JP3036260B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3036260B2
JP3036260B2 JP4274505A JP27450592A JP3036260B2 JP 3036260 B2 JP3036260 B2 JP 3036260B2 JP 4274505 A JP4274505 A JP 4274505A JP 27450592 A JP27450592 A JP 27450592A JP 3036260 B2 JP3036260 B2 JP 3036260B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置から送信され
多数のキャラクタデータからなる文書データを受信す
る受信手段を備え、その受信手段によって受信された文
書データが表す各キャラクタを印字媒体に印字する機能
を有した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の情報処理装置が組み
込まれたものとして、例えばドットプリンタやテープ印
字装置がある。
【0003】一方、ワードプロセッサ等の一部の文書作
成装置においては、使用者が所望のキャラクタ(外字キ
ャラクタ)を作成して登録することができるもの
り、このような装置において外字キャラクタの作成及び
登録を行う際には、装置の動作モードを外字登録モード
に切換えて、備え付けのディスプレイに外字パターン作
成用の所定行列(例えば24×24)を表示させ、キー
ボード上の所定のキーを操作することによって複数のド
ットを任意の形に配列させて任意のパターンデータを作
成し、このパターンデータを外字キャラクタとして登録
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】のような外字キャラ
クタの作成及び登録ができるようにするためには、装置
に、上述のような外字パターン作成用の所定行列を表示
可能なディスプレイと、この所定行列上に任意のドット
パターンを形成させることができるだけの操作キーとを
設けなければならず、一度に数文字程度しか表示できな
いディスプレイや数個の操作キーしか備えていないドッ
トプリンタやテープ印字装置には、このような外字キャ
ラクタの作成・登録機能を持たせることができなかっ
た。また当然、ディスプレイや操作キーを全く持たない
装置にも、外字キャラクタの作成・登録機能を持たせる
ことができなかった。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、ディスプレイや操作キーを全く持たない装
、或いは、一度に数文字程度しか表示できないディス
プレイや数個の操作キーしか備えていない装置でも、
単に、任意の外字キャラクタを作成可能にすることがで
きる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】記問題を解決するため
になされた本発明は、外部装置から送信される多数のキ
ャラクタデータからなる文書データを受信する受信手段
を備えると共に、該受信手段により受信された文書デー
タが表す各キャラクタを印字媒体に印字する機能を有し
情報処理装置において、当該装置の動作モードを、
記受信手段により受信された前記外部装置からの文書デ
ータが表す各キャラクタを前記印字媒体に印字する通常
受信モードと、前記受信手段により受信された前記外部
装置からの文書データに基づいて外字キャラクタを作成
する外字登録モードとの、何れかに設定するモード設定
手段と、該モード設定手段により外字登録モードに設定
された場合に、前記受信手段により受信された前記外部
装置からの文書データを所定行列の文書データとして取
り込み、該文書データにおける特定のキャラクタデータ
をドットとして認識することにより、当該所定行列上に
配列されるドット群からなるパターンデータを作成する
パターンデータ作成手段と、該パターンデータ作成手段
により作成されたパターンデータを外字キャラクタとし
て記憶する記憶手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明の情報処理処置
においては、モード設定手段により、当該装置の動作モ
ードが、受信手段により受信された外部装置からの文書
データが表す各キャラクタを印字媒体に印字する通常受
信モードから、外字登録モードに切換えられると、パタ
ーンデータ作成手段が、受信手段により受信された外部
装置からの文書データを所定行列の文書データとして取
り込み、該文書データにおける特定のキャラクタデータ
