JPH05305748A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH05305748A
JPH05305748A JP4139927A JP13992792A JPH05305748A JP H05305748 A JPH05305748 A JP H05305748A JP 4139927 A JP4139927 A JP 4139927A JP 13992792 A JP13992792 A JP 13992792A JP H05305748 A JPH05305748 A JP H05305748A
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章二 桜木
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英生 上野
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千年 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック単位で行修飾できる印字装置、ブロ
ック内の印字領域毎の行修飾も行い得るような印字装置
を提供すること。 【構成】 テキストメモリに文書データが格納されてお
り、且つ文字サイズがブロック毎に設定されている状態
で、印字用ドットパターンデータ作成処理制御が実行さ
れると、改ブロックコードと改行コードとの数に基いて
ブロック数と各ブロック毎の行数とが求められ(S6
2)、各ブロックについて、各印字行の内の最大の総文
字幅がブロック幅として求められ(S63)、ブロック
数と各ブロック毎の行数とブロック幅とから各ブロック
の印字開始位置及び行印字開始位置が設定されている右
端揃え、左端揃え、中央揃え、行頭・行末揃えのいづれ
かの行修飾に応じて演算され(S64、S65)、その
後パターンデータ作成処理(S66)が実行されて、各
ブロックに行修飾がなされると共にブロック内の各行に
行修飾がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関し、特に
中央揃え、左端揃え、右端等の行修飾を、複数の文字や
記号を含むブロック単位で実行可能にし、且つ各ブロッ
ク毎にブロック内印字領域毎にも行修飾を実行可能にし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、実開平1−85050号
公報に記載のように、印字媒体としてのテープ(例え
ば、10ミリ、約24ミリの幅)に文字や記号を印字で
きるテープ印字装置を実用化したが、このテープ印字装
置は、ファイルの背表紙に貼るファイル名を印字したテ
ープを作成するのに好適のものである。更に、本願出願
人は、前記テープ印字装置に種々の機能(複数行印字、
テープの両端部に余白を設ける余白処理機能、文字サイ
ズ最大化機能、バーコード印字機能、等々)を付加した
ものも提案した。一方、従来の印字装置には、印字用紙
の設定された印字領域に、中央揃え、左端揃え、右端揃
え、スペース調整による両端揃え、等の行修飾を施して
印字する機能が付与されているが、この行修飾は、基本
的に文字や記号を単位として実行されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記テープ印字によ
り、ファイルの背表紙に貼るファイル名を印字したテー
プを作成するような場合、例えば「ファイル番号」、
「ファイルのタイトル」、「所管部署」等のように、複
数の文字や記号からなるブロックを複数印字したいこと
が多く、そのような場合、複数のブロックの配置を適切
に設定する為のデータ入力や印字フォーマット設定操作
に時間がかかること、更に、各ブロック内の印字領域に
ついてもブロック内に複数の文字や記号を1乃至複数行
でバランスよく印字するように設定する為のデータ入力
や印字フォーマット設定操作に時間がかかること、従来
の行修飾機能は、各行単位にのみ有効であるから、文字
サイズや行数の異なる複数のブロックに対しては行修飾
機能を有効活用出来ないこと、等の問題がある。尚、以
上は、テープ印字装置に限らず、印字用紙に印字する通
常の印字装置にも共通する課題である。本発明の目的
は、ブロック単位で行修飾できる印字装置、ブロック内
の印字領域毎の行修飾も行い得るような印字装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の印字装置は、
文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力手段と、
印字媒体にドットパターンで印字する印字ヘッドを含む
印字手段と、前記入力手段から入力された文字や記号の
データを記憶する入力データ記憶手段と、前記入力デー
タ記憶手段のデータを受けてドットパターンデータを作
成し、印字手段に印字させる印字制御手段とを備えた印
字装置において、前記入力手段からデータ入力時に、複
