JP3595704B2 - プリンタ装置およびプリント出力方法 - Google Patents

プリンタ装置およびプリント出力方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ装置およびそのプリント出力方法に関し、特に、プリンタ・エンジンへ画像出力するための垂直同期信号と水平同期信号が同一の一本の信号線(以下、同期信号とする)で兼用される制御装置を有するホストからのプリント・データにより記録媒体にプリント出力するレーザビーム・プリンタおよびそのプリント出力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホストからのプリント・データにより記録媒体にプリント出力するレーザビーム・プリンタ(以下、プリンタとする)においては、メモリ上の画像データをスムージング回路へ出力しスムージング回路にてフォント等の画像データのドットのギザギザを滑らかにする処理を行い、処理された画像データをビデオ信号としてプリンタ・エンジン部へ出力し、所定の用紙へのプリント出力を行っている。
【0003】
上記スムージング回路においては数ラインの画像データをスムージング回路内のメモリに格納し、副走査方向上下数ラインの画像データを参照して当該ビデオ信号を出力するため、メモリ上の画像データがスムージング回路へ出力されてから、その画像データがスムージング処理を施されビデオ信号として出力されるまでに副走査方向数ライン分の遅延が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタ・エンジンへ画像出力するための垂直同期信号と水平同期信号が同一の一本の信号線(以下、同期信号とする)で兼用される制御装置を有するプリンタ・エンジンを制御する従来の技術では、垂直同期信号と水平同期信号が同一の一本の信号で兼用されているため、同期信号を当該プリント・ページの垂直同期信号として検出する手段を備えるか、または同期信号を当該プリント・ページの垂直同期信号として検出するステップを行なうことが必要とされる。同期信号を当該プリント・ページの垂直同期信号として検出する手段またはステップでは、連続プリントの場合、前ページのプリント処理が終了してから最初に検出された同期信号を垂直同期信号として検出し、次ページのプリント処理が開始されることが必要とされる。
【0005】
メモリ上の画像データのスムージング回路への出力が終了したタイミングを前ページのプリント処理終了として検出した場合、スムージング回路への出力は終了しているがプリンタ・エンジンへのビデオ信号出力には数ライン分の遅延が生じるため、遅延ライン数分の水平同期信号が必要とされる。すなわち、メモリ上の画像データのスムージング回路への出力が終了した後も同期信号が必要とされる。
【0006】
メモリ上の画像データのスムージング回路への出力が終了してから最初に検出された同期信号を垂直同期信号として検出すると、実際には検出された同期信号は垂直同期信号ではなく、メモリ上の画像データのスムージング回路への出力が終了した次のラインに対する水平同期信号となる。検出したこの同期信号のタイミングで次ページの先頭ラインの画像データ出力を開始すると、正常なプリント結果が得られないという課題がある。
【0007】
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、前ページの画像信号出力の終了ではなくスムージング回路からプリンタ・エンジンへのビデオ信号出力が終了したことを検出し、検出後最初にプリンタ・エンジンから出力された同期信号を垂直同期信号として検出することで次ページのプリント処理を開始して次ページのプリント出力を実行することのできるプリンタ装置およびそのプリント出力方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1の本発明装置は、プリンタ・エンジンへ画像データを出力するための垂直同期信号と水平同期信号とを共通の信号線を介して受信して前記プリンタ・エンジンを制御する制御手段と、画像データ出力手段から出力される画像データを所定時間遅延して所定の画像処理を施し、前記プリンタ・エンジンに出力する画像処理手段と、前記画像データ出力手段の画像データ出力が終了してから、前記画像処理手段による遅延時間に相当する時間を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段の検出結果に基づいて、前記プリンタ・エンジンから送られる次のページのための垂直同期信号検出する第2の検出手段とを備えたことを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0009】
