JP2001325086A - 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2001325086A
JP2001325086A JP2000140228A JP2000140228A JP2001325086A JP 2001325086 A JP2001325086 A JP 2001325086A JP 2000140228 A JP2000140228 A JP 2000140228A JP 2000140228 A JP2000140228 A JP 2000140228A JP 2001325086 A JP2001325086 A JP 2001325086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
predetermined format
image data
storage
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000140228A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Shimizu
正明 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000140228A priority Critical patent/JP2001325086A/ja
Publication of JP2001325086A publication Critical patent/JP2001325086A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタドライバから出力される印刷情報の
サイズが大きい場合でも、印刷装置制御システム全体に
おける印刷速度を低下させることなく、印刷出力するこ
とを可能とする。 【解決手段】 外部装置から送られた印刷情報を基に、
画像情報生成部103が生成して所定のセグメントにつ
いての中間言語形式のデータのサイズと、該所定のセグ
メントについての中間言語形式のデータをイメージデー
タに展開し圧縮して得られたセグメント単位の圧縮イメ
ージデータのサイズとに基づき、スプール方法判断部1
04が、中間言語形式のデータと圧縮イメージデータと
のうち一方を、スプールファイルに格納すべきデータと
して決定する。この決定に従い、スプールファイル管理
部106が、中間言語形式のデータまたは圧縮イメージ
データをスプールファイルに格納する。スプール方法判
断部104は、データサイズができるだけ小さいデータ
を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置、デ
ータ格納方法、及び記憶媒体に関し、特に、外部装置か
ら送られた印刷情報に基づいて所定形式のデータを生成
し、該所定形式のデータをイメージデータに展開し、該
イメージデータを印刷装置に転送する印刷制御装置、該
印刷制御装置に適用されるデータ格納方法、及び該デー
タ格納方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いて画像情
報を記録する印刷装置の制御システムに於いては、ホス
トコンピュータ上で動作するアプリケーションプログラ
ムから出力された印刷データをプリンタドライバが受け
取り、頁単位のイメージデータに展開し圧縮した後、ス
プール処理によりスプールファイルに書き込む。そし
て、スプールファイルから圧縮イメージデータを読み出
して印刷装置に転送する。印刷装置は、受信した一頁分
の圧縮イメージデータを伸張し印刷出力して、一連の印
刷処理を終了するというプロセスを辿る。
【0003】または、ホストコンピュータ上で動作する
アプリケーションプログラムから出力された印刷データ
をプリンタドライバが受け取り、印刷制御システム独自
の中間言語形式のデータに変換して、スプールファイル
に書き込み、スプールファイルから印刷装置にデータ転
送する際に、中間言語形式のデータを頁単位のイメージ
データに展開し圧縮して転送する。印刷装置は、受信し
た一頁分の圧縮イメージデータを伸張し印刷出力して、
一連の印刷処理を終了するというプロセスを辿るのが一
般的である。
【0004】このような印刷装置制御システムに於い
て、プリンタドライバから出力される印刷情報(圧縮イ
メージデータ、中間言語形式のデータ)は、スプーラに
よりスプールファイル(ハードディスク等の二次記憶装
置)に書き込まれる。その後、スプーラはスプールファ
イルに書き込まれた印刷情報を順次読み出して、印刷装
置に転送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の印刷装置制御システムに於いて、プリンタ
ドライバから出力される印刷情報(圧縮イメージデー
タ、中間言語形式のデータ)のサイズが大きい場合、ス
プールファイルへの書き込み及びスプールファイルから
の読み出しが頻繁に発生する。その結果、印刷装置制御
システム全体における印刷速度が低下するという問題が
あった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、プリンタドライバから出力される印刷
情報のサイズが大きい場合でも、印刷装置制御システム
全体における印刷速度を低下させることなく、印刷出力
することを可能とした印刷制御装置、データ格納方法、
及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、外部装置から送られ
た印刷情報に基づいて所定形式のデータを生成し、該所
定形式のデータをイメージデータに展開し、該イメージ
データを印刷装置に転送する印刷制御装置において、外
部装置から送られた印刷情報に基づいてセグメント単位
の所定形式のデータを生成する所定形式データ生成手段
と、前記所定形式データ生成手段によって生成された前
記所定形式のデータをイメージデータに展開し、セグメ
ント単位のイメージデータを作成するイメージデータ作
成手段と、前記所定形式データ生成手段によって生成さ
れた所定のセグメントについての前記所定形式のデータ
のサイズと、該所定のセグメントについての前記所定形
式のデータを基に前記イメージデータ作成手段によって
生成されたイメージデータのサイズとに基づき、前記所
定形式のデータと前記イメージデータとのうち一方を、
記憶手段に格納すべきデータとして決定する格納データ
決定手段と、前記格納データ決定手段によって決定され
たデータを前記記憶手段に格納する格納手段とを有する
ことを特徴とする。
【0008】また、請求項11記載の発明によれば、外
部装置から送られた印刷情報に基づいて所定形式のデー
タを生成し、該所定形式のデータをイメージデータに展
開し、該イメージデータを印刷装置に転送する印刷制御
装置に適用されるデータ格納方法において、外部装置か
ら送られた印刷情報に基づいてセグメント単位の所定形
式のデータを生成する所定形式データ生成ステップと、
前記所定形式データ生成ステップによって生成された前
記所定形式のデータをイメージデータに展開し、セグメ
ント単位のイメージデータを作成するイメージデータ作
成ステップと、前記所定形式データ生成ステップによっ
て生成された所定のセグメントについての前記所定形式
のデータのサイズと、該所定のセグメントについての前