をドットとして認識することにより、当該所定行列上に
配列されるドット群からなるパターンデータを作成す
る。そして、記憶手段が、パターンデータ作成手段によ
り作成されたパターンデータを外字キャラクタとして記
憶する。
【0008】従って、本発明の情報処理処置を用いれ
ば、外部の文書作成装置等で作成した文書データを当該
装置に送信して入力することにより、この文書データに
おける特定のキャラクタデータを所定行列上のドットと
した外字キャラクタを作成することができるようになる
ため、従来の装置のような外字パターン作成用の所定行
列を表示可能なディスプレイや、外字パターンを作成可
能な操作キーを備えていない装置であっても、外字キャ
ラクタを作成して登録することができるようになる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は、本発明の情報処理装置が適用された日
本語用テープ印字装置2の外観を表す外観図である。
【0010】図1に示す如く、テープ印字装置2の本体
フレーム4の前面部には、キーボード6が配設されてお
り、キーボード6の上方で本体フレーム4内部には印字
媒体としての印字用テープ8に文字を印字するための印
字機構PMが備えられている。また、キーボード6の上
方で本体フレーム4の表面には湾曲した湾曲フレーム部
4aがあり、この湾曲フレーム部4aに、文字や記号を
6文字分表示可能な小型の液晶ディスプレイ(以下、L
CDという)10が設けられている。
【0011】キーボード6には、アルファベット,ひら
がな,数字,及び記号等を入力するための文字キー、ス
ペースキー、LCD10に表示された文字列を左右にス
クロールさせるカーソルキー、無変換キー、変換キー、
文字入力コードを「ローマ字」と「ひらがな」と「アル
ファベット」のうちから択一的に切換えて設定するため
の入力モード切換えキー、印字フォーマットを設定する
ためのフォーマット設定キー、印字を実行する印字キ
ー、印字用テープ8をテープ送りするためのテープ送り
キー、及び電源をON・OFFするための電源キー等、
種々のキーが備えられている。
【0012】また、印字機構PMは、上下方向に所定数
の通電発熱素子を列設した周知のサーマルヘッド12
図2参照)を備えており、通電したサーマルヘッド1
2に、透明なフィルムからなる所定幅(例えば、12m
m)の印字用テープ8とインクリボンとを供給すること
により、印字用テープ8の表面に複数のドット列からな
る文字や記号を印字する。そして、このように印字され
た印字用テープ8には、両面テープが接合されて、本体
フレーム4の側面部から外部に送り出されるようになっ
ている。
【0013】尚、このような印字用テープ8,インクリ
ボン,及び両面テープ等は図示しない矩形状のテープ収
納カセットに一体的に内蔵されており、簡単にに取り替
え可能となっている。次に、テープ印字装置2の制御系
の構成について図2を用いて説明する。
【0014】図2に示す如く、テープ印字装置2の制御
系の中核をなす制御回路14は、中央処理装置(CP
U)16と、パターンデータメモリ(以下、CGROM
という)18と、ROM20,22と、RAM24と、
入出力インターフェース26と、これらを接続するバス
28とから構成されている。
【0015】そして、入出力インターフェース26に
は、キーボード6と、LCD10に表示データを出力す
るための表示用RAMを備えたディスプレイコントロー
ラ(以下、LCDCという)30と、サーマルヘッド1
2を駆動するための駆動回路32と、上述の印字用テー
プ8,インクリボン,及び両面テープ等を巻装した複数
のスプール及び各種ローラ等を回転させることにより印
字用テープ8を外部に送り出すテープ送りモータ34を
駆動するための駆動回路36と、警告用ブザー38を駆
動するための駆動回路40と、ワードプロセッサ等の外
部装置WPから送出される文書データを受信するため
受信手段としてのインターフェースボード(以下、I/
Fボードという)42とが夫々接続されている。
【0016】CGROM18には、夫々のキャラクタを
表示するためのドットパターンデータが、夫々のコード
データに対応して格納されており、ROM20には、夫
々のキャラクタを印字するための各キャラクタの輪郭線
を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が、書
体(ゴシック系書体,明朝体系書体等)毎に分類され
て、夫々のコードデータに対応して格納されている。
【0017】また、RAM24は、キーボード6から入
力された文字や記号などのコードデータを文書データと
