JP2002248814A - 画像形成装置および画像形成装置のデータ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置のデータ処理方法および記憶媒体

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JP2002248814A
JP2002248814A JP2001048787A JP2001048787A JP2002248814A JP 2002248814 A JP2002248814 A JP 2002248814A JP 2001048787 A JP2001048787 A JP 2001048787A JP 2001048787 A JP2001048787 A JP 2001048787A JP 2002248814 A JP2002248814 A JP 2002248814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラースキップモードが選択されていなくて
も、格納されている任意のプリントジョブに対するビッ
トマップデータを転送する際に、ビットマップ展開エラ
ーが発生したページを確実に検出することである。 【解決手段】 描画オブジェクト描画部132によるに
よる描画オブジェクトのビットマップ展開中に、所定の
展開エラーが発生したことを検知した場合に、展開され
た任意のページのビットマップと所定の展開エラーに対
するエラー情報を共に出力バッファ112上に格納する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して通信可能な任意数の外部装置からプリントジョブ
データを受信可能な画像形成装置および画像形成装置の
データ処理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータなどの外部装
置からジョブデータを受信してページ単位でビットマッ
プデータなどに展開し印字出力を行う画像出力処理手段
を有する画像形成装置において、前記画像出力処理中に
おいて様々なエラーを発生する可能性がある。
【0003】例えば、外部より受信したジョブデータの
ビットマップ展開中に、処理用のワークメモリや文字パ
ターン等を登録するためのメモリが不足した場合に、
「システムワークメモリフル」や「ダウンロードメモリ
フル」といったエラーが生じる。その時、ユーザが視認
しやすい操作部などのようなユーザインタフェース部に
対してそのエラーの表示を行う。
【0004】また、印字出力中に、用紙切れや、紙詰ま
り、あるいはカセット等の給紙口に指定されたサイズの
用紙が用意されていない場合にも、それぞれ「用紙補
給」や「紙詰まり」、「用紙交換」等のエラーを発生す
ると同時に、その表示をユーザインターフェース部に対
して行う。
【0005】例えば、前記「システムワークメモリフ
ル」や「ダウンロードメモリフル」が発生した場合は、
登録しようとした文字が印字されないなどの不具合が生
じるため、ユーザが期待した通りの出力結果を得ること
ができない。
【0006】通常このような場合は、操作部からのリセ
ット操作によって印刷をキャンセルするのか、それとも
このまま前記エラーを無視して処理を続行するのか(エ
ラーを無視して処理を続行する場合を、以下、エラース
キップと記す)をユーザは操作部などにより選択するこ
とが出来る。
【0007】また、エラースキップ処理させない場合、
エラー発生の表示を行うとともに画像出力処理を中断
し、ユーザによる指示入力を待つ様になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
形成装置内には、ある程度まとまったページデータ群を
1つのジョブデータ単位とすると、複数の受信ジョブデ
ータ群をビットマップ展開待ち行列として待機させる入
力データ格納領域と、ページデータをビットマップデー
タに展開後出力データとして印刷出力処理待ち行列とし
て待機させる出力データ格納領域を有しており、受信ジ
ョブデータは順次画像出力処理が施され、印刷出力され
ている。
【0009】特に、近年のネットワークシステムの発達
により、1台の画像形成装置に複数のコンピュータが接
続される状況も数多くあり、入力データ格納領域、出力
データ格納領域に多くのデータを格納させることも可能
となっている。
【0010】しかしながら、エラースキップさせない場
合、あるデータの入力・展開時にエラーを検知したと
き、既にいくつかの出力データが出力データ格納領域に
あり、その印刷出力処理を行っているときにその処理を
中止してしまう可能性がある。これでは意図しないジョ
ブデータの印刷出力処理まで中止してしまうことにな
る。
【0011】また、入力・出力データ格納領域それぞれ
に入力・出力データがない場合でも、ジョブデータを入
力・展開しているときにエラーを検知した場合、近年の
画像入出力装置では、ジョブをある程度画像入出力装置
内にスプールする事が可能であるため、印字出力してい
るデータは、エラーを検知したページであるとも限らな
い。
【0012】そのため、例えばある10ページのデータ
を流しているのにもかかわらず、5ページ目でエラーが
発生し即座に印字処理を中止したとしても、スプールさ
れているデータの量によって印字出力される枚数が例え
ば7ページというように異なるページ数となる可能性が
あった。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、ビットマップ
展開手段によるビットマップ展開中に、所定の展開エラ
ーが発生したことを検知した場合に、展開された任意の
ページのビットマップと所定の展開エラーに対するエラ
ー情報を共に格納することにより、エラースキップモー
ドが選択されていなくても、格納されている任意のプリ
ントジョブに対するビットマップデータを転送する際
に、ビットマップ展開エラーが発生したページを確実に
検出することができる画像形成装置および画像形成装置
のデータ処理方法および記憶媒体を提供することであ
る。
【0014】また、第2の目的は、プリントジョブに対
するエラースキップモードが選択されていないと判断し
た場合で、かつ、格納されている任意のプリントジョブ
に対するビットマップデータを転送する際に、ビットマ
ップ展開エラーが発生したページを確実に検出した場合
に、エラーページを含む後続ページのプリンタ装置に対
するビットマップデータの転送を中止して印刷処理を終
了させることにより、プリントジョブに対するエラース
キップモードが選択されていない場合でも、エラーペー
ジが発生しているページ以降のプリント処理を確実に中
止することができる画像形成装置および画像形成装置の
データ処理方法および記憶媒体を提供することである。
【0015】さらに、第3の目的は、プリントジョブに
対するエラースキップモードが選択されていないと判断
した場合で、かつ、格納されている任意のプリントジョ
ブに対するビットマップデータを転送する際に、ビット
マップ展開エラーが発生したページを確実に検出した場
合で、かつユーザからプリント中止指示がなされている
場合に、エラーページを含む後続ページのプリンタ装置
に対するビットマップデータの転送を中止して印刷処理
を終了させることにより、プリントジョブに対するエラ
ースキップモードが選択されていない場合でも、エラー
ページが発生しているページ以降のプリント処理を確実
に中止することができる画像形成装置および画像形成装
置のデータ処理方法および記憶媒体を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して外部装置からプリントジョ
ブデータを受信可能な画像形成装置であって、前記外部
装置から受信したプリントジョブデータをページ単位に
ビットマップデータに展開するビットマップ展開手段
(図3に示す描画オブジェクト描画部132に相当)
と、前記ビットマップ展開手段によるビットマップ展開
中に、所定の展開エラーが発生したかどうかを検知する