記所定形式のデータを基に前記イメージデータ作成ステ
ップによって生成されたイメージデータのサイズとに基
づき、前記所定形式のデータと前記イメージデータとの
うち一方を、記憶手段に格納すべきデータとして決定す
る格納データ決定ステップと、前記格納データ決定ステ
ップによって決定されたデータを前記記憶手段に格納す
る格納ステップとを有することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項17記載の発明によれば、
外部装置から送られた印刷情報に基づいて所定形式のデ
ータを生成し、該所定形式のデータをイメージデータに
展開し、該イメージデータを印刷装置に転送する印刷制
御装置に適用されるデータ格納方法をプログラムとして
記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
において、前記データ格納方法が、外部装置から送られ
た印刷情報に基づいてセグメント単位の所定形式のデー
タを生成する所定形式データ生成ステップと、前記所定
形式データ生成ステップによって生成された前記所定形
式のデータをイメージデータに展開し、セグメント単位
のイメージデータを作成するイメージデータ作成ステッ
プと、前記所定形式データ生成ステップによって生成さ
れた所定のセグメントについての前記所定形式のデータ
のサイズと、該所定のセグメントについての前記所定形
式のデータを基に前記イメージデータ作成ステップによ
って生成されたイメージデータのサイズとに基づき、前
記所定形式のデータと前記イメージデータとのうち一方
を、記憶手段に格納すべきデータとして決定する格納デ
ータ決定ステップと、前記格納データ決定ステップによ
って決定されたデータを前記記憶手段に格納する格納ス
テップとを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明に係る印刷制御装置の一実
施の形態の機能構成を示すブロック図である。
【0012】図1に於いて、100は外部装置であるホ
ストコンピュータであり、101は印刷装置である。
【0013】まずホストコンピュータ100を説明す
る。
【0014】102は印刷情報解析部であり、この印刷
情報解析部102は、ホストコンピュータ100上で動
作するアプリケーションプログラムに基づき印刷処理が
実行された時に、アプリケーションプログラムから出力
される印刷情報を解析し画像情報を出力する。
【0015】103は、印刷情報解析部102によって
出力された画像情報を、印刷制御装置独自の中間言語形
式のデータに変換する画像情報生成部である。
【0016】104はスプール方法判断部であり、この
スプール方法判断部104は、画像情報生成部103に
よって生成された中間言語形式のデータのサイズや、こ
の中間言語形式のデータを基に得られる圧縮イメージデ
ータのサイズに基づき、スプールファイルへ書き込むべ
きデータを決定する。すなわち、 [1]中間言語形式のデータのサイズが所定値以下であ
ったならば、この中間言語形式のデータをスプールファ
イルに書き込むべきデータと決定する。
【0017】[2]中間言語形式のデータのサイズが所
定値よりも大きいならば、中間言語形式のデータのサイ
ズと、この中間言語形式のデータをイメージデータに展
開し圧縮した場合の圧縮イメージデータのサイズとを比
較し、サイズの小さい方のデータをスプールファイルに
書き込むべきデータと決定する。
【0018】105はイメージデータ展開・圧縮部であ
り、このイメージデータ展開・圧縮部105は、スプー
ル方法判断部104が圧縮イメージデータをスプールフ
ァイルに書き込むべきデータと決定した場合に、画像情
報生成部103によって生成された中間言語形式のデー
タをイメージデータに展開し、展開されたイメージデー
タを圧縮する。
【0019】106はスプールファイル管理部であり、
このスプールファイル管理部106は、スプール方法判
断部104から出力された中間言語形式のデータ、また
はイメージデータ展開・圧縮部105から出力された圧
縮イメージデータをスプールファイルに書き込む。ま
た、スプールファイル管理部106は、中間言語形式の
データまたは圧縮イメージデータをスプールファイルに
書き込む処理を実行すると同時に、スプールファイルに
書き込まれた中間言語形式のデータまたは圧縮イメージ
データを順次読み出し、印刷命令判断部107に送る。
【0020】印刷命令判断部107は、スプールファイ
ル管理部106から順次送られたデータが中間言語形式
のデータであるか、または圧縮イメージデータであるか
を判断する。
【0021】108は印刷命令生成部であり、この印刷
命令生成部108は、印刷命令判断部107で、送られ
たデータが中間言語形式のデータであると判断された場
合に、この中間言語形式のデータをイメージデータに展
開し、更に、展開されたイメージデータの圧縮処理を行
う。
【0022】以上の各部102〜108はホストコンピ
ュータ100内の機能である。
【0023】次に印刷装置101を説明する。
【0024】109は印刷情報制御部であり、この印刷
情報制御部109は、ホストコンピュータ100から送
信された圧縮イメージデータを受信し、伸張処理を行っ
た後、イメージデータをビデオ信号に変換して、印刷機
構部(プリンタエンジン)110へ送る。
【0025】印刷機構部110は、印字・給紙搬送機構
と、印字・給紙搬送機構を司る制御機構から成る。
【0026】以上の各部109,110は印刷装置10
1内の機能である。
【0027】次に、図6〜図8を参照して、ホストコン
ピュータ100で実行される一連の印刷処理を説明す
る。
【0028】まず、ホストコンピュータ100で実行さ
れる中間言語形式のデータの生成処理を、図6を参照し
て説明する。
【0029】図6は、中間言語形式のデータと印刷結果
(印刷イメージ)との対応関係を示す図である。
【0030】図6の602は1頁分の印刷イメージを示
し、1頁分の印刷イメージ602は複数の同じ大きさの
区画から構成されるものとする。この区画は通常、セグ
メント、バンド等と呼ばれるが、以下ではセグメントと
呼ぶことにする。
【0031】ホストコンピュータ100上で動作するア
プリケーションプログラムが描画命令・制御命令等の印
刷情報を出力したとき、図1の印刷情報解析部102及
び画像情報生成部103が、印刷情報を各セグメント単
位に分解し、これを基に各セグメント単位の中間言語形
式のデータ601を作成して、ホストコンピュータ10
0内のワークメモリ(RAM)に格納する。
【0032】1頁分の中間言語形式のデータ601が生
成されると、図1のスプール方法判断部104により各
セグメント単位の中間言語形式のデータ601に対し
て、中間言語形式のデータのままスプールするか、圧縮
イメージデータに変換してスプールするかが判断され、
その判断結果に従い、スプール処理が行われる。
【0033】図7は、スプールファイルの構成を示す図
であり、ここで、701はスプールファイルであり、7
02はスプールファイル701内に格納されたセグメン
ト単位の各種データを表わす。すなわち、スプールファ
イル701内には、中間言語形式のデータと、図1のイ
メージデータ展開・圧縮部105によって作成された圧
縮イメージデータとがセグメント単位に混在して格納さ
れる。図7の703は、スプールファイル701内に格