数の文字や記号毎にブロックとして指定するブロック指
定データを入力して、そのブロックの複数の文字や記号
のデータに付随させて前記データ記憶手段に記憶させる
ブロック指定手段と、前記印字媒体の設定された印字領
域に印字するときのセンター揃え、左端揃え、右端揃え
等の行修飾を設定する行修飾設定手段と、前記行修飾設
定手段で設定された行修飾データと、入力データ記憶手
段に記憶された文字や記号のデータ及びブロック指定デ
ータとに基いて、前記ブロックを単位とする行修飾とな
るように、各ブロックの印字開始位置を演算するブロッ
ク位置演算手段とを備えたものである。
【0005】請求項2の印字装置は、請求項1の印字装
置において、前記行修飾設定手段で設定された行修飾デ
ータと、入力データ記憶手段に記憶された文字や記号の
データ及びブロック指定データとに基いて、各ブロック
の複数行の文字や記号がそのブロックの印字領域毎の行
修飾となるように、各行の開始位置を演算する行位置演
算手段を備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1の印字装置においては、入力手段と、
印字手段と、入力データ記憶手段と、印字制御手段の作
用に関しては、通常の印字装置と略同様である。前記入
力手段で入力する際に複数の文字や記号の入力毎に、ブ
ロック指定手段により、ブロック指定データを入力する
ことにより、それら複数の文字や記号をブロックとして
指定でき、そのブロック指定データは、それら複数の文
字や記号のデータに付随させて入力データ記憶手段に記
憶される。行修飾設定手段により、印字領域に印字する
ときのセンター揃え、左端揃え、右端揃え、等の行修飾
を択一的に設定すると、ブロック位置演算手段は、行修
飾設定手段で設定された行修飾データと、入力データ記
憶手段に記憶された文字や記号のデータ及びブロック指
定データとに基いて、前記ブロックを単位とする行修飾
となるように、各ブロックの印字開始位置を演算する。
尚、前記印字制御手段は、各ブロックの印字開始位置の
データに基いて、ドットパターンデータを作成して印字
手段に印字させる。このように、ブロック単位で行修飾
を行うことができるため、文字や記号のデータ入力が簡
単化し、且つ印字フォーマット設定時に複数のブロック
の配置を設定する為の設定操作が簡単化し、作業能率が
向上する。
【0007】請求項2の印字装置においては、請求項1
の装置において、行位置演算手段は、行修飾設定手段で
設定された行修飾データと、入力データ記憶手段に記憶
された文字や記号のデータ及びブロック指定データとに
基いて、各ブロックの複数行の文字や記号がそのブロッ
クの印字領域毎の行修飾となるように、各行の開始位置
を演算する。尚、前記印字制御手段は、各ブロックの印
字開始位置のデータと各行の開始位置のデータとに基い
て、ドットパターンデータを作成して印字手段に印字さ
せる。このように、各ブロックの複数行の文字や記号に
ついては、そのブロックの印字領域毎の行修飾となるの
で、文字や記号のデータ入力が簡単化し、且つ印字フォ
ーマット設定時に複数のブロック内の各行の開始位置を
設定する為の設定操作が簡単化し、作業能率が向上す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、漢字やひらがなやカタカナ及び
アルファベット文字などの多数のキャラクタを印字用テ
ープに印字可能なテープ印字装置に本発明を適用した場
合のものである。図2に示すように、テープ印字装置1
の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、
キーボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構P
Mが配設され、またキーボード3の後方には文字や記号
を表示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
キーボード3には、アルファベットやひらがなやカタカ
ナを入力する為の文字キー、数字キー、記号キー、改行
指令の為の改行キー、改ブロック指令の為の改ブロック
キー、ディスプレイ22上のカーソルKを左右方向に夫
々移動させる為のカーソル移動キー、無変換キー、変換
キー、文書データを作成する文書作成キー、印字フォー
マットを設定する為のフォーマット設定キー、印字文字
のサイズを設定するサイズ設定キー、印字文字の書体を
設定する書体設定キー、印字に供する印字用テープの長
さや行修飾の種類などの書式を設定する書式設定キー、
印字を実行する印字キー、印字用テープ5をテープ送り
する為のテープ送りキー、電源をON・OFFする為の
電源キーなどが設けられている。
【0009】次に、図3に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。印字用テープ
5とインクリボン7とが重なる位置には、サーマルヘッ
ド13が立設され、これら印字用テープ5とインクリボ
