JP2000330737A - 印刷装置および印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷装置および印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000330737A
JP2000330737A JP11137783A JP13778399A JP2000330737A JP 2000330737 A JP2000330737 A JP 2000330737A JP 11137783 A JP11137783 A JP 11137783A JP 13778399 A JP13778399 A JP 13778399A JP 2000330737 A JP2000330737 A JP 2000330737A
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Yuichi Higuchi
雄一 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンセルされる印刷ジョブの送信元に対し
て当該印刷ジョブが削除されることを認識させることが
可能となり、また印刷ジョブを再送する必要があること
を通知できる印刷装置を提供する。 【解決手段】 操作パネル(またはホストコンピュー
タ)からリセット操作または電源オフ操作が行なわれる
と(902)、ページバッファに格納されたジョブをジ
ョブ管理テーブルにより認識し(905)、該テーブル
に格納されている印刷ジョブの送信元(ホストコンピュ
ータ)に、当該印刷ジョブが削除(キャンセル)される
ことを通知する(908)。また、現在印刷出力中の印
刷ジョブの送信元に対しては(906)、印刷ジョブが
削除されることを通知すると共に、既に印刷出力された
ぺージ数も合わせて通知する(907、908)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リセット操作及び
電源オフ操作を印刷中に実行可能な印刷装置および印刷
制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、リセット
操作及び電源オフ操作により、装置を初期状態に戻して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、初期状態に戻すことで記憶手段に格
納された印刷ジョブが消去されることとなるが、印刷ジ
ョブの送信元(ホスト)は当該印刷ジョブが消去された
ことを認識することができなかった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
で、その目的は、キャンセルされる印刷ジョブの送信元
に対して当該印刷ジョブが削除されることを認識させる
ことが可能となり、また印刷ジョブを再送する必要があ
ることを通知できる印刷装置および印刷制御方法並びに
印刷制御プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の印刷装置の発明は、双方向の通信が可能
な通信手段と、該通信手段を通じて送信された複数の印
刷ジョブを格納する記憶手段と、リセット操作および電
源オフ操作を検知する検知手段と、該検知手段により前
記リセット操作または前記電源オフ操作が検知される
と、装置を初期状態に戻すと共に、印刷ジョブが消去さ
れることを当該印刷ジョブの送信元に前記通信手段を介
して通知する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】ここで、前記制御手段は、前記印刷ジョブ
が消去されたことを通知する際に、印刷出力中の印刷ジ
ョブの送信元に対しては、既に印刷出力されたぺージ数
も通知することを特徴とすることができる。
【0007】また、前記通信手段がネットワークに接続
された場合に、該ネットワークと接続するネットワーク
接続手段と、前記送信元である前記印刷ジョブを出力し
たホストを認識する認識手段とを有し、前記制御手段
は、前記印刷ジョブが消去されたことを通知する際に、
前記認識手段が認識したホストに当該印刷ジョブが消去
されたことを通知することを特徴とすることができる。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4の印刷
制御方法の発明は、印刷装置の操作パネルのパネル操作
がリセット操作か電源オフ操作のいずれであるかを検知
する工程と、前記パネル操作がリセット操作または電源
オフ操作である場合には、ジョブ管理テーブルを参照し
て現在ページバッファに格納されているジョブを全て認
識する工程と、リセットまたは電源オフ処理によりジョ
ブが消去されることを当該ジョブの送信元に対して通知
する工程とを有することを特徴とすることができる。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5の印刷
制御方法の発明は、通信手段を介して外部から送信され
るコマンドを解析して該コマンドがリセット命令または
電源オフ命令か否かを確認する工程と、前記コマンドが
リセット命令または電源オフ命令である場合には、ジョ
ブ管理テーブルを参照して現在ページバッファに格納さ
れているジョブを全て認識する工程と、リセットまたは
電源オフ処理によりジョブが消去されることを当該ジョ
ブの送信元に対して通知する工程とを有することを特徴
とする。
【0010】ここで、既に印刷を開始しているジョブが
あるか否かを確認する工程と、既に印刷を開始している
ジョブがある場合は、その印刷出力が終了するのを待
ち、それまでの出力ページ数をカウントアップする工程