納されるセグメント単位の各種データに対応する印刷イ
メージを表わす。
【0034】次に、スプールファイルに格納された中間
言語形式のデータまたは圧縮イメージデータを印刷装置
に転送する方法を、図8を参照して説明する。
【0035】図8(A)はセグメント単位に分割された
スプールファイル内の各メモリ領域を示す図であり、図
8(B)は印刷装置に転送されたセグメント単位のイメ
ージデータを示す図である。
【0036】まず、スプールファイルに格納されている
データを、先頭のセグメントから順にセグメント単位に
読み出し、図1の印刷命令判断部107により、当該読
み出されたデータが中間言語形式のデータであるか、圧
縮イメージデータであるかを判断する。中間言語形式の
データである場合には、図1の印刷命令生成部108
が、印刷機構部110の用紙搬送速度に同期して当該中
間言語形式のデータをイメージデータに展開し圧縮し
て、印刷装置101に転送する。一方、当該読み出され
たデータが圧縮イメージデータである場合には、圧縮イ
メージデータをそのまま印刷装置101に転送する。
【0037】ここで、印刷機構部110の用紙搬送速度
は一定であるから、圧縮イメージデータの印刷装置10
1への転送タイミングは一定でなければならない。した
がって、例えば図8(A)に示すスプールファイル内の
メモリ領域802に格納されていたデータが中間言語形
式のデータであった場合には、この中間言語形式のデー
タをイメージデータに展開し圧縮する処理を終えて、こ
の圧縮イメージデータの印刷装置への転送を準備し、図
8(A)に示すスプールファイル内のメモリ領域801
に格納されていたデータに基づく圧縮イメージデータの
印刷装置への転送終了と同時に、上記準備しておいた圧
縮イメージデータの印刷装置への転送を開始する。
【0038】また、メモリ領域802に格納されていた
データが圧縮イメージデータであった場合には、この圧
縮イメージデータの印刷装置への転送を準備し、メモリ
領域801に格納されていたデータに基づく圧縮イメー
ジデータの印刷装置への転送終了と同時に、上記準備し
ておいた圧縮イメージデータの印刷装置への転送を開始
する。
【0039】以下同様に、次のセグメントの処理を順次
行なっていく。なお、圧縮イメージデータを印刷装置へ
転送してしまった後のスプールファイルのセグメントメ
モリ領域は再利用できる。
【0040】次に、図6〜図8を参照して説明した、ホ
ストコンピュータ100で実行される一連の印刷処理を
踏まえて、図1に示した印刷制御装置の各機能部分の動
作を、図2を参照して更に詳しく説明する。
【0041】図2は、図1に示したホストコンピュータ
100及び印刷装置101の詳しい内部構成を示すブロ
ック図である。
【0042】まず、ホストコンピュータ100の起動と
同時に、ホストコンピュータ100内の印刷情報解析部
202(図1の印刷情報解析部102に対応)、印刷環
境検知部209、印刷命令生成部208(図1の印刷命
令生成部108に対応)が起動される。
【0043】ここで、操作者が、或るアプリケーション
プログラム201を実行中に印刷出力を指示すると、ア
プリケーションプログラム201が描画命令・制御命令
等の印刷情報を印刷情報解析部202に送出する。印刷
情報解析部202は、アプリケーションプログラム20
1から出力された印刷情報を解析した後、画像情報を出
力する。ここで、印刷情報とは、実際に印刷処理を行な
う為の、文字コード・図形やイメージデータ等のデータ
や、印字位置や大きさ等々を指定する印刷描画命令であ
る。
【0044】印刷情報解析部202は印刷情報から画像
情報を生成し、画像情報生成部203(図1の画像情報
生成部103に対応)に送出する。
【0045】画像情報生成部203は、図6を参照して
説明したように、受け取った頁単位の画像情報を、各セ
グメント単位の印刷装置システム独自の中間言語形式の
データに変換し、1頁分の中間言語形式のデータが生成
されると、セグメント単位の中間言語形式のデータを順
次スプール方法判断部204(図1のスプール方法判断
部104に対応)に送出する。
【0046】スプール方法判断部204は、画像情報生
成部203から順次送出されたセグメント単位の中間言
語形式のデータのサイズや、この中間言語形式のデータ
を基に得られる圧縮イメージデータのサイズに基づき、
スプールファイルへ書き込むべきデータを決定する。す
なわち、 [1]画像情報生成部203から送られたセグメント単
位の中間言語形式のデータのサイズが所定値以下であっ
たならば、この中間言語形式のデータをスプールファイ
ルへ書き込むべきデータと決定し、該中間言語形式のデ
ータをスプールファイル管理部206(図1のスプール
ファイル管理部106に対応)に送出する。
【0047】[2]画像情報生成部203から送られた
セグメント単位の中間言語形式のデータのサイズが所定
値よりも大きいならば、当該セグメント単位の中間言語
形式のデータのサイズと、当該セグメント単位の中間言
語形式のデータを展開し圧縮して得られる圧縮イメージ
データのサイズとを比較し、中間言語形式のデータのサ
イズの方が小さい場合には、当該中間言語形式のデータ
をスプールファイルへ書き込むべきデータと決定して、
当該中間言語形式のデータをスプールファイル管理部2
06に送出する。一方、圧縮イメージデータのサイズの
方が小さい場合には、中間言語形式のデータをイメージ
データ展開・圧縮部205(図1のイメージデータ展開
・圧縮部105に対応)に送出する。イメージデータ展
開・圧縮部205は、送られたセグメント単位の中間言
語形式のデータをイメージデータに展開し、展開された
イメージデータに圧縮処理を施して、圧縮イメージデー
タをスプールファイルへ書き込むべきデータとしてスプ
ールファイル管理部206に送出する。
【0048】スプールファイル管理部206は、スプー
ル方法判断部204から送られた中間言語形式のデー
タ、またはイメージデータ展開・圧縮部205から送ら
れた圧縮イメージデータをスプールファイルに書き込む
と同時に、スプールファイルに書き込まれた中間言語形
式のデータまたは圧縮イメージデータをセグメント単位
に順次読み出し、印刷命令判断部207(図1の印刷命
令判断部107に対応)に送出する。
【0049】なお、スプールファイル管理部206によ
る中間言語形式のデータまたは圧縮イメージデータのス
プールファイルへの書き込み及びスプールファイルから
の読み出しは、図7を参照して前述した通りである。
【0050】印刷命令判断部207は、スプールファイ
ル管理部206から送られたセグメント単位のデータ
が、中間言語形式のデータであるか、圧縮イメージデー
タであるかを判断する。この判断方法は、図9を参照し
て後述する。判断の結果、送られたデータが中間言語形
式のデータである場合には、その中間言語形式のデータ
を印刷命令生成部208(図1の印刷命令生成部108
に対応)に送出する。一方、圧縮イメージデータである
場合には、圧縮イメージデータを、インターフェースケ
ーブルを介して印刷装置101に送出する。
【0051】印刷命令生成部208は、印刷命令判断部
207から送られたセグメント単位の中間言語形式のデ
ータをイメージデータに展開し、圧縮処理を行って、得
られた圧縮イメージデータを、インターフェースケーブ
ルを介して印刷装置101に送出する。
【0052】圧縮イメージデータをホストコンピュータ
