JP2998915B2 - 両面印刷装置 - Google Patents
両面印刷装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両面印刷装置に係り、特
に、印刷用紙の両面に所定の余白を設定して印刷を行う
両面印刷装置に関する。
に、印刷用紙の両面に所定の余白を設定して印刷を行う
両面印刷装置に関する。
【0002】近年、印刷装置には多機能化が求められて
おり、両面印刷や綴じ穴余白設定等の各種機能が設定さ
れている。
おり、両面印刷や綴じ穴余白設定等の各種機能が設定さ
れている。
【0003】特に余白の設定などにおいて余白が文字に
かかってしまう場合が生じ、このとき、文章がつながる
ように改行を行ない、印刷可能領域内に収める機能が設
定さている。
かかってしまう場合が生じ、このとき、文章がつながる
ように改行を行ない、印刷可能領域内に収める機能が設
定さている。
【0004】このような機能を有するプリンタでは文字
のレイアウトが変わってしまい、不都合となる場合があ
った。
のレイアウトが変わってしまい、不都合となる場合があ
った。
【0005】
【従来の技術】図6に従来の印刷装置の一例のブロック
構成図を示す。図6はページプリンタの一例を示してお
り、内部の処理動作を制御する主制御装置31と外部装
置30とのインターフェースを取るインターフェース部
32と、RAM等より構成され、1ページ分の印刷ドッ
ト情報を記憶するビットマップメモリ(BMM)33
と、BMM情報に基づき用紙に印刷を行なう印刷制御部
34と、改行処理を行う改行制御部35と、印刷可能な
範囲を管理する物理座標制御部36と、RAM等より構
成され、物理座標を記憶する物理座標記憶部37と文字
データを印刷ドットに展開する文字制御部38と、両面
印刷動作を制御する両面制御部39とで構成される。
従来の印刷装置は両面印刷などにおいて綴じ穴余白を設
ける場合、物理座標記憶部37に記憶される物理座標の
値を制御し、BMM33に記憶するデータの記憶位置を
制御していた。このとき、物理座標による制御では入力
された文字データが物理座標内にあるか否かが判断さ
れ、物理座標内にあるときにはそのままの位置に記憶
し、物理座標外となる場合には改行等の処理を行ない、
文字が物理座標内に収まるように制御していた。
構成図を示す。図6はページプリンタの一例を示してお
り、内部の処理動作を制御する主制御装置31と外部装
置30とのインターフェースを取るインターフェース部
32と、RAM等より構成され、1ページ分の印刷ドッ
ト情報を記憶するビットマップメモリ(BMM)33
と、BMM情報に基づき用紙に印刷を行なう印刷制御部
34と、改行処理を行う改行制御部35と、印刷可能な
範囲を管理する物理座標制御部36と、RAM等より構
成され、物理座標を記憶する物理座標記憶部37と文字
データを印刷ドットに展開する文字制御部38と、両面
印刷動作を制御する両面制御部39とで構成される。
従来の印刷装置は両面印刷などにおいて綴じ穴余白を設
ける場合、物理座標記憶部37に記憶される物理座標の
値を制御し、BMM33に記憶するデータの記憶位置を
制御していた。このとき、物理座標による制御では入力
された文字データが物理座標内にあるか否かが判断さ
れ、物理座標内にあるときにはそのままの位置に記憶
し、物理座標外となる場合には改行等の処理を行ない、
文字が物理座標内に収まるように制御していた。
【0006】図7に従来の印刷装置の一例の動作説明図
を示す。図7(A),(C)は外部装置で設定された文
字レイアウトを示し、図7(B),(D)は物理座標の
設定により右又は左余白をとったときの文字レイアウト
を示す。
を示す。図7(A),(C)は外部装置で設定された文
字レイアウトを示し、図7(B),(D)は物理座標の
設定により右又は左余白をとったときの文字レイアウト
を示す。
【0007】図7に示すように綴じ穴等を設けるため、
右又は左側部に余白を設ける場合に、従来は物理座標に
より設定される印刷可能領域外に配設される文字は改行
等により文字のレイアウトに関係なく、印刷可能領域内
に収められていた。
右又は左側部に余白を設ける場合に、従来は物理座標に
より設定される印刷可能領域外に配設される文字は改行