ン7とをサーマルヘッド13に押圧するプラテンローラ
14と、印字用テープ5と両面テープ10とを接合ロー
ラ12に押圧する送りローラ15とは支持体16に回転
可能に枢支されている。このサーマルヘッド13には、
128個の発熱素子からなる発熱素子群が上下方向に列
設されている。
【0010】従って、テープ送りモータ24(図4参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2─106555号
公報を参照。尚、この印字機構PMには、送りローラ1
5から送り出された印字用テープ5を切断する切断機構
(図示略)が設けられている。
【0011】次に、テープ印字装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表示データを
出力する為のビデオRAM23aを有するディスプレイ
コントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13
を駆動する為の駆動回路25と、テープ送りモータ24
を駆動する為の駆動回路26と、警告用ブザー20の為
の駆動回路21とは制御装置Cの入出力インターフェー
ス27に夫々接続されている。制御装置Cは、CPU2
9と、このCPU29にデータバスなどのバス28を介
して接続された入出力インターフェース27、CGRO
M30、ROM31・32及びRAM40とから構成さ
れている。
【0012】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリ)31に
は、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各々
に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ
(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。尚、これら多数のアウトラインデータの
各々には、印字イメージの縦方向の寸法と横方向の寸法
とが夫々格納されている。
【0013】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータからドットパタ
ーンデータに変換処理して印字バッファ46に展開する
イメージ展開処理制御プログラム、印字バッファ46の
データを順次読出してサーマルヘッド13やテープ送り
モータ24を駆動する印字駆動制御プログラム、本願特
有の後述のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納
されている。
【0014】RAM40のテキストメモリ41には、キ
ーボード3から入力された文字や記号のコードデータが
文書データとして格納される。印字フォーマットメモリ
42には、設定された文字サイズデータや書体のデータ
など複数の印字フォーマット情報が格納される。テープ
長メモリ43には、設定されたテープ長のデータLDが
格納される。ブロック・行数メモリ44には、テキスト
メモリ41に格納されたブロックの数Nと各ブロックに
関する行数Lとが格納される。ブロック幅メモリ45に
は、各ブロックのブロック幅データBWが格納される。
余白メモリ46には、先頭ブロックに先行して設けられ
る前余白量データFFD と、最終ブロックに後続して設け
られる後余白量データRFD と、各ブロック間に設けられ
るブロック間余白量データDFD とが夫々格納される。ブ
ロック先頭位置メモリ47には、ブロック番号とその印
字開始位置(先頭位置)とを対応させて格納される。
【0015】行先頭位置メモリ48には、図12に示す
ように各ブロックに関して、複数行の各々について印字
開始位置LSTとその行における文字間スペース量dfd
とを対にして格納される。印字バッファ49には、イメ
ージ展開された複数の文字や記号のドットパターンデー
タが格納される。従って、この印字バッファ49には、
縦方向に128ドットに対応する128ビット(16バ
イト)、横方向に50文字分の所定ビットからなる大き
さのメモリ容量が設けられている。印字ポインタ(この
内容を印字ポインタ値PPとする)50には、印字する
コードデータを読出す為にテキストメモリ41の1つの
アドレスが格納される。フラグメモリ51には、行修飾
に関して、左端揃えモード(レフトマージンフラッシュ
モード)が設定されたときにセットされる左端揃えフラ
グLFのフラグデータと、右端揃えモード(ライトマー
ジンフラッシュモード)が設定されたときにセットされ
る右端揃えフラグRFのフラグデータと、センター揃え
モード(センターモード)が設定されたときにセットさ
れるセンター揃えフラグCFのフラグデータと、行頭・
行末揃えモード(ジャスティファイモード)が設定され
たときにセットされる行頭・行末揃えフラグJFのフラ
グデータと、 が格納される。
【0016】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、その概略
