JP2002307764A - 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2002307764A
JP2002307764A JP2001112412A JP2001112412A JP2002307764A JP 2002307764 A JP2002307764 A JP 2002307764A JP 2001112412 A JP2001112412 A JP 2001112412A JP 2001112412 A JP2001112412 A JP 2001112412A JP 2002307764 A JP2002307764 A JP 2002307764A
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Tomoo Iiizumi
知男 飯泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷処理全体を制御するCPUに対する負荷
を軽減して印刷処理の高速化を図る。 【解決手段】 ビットマップRAMが格納できるビット
マップデータは2バンド分であると仮定した場合に、タ
イミングT1,T3で、一連番号が「1」,「2」のバ
ンドの描画処理R1,R2がそれぞれ行われ、作成され
た各ビットマップデータがビットマップRAMに格納さ
れる。これによりレジスタの格納値103が「2」とな
る。このとき、カウンタのカウント値102は「1」に
初期設定されており、格納値103とカウント値102
とが一致しない。この場合、次の一連番号が「3」のバ
ンドの描画処理R3は実行待機状態となる。タイミング
T12で、一連番号が「1」のバンドの画像出力処理S
1が終了すると、カウンタのカウント値102が「2」
となる。これにより、カウント値102がレジスタの格
納値103と一致するので、待機していた一連番号が
「3」のバンドの描画処理R3が実行可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置、印
刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、
1ページ分の画像データを複数区画分に分割して、各分
割区画毎に描画処理と画像出力処理とを独立して行う印
刷制御装置、該印刷制御装置に適用される印刷制御方
法、該印刷制御方法をコンピュータに実行させるための
プログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は、印字のモノクロ画像を作成して
印字装置に出力する従来のコントローラの構成を示すブ
ロック図である。
【0003】図中、312がコントローラであり、コン
トローラ312にはホストコンピュータ311、プリン
タエンジン309、表示部を備えた操作パネル308等
が接続される。ホストコンピュータ311は印字の画像
データを発生し、コントローラ312に出力する。
【0004】コントローラ312において、300は、
コントローラ312全体を制御するCPU、301は、
CPU300で実行される制御プログラムや文字フォン
トデータなどを記憶するROM、302は、CPU30
0のワーキングメモリとして動作するとともに、ホスト
コンピュータ311から送られた印字データを格納する
RAM、310は画像処理回路、306は、ホストコン
ピュータ311からの印字データを受信するためのホス
トI/F、307は、操作パネル308とのインターフ
ェースを行うパネルI/F、313はバスである。
【0005】画像処理回路310では、描画回路303
が、プリンタエンジン309へ出力すべき画像をバンド
単位で作成し、ビットマップRAM304が、その画像
データを保持する。ビデオ回路305は、ビットマップ
RAM304から画像データをバンド単位で読み出して
プリンタエンジン309に出力する。
【0006】以上のような構成において、ホストコンピ
ュータ311で作成された印字データが、ホストI/F
306を経由して一旦RAM302に保持される。この
印字データは、描画回路303によってRAM302か
ら読み出されて必要な処理を施され、ビットマップデー
タとしてビットマップRAM304にバンド単位で出力
される。このバンド単位のビットマップデータはビデオ
回路305によってビットマップRAM304から読み
出されてプリンタエンジン309に送られ、プリンタエ
ンジン309は、紙などの印字媒体上に出力する画像を
作成する。
【0007】なお、カラー印刷を行う印字装置において
は、一般的にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、K(黒)の4つの色を用いて、カラー画像を紙
などの印字媒体上に印刷する。カラー画像を形成するに
は、各色のデータを順番に作成してゆく。
【0008】図9は、カラー印刷用のレーザビームプリ
ンタの構成を示す図である。
【0009】200は紙などの印字媒体、201は給紙
ローラ、202〜205はそれぞれ現像ユニットであ
り、202は黒の画像を、203はイエローの画像を、
204はマゼンタの画像を、205はシアンの画像を作
成する。206は印字媒体200を搬送する搬送ベル
ト、207は印字媒体200にトナーを定着させるヒー
タ、208はヒータ207と印字媒体200とを密着さ
せるローラである。
【0010】印字媒体200は給紙ローラ201で1枚
づつ搬送され、現像ユニット202〜205において順
番に各色のトナーによって画像が印字媒体200上に作
成される。最後に画像がヒータ207によって印字媒体
200に熱着されて印字が終了する。
【0011】カラー印刷用のレーザビームプリンタで
は、現像ユニット202〜205での各画像作成タイミ
ングと、印字媒体200の移動タイミングとを適正に調
整する必要がある。
【0012】図10は、図9に示すカラー印刷用のレー
ザビームプリンタに備えられた従来のコントローラの構
成を示したブロック図である。図中、図8に示すコント
ローラ312と同一部分には同一の参照符号を付してそ
の説明を省略する。
【0013】図10に示すコントローラでは、画像処理
回路314〜316が追加され、画像処理回路314〜
316はそれぞれ、画像処理回路310と同じ構成を持
つ。また、画像処理回路310、314〜316に現像
ユニット202〜205がそれぞれ接続される。
【0014】こうした図10に示す従来のコントローラ
でも、バンディング処理により印刷が行われ、各画像処
理回路の描画回路(303)やビデオ回路(305)が
バンド毎にCPU300へ割り込み処理を要求すること
によって動作していた。
【0015】なお、バンディング処理とは、印刷出力デ
ータを中間データ形式で1ページ分溜めた後、この1ペ
ージ分のデータを行方向に短冊状に幾つかに区切り、そ
の短冊状の領域(バンド)を一つ一つ印刷出力イメージ
に展開すると同時に、既に展開された印刷出力イメージ