検知手段(図3に示す描画オブジェクト描画部132に
相当)と、前記検知手段によりエラーが発生したことを
検知された場合に、エラーが発生したページのページ情
報にエラー情報を付加するエラー情報制御手段(図3に
示す描画オブジェクト描画部132に相当)とを有する
ものである。
【0017】本発明に係る第2の発明は、前記ビットマ
ップ展開手段により生成されたビットマップデータを、
ビットマップデータを記録媒体にプリントするプリント
部に対してページ単位に転送する際に、各ページのペー
ジ情報に前記エラー情報が付加されているかどうかを判
断するエラー判断手段(図3に示すCPU101に相
当)と、前記エラー判断手段によりページのページ情報
に前記エラー情報が付加されていると判断された場合
に、エラー表示する表示制御手段(図3に示すCPU1
01に相当)とを有するものである。
【0018】本発明に係る第3の発明は、前記プリント
ジョブに対する所定のエラーをスキップするエラースキ
ップモードが選択されているかどうかを判断するモード
判断手段(図3に示すCPU101がRAM111上の
対応モードレジスタ等の設定値から判断する構成に相
当)と、前記モード判断手段により前記プリントジョブ
に対するエラースキップモードが選択されていないと判
断された場合に、ページのページ情報に対する前記エラ
ー情報の付加状態を判定して、エラーページを含む後続
ページのビットマップデータを、ビットマップデータを
記録媒体にプリントするプリント部に転送するのを停止
する停止制御手段(図3に示すCPU101に相当)と
を有するものである。
【0019】本発明に係る第4の発明は、前記プリント
ジョブに対する所定のエラーをスキップするエラースキ
ップモードが選択されているかどうかを判断するモード
判断手段(図3に示すCPU101がRAM111上の
対応モードレジスタ等の設定値から判断する構成に相
当)と、前記表示手段によりエラー表示された場合に、
エラーページに対するビットマップデータのプリント処
理中止を指示する指示手段(図3に示す操作部500に
相当)と、前記モード判断手段により前記プリントジョ
ブに対するエラースキップモードが選択されていないと
判断した場合に、前記指示手段によるプリント中止指示
に基づき、エラーページを含む後続ページのビットマッ
プデータを、ビットマップデータを記録媒体にプリント
するプリント部に転送するのを中止する中止制御手段
(図3に示すCPU101に相当)とを有するものであ
る。
【0020】本発明に係る第5の発明は、前記エラー判
断手段によりページのページ情報に前記エラー情報が付
加されていると判断され、前記表示手段によりエラー表
示される場合に、ユーザに対して異なるプリント方法中
のいずれによるプリント方法により処理するかを問い合
わせる問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段によりユ
ーザが選択したプリント方法に従ってエラーページを含
む後続ページのビットマップデータを、ビットマップデ
ータを記録媒体にプリントするプリント部に転送するの
を制御する転送制御手段とを有するものである。
【0021】本発明に係る第6の発明は、前記検知手段
が検知するエラーは、前記ビットマップ展開手段による
展開処理に使用するメモリ容量不足に起因するエラーで
ある。
【0022】本発明に係る第7の発明は、前記検知手段
が検知するエラーは、前記外部装置から受信したプリン
トジョブデータを格納するメモリ容量不足に起因するデ
ータ処理エラーを含むものである。
【0023】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介して外部装置からプリントジョブデータを受信可
能な画像形成装置のデータ処理方法であって、前記外部
装置から受信したプリントジョブデータをページ単位に
ビットマップデータに展開するビットマップ展開ステッ
プ(図5に示すステップS804)と、前記ビットマッ
プ展開ステップによるビットマップ展開中に、所定の展
開エラーが発生したかどうかを検知する検知ステップ
(図5に示すステップS805)と、前記検知ステップ
によりエラーが発生したことを検知された場合に、エラ
ーが発生したページのページ情報にエラー情報を付加す
るエラー情報制御ステップ(図5に示すステップS80
6)とを有するものである。
【0024】本発明に係る第9の発明は、前記ビットマ
ップ展開ステップにより生成されたビットマップデータ
を、ビットマップデータを記録媒体にプリントするプリ
ント部に対してページ単位に転送する際に、各ページの
ページ情報に前記エラー情報が付加されているかどうか
を判断するエラー判断ステップ(図5に示すステップS
810)と、前記エラー判断ステップによりページのペ
ージ情報に前記エラー情報が付加されていると判断され
た場合に、エラー表示する表示制御ステップ(図5に示
すステップS812)とを有するものである。
【0025】本発明に係る第10の発明は、前記プリン
トジョブに対する所定のエラーをスキップするエラース
キップモードが選択されているかどうかを判断するモー
ド判断ステップ(図示しない)と、前記モード判断ステ
ップにより前記プリントジョブに対するエラースキップ
モードが選択されていないと判断された場合に、ページ
のページ情報に対する前記エラー情報の付加状態を判定
して、エラーページを含む後続ページのビットマップデ
ータを、ビットマップデータを記録媒体にプリントする
プリント部に転送するのを停止する停止制御ステップ
(図5に示すステップS814)とを有するものであ
る。
【0026】本発明に係る第11の発明は、前記プリン
トジョブに対する所定のエラーをスキップするエラース
キップモードが選択されているかどうかを判断するモー
ド判断ステップ(図示しない)と、表示手段によりエラ
ー表示された場合に、エラーページに対するビットマッ
プデータのプリント処理中止を指示する指示ステップ
(図8に示すステップS912)と、前記モード判断ス
テップにより前記プリントジョブに対するエラースキッ
プモードが選択されていないと判断した場合に、前記指
示ステップによるプリント中止指示に基づき、エラーペ
ージを含む後続ページのビットマップデータを、ビット
マップデータを記録媒体にプリントするプリント部に転
送するのを中止する中止制御ステップ(図9に示すステ
ップS918)とを有するものである。
【0027】本発明に係る第12の発明は、前記エラー
判断ステップによりページのページ情報に前記エラー情
報が付加されていると判断され、前記表示手段によりエ
ラー表示される場合に、ユーザに対して異なるプリント
方法中のいずれによるプリント方法により処理するかを
問い合わせる問い合わせステップ(図9に示すステップ
S911)と、前記問い合わせステップによりユーザが
選択したプリント方法に従ってエラーページを含む後続
ページのビットマップデータを、ビットマップデータを
記録媒体に プリントするプリント部に転送するのを制
御する転送制御ステップ(図9に示すステップS91
8)とを有するものである。
【0028】本発明に係る第13の発明は、前記検知ス
テップが検知するエラーは、前記ビットマップ展開手段
による展開処理に使用するメモリ容量不足に起因するエ
ラーである。
【0029】本発明に係る第14の発明は、前記検知ス
テップが検知するエラーは、前記外部装置から受信した
プリントジョブデータを格納するメモリ容量不足に起因
するデータ処理エラーを含むものである。
【0030】本発明に係る第15の発明は、所定の通信
媒体を介して外部装置からプリントジョブデータを受信
可能な画像形成装置に、前記外部装置から受信したプリ
ントジョブデータをページ単位にビットマップデータに
展開するビットマップ展開ステップ(図5に示すステッ
プS804)と、前記ビットマップ展開ステップによる
ビットマップ展開中に、所定の展開エラーが発生したか
どうかを検知する検知ステップ(図5に示すステップS
805)と、前記検知ステップによりエラーが発生した