を図5のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符
号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップ
である。電源キー操作により電源が投入されるとこの制
御が開始され、先ず文書作成キーの操作後、操作された
文字キーやスペースキーや改行キーや改ブロックキーに
対応するコードデータを文書データとして入力する文書
データ入力・編集処理が実行される(S10)。次に、
フォーマット設定キーの操作により、文字サイズや書体
や修飾指定などの印字フォーマットを設定する処理が実
行される(S30)。従って、この印字フォーマット設
定処理には、文字サイズ設定処理や書体設定処理や行修
飾などを設定する書式設定処理など複数のフォーマット
設定処理が含まれている。次に、印字キーの操作により
文書データを印字する為の印字用ドットパターンデータ
を印字バッファ49に展開するドットパターンデータ作
成処理が実行され(S60)、この印字バッファ49か
ら読出したドットパターンデータを印字機構PMに出力
して印字処理が実行される(S130)。
【0017】次に、前記印字フォーマット設定処理に含
まれる書式設定処理制御のルーチンについて、図6のフ
ローチャートに基いて説明する。書式設定キーが操作さ
れるとこの制御が開始され、先ず書式設定画面がディス
プレイ22に表示される(S31)。例えば、図13に
示すように、「設定テープ長」として印字文字列の文字
幅に応じて決定されるテープ長である自由長を意味する
記号「F」と、「行修飾」として4つの項目「LMF
(レフトマージンフラッシュ)」と「RMF(ライトマ
ージンフラッシュ)」と「CTR(中央揃え)」と「J
UST(行頭・行末揃え)」とが表示され、ブロックカ
ーソルBKは記号「F」に表示されている。そして、カ
ーソル右移動キーが操作されると(S32:Yes、S
33・S35:No、S37:Yes)、次の設定値が
表示され(S38)、S32に戻る。即ち、例えば、カ
ーソル右移動キーを操作する毎に「F」→「5」→
「6」→「7」→・・・「30」→「F」・・・の順に
設定テープ長が1センチずつ増加して順次表示される。
また、カーソル左移動キーが操作されると(S32:Y
es、S33・S35・S37:No、S39:Ye
s)、設定テープ長が1センチずつ減少する前記と逆の
順序で順次表示される(S40)。
【0018】一方、カーソル下移動キーが操作されると
(S32・S33:Yes)、「行修飾」の先頭項目に
ブロックカーソルBKが移動して表示される(S3
4)。例えば、図13において、先頭項目「LMF」に
ブロックカーソルBKが表示される。ここで、カーソル
右移動キーが操作されるとブロックカーソルBKが次の
行修飾項目に表示され、またカーソル左移動キーが操作
されるとブロックカーソルBKが前の行修飾項目に表示
される(S37〜40)。更に、カーソル上移動キーが
操作されると(S32:Yes、S33:No、S3
5:Yes)、「設定テープ長」の設定値にブロックカ
ーソルBKが移動して表示される(S36)。次に、改
行キーが操作されたときには(S32:Yes、S33
・S35・S37・S39:No、S41:Yes)、
設定されたテープ長データLDがテープ長メモリ43に
記憶され(S42)、更に設定された行修飾のフラグL
F・RF・CF・JFがセットされ(S83)、前記テ
ープ印字制御にリターンする。
【0019】次に、印字キーの操作によりS60で実行
される印字用ドットパターンデータ作成処理制御のルー
チンについて、図7のフローチャートに基いて説明す
る。尚、このとき、テキストメモリ41には、図11に
示すように、第1・第2・第3ブロックの文書データが
順次格納されるとともに、各ブロック文書データの区切
り位置には改ブロックキー操作で入力された改ブロック
コードが文書データに付随させて格納されている。即
ち、第1ブロックの文書データとして数字「1〜0」が
3行に亙って格納され、第2ブロックの文書データとし
て大文字のアルファベット文字列「A〜H」が2行に亙
って格納され、また第3ブロックの文書データとして小
文字のアルファベット文字列「a〜p」が4行に亙って
格納されているものとする(図14参照)。更に、印字
の為の文字サイズは、前記文字サイズ設定処理により各
ブロック毎に設定されているものとする。
【0020】この制御が開始されたときに、テキストメ
モリ41内に印字すべき文書データが存在するときには
(S61:Yes)、改ブロックコードと改行コードと
の数に基いてブロック数Nと各ブロック毎の行数Lとが
求められ(S62)、各ブロックについて、アウトライ
ンデータと文字サイズデータと文字コードとに基いて、
各印字行のうち最大の総文字幅TWがブロック幅BWと
して求められ、ブロック幅メモリ45に格納される(S
63)。次に、ブロック印字開始位置演算制御(図8参
照)が実行される(S64)。この制御が開始される
