書式のビット7〜aで指定)を
参照してこれらの情報に対応したビットマップを生成す
る。
【0060】次にCPU11は、S506において、斜
体の設定(部分書式のビット3により指定)が設定され
ているか否かを判定する。斜体が設定されている場合
(S506:YES)には、文字の高さの1/3だけ傾
くようにビットマップを再配置する。すなわち、図14
(A)および(B)に示すように、幅k、高さhの長方
形の範囲で規定される文字(ビットマップ)を、その右
上と右下の左右方向の距離が高さの1/3となるような
平行四辺形で規定されるビットマップに変換する。以上
のようにして表示のためのビットマップが生成される
と、これを表示用バッファ322に転送する。次に、次
の文字を読み込むために、変数CCを1だけインクリメ
ントする(S509)。S510では、CSP+(CC
×12)により指定されるアドレスが文字配置情報テー
ブルの終点アドレスに達したか否かを判定する。指定さ
れるアドレスが文字配置情報テーブルの終点アドレスに
達していない場合には(S510:NO)、S504に
処理を戻して、順次、文字配置情報テーブルの文字をビ
ットマップ展開し、表示用バッファ322に転送する。
【0061】文字配置情報テーブルの全ての文字につい
てビットマップが生成され表示用バッファ322に転送
されると、CSP+(CC×12)により指定されるア
ドレスが文字配置情報テーブルの終点アドレスに達する
(S510:YES)。この場合には、処理はS511
に進められ、表示用バッファ322のビットマップがイ
ンターフェース12を介してLCD駆動回路41に転送
され、印刷イメージがLCD4に出力される。
【0062】次に、範囲設定処理および範囲内書式変更
処理について図6および図7を参照して説明する。
【0063】図6は、範囲設定処理を説明するためのフ
ローチャートである。LCD4には、文字及び記号が入
力される位置を示すカーソルが表示されている。利用者
は、LCD4に表示されている文字および記号のある範
囲の書式を変更したい場合に、キーボード2のカーソル
移動キーを操作してカーソルを書式変更しようとする範
囲の始点に位置させ、キーボード2の範囲設定キーを押
す。すると、CPU11は上述のようにS404にてY
ESと判定し、図6の処理を開始する。
【0064】範囲設定キーの操作により、その時にLC
D4上でカーソルが表示されている位置を指定範囲の始
点かつ終点として設定する(S601)。次に、S60
2において印刷イメージ表示処理を実行し、テキストバ
ッファ321の内容の印刷イメージをLCD3に表示す
る(S602)。さらに、S603において、範囲の始
点から終点までの文字列を反転表示する。範囲指定キー
が押されて最初に図6の処理が実行される場合には、S
601にて範囲の先頭と最終が同一位置に設定されてい
るため、反転表示される文字列は無い。
【0065】利用者は、カーソル移動キー(左移動キー
または右移動キー)を操作してカーソルを移動させるこ
とにより指定範囲の最終位置を変更することができる。
利用者がカーソル移動キーを操作すると、S604にて
YESと判定される。S605では、操作されたキーが
カーソル移動キー(左移動キーまたは右移動キー)か否
かを判定する。すなわち、カーソル移動キーおよびリタ
ーンキー以外のキーが操作された場合には(S607:
NO)、カーソル位置は変更されず従って指定範囲は変
更されずに、処理はS602に戻る。カーソル移動キー
が操作された場合には(S605:YES)、CPU1
1は、操作されたキー(左移動キーまたは右移動キー)
に応じて、カーソルを現在位置の左または右に移動さ
せ、変更した位置を新たな最終位置として設定する(S
606)。カーソル移動キーが操作された場合には、C
PU11はS607でNOと判定し、処理をS602に
戻す。こうして、S602からS606の処理を繰り返
すことにより、カーソル移動キーを操作して指定範囲を
変更することができる。
【0066】利用者は、上記のようにして範囲を設定す
ると、リターンキーを押して範囲を確定する。すなわ
ち、リターンキーが操作されると、S607においてY
ESと判定され、範囲設定処理を終了し、図4のS40
6に処理が進む。この時、指定された範囲はLCD4上
で反転表示された状態となっている。
【0067】図4のS406において実行される範囲内
書式変更の処理の詳細を図7に示す。S701におい
て、テキストバッファ321の内容と同じデータを、デ
ータ退避領域に格納する。次に印刷イメージ表示処理
(S702)を実行し、図6の範囲設定処理で設定した
範囲を反転表示する(S703)。そして、S704で
キー入力を待つ。
【0068】キー入力があると(S704:YES)、
操作されたキーが斜体キーか否かを判定する(S70