ことを検知された場合に、エラーが発生したページのペ
ージ情報にエラー情報を付加するエラー情報制御ステッ
プ(図5に示すステップS806)とを実行させるため
のプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能
に記録させたものである。
【0031】本発明に係る第16の発明は、前記ビット
マップ展開ステップにより生成されたビットマップデー
タを、ビットマップデータを記録媒体にプリントするプ
リント部に対してページ単位に転送する際に、各ページ
のページ情報に前記エラー情報が付加されているかどう
かを判断するエラー判断ステップ(図5に示すステップ
S810)と、前記エラー判断ステップによりページの
ページ情報に前記エラー情報が付加されていると判断さ
れた場合に、エラー表示する表示制御ステップ(図5に
示すステップS812)とを有するものである。
【0032】本発明に係る第17の発明は、前記プリン
トジョブに対する所定のエラーをスキップするエラース
キップモードが選択されているかどうかを判断するモー
ド判断ステップ(図示しない)と、前記モード判断ステ
ップにより前記プリントジョブに対するエラースキップ
モードが選択されていないと判断された場合に、ページ
のページ情報に対する前記エラー情報の付加状態を判定
して、エラーページを含む後続ページのビットマップデ
ータを、ビットマップデータを記録媒体にプリントする
プリント部に転送するのを停止する停止制御ステップ
(図5に示すステップS814)とを有するものであ
る。
【0033】本発明に係る第18の発明は、前記プリン
トジョブに対する所定のエラーをスキップするエラース
キップモードが選択されているかどうかを判断するモー
ド判断ステップ(図示しない)と、表示手段によりエラ
ー表示された場合に、エラーページに対するビットマッ
プデータのプリント処理中止を指示する指示ステップ
(図8に示すステップS912)と、前記モード判断ス
テップにより前記プリントジョブに対するエラースキッ
プモードが選択されていないと判断した場合に、前記指
示ステップによるプリント中止指示に基づき、エラーペ
ージを含む後続ページのビットマップデータを、ビット
マップデータを記録媒体にプリントするプリント部に転
送するのを中止する中止制御ステップ(図9に示すステ
ップS918)とを有するものである。
【0034】本発明に係る第19の発明は、前記エラー
判断ステップによりページのページ情報に前記エラー情
報が付加されていると判断され、前記表示手段によりエ
ラー表示される場合に、ユーザに対して異なるプリント
方法中のいずれによるプリント方法により処理するかを
問い合わせる問い合わせステップ(図9に示すステップ
S911)と、前記問い合わせステップによりユーザが
選択したプリント方法に従ってエラーページを含む後続
ページのビットマップデータを、ビットマップデータを
記録媒体に プリントするプリント部に転送するのを制
御する転送制御ステップ(図9に示すステップS91
8)とを有するものである。
【0035】本発明に係る第20の発明は、前記検知ス
テップが検知するエラーは、前記ビットマップ展開手段
による展開処理に使用するメモリ容量不足に起因するエ
ラーである。
【0036】本発明に係る第21の発明は、前記検知ス
テップが検知するエラーは、前記外部装置から受信した
プリントジョブデータを格納するメモリ容量不足に起因
するデータ処理エラーを含むものである。
【0037】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発
明を適用可能な画像入出力システムの全体構成を説明す
る。
【0038】図1は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置を適用可能な画像入出力システムの全体構成を
説明するブロック図である。
【0039】図1に示すリーダ部(リーダ装置)200
は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換す
る。リーダ部200は、原稿を読み取るための機能を持
つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するため
の機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
【0040】プリンタ部(プリンタ装置)300は、記
録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印
字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種
類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、印刷
データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキン
グユニット320と、印字された記録紙をソート、ステ
イプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット33
0とで構成される。
【0041】制御装置110は、リーダ部200、プリ
ンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク
400を介して、ホストコンピュータ(PC)401,
402と接続されている。なお、ホストコンピュータ
(PC)401,402と画像入出力システム100の
制御装置110は、例えばSNMP等のプロトコルによ
り通信可能に構成されているものとする。
【0042】また、制御装置(コントローラ部)110
は、リーダ部200を制御して、原稿の印刷データを読
込み、プリンタ部300を制御して印刷データを記録用
紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダ部2
00から読み取った印刷データを、コードデータに変換
し、ネットワーク400を介してホストコンピュータへ
送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからネット
ワーク400を介して受信したコードデータを印刷デー
タに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能
を有する。
【0043】操作部150は、制御装置110に接続さ
れ、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システム
100を操作するためのユーザインタフェースを提供す
る。
【0044】図2は、図1に示したリーダ部200及び
プリンタ部300を含む画像入出力システム100の構
成を説明する断面図である。
【0045】図2において、リーダ部200の原稿給送
ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラ
ス211上へ給送して、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原
稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ2
12を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始
させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射
光は、ミラー214、215、216、及びレンズ21
7によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)
218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像
はCCD218によって読み取られる。CCD218か
ら出力される画像データは、所定の処理が施された後、
制御装置110へ転送される。