を印刷用紙に印刷出力する処理をいう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来のコントローラにおいて印刷処理を行うと、
各色に対応した画像処理回路の描画回路(303)やビ
デオ回路(305)から各バンド毎にCPU300に対
して割り込み処理が発生するため、CPU300に大き
な負荷がかかり、CPU300が行うべき他の処理(例
えば、次に印刷するべき印字データの受信処理など)の
処理速度が低下して印刷処理全体として時間がかかると
いう問題があった。
【0017】また、或るバンドに対する描画回路(30
3)による描画処理に時間がかかると、そのバンドに対
する描画処理が終了しない前に、そのバンドに対するビ
デオ回路(305)による画像出力処理が開始されるよ
うな事態が発生するので、これを避けるための処理をC
PU300が行う必要があり、この点でも、CPU30
0に負荷がかかり、印刷処理全体として時間がかかると
いう問題があった。
【0018】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、印刷処理全体を制御するCPUに対す
る負荷を軽減して印刷処理の高速化を図った印刷制御装
置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、1ページ分の画像デ
ータを複数区画分に分割して、各分割区画毎に描画処理
と画像出力処理とを独立して行う印刷制御装置におい
て、分割区画単位で印刷画像を作成する画像作成手段
と、前記画像作成手段によって作成された分割区画毎の
印刷画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から分割
区画単位で印刷画像を読み出して印刷装置に出力する画
像出力手段と、前記画像作成手段及び前記画像出力手段
の動作制御情報を受け取り、保持する保持手段と、前記
保持手段によって保持された動作制御情報と、前記画像
作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報とに基づ
き、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作を制
御する制御手段とを有することを特徴とする印刷制御装
置が提供される。
【0020】また、請求項9記載の発明によれば、1ペ
ージ分の画像データを複数区画分に分割して、各分割区
画毎に描画処理を行って得られた印刷画像を記憶手段に
格納する画像作成手段と、該記憶手段から分割区画単位
で印刷画像を読み出して印刷装置に出力する画像出力手
段とを分割区画毎に独立して動作制御する印刷制御方法
において、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動
作制御情報を受け取り、保持する保持ステップと、前記
保持ステップによって保持された動作制御情報と、前記
画像作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報とに
基づき、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作
を制御する制御ステップとを有することを特徴とする印
刷制御方法が提供される。
【0021】また、請求項17記載の発明によれば、1
ページ分の画像データを複数区画分に分割して、各分割
区画毎に描画処理を行って得られた印刷画像を記憶手段
に格納する画像作成手段と、該記憶手段から分割区画単
位で印刷画像を読み出して印刷装置に出力する画像出力
手段とを分割区画毎に独立して動作制御する印刷制御方
法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにお
いて、前記印刷制御方法が、前記画像作成手段及び前記
画像出力手段の動作制御情報を受け取り、保持する保持
ステップと、前記保持ステップによって保持された動作
制御情報と、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の
動作状況情報とに基づき、前記画像作成手段及び前記画
像出力手段の動作を制御する制御ステップとを有するこ
とを特徴とするプログラムが提供される。
【0022】さらに、請求項25記載の発明によれば、
1ページ分の画像データを複数区画分に分割して、各分
割区画毎に描画処理を行って得られた印刷画像を記憶手
段に格納する画像作成手段と、該記憶手段から分割区画
単位で印刷画像を読み出して印刷装置に出力する画像出
力手段とを分割区画毎に独立して動作制御する印刷制御
方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより
読み出し可能な記憶媒体において、前記印刷制御方法
が、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作制御
情報を受け取り、保持する保持ステップと、前記保持ス
テップによって保持された動作制御情報と、前記画像作
成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報とに基づ
き、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作を制
御する制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒
体が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図2は、第1の実施
の形態における画像処理回路の構成を示すブロック図で
ある。
【0025】23は描画回路であり、印字データに基づ
きバンド単位にビットマップ画像を作成する。24はビ
ットマップRAMであり、描画回路23によって作成さ
れたビットマップ画像をバンド毎に保持する。25はビ
デオ回路であり、ビットマップRAM24からビットマ
ップ画像をバンド単位に読み出し、プリンタエンジン
(図示せず)へ出力する。
【0026】CPU(図示せず、図10のCPU300
に相当)が、バス20(図10のCバス313に相
当)、バスセレクタ21、内部バス22を経由して描画
回路23やビデオ回路25にアクセスする。
【0027】描画回路23は、バンド毎の描画が終了す
る毎に起動回路27へ信号28を送り、また、ビデオ回
路305は、バンド毎の画像出力が終了する毎に起動回
路27へ信号(ビデオバンド終了信号)26を送る。な
お、描画回路23では、描画処理すべき順番に各バンド
に一連番号を予め付しておき、描画処理すべきバンドの
処理が終了した時点で、そのバンドに付された番号を信
号28によって起動回路27へ通知する。
【0028】起動回路27が描画回路23またはビデオ
回路25にアクセスするためにバス29が準備されてお
り、起動回路27から描画回路23またはビデオ回路2