また、請求項2に記載の本発明装置は、請求項1において、前画像データ出力手段画像データ出力の終了を検出する終了検出手段と、前記終了検出手段の検出によりイネーブルされ、前記プリンタ・エンジンから送られる同期信号をカウントするカウント手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0010】
また、請求項3に記載の本発明装置は、請求項において、前画像処理手段の遅延に応じて遅延ライン数を設定する設定手段と、前記設定された遅延ライン数の設定値と前記カウント手段のカウント値を比較する比較手段と、前記設定値と前記カウント値が等しくなったときに前記垂直同期信号の検出を行う垂直同期検出手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0011】
また、請求項4に記載の本発明装置は、請求項1において、走査方向の遅延ライン数の設定値を予め登録する登録手段と、前記画像データ出力手段から画像データ出力の終了を検出する終了検出手段と、記終了検出手段の終了検出により割込信号を出力する割込手段と、前記割込信号に応じて前記登録手段の設定値の参照び更新を行う更新手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0012】
また、請求項5の本発明装置は、 請求項4において、前記終了検出手段は、前記画像データを記憶する画像メモリとダイレクト・メモリ・アクセスにより処理されたワード数をカウントして検出を行なうことを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0013】
また、請求項6の本発明装置は、 請求項4において、前記更新手段は、予め登録した前記設定値が所定値でないときには前記設定値を1ディクリメントし、前記所定値のときには前記垂直同期信号を検出することを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0014】
また、請求項7の本発明装置は、 請求項6において、前記更新手段はCPUであることを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0015】
また、請求項8の本発明装置は、 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記画像処理手段はスムージング回路であることを特徴とするプリンタ装置を提供する。
【0016】
上記の課題を解決するために請求項9の本発明方法は、プリンタ・エンジンへ画像データを出力するための垂直同期信号と水平同期信号とを共通の信号線を介して受信して前記プリンタ・エンジンを制御する制御手段と、画像データ出力手段から出力される画像データを所定時間遅延して所定の画像処理を施し、前記プリンタ・エンジンに出力する画像処理手段とを備えたプリンタ装置のプリント出力方法において、前記画像データ出力手段の画像データ出力が終了してから、前記画像処理手段による遅延時間に相当する時間を検出する第1の検出ステップと、前記第1の検出ステップの検出結果に基づいて、前記プリンタ・エンジンから送られる次のページのための垂直同期信号検出する第2の検出ステップとを備えたことを特徴とするプリンタ装置のプリント出力方法を提供する。
【0017】
また、請求項10の本発明方法は、 請求項9において、スムージング回路により前記所定の画像処理を行なうことを特徴とするプリント出力方法を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1は本発明を適用したプリンタ装置(以下、プリンタとする)の第1の実施の形態の要部構成を表すブロック図である。
【0020】
図1において、画像メモリ101には所定の画像処理が施されたビットマップ・データが格納されている。画像データ出力回路102は上記画像メモリ101のデータをスムージング回路104に画像データV として出力する。スムージング回路104は画像データV を基に所定の画像処理を施してスムージングを行い、スムージング処理したデータをビデオ信号V としてプリンタ・エンジン106に出力する。プリンタ・エンジン106はビデオ信号V にしたがって所定の用紙にプリント出力する。
【0021】
なお、本明細書中の「用紙」はプリンタによって画像をプリント可能なシート状のプリント媒体であれば良く、いわゆる普通紙の他、トレーシング・ペーパー、OHPフィルム、光沢紙等を用いることができる。
【0022】
画像データ出力終了信号VDFは、画像データ出力回路102からスムージング回路104への画像データV の出力が終了したことを示す信号である。同期信号V は、ビデオ信号V のプリンタ・エンジン106への出力の際に水平方向および垂直方向の同期をとるための信号である。
【0023】