5)。斜体キーが操作された場合には(S705:YE
S)、範囲内の斜体のON/OFFが切り換えられる。
すなわち、部分書式情報のビット3の値が1と0との間
で切り換えられる。斜体キーが操作されS706が実行
された場合にはS707、S709、S711、S71
3、S715、S717では全てNOと判定され、処理
はS702に戻る。S702では、設定された部分書式
の情報を反映して印刷イメージ表示処理が実行されるた
め、選択範囲内の書式の変更が直ちにLCD4に表示さ
れる。
【0069】同様にして、罫線キーが操作された場合に
はS705でNO、S707でYESと判定され、部分
書式のビット4、5、6の情報が書き換えられる(S7
08)。上記と同様に、S708実行後は、S709、
S711、S713、S715、S717でNOと判定
され、処理はS702に戻り、設定範囲内の罫線(枠の
形状や網掛け、下線)の設定および変更がLCD4に表
示される。
【0070】サイズキーが操作されると、S705、S
707ではNOと判定され、S709でYESと判定さ
れる。この場合には、部分書式のビット7、8、9、a
による情報が書き換えられて設定範囲の文字サイズが変
更される(S710)。S710実行後はS711、S
713、S715、S717でNOと判定され、処理は
S702に戻って、設定結果が直ちにLCD4に反映さ
れる。
【0071】フォントキーが操作されると、S705、
S707、S709ではNOと判定され、S711にお
いてYESと判定され、S712において設定範囲内の
書体を変更する処理が実行され、部分書式のビットb〜
fが変更される。S712以降はS713、S715、
S717でNOと判定され、処理はS702に戻って、
設定結果が直ちにLCD4に反映される。
【0072】装飾キーが操作された場合には、S70
5、S707、S709、S711ではNOと判定さ
れ、S713でYESと判定されて、S714の処理が
実行される。S714においては、設定範囲内の文字の
装飾情報が設定され、部分書式のビット0〜2が装飾内
容に応じて書き換えられる。S714実行後はS71
5、S717でNOと判定されて、処理はS702に戻
って、設定結果が直ちにLCD4に反映される。
【0073】キャンセルキーが操作された場合には、S
705、S707、S709、S711、S713では
NOと判定され、S715においてYESと判定され、
S716において、S701で退避領域326に格納し
たデータをテキストバッファ321に転送して範囲内書
式変更処理を終了する。すなわち、範囲設定された後に
書式を変更するキーの操作が行われ、部分書式が書き換
えられていても、キャンセルキーの操作により退避領域
326のデータと置き換えられるため、テキストバッフ
ァ321の内容を範囲キーを押す前の状態に戻すことが
できる。
【0074】また、リターンキーが操作された場合に
は、S705、S707、S709、S711、S71
3、S715ではNOと判定され、S717でYESと
判定されて範囲内書式変更処理を終了する。すなわち、
書式を変更する各キーの操作により部分書式の情報が書
き換えられた状態で範囲内書式変更処理を終了するた
め、設定された書式はすべて有効となる。
【0075】図4のメインフローチャートにおいて、利
用者が印刷キーを操作すると、S403でYES、S4
04でNO、S407でYESと判定され、S408の
印刷処理が実行される。
【0076】図8は、印刷処理を説明するフローチャー
トである。まずS801において文字の配置位置情報の
作成と格納処理を実行する。これは印刷イメージ表示処
理のS501において実行される処理と同一である。次
にS802においてパラメータの初期化処理を実行す
る。印刷イメージ表示処理では配置情報が印刷機構5用
のデータであるため、これを表示用に変換処理していた
が、印刷処理スタートにおいては、S801において作
成された文字配置情報をそのまま利用して処理を進める
ことができる。S802においては、印刷イメージ表示
処理のS503の処理と同様に、以下の処理において使
用するパラメータCSP、CEPに配置情報の開始アド
レスおよび終点アドレスをそれぞれ設定する。また、カ
ウンタとして利用する変数CCをクリアする(0を代入
する)(S802)。
【0077】次に、S803において、CSP+(CC
×12)でアドレス指定される配置情報のテーブルのデ
ータを読み込む。すなわち、配置情報のテーブルの一行
分のデータ(1キャラクタ分のデータ)を読み込む。S
804では読み込んだデータに対応する印字用のビット
マップを印刷用CGROM34から読み込み、印字用バ
ッファ323にビットマップ展開する。この時、各種装
飾(部分書式のビット0〜2で指定)、枠設定(部分書
式のビット4〜6で指定)、書体(部分書式のビットb