【0046】プリンタ部300のレーザドライバ321
はレーザ発光部322を駆動するものであり、制御装置
110から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部322に発光させる。
【0047】このレーザ光は感光ドラム323に照射さ
れ、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成
される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器
324によって現像剤が付着される。
【0048】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット311及びカセット312のいず
れかから記録紙を給紙して転写部325へ搬送し、感光
ドラム323に付着された現像剤を記録紙に転写する。
この後、現像剤の乗った記録紙は定着部326に搬送さ
れ、定着部326の熱と圧力により現像剤は記像紙に定
着される。定着部326を通過した記録紙は排出ローラ
327によって排出され、排紙ユニット330は排出さ
れた記録紙を束ねて記録紙の仕分けを行い、該仕分けさ
れた記録紙のステイプルを行う。
【0049】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ327のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ327の回転方向を逆転させ、フラッパ328
によって再給紙搬送路329へ導く。再給紙搬送路32
9へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部32
5へ給紙される。
【0050】図3は、図1に示した制御装置110の構
成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0051】図3において、ネットワークI/F104
はLAN等のネットワークを介して、例えば外部のホス
トコンピュータ401と接続されており、ホストコンピ
ュータ401から送られてくるプリントジョブデータに
従って、所定の印刷処理を実行するように構成されてい
る。なお、図1に示しているように、ホストコンピュー
タの数は、1台とは限らず、そのネットワークシステム
によって複数台となる場合もある。
【0052】CPU101はROM120から読み込ん
だプログラムに基づいて、システムバス106に接続さ
れた各種デバイスのアクセスを統括的に制御する。ま
た、ホストコンピュータ401から受信したPDL(ペ
ージ記述言語)コードで記述されたプリントジョブデー
タは入力データ格納領域である受信バッファ111に蓄
えられ、そのデータはCPU101が順次解釈し、ビッ
トマップデータに展開する。
【0053】ビットマップデータを生成する処理は、プ
ログラムの一部として構成されている描画オブジェクト
生成部131および描画オブジェクト描画部132によ
って行われる。
【0054】具体的には、まず描画オブジェクト生成部
131がPDLコードデータ(文字印字命令、イメージ
描画命令、図形描画命令等)を解析し、描画に適した中
間データ形式のオブジェクトを1ページ分生成した後、
描画オブジェクト描画部132が前記描画オブジェクト
をもとにビットマップデータを生成する。
【0055】なお、前記描画オブジェクト生成部131
および描画オブジェクト描画部132はそれぞれ、プリ
ントジョブデータ解析中に必要に応じて、メモリフルな
どの各種エラーや、用紙交換などのオペレータコールを
発生させるように構成されている。そして、展開された
ビットマップデータは、RAM107上の出力データ格
納領域である出力バッファ112に蓄えられ、プリンタ
装置300 において順次そのデータを出力していく。
【0056】なお、ページ記述言語で記述されたプリン
トジョブデータは、ホストコンピュータ401上のアプ
リケーションソフトからの印刷指示をページ記述言語に
変換するプリンタドライバによってホストコンピュータ
のハードディスク411 内にファイルとしてあらかじ
め生成されているものとする。
【0057】RAM107はCPU101が動作するた
めのワークメモリ113や、ホストコンピュータ401
より受信したプリントジョブデータを格納する受信バッ
ファ111、ビットマップデータ化された描画オブジェ
クトを格納する出力バッファ112などに用いられる。
なお、RAM107の容量は、オプションRAMにより
その容量を拡張できることはいうまでもない。
【0058】操作部I/F105は、操作部500に接
続されている。なお、操作部500は、液晶表示部と液
晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、
複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハー
ドキーにより入力された信号は前述した操作部I/F1
05を介してCPU101に伝えられ、液晶表示部は操
作部I/F105から送られてきた画像データを表示す
るものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作
における機能表示や画像データ等を表示する。
【0059】スキャナI/F102はリーダー部200
と接続され、リーダー部200から受け取った画像を、
その後の過程における処理の内容によって、最適な2値
化を行ったり、主走査・副走査の変倍処理を行ったりす
る機能を有し、さらに、リーダー部200から送られた
ビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、システム
バス106に出力する機能も有する。
【0060】プリンタ部I/F103はプリンタ部30
0と接続され、システムバス106を介して出力バッフ
ァ112内より得られた画像データにスムージング処理
をして、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さら
に、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をも
とに生成した制御信号を、システムバス106に出力す
る機能も有する。
【0061】フォントROM140は、プリントジョブ
データで指定された文字情報(フォント指定、サイズ、
文字コード、回転角度など)に対応するアウトラインデ
ータを記憶している。
【0062】図4は、本発明に係る画像形成装置におけ
る印刷処理過程例を示す概念図であり、(a)〜(d)
はそれぞれデータ処理過程を示す。
【0063】図4の(a)は受信バッファ111に格納
されるプリントジョブデータの格納処理過程に対応し、
図4の(b)は描画オブジェクト生成部131による受
信バッファ111内のプリントジョブデータの読み出し
・解析処理過程に対応し、図4の(c)は出力バッファ
112へのデータ格納処理過程に対応し、図4の(d)
は出力バッファ112に格納されたプリンタ部における
エラー情報の確認処理過程に対応する。
【0064】図5は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図3に示したCPU101がROM120に記憶
された制御プログラムに基づいて実行される第1の印刷
処理手順に対応する。なお、S801〜S814は各ス
テップを示す。
【0065】まず、ホストコンピュータ401より所定
のプロトコルでプリントジョブデータを受信すると、図
4の(a)に示すように、順次受信バッファ111に格
納する(S801)。そして、受信バッファ111の容
量が一杯になり、さらに格納する事が出来ない状態、受
信バッファフル状態になったかどうかをCPU101が
判断して(S802)、受信バッファフル状態であると
判断した場合は、ホストコンピュータ401に「受信バ
ッファフル」というエラーを返し、再度プリントジョブ
データを送信(印刷データの再投入)してもらうか、印