して格納するテキストメモリtm、設定された文字サイ
ズデータ,書体のデータ,印字方向(縦書き,横書き)
等の種々の印字フォーマット情報を格納する印字フォー
マットバッファfb、イメージ展開された複数の文字や
記号のドットパターンデータを格納する印字バッファp
b、各制御処理に必要なフラグデータを格納するフラグ
メモリfm、各制御処理中に使用する作業バッファw
b、外部装置WPから送出されI/Fボード42を介し
て取り込まれる受信データを格納する受信バッファr
b、及び、後述する外字登録処理によって作成した外字
キャラクタを格納する外字登録メモリgm等の各記憶領
域に分けられている。
【0018】また、RAM24には、後述の受信処理に
て受信したデータの受信バッファrbにおける格納する
位置を示す受信ポインタP1と、後述の読み出し処理に
て受信バッファrbにおけるデータの読み出し位置を示
す取得ポインタP2とを格納する。この受信ポインタP
1及び取得ポインタP2は、後述の通信メイン画面とな
ったとき受信バッファrbの先頭位置を示すようになっ
ている。
【0019】更に、RAM24には、後述する文書デー
タの行数をカウントするカウンタi、文書データの列数
をカウントするカウンタj、外字登録メモリgmのアド
レスをカウントするカウンタk、外字登録メモリgmの
ビット位置をカウントするカウンタnとを備えている。
【0020】尚、少なくとも、テキストメモリtm、印
字フォーマットバッファfb、フラグメモリfm、及び
外字登録メモリgmは、記憶内容が揮発しないように常
にバックアップされている。そして、ROM22には、
キーボード6から入力された文字や記号等の各キャラク
タのコードデータに対応させてLCDC30を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリtm内の各コ
ードデータに対応するアウトラインデータから印字用の
ドットパターンデータに変換処理して印字バッファpb
にイメージ展開するイメージ展開処理制御プログラム、
印字バッファpbのデータを順次読み出してサーマルヘ
ッド12やテープ送りモータ34を駆動する印字駆動制
御プログラム、テープ印字制御プログラム、及び、後述
する本願特有の外字の登録処理プログラム等が格納され
ている。
【0021】次に、このように構成されたテープ印字装
置2における種々の操作モードについて、図3を用いて
説明する。図3に示す如く、本実施例のテープ印字装置
2においては、電源キーをONして電源を投入すると、
まず、LCD10が通常編集画面となり、任意の文字キ
ー入力により文書データの作成が可能な状態となる。そ
して、この通常編集画面では、入力された文字や記号が
LCD10に6文字づつ表示される。
【0022】次に、この状態でシフトキーと選択キーが
同時に押されると、LCD10は通信メイン画面とな
り、この次に、モードキー,記号キー,印刷キー,テー
プ送りキー,及び,選択キーのうち何れかのキーを押す
ことにより、夫々のキーに対応した下記のモード画面と
なる。尚、この通信メイン画面で削除キーを押すと通常
編集画面に無条件で戻るようになっている。
【0023】(1).モードキーを押すと、モード設定手段
としてのモード設定画面となり、外部装置WPから送信
された文書データを受信し、その文書データを文書デー
タと共に送信された印字フォーマット等を表わす制御コ
ードに基づいて、または、後述のフォーマット設定画面
で設定された印字フォーマットで印字用テープ8に印字
する通常受信モードと、外部装置WPから送信された文
書データを受信し、その文書データに基づき外字キャラ
クタを作成する後述の外字登録モードとの選択が可能と
なる。そして、このときカーソルキーにより何れかの動
作モードを択一的に選択し、選択キーで確定する。そし
て、選択キーが押されると、通信メイン画面に戻ること
になる。尚、以下の各モードにおいてもこのカーソルキ
ーと選択キーの関係は全く同様である。
【0024】(2).記号キーを押すとパラメータ設定画面
となり、外部装置WPとの間で行われる文書データ通信
における通信速度やデータ長等の各通信パラメータの設
定が可能となる。 (3).印刷キーを押すとフォーマット設定画面となり、文
字サイズ,印字書体,印字方向等の印字フォーマットの
設定が可能となる。
【0025】 (4).テープ送りキーを押すと、単に印字用テープ8を所
定長だけ送り出す。 (5).選択キーを押すとオンライン状態となり、外部装置
WPから送信された文書データの受信処理が開始され
る。そして、この受信された文書データは、上述のモー
ド設定画面で設定された動作モードに従って、処理され