100から印刷装置101へ転送する処理は、図8を参
照して前述した通りである。
【0053】なお図2において210は画面表示・操作
制御部であり、この画面表示・操作制御部210に接続
される画面表示・操作装置(図示せず)の画面に、印刷
装置101の状態(ステータス)を表示させる表示制御
や、この画面を使用して操作者が印刷装置101に対し
て印刷環境を設定する際の入力制御を行う。
【0054】次に、図2に示す印刷装置101の内部構
成について説明する。
【0055】まず、ホストコンピュータ100は、スプ
ールファイル内に1頁分の描画情報が整うと、印刷装置
101に対して印刷開始命令を送信する。ホストコンピ
ュータ100から送出された印刷開始命令はプリンタコ
ントローラ211(図1の印刷情報制御部109に対
応)を通りエンジンコントローラ212に転送される。
【0056】また、ホストコンピュータ100内から送
出されたセグメント単位の圧縮イメージデータはプリン
タコントローラ211内の画像メモリ(RAM)に格納
され、プリンタコントローラ211において、元のイメ
ージデータに伸張され、その後ビデオ信号に変換され
る。このビデオ信号は、エンジンコントローラ212に
よる印刷開始命令の受信と同期して、エンジンコントロ
ーラ212へ転送され、更に実際の印刷処理を行うプリ
ンタエンジン213に送られる。ここで、エンジンコン
トローラ212とプリンタエンジン213とが印刷機構
部214(図1の印刷機構部110に対応)を構成す
る。
【0057】また、印刷機構部214の印刷環境情報
は、エンジンコントローラ212からプリンタコントロ
ーラ211を介してホストコンピュータ100の印刷環
境検知部209へ転送される。印刷環境情報を受信した
印刷環境検知部209は、その印刷環境情報を印刷情報
解析部202及び画面表示・操作制御部210に通知す
る。
【0058】次に、本発明の基本概念を、図3〜図5を
参照して説明する。
【0059】図3は本発明の基本概念を示す図であり、
図4及び図5は従来技術の基本概念をそれぞれ示す図で
ある。
【0060】図4に示す従来技術の第1の基本概念で
は、アプリケーション401から出力された印刷情報
は、各セグメント毎に中間言語形式のデータ402に変
換され、そのままスプールファイル404に書き込まれ
る。1頁分の中間言語形式のデータがスプールファイル
404に書き込まれると、イメージ展開・圧縮処理40
5によって、スプールファイル404からセグメント単
位で中間言語形式のデータが読み出され、図8を参照し
て既に説明したように、イメージデータへの展開・圧縮
処理が行われ、更に、印刷装置406に転送される。
【0061】次に、図5に示す従来技術の第2の基本概
念では、アプリケーション401から出力された印刷情
報は、各セグメント毎に中間言語形式のデータ402に
変換され、1頁分の中間言語形式のデータが整うと、イ
メージ展開・圧縮処理403によって、順次セグメント
単位にイメージデータへの展開・圧縮処理が行われ、得
られた圧縮イメージデータがスプールファイル404に
書き込まれる。1頁分の圧縮イメージデータがスプール
ファイル404に書き込まれると、スプールファイル4
04から圧縮イメージデータがセグメント単位に印刷装
置406に転送される。
【0062】これに対して、図3に示す本発明の基本概
念では、図4及び図5に示す従来技術の両方の機能が兼
ね備えられている。図3において経路が図5に示す従
来技術の機能に対応し、経路が図4に示す従来技術の
機能に対応する。すなわち、図3に示すアプリケーショ
ン301、中間言語形式のデータ302、イメージ展開
・圧縮処理303、スプールファイル304、イメージ
展開・圧縮処理305、及び印刷装置306は、図4及
び図5に示すアプリケーション401、中間言語形式の
データ402、イメージ展開・圧縮処理403、スプー
ルファイル404、イメージ展開・圧縮処理405、及
び印刷装置406にそれぞれ対応する。
【0063】本発明では更に、図1のスプール方法判断
部104(図2のスプール方法判断部204)が、各セ
グメント単位の中間言語形式のデータ302のサイズ
と、該中間言語形式のデータから得られる圧縮イメージ
データのサイズとに基づき、経路またはのうちから
最適経路を選択し、これにより、データサイズのより小
さいデータがスプールファイル304に書き込まれるよ
うになり、スプールファイル304への書き込み及びス
プールファイル304からの読み出しの頻度が減少す
る。この結果、アプリケーション301から印刷装置3
06までの一連の印刷処理速度が、従来技術(図4及び
図5)のものより速くなる。
【0064】次に、本発明に係る印刷装置としてレーザ
ビームプリンタを使用した場合を、図12、図13及び
図14を参照して説明する。
【0065】図12は、レーザビームプリンタの概略構
成を示す図である。
【0066】図中101は印刷装置としてのレーザービ
ームプリンタを示し、1201はコントローラ(図2の
プリンタコントローラ211に対応)、1202は印刷
機構部(図2の印刷機構部214に対応)である。コン
トローラ1201は、ホストコンピュータ100から送
信されたイメージデータや印刷命令を受け取り、印刷機
構部1202に対して順次イメージ情報を送信する。印
刷機構部1202は、コントローラ1201から送出さ
れるイメージ情報(ビデオ信号)に基づいて、実際に感
光ドラム上に印字を行なう。
【0067】1203は、印刷機構部1202の全体を
制御する制御部(図2のエンジンコントローラ212に
対応)であり、制御部1203は、コントローラ120
1からのビデオ信号を受信したり、また、コントローラ
1201によって印刷命令から変換された制御コマンド
をコントローラ1201から受信したり、またプリンタ
エンジン(1204,1205)のステイタスをコント
ローラ1201に送信したりする部分と、作像/給紙搬
送系1205及び光学系1204を制御する部分とから
なる。
【0068】1204は印刷機構部1202内に設けら
れた光学系である。
【0069】1205は、印刷機構部1202内に設け
られた作像/給紙搬送系である。
【0070】光学系1204と作像/給紙搬送系120
5とを合わせたものが、図2のプリンタエンジン213
に対応する。
【0071】図13は作像/給紙搬送系1205を示す
図である。
【0072】図中1301は給紙カセット、1302
は、給紙カセット1301から用紙を取り出す給紙ロー
ラ、1303は用紙搬送ローラである。
【0073】1304は感光ドラム、1305は定着器
である。
【0074】更に、1306は、給紙搬送系中における
用紙を表わしている。
【0075】図14はコントローラ1201の内部構成
を示すブロック図である。
【0076】図中1401は、ホストコンピュータ10
0との間で信号の入出力を行うホストインタフェース回
路、1402は、ホストコンピュータから送信された圧
縮イメージデータを伸張する伸張回路、1403は、伸
張回路1402によって伸張されたイメージデータを格
納する画像メモリ、1404は、画像メモリ1403の
アドレスを発生するアドレス発生部、1405は、画像
メモリ1403から読み出されるイメージデータを画像
信号VDOに変換するための出力バッファレジスタ、1
406は、BD信号に同期した画像クロック信号VCL
Kを発生する同期クロック発生回路、1407は、印刷