5へのアクセスは、バス29を介してバスセレクタ21
でCPUからのアクセスとの調停が行われた後に、内部
バス22を経由して描画回路23またはビデオ回路25
にアクセスが行われる。
【0029】図3は、シーケンスワードのデータ構成を
示す図である。シーケンスワードは、本実施の形態にお
いては、ホストコンピュータ(図示せず、図10のホス
トコンピュータ311に相当)から送られ、RAM(図
示せず、図10のRAM302に相当)に格納されるも
のであり、描画回路23またはビデオ回路25の動作を
制御するデータが記載されている。
【0030】図中500はフラグ欄であり、通常書き込
みを示すフラグ、ビデオ割り込み待ちを示すフラグ等が
記載される。フラグ欄500に、通常書き込みを示すフ
ラグが記載されているときは、ビデオ回路25の動作制
御に関わる設定データが設定データ欄502に記載され
ており、一方、ビデオ割り込み待ちを示すフラグが記載
されているときは、描画回路23の動作制御に関わる設
定データが設定データ欄502に記載されている。
【0031】501はアドレス欄であり、設定データ欄
502に記載されている設定データが書き込まれるべき
描画回路23またはビデオ回路25のレジスタのアドレ
スが記載される。
【0032】起動回路27は、このシーケンスワードを
RAM(図10のRAM302に相当)から読み出し、
読み出したシーケンスワードのフラグ欄500に記載さ
れたフラグに応じて、描画回路23またはビデオ回路2
5のレジスタに、アドレス欄501に記載されているア
ドレスを参照して、設定データを書き込む。なお、描画
回路23のレジスタに対する設定データの書き込みは、
起動回路27に内蔵された設定バンド検出回路の出力に
応じて行うようにする。
【0033】図4は、起動回路27内に設けられる設定
バンド検出回路の構成を示すブロック図である。
【0034】600はカウンタであり、最初1が設定さ
れる。そして、各バンドの画像出力処理が終了した時点
でビデオ回路25から出力される信号26(ビデオバン
ド終了信号)を受信する度に、そのカウンタ値をインク
リメントする。また、601はレジスタであり、各バン
ドの描画処理が終了した時点で描画回路23から出力さ
れる信号28を受信したとき、信号28によって送られ
た番号(描画処理が終了したバンドに付された番号)を
格納する。または、バンドの描画を順番に行うのであれ
ば信号28によってカウントアップするカウンタでもよ
い。602はコンパレータである。
【0035】コンパレータ602は、カウンタ600の
カウント値とレジスタ601の格納値とを比較し、一致
したとき一致検出信号を出力する。
【0036】図5は、起動回路27で行われる処理手順
を示すフローチャートである。この処理は、CPU(図
10のCPU300に相当)によって起動回路27が起
動されることによって開始される。
【0037】ステップS101で、起動回路27は、R
AM(図10のRAM302に相当)からシーケンスワ
ードを読み出し、ステップS102で、読み出したシー
ケンスワードのフラグ欄500に記載されたフラグが、
通常書き込みを示すフラグであるか否かを判断する。
【0038】この判断の結果、通常書き込みであれば、
ステップS103へ進んで、シーケンスワードのアドレ
ス欄501に記載されたアドレスで指定されたビデオ回
路25のレジスタに、設定データ欄502に記載された
設定データを書き込む。そしてステップS101に戻
り、次のシーケンスワードの処理を継続する。なお、ビ
デオ回路25では、レジスタに書き込まれた設定データ
に従い、ビットマップRAM24から指定バンドのビッ
トマップ画像を読み出してプリンタエンジンに出力す
る。
【0039】ステップS102で、通常書き込みを示す
フラグでないと判断されたならば、ステップS104へ
進んで、ステップS101で読み出したシーケンスワー
ドのフラグ欄500に記載されたフラグが、ビデオ割り
込み待ちを示すフラグであるか否かを判断する。
【0040】この判断の結果、ビデオ割り込み待ちであ
れば、ステップS105に進み、起動回路27は設定バ
ンド検出回路から一致検出信号が送られてくることを待
つ。一致検出信号が来れば、ステップS106に進み、
シーケンスワードのアドレス欄501に記載されたアド
レスで指定された描画回路23のレジスタに、設定デー
タ欄502に記載された設定データを書き込む。そして
ステップS101に戻り、次のシーケンスワードの処理
を継続する。なお、描画回路23では、レジスタに書き
込まれた設定データに従い、指定バンドのビットマップ
画像を作成してビットマップRAM24に書き込む。
【0041】ステップS104で、ビデオ割り込み待ち
を示すフラグでないと判断されたならば、ステップS1
07へ進む。すなわち、読み出したシーケンスワードの
フラグ欄500に記載されたフラグが、通常書き込みを
示すフラグでもビデオ割り込み待ちを示すフラグでもな
く、この場合は、全バンドの描画処理と画像出力処理と
が終了したと判断して、起動回路27はCPU(図10
のCPU300に相当)に割り込みを発行して動作が完
了したことを示し、本処理を終了する。
【0042】図1は、バンド毎に行われる描画処理およ
び画像出力処理の実行タイミングを示す図である。図1
では、上から下に向かって時間が経過している。
【0043】図中104は、描画回路23で行われる各
バンドの描画処理を示し、101はビデオ回路25で行
われる各バンドの画像出力処理を示す。102は、設定
バンド検出回路のカウンタ600のカウント値を示し、
103は、設定バンド検出回路のレジスタ601の格納
値を示す。なおここで、ビットマップRAM24が格納
できるビットマップデータは2バンド分であると仮定す
る。
【0044】シーケンスワードに基づき、タイミングT
1で、一連番号が「1」のバンドの描画処理R1が描画
回路23で行われ、作成されたビットマップデータがビ
ットマップRAM24に格納される。描画処理R1の終
了タイミングT2において信号28が描画回路23から
起動回路27に送られ、レジスタ601の格納値103
は「1」(処理対象バンドの一連番号「1」に対応)と
なる。なおこのとき、カウンタ600のカウント値10
2は「1」に初期設定されている。したがって、コンパ
レータ602は一致検出信号を出力する。
【0045】次に、タイミングT3で、一連番号が
「2」のバンドの描画処理R2を実行しようとした場
合、設定バンド検出回路が一致検出信号を出力している
ので、図5のステップS105の答えが肯定(YES)
となり、描画回路23で描画処理R2が実行される。こ
れによって作成されたビットマップデータがビットマッ
プRAM24に格納されるが、この結果、ビットマップ
RAM24には2バンド分のデータが格納されるため、
今後、ビデオ回路25によって画像出力処理が行われな
い限り、ビットマップRAM24に対してビットマップ
データの更なる格納はできなくなる。
【0046】描画処理R2の終了タイミングT4におい