ることになる。
【0026】尚、このオンライン状態で、更に選択キー
を押すとオフライン状態になり受信処理が中断され、各
キー処理が可能となる。そして、再度選択キーを押すこ
とによりオンライン状態に復帰する。また、オフライン
状態で削除キーを押すと通信メイン画面に戻るようにな
っている。
【0027】以下、上述のモード設定画面で外字登録モ
ードが設定された場合に、制御回路14内で実行される
外字の登録処理(以下、単に登録処理という)について
図4図8を用いて説明する。尚、本実施例において、
テープ印字装置2が外字登録モードに設定された際に、
外部装置WPによって作成され送信される文書データと
しては、図7(A)に例示すように、「・」と「O」の
2つのキャラクタを24行24列に配列したものでなけ
ればならないことが予め取り決められており、外部装置
WPにより、この行・列における「O」の配列が、所望
のキャラクタ形状のイメージとなるように、この文書デ
ータを作成するようになっている。
【0028】そして、以下の説明においては、便宜上、
図7(A)に示す如く、外部装置WPによってアルファ
ベットのEの字をイメージした文書データが作成されて
送信された場合を例に挙げて説明する。まず、図4は、
当該装置の動作モードが外字登録モードに設定された場
合に、上述のオンライン状態で実行される文書データの
受信処理を表わすフローチャートである。尚、本受信処
理は、外部装置WPにより送信された文書データを受信
した際に、優先的に実行される割り込み処理である。
【0029】図4に示す如く、受信処理が開始される
と、まず、ステップ(以下、ステップを単にSと記す)
110にて、受信した文書データを読み込んで、S11
5にて、S110で読み込んだ文書データを受信バッフ
ァrbに順次格納すると共に受信ポインタP1をカウン
トアップし、本受信処理を終了する。尚、S110の処
理において、図示しないが、受信バッファrbが受信デ
ータを格納できるか否かを判断しており、受信バッファ
rbの記憶容量分だけ受信データが格納されると受信デ
ータの読み込みを中止し、受信バッファrbに空き領域
ができるのを待つ。また、S115の処理において、受
信ポインタP1が受信バッファrbの末尾位置を指示し
ている場合は、カウントアップによって受信ポインタP
1は受信バッファrbの先頭位置を指示する。
【0030】次に、図5は、受信バッファrbに格納し
た受信データをテキストメモリtmに読み出す読み出し
処理を示すフローチャートである。この読み出し処理も
上述のオンライン状態で実行される。図5に示す如く、
読み出し処理が開始されると、まず、S120にて、受
信した文書データ(以下、受信データともいう)の行数
をカウントするためのカウンタiをゼロクリアすると共
に、続くS125にて、今度は受信データの列数をカウ
ントするためのカウンタjをゼロクリアする。
【0031】続くS130では、受信ポインタP1と取
得ポインタP2とが一致しているか否かに基づいて受信
バッファrbに読み出すデータがあるか否かを判断す
る。そして、受信ポインタP1と取得ポインタP2とが
一致しているとき、即ち受信バッファrbに読み出すデ
ータがないときはS130の処理を繰り返し、両ポイン
タP1,P2が不一致になるとS135の処理が行われ
る。
【0032】S135では、受信バッファrbから取得
ポインタP2にて指示される受信データのキャラクタデ
ータを一文字分だけ読み込み、続くS140にて、S1
35で読み込んだキャラクタを、そのときのカウンタ
i,jの値に夫々対応したアドレスのテキストメモリt
m(以下、テキストメモリtm[i][j]という)に
格納する。即ち、i行j列目のキャラクタデータがテキ
ストメモリtm[i][j]に格納されることになる。
そして、続くS145にて、取得ポインタP2をカウン
トアップし、S150にて、カウンタjをインクリメン
トする。
【0033】続くS160では、カウンタjの値が24
であるか否かを判定し、カウンタjの値が24でないと
判定したときには、S130へ戻り、S130〜S16
0までの処理を繰り返す。一方、S160にて、カウン
タjの値が24であると判定したときは、現在取得ポイ
ンタP2が指示しているデータが改行データであるか
ら、この改行データを飛ばして次の受信データを読み出
すために、S165にて取得ポインタP2をカウントア
ップする。そして、S170へ進み、このS170に
て、カウンタiをインクリメントする。そして、続くS
180にて、カウンタiの値が24であるか否かを判定
し、カウンタiの値が24でないと判定したときは、S
125へ戻り、S125〜S180までの処理を繰り返