と、先ず各余白量データFFD 、RFD 、DFD が夫々クリア
され(S70)、各ブロックのブロック幅を全て加算し
た総ブロック幅TBW が求められる(S71)。次に、設
定テープ長LDが自由長「F」以外の設定値に設定され
ているときに(S72:No)、前記総ブロック幅TBW
が設定テープ長LD以上のときには(S74:Ye
s)、印字不可能なのでブザー20が鳴動され(S8
6)、この制御を抜けて前記テープ印字制御のS10に
戻る。しかし、総ブロック幅TBW が設定テープ長LDよ
りも小さいときつまり印字可能なときに(S74:N
o)、左端揃えフラグLFがセットされているときには
(S75:Yes)、設定テープ長LDから総ブロック
幅TBW を差し引いた残りのスペース分が後余白量データ
RFD として余白メモリ46に記憶され(S76)、先頭
ブロックの印字開始位置を「0」つまり現在位置とし、
ブロック幅データBWに基いて、後続する各ブロックの
印字開始位置を1つ前のブロックの終端位置として、各
ブロックに関してその印字開始位置BST が求められブロ
ック先頭位置メモリ47に格納される(S73)。
【0021】一方、右端揃えフラグRFがセットされて
いるときには(S75:No、S77:Yes)、残り
スペース分が前余白量データFFD として余白メモリ46
に記憶され(S78)、先頭ブロックの印字開始位置を
この前余白量データFFD の終端位置とし、ブロック幅デ
ータBWに基いて、後続する各ブロックの印字開始位置
を1つ前のブロックの終端位置として、各ブロックに関
してその印字開始位置BST が求められブロック先頭位置
メモリ47に格納される(S79)。また、センター揃
えフラグCFフラグがセットされているときには(S7
5・S77:No、S80:Yes)、残りスペース分
の半分が前余白量データFFD 及び後余白量データRFD と
して余白メモリ46に記憶され(S81)、先頭ブロッ
クの印字開始位置をこの前余白量データFFD の終端位置
とし、ブロック幅データBWに基いて、後続する各ブロ
ックの印字開始位置を1つ前のブロックの終端位置とし
て、各ブロックに関してその印字開始位置BST が求めら
れブロック先頭位置メモリ47に格納される(S8
2)。
【0022】更に、行頭・行末揃えフラグJFがセット
されているときには(S75・S77・S80:N
o)、残りスペース分をブロック間の数で割り算した余
白量をブロック間余白量データDFD として余白メモリ4
6に記憶され(S83)、先頭ブロックの印字開始位置
を「0」とし、ブロック幅データBWとブロック間余白
量データDFD とに基いて、後続する各ブロックの印字開
始位置を1つ前のブロックの終端位置にこのブロック間
余白量データDFD を加算した位置として、各ブロックに
関してその印字開始位置BST が求められブロック先頭位
置メモリ47に格納される(S84)。ところで、設定
テープ長LDとして自由長「F」が設定されているとき
には(S72:Yes)、前記S73が実行される。そ
して、これらS73、S79、S82、S84における
各演算の終了後、リターンしてS65に移行する。
【0023】次に、行印字開始位置演算制御(図8参
照)が実行される(S65)。この制御が開始される
と、先ずブロックカウンタBC(この内容を変数jとす
る)とラインカウンタLC(この内容を変数iとする)
とに「1」が夫々セットされる(S90)。次に、設定
テープ長LDに設定値が設定されているときに(S9
1:No)、左端揃えフラグLFがセットされていると
きには(S92:Yes)、その行の印字開始位置LSTi
としてそのブロックの印字開始位置BSTjがセットされ、
しかも文字間スペース量dfd に「0」がセットされ、こ
れら印字開始位置BSTjと文字間スペース量dfd とが
行先頭位置メモリ48の対応する格納位置に記憶される
(S93、S94)。そして、変数iで指示する行が最
終行でないときには(S95:No)、変数iが1つイ
ンクリメントされ(S96)、S91に戻る。そして、
S91〜S96が繰り返されてブロック内の全ての行に
関してその印字開始位置LST が夫々求められ、変数iが
最終行のときに(S95:Yes)、変数jで指示する
ブロックが最終でないときには(S97:No)、変数
jが1つインクリメントされ且つ変数iに「1」がセッ
トされ(S98)、S91に戻る。以降同様にして、各
ブロック内の各行について印字開始位置LST が夫々求め
られる。
【0024】一方、左端揃えフラグLFがセットされて
いないときには(S92:No)、変数iで指示する印
字行における総文字幅TWが求められ(S99)、右端
揃えフラグRFがセットされているときには(S10
0:Yes)、その行の印字開始位置LSTiとして変数j
で指示するブロックの印字開始位置BSTjに変数iで指示
する印字行における余白量を加算した位置がセットさ
れ、しかも文字間スペース量dfd に「0」がセットさ
れ、これら印字開始位置BSTjと文字間スペース量dfdと