同期信号カウンタ109は、同期信号V の入力回数をカウントする。カウント値CVAは同期信号カウンタ109によるカウント値である。画像データ出力終了信号検出回路111は、画像データ出力回路102からの画像データ出力終了信号VDFを検出する。画像データ出力終了信号検出回路111において画像データ出力終了信号VDFが検出されると、カウンタ・イネーブル信号CENにより同期信号カウンタ109に対してカウント動作をイネーブルにする。
【0024】
遅延ライン数レジスタ113は、画像データV がスムージング回路104へ出力されてから、スムージング処理を施されビデオ信号V としてプリンタ・エンジン106に出力されるまでに副走査方向に生じる遅延ライン数を設定可能であり、SVAは遅延ライン数レジスタ113の設定値を示す。
【0025】
比較器115はカウント値CVAと遅延ライン数レジスタ113の設定値SVAを比較し、カウント値CVAと設定値SVAが等しいときにビデオ出力終了信号VOFを出力する。割込制御回路117は、同期信号V 、ビデオ出力終了信号VOFの入力により所定の割り込み処理を行う。
【0026】
図1を参照して本実施の形態のプリンタの動作を説明する。
【0027】
本実施の形態においては、ホスト・コンピュータ(図示せず)からのプリント・データは所定の処理を施され画像メモリ101に格納されているものとする。
【0028】
所定の用紙へのプリント出力が開始されると、画像メモリ101上のデータはDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送により画像データ出力回路102に取り込まれる。画像データ出力回路102は画像データV をスムージング回路104に出力し、スムージング回路104においてスムージング処理が施され、ビデオ信号V としてプリンタ・エンジン106に出力される。
【0029】
プリンタ・エンジン106はプリント開始のコマンドを受けると、同期信号V をスムージング回路104に対して出力する。本実施の形態のプリンタでは、プリンタ・エンジン106はコマンドによって同期信号V の出力を停止可能な構成とする。
【0030】
スムージング回路104は、この同期信号V を受けてビデオ信号V を順次プリンタ・エンジン106に出力し、所定の用紙にプリント出力を行う。本実施の形態では、スムージング回路104を経由することによりスムージング回路104に出力された画像データV に対して、プリンタ・エンジン106に出力されるビデオ信号V は副走査方向4ライン分の遅延が生じるものとする。
【0031】
画像データ出力回路102は当該プリント・ページの画像データV を順次出力してゆき、画像メモリ101上のデータを出力し終わると、画像データ出力終了信号検出回路111に対し画像データ出力終了信号VDFを出力する。本実施の形態においては、画像データ出力回路102が画像メモリ101からDMA転送によって処理されたワード数をカウントすることによって画像データV の出力終了を検出し、これにより画像データ出力終了信号VDFを出力するものとする。画像データ出力終了信号検出回路111は、画像データV の出力が終了し、画像データ出力終了信号VDFが入力されたことを検出し、同期信号カウンタ109に対してカウンタ・イネーブル信号CENを出力する。
【0032】
同期信号カウンタ109は、カウンタ・イネーブル信号CENが入力されていないときは同期信号V のカウント動作を行わず、そのカウント値CVAは0を保持し続けている。同期信号カウンタ109は、カウンタ・イネーブル信号CENが入力されると同期信号V のカウント動作を可能となる。前述したように、本実施の形態ではビデオ信号V は副走査方向4ライン分の遅延が生じるため、画像データV の出力終了後も同期信号V はスムージング回路104に入力されており、同期信号カウンタ109は同期信号V をカウントする。
【0033】
また、遅延ライン数レジスタ113には、プリンタの副走査方向遅延ライン数が予め設定されている。本実施の形態では、遅延ライン数レジスタ113の設定値SVAは4となる。上記遅延ライン数レジスタ113の値は、ソフトによって変更可能としてもよい。スムージング回路104が副走査方向遅延ライン数分のビデオ信号V をプリンタ・エンジン106に順次出力してゆき、画像メモリ101上の副走査方向の最後のラインに対応するビデオ信号V を出力するための同期信号V が同期信号カウンタ109に入力されると、そのカウント値CVAは4となる。
【0034】
比較器115はカウント値CVAと設定値SVAがともに4で等しくなったことを検出し、割込制御回路117に対しビデオ出力終了信号VOFを出力する。割込制御回路117は、ビデオ出力終了信号VOFが入力されることにより当該プリント・ページのビデオ信号出力が終了したことを検出し、割り込み処理によって次ページのプリント処理に移る。具体的には、コマンドによってプリンタ・エンジン106からの同期信号V の出力を停止し、次ページのプリント・データをビットマップ・データに展開し、展開したデータを画像メモリ101上に格納し、プリンタ・エンジン106に対し次ページのプリント開始コマンドを発行する。このプリント開始コマンドを受けてプリンタ・エンジン106は、次ページの垂直同期信号に相当する同期信号V をスムージング回路104および割込制御回路117に対して出力する。