機構部1202との間で信号の入出力を行うインタフェ
ース(I/F)回路である。
【0077】ここで、インタフェース回路1407と印
刷機構部1202との間の情報(制御コマンド・エンジ
ンステータスやPRNT信号等々)のやり取りは、ホス
トインタフェース回路1401を介して、ホストコンピ
ュータ100が全てを司る。
【0078】印刷機構部1202は、コントローラ12
01にインタフェース回路1407により接続され、コ
ントローラ1201からのプリント指令及び画像信号を
受けて、プリントシーケンスを行なうものである。
【0079】ところで、図2のスプール方法判断部20
4が、スプールファイルへ書き込むべきデータを決定す
る際に、セグメント単位の中間言語形式のデータのサイ
ズが所定値以下であるか否かを判定するが、この「所定
値」について説明する。
【0080】まず、図6に示した1頁分の印刷イメージ
602を構成する複数のセグメントの各サイズ、即ち、
セグメント単位の中間言語形式のデータ601を基にし
て作成されたイメージデータのセグメント領域の各サイ
ズは、一定である。また、通常良く印刷される印刷デー
タにおいて、各セグメントにおけるイメージデータの圧
縮率は、経験的に分かっている。
【0081】例えば、図10に示すような何の描画イメ
ージも存在しないイメージデータの例では、圧縮率は非
常に高く、圧縮イメージデータのサイズは、元のサイズ
の数%になる。
【0082】逆に、図11に示すようなイメージデータ
の例では、圧縮率は非常に低く、圧縮イメージデータの
サイズは、元のサイズとほぼ同じになってしまう。
【0083】しかし、通常の印刷データの平均的な圧縮
率は、30%程度である。
【0084】そこで、上記の所定値を、下記式によって
算出される値に設定するようにする。
【0085】 所定値=(セグメントのデータサイズ)×0.3 次に、図2のスプール方法判断部204で行われる処理
動作を、図15及び図16を参照して説明する。
【0086】図15は、スプールファイルへの書き込み
処理の手順を示すフローチャートである。図16は、ス
プールファイルからの読み出し処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0087】1頁分の中間言語形式のデータが生成され
た段階で、図15に示す処理が開始され、まず図15の
ステップS1501で、1頁分の全セグメントに対して
スプールファイルヘの書き込み処理が終了したか否かを
チェックし、全てのセグメントにおける書き込み処理を
終了した場合は、これで当該頁に対する一連のスプール
ファイル書き込み処理は終了となる。一方、まだスプー
ルファイル書き込み処理が行われていないセグメントが
ある場合は、ステップS1502に進む。
【0088】ステップS1502で、まだ書き込み処理
が行われていないセグメントの1つにおいて、中間言語
形式のデータのサイズが所定値以下であるか否かをチェ
ックし、所定値以下の場合はステップS1505に進
み、そうでない場合はステップS1503に進む。
【0089】中間言語形式のデータのサイズが所定値よ
りも大きい時は、当該セグメントの中間言語形式のデー
タを展開・圧縮した場合の圧縮イメージデータのサイズ
を算出する(S1503)。
【0090】次に、当該セグメントの中間言語形式のデ
ータのサイズと圧縮イメージデータのサイズとを比較し
(S1504)、中間言語形式のデータのサイズが圧縮
イメージデータのサイズ以下である場合にはステップS
1505に進み、中間言語形式のデータのサイズが圧縮
イメージデータのサイズよりも大きい場合にはステップ
S1506に進む。
【0091】当該セグメントにおいて中間言語形式のデ
ータのサイズが圧縮イメージデータのサイズ以下である
場合には、図9に示すように、スプール情報702の先
頭に「中間言語形式のデータ」であることを示す識別子
901を付加して、この中間言語形式のデータをスプー
ルファイルに書き込み(S1505)、ステップS15
01に戻る。なお図9は、スプールファイル内の各セグ
メント毎のスプール情報を示す図である。
【0092】一方、当該セグメントにおいて中間言語形
式のデータのサイズが圧縮イメージデータのサイズより
も大きい場合には、当該セグメントの中間言語形式のデ
ータをイメージデータに展開し、この展開されたイメー
ジデータを圧縮する(S1506)。
【0093】そして、図9に示すように、スプール情報
702の先頭に「圧縮イメージデータ」であることを示
す識別子901を付加して、この圧縮イメージデータを
スプールファイルに書き込み(S1507)、ステップ
S1501に戻る。
【0094】次に、図16を参照して、スプールファイ
ルに格納された1頁分のスプール情報をセグメント毎に
読み出して印刷装置に転送する手順を説明する。
【0095】まずステップS1601で、1頁分の全セ
グメントに対してスプールファイルからの読み出し処理
が終了したか否かをチェックし、全てのセグメントに対
して読み出し処理を終了した場合は、これで当該頁に対
する一連のスプールファイル読み出し処理は終了したと
する。一方、まだスプールファイルからの読み出し処理
が行われていないセグメントがある場合は、ステップS
1602に進む。
【0096】次に、まだスプールファイル読み出し処理
が行われていないセグメントの1つに関わるスプール情
報の識別子(図9の901)が、中間言語形式のデータ
を示しているか、圧縮イメージデータを示しているかを
判断し(S1602)、圧縮イメージデータを示してい
る場合はステップS1603に進み、中間言語形式のデ
ータを示している場合はステップS1604に進む。
【0097】識別子が圧縮イメージデータを示している
スプール情報の場合は、スプールファイルから当該セグ
メントの圧縮イメージデータを取り出し、印刷装置に送
信して(S1603)、ステップS1601に戻る。
【0098】一方、識別子が中間言語形式のデータを示
しているスプール情報の場合は、スプールファイルから
当該セグメントの中間言語形式のデータを取り出し、イ
メージデータに展開し圧縮処理を施す(S1604)。
【0099】そして、圧縮されたイメージデータを印刷
装置に送信して(S1605)、ステップS1601に
戻る。
【0100】以上のようにして、中間言語形式のデータ
のサイズが所定値よりも大きい場合に(図15のS15
02でNO)、この中間言語形式のデータのサイズと、
これをイメージデータに展開し圧縮した場合の圧縮イメ
ージデータのサイズとを比較し(図15のS150
4)、データサイズが小さい方のデータをスプールファ
イルに書き込むようにする。これにより、スプールファ
イルに書き込まれるデータのサイズが小さくなるので、
スプールファイルへの書き込み及びスプールファイルか
らの読み出しの頻度が減少し、印刷装置制御システム全
体における印刷処理速度が速くなる。
【0101】[他の実施の形態]上記の実施の形態で
は、印刷装置としてレーザビームプリンタを例にとって
説明したが、レーザビームプリンタに代わって、LED
アレイ、液晶シャッタ等を発光素子とする印刷装置を備
えた印刷装置制御システムに本発明を適用してもよい。
【0102】更に上記の実施の形態では、印刷機構とし
て、電子写真プロセスを用いた印刷装置を想定したが、
本発明は、ぺージ単位に印字処理を行うページプリンタ
であれば、印刷機構の構造の如何にかかわらず、どの様