が行先頭位置メモリ48の対応する格納位置に記憶され
る(S101、S94)。そして、同様の制御を繰り返
して実行され、各ブロック内の各行について印字開始位
置LST が夫々求められる。
【0025】また、センター揃えフラグCFフラグがセ
ットされているときには(S100:No、S102:
Yes)、その行の印字開始位置LSTiとして変数jで指
示するブロックの印字開始位置BSTjに変数iで指示する
印字行における余白量の半分を加算した位置がセットさ
れ、しかも文字間スペース量dfd に「0」がセットさ
れ、これら印字開始位置BSTjと文字間スペース量dfd と
が行先頭位置メモリ48の対応する格納位置に記憶され
る(S103、S94)。そして、同様の制御を繰り返
して実行され、各ブロック内の各行について印字開始位
置LST が夫々求められる。
【0026】更に、行頭・行末揃えフラグJFがセット
されているときには(S100・S102:No)、そ
の行の印字開始位置LSTiとして変数jで指示するブロッ
クの印字開始位置BSTjがセットされ、しかも文字間スペ
ース量dfd として変数iで指示する印字行における余白
量を文字間の数で割り算した文字間スペースがセットさ
れ、これら印字開始位置LSTiと文字間スペース量dfd と
が行先頭位置メモリ48の対応する格納位置に記憶され
る(S104、S105)。そして、同様の制御を繰り
返して実行される。そして、変数iと変数jとが夫々最
終となったとき(S97:Yes)、この制御の終了に
伴ってリターンしてS66に移行し、パターンデータ作
成処理制御(図10参照)が実行される。
【0027】このパターンデータ作成処理制御が開始さ
れたとき、先ず左端揃えフラグLFがセットされてお
り、左端揃えモードでの行修飾印字の場合について説明
すると、後余白量データRFD だけに所定のスペース量が
セットされているので、S110でNoと判定された
後、行先頭位置メモリ48から先頭ブロックの先頭行の
印字開始位置LST が読込まれ(S112)、印字ポイン
タ値PPにテキストメモリ41の先頭アドレスがセット
され(S113)、この印字ポインタ値PPで指示する
コードデータが読込まれる(S114)。そして、この
コードデータが文字や記号などの文字コードのときには
(S115・S121:No)、設定されたサイズのデ
ータに基いて拡大率が求められ、この拡大率を用いてア
ウトラインデータを拡大処理するとともに、このアウト
ラインデータからドットパターンデータが作成されて印
字バッファ49の所定位置に展開するイメージ展開処理
が実行される(S123)。尚、このS123において
は、文字間スペース量dfd が「0」なので、文字列の各
々は何れのスペースを設けないで順次イメージ展開され
る。また、拡大率を用いてアウトラインデータからドッ
トパターンデータに変換するドットパターンデータ変換
処理制御の詳細については、例えば、特開昭49−12
9447号公報を参照。
【0028】次に、印字ポインタ値PPが1つインクリ
メントされ(S124)、S114に戻る。そして、同
様の制御によりその印字行の文字列がイメージ展開さ
れ、読出したコードデータが改行コードのときには(S
115:No、S121:Yes)、行先頭位置メモリ
48から次行の印字開始位置LST が読込まれ(S12
2)、S124を経てS114に戻る。そして、同様の
制御により次の印字行の文字列がイメージ展開される。
次に、読出したコードデータが改ブロックコードのとき
には(S115:Yes)、印字ポインタ値PPが1つ
インクリメントされ(S116)、テキストメモリ41
に次のブロックの文書データが存在するときには(S1
17:Yes)、ブロック間余白量データDFD が「0」
なのでS118でNoと判定され、行先頭位置メモリ4
8から次のブロックの先頭行の印字開始位置LST が読込
まれるとともに、このブロック印字の為のサイズデータ
が読込まれ(S120)、S114に戻る。
【0029】そして、同様の制御の繰り返しによりテキ
ストメモリ41に格納された全ての文書データのイメー
ジ展開が終了したときには(S117:No)、所定の
後余白量データRFD がセットされているので(S12
5:Yes)、印字バッファ49にこの後余白量データ
RFD 分だけ余白が追加して設けられる(S126)。次
に、テープ送りモータ24に所定量のテープをテープ送
りする為に駆動信号が出力されるとともに、切断処理の
実行が指令され(S127)、この制御の終了に伴って
リターンしてS130に移行し、印字バッファ49に格
納されたドットパターンデータに基いて印字処理が実行
され、S10に戻る。例えば、左端揃えモードが設定さ
れた状態でテキストメモリ41に格納された文書データ
がで印字処理されたときには、図14に示すように、設
定テープ長(印字領域)に対して、3つのブロックB1
〜B3が左端揃えで印字されるとともに、各ブロックB
1〜B3内の複数行の文字列も同時に左端揃えで夫々印