【0035】
本実施の形態のプリンタは、上記同期信号V 、すなわちビデオ出力終了信号VOFが割込制御回路117に出力された後の最初の同期信号V を次ページの垂直同期信号として検出し、画像データ出力回路102は次ページの先頭ラインの画像データV をスムージング回路104に出力し、次ページのプリント出力が実行される。
【0036】
以上説明したように、同期信号カウンタ109、遅延ライン数レジスタ113、比較器115、割込制御回路117を設けることにより、プリンタ・エンジン106へ画像出力するための垂直同期信号と水平同期信号が同一の一本の信号で兼用される制御装置を有する構成とした本実施の形態のプリンタによれば、スムージング回路104からプリンタ・エンジン106へのビデオ信号V の出力が終了したことを検出し、検出後最初にプリンタ・エンジン106から出力された同期信号V を垂直同期信号として検出し、次ページのプリント処理を開始し、次ページのプリント出力を実行することが可能となる。
【0037】
(第2の実施の形態)
以下に添付の図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0038】
図2は本発明を適用したプリンタの第2の実施の形態の要部構成を表すブロック図である。
【0039】
図2において、画像メモリ201には所定の画像処理が施されたビットマップ・データが格納されている。画像データ出力回路202は上記画像メモリ201のデータをスムージング回路204に画像データV として出力する。スムージング回路204は画像データV を基に所定の画像処理を施してスムージングを行い、スムージング処理したデータをビデオ信号V としてプリンタ・エンジン206に出力する。プリンタ・エンジン206は、ビデオ信号V にしたがって所定の用紙にプリント出力する。
【0040】
画像データ出力終了信号VDFは、画像データ出力回路202からスムージング回路204への画像データV の出力が終了したことを示す信号である。同期信号V は、ビデオ信号V のプリンタ・エンジン206への出力の際に水平方向および垂直方向の同期をとるための信号である。
【0041】
同期信号割込回路209は、同期信号V が入力されることにより割込信号IRをCPU211に対して出力する。画像データ出力終了信号検出回路212は、画像データ出力回路202からの画像データ出力終了信号VDFを検出する。
【0042】
画像データ出力終了信号検出回路212において画像データ出力終了信号VDFが検出されると、割込許可信号IROKにより同期信号割込回路209に対して同期信号V の割込みを許可する。
【0043】
遅延ライン数レジスタ214はリード&ライト(読み出し/書き込み)可能なレジスタであり、画像データV がスムージング回路204へ出力されてからスムージング処理を施されビデオ信号V としてプリンタ・エンジン206に出力されるまでに副走査方向に生じる遅延ライン数(本実施の形態では4ライン分とする)をCPU211によって遅延ライン数レジスタ214に設定することが可能である。遅延ライン数レジスタ214には予め0の値が設定されているものとする。
【0044】
図2を参照して本発明を適用したプリンタの第2の実施の形態の動作を説明する。
【0045】
本実施の形態においては、ホスト・コンピュータ(図示せず)からのプリント・データは所定の処理を施され画像メモリ201に格納されているものとする。
【0046】
所定の用紙へのプリント出力が開始されると、画像メモリ201上のデータはDMA転送により画像データ出力回路202に取り込まれる。画像データ出力回路202は画像データV をスムージング回路204に出力し、スムージング回路204においてスムージング処理が施され、ビデオ信号V としてプリンタ・エンジン206に出力される。
【0047】
プリンタ・エンジン206はプリント開始のコマンドを受けると、垂直同期信号に相当する同期信号V をスムージング回路204および同期信号割込回路209に対して出力する。本実施の形態のプリンタでは、プリンタ・エンジン206はコマンドによって同期信号V の出力を停止可能な構成とする。
【0048】
同期信号割込回路209は、同期信号V の入力によって割込信号IRを送出する。割込信号IRを受けてCPU211は、遅延ライン数レジスタ214の値をリードする(読み出す)。リードした値が0である場合にCPU211は、入力された同期信号V が垂直同期信号であると判断し、遅延ライン数レジスタ214に副走査方向遅延ライン数の値4をライトする(書き込む)という割込み処理を実行する。割込み処理の実行後に、同期信号割込回路209を割込み禁止にする。
