JPH09240072A - プリンタ制御装置及びその制御方法及びプリンタ装置 - Google Patents

プリンタ制御装置及びその制御方法及びプリンタ装置

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JPH09240072A
JPH09240072A JP8051737A JP5173796A JPH09240072A JP H09240072 A JPH09240072 A JP H09240072A JP 8051737 A JP8051737 A JP 8051737A JP 5173796 A JP5173796 A JP 5173796A JP H09240072 A JPH09240072 A JP H09240072A
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JP8051737A
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Yuji Hayata
裕治 早田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンド単位に記録する場合において、各バン
ドの転送設定処理に時間的余裕を持たせることで、高速
記録にも対処できるようにする。 【解決手段】 フレームメモリ106はその容量を2つ
に分割し、2つのバンド画像データを展開するようにす
る。そして、これら2つの領域に対して各バンドの画像
データを展開し、一方を記録部に送出していく。ライン
数制御回路111は、1つのバンドの転送が完了した場
合、及び、そのバンドの最後から2つ前のラインの転送
が完了した場合に、その旨をCPU102に報知する。
そして、バンド転送が完全に完了する前の段階で、次の
バンドの画像データの送出に備えて各種設定するデータ
を演算する。そして、実際に1バンド分の送出が完了し
た場合には、演算したデータをメモリ制御部109等に
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ制御装置
及びその制御方法及びプリンタ装置及び記憶媒体、詳し
くはバンド単位に画像を記録させるプリンタ制御装置及
びその制御方法及びプリンタ装置、更には制御プログラ
ムを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、レーザビームプリンタで代表され
る電子写真方式のプリンタにおいては、ホストコンピュ
ータ等の外部装置から印刷データ(コードデータやイメ
ージデータ等)を受信して、その受信した印刷データに
基づくビットマップデータに展開する。その展開が完了
した後、展開されたビットマップデータをビデオデー
タ、つまり、白黒を表現するデータとしてプリンタエン
ジンに出力する。
【0003】ところで、昨今のこの種の装置における解
像度は非常に高くなってきており、それにつれてビット
マップデータを展開するメモリ容量も膨大な容量を要す
るようになってきている。
【0004】これを解決する良く知られている手法は、
1ページ分のメモリを有するのではなく、1ページ分を
複数のバンドに分割し、1つもしくは2つのバンド分の
メモリを備え、バンド単位にビットマップ展開する手法
である。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】このような装置に
おいては、プリンタエンジン部に設けられた公知のビー
ムディテクト信号(主走査同期信号HSYNC信号とな
る)が常に一定間隔で出力されるため、例えばプリンタ
をより高速機として設計すると、HSYNCから実際に
1ライン分のビデオ信号の転送出力するまでの間隔が短
くなる。
【0006】従って、1バンド分の転送出力の終了信号
であるBEND信号を受け、それを受けたCPUが、次
のバンドの転送開始を行わせるために種々の設定を行う
(例えば転送開始する先頭アドレスを計算及び設定)
と、その設定処理が、場合によっては次のバンドの転送
開始時期に間に合わなくなる可能性がある。
【0007】尚、電子写真方式のプリンタエンジンで
は、一旦、感光体を改造させ、静電潜像を形成して印刷
処理を開始すると、その途中で止めることはできないの
で、上記のような問題が発生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、バンド単位に記録する場合に
おいて、各バンドの転送設定処理に時間的余裕を持たせ
ることで、高速記録にも対処できるプリンタ制御装置及
びその制御方法及びプリンタ装置を提供しようとするも
のである。
【0009】この課題を解決するため、例えば本発明の
プリンタ制御装置は以下に示す構成を備える。すなわ
ち、上位装置からの印刷データに基づいて、画像をバン
ド単位に順次記録する記録部を制御するプリンタ制御装
置であって、バンド単位の画像データを展開する少なく
とも2つの記憶手段と、該記憶手段にバンド画像を順次
展開すると共に、展開済みの記憶手段から前記記録部に
向けて画像データを出力する制御手段と、1つのバンド
の画像データを前記記録部に向けて送出した場合に、当
該バンドの画像データの転送が完了したか否かを判断す
る第1の判断手段と、1つのバンドの画像データを前記
記録部に向けて送出した場合に、当該バンドの画像デー
タの転送が完了する所定時間前に到達したか否かを判断
する第2の判断手段と、該第2の判断手段によって、前
記所定時間前に到達したと判断した場合に、次のバンド
の送出に備える各種設定情報を演算する演算手段と、前
記第1の判断手段によって、バンドの画像データの転送
が完了したかと判断した場合に、前記演算手段によって
演算された設定情報を設定する設定手段とを備える。
【0010】また、他の発明は、記憶媒体からメモリに
読み出し実行することで、上位装置からの印刷データに
基づいて、画像をバンド単位に順次記録する記録部と、