〜fで指定)、文字サイズ(部分書式のビット7〜aで
指定)を参照してこれらの情報に対応したビットマップ
を生成する。
【0078】次にCPU11は、S805において、斜
体の設定(部分書式のビット3により指定)が設定され
ているか否かを判定する。斜体が設定されている場合
(S805:YES)には、文字の高さの1/3だけ傾
くようにビットマップを再配置する。すなわち、図14
に示すように、幅k、高さhの長方形の範囲で規定され
る文字(ビットマップ)を、その右上と右下の左右方向
の距離が高さの1/3となるような平行四辺形で規定さ
れるビットマップに変換する。
【0079】以上のようにして表示のためのビットマッ
プが生成されると、これを印字用バッファ323に転送
する(S807)。次に、次の文字を読み込むために、
変数CCを1だけインクリメントする(S808)。S
809では、CSP+(CC×12)により指定される
アドレスが文字配置情報テーブルの終点アドレスに達し
たか否かを判定する。指定されるアドレスが文字配置情
報テーブルの終点アドレスに達していない場合には(S
809:NO)、S803に処理を戻して、順次、文字
配置情報テーブルの文字をビットマップ展開し、印刷用
バッファ323に転送する。
【0080】文字配置情報テーブルの全ての文字につい
てビットマップが生成され印字用バッファ323に転送
されると、CSP+(CC×12)により指定されるア
ドレスが文字配置情報テーブルの終点アドレスに達する
(S809:YES)。この場合には、処理はS810
に進められ、印字用バッファ323のビットマップがイ
ンターフェース12を介して印刷機構駆動回路51に転
送され、印字装置51による印字が行われる。
【0081】図15は、本発明を適用せず、スクリプト
系の書体の文字LMNと非スクリプト系の書体の文字H
IJを通常の間隔で印字した場合の印字例を示す。図に
示されているように、Nの右上部とHの左上部が重なっ
ている。図16は本発明を適用した場合のスクリプト系
の書体の文字LMNと非スクリプト系の書体の文字HI
Jを通常の間隔で印字した場合の印字例である。図16
においては、NとHとの間隔が通常の文字間隔より広く
なっているため、Nの右上部とHの左上部が重なること
がなく、良好な結果が得られることが分かる。
【0082】発明の実施の形態としてテープ印字装置1
00について説明したが、本発明はテープ印字装置に限
らず、スクリプト系および非スクリプト系のフォントを
使用して印字を行うあらゆるプリンタについて適用可能
である。また、スクリプト系および非スクリプト系の別
に限らず、第1の書体と第2の書体があり、両者のキャ
ラクタが隣接した場合にキャラクタが重なって印字され
るような場合に、本発明を適用することも可能である。
【0083】実施の形態のテープ印字装置では、印刷イ
メージを表示していたために、印刷イメージを生成する
際にも書体に対応して表示位置の補正を行っているが、
表示画面は必ずしも印刷イメージである必要はなく、表
示は特に表示位置の補正をせずに、印字装置のみ印字位
置の制御を行うようにしても良い。
【0084】また、実施の形態においては、スクリプト
系の書体の後に非スクリプト系の書体が印字または表示
される場合と、非スクリプト系の書体の後にスクリプト
系の書体のキャラクタがある場合とで、両キャラクタの
間隔の補正値を同一の値としているが、これを異なる値
にすることも可能である。
【0085】
【発明の効果】請求項1、2あるいは3に記載の文書処
理装置によれば、スクリプト系の書体とスクリプト系で
はない書体のキャラクタストリングの互いに隣接するキ
ャラクタが重ならないようにすることができるため、仕
上がりの美しい印刷結果を得ることができる。
【0086】請求項4に記載の文書編集装置によれば、
スクリプト系の書体が設定されたキャラクタと非スクリ
プト系の書体が設定されたキャラクタの間隔を適切な間
隔に設定することができる。
【0087】請求項5に記載の文書編集装置によれば、
スクリプト系・非スクリプト系によるキャラクタ間隔の
設定に加えて、斜体・非斜体による間隔設定も行うた
め、見栄えの良い印字結果を得ることができる。
【0088】請求項6に記載の文書編集装置によれば、
印字結果に対応したイメージが表示されるので、印字前
に印字結果を確認することができる。
【0089】請求項7に記載の文書編集装置によれば、
スクリプト系と非スクリプト系のキャラクタにより構成
される文字列の境界の文字間隔が、境界の直前のキャラ
クタのサイズにより可変となっているため、文字サイズ
に応じて適切な間隔を設定することができ、見栄えの良
い印字結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置装置の外観を示す図である。