刷処理を中止するかという選択を行ってもらい、その結
果を判断し(S803)、印刷処理を中止すると判断し
た場合は、処理を終了し、印刷データの再投入であると
判断した場合は、ステップS801へ戻る。
【0066】一方、ステップS802で、受信バッファ
111の容量に余裕がある場合は、判断がNOとなり、
プリントジョブデータをホストコンピュータから受信可
能となり、該プリントジョブデータを受信すると、図4
の(b)に示すように描画オブジェクト生成部131は
受信バッファ111内のプリントジョブデータの読み出
し・解析処理を行う。なお、読み出すプリントジョブデ
ータは、受信バッファ111内に格納された順番に従い
読み出される。
【0067】先ず、ステップS804で、読み出される
プリントジョブデータが描画命令かどうかを調べ、描画
オブジェクト生成部131がそうであればPDL(ペー
ジ記述言語)によるプリントジョブデータのパラメータ
を調べ、所定の変換処理を行って対応する描画オブジェ
クトを生成する。この際、プリントジョブデータが文字
印字命令であった場合は、描画オブジェクト生成部13
1がプリントジョブデータで指定された文字情報(フォ
ント指定、サイズ、文字コード、回転角度など)に対応
するアウトラインデータをフォントROM140から読
み出してドットパターン(描画オブジェクト)を生成す
る。そして、描画オブジェクト描画部132が描画オブ
ジェクト生成部131により生成された描画オブジェク
トに従いビットマップ展開を開始する。
【0068】この際、ステップS805で、当該描画オ
ブジェクト描画部132によるビットマップ展開中に、
エラーを検知したかどうかを判定して、エラーを検知し
ない場合には、ステップS807へ進み、エラーを検知
した場合(例えば描画命令解釈中においてメモリ不足な
どの続行可能なエラーが発生した場合)には、図4の
(b)に示したように、そのエラー情報を当該ページ情
報中のページ属性に格納する(S806)。
【0069】そして、展開されたビットマップを印字す
べき位置情報やドットパターンの幅・高さ・描画論理な
ど、バンドラスタへ描画する際に必要なページ情報と共
に、図4の(c)に示すように出力バッファ112へ格
納する(S807)。
【0070】また、印字すべき内容が文字以外の図形デ
ータやイメージデータであった場合も、同様に各印字命
令に対応した中間データ(描画オブジェクト)を生成
し、印字すべき位置情報やドットパターンの幅・高さ・
描画論理などのページ情報と共に、図4の(c)に示す
ように出力バッファ112へ格納する。
【0071】なお、ページ毎のビットマップデータとペ
ージ情報は、図6に示すような構成であるが、必ずしも
この構成でなくても良い。
【0072】図6は、本発明に係る画像形成装置におけ
るページ構成を説明する模式図であり、図7は、図3に
示した操作部500の液晶表示部に表示される第1のエ
ラー確認表示例を示す図である。
【0073】次に、ステップS807で、出力バッファ
112に記憶された出力データがプリンタ装置300に
転送される(S808)。これを受けて、プリンタ部3
00は、出力バッファ112より読み出される出力デー
タを受信し、描画オブジェクトをページ単位で印字する
(S809)。
【0074】そして、印字の際、図4の(d)に示すよ
うに、出力バッファ112上で格納されたエラー情報が
ページ属性に設定されているかどうかを判断して(S8
10)、エラー情報がページ属性に設定されていると判
断した場合は、ステップS812へ進み、この場合は、
エラースキップはしないためそのエラー情報を、例えば
図7に示すような形式で図3に示した操作部500 の
液晶表示部に表示し(S812)、ユーザが液晶表示部
において、当該エラーメッセージを確認後、図7におけ
る液晶表示部において「OK」ボタンによる押下指示が
なされたら、印字処理を一時停止して(S814)、処
理を終了する。
【0075】一方、ステップS810で、エラー情報が
ページ属性に設定されてないと判断した場合は、プリン
ト処理を開始し(S811)、ステップS813で、最
後のページのプリントと判断されるまで、ステップS8
09〜S813を繰り返す。
【0076】そして、ステップS813で、最後のペー
ジのプリントと判断された場合は、ステップS814
で、プリンタ装置300の処理を停止して、処理を終了
する。
【0077】このように、ユーザは操作部500に設け
られる液晶表示部において、そのエラー情報を確認後、
図7における液晶表示部において「OK」ボタンを押下
する事で印字処理をそのエラーページ出力前に中止させ
ることができる。なお、図7に示した液晶表示部におけ
る表示は一例であり、この例に限定されるわけではな
い。
【0078】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
印字中のページが描画オブジェクト作成時にエラーを起
こしていた場合、操作部500によるユーザによる印刷
中止確認指示に基づき、その場で印字処理を中止させて
エラー終了させる場合について説明したが、液晶表示部
においてユーザがエラーの際の印字形態を印刷続行ある
いはプリント中止のいずれかを選択できるように構成し
てもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0079】図8は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図3に示したCPU101がROM120に記憶
された制御プログラムに基づいて実行される第1の印刷
処理手順に対応する。なお、S901〜S918は各ス
テップを示す。
【0080】図9は、図3に示した操作部500の液晶
表示部に表示される第2のエラー確認表示例を示す図で
ある。
【0081】まず、ホストコンピュータ401より所定
のプロトコルでプリントジョブデータを受信すると、図
4の(a)に示すように、順次受信バッファ111に格
納する(S901)。そして、受信バッファ111の容
量が一杯になり、さらに格納する事が出来ない状態、受
信バッファフル状態になったかどうかをCPU101が
判断して(S902)、受信バッファフル状態であると
判断した場合は、ホストコンピュータ401に「受信バ
ッファフル」というエラーを返し、再度プリントジョブ
データを送信(印刷データの再投入)してもらうか、印
刷処理を中止するかという選択を行ってもらい、その結
果を判断し(S903)、印刷処理を中止すると判断し
た場合は、処理を終了し、印刷データの再投入であると
判断した場合は、ステップS901へ戻る。
【0082】一方、ステップS902で、受信バッファ
111の容量に余裕がある場合は、判断がNOとなり、
プリントジョブデータをホストコンピュータから受信可
能となり、該プリントジョブデータを受信すると、図4
の(b)に示すように描画オブジェクト生成部131は
受信バッファ111内のプリントジョブデータの読み出
し・解析処理を行う。なお、読み出すプリントジョブデ
ータは、受信バッファ111内に格納された順番に従い
読み出される。
【0083】先ず、ステップS904で、読み出される
プリントジョブデータが描画命令かどうかを調べ、描画
オブジェクト生成部131がそうであればPDL(ペー
ジ記述言語)によるプリントジョブデータのパラメータ
を調べ、所定の変換処理を行って対応する描画オブジェ
クトを生成する。この際、プリントジョブデータが文字
印字命令であった場合は、描画オブジェクト生成部13
1がプリントジョブデータで指定された文字情報(フォ
ント指定、サイズ、文字コード、回転角度など)に対応
するアウトラインデータをフォントROM140から読
み出してドットパターン(描画オブジェクト)を生成す
る。そして、描画オブジェクト描画部132が描画オブ
ジェクト生成部131により生成された描画オブジェク
トに従いビットマップ展開を開始する。
【0084】この際、ステップS905で、当該描画オ
ブジェクト描画部132によるビットマップ展開中に、