バンド単位の画像データを展開する少なくとも2つの記
憶手段を制御するプログラムを格納する記憶媒体であっ
て、前記記憶手段にバンド画像を順次展開すると共に、
展開済みの記憶手段から前記記録部に向けて画像データ
を出力する画像データ処理工程の手順コードと、1つの
バンドの画像データを前記記録部に向けて送出した場合
に、当該バンドの画像データの転送が完了したか否かを
判断する第1の判断工程の手順コードと、1つのバンド
の画像データを前記記録部に向けて送出した場合に、当
該バンドの画像データの転送が完了する所定時間前に到
達したか否かを判断する第2の判断工程の手順コード
と、該第2の判断工程によって、前記所定時間前に到達
したと判断した場合に、次のバンドの送出に備える各種
設定情報を演算する演算工程の手順コードと、前記第1
の判断工程によって、バンドの画像データの転送が完了
したかと判断した場合に、前記演算工程によって演算さ
れた設定情報を設定する設定工程の手順コードとを備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に従って本発明
にかかる実施形態の一例を詳細に説明する。
【0012】図3は本実施形態のプリンタ(レーザビー
ムプリンタ)の構造断面図を示している。図面のプリン
タは、ホストコンピュータ等の各種外部装置からのデー
タを、不図示のインターフェースを介して入力し、記録
媒体上への記録を実行する。尚、このプリンタは不図示
のデータ源から文字パターンの登録が行える。
【0013】図3において、3はプリンタ本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る印字情報(文字コード等)やフォーム情報或いはマク
ロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報
に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を
作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0014】300は各種操作のためのスイッチ及びL
CD表示器などが配されている操作パネル、301はプ
リンタ3における全体の制御を実行すると共に、ホスト
コンピュータ等から供給される文字情報などを解析する
プリンタ制御ユニットである。
【0015】このプリンタ制御ユニット301は主に文
字情報を対応する文字パターンの発生及びメモリへの展
開、更には、展開されたデータをビデオ信号に変換して
レーザドライバ302に出力する処理を行う。
【0016】レーザドライバ302は半導体レーザ30
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ303から発射されるレーザ光3
04のオン・オフを切り替える。
【0017】このレーザ光304は回転多面鏡305で
左右方向にふらされて静電ドラム306上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム306上にはビデオ信号に
対応する静電潜像が形成されることになる。この潜像は
静電ドラム306の周囲に配置された現像ユニット30
7貳より現像された後、記録紙に転写される。この記録
紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はプリ
ンタ本体3に装着した用紙カセット308に収納され、
給紙ローラ309及び搬送ローラ310と311によ
り、装置内に取り込まれて、静電ドラム306に供給さ
れる。
【0018】図1は上述のプリンタ3におけるプリンタ
制御ユニット301の詳細構成を表すブロック図であ
る。同図において、101はインターフェース部(I/
F)であり、外部装置(ホストコンピュータやイメージ
スキャナ等)よりコードデータやイメージデータを入力
する。102はCPUであり、本プリンタ全体の制御を
行う。103は記録部110(図3で示したプリンタエ
ンジン部分)との通信を行うためのインターフェース部
(I/F部)である。104、105及び106はRA
M部に確保された領域であり、104はホストコンピュ
ータから送られてきた1ページ分の印刷データを蓄えて
おくページバッファメモリ、105はCPU102が各
種制御処理を実行する際にワーク領域として使用するワ
ークバッファメモリ、106は記録部110で記録する
ビットマップイメージを展開するためのフレームバッフ
ァメモリである。
【0019】107はファームメモリであり、CPU1
02が実行各種制御プログラム(ファームウェア)を格
納する。108はフォントメモリであり、コードデータ
をイメージ展開するための各種フォントデータが格納さ
れている。上記のファームメモリ107、フォントメモ
リ108はそれぞれROMで構成されている。
【0020】また、109はDMAC(ダイレクトメモ
リアクセスコントローラ)を内蔵したメモリ制御部であ
り、CPU102の制御の下で、コードデータを解釈し
て展開して得られたイメージデータやイメージスキャナ
より入力したイメージデータをフレームバッファメモリ
106に転送、格納するとともに、イメージデータをビ
デオ信号として出力するためにフレームバッファメモリ
106よりの読み出しの制御を行う。メモリ制御部10
9はまた、1ライン単位の転送が完了する毎に、後述す
るライン数制御回路111に対してHEND信号を出力
する。
【0021】110は記録部であり、上記のレーザビー
ム方式によりI/F部103を介して入力したビデオ信
号に従って記録紙上に画像を形成する。
【0022】また、111はライン数制御回路であっ
て、記録部110からの水平同期信号HSYNC(ビデ
オ信号の転送開始のタイミングを取るために使用され
る)を入力し、制御回路109より出力されたアドレス
信号によって順次読み出された1ライン単位のイメージ