て信号28が起動回路27に送られ、レジスタ601の
格納値103は「2」(処理対象バンドの一連番号
「2」に対応)となる。このとき、カウンタ600のカ
ウント値102は「1」であるので、コンパレータ60
2は一致検出信号を出力しない。したがって、次の一連
番号が「3」のバンドの描画処理R3を実行しようとし
ても、図5のステップS105の答えが否定(NO)と
なり、描画処理R3の実行は行われず、待機状態とな
る。
【0047】ところで、シーケンスワードに基づき、タ
イミングT11で、一連番号が「1」のバンドの画像出
力処理S1がビデオ回路25で行われ、ビットマップR
AM24から対象ビットマップデータがプリンタエンジ
ンに出力される。そして画像出力処理S1の終了タイミ
ングT12において信号26がビデオ回路25から起動
回路27に送られ、カウンタ600のカウント値102
は「2」となる。このとき、レジスタ601の格納値1
03は「2」となっているので、コンパレータ602は
一致検出信号を出力する。
【0048】したがって、タイミングT5(=T12)
で、待機していた一連番号が「3」のバンドの描画処理
R3が実行可能となる。
【0049】タイミングT5で描画回路23が描画処理
R3を実行し、終了タイミングT6において信号28が
起動回路27に送られると、レジスタ601の格納値1
03は「3」(処理対象バンドの一連番号「3」に対
応)となる。このとき、カウンタ600のカウント値1
02は「2」であるので、コンパレータ602は一致検
出信号を出力しない。したがって、次の一連番号が
「4」のバンドの描画処理R4を実行しようとしても、
図5のステップS105の答えが否定(NO)となり、
描画処理R4の実行は行われず、待機状態となる。
【0050】ところで、シーケンスワードに基づき、タ
イミングT12で、一連番号が「2」のバンドの画像出
力処理S2がビデオ回路25で行われ、ビットマップR
AM24から対象ビットマップデータがプリンタエンジ
ンに出力される。そして画像出力処理S2の終了タイミ
ングT13において信号26がビデオ回路25から起動
回路27に送られ、カウンタ600のカウント値102
は「3」となる。このとき、レジスタ601の格納値1
03は「3」となっているので、コンパレータ602は
一致検出信号を出力する。
【0051】したがって、タイミングT7(=T13)
で、待機していた一連番号が「4」のバンドの描画処理
R4が実行可能となる。
【0052】このように、シーケンスワードを設定し、
このシーケンスワードに従って起動回路27が、描画回
路23及びビデオ回路25の動作をバンド毎に制御する
ことにより、CPU(図10のCPU300に相当)に
割り込み処理を要求することなく、バンディング処理を
実行することができる。これによって、CPU(図10
のCPU300に相当)は他の処理(例えば、次に印刷
するべき印字データの受信処理など)の実行に多くの時
間を割くことができ、結果として、印刷処理全体の処理
速度を短くすることができる。
【0053】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。
【0054】第2の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形
態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用す
る。
【0055】図11は、第2の実施の形態においてバン
ド毎に行われる描画処理および画像出力処理の実行タイ
ミングを示す図である。図11では、上から下に向かっ
て時間が経過している。
【0056】第2の実施の形態では、起動回路27のレ
ジスタ601がCPU(図10のCPU300に相当)
または起動回路27のコントロールリストによるレジス
タアクセスによって書き換えられるようにする。
【0057】この場合、図11に示すタイミングT1か
らタイミングT4までの間で画像出力処理S1が始まっ
ていないので、CPUが描画処理R1,R2の開始を指
示し、起動回路27のレジスタ601に「2」を設定し
たあとで、画像出力処理S1を開始させる。
【0058】コントロールリストはフラグ欄500にビ
デオ割り込み待ちを設定し、アドレス欄501と設定デ
ータ欄502には描画回路23の起動が行われるように
設定して起動回路27の動作を開始させる。これによ
り、図5に示すフローチャートのステップS105で描
画処理R3の処理開始が待たされ、画像出力処理S1が
終了したところで起動回路27のカウンタ600が
「2」になり、ステップS105からステップS106
に進んで、描画処理R3が実行される。描画処理R3の
実行中に起動回路27が通常書込みのフラグのついたコ
ントロールリストにより、レジスタ601を「3」に書
き換える。
【0059】これにより、描画回路23からの信号28
でレジスタ601を書き換えるのではなく、コントロー
ルリストによってレジスタ601を書き換えることもで
き、描画回路23の構成を簡単にすることも可能にな
る。
【0060】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を説明する。
【0061】第3の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じであるので、第3の実施の形
態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用
し、異なる構成部分だけを説明する。
【0062】第1の実施の形態では、ホストコンピュー
タから送られたシーケンスワードをRAM(図10のR
AM302に相当)に格納して、起動回路27がバス2
0(図10のバス313に相当)を経由して上記RAM
にアクセスしてシーケンスワードを読み出すようにして
いた。
【0063】これに代わって第3の実施の形態では、ホ
ストコンピュータから送られたシーケンスワードをビッ
トマップRAM304に格納して、起動回路27がビッ
トマップRAM304にアクセスしてシーケンスワード
を読み出すようにする。
【0064】これにより、第1の実施の形態のように、
起動回路27がバス20(図10のバス313に相当)
を経由してRAM(図10のRAM302に相当)にア
クセスする必要がないため、さらに高速に処理を行うこ
とができる。
【0065】(第4の実施の形態)次に第4の実施の形
態を説明する。
【0066】第4の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じであるので、第4の実施の形
態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用す
る。第3の実施の形態では、起動回路27で行われる処
理内容が第1の実施の形態と異なっている。
【0067】図6は、第4の実施の形態における起動回
路27で行われる処理手順を示すフローチャートであ