等により文字のレイアウトに関係なく、印刷可能領域内
に収められていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の印刷
装置では、BMMへのデータ書込み時に物理座標管理手
段により設定された物理座標により決まる領域内に入力
された文字データを順次記憶しており、物理座標により
決定される領域外にデータがレイアウトされている場合
には改行、改ページ等の処理が行なわれ、すべて領域内
に収まるように文字のレイアウトが変更されてしまうた
め、文字の位置等のレイアウトが元のものとは異なって
しまい、レイアウトの修正等が困難となる等の問題点が
あった。特に綴じ穴の余白を取ろうとした場合等におい
て、物理座標により決定される印刷可能な領域を縮める
ほかなく綴じ穴の余白が無い場合と同じ位置での改行が
行なわれないので、1ページに書込み可能な文字数が異
なってしまい、文字の位置が大きく異なり、文字のレイ
アウトが全く異なってしまい、レイアウトの修正等が困
難となってしまう等の問題点があった。
装置では、BMMへのデータ書込み時に物理座標管理手
段により設定された物理座標により決まる領域内に入力
された文字データを順次記憶しており、物理座標により
決定される領域外にデータがレイアウトされている場合
には改行、改ページ等の処理が行なわれ、すべて領域内
に収まるように文字のレイアウトが変更されてしまうた
め、文字の位置等のレイアウトが元のものとは異なって
しまい、レイアウトの修正等が困難となる等の問題点が
あった。特に綴じ穴の余白を取ろうとした場合等におい
て、物理座標により決定される印刷可能な領域を縮める
ほかなく綴じ穴の余白が無い場合と同じ位置での改行が
行なわれないので、1ページに書込み可能な文字数が異
なってしまい、文字の位置が大きく異なり、文字のレイ
アウトが全く異なってしまい、レイアウトの修正等が困
難となってしまう等の問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、文字のレイアウトにずれを生じるさせることなく、
印刷用紙の両面に印刷を行える両面印刷装置を提供する
ことを目的とする。
で、文字のレイアウトにずれを生じるさせることなく、
印刷用紙の両面に印刷を行える両面印刷装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。記憶手段1は印刷しようとする文字に応じたデー
タを記憶する。
示す。記憶手段1は印刷しようとする文字に応じたデー
タを記憶する。
【0011】物理座標管理手段2は記憶手段の記憶領域
のうち印刷可能とする印刷可能領域を決定する。
のうち印刷可能とする印刷可能領域を決定する。
【0012】両面印刷手段3は、物理座標管理手段2に
より決定された印字可能領域内の文字データを記憶手段
1に記憶させ、記憶手段1に記憶されたデータに基づい
て印刷用紙の両面に印刷を行なう。
より決定された印字可能領域内の文字データを記憶手段
1に記憶させ、記憶手段1に記憶されたデータに基づい
て印刷用紙の両面に印刷を行なう。
【0013】論理座標管理手段4は、記憶手段1の記憶
領域のうち実際に印刷しようとする領域を印刷用紙の両
面のそれぞれに決定し、印刷すべきデータのうち決定さ
れた領域内に含まれるデータを各面毎に記憶手段1に記
憶させる。
領域のうち実際に印刷しようとする領域を印刷用紙の両
面のそれぞれに決定し、印刷すべきデータのうち決定さ
れた領域内に含まれるデータを各面毎に記憶手段1に記
憶させる。
【0014】
【作用】本発明によれば、論理座標管理手段により記憶
手段の記憶領域のうち実際に印刷しようとする領域を印
刷用紙の両面のそれぞれに決定し、決定された領域内に
含まれるデータを各面毎に記憶手段に記憶させて、両面
印刷手段により印刷用紙の両面に印刷を行うことによ
り、印刷用紙の表面に左余白、裏面に右余白を設け、印
刷用紙の一方の側に余白部分を設けることができる。
手段の記憶領域のうち実際に印刷しようとする領域を印
刷用紙の両面のそれぞれに決定し、決定された領域内に
含まれるデータを各面毎に記憶手段に記憶させて、両面
印刷手段により印刷用紙の両面に印刷を行うことによ