データをビデオ信号として記録部110に出力する。ま
た、メモリ制御部109からのHEND信号を計数し、
1バンド分の転送が完了した際に、CPU102に対し
て割り込み信号(BEND信号)を発生する。
【0023】上記構成において、本装置に電源が投入さ
れると、CPU102はROM部のファームメモリ10
7に格納されているプログラムに従って、装置の初期化
を行ない、印刷処理を行うことになる。このとき、RA
M部の全容量を検査し(不図示の拡張インターフェース
にメモリを増加させることができるようになってい
る)、フレームメモリ106をどの程度確保するかを決
定し、そのフレームメモリを2分割する。各分割された
部分(図1におけるバンドA,B)が、1バンド分のビ
ットマップ展開用に用され、一方からのビットマップデ
ータをビデオ信号として出力している最中に、もう一方
に次のバンドのビットマップデータの展開処理を行うこ
とになる。以下、これを交互に切り替えながら印刷を行
うことになる。
【0024】さて、かかる構成において、図4の(a)
に示すように1ライン単位にビデオ信号を出力していく
と、第1バンドの転送が完了し、次の第2バンドの転送
を転送する時期がくる。このとき、CPU102は次の
バンドの先頭アドレス位置を演算し、それをメモリ制御
部109に設定したり、図1には示していないが第2の
バンドの転送を行うための種々の設定処理を行う。この
設定にかかる時間を同図の(b)において「CPU計算
時間」として示しているわけであるが、記録部110の
記録速度を高速に行なうようにすると、場合によっては
図4の(b)の如く、第2バンドの転送時期になっても
設定処理が完了しきれず、結果的に次のバンドの最初の
ラインの転送が正常に行なえないということが発生す
る。本実施形態では、かかる問題点を一掃する。
【0025】図2はライン数制御回路111の一部回路
構成を示している。図示において、201は、1バンド
分のライン数を設定するレジスタ、203はHEND
(1ラインのビデオ信号転送終了後に出力される信号)
をカウントするカウンタ、202は、201のレジスタ
の値と203のカウンタの値が一致した時、信号BEN
Dを発生させるコンパレータである。
【0026】本実施形態では、図2に示す回路を2つ用
意する。1つは、実際に1バンド分の転送が完了したこ
とを示す信号BEND1、もう1つは1バンド分のライ
ン数−1の転送が完了したことを示す信号BEND2を
発生させるものである。換言すれば、それぞれのレジス
タ回路201に設定する値を“1”だけ異なるようにし
て設定するものである。尚、各レジスタ回路201に値
をセットするのは、本装置の電源投入時における初期化
処理において行う。
【0027】以下、図2、図4を参照しながら、図5の
フローチャートに従って実施形態の動作を説明する。
尚、以下で説明する、変数Xは、バンドバッファA,B
のいずれかを示す情報が格納されており、例えば変数X
にバンドバッファAを特定する情報を設定した際には、
「バンドバッファX」は「バンドバッファA」と等価で
ある。また、このとき、「バンドバッファ^X」と表記
した場合には、バンドバッファA以外、すなわち、バン
ドバッファBを意味するものとする。
【0028】まず、最初に、変数XにバンドバッファA
を特定する情報をセットし(ステップS1)、バンドバ
ッファX(この時点ではバンドバッファA)にビットマ
ップデータを展開する(ステップS2)。展開処理が完
了すると、バンドバッファXに展開されたビットマップ
データをビデオ信号として出力するため、転送にかかる
各種アドレス演算ン等を行ない(ステップS3)、ステ
ップS4でメモリ制御部109やライン数制御部111
に必要な設定を行う。この後、転送を開始すべく、メモ
リ制御部109に対して転送開始指示を発生する。これ
以降、メモリ制御部109、ライン数制御回路111
は、所定の手順に従ってビットマップ展開されたデータ
をビデオ信号として順次、記録部110に向けて出力す
る。
【0029】さて、この転送が行われている間、次のバ
ンドのビットマップ展開を行うため、変数Xを^Xに更
新する(ステップS6)。先に説明したように、^X
は、バンドバッファBを特定する情報が格納されている
から、このステップS6の処理によって、バンドバッフ
ァXはバンドバッファBを指し示すように更新されるこ
とになる。
【0030】この後、バンドバッファX(更新済み)に
次のバンドのビットマップの展開処理を行う(ステップ
S7)。
【0031】こうして、バンドバッファXへの展開が完
了すると、並行してバンドバッファ^Xの出力処理が行
われていることになるから、ステップS8で信号BEN
D2の受信を待つ。この信号BEND2は、先に説明し
たように、実際の1バンド分より1ライン分少ないライ
ン数の転送が完了した際に発生するものである。
【0032】さて、この信号BEND2を受信すると、
処理はステップS9に進み、1ページ分の出力が終了し
たか否かを判断する。1ページ分の出力が未完であると
判断した場合には、バンドバッファXには、次のバンド
のビットマップデータが展開済みであるから、ステップ
S3と同様にその転送にかかる演算を行う(ステップS
10)。
【0033】そして、ステップS11において、本当の
1バンドの出力が完了したことを示す信号BEND1の
受信を待つ。
【0034】この信号BEND1の受信を検出すると、
ステップS4に進み、先に算出した演算内容に従って各
回路に設定処理を行う。
【0035】以上の処理を繰り返すことで、図4の
(c)に示す如く、演算処理「CPU計算時間」が、実
際の1バンド分の転送完了以前に行われることになり、
時間的ゆとりが生まれ、高速な記録部にも対処できるよ
うになる。
【0036】尚、メモリ制御部109やライン数制御回
路111に対して設定する時期が、信号BEND1を受
信してから行うのは、バンドの最後のラインの出力転送
が完了していない可能性があるからである。