る。図中、図5に示す第1の実施の形態における処理と
同一部分には同一のステップ番号を付してその説明を省
略する。
【0068】第4の実施の形態では、ステップS102
とステップS103との間にステップS108,S10
9を追加する。
【0069】すなわち、ステップS102で、シーケン
スワードのフラグ欄500に記載されたフラグが、通常
書き込みを示すフラグであると判断されたならば、つま
り、シーケンスワードの設定データ欄502に、ビデオ
回路25に設定されるべき設定データが記載されてい
て、以後、画像出力処理を行うことになるならば、ステ
ップS108へ進む。
【0070】ステップS108では、起動回路27が、
設定バンド検出回路のカウンタ600のカウント値と、
レジスタ601の格納値とを比較する。その結果、カウ
ント値が格納値以下であるならばステップS103に進
み、一方、カウント値が格納値よりも大きいならばステ
ップS109に進む。
【0071】ステップS109では、現在行われている
バンドの描画処理が終了することを待つ。終了するとス
テップS103に進む。
【0072】ステップS103では、シーケンスワード
のアドレス欄501に記載されたアドレスで指定された
ビデオ回路25のレジスタに、設定データ欄502に記
載された設定データを書き込む。
【0073】図7は、第4の実施の形態においてバンド
毎に行われる描画処理および画像出力処理の実行タイミ
ングを示す図である。図7では、上から下に向かって時
間が経過している。
【0074】図中114は、描画回路23で行われる各
バンドの描画処理を示し、111はビデオ回路25で行
われる各バンドの画像出力処理を示す。112は、設定
バンド検出回路のカウンタ600のカウント値を示し、
113は、設定バンド検出回路のレジスタ601の格納
値を示す。なおここで、ビットマップRAM24が格納
できるビットマップデータは2バンド分であると仮定す
る。
【0075】シーケンスワードに基づき、タイミングT
21で、一連番号が「1」のバンドの描画処理R1が描
画回路23で行われ、作成されたビットマップデータが
ビットマップRAM24に格納される。描画処理R1の
終了タイミングT22において信号28が描画回路23
から起動回路27に送られ、レジスタ601の格納値1
13は「1」(処理対象バンドの一連番号「1」に対
応)となる。なおこのとき、カウンタ600のカウント
値112は「1」に初期設定されている。したがって、
コンパレータ602は一致検出信号を出力する。
【0076】次に、タイミングT23で、一連番号が
「2」のバンドの描画処理R2を実行しようとした場
合、設定バンド検出回路が一致検出信号を出力している
ので、図6のステップS105の答えが肯定(YES)
となり、描画回路23で描画処理R2が実行される。こ
れによって作成されたビットマップデータがビットマッ
プRAM24に格納されるが、この結果、ビットマップ
RAM24には2バンド分のデータが格納されるため、
今後、ビデオ回路25によって画像出力処理が行われな
い限り、ビットマップRAM24に対してビットマップ
データの更なる格納はできなくなる。
【0077】描画処理R2の終了タイミングT24にお
いて信号28が起動回路27に送られ、レジスタ601
の格納値113は「2」(処理対象バンドの一連番号
「2」に対応)となる。このとき、カウンタ600のカ
ウント値112は「1」であるので、コンパレータ60
2は一致検出信号を出力しない。したがって、次の一連
番号が「3」のバンドの描画処理R3を実行しようとし
ても、図6のステップS105の答えが否定(NO)と
なり、描画処理R3の実行は行われず、待機状態とな
る。ここまでは、第1の実施の形態と同じ動作である。
【0078】次に、タイミングT11で、一連番号が
「1」のバンドの画像出力処理S1を実行しようとした
場合、カウンタ600のカウント値112は「1」であ
り、またレジスタ601の格納値113は「2」である
ので、図6のステップS108の答えが肯定(YES)
となり、ビデオ回路25によって画像出力処理S1が実
行される。これにより、ビットマップRAM24から対
象ビットマップデータがプリンタエンジンに出力され
る。そして画像出力処理S1の終了タイミングT12に
おいて信号26がビデオ回路25から起動回路27に送
られ、カウンタ600のカウント値112は「2」とな
る。このとき、レジスタ601の格納値113は「2」
となっているので、コンパレータ602は一致検出信号
を出力する。
【0079】したがって、待機していた一連番号が
「3」のバンドの描画処理R3が実行可能となり(図6
のステップS105の答えが肯定(YES))、タイミ
ングT25(=T12)で描画回路23が描画処理R3
の実行を開始する。ただしここで、描画処理R3の実行
には時間が長くかかるものとする。
【0080】一方、タイミングT12で、一連番号が
「2」のバンドの画像出力処理S2を実行しようとした
場合、カウンタ600のカウント値112は「2」であ
り、またレジスタ601の格納値113は「2」である
ので、図6のステップS108の答えが肯定(YES)
となり、ビデオ回路25によって画像出力処理S2が実
行される。そして画像出力処理S2の終了タイミングT
13において信号26がビデオ回路25から起動回路2
7に送られ、カウンタ600のカウント値112は
「3」となる。
【0081】ここで続いてタイミングT13で、一連番
号が「3」のバンドの画像出力処理S3を実行しようと
した場合、カウンタ600のカウント値112は「3」
であり、レジスタ601の格納値113は「2」である
ので、図6のステップS108の答えが否定(NO)と
なってしまい、画像出力処理S3は実行できない。
【0082】その後、タイミングT26において描画処
理R3が終了すると(図6のステップS109の答えが
肯定(YES))、信号28が起動回路27に送られ、
レジスタ601の格納値113は「3」(処理対象バン
ドの一連番号「3」に対応)となる。この結果、タイミ
ングT14(=T26)で、画像出力処理S3が実行可
能となる。
【0083】以上のようにして、描画処理が未だ終了し
ないバンドの画像出力処理を開始してしまうことを防止
している。この制御をCPU(図10のCPU300に
相当)によらず、起動回路27が行うので、結果とし
て、印刷処理全体の処理速度を短くすることができる。
【0084】(他の実施の形態)前述した各実施の形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出して実行することによっても、本発明が達成され
ることは言うまでもない。
【0085】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0086】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0087】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0088】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、分