【図2】テープ印字装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【図3】RAMの各領域を詳細に示す図である。
【図4】テープ印字装置のメインフローチャートであ
る。
【図5】印刷イメージ表示処理のフローチャートであ
る。
【図6】範囲設定処理のフローチャートである。
【図7】範囲内書式変更処理のフローチャートである。
【図8】印刷処理のフローチャートである。
【図9】文字の配置位置情報の作成と格納処理のフロー
チャートである。
【図10】テキストバッファのデータ格納形式を示す図
である。
【図11】部分書式のデータ構造を示す図である。
【図12】文字配置情報テーブルを示す図である。
【図13】文字配置情報テーブルを示す図である。
【図14】本発明を適用しない場合のスクリプト系と非
スクリプト系の文字の印刷結果を示す図である。
【図15】図14の場合と同じデータを用いて、本発明
を適用して印刷を行った場合の印刷結果を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 2 キーボード 4 LCD 5 印刷機構 11 CPU 31 ROM 32 RAM 321 テキストバッファ 322 表示用バッファ 323 印字用バッファ 324 配置情報領域 325 退避領域 326 作業領域 41 LCD駆動回路 51 印字機構駆動回路 52 印字装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】次にCPU11は、S805において、斜
体の設定(部分書式のビット3により指定)が設定され
ているか否かを判定する。斜体が設定されている場合
(S805:YES)には、文字の高さの1/3だけ傾
くようにビットマップを再配置する。すなわち、図14
(A)に示すように、幅k、高さhの長方形の範囲で規
定される文字(ビットマップ)を、図14(B)に示す
ように、その右上と右下の左右方向の距離が高さの1/
3となるような平行四辺形で規定されるビットマップに
変換する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置装置の外観を示す図である。
【図2】テープ印字装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【図3】RAMの各領域を詳細に示す図である。
【図4】テープ印字装置のメインフローチャートであ
る。
【図5】印刷イメージ表示処理のフローチャートであ
る。
【図6】範囲設定処理のフローチャートである。
【図7】範囲内書式変更処理のフローチャートである。
【図8】印刷処理のフローチャートである。
【図9】文字の配置位置情報の作成と格納処理のフロー
チャートである。
【図10】テキストバッファのデータ格納形式を示す図
である。
【図11】部分書式のデータ構造を示す図である。
【図12】文字配置情報テーブルを示す図である。
【図13】文字配置情報テーブルを示す図である。
【図14】斜体文字への変換を示す図である。
【図15】本発明を適用しない場合のスクリプト系と非
スクリプト系の文字の印刷結果を示す図である。
【図16】図15の場合と同じデータを用いて、本発明
を適用して印刷を行った場合の印刷結果を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 装置本体 2 キーボード 4 LCD 5 印刷機構 11 CPU 31 ROM 32 RAM 321 テキストバッファ 322 表示用バッファ 323 印字用バッファ 324 配置情報領域 325 退避領域 326 作業領域 41 LCD駆動回路 51 印字機構駆動回路 52 印字装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 悟 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号を含むキャラクタを入力する
    と共に、少なくとも前記キャラクタの書体を設定するこ
    とが可能な入力手段と、 前記入力手段により入力された前記キャラクタを印字す
    るための印字装置と、 スクリプト系の書体が設定された第1のキャラクタスト
    リングと、スクリプト系ではない書体が設定された第2
    のキャラクタストリングが隣接している場合に、前記第
    1のキャラクタストリングと第2のキャラクタストリン
    グの互いに隣接するキャラクタ間の間隔を通常より広い
    間隔で印字するよう前記印字装置を制御する位置制御手
    段と、を有することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくともスクリプト系の書体と非スク