と、既に印刷を開始しているジョブに関しては出力ぺー
ジ数もセットしてジョブの消去が行なわれることを当該
ジョブの送信元に対して通知する工程とを更に有するこ
とを特徴とすることができる。
【0011】また、前記リセット処理の場合はメモリの
クリアや設定の初期化等を行ない、前記電源オフの場合
はシャットダウン処理を行う工程を有することを特徴と
することができる。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8の記録
媒体の発明は、コンピュータを用いて印刷装置の制御を
行うための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、該制御プログラムはコンピュータに対し、印刷装置
の操作パネルのパネル操作がリセット操作か電源オフ操
作のいずれであるかを検知させ、前記パネル操作がリセ
ット操作または電源オフ操作である場合には、ジョブ管
理テーブルを参照して現在ページバッファに格納されて
いるジョブを全て認識させ、リセットまたは電源オフ処
理によりジョブが消去されることを当該ジョブの送信元
に対して通知させることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9の記録
媒体の発明は、コンピュータを用いて印刷装置の制御を
行うための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、該制御プログラムはコンピュータに対し、通信手段
を介して外部から送信されるコマンドを解析させて該コ
マンドがリセット命令または電源オフ命令か否かを確認
させ、前記コマンドがリセット命令または電源オフ命令
である場合には、ジョブ管理テーブルを参照して現在ペ
ージバッファに格納されているジョブを全て認識させ、
リセットまたは電源オフ処理によりジョブが消去される
ことを当該ジョブの送信元に対して通知させることを特
徴とする。
【0014】ここで、前記制御プログラムはコンピュー
タに対し、既に印刷を開始しているジョブがあるか否か
を確認させ、既に印刷を開始しているジョブがある場合
は、その印刷出力が終了するのを待ち、それまでの出力
ページ数をカウントアップさせ、既に印刷を開始してい
るジョブに関しては出力ぺージ数もセットしてジョブの
消去が行なわれることを当該ジョブの送信元に対して通
知させることを特徴とすることができる。
【0015】また、前記制御プログラムはコンピュータ
に対し、リセット処理の場合はメモリのクリアや設定の
初期化等を行なわせ、電源オフの場合はシャットダウン
処理を行わせることを特徴とすることができる。
【0016】(作用)本発明では、リセット操作及び電
源オフ操作が行なわれると、記憶手段に格納されていた
印刷ジョブの送信元に当該印刷ジョブが削除されること
を通知する。
【0017】また、本発明では、現在印刷出力中の印刷
ジョブの送信元に対しては、印刷ジョブが削除されるこ
とを通知すると共に、既に印刷出力されたぺージ数も合
わせて通知する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を詳細に説明する。
【0019】図2は、本発明の一実施形態で適用するレ
ーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造
を示す。このLBPはデータ源(不図示)から文字パタ
ーンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が
行える。同図において、1000はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータ(図2の20
1、202、203)から供給される文字情報(文字コ
ード)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力し
て記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文
字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体
である印刷メディア(例えば、記録用紙、OHP用紙)
上に像を形成する。
【0020】1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器などが配されている操作パネル、1001は
LBP1000全体の制御およびホストコンピュータか
ら供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニ
ットである。このプリンタ制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1002に出力する。
【0021】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り替えする。レーザ光10
04は回転多面鏡l005で左右方向に振られ、静電ド
ラム(感光ドラムともいう)1006上を走査する。こ
れにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静
電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006
周囲に配置されている現像ユニット1007により現像
された後、印刷メディア上に転写される。
【0022】この印刷メディアにはカットシートを用
い、カットシート印刷メデイアはLBP1000に装着
した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ10