り、印刷用紙の表面に左余白、裏面に右余白を設け、印
刷用紙の一方の側に余白部分を設けることができる。
【0015】
【実施例】図2に本発明の印刷装置の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。本実施例の印刷装置は内部の処理動作
を制御する主制御装置11、外部装置20とのインター
フェースを取るインターフェース部12、外部装置20
から供給された文字データを解析し、印刷ドットに展開
する文字制御部13、印刷用紙1ページ分の印刷ドット
情報を記憶するビット・マップ・メモリ(BMM)1
4、BMM14に記憶された情報に基づき印刷用紙に印
刷を行なう印刷制御部15、改行処理を行なう改行制御
部16、印刷可能な範囲の管理を行なう物理座標管理部
17、座標移動の管理を行なう論理座標管理部18、両
面印刷の制御を行なう両面制御部19より構成される。
ク構成図を示す。本実施例の印刷装置は内部の処理動作
を制御する主制御装置11、外部装置20とのインター
フェースを取るインターフェース部12、外部装置20
から供給された文字データを解析し、印刷ドットに展開
する文字制御部13、印刷用紙1ページ分の印刷ドット
情報を記憶するビット・マップ・メモリ(BMM)1
4、BMM14に記憶された情報に基づき印刷用紙に印
刷を行なう印刷制御部15、改行処理を行なう改行制御
部16、印刷可能な範囲の管理を行なう物理座標管理部
17、座標移動の管理を行なう論理座標管理部18、両
面印刷の制御を行なう両面制御部19より構成される。
【0016】外部装置20はキーボード、ディスプレ
イ、処理装置等よりなり、ユーザはディスプレイを見な
がらキーボードを操作して文字等の入力を行なうと共
に、印刷可能領域を決定する物理座標及び印刷領域を決
定する論理座標の設定を行なう。外部装置20で入力さ
れた文字データや座標はインターフェース部12に供給
される。
イ、処理装置等よりなり、ユーザはディスプレイを見な
がらキーボードを操作して文字等の入力を行なうと共
に、印刷可能領域を決定する物理座標及び印刷領域を決
定する論理座標の設定を行なう。外部装置20で入力さ
れた文字データや座標はインターフェース部12に供給
される。
【0017】インターフェース部12は主制御部11と
外部装置20との接続を行なう。主制御部11には上述
した文字制御部13、印刷制御部15、改行制御部1
6、物理座標管理部17、論理座標管理部18、両面制
御部19が接続され、後述するうな印刷を含む各種印刷
動作を制御する。
外部装置20との接続を行なう。主制御部11には上述
した文字制御部13、印刷制御部15、改行制御部1
6、物理座標管理部17、論理座標管理部18、両面制
御部19が接続され、後述するうな印刷を含む各種印刷
動作を制御する。
【0018】主制御部11はBMM14に記憶する順に
外部装置20から文字データを入力する。このとき、入
力された文字データが物理座標管理部17で管理されて
いる物理座標により決定される印刷可能領域内のデータ
かどうかを判断し、文字データが印刷可能領域外のとき
は改行制御部16を動作させ、入力された文字データの
位置をずらしつつ、文字データの入力を行ない、1ペー
ジ分の文字データが印刷可能領域内に収まるよう制御す
る。
外部装置20から文字データを入力する。このとき、入
力された文字データが物理座標管理部17で管理されて
いる物理座標により決定される印刷可能領域内のデータ
かどうかを判断し、文字データが印刷可能領域外のとき
は改行制御部16を動作させ、入力された文字データの
位置をずらしつつ、文字データの入力を行ない、1ペー
ジ分の文字データが印刷可能領域内に収まるよう制御す
る。
【0019】文字データは文字制御部13に供給され
る。文字制御部13は供給された文字データに対応した
文字を構成するドットに展開し、BMM14に供給す
る。BMM14はRAM等より構成され、記憶部が印刷
用紙の各位置に1対1で対応するように構成されてお
り、1ページ分の文字データが記憶される。
る。文字制御部13は供給された文字データに対応した
文字を構成するドットに展開し、BMM14に供給す
る。BMM14はRAM等より構成され、記憶部が印刷
用紙の各位置に1対1で対応するように構成されてお