エラーを検知したかどうかを判定して、エラーを検知し
ない場合には、ステップS907へ進み、エラーを検知
した場合(例えば描画命令解釈中においてメモリ不足な
どの続行可能なエラーが発生した場合)には、図4の
(b)に示したように、そのエラー情報を当該ページ情
報中のページ属性に格納する(S906)。
【0085】そして、展開されたビットマップを印字す
べき位置情報やドットパターンの幅・高さ・描画論理な
ど、バンドラスタへ描画する際に必要なページ情報と共
に、図4の(c)に示すように出力バッファ112へ格
納する(S907)。
【0086】また、印字すべき内容が文字以外の図形デ
ータやイメージデータであった場合も、同様に各印字命
令に対応した中間データ(描画オブジェクト)を生成
し、印字すべき位置情報やドットパターンの幅・高さ・
描画論理などのページ情報と共に、図4の(c)に示す
ように出力バッファ112へ格納する。
【0087】なお、ページ毎のビットマップデータとペ
ージ情報は、図6に示すような構成であるが、必ずしも
この構成でなくても良い。
【0088】次に、ステップS908で、出力バッファ
112に記憶された出力データがプリンタ装置300に
転送される。これを受けて、プリンタ部300は、出力
バッファ112より読み出される出力データを受信し、
描画オブジェクトをページ単位で印字する(S90
9)。
【0089】そして、印字の際、図4の(d)に示すよ
うに、出力バッファ112上で格納されたエラー情報が
ページ属性に設定されているかどうかを判断して(S9
10)、エラー情報がページ属性に設定されていると判
断した場合は、ステップS911へ進み、この場合は、
エラースキップはしないためそのエラー情報を、例えば
図9に示すような形式で図3に示した操作部500 の
液晶表示部に表示し、ここで、ユーザが操作部500の
液晶表示部において、当該エラーメッセージを確認後、
図9における液晶表示部において「プリント続行」ボタ
ンによる押下指示がなされているかどうかを判断して
(S912)、「プリント続行」ボタンによる押下指示
がなされていると判断した場合には、ステップS93へ
進み、プリンタ部300は出力バッファ112に格納さ
れた描画オブジェクトをページ単位で印字する。
【0090】そして、ステップS915で、最後のペー
ジのプリントと判断されるまで、ステップS909〜S
914を繰り返す。
【0091】そして、ステップS915で、最後のペー
ジのプリントと判断された場合は、ステップS918
で、プリンタ装置300の処理を停止して、処理を終了
する。
【0092】一方、ステップS912で、「プリント続
行」ボタンによる押下指示がなされていないと判断した
場合、ステップS914で、さらに、エラーページを飛
ばして次のページから印字処理を続行させるかどうかを
判断して、次のページから印字処理を続行させると判断
した場合には、ステップS915へ進む。
【0093】一方、ステップS914で、次のページか
ら印字処理を続行させないと判断した場合には、ステッ
プS916で、エラーページまでを出力して印字処理を
中止させる指示がなされているかどうかを判断して、印
字処理が停止指示されていると判断した場合には、エラ
ーページまでプリント処理して(S917)、ステップ
S918へ進む。
【0094】一方、ステップS916で、エラーページ
までを出力して印字処理を中止させる指示がなされてい
ない場合には、直ちに印刷処理を停止するためにステッ
プS918へ進む。
【0095】このように本実施形態によれば、ページ属
性にエラーが設定されているかどうかをユーザに明示し
た後、ユーザが所望の方法にて印字処理を続行もしくは
中止するかを自在に選択することができる。なお、図7
に示したメッセージ表示例は一例であり、この例に限定
されるわけではない。
【0096】〔第3実施形態〕上記第1,第2実施形態
では、一つのプリントジョブデータを印字出力する形態
を述べたが、複数のプリントジョブデータを印字出力す
る形態においても本発明を適用できる。以下、その実施
形態について説明する。
【0097】図10,図11は、本発明の第3実施形態
を示す画像形成装置の印刷処理過程例を示す概念図であ
り、(a)〜(f)はそれぞれデータ処理過程を示す。
なお、本例は、複数のプリントジョブデータを印字出力
するデータ処理過程例に対応する。
【0098】図10,図11において、例えばあるプリ
ントジョブデータの描画オブジェクト作成時にエラーを
発生した場合、すでに描画オブジェクトが作成された出
力データが出力バッファに複数ある場合でも、それらの
出力時に印字出力処理を一時停止することなく印字出力
され、エラーを発生したプリントジョブデータの印字時
エラー発生ページにて印字出力処理を一時停止すること
になる。
【0099】以下、図12に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置を適用可能な画像処理シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0100】図12は、本発明に係る画像形成装置を適
用可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【0101】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0102】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0103】本実施形態における図5,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0104】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0105】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0106】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0107】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0108】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第21の発明によれば、所定の通信媒体を介して外部
装置からプリントジョブデータを受信可能な画像形成装
置において、ビットマップ展開手段によるビットマップ
展開中に、所定の展開エラーが発生したことを検知した
場合に、展開された任意のページのビットマップと所定
の展開エラーに対するエラー情報を共に格納するので、
エラースキップモードが選択されていなくても、格納さ
れている任意のプリントジョブに対するビットマップデ
ータを転送する際に、ビットマップ展開エラーが発生し
たページを確実に検出することができる。
【0110】また、プリントジョブに対するエラースキ
ップモードが選択されていないと判断した場合で、か
つ、格納されている任意のプリントジョブに対するビッ
トマップデータを転送する際に、ビットマップ展開エラ
ーが発生したページを確実に検出した場合に、エラーペ
ージを含む後続ページのプリンタ装置に対するビットマ
ップデータの転送を中止して印刷処理を終了させるの
で、プリントジョブに対するエラースキップモードが選
択されていない場合でも、エラーページが発生している
ページ以降のプリント処理を確実に中止することができ
る。
【0111】さらに、プリントジョブに対するエラース
キップモードが選択されていないと判断した場合で、か
つ、格納されている任意のプリントジョブに対するビッ
トマップデータを転送する際に、ビットマップ展開エラ
ーが発生したページを確実に検出した場合で、かつユー
ザからプリント中止指示がなされている場合に、エラー
ページを含む後続ページのプリンタ装置に対するビット
マップデータの転送を中止して印刷処理を終了させるの
で、プリントジョブに対するエラースキップモードが選
択されていない場合でも、エラーページが発生している