    リプト系の書体を有するキャラクタを入力することが可
    能な入力手段と、 前記入力手段により入力された前記キャラクタを印字す
    るための印字装置と、 隣接するキャラクタの一方が前記スクリプト系の書体が
    設定されたキャラクタであり、他方が前記非スクリプト
    系の書体が設定されたキャラクタである場合には、前記
    隣接するキャラクタ間の間隔を通常よりも広い間隔で印
    字するよう前記印字装置を制御する位置制御手段と、を
    有することを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 少なくともスクリプト系の書体と非スク
    リプト系の書体を有するキャラクタを入力することが可
    能な入力手段と、 前記入力手段により入力された前記キャラクタを印字す
    るための印字装置と、 隣接する二つのキャラクタが共に前記スクリプト系の書
    体がまたは前記非スクリプト系の書体が設定されたキャ
    ラクタである場合と、前記隣接する二つのキャラクタの
    一方が前記スクリプト系の書体が設定されたキャラクタ
    であり、他方が前記非スクリプト系の書体が設定された
    キャラクタである場合とでは、前記隣接する二つのキャ
    ラクタ間の間隔を異なる間隔で印字するよう前記印字装
    置を制御する位置制御手段と、 を有し、 前記位置制御手段は、前記隣接する二つのキャラクタに
    おいて、前記スクリプト系の書体が設定されたキャラク
    タが前記非スクリプト系の書体が設定されたキャラクタ
    の後に位置する場合に前記隣接する二つのキャラクタ間
    の間隔を第1の間隔とし、前記スクリプト系の書体が設
    定されたキャラクタが前記スクリプト系の書体が設定さ
    れたキャラクタの後に位置する場合には前記隣接する二
    つのキャラクタ間の間隔を第2の間隔とし、同じ書体が
    設定された二つのキャラクタの間隔を第3の間隔とし、
    前記第1の間隔と前記第2の間隔はそれぞれ、前記第3
    の間隔よりも広いことを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記位置制御手段は、前記スクリプト系
    の書体が設定されたキャラクタが前記非スクリプト系の
    書体が設定されたキャラクタの後に位置する場合には前
    記非スクリプト系の書体が設定されたキャラクタの文字
    幅に応じて前記第1の間隔を変更し、前記非スクリプト
    系の書体が設定されたキャラクタが前記スクリプト系の
    書体が設定されたキャラクタの後に位置する場合には前
    記スクリプト系の書体が設定されたキャラクタの文字幅
    に応じて前記第2の間隔を変更することを特徴とする請
    求項3に記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は各キャラクタに対し斜体
    を設定する手段を有し、前記位置制御手段は、前記スク
    リプト系の書体が設定されたキャラクタが前記非スクリ
    プト系の書体が設定されたキャラクタの後に位置してお
    りかつ前記非スクリプト系の書体が斜体文字に設定され
    ている場合にはさらに前記第1の間隔を変更し、前記非
    スクリプト系の書体が設定されたキャラクタが前記スク
    リプト系の書体が設定されたキャラクタの後に位置して
    おりかつ前記スクリプト系の書体が斜体文字に設定され
    ている場合にはさらに前記第2の間隔を変更することを
    特徴とする請求項3又は請求項4に記載の文書処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記文書処理装置は、印字に使用される
    書体と同一の書体で前記入力手段から入力されたキャラ
    クタを表示する表示手段を有し、前記位置制御手段は前
    記表示手段に表示される各キャラクタの間隔も制御する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記
    載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の間隔は、前記第1の間隔が設
    定される位置の直後のスクリプト系の書体が設定された
    キャラクタのサイズに応じて設定され、前記第2の間隔
    は、前記第2の間隔が設定される位置の直前のスクリプ
    ト系の書体が設定されたキャラクタのサイズに応じて設
    定されることを特徴とする請求項3に記載の文書処理装
    置。
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