り、1ページ分の文字データが記憶される。
【0020】BMM14に記憶されたデータは印刷制御
部15に供給される。印刷制御部15は印刷を行なうた
めのラインサーマルヘッド、印刷用紙の紙送りを行なう
ための紙送り機構等を内蔵し、BMM14から供給され
たデータに基づいて印刷を行なう。
部15に供給される。印刷制御部15は印刷を行なうた
めのラインサーマルヘッド、印刷用紙の紙送りを行なう
ための紙送り機構等を内蔵し、BMM14から供給され
たデータに基づいて印刷を行なう。
【0021】物理座標管理部17は物理座標制御部17
a及び物理座標記憶部17bより構成される。物理座標
記憶部17bはRAM等で構成され、印刷用紙での印字
可能領域を設定する物理座標となるBMM14のアドレ
スが記憶されている。物理座標記憶部17bには表面用
物理座標を記憶する表両用物理座標記憶部及び裏面用の
物理座標を記憶する裏面用物理座標記憶部が設けられて
おり、表面、裏面用夫々の物理座標を記憶できる構成と
されている。
a及び物理座標記憶部17bより構成される。物理座標
記憶部17bはRAM等で構成され、印刷用紙での印字
可能領域を設定する物理座標となるBMM14のアドレ
スが記憶されている。物理座標記憶部17bには表面用
物理座標を記憶する表両用物理座標記憶部及び裏面用の
物理座標を記憶する裏面用物理座標記憶部が設けられて
おり、表面、裏面用夫々の物理座標を記憶できる構成と
されている。
【0022】物理座標制御部17aは物理座標記憶部1
7bへのアクセスを制御し、物理座標の記憶及び読出し
を制御する。
7bへのアクセスを制御し、物理座標の記憶及び読出し
を制御する。
【0023】論理座標管理部18は論理座標制御部18
a及び論理座標記憶部18bより構成される。論理座標
記憶部18bはRAM等よりなり、実際に印刷しようと
する印刷領域を決定する論理座標に対応するBMM14
のアドレスが記憶されている。論理座標記憶部18bに
は表面用の論理座標を記憶する表面用論理座標記憶部及
び裏面用の論理座標を記憶する裏面用論理座標記憶部が
設けられており、表面用、裏面用の論理座標を夫々記憶
できる構成とされている。
a及び論理座標記憶部18bより構成される。論理座標
記憶部18bはRAM等よりなり、実際に印刷しようと
する印刷領域を決定する論理座標に対応するBMM14
のアドレスが記憶されている。論理座標記憶部18bに
は表面用の論理座標を記憶する表面用論理座標記憶部及
び裏面用の論理座標を記憶する裏面用論理座標記憶部が
設けられており、表面用、裏面用の論理座標を夫々記憶
できる構成とされている。
【0024】論理座標制御部18aは論理座標記憶部1
8bへのアクセスを制御し、論理座標の記憶及び読出し
を制御する。
8bへのアクセスを制御し、論理座標の記憶及び読出し
を制御する。
【0025】また、両面制御部19は外部装置20から
の両面印刷指示時に印刷制御部15の紙送り機構等を制
御し、両面印刷動作を実行する。
の両面印刷指示時に印刷制御部15の紙送り機構等を制
御し、両面印刷動作を実行する。
【0026】図3に本発明の印刷装置の一実施例の動作
説明図を示す。印刷が行なわれる場合、印刷装置ではま
ず、印刷面の判定が行なわれる(ステップS1)。
説明図を示す。印刷が行なわれる場合、印刷装置ではま
ず、印刷面の判定が行なわれる(ステップS1)。
【0027】印刷面が表面の場合には論理座標として表
面用論理座標が論理座標管理部18にセットされ、物理
座標として表面用物理座標が物理座標管理部17にセッ
トされる(ステップS2)。また、印刷面が裏面の場合
には論理座標として裏面用論理座標が論理座標管理部1
8にセットされ、物理座標として裏面用物理座標が物理
座標管理部18にセットされる(ステップS3)。
面用論理座標が論理座標管理部18にセットされ、物理
座標として表面用物理座標が物理座標管理部17にセッ
トされる(ステップS2)。また、印刷面が裏面の場合
には論理座標として裏面用論理座標が論理座標管理部1
8にセットされ、物理座標として裏面用物理座標が物理
座標管理部18にセットされる(ステップS3)。
【0028】このとき、表面用論理座標、表面用物理座
標、及び裏面用論理座標、裏面用物理座標は夫々外部装