なプリンタ(インクジェットプリンタ、シリアルプリン
タ等々)に対しても適用できる。
【0103】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0104】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。
【0105】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0106】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0107】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷制御装置が、外部装置から送られた印刷情報に基づい
てセグメント単位の所定形式のデータを生成する所定形
式データ生成手段と、前記所定形式データ生成手段によ
って生成された前記所定形式のデータをイメージデータ
に展開し、セグメント単位のイメージデータを作成する
イメージデータ作成手段と、前記所定形式データ生成手
段によって生成された所定のセグメントについての前記
所定形式のデータのサイズと、該所定のセグメントにつ
いての前記所定形式のデータを基に前記イメージデータ
作成手段によって生成されたイメージデータのサイズと
に基づき、前記所定形式のデータと前記イメージデータ
とのうち一方を、記憶手段に格納すべきデータとして決
定する格納データ決定手段と、前記格納データ決定手段
によって決定されたデータを前記記憶手段に格納する格
納手段とを有する。
【0109】特に、前記格納データ決定手段は、前記所
定のセグメントについての前記所定形式データ生成手段
によって生成された前記所定形式のデータのサイズを所
定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前記所定
値以下である場合には、該所定形式のデータを前記記憶
手段に格納すべきデータと決定する。
【0110】また、前記格納データ決定手段は、前記所
定のセグメントについての前記所定形式データ生成手段
によって生成された前記所定形式のデータのサイズを所
定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前記所定
値より大きい場合には、前記所定のセグメントについて
の前記所定形式のデータのサイズと、前記所定のセグメ
ントについての前記イメージデータのサイズとを比較
し、サイズの小さい方のデータを前記記憶手段に格納す
べきデータと決定する。
【0111】これにより、プリンタドライバから出力さ
れる印刷情報(所定形式のデータ及びイメージデータ)
のサイズが大きい場合でも、印刷装置制御システム全体
における印刷速度を低下させることなく、印刷出力する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷制御装置の一実施の形態の機
能構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータ及び印刷装置
の詳しい内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の基本概念を示す図である。
【図4】従来技術の第1の基本概念を示す図である。
【図5】従来技術の第2の基本概念を示す図である。
【図6】中間言語形式のデータと印刷結果(印刷イメー
ジ)との対応関係を示す図である。
【図7】スプールファイルの構成を示す図である。
【図8】(A)はセグメント単位に分割されたスプール
ファイル内の各メモリ領域を示す図であり、(B)は印
刷装置に転送されたセグメント単位のイメージデータを
示す図である。
【図9】スプールファイル内の各セグメント毎のスプー
ル情報を示す図である。
【図10】何の描画イメージも存在しないイメージデー
タの例を示す図である。
【図11】或る描画イメージのイメージデータの例を示
す図である。
【図12】レーザビームプリンタの概略構成を示す図で
ある。
【図13】作像/給紙搬送系を示す図である。
【図14】コントローラの内部構成を示すブロック図で
ある。
【図15】スプールファイルへの書き込み処理の手順を
示すフローチャートである。
【図16】スプールファイルからの読み出し処理の手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ(外部装置、印刷制御装
置) 101 印刷装置 102 印刷情報解析部 103 画像情報生成部(所定形式データ生成手段) 104 スプール方法判断部(格納データ決定手段) 105 イメージデータ展開・圧縮部(イメージデータ
作成手段) 106 スプールファイル管理部(格納手段) 107 印刷命令判断部 108 印刷命令生成部 109 印刷情報制御部 110 印刷機構部 301 アプリケーション 302 中間言語形式のデータ 303 イメージ展開・圧縮処理 304 スプールファイル(記憶手段) 305 イメージ展開・圧縮処理 306 印刷装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から送られた印刷情報に基づい
    て所定形式のデータを生成し、該所定形式のデータをイ
    メージデータに展開し、該イメージデータを印刷装置に
    転送する印刷制御装置において、 外部装置から送られた印刷情報に基づいてセグメント単
    位の所定形式のデータを生成する所定形式データ生成手
    段と、 前記所定形式データ生成手段によって生成された前記所
    定形式のデータをイメージデータに展開し、セグメント
    単位のイメージデータを作成するイメージデータ作成手
    段と、 前記所定形式データ生成手段によって生成された所定の
    セグメントについての前記所定形式のデータのサイズ
    と、該所定のセグメントについての前記所定形式のデー
    タを基に前記イメージデータ作成手段によって生成され
    たイメージデータのサイズとに基づき、前記所定形式の
    データと前記イメージデータとのうち一方を、記憶手段
    に格納すべきデータとして決定する格納データ決定手段
    と、 前記格納データ決定手段によって決定されたデータを前
    記記憶手段に格納する格納手段とを有することを特徴と
    する印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記格納データ決定手段は、前記所定の
    セグメントについての前記所定形式データ生成手段によ
    って生成された前記所定形式のデータのサイズを所定値
    と比較し、該所定形式のデータのサイズが前記所定値以
    下である場合には、該所定形式のデータを前記記憶手段
    に格納すべきデータと決定することを特徴とする請求項
    1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記格納データ決定手段は、前記所定の
    セグメントについての前記所定形式データ生成手段によ
    って生成された前記所定形式のデータのサイズを所定値
    と比較し、該所定形式のデータのサイズが前記所定値よ
    り大きい場合には、前記所定のセグメントについての前
    記所定形式のデータのサイズと、前記所定のセグメント