字される。
【0030】一方、右端揃えフラグRFがセットされて
おり、右端揃えモードでの行修飾印字の場合には、前余
白量データFFD だけに所定のスペース量がセットされて
いるので、S110でYesと判定された後、印字バッ
ファ49にこの前余白量データFFD 分だけ余白が設けら
れる(S111)。そして、S112以降が前記と同様
に実行され、テキストメモリ41に格納された全ての文
書データのイメージ展開が終了したときには(S11
7:No)、S125でNoと判定され、S127を経
てこの制御を終了し、S130において印字バッファ4
9に格納されたドットパターンデータに基いて印字処理
が実行され、S10に戻る。例えば、右端揃えモードが
設定された状態でテキストメモリ41に格納された文書
データがで印字処理されたときには、図15に示すよう
に、設定テープ長に対して、3つのブロックB1〜B3
が右端揃えで印字されるとともに、各ブロックB1〜B
3内の複数行の文字列も同時に右端揃えで夫々印字され
る。
【0031】更に、センター揃えフラグCFフラグがセ
ットされており、センター揃えモードでの行修飾印字の
場合には、前余白量データFFD と後余白量データRFD と
だけに所定のスペース量がセットされているので、印字
バッファ49にこの前余白量データFFD 分だけ余白が設
けられ(S110:Yes、S111)、S112以降
が前記と同様に実行され、テキストメモリ41に格納さ
れた全ての文書データのイメージ展開が終了したときに
は(S117:No)、印字バッファ49に後余白量デ
ータRFD 分だけ余白が追加して設けられ(S125:Y
es、S126)、S127を経てこの制御を終了し、
S130において印字バッファ49に格納されたドット
パターンデータに基いて印字処理が実行され、S10に
戻る。例えば、センター揃えモードが設定された状態で
テキストメモリ41に格納された文書データがで印字処
理されたときには、図16に示すように、設定テープ長
に対して、3つのブロックB1〜B3がセンター揃えで
印字されるとともに、各ブロックB1〜B3内の複数行
の文字列も同時にセンター揃えで夫々印字される。
【0032】また、行頭・行末揃えフラグJFがセット
されており、行頭・行末揃えモードでの行修飾印字の場
合には、ブロック間余白量データDFD だけに所定のスペ
ース量がセットされているので、S110でNoと判定
された後、S112以降が前記と同様に実行される。こ
こで、改ブロックコードを検出したときに、次のブロッ
クの文書データが存在するときには(S114、S11
5:Yes、S116、S117:Yes)、印字バッ
ファ49にこのブロック間余白量データDFD 分だけブロ
ック間余白が設けられる(S118:Yes、S11
9)。そして、テキストメモリ41に格納された全ての
文書データのイメージ展開が終了したときには(S11
7:No)、S125でNoと判定され、S127を経
てこの制御を終了し、S130において印字バッファ4
9に格納されたドットパターンデータに基いて印字処理
が実行され、S10に戻る。例えば、行頭・行末揃えモ
ードが設定された状態でテキストメモリ41に格納され
た文書データが印字処理されたときには、図17に示す
ように、設定テープ長に対して、3つのブロックB1〜
B3が行頭・行末揃えで印字されるとともに、各ブロッ
クB1〜B3内の複数行の文字列も同時に行頭・行末揃
えで夫々印字される。
【0033】以上説明したように、1又は複数行の文字
列を改ブロックキー操作による改ブロックコードでブロ
ック化する一方、設定された行修飾の種類に基いて各ブ
ロックの印字開始位置が夫々求められ、各ブロックの文
字列をこれら印字開始位置に対応させてドットパターン
データに展開処理して印字処理するので、ブロック単位
で行修飾を行なうことができ、文字や記号のデータ入力
が簡単化し、且つ印字フォーマット設定時に複数のブロ
ック配置を設定する為の設定操作が簡単化し、作業能率
が向上する。更に、各ブロックの複数行の文字列の各々
についても設定された行修飾の種類に基いて、各ブロッ
クの印字領域毎における印字開始位置が求められ、各印
字行の文字列をこれら印字開始位置に対応させてドット
パターンデータに展開処理して印字処理するので、同様
に文字や記号のデータ入力が簡単化し、且つ印字フォー
マット設定時に複数のブロック内の各印字行の開始位置
を設定する為の設定操作が簡単化し、作業能率が向上す
る。
【0034】尚、前記パターンデータ作成処理及び印字
処理において、各ブロックB1〜B3の文字列のドット
パターンデータを作成する毎に印字処理する一方、前余
白量データFFD 分や後余白量データRFD 分及びブロック
間余白量データDFD 分だけ印字用テープ5をテープ送り
することも可能である。尚、ドット印字方式の印字ヘッ
ドを備え、バーコード印字が可能な種々のバーコード印
刷装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】前記作用の欄で説明したように、本発明