09および搬送ローラ1010と1011とにより装置
内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0023】(第1の実施形態)図1に本発明の一実施
形態における上記LBPの制御系の回路構成とデータ発
生源との関係を示す。尚、図示で符合202から215
は上述したプリンタ制御ユニット1001に含まれるも
のであり、プリンタエンジン210の構造は図2で説明
した通りである。
【0024】図1において、201はデータ源となる第
1のホストコンピュータ(ホスト1)である。202は
データ源201に対する入力バッファ、203はホスト
201に返信するための出力バッファである。204は
装置全体の演算制御を司るCPU(中央演算処理ユニッ
ト)、205はCPU204が実行するプログラムやフ
ォントパターン等が格納されているROM(リードオン
リメモリ)、206はワーク領域及び解析情報、出力情
報を格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)であ
る。207は解析されたイメージが格納されるページバ
ッファで、複数のべージを格納できる。208は操作パ
ネル1012との制御を行なうパネルインタフェースで
ある。209はプリンタエンジン210との制御を行な
うプリンタインタフェース(プリンタI/F)である。
2l0はページバッファ207から読み出されたビデオ
信号(イメージデータ)を基に印刷メディア上に実際に
印字を行なうプリンタエンジンである。
【0025】211、212はインターネット等のネッ
トワークに接続されたホストコンピュータ(ホスト2、
ホスト3)である。213はネットワークとの接続を制
御するネットワークインタフェース(ネットワークI/
F)である。214、2l5は入力バッファ202、出
力バッファ203に対応するネットワーク接続の入力バ
ッファ、出力バッファである。
【0026】図3は、上記ホスト201、211、21
2から送信された印刷ジョブの状態及び情報を管理する
テーブルの一例を示した図である。ここで、301はジ
ョフの認識番号(ジョブID)、302は受けつけたジ
ョブの状態を示す。303は解析され出力待ちになって
いるぺージのぺージバッファ内のアドレスを示し、30
4は出力された頁数を示している。305はデータの入
力インタフェースの種類を示すもので、ネットワーク接
続か、ローカル接続されているかを示している。306
はネットワークを通して受信したジョフのホストのネッ
トワークアドレスを格納している。307、308およ
び309は各ジョブの格納欄を表わしている。
【0027】図4は、データ源となるホスト201や2
11、212から指定されるジョフ開始コマンドの一例
を示す。401は制御コマンドであることを示すESC
(エスケープ)コード、402はこの命令がジョブ開始
の命令であることを示す文字列、403はジョブの名
称、404はネットワーク接続の場合のホストのアドレ
スが、それぞれ格納されていることを示す。
【0028】図5は、図1のぺージバッファ207に格
納される解析後の格納データの一例を示す。ぺージバッ
ファ207はレコードを基本単位として書き込み/読み
出し処理をする。
【0029】ここで、501は次に続くレコードのアド
レスを指定する領域である。502はこのレコードが罫
線を処理するものであることを示し、503は罫線の開
始座標、504は罫線の終了座標を示し、505は罫線
の線の太さを示し、これらの情報502〜505によっ
て罫線が引かれる。
【0030】506は上記アドレス指定領域501によ
りリンクされたものであり、次にリンクされるアドレス
が格納されている。このレコードは文字を記述するレコ
ードであり、フォント名称によりフォントパターンを確
定する。開始点から開始座標を確定し、文字数分の文字
コードが連続して格納されているので、文字コードに応
じたパターンを読みだして開始座標から順次画像を形成
していくことができる。507は矩形のレコードを示し
たいものであり、矩形の開始座標、終了座標及び線幅に
よって矩形の画像を形成する。これらのレコードの集ま
りによって、1ぺーシ分の画像が形成されていく。
【0031】図6は、印刷装置からホスト201、21
1、212に返信される情報のフォーマットの一例を
す。ここで、601は情報データであることを示すES
Cコード、602はジョブ関係の情報であることを示す
識別子(JOB)、603は当該ジョブに対して行なわ
れた操作内容(本例では、「キャンセル」操作)を示
す。604には操作の対象となったジョブの名称が格納
され、605には既に出力されたぺージ数が格納されて
いる。
【0032】図7は、図2の操作パネル1012上のパ
ネル操作の内容とこのパネル操作により移行する状態の
関係の一例を示す。ここで、701はパネル操作の内容
の欄、702は移行する状態の欄である。703はリセ
ット操作が行なわれた場合の例であり、オぺレーション
によりリセットが行なわれると初期状態に戻ることを示
している。704は電源オフが操作された場合の例であ
り、この操作の場合も初期状態に戻る。705はメニュ
ー操作が行なわれた場合の例であり、この操作が行われ
るとメニュー状態に移行し、さらに次のオぺレーション
入力待ちになる。706はエラ一発生時にエラースキッ
プの操作が行なわれた場合の例であり、この操作が行わ
れた場合には、エラー発生のジョブ状態のままで、当該
ジョブの処理が継続して行われる。
【0033】以下、図8のフローチャートに従い本発明
の一実施形態の動作を説明する。
【0034】電源が投人されることによって、本プログ
ラムは開始する。ステップ802では、ホスト(20
1、202、203)からポートにデータが着信してい