    についての前記イメージデータのサイズとを比較し、サ
    イズの小さい方のデータを前記記憶手段に格納すべきデ
    ータと決定することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記格納手段によって前記記憶手段に格
    納されたセグメント毎のデータが前記所定形式のデータ
    であるか、イメージデータであるかを判別する判別手段
    を、更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記格納手段は、前記格納データ決定手
    段によって決定されたデータに、該データが前記所定形
    式のデータであるか、イメージデータであるかを示す識
    別子を付して該データを前記記憶手段に格納し、 前記判別手段は、前記識別子に基づき前記判別を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段によって、前記記憶手段に
    格納されたセグメント毎のデータが前記所定形式のデー
    タであると判別された場合に、該所定形式のデータをイ
    メージデータに展開し、印刷装置に転送する第1の転送
    手段を、更に有することを特徴とする請求項4または請
    求項5記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段によって、前記記憶手段に
    格納されたセグメント毎のデータがイメージデータであ
    ると判別された場合に、該イメージデータを印刷装置に
    転送する第2の転送手段を、更に有することを特徴とす
    る請求項4または請求項5記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記所定形式のデータは中間言語形式の
    データであることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記イメージデータは、圧縮された上
    で、前記記憶装置への格納および印刷装置への転送を行
    われることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶装置はスプールファイルであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに
    記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 外部装置から送られた印刷情報に基づ
    いて所定形式のデータを生成し、該所定形式のデータを
    イメージデータに展開し、該イメージデータを印刷装置
    に転送する印刷制御装置に適用されるデータ格納方法に
    おいて、 外部装置から送られた印刷情報に基づいてセグメント単
    位の所定形式のデータを生成する所定形式データ生成ス
    テップと、 前記所定形式データ生成ステップによって生成された前
    記所定形式のデータをイメージデータに展開し、セグメ
    ント単位のイメージデータを作成するイメージデータ作
    成ステップと、 前記所定形式データ生成ステップによって生成された所
    定のセグメントについての前記所定形式のデータのサイ
    ズと、該所定のセグメントについての前記所定形式のデ
    ータを基に前記イメージデータ作成ステップによって生
    成されたイメージデータのサイズとに基づき、前記所定
    形式のデータと前記イメージデータとのうち一方を、記
    憶手段に格納すべきデータとして決定する格納データ決
    定ステップと、 前記格納データ決定ステップによって決定されたデータ
    を前記記憶手段に格納する格納ステップとを有すること
    を特徴とするデータ格納方法。
  12. 【請求項12】 前記格納データ決定ステップは、前記
    所定のセグメントについての前記所定形式データ生成ス
    テップによって生成された前記所定形式のデータのサイ
    ズを所定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前
    記所定値以下である場合には、該所定形式のデータを前
    記記憶手段に格納すべきデータと決定することを特徴と
    する請求項11記載のデータ格納方法。
  13. 【請求項13】 前記格納データ決定ステップは、前記
    所定のセグメントについての前記所定形式データ生成ス
    テップによって生成された前記所定形式のデータのサイ
    ズを所定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前
    記所定値より大きい場合には、前記所定のセグメントに
    ついての前記所定形式のデータのサイズと、前記所定の
    セグメントについての前記イメージデータのサイズとを
    比較し、サイズの小さい方のデータを前記記憶手段に格
    納すべきデータと決定することを特徴とする請求項11
    または請求項12記載のデータ格納方法。
  14. 【請求項14】 前記格納ステップによって前記記憶手
    段に格納されたセグメント毎のデータが前記所定形式の
    データであるか、イメージデータであるかを判別する判
    別ステップを、更に有することを特徴とする請求項11
    乃至請求項13のいずれかに記載のデータ格納方法。
  15. 【請求項15】 前記判別ステップによって、前記記憶
    手段に格納されたセグメント毎のデータが前記所定形式
    のデータであると判別された場合に、該所定形式のデー
    タをイメージデータに展開し、印刷装置に転送する第1
    の転送ステップを、更に有することを特徴とする請求項
    14記載のデータ格納方法。
  16. 【請求項16】 前記判別ステップによって、前記記憶
    手段に格納されたセグメント毎のデータがイメージデー
    タであると判別された場合に、該イメージデータを印刷
    装置に転送する第2の転送ステップを、更に有すること
    を特徴とする請求項14記載のデータ格納方法。
  17. 【請求項17】 外部装置から送られた印刷情報に基づ
    いて所定形式のデータを生成し、該所定形式のデータを
    イメージデータに展開し、該イメージデータを印刷装置
    に転送する印刷制御装置に適用されるデータ格納方法を
    プログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出
    し可能な記憶媒体において、 前記データ格納方法が、 外部装置から送られた印刷情報に基づいてセグメント単
    位の所定形式のデータを生成する所定形式データ生成ス
    テップと、 前記所定形式データ生成ステップによって生成された前
    記所定形式のデータをイメージデータに展開し、セグメ
    ント単位のイメージデータを作成するイメージデータ作
    成ステップと、 前記所定形式データ生成ステップによって生成された所
    定のセグメントについての前記所定形式のデータのサイ
    ズと、該所定のセグメントについての前記所定形式のデ
    ータを基に前記イメージデータ作成ステップによって生