割区画単位で印刷画像を作成する画像作成手段と、前記
画像作成手段によって作成された分割区画毎の印刷画像
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から分割区画単位
で印刷画像を読み出して印刷装置に出力する画像出力手
段とを備えた印刷制御装置において、前記画像作成手段
及び前記画像出力手段の動作制御情報を受け取って保持
し、該保持された動作制御情報と、前記画像作成手段及
び前記画像出力手段の動作状況情報とに基づき、前記画
像作成手段及び前記画像出力手段の動作を制御する。
【0090】具体的には、前記画像作成手段によって前
記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数
と、前記画像出力手段によって前記記憶手段から既に出
力された印刷画像の分割区画累計数と、前記記憶手段に
記憶可能な印刷画像の分割区画数とに基づき、前記画像
作成手段による印刷画像の作成の可否を決定する。
【0091】また、前記画像作成手段によって前記記憶
手段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数と、前
記画像出力手段によって前記記憶手段から既に出力され
た印刷画像の分割区画累計数とに基づき、前記画像出力
手段による印刷画像の出力の可否を決定する。
【0092】これにより、従来、画像作成手段及び画像
出力手段が、印刷処理の全体を制御するCPUに対して
分割区画(バンド)毎に行っていた割り込み処理がなく
なり、CPUに対する負荷が軽減して、印刷処理の高速
化が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態においてバンド毎に行われる
描画処理および画像出力処理の実行タイミングを示す図
である。
【図2】第1の実施の形態における画像処理回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】シーケンスワードのデータ構成を示す図であ
る。
【図4】起動回路内に設けられる設定バンド検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】起動回路で行われる処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】第4の実施の形態における起動回路で行われる
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】第4の実施の形態においてバンド毎に行われる
描画処理および画像出力処理の実行タイミングを示す図
である。
【図8】印字のモノクロ画像を作成して印字装置に出力
する従来のコントローラの構成を示すブロック図であ
る。
【図9】カラー印刷用のレーザビームプリンタの構成を
示す図である。
【図10】図9に示すカラー印刷用のレーザビームプリ
ンタに備えられた従来のコントローラの構成を示したブ
ロック図である。
【図11】第2の実施の形態においてバンド毎に行われ
る描画処理および画像出力処理の実行タイミングを示す
図である。
【符号の説明】
20 バス 21 バスセレクタ 22 内部バス 23 描画回路(画像作成手段) 24 ビットマップRAM(記憶手段、保持手段) 25 ビデオ回路(画像出力手段) 26 信号 27 起動回路(制御手段) 28 信号 29 バス 101 各バンドの画像出力処理 102 カウンタカウント値 103 レジスタの格納値 104 各バンドの描画処理 300 CPU 302 RAM(保持手段) 310,314,315,316 画像処理回路 311 ホストコンピュータ 312 コントローラ 500 フラグ欄 501 アドレス欄 502 設定データ欄 600 カウンタ 601 レジスタ 602 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA15 AB05 AC08 BA03 BA05 BA07 BC01 BC05 BD14 CA05 2C187 AC07 5B021 AA02 BB01 BB04 CC05

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページ分の画像データを複数区画分に
    分割して、各分割区画毎に描画処理と画像出力処理とを
    独立して行う印刷制御装置において、 分割区画単位で印刷画像を作成する画像作成手段と、 前記画像作成手段によって作成された分割区画毎の印刷
    画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から分割区画単位で印刷画像を読み出して
    印刷装置に出力する画像出力手段と、 前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作制御情報
    を受け取り、保持する保持手段と、 前記保持手段によって保持された動作制御情報と、前記
    画像作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報とに
    基づき、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする印刷制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記画像作成手段によ
    って前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分割区画
    累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手段から
    既に出力された印刷画像の分割区画累計数と、前記記憶
    手段に記憶可能な印刷画像の分割区画数とに基づき、前
    記画像作成手段による印刷画像の作成の可否を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像作成手段によ
    って前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分割区画
    累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手段から
    既に出力された印刷画像の分割区画累計数とが一致した
    とき、前記画像作成手段による印刷画像の作成が可能で
    あると決定することを特徴とする請求項2記載の印刷制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記画像作成手段によ