るかをチェックする。データの着信がない場合、再度デ
ータがないかチェックする。
【0035】データが着信すると、ステップ803で受
信したデータか制御命令であるか否かを、図4の401
のコードと比較することで確認する。受信データが制御
命令の場合は、ステップ804でジョブ開始命令である
か否かを図4の401、402と受信データとを比較す
ることで確認する。ジョブ開始命令であった場合は、ス
テップ805で管理テーブルへの登録が行なわれ、当該
ジョブのIDが図3の301へ登録される。
【0036】上記ステップ804でジョブ開始命令でな
いと判定した場合は、そのコードに応じたコマンド解析
処理がステップ806で行なわれ、後述のステップ80
9へ進んで、その後に必要であればぺージバッファへ書
き込みを行ない、データの解析に戻る。
【0037】上記ステップ803で制御命令でないと判
定した場合は、ステップ807で入力されたデータの解
析を行ない、そのデータは内部コードに変換される。こ
の内部コードの内容は図5で示した通りである。内部コ
ードをステップ808でぺージバッファ207へ書き込
む。この時、図3の管理テーブル上にぺージバッファの
アドレス303が登録される。ここで複数のジョブのぺ
ージバッファが作成され、ジョブが出力待ちになる場合
は、管理テーブルの302の状態を出力待ちにする。
【0038】次のステップ809でぺージバッファが作
成されたか否かを確認し、ぺージバッファが作成されて
いない場合には、後述のステップ813へ進んで、その
後にデータの読み込みを再度行なう。
【0039】ページバッファが作成された場合は、ステ
ップ810でプリンタI/F209を通じてプリンタエ
ンジン210へビデオ信号の出力を行なう。この時、管
理テーブルの状態302を出力中に変更し、また図3の
304の出力ぺージ数もカウントアップする。
【0040】次のステップ811でエラーが発生し、オ
ペレータの入力待ち状態になっているか、または、オペ
レータのパネル操作があったか否かを確認する。オペレ
ータの介入待ち状態である場合は、ステップ812でオ
ペレータによる操作パネル1012からのパネル入力待
ちを行い、オぺレータの操作に応じた処理を図7の70
1、702の格納内容を参照して処理を行なう。
【0041】次のステップ813ではデータがあるか否
かを確認する。データがある場合は、ステップ803に
戻り、上述の処理を繰り返す。データがない場合は、ス
テップ814で作成されたぺージを全て出力し、本印刷
処理を終了する。
【0042】次に、上記のステップ812の動作の詳細
について、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0043】本プログラム(サブルーチン)は、オぺレ
ータにより操作パネル1012へのパネル操作が行なわ
れることによって開始する。ステップ902で操作パネ
ル1012のパネルスイッチがオペレータにより操作さ
れると、図2のパネルインタフェース208を通じて、
どのようなパネル操作が行なわれたかを検知する。
【0044】次のステップ903でパネル操作がリセッ
ト操作か電源オフ操作のいずれであるか否かを確認し、
いずれの操作でもない場合には、ステップ904で当該
パネル操作に対応する処理を行なう。このステップ90
4において、パネル操作の内容が図7の706のエラー
スキップであれば、該当するエラー処理を行ない、通常
のジョブの処理を続行する。
【0045】パネル操作がリセット操作または、電源オ
フ操作である場合には、ステップ905で、図3の30
1のジョブIDを参照して、現在ページバッファ207
に格納されているジョブを全て認識する。本例では図3
の307、308、309の3つのジョブが格納されて
いることがわかる。
【0046】次にステップ906で既に印刷を開始して
いるジョブ(出力ジョブ)があるか否かを確認する。既
に印刷を開始しているジョブがある場合は、ステップ9
07でその印刷出力が終了するのを待ち、それまでの出
力べージ数を図3の出力頁領域304の値を用いてカウ
ントアップする。次にステップ908へ進む。ステップ
906で印刷を開始しているジョブがない場合は、直接
ステップ908へ移行する。
【0047】ステップ908では、削除されるジョブ3
07、308、309に対してキャンセルが行なわれる
ことを、ホスト201、211、212に対して、図4
の401〜404で示す一定のフォーマットで通知す
る。特に、図3の307のジョブに関しては、出力ぺー
ジ数もセットして図6のフォーマットで通知する。
【0048】次のステップ909でリセット処理の場合
は、メモリのクリアや設定の初期化等が行なわれる。電
源オフの場合は、シャットダウン処理(モータの停止
等)を行う。ステップ909で本処理を終了する。
【0049】(第2の実施形態)上述の本発明の第1の
実施形態では、パネル操作による例を示したが、ホスト
201、211、212からコマンドを指定してリセッ
トされた場合も、第1の実施形態と同様な処理手順で実
行できる。その場合の制御命令の一例を図10に示す。
ここで、100Aは、制御コマンドであることを示すE
SCコード、100Bは、この命令がリセット命令であ
ることを示す文字列(キャラクタコード列)である。
【0050】この場合は、図8のステップ806のコマ
ンド解析の一部として対応がなされる。このコマンド解
析動作を図11のフローチャートを参照して説明する。
ステッププ806のコマンド解析において図11のプロ
グラムが開始する。
【0051】まず、ステップ1102では、ホスト20
1、211、212からのコマンドがリセットコマンド
か否かを確認する。もし、そのコマンドがリセットコマ