【0037】<第2の実施形態>上記実施形態において
は、1バンドの終了信号がでる1ライン前にCPUに対
して信号を送ったが、図4の(d)の様にCPUの作業
量が複雑で、計算時間が長時間係る場合には、2ライン
前から信号を送る構成をとっても同様の効果が得られ
る。このようにするためには、図2の構成における回路
(2つあることは既に説明した)の一方のレジスタ回路
201に、本来のバンドのライン数より2つ少ない値を
設定しておけばよい。
【0038】また、2ライン前に限らず、3ライン前
等、状況に応じて操作者が適宜変更できるようにしても
良い。この場合には、操作パネル300から設定するこ
とになるが、場合によってはホストコンピュータが所定
のフォーマットのコマンドを発光することで設定するよ
うにしてもよいであろう。
【0039】尚、上記実施形態では、レーザビームプリ
ンタを例にして説明したが、LEDプリンタ等でもよ
い。要は、バンド単位に印刷する方式であれば、いずれ
にも適用できるからである。
【0040】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、プリンタ内蔵のコンピュー
タ等)に適用してもよい。
【0041】また、上記実施形態では、CPU102が
ROMに格納されたプログラムに従って動作するものと
して説明したが、例えば、かかるプログラムを外部(例
えばホストコンピュータや、プログラムを記憶した記憶
媒体を接続するスロット)等からRAM上に読出し、そ
れを実行してもよいし、ROM自身を差し替えることで
行ってもよい。
【0042】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0043】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって
実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0045】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行な
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図6のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。
【0047】すなわち、少なくとも、記憶手段にバンド
画像を順次展開すると共に、展開済みの記憶手段から記
録部に向けて画像データを出力する画像データ処理モジ
ュールと、1つのバンドの画像データを記録部に向けて
送出した場合に、このバンドの画像データの転送が完了
したか否かを判断する第1の判断モジュールと、1つの
バンドの画像データを記録部に向けて送出した場合に、
そのバンドの画像データの転送が完了する所定時間前に
到達したか否かを判断する第2の判断モジュールと、こ
の第2の判断モジュールによって、所定時間前に到達し
たと判断した場合に、次のバンドの送出に備える各種設
定情報を演算する演算モジュールと、第1の判断モジュ
ールによって、バンドの画像データの転送が完了したか
と判断した場合に、演算モジュールによって演算された
設定情報を設定する設定モジュールとを格納することに
なる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ンド単位に記録する場合において、各バンドの転送設定
処理に時間的余裕を持たせることで、高速記録にも対処
できるようになる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタ制御装置のブロック構成
図である。
【図2】本実施形態のライン数制御回路の一部のブロッ
ク構成図である。
【図3】本実施形態のプリンタの内部構造を示す断面図
である。
【図4】実施形態における動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図5】実施形態における動作処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】実施形態における処理を行うプログラムを格納
した記憶媒体のメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
101 I/F部 102 CPU 103 I/F部 104 ページバッファ 105 ワークバッファ 106 フレームメモリ 107 ファームメモリ 108 フォントメモリ 109 メモリ制御部 110 記録部 111 ライン数制御回路 201 レジスタ回路 202 コンパレータ回路 203 カウンタ回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの印刷データに基づいて、
    画像をバンド単位に順次記録する記録部を制御するプリ
    ンタ制御装置であって、 バンド単位の画像データを展開する少なくとも2つの記
    憶手段と、 該記憶手段にバンド画像を順次展開すると共に、展開済
    みの記憶手段から前記記録部に向けて画像データを出力
    する制御手段と、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了したか
    否かを判断する第1の判断手段と、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了する所
    定時間前に到達したか否かを判断する第2の判断手段
    と、 該第2の判断手段によって、前記所定時間前に到達した
    と判断した場合に、次のバンドの送出に備える各種設定
    情報を演算する演算手段と、 前記第1の判断手段によって、バンドの画像データの転
    送が完了したかと判断した場合に、前記演算手段によっ
    て演算された設定情報を設定する設定手段とを備えるこ