によれば次のような効果が得られる。請求項1の印字装
置によれば、複数の文字や記号からなるブロックを指定
するブロック指定手段と、行修飾を設定する行修飾設定
手段と、各ブロックの印字開始位置を演算するブロック
位置演算手段とを設けたので、文字や記号のデータ入力
が簡単化し、且つ印字フォーマット設定時に複数のブロ
ックの配置を設定する為の設定操作が簡単化し、作業能
率が向上する。
【0036】請求項2の印字装置によれば、各ブロック
の複数行の文字や記号がそのブロックの印字領域毎の行
修飾となるように、各行の開始位置を演算する行位置演
算を設けたので、各ブロックの文字や記号のデータ入力
が簡単化し、且つ印字フォーマット設定時に複数のブロ
ック内の各行の開始位置を設定する為の設定操作が簡単
化し、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2(2点鎖線で図示)の構
成を示す機能ブロック図である。
【図2】テープ印字装置の平面図である。
【図3】印字機構の概略平面図である。
【図4】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図5】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図6】書式設定処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図7】印字用ドットパターンデータ作成処理制御のル
ーチンの概略フローチャートである。
【図8】ブロック印字開始位置演算制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図9】行印字開始位置演算制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】パターンデータ作成処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図11】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説
明図である。
【図12】行先頭位置メモリ内のデータ構成を説明する
説明図である。
【図13】書式設定画面の表示例を示す図である。
【図14】3ブロックの文書データを左端揃えで印字し
た印字用テープの平面図である。
【図15】3ブロックの文書データを右端揃えで印字し
た図14相当図である。
【図16】3ブロックの文書データをセンター端揃えで
印字した図14相当図である。
【図17】3ブロックの文書データを行頭・行末揃えで
印字した図14相当図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 24 テープ送りモータ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ 47 ブロック先頭位置メモリ 48 行先頭位置メモリ 51 フラグメモリ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
    の入力手段と、印字媒体にドットパターンで印字する印
    字ヘッドを含む印字手段と、前記入力手段から入力され
    た文字や記号のデータを記憶する入力データ記憶手段
    と、前記入力データ記憶手段のデータを受けてドットパ
    ターンデータを作成し、印字手段に印字させる印字制御
    手段とを備えた印字装置において、 前記入力手段からデータ入力時に、複数の文字や記号毎
    にブロックとして指定するブロック指定データを入力し
    て、そのブロックの複数の文字や記号のデータに付随さ
    せて前記データ記憶手段に記憶させるブロック指定手段
    と、 前記印字媒体の設定された印字領域に印字するときのセ
    ンター揃え、左端揃え、右端揃え等の行修飾を設定する
    行修飾設定手段と、 前記行修飾設定手段で設定された行修飾データと、入力
    データ記憶手段に記憶された文字や記号のデータ及びブ
    ロック指定データとに基いて、前記ブロックを単位とす
    る行修飾となるように、各ブロックの印字開始位置を演
    算するブロック位置演算手段と、 を備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記行修飾設定手段で設定された行修飾
    データと、入力データ記憶手段に記憶された文字や記号
    のデータ及びブロック指定データとに基いて、各ブロッ
    クの複数行の文字や記号がそのブロックの印字領域毎の
    行修飾となるように、各行の開始位置を演算する行位置
    演算手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の印
    字装置。
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