ンドでない場合は、次のステップ1103で入力コマン
ドに応じた処理が行なわれる。
【0052】一方、そのコマンドがリセットコマンドで
ある場合には、ステップ1104で現在格納されている
ジョブを認識する。ステップ1104は前述の第1の実
施形態のステップ905で行なわれたものと同じ動作を
行なう。
【0053】次のステップ1105では既に印刷を開始
しているジョブがある否かを確認する。既に印刷を開始
しているジョブがある場合は、ステップ1106で出力
が終了するのを待ち、それまで出力ぺージ数を図3の出
力頁領域304の値を用いてカウントアップする。次に
ステップ1107へ移行する。既に印刷を開始している
ジョブがない場合は、直接ステップ1107へ移行す
る。
【0054】ステップ1107で削除されるジョブ30
7、308、309がキャンセルが行なわれることホス
ト201、211、212に対して図4の401〜40
4のフォーマットで通知する。特に、307のジョブに
関しては、出力ぺージ数もセットして図6のフォーマッ
トで通知する。ステップ1108でリセット処理の場合
は、メモリのクリアや設定の初期化等が行なわれる。
【0055】(他の実施形態)なお、本発明を適用可能
な印刷装置として、上記実施形態では、レーザービーム
プリンタを例示したが、本発明はこれに限らず、例えば
インクジェットプリンタ等の他のプリント方式の印刷装
置でも同様に適用できることは勿論である。
【0056】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0057】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0058】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0059】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピディスク(FD)、ハードディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROMなどを用いことができる。
【0060】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行ない、その処理によって前述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャンセルされるジョブの送信者に対してジョブが削除
されることを認識させることが可能となり、再送する必
要があることを通知できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の印刷装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明を実施可能な印刷装置の構造例を示す断
面図である。
【図3】本発明のジョブを管理するテーブルの一例を示
す図である。
【図4】本発明のジョブ開始命令のコマンドフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態のページバッファの内容の
一例を示す図である。
【図6】本発明のキャンセル通知のコマンドフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態のパネル操作とその操作に
よる状態の一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】図8の本発明の一実施形態のパネル入力処理の
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明のリセット命令のコマンドフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
201 データ源となるホストコンピュータ 202 ポートに対する入力バッファ 203 ポートに対する出力バッファ 204 CPU 205 ROM 206 RAM 207 ページバッファ 208 パネルインタフェース 209 プリンタインタフェース 210 プリンタエンジン 211、212 ネットワーク接続のホストコンピュー
タ 213 ネットワークインタフェース 214 入力バッファ 215 出力バッファ 1000 LBP本体 1001 プリンタ制御ユニット 1002 レーザドライバ 1003 半導体レーザ 1005 静電ドラム 1012 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AS02 AS13 HK15 HN04 HN21 HN24 HP00 2H027 EF17 EK04 ZA07 5B021 AA01 BB10 CC06 DD03 5C062 AA05 AA13 AA35 AB38 AB42 AC21 AC42 AC43 AC58 BA00 9A001 HH34 JJ35 KK42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向の通信が可能な通信手段と、 該通信手段を通じて送信された複数の印刷ジョブを格納
    する記憶手段と、 リセット操作および電源オフ操作を検知する検知手段
    と、 該検知手段により前記リセット操作または前記電源オフ
    操作が検知されると、装置を初期状態に戻すと共に、印
    刷ジョブが消去されることを当該印刷ジョブの送信元に
    前記通信手段を介して通知する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記印刷ジョブが消去さ
    れたことを通知する際に、印刷出力中の印刷ジョブの送