置20等を用いて予め設定しておく。論理座標及び物理
座標がセットされると、次に外部装置20から文字デー
タが展開していく順に入力される(ステップS4)。
標、及び裏面用論理座標、裏面用物理座標は夫々外部装
置20等を用いて予め設定しておく。論理座標及び物理
座標がセットされると、次に外部装置20から文字デー
タが展開していく順に入力される(ステップS4)。
【0029】文字データが入力されると、入力された文
字データを印刷用紙上に展開した際の位置を示す展開座
標がステップS2又はS3でセットされた物理座標内に
あるか否かが判断される(ステップS5)。ステップS
5で入力された文字データの展開座標が物理座標内にあ
ると判断された場合には入力され文字データを展開して
BMM14に書込む(ステップS6)。
字データを印刷用紙上に展開した際の位置を示す展開座
標がステップS2又はS3でセットされた物理座標内に
あるか否かが判断される(ステップS5)。ステップS
5で入力された文字データの展開座標が物理座標内にあ
ると判断された場合には入力され文字データを展開して
BMM14に書込む(ステップS6)。
【0030】また、ステップS5で入力された文字デー
タの展開座標が物理座標内にないと判断された場合に
は、その文字データはBMM14には書込まれず、消去
される。次に、展開座標を次の文字データの位置を示す
座標に移動させる(ステップS7)。
タの展開座標が物理座標内にないと判断された場合に
は、その文字データはBMM14には書込まれず、消去
される。次に、展開座標を次の文字データの位置を示す
座標に移動させる(ステップS7)。
【0031】次に、ステップS7で移動された展開座標
がステップS2又はS3でセットされた論理座標の終了
位置を越えたか否かが判断される(ステップS8)。ス
テップS8で展開座標が論理座標終了位置を越えたと判
断された場合、展開座標を論理座標開始位置に設定する
(ステップS9)。また、ステップS8で展開座標が論
理座標終了位置を越えていない、つまり論理座標内にあ
れば、再び上記ステップS4〜S7が実行され、論理座
標内に文字データを展開する。
がステップS2又はS3でセットされた論理座標の終了
位置を越えたか否かが判断される(ステップS8)。ス
テップS8で展開座標が論理座標終了位置を越えたと判
断された場合、展開座標を論理座標開始位置に設定する
(ステップS9)。また、ステップS8で展開座標が論
理座標終了位置を越えていない、つまり論理座標内にあ
れば、再び上記ステップS4〜S7が実行され、論理座
標内に文字データを展開する。
【0032】次に1ページ分の文字データが展開された
か否かが判断される(ステップS10)。ここで1ペー
ジ分の文字データの展開が終了していれば、BMM14
に記憶された情報を印刷制御部15に供給し、印刷用紙
に印刷が行なわれる(ステップS11)。ここで、1ペ
ージ分の処理が終了していない場合にはステップS4〜
S9が再び実行される。
か否かが判断される(ステップS10)。ここで1ペー
ジ分の文字データの展開が終了していれば、BMM14
に記憶された情報を印刷制御部15に供給し、印刷用紙
に印刷が行なわれる(ステップS11)。ここで、1ペ
ージ分の処理が終了していない場合にはステップS4〜
S9が再び実行される。
【0033】次に両面の印刷が終了したか否かが判断さ
れる(ステップS12)。ステップS12で、両面の印
刷が終了したと判断されると印刷処理は終了となる。ま
た、ステップS12で両面の印刷が終了していないと判
断された場合にはもう一方の面は印刷されていない状態
であるため、再び、上記ステップS1〜S11が実行さ
れ、もう一方の面の印刷が同様の手順で行なわれる。
れる(ステップS12)。ステップS12で、両面の印
刷が終了したと判断されると印刷処理は終了となる。ま
た、ステップS12で両面の印刷が終了していないと判
断された場合にはもう一方の面は印刷されていない状態
であるため、再び、上記ステップS1〜S11が実行さ
れ、もう一方の面の印刷が同様の手順で行なわれる。
【0034】次に、図4,図5と共に印刷動作を説明す
る。図4は物理座標、論理座標の関係を説明するための