    って前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分割区画
    累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手段から
    既に出力された印刷画像の分割区画累計数とに基づき、
    前記画像出力手段による印刷画像の出力の可否を決定す
    ることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記画像出力手段によ
    って前記記憶手段から既に出力された印刷画像の分割区
    画累計数が、前記画像作成手段によって前記記憶手段に
    既に記憶された印刷画像の分割区画累計数以下であると
    き、前記画像出力手段による印刷画像の出力が可能であ
    ると決定することを特徴とする請求項4記載の印刷制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記画像作成手段によって前記記憶手段
    に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数は、各分割
    区画に対して付された一連番号のうち、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に記憶された印刷画像の分割区
    画に付された番号であることを特徴とする請求項2乃至
    請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記画像出力手段によって前記記憶手段
    から既に出力された印刷画像の分割区画累計数は、前記
    画像出力手段によって各分割区画の印刷画像が前記記憶
    手段から出力されるたびにインクリメントするカウンタ
    のカウント値であることを特徴とする請求項2乃至請求
    項5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記保持手段は、前記動作制御情報を前
    記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれかに記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 1ページ分の画像データを複数区画分に
    分割して、各分割区画毎に描画処理を行って得られた印
    刷画像を記憶手段に格納する画像作成手段と、該記憶手
    段から分割区画単位で印刷画像を読み出して印刷装置に
    出力する画像出力手段とを分割区画毎に独立して動作制
    御する印刷制御方法において、 前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作制御情報
    を受け取り、保持する保持ステップと、 前記保持ステップによって保持された動作制御情報と、
    前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報
    とに基づき、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の
    動作を制御する制御ステップとを有することを特徴とす
    る印刷制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数と、前
    記記憶手段に記憶可能な印刷画像の分割区画数とに基づ
    き、前記画像作成手段による印刷画像の作成の可否を決
    定することを特徴とする請求項9記載の印刷制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とが一
    致したとき、前記画像作成手段による印刷画像の作成が
    可能であると決定することを特徴とする請求項10記載
    の印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とに基
    づき、前記画像出力手段による印刷画像の出力の可否を
    決定することを特徴とする請求項9記載の印刷制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップは、前記画像出力手
    段によって前記記憶手段から既に出力された印刷画像の
    分割区画累計数が、前記画像作成手段によって前記記憶
    手段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数以下で
    あるとき、前記画像出力手段による印刷画像の出力が可
    能であると決定することを特徴とする請求項12記載の
    印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 前記画像作成手段によって前記記憶手
    段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数は、各分
    割区画に対して付された一連番号のうち、前記画像作成
    手段によって前記記憶手段に記憶された印刷画像の分割
    区画に付された番号であることを特徴とする請求項10
    乃至請求項13のいずれかに記載の印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数は、前
    記画像出力手段によって各分割区画の印刷画像が前記記
    憶手段から出力されるたびにインクリメントするカウン
    タのカウント値であることを特徴とする請求項10乃至
    請求項13のいずれかに記載の印刷制御方法。
  16. 【請求項16】 前記保持ステップは、前記動作制御情
    報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項
    9乃至請求項15のいずれかに記載の印刷制御方法。
  17. 【請求項17】 1ページ分の画像データを複数区画分
    に分割して、各分割区画毎に描画処理を行って得られた
    印刷画像を記憶手段に格納する画像作成手段と、該記憶
    手段から分割区画単位で印刷画像を読み出して印刷装置
    に出力する画像出力手段とを分割区画毎に独立して動作
    制御する印刷制御方法を、コンピュータに実行させるた
    めのプログラムにおいて、 前記印刷制御方法が、 前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作制御情報
    を受け取り、保持する保持ステップと、 前記保持ステップによって保持された動作制御情報と、
    前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報