す。
【0034】そして、S180にて、カウンタiの値が
24であると判定したときには、本読み出し処理を終了
する。以上のように本読み出し処理においては、S13
0〜S160までの処理により、受信データの1行分、
即ち0〜23列目までの24個のキャラクタデータをテ
キストメモリtm[i][j]に順次格納し、S125
〜S180までの処理により、受信データの0〜23行
目までの24行分の全キャラクタデータをテキストメモ
リtm[i][j]に順次格納している。
【0035】従って、本読み出し処理の実行後には、受
信バッファrbに格納された文書データが1キャラクタ
毎に、それが配列していた行(i)及び列(j)に対応
したテキストメモリtm[i][j]に格納されること
になる。次に、このように格納した受信データを基に、
外字キャラクタを作成して記憶する外字の登録処理につ
いて説明する。
【0036】図6に示す如く、登録処理が実行される
と、まず、S210にて、カウンタiをゼロクリアする
と共に、続くS220にて、カウンタjをゼロクリアす
る。そして、続くS230にて、上述の読み出し処理で
受信データを格納したテキストメモリtm[i][j]
から、そのときのカウンタi,jの値に夫々対応したキ
ャラクタデータを読み出して、j行,(23−i)列目
に対応したアドレスの作業バッファwb(以下、作業バ
ッファwb[j][23−i]という)に格納する。即
ち、i行,j列目のキャラクタデータがj行,(23−
i)列目に配列を変換されて格納されることになる。そ
して、続くS240にて、カウンタjをインクリメント
する。
【0037】続くS250では、カウンタjの値が24
であるか否かを判定し、カウンタjの値が24でないと
判定したときには、S230へ戻り、S230〜S25
0までの処理を繰り返す。一方、S250にて、カウン
タjの値が24であると判定したときは、S260へ進
み、このS260にて、カウンタiをインクリメントす
る。そして、続くS270にて、カウンタiの値が24
であるか否かを判定し、カウンタiの値が24でないと
判定したときにはS220へ戻り、S220〜S270
までの処理を繰り返す。
【0038】そして、S270にて、カウンタiの値が
24であると判定したときにはS280へ進む。つま
り、S230〜S250までの処理により、受信データ
の1行分のキャラクタデータを作業バッファwb[j]
[23−i]に順次格納し、S220〜S270までの
処理により、受信データの0〜23行目までの24行分
の全キャラクタデータを作業バッファwb[j][23
−i]に順次格納している。
【0039】従って、S210〜S270までの処理の
実行後には、受信した文書データのi行,j列に配列し
ていた各キャラクタデータが、j行,(23−i)列の
配列に変えられて作業バッファwbに格納されるため、
作業バッファwbに格納された文書データは、0行0列
から順に見ると、図7(B)に例示するように、元の文
書データを時計回りに90゜回転させたものとなる。
【0040】このように作業バッファwbへの文書デー
タの格納が終了した後、続くS280にて、カウンタi
をゼロクリアし、続くS290にて、1アドレス当り8
ビットの外字登録メモリgmのアドレスをカウントする
ためのカウンタkをゼロクリアすると共に、続くS30
0にて、外字登録メモリgmのビット位置をカウントす
るためのカウンタnを7にする。
【0041】そして、続くS310では、カウンタjを
ゼロクリアして、S320へ進む。S320では、その
ときのカウンタi,jの値に夫々対応したアドレスの作
業バッファwb(以下、作業バッファwb[i][j]
という)に格納されたキャラクタデータを読み込み、そ
れが”O”であるか否かを判定する。そして、読み込ん
だキャラクタデータが”O”であると判定したときは、
S330へ進み、このS330にて、外字登録メモリg
mの先頭アドレスMgに、そのときのカウンタkの値を
加えたアドレスにおける外字登録メモリgm(以下、外
字登録メモリMg+kという)の、そのときのカウンタ
nの値に相当するビット位置に、”1”をセットする。
そして、S350へ移行する。
【0042】また、S330にて、読み込んだキャラク
タデータが”O”でない、即ち”・”であると判定した
ときは、S340へ移行し、このS340にて、外字登
録メモリMg+kの、そのときのカウンタnの値に相当
するビット位置に”0”をセットする。そして、S35
0へ移行する。
【0043】S350では、カウンタnをデクリメント
し、続くS360では、カウンタjをインクリメントし