ページ以降のプリント処理を確実に中止することができ
る。
【0112】従って、描画オブジェクトをビットマップ
に展開する際に、エラーが発生した場合、そのエラー情
報をビットマップデータと共に出力バッファに格納し、
印字の際エラースキップ機能を使用しない場合そのエラ
ー情報を検索することが可能となり、所望のページ、す
なわちエラー発生直前ページでそれ以降のページの印字
出力処理を一時停止させることが可能となる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適
用可能な画像入出力システムの全体構成を説明するブロ
ック図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部を含む画
像入出力システムの構成を説明する断面図である。
【図3】図1に示した制御装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置における印刷処理過
程例を示す概念図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置におけるページ構成
を説明する模式図である。
【図7】図3に示した操作部の液晶表示部に表示される
第1のエラー確認表示例を示す図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図3に示した操作部の液晶表示部に表示される
第2のエラー確認表示例を示す図である。
【図10】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の
印刷処理過程例を示す概念図である。
【図11】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の
印刷処理過程例を示す概念図である。
【図12】本発明に係る画像形成装置を適用可能な画像
処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラ
ムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
100 画像入出力システム 110 制御措置 200 リーダ部 300 プリンタ部 400 LANユニット 500 操作部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して外部装置からプ
    リントジョブデータを受信可能な画像形成装置であっ
    て、 前記外部装置から受信したプリントジョブデータをペー
    ジ単位にビットマップデータに展開するビットマップ展
    開手段と、 前記ビットマップ展開手段によるビットマップ展開中
    に、所定の展開エラーが発生したかどうかを検知する検
    知手段と、 前記検知手段によりエラーが発生したことを検知された
    場合に、エラーが発生したページのページ情報にエラー
    情報を付加するエラー情報制御手段と、を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記ビットマップ展開手段により生成され
    たビットマップデータを、ビットマップデータを記録媒
    体にプリントするプリント部に対してページ単位に転送
    する際に、各ページのページ情報に前記エラー情報が付
    加されているかどうかを判断するエラー判断手段と、 前記エラー判断手段によりページのページ情報に前記エ
    ラー情報が付加されていると判断された場合に、エラー
    表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プリントジョブに対する所定のエラ
    ーをスキップするエラースキップモードが選択されてい
    るかどうかを判断するモード判断手段と、 前記モード判断手段により前記プリントジョブに対する
    エラースキップモードが選択されていないと判断された
    場合に、ページのページ情報に対する前記エラー情報の
    付加状態を判定して、エラーページを含む後続ページの
    ビットマップデータを、ビットマップデータを記録媒体
    にプリントするプリント部に転送するのを停止する停止
    制御手段と、を有することを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリントジョブに対する所定のエラ
    ーをスキップするエラースキップモードが選択されてい
    るかどうかを判断するモード判断手段と、 前記表示手段によりエラー表示された場合に、エラーペ
    ージに対するビットマップデータのプリント処理中止を
    指示する指示手段と、 前記モード判断手段により前記プリントジョブに対する
    エラースキップモードが選択されていないと判断した場
    合に、前記指示手段によるプリント中止指示に基づき、
    エラーページを含む後続ページのビットマップデータ
    を、ビットマップデータを記録媒体にプリントするプリ
    ント部に転送するのを中止する中止制御手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記エラー判断手段によりページのペー
    ジ情報に前記エラー情報が付加されていると判断され、
    前記表示手段によりエラー表示される場合に、 ユーザに対して異なるプリント方法中のいずれによるプ
    リント方法により処理するかを問い合わせる問い合わせ
    手段と、 前記問い合わせ手段によりユーザが選択したプリント方
    法に従ってエラーページを含む後続ページのビットマッ
    プデータを、ビットマップデータを記録媒体にプリント
    するプリント部に転送するのを制御する転送制御手段
    と、を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段が検知するエラーは、前記
    ビットマップ展開手段による展開処理に使用するメモリ
    容量不足に起因するエラーであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段が検知するエラーは、前記
    外部装置から受信したプリントジョブデータを格納する
    メモリ容量不足に起因するデータ処理エラーを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介して外部装置からプ
    リントジョブデータを受信可能な画像形成装置のデータ
    処理方法であって、 前記外部装置から受信したプリントジョブデータをペー
    ジ単位にビットマップデータに展開するビットマップ展
    開ステップと、 前記ビットマップ展開ステップによるビットマップ展開
    中に、所定の展開エラーが発生したかどうかを検知する
    検知ステップと、 前記検知ステップによりエラーが発生したことを検知さ
    れた場合に、エラーが発生したページのページ情報にエ
    ラー情報を付加するエラー情報制御ステップと、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置データ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記ビットマップ展開ステップにより生
    成されたビットマップデータを、ビットマップデータを
    記録媒体にプリントするプリント部に対してページ単位
    に転送する際に、各ページのページ情報に前記エラー情
    報が付加されているかどうかを判断するエラー判断ステ
    ップと、 前記エラー判断ステップによりページのページ情報に前
    記エラー情報が付加されていると判断された場合に、エ
    ラー表示する表示制御ステップと、を有することを特徴
    とする請求項8記載の画像形成装置データ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記プリントジョブに対する所定のエ