    とに基づき、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の
    動作を制御する制御ステップとを有することを特徴とす
    るプログラム。
  18. 【請求項18】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数と、前
    記記憶手段に記憶可能な印刷画像の分割区画数とに基づ
    き、前記画像作成手段による印刷画像の作成の可否を決
    定することを特徴とする請求項17記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とが一
    致したとき、前記画像作成手段による印刷画像の作成が
    可能であると決定することを特徴とする請求項18記載
    のプログラム。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とに基
    づき、前記画像出力手段による印刷画像の出力の可否を
    決定することを特徴とする請求項17記載のプログラ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記制御ステップは、前記画像出力手
    段によって前記記憶手段から既に出力された印刷画像の
    分割区画累計数が、前記画像作成手段によって前記記憶
    手段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数以下で
    あるとき、前記画像出力手段による印刷画像の出力が可
    能であると決定することを特徴とする請求項20記載の
    プログラム。
  22. 【請求項22】 前記画像作成手段によって前記記憶手
    段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数は、各分
    割区画に対して付された一連番号のうち、前記画像作成
    手段によって前記記憶手段に記憶された印刷画像の分割
    区画に付された番号であることを特徴とする請求項18
    乃至請求項21のいずれかに記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数は、前
    記画像出力手段によって各分割区画の印刷画像が前記記
    憶手段から出力されるたびにインクリメントするカウン
    タのカウント値であることを特徴とする請求項18乃至
    請求項21のいずれかに記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記保持ステップは、前記動作制御情
    報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項
    17乃至請求項23のいずれかに記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 1ページ分の画像データを複数区画分
    に分割して、各分割区画毎に描画処理を行って得られた
    印刷画像を記憶手段に格納する画像作成手段と、該記憶
    手段から分割区画単位で印刷画像を読み出して印刷装置
    に出力する画像出力手段とを分割区画毎に独立して動作
    制御する印刷制御方法をプログラムとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記印刷制御方法が、 前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作制御情報
    を受け取り、保持する保持ステップと、 前記保持ステップによって保持された動作制御情報と、
    前記画像作成手段及び前記画像出力手段の動作状況情報
    とに基づき、前記画像作成手段及び前記画像出力手段の
    動作を制御する制御ステップとを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数と、前
    記記憶手段に記憶可能な印刷画像の分割区画数とに基づ
    き、前記画像作成手段による印刷画像の作成の可否を決
    定することを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とが一
    致したとき、前記画像作成手段による印刷画像の作成が
    可能であると決定することを特徴とする請求項26記載
    の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記制御ステップは、前記画像作成手
    段によって前記記憶手段に既に記憶された印刷画像の分
    割区画累計数と、前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数とに基
    づき、前記画像出力手段による印刷画像の出力の可否を
    決定することを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記制御ステップは、前記画像出力手
    段によって前記記憶手段から既に出力された印刷画像の
    分割区画累計数が、前記画像作成手段によって前記記憶
    手段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数以下で
    あるとき、前記画像出力手段による印刷画像の出力が可
    能であると決定することを特徴とする請求項28記載の
    記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記画像作成手段によって前記記憶手
    段に既に記憶された印刷画像の分割区画累計数は、各分
    割区画に対して付された一連番号のうち、前記画像作成
    手段によって前記記憶手段に記憶された印刷画像の分割
    区画に付された番号であることを特徴とする請求項26
    乃至請求項29のいずれかに記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記画像出力手段によって前記記憶手
    段から既に出力された印刷画像の分割区画累計数は、前
    記画像出力手段によって各分割区画の印刷画像が前記記
    憶手段から出力されるたびにインクリメントするカウン
    タのカウント値であることを特徴とする請求項26乃至
    請求項29のいずれかに記載の記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記保持ステップは、前記動作制御情
    報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項
    25乃至請求項31のいずれかに記載の記憶媒体。
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