図、図5は印刷されるべき文字と実際に印刷された文字
の関係を説明するための図を示す。
る。図4は物理座標、論理座標の関係を説明するための
図、図5は印刷されるべき文字と実際に印刷された文字
の関係を説明するための図を示す。
【0035】図4において、実際は印刷用紙の外周を示
し、点線は論理座標により設定される印刷領域を示し、
一点鎖線は物理座標により決定される印刷可能領域を示
す。例えば、左側部に綴じ穴余白を取ろうとする場合に
は図4に示すように論理座標で決定される印刷領域はそ
のままで、物理座標を余白に応じた値に設定する。
し、点線は論理座標により設定される印刷領域を示し、
一点鎖線は物理座標により決定される印刷可能領域を示
す。例えば、左側部に綴じ穴余白を取ろうとする場合に
は図4に示すように論理座標で決定される印刷領域はそ
のままで、物理座標を余白に応じた値に設定する。
【0036】以上のように設定しておくと、図5(A)
に示すような文字データが供給された場合、物理座標に
より決定される印刷可能領域に基づいて文字レイアウト
が決定され、さらに、データのBMM14への書込み時
に論理座標により決定される印刷可能領域内の文字のみ
がBMM14へ書込まれるため、図5(B)に示すよう
に、文字レイアウトはそのままで、余白となる部分が消
去されたデータが書込まれる。
に示すような文字データが供給された場合、物理座標に
より決定される印刷可能領域に基づいて文字レイアウト
が決定され、さらに、データのBMM14への書込み時
に論理座標により決定される印刷可能領域内の文字のみ
がBMM14へ書込まれるため、図5(B)に示すよう
に、文字レイアウトはそのままで、余白となる部分が消
去されたデータが書込まれる。
【0037】また、裏面用論理座標として左側部に余白
が生じるような値を設定することにより、図5(C)の
文字レイアウトに対して図5(D)に示すように、文字
レイアウトはそのままで左側部の文字が消去された余白
を得ることができる。
が生じるような値を設定することにより、図5(C)の
文字レイアウトに対して図5(D)に示すように、文字
レイアウトはそのままで左側部の文字が消去された余白
を得ることができる。
【0038】このように、本実施例によれば、綴じ穴余
白等のある状態が印刷しても綴じ穴余白無しの状態と同
じ位置で改行が行なわれ、文字のレイアウトに変更が生
じないため、文字のレイアウトの変更等が行ないやすく
なる。
白等のある状態が印刷しても綴じ穴余白無しの状態と同
じ位置で改行が行なわれ、文字のレイアウトに変更が生
じないため、文字のレイアウトの変更等が行ないやすく
なる。
【0039】なお、図4,図5では綴じ穴余白を考慮し
て論理座標を設定しているが、論理座標の設定は自由に
行なえ、上下余白等も考えられ、また、これらに限るも
のではない。
て論理座標を設定しているが、論理座標の設定は自由に
行なえ、上下余白等も考えられ、また、これらに限るも
のではない。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、論理座標
管理手段により記憶手段の記憶領域のうち実際に印刷し
ようとする領域を印刷用紙の両面のそれぞれに決定し、
決定された領域内に含まれるデータを各面毎に記憶手段
に記憶させて、両面印刷手段により印刷用紙の両面に印
刷を行うことにより、印刷用紙の表面に左余白、裏面に
右余白を設け、印刷用紙の一方の側に余白部分を設ける
ことができ、印刷用紙にレイアウトのまま、両面印刷が
行える等の特長を有する。
管理手段により記憶手段の記憶領域のうち実際に印刷し
ようとする領域を印刷用紙の両面のそれぞれに決定し、
決定された領域内に含まれるデータを各面毎に記憶手段
に記憶させて、両面印刷手段により印刷用紙の両面に印
刷を行うことにより、印刷用紙の表面に左余白、裏面に
右余白を設け、印刷用紙の一方の側に余白部分を設ける
ことができ、印刷用紙にレイアウトのまま、両面印刷が
行える等の特長を有する。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の印刷装置の一実施例のブロック構成図
である。
である。