    ラーをスキップするエラースキップモードが選択されて
    いるかどうかを判断するモード判断ステップと、 前記モード判断ステップにより前記プリントジョブに対
    するエラースキップモードが選択されていないと判断さ
    れた場合に、ページのページ情報に対する前記エラー情
    報の付加状態を判定して、エラーページを含む後続ペー
    ジのビットマップデータを、ビットマップデータを記録
    媒体にプリントするプリント部に転送するのを停止する
    停止制御ステップと、を有することを特徴とする請求項
    8または9記載の画像形成装置データ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記プリントジョブに対する所定のエ
    ラーをスキップするエラースキップモードが選択されて
    いるかどうかを判断するモード判断ステップと、 表示手段によりエラー表示された場合に、エラーページ
    に対するビットマップデータのプリント処理中止を指示
    する指示ステップと、 前記モード判断ステップにより前記プリントジョブに対
    するエラースキップモードが選択されていないと判断し
    た場合に、前記指示ステップによるプリント中止指示に
    基づき、エラーページを含む後続ページのビットマップ
    データを、ビットマップデータを記録媒体にプリントす
    るプリント部に転送するのを中止する中止制御ステップ
    と、を有することを特徴とする請求項8または9記載の
    画像形成装置データ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記エラー判断ステップによりページ
    のページ情報に前記エラー情報が付加されていると判断
    され、前記表示手段によりエラー表示される場合に、 ユーザに対して異なるプリント方法中のいずれによるプ
    リント方法により処理するかを問い合わせる問い合わせ
    ステップと、 前記問い合わせステップによりユーザが選択したプリン
    ト方法に従ってエラーページを含む後続ページのビット
    マップデータを、ビットマップデータを記録媒体に プ
    リントするプリント部に転送するのを制御する転送制御
    ステップと、を有することを特徴とする請求項9記載の
    画像形成装置のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記検知ステップが検知するエラー
    は、前記ビットマップ展開手段による展開処理に使用す
    るメモリ容量不足に起因するエラーであることを特徴と
    する請求項8記載の画像形成装置のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 前記検知ステップが検知するエラー
    は、前記外部装置から受信したプリントジョブデータを
    格納するメモリ容量不足に起因するデータ処理エラーを
    含むことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置のデ
    ータ処理方法。
  15. 【請求項15】 所定の通信媒体を介して外部装置から
    プリントジョブデータを受信可能な画像形成装置に、 前記外部装置から受信したプリントジョブデータをペー
    ジ単位にビットマップデータに展開するビットマップ展
    開ステップと、 前記ビットマップ展開ステップによるビットマップ展開
    中に、所定の展開エラーが発生したかどうかを検知する
    検知ステップと、 前記検知ステップによりエラーが発生したことを検知さ
    れた場合に、エラーが発生したページのページ情報にエ
    ラー情報を付加するエラー情報制御ステップとを実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取
    り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記ビットマップ展開ステップにより
    生成されたビットマップデータを、ビットマップデータ
    を記録媒体にプリントするプリント部に対してページ単
    位に転送する際に、各ページのページ情報に前記エラー
    情報が付加されているかどうかを判断するエラー判断ス
    テップと、 前記エラー判断ステップによりページのページ情報に前
    記エラー情報が付加されていると判断された場合に、エ
    ラー表示する表示制御ステップと、を有することを特徴
    とする請求項15記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記プリントジョブに対する所定のエ
    ラーをスキップするエラースキップモードが選択されて
    いるかどうかを判断するモード判断ステップと、 前記モード判断ステップにより前記プリントジョブに対
    するエラースキップモードが選択されていないと判断さ
    れた場合に、ページのページ情報に対する前記エラー情
    報の付加状態を判定して、エラーページを含む後続ペー
    ジのビットマップデータを、ビットマップデータを記録
    媒体にプリントするプリント部に転送するのを停止する
    停止制御ステップと、を有することを特徴とする請求項
    15または16に記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記プリントジョブに対する所定のエ
    ラーをスキップするエラースキップモードが選択されて
    いるかどうかを判断するモード判断ステップと、 表示手段によりエラー表示された場合に、エラーページ
    に対するビットマップデータのプリント処理中止を指示
    する指示ステップと、 前記モード判断ステップにより前記プリントジョブに対
    するエラースキップモードが選択されていないと判断し
    た場合に、前記指示ステップによるプリント中止指示に
    基づき、エラーページを含む後続ページのビットマップ
    データを、ビットマップデータを記録媒体にプリントす
    るプリント部に転送するのを中止する中止制御ステップ
    と、を有することを特徴とする請求項15または16に
    記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記エラー判断ステップによりページ
    のページ情報に前記エラー情報が付加されていると判断
    され、前記表示手段によりエラー表示される場合に、 ユーザに対して異なるプリント方法中のいずれによるプ
    リント方法により処理するかを問い合わせる問い合わせ
    ステップと、 前記問い合わせステップによりユーザが選択したプリン
    ト方法に従ってエラーページを含む後続ページのビット
    マップデータを、ビットマップデータを記録媒体に プ
    リントするプリント部に転送するのを制御する転送制御
    ステップと、を有することを特徴とする請求項16記載
    の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記検知ステップが検知するエラー
    は、前記ビットマップ展開手段による展開処理に使用す
    るメモリ容量不足に起因するエラーであることを特徴と
    する請求項15記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記検知ステップが検知するエラー
    は、前記外部装置から受信したプリントジョブデータを
    格納するメモリ容量不足に起因するデータ処理エラーを
    含むことを特徴とする請求項15記載の記憶媒体。
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