て、S370へ進む。S370では、カウンタnの値が
0より小さいか否かを判定し、カウンタnの値が0以上
と判定したときは、S320へ戻って、S320〜S3
70までの処理を繰り返す。
【0044】つまり、S320〜S370までの処理に
より、作業バッファwb[i][j]に格納された8文
字分のキャラクタに夫々対応して、1又は0を、外字登
録メモリMg+kの1バイト(7〜0ビット目まで)に
セットしている。一方、S370にて、カウンタnの値
が0よりも小さいと判定したときは、S380へ進み、
このS380にて、カウンタnを7にすると共に、続く
S390にて、カウンタkをインクリメントする。
【0045】そして、続くS400にて、カウンタjの
値が24であるか否かを判定し、カウンタjの値が24
でないと判定したときは、S320へ戻り、S320〜
S400までの処理を繰り返す。また、S400にて、
カウンタjの値が24であると判定したときは、S41
0へ進み、このS410にて、カウンタiをインクリメ
ントする。そして、続くS420にて、カウンタiの値
が24に達したか否かを判定し、カウンタiの値が未だ
24に達してないと判定したときは、S310へ戻っ
て、S310〜S420までの処理を繰り返す。
【0046】そして、S420にて、カウンタiの値が
24以上になったと判定したときに、本登録処理は終了
する。以上のように本登録処理においては、S320〜
S400までの処理により、作業バッファwb[i]
[j]に格納された1行分(24文字分)のキャラクタ
に夫々対応して、1又は0を、外字登録メモリMg+k
〜Mg+k+2の3バイトに順次セットし、S310〜
S420までの処理により、作業バッファwb[i]
[j]に格納された24行分のキャラクタに夫々対応し
て、1又は0を、外字登録メモリMg+0〜Mg+71
の72バイトに順次セットしている。
【0047】即ち、S280〜S420までの処理が、
パターンデータ作成手段として、図7(B)に示すよう
に作業バッファwb[i][j]に格納されたキャラク
タデータを0行0列目から順次読み出し、それが”O”
であればドット有りを示す1を、”・”であればドット
無しを示す0を、夫々ドットデータして、記憶手段とし
ての外字登録メモリgmに先頭アドレスMgから順に8
ビットづつ格納している。
【0048】従って、本登録処理の実行後には、図8
示すように、作業バッファwb[0][0]〜wb[2
3][23]の24行24列の各キャラクタデータに基
づく全ドットデータが、外字登録メモリgmのMg番地
からの全72バイトに順次格納されて、外字を表示及び
印字するためのパターンデータが形成されることにな
る。
【0049】そして、上述の受信処理、読み出し処理、
外字の登録処理によって外字登録メモリgmに記憶され
た外字のパターンデータは、キーボード6からの印字指
令により、外字登録メモリgmのアドレスMg+k+2
の0ビット目から順に7ビット目までの1バイト、アド
レスMg+k+1の0ビット目から順に7ビット目まで
の1バイト、アドレスMg+kの0ビット目から順に7
ビット目までの1バイトが順に、印字バッファpbに転
送され、サーマルヘッド12によって印字用テープ8に
印字される。
【0050】尚、本登録処理において、文書データを
に示すように時計回りに90°回転させてから、外字
のパターンデータを作成して外字登録メモリgmに格納
したのは、サーマルヘッド12がキャラクタを印字する
際には、印字バッファpbの先頭アドレスから3バイト
ずつドットデータ(1又は0)を読み込み、このドット
データを縦方向に並べて1列分のドットデータとし、こ
のドットデータにて、順次1列づつ右方向にパターンを
描いていくようになっているため、外字のパターンデー
タ作成用のドットデータを、印字バッファpbへ転送す
ることが簡単にできるようにするためである。
【0051】以上説明したように、本実施例のテープ印
字装置2においては、外部装置WPから、送信された
「・」と「O」の2つのキャラクタからなる24行24
列の文書データを基に、外字のパターンデータを作成
し、このパターンデータに基づいて外字キャラクタを印
字用テープ8に印字するように構成されている。
【0052】従って、本実施例のテープ印字装置2で
は、6文字分のキャラクタを表示するだけのコンパクト
なLCD10しか備えていないにもかかわらず、非常に
簡単に所望の外字キャラクタを作成して、これを印字用
テープ8に印字することができる。
【0053】尚、本実施例においては、1つの外字キャ
ラクタを作成した場合についてのみ説明したが、例え
ば、外部装置WPで文書データを作成するときに、例え