【図3】本発明の印刷装置の一実施例の動作説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の印刷装置の一実施例の動作説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の印刷装置の一実施例の動作説明図であ
る。
る。
【図6】従来の印刷装置の一例のブロック構成図であ
る。
る。
【図7】従来の印刷装置の一例の動作説明図である。
1 記憶手段 2 物理座標管理手段 3 印刷手段 4 論理座標管理手段 11 主制御部 12 インターフェース部 13 文字制御部 14 ビット・マップ・メモリ(BMM) 15 印刷制御部 17 物理座標管理手段 18 論理座標管理手段 20 外部装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−236653(JP,A) 特開 平2−295772(JP,A) 特開 平4−107171(JP,A) 特開 昭63−64784(JP,A) 特開 昭62−181155(JP,A) 特開 昭61−278931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 21/00 B41J 29/50 B41J 29/52 G06F 3/12
Claims (1)
- 【請求項1】 印刷しようとする文字に応じたデータを
記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶領域のうち印刷
可能な印刷可能領域を決定する物理座標管理手段と、該
物理座標管理手段により決定された該印字可能領域内の
該文字データを該記憶手段に記憶させ、該記憶手段に記
憶された該データに基づいて印刷用紙の両面に印刷を行
なう両面印刷手段とよりなる両面印刷装置において、 前記記憶手段の記憶領域のうち実際に印刷しようとする
領域を前記印刷用紙の両面のそれぞれに決定し、印刷す
べきデータのうち決定された該領域内に含まれるデータ
を各面毎に前記記憶手段に記憶させる論理座標管理手段
とを有することを特徴とする両面印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5291058A JP2998915B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 両面印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5291058A JP2998915B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 両面印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137392A JPH07137392A (ja) | 1995-05-30 |
JP2998915B2 true JP2998915B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17763891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5291058A Expired - Fee Related JP2998915B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 両面印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2998915B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4054726B2 (ja) | 2003-07-09 | 2008-03-05 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5291058A patent/JP2998915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07137392A (ja) | 1995-05-30 |
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