    成されたイメージデータのサイズとに基づき、前記所定
    形式のデータと前記イメージデータとのうち一方を、記
    憶手段に格納すべきデータとして決定する格納データ決
    定ステップと、 前記格納データ決定ステップによって決定されたデータ
    を前記記憶手段に格納する格納ステップとを有すること
    を特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記格納データ決定ステップは、前記
    所定のセグメントについての前記所定形式データ生成ス
    テップによって生成された前記所定形式のデータのサイ
    ズを所定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前
    記所定値以下である場合には、該所定形式のデータを前
    記記憶手段に格納すべきデータと決定することを特徴と
    する請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記格納データ決定ステップは、前記
    所定のセグメントについての前記所定形式データ生成ス
    テップによって生成された前記所定形式のデータのサイ
    ズを所定値と比較し、該所定形式のデータのサイズが前
    記所定値より大きい場合には、前記所定のセグメントに
    ついての前記所定形式のデータのサイズと、前記所定の
    セグメントについての前記イメージデータのサイズとを
    比較し、サイズの小さい方のデータを前記記憶手段に格
    納すべきデータと決定することを特徴とする請求項17
    または請求項18記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記データ格納方法が、 前記格納ステップによって前記記憶手段に格納されたセ
    グメント毎のデータが前記所定形式のデータであるか、
    イメージデータであるかを判別する判別ステップを更に
    有することを特徴とする請求項17乃至請求項19のい
    ずれかに記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記データ格納方法が、 前記判別ステップによって、前記記憶手段に格納された
    セグメント毎のデータが前記所定形式のデータであると
    判別された場合に、該所定形式のデータをイメージデー
    タに展開し、印刷装置に転送する第1の転送ステップを
    更に有することを特徴とする請求項20記載の記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 前記データ格納方法が、 前記判別ステップによって、前記記憶手段に格納された
    セグメント毎のデータがイメージデータであると判別さ
    れた場合に、該イメージデータを印刷装置に転送する第
    2の転送ステップを更に有することを特徴とする請求項
    20記載の記憶媒体。
JP2000140228A 2000-05-12 2000-05-12 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体 Withdrawn JP2001325086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140228A JP2001325086A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140228A JP2001325086A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001325086A true JP2001325086A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18647553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000140228A Withdrawn JP2001325086A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001325086A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040933A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040933A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10222319A (ja) 印刷装置及び印刷制御方法
JP3154393B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2001325086A (ja) 印刷制御装置、データ格納方法、及び記憶媒体
JP3466803B2 (ja) レーザビームプリンタと印刷制御方法及びその装置
JP4095296B2 (ja) 印刷装置およびその印刷制御方法
JPH07178972A (ja) 画像記録装置及び方法
JP2000357147A (ja) 情報処理システム、印刷システム及び情報処理装置とそれらの制御方法
JP2981400B2 (ja) 印刷装置および印刷装置のデータ処理方法
JP3715796B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPH09282115A (ja) プリンタ装置及びプリント方法
JP2000305925A (ja) 印刷制御方法及び装置並びに記憶媒体
JP2004021452A (ja) 画像出力システム
JP2001260429A (ja) 画像記録装置
JP3957859B2 (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法及びプログラム記憶媒体
JP2002248814A (ja) 画像形成装置および画像形成装置のデータ処理方法および記憶媒体
JPH07195760A (ja) プリンタ制御装置
JP2002152488A (ja) スプールデータ生成装置および方法ならびに記憶媒体
JPH10177462A (ja) ページプリンタ制御装置
JPH1086458A (ja) 印刷方法及び装置並びに記憶媒体
JPH09218758A (ja) 画像形成方法とその装置
JP2000347829A (ja) 画像形成装置、プログラム選択方法及び記憶媒体
JP2000309136A (ja) プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、及び記憶媒体
JP2002154242A (ja) プリンタ
JPH06316118A (ja) 画像形成装置
JPH11235850A (ja) 出力装置と画像データの出力方法、及び情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051227

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060220

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060220