    とを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の判断手段は、1つのバンドの
    最後から2ライン前の送出が完了したか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項第1項に記載のプリンタ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の判断手段の判断対象である、
    所定時間前を変更可能にすることを特徴とする請求項第
    1項に記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記録部は、電子写真方式に基づいて
    画像を記録することを特徴とする請求項第1項に記載の
    プリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の判断手段及び前記第2の判断
    手段それぞれは、 バンドの画像データの送出したライン数を計数する計数
    手段と、 該計数手段で計数値が、所定値に到達したか否かを検出
    する検出手段とを備えることを特徴とする請求項第1項
    に記載のプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項第1項乃至第5項に記載のプリン
    タ制御装置を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 上位装置からの印刷データに基づいて、
    画像をバンド単位に順次記録する記録部と、バンド単位
    の画像データを展開する少なくとも2つの記憶手段とを
    備えるプリンタ制御装置の制御方法であって、 前記記憶手段にバンド画像を順次展開すると共に、展開
    済みの記憶手段から前記記録部に向けて画像データを出
    力する画像データ処理工程と、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了したか
    否かを判断する第1の判断工程と、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了する所
    定時間前に到達したか否かを判断する第2の判断工程
    と、 該第2の判断工程によって、前記所定時間前に到達した
    と判断した場合に、次のバンドの送出に備える各種設定
    情報を演算する演算工程と、 前記第1の判断工程によって、バンドの画像データの転
    送が完了したかと判断した場合に、前記演算工程によっ
    て演算された設定情報を設定する設定工程とを備えるこ
    とを特徴とするプリンタ制御装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の判断工程は、1つのバンドの
    最後から2ライン前の送出が完了したか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項第7項に記載のプリンタ制御装
    置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の判断工程の判断対象である、
    所定時間前を変更可能にすることを特徴とする請求項第
    7項に記載のプリンタ制御装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記記録部は、電子写真方式に基づい
    て画像を記録することを特徴とする請求項第7項に記載
    のプリンタ制御装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の判断工程及び前記第2の判
    断工程それぞれは、バンドの画像データの送出したライ
    ン数を計数する計数工程と、 該計数手段で計数値が、所定値に到達したか否かを検出
    する検出工程とを備えることを特徴とする請求項第7項
    に記載のプリンタ制御装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 記憶媒体からメモリに読み出し実行す
    ることで、上位装置からの印刷データに基づいて、画像
    をバンド単位に順次記録する記録部と、バンド単位の画
    像データを展開する少なくとも2つの記憶手段を制御す
    るプログラムを格納する記憶媒体であって、 前記記憶手段にバンド画像を順次展開すると共に、展開
    済みの記憶手段から前記記録部に向けて画像データを出
    力する画像データ処理工程の手順コードと、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了したか
    否かを判断する第1の判断工程の手順コードと、 1つのバンドの画像データを前記記録部に向けて送出し
    た場合に、当該バンドの画像データの転送が完了する所
    定時間前に到達したか否かを判断する第2の判断工程の
    手順コードと、 該第2の判断工程によって、前記所定時間前に到達した
    と判断した場合に、次のバンドの送出に備える各種設定
    情報を演算する演算工程の手順コードと、 前記第1の判断工程によって、バンドの画像データの転
    送が完了したかと判断した場合に、前記演算工程によっ
    て演算された設定情報を設定する設定工程の手順コード
    とを備えることを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114867611A (zh) * 2019-12-25 2022-08-05 兄弟工业株式会社 运送控制装置、运送控制方法及计算机程序

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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