【0049】
一方、スムージング回路204は上記同期信号V を受けてビデオ信号V を順次プリンタ・エンジン206に出力し、所定の用紙にプリント出力を行う。画像データ出力回路202は当該プリント・ページの画像データV を順次出力してゆき、画像メモリ201上のデータを出力し終わると、画像データ出力終了信号検出回路212に対し画像データ出力終了信号VDFを出力する。
【0050】
本実施の形態においては、画像データ出力回路202が画像メモリ201からDMA転送によって処理されたワード数をカウントすることによって画像データV の出力終了を検出し、これにより画像データ出力終了信号VDFを出力するものとする。
【0051】
画像データ出力終了信号検出回路212は、画像データV の出力が終了し画像データ出力終了信号VDFが入力されたことを検出し、同期信号割込回路209に対して割込許可信号IROKを出力する。すなわち、同期信号V による割込み処理は、画像データV の出力が終了されてから可能となる。
【0052】
前述したように、本実施の形態ではビデオ信号V には副走査方向4ライン分の遅延が生じるため、画像データV の出力終了後も同期信号V はスムージング回路204に入力されている。同期信号V が入力されると同期信号割込回路209は、CPU211に対して割込信号IRを送出する。
【0053】
割込信号IRを受けてCPU211は、遅延ライン数レジスタ214の値(4)をリードする。そして、リードした値が1であるかどうかをCPU211により判断し、1でない場合はリードした値を1ディクリメントして遅延ライン数レジスタ214にライトするという割込み処理を実行する。上記割込み処理が実行された後に、同期信号割込回路209の割込信号IRはクリアされる。
【0054】
スムージング回路204が副走査方向遅延ライン数分のビデオ信号V をプリンタ・エンジン206に順次出力してゆき、同期信号割込回路209に同期信号V が入力される度にCPU211は前述の割込み処理を実行し、遅延ライン数レジスタ214の値を1ずつディクリメントしてゆく。
【0055】
画像メモリ201上の副走査方向の最後のラインに対応するビデオ信号V を出力するための同期信号V が同期信号割込回路209に入力されて割込み処理が実行されると、CPU211がリードした遅延ライン数レジスタ214の値は1となる。遅延ライン数レジスタ214の値が1の場合、CPU211は当該プリント・ページのビデオ信号出力が終了したことを検出し、次ページのプリント処理に移る。
【0056】
具体的には、遅延ライン数レジスタ214に0をライトし、コマンドによってプリンタ・エンジン206からの同期信号V の出力を停止し、次ページのプリント・データをビットマップ・データに展開し、展開したデータを画像メモリ201上に格納し、プリンタ・エンジン206に対して次ページのプリント開始コマンドを発行する。このプリント開始コマンドを受けてプリンタ・エンジン206は、次ページの垂直同期信号に相当する同期信号V をスムージング回路204および同期信号割込回路209に出力する。
【0057】
この同期信号V を受けて同期信号割込回路209が割込信号IRをCPU211に送出すると、CPU211は遅延ライン数レジスタ214の値をリードする。ここでリードされる値は0なので、入力された同期信号V は垂直同期信号であると判断して前述の一連の動作を実行し、次ページのプリント出力を実行する。
【0058】
以上説明したように、同期信号割込回路209、遅延ライン数レジスタ214を設けることにより、プリンタ・エンジン206へ画像出力するための垂直同期信号と水平同期信号が同一の一本の信号で兼用される制御装置を有する構成とした本実施の形態のプリンタによれば、スムージング回路204からプリンタ・エンジン206へのビデオ信号V の出力が終了したことを検出し、検出後最初にプリンタ・エンジン206から出力された同期信号V を垂直同期信号として検出し、次ページのプリント処理を開始し、次ページのプリント出力を実行することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るプリンタ装置およびそのプリント出力方法によれば、プリンタ・エンジンへ画像出力するための垂直同期信号と水平同期信号が一本の信号線で兼用される制御装置を有するプリンタ装置でプリント出力する場合において、スムージング回路からプリンタ・エンジンへのビデオ信号出力が終了したことを検出し、検出後最初にプリンタ・エンジンから出力された同期信号を垂直同期信号として検出し、これにより次ページのプリント処理を開始して次ページのプリント出力を実行することで、正常な次ページのプリントを行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタ装置の第1の実施の形態の要部構成を表すブロック図である。