    信元に対しては、既に印刷出力されたぺージ数も通知す
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段がネットワークに接続され
    た場合に、該ネットワークと接続するネットワーク接続
    手段と、 前記送信元である前記印刷ジョブを出力したホストを認
    識する認識手段とを有し、 前記制御手段は、前記印刷ジョブが消去されたことを通
    知する際に、前記認識手段が認識したホストに当該印刷
    ジョブが消去されたことを通知することを特徴とする請
    求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 印刷装置の操作パネルのパネル操作がリ
    セット操作か電源オフ操作のいずれであるかを検知する
    工程と、 前記パネル操作がリセット操作または電源オフ操作であ
    る場合には、ジョブ管理テーブルを参照して現在ページ
    バッファに格納されているジョブを全て認識する工程
    と、 リセットまたは電源オフ処理によりジョブが消去される
    ことを当該ジョブの送信元に対して通知する工程とを有
    することを特徴とする印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 通信手段を介して外部から送信されるコ
    マンドを解析して該コマンドがリセット命令または電源
    オフ命令か否かを確認する工程と、 前記コマンドがリセット命令または電源オフ命令である
    場合には、ジョブ管理テーブルを参照して現在ページバ
    ッファに格納されているジョブを全て認識する工程と、 リセットまたは電源オフ処理によりジョブが消去される
    ことを当該ジョブの送信元に対して通知する工程とを有
    することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 既に印刷を開始しているジョブがあるか
    否かを確認する工程と、 既に印刷を開始しているジョブがある場合は、その印刷
    出力が終了するのを待ち、それまでの出力ページ数をカ
    ウントアップする工程と、 既に印刷を開始しているジョブに関しては出力ぺージ数
    もセットしてジョブの消去が行なわれることを当該ジョ
    ブの送信元に対して通知する工程とを更に有することを
    特徴とする請求項4または5に記載の印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記リセット処理の場合はメモリのクリ
    アや設定の初期化等を行ない、前記電源オフの場合はシ
    ャットダウン処理を行う工程を有することを特徴とする
    請求項4から6のいずれかに記載の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータを用いて印刷装置の制御を
    行うための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 該制御プログラムはコンピュータに対し、 印刷装置の操作パネルのパネル操作がリセット操作か電
    源オフ操作のいずれであるかを検知させ、 前記パネル操作がリセット操作または電源オフ操作であ
    る場合には、ジョブ管理テーブルを参照して現在ページ
    バッファに格納されているジョブを全て認識させ、 リセットまたは電源オフ処理によりジョブが消去される
    ことを当該ジョブの送信元に対して通知させることを特
    徴とする印刷制御プログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータを用いて印刷装置の制御を
    行うための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 該制御プログラムはコンピュータに対し、 通信手段を介して外部から送信されるコマンドを解析さ
    せて該コマンドがリセット命令または電源オフ命令か否
    かを確認させ、 前記コマンドがリセット命令または電源オフ命令である
    場合には、ジョブ管理テーブルを参照して現在ページバ
    ッファに格納されているジョブを全て認識させ、 リセットまたは電源オフ処理によりジョブが消去される
    ことを当該ジョブの送信元に対して通知させることを特
    徴とする印刷制御プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記制御プログラムはコンピュータに
    対し、 既に印刷を開始しているジョブがあるか否かを確認さ
    せ、 既に印刷を開始しているジョブがある場合は、その印刷
    出力が終了するのを待ち、それまでの出力ページ数をカ
    ウントアップさせ、 既に印刷を開始しているジョブに関しては出力ぺージ数
    もセットしてジョブの消去が行なわれることを当該ジョ
    ブの送信元に対して通知させることを特徴とする請求項
    8または9に記載の印刷制御プログラムを記録した記録
    媒体。
  11. 【請求項11】 前記制御プログラムはコンピュータに
    対し、 リセット処理の場合はメモリのクリアや設定の初期化等
    を行なわせ、電源オフの場合はシャットダウン処理を行
    わせることを特徴とする請求項8から10のいずれかに
    記載の印刷制御プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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