ば、図7(A)に例示した文書データの0行目の前の行
に、外字の登録番号を挿入するようにしておき、テープ
印字装置2が、この登録番号に対応して外字のパターン
データを記憶するようにしておけば、幾種類かの外字を
登録しておくことができるようになる。
【0054】また、本実施例のテープ印字装置2では、
予め外部装置WPで所定の行及び列数の文書データを作
成するようにしたが、例えば、外部装置WPで作成する
文書データには、このような制約を設けずに、テープ印
字装置2側で、文書データを所定文字数毎に、改行して
認識するように設定してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置においては、通常受信モードから外字登録モードに
切換えられた場合には、外部装置から受信した文書デー
タを所定行列の文書データとして取り込み、更に、この
文書データにおける特定のキャラクタデータをドットと
して認識することにより、当該所定行列上に配列される
ドット群からなる印字又は表示用のパターンデータを作
成して、このパターンデータを外字キャラクタとして記
憶するようにしている。
【0056】従って、本発明の情報処理装置を用いれ
ば、ディスプレイや操作キーを全く持たない装置であっ
ても、外部の文書作成装置等により所望の外字キャラク
タのパターンデータに対応した文書データを作成して、
この文書データを当該装置に送信して入力することによ
り、所望の外字キャラクタを作成・登録することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のテープ印字装置2の外観を表す外観
図である。
【図2】 実施例のテープ印字装置2の制御系の構成を
表す概略構成図である。
【図3】 実施例のテープ印字装置2における操作モー
ドを説明する説明図である。
【図4】 実施例のテープ印字装置2における文書デー
タの受信処理を表わすフローチャートである。
【図5】 実施例のテープ印字装置2における読み出し
処理を表わすフローチャートである。
【図6】 実施例のテープ印字装置2における外字の登
処理を表わすフローチャートである。
【図7】 実施例において外部装置WPによって作成さ
れ送信される文書データを説明するための説明図であ
る。
【図8】 実施例の登録処理により、外字登録メモリに
格納されたパターンデータを説明すための説明図であ
る。
【符号の説明】
2…テープ印字装置 4…本体フレーム 6…
キーボード 8…印字用テープ 10…液晶ディスプレイ(LC
D) 12…サーマルヘッド 14…制御回路 16
…CPU 18…パターンデータメモリ(CGROM) 2
0,22…ROM 24…RAM 26…入出力インターフェー
ス 28…バス 32,36,40…駆動回路 34…テープ送りモータ 38…警告用ブザー 42
…I/Fボード PM…印字機構 WP…外部装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 B41J 2/485 B41J 5/44 G06F 17/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から送信される多数のキャラク
    タデータからなる文書データを受信する受信手段を備え
    ると共に、該受信手段により受信された文書データが表
    す各キャラクタを印字媒体に印字する機能を有した情報
    処理装置において、 当該装置の動作モードを、前記受信手段により受信され
    た前記外部装置からの文書データが表す各キャラクタを
    前記印字媒体に印字する通常受信モードと、前記受信手
    段により受信された前記外部装置からの文書データに基
    づいて外字キャラクタを作成する外字登録モードとの、
    何れかに設定するモード設定手段と、 該モード設定手段により外字登録モードに設定された場
    合に、前記受信手段により受信された前記外部装置から
    文書データを所定行列の文書データとして取り込み、
    該文書データにおける特定のキャラクタデータをドット
    として認識することにより、当該所定行列上に配列され
    るドット群からなるパターンデータを作成するパターン
    データ作成手段と、 該パターンデータ作成手段により作成されたパターンデ
    ータを外字キャラクタとして記憶する記憶手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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