【図2】本発明を適用したプリンタ装置の第2の実施の形態の要部構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
101,201 画像メモリ
102,202 画像データ出力回路
104,204 スムージング回路
106,206 プリンタ・エンジン
109 同期信号カウンタ
111,212 画像データ出力終了信号検出回路
113,214 遅延ライン数レジスタ
115 比較器
117 割込制御回路
209 同期信号割込回路
211 CPU
画像データ
ビデオ信号
DF 画像データ出力終了信号
同期信号
VA カウント値
EN カウンタ・イネーブル信号
VA 設定値
OF ビデオ出力終了信号
IR 割込信号
IROK 割込許可信号

Claims (10)

  1. プリンタ・エンジンへ画像データを出力するための垂直同期信号と水平同期信号とを共通の信号線を介して受信して前記プリンタ・エンジンを制御する制御手段と、
    画像データ出力手段から出力される画像データを所定時間遅延して所定の画像処理を施し、前記プリンタ・エンジンに出力する画像処理手段と、
    前記画像データ出力手段の画像データ出力が終了してから、前記画像処理手段による遅延時間に相当する時間を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段の検出結果に基づいて、前記プリンタ・エンジンから送られる次のページのための垂直同期信号検出する第2の検出手段と
    を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 請求項1において、
    画像データ出力手段画像データ出力の終了を検出する終了検出手段と、
    前記終了検出手段の検出によりイネーブルされ、前記プリンタ・エンジンから送られる同期信号をカウントするカウント手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置。
  3. 請求項において、
    画像処理手段の遅延に応じて遅延ライン数を設定する設定手段と、
    前記設定された遅延ライン数の設定値と前記カウント手段のカウント値を比較する比較手段と、
    前記設定値と前記カウント値が等しくなったときに前記垂直同期信号の検出を行う垂直同期検出手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置。
  4. 請求項1において、
    走査方向の遅延ライン数の設定値を予め登録する登録手段と、
    前記画像データ出力手段から画像データ出力の終了を検出する終了検出手段と、
    記終了検出手段の終了検出により割込信号を出力する割込手段と、
    前記割込信号に応じて前記登録手段の設定値の参照び更新を行う更新手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置。
  5. 請求項4において、
    前記終了検出手段は、前記画像データを記憶する画像メモリと ダイレクト・メモリ・アクセスにより処理されたワード数をカウントして検出を行なうことを特徴とするプリンタ装置。
  6. 請求項4において、
    前記更新手段は、予め登録した前記設定値が所定値でないときには前記設定値を1ディクリメントし、前記所定値のときには前記垂直同期信号を検出することを特徴とするプリンタ装置。
  7. 請求項6において、
    前記更新手段はCPUであることを特徴とするプリンタ装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記画像処理手段はスムージング回路であることを特徴とするプリンタ装置。
  9. プリンタ・エンジンへ画像データを出力するための垂直同期信号と水平同期信号とを共通の信号線を介して受信して前記プリンタ・エンジンを制御する制御手段と、画像データ出力手段から出力される画像データを所定時間遅延して所定の画像処理を施し、前記プリンタ・エンジンに出力する画像処理手段とを備えたプリンタ装置のプリント出力方法において、
    前記画像データ出力手段の画像データ出力が終了してから、前記画像処理手段による遅延時間に相当する時間を検出する第1の検出ステップと、
    前記第1の検出ステップの検出結果に基づいて、前記プリンタ・エンジンから送られる次のページのための垂直同期信号検出する第2の検出ステップと
    を備えたことを特徴とするプリンタ装置のプリント出力方法。
  10. 請求項9において、
    スムージング回路により前記所定の画像処理を行なうことを特徴とするプリント出力方法。
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