JP3334258B2 - プリンタ制御装置および方法 - Google Patents

プリンタ制御装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ上にイメージデ
ータ(ビットマップデータ)を展開し、それをプリンタ
に出力して印刷させるプリンタ制御装置および方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】
(第1の従来例)ホストコンピュータ等からのプリント
データを基にメモリ上にイメージデータを展開し、それ
をプリンタに出力して印刷させるプリンタ制御装置があ
る。図5は、従来のそのようなプリンタ制御装置を示す
図である。図5において、1はプリンタ制御装置、2は
プリントインターフェース制御部、3はバス、4はCP
U(中央演算処理装置)、5はシステムメモリ、6はイ
メージデータ、7はイメージメモリ、8はラインバッフ
ァ、9はデータの単位を変換するデータ変換手段として
のシフタ、10はプリント出力制御部、101は左マー
ジン制御部、102は上マージン制御部、11は外部記
憶装置、12はプリンタである。
【0003】CPU4は、システムメモリ5に、印刷し
ようとするイメージデータを展開するが、イメージデー
タの展開は、用紙の1ページに印刷される状態がそのま
ま現出されるように行われる。展開するに際して補助的
に必要とされる情報やデータ(例、フォントデータ)
は、外部記憶装置11から提供される。イメージデータ
6は、そのようにして展開されたイメージデータであ
る。
【0004】D11,D12等は、DMA転送のアクセス単
位(例えば8画素とか16画素とか)のイメージデータ
である。D11〜D1Nは1ライン目のイメージデータ、D
21〜D2Nは2ライン目のイメージデータ、DM1〜DMN
最終ラインであるMライン目のイメージデータである。
【0005】プリントインターフェース制御部2にはイ
メージメモリ7が設けられ、システムメモリ5のイメー
ジデータ6が、バス3を通って転送される。ラインバッ
ファ8は、イメージメモリ7から1ライン分のデータを
取り出しておくためのものであり、ここからシフタ9
へ、DMA転送のアクセス単位分のデータが送られる。
【0006】図6は、シフタ9の動作を説明する図であ
る。DMA転送でのアクセス単位データを8画素分のデ
ータであるとすると、シフタ9は、D11などの8画素分
のデータをまとめて受け取り、1画素分づつプリンタ1
2へ出力する。プリント出力制御部10は、ラインバッ
ファ8からシフタ9への出力、およびシフタ9からプリ
ンタ12への出力を制御する。例えば、出力タイミング
は、プリンタ12からプリント出力制御部10へ送られ
て来るページ同期信号,ライン同期信号を基にして制御
される。また、左マージン,上マージンは、予め左マー
ジン制御部101,上マージン制御部102に設定され
ており、それらによって制御される。なお、1ページの
ライン数,ライン幅は、システムメモリ5ないしはイメ
ージメモリ7に展開されたイメージデータ6のライン
数,ライン幅に一致する。ライン幅は、アクセス単位デ
ータの画素数の倍数となる。アクセス単位データD11
を8画素とすると、図5の場合、ライン幅は8×N画素
となる。
【0007】図7は、ライン幅がDMA転送のアクセス
単位データの画素数の倍数とされているプリント状態を
示す図である。図7において、20は用紙、21は印刷
されたイメージ、22はライン同期信号、23は上マー
ジン、24はイメージのライン数、25はページ同期信
号、26は左マージン、27はイメージの印刷ライン幅
である。
【0008】(第2の従来例)本発明に関連する他の従
来技術としては、特開昭63− 16324号公報の「印刷制御
方式」がある。これは、展開したイメージデータの各ラ
インの先頭アドレスを記録したテーブルを設けておき、
ライン毎にDMAアドレス(DMA…ダイレクト・メモ
リ・アクセス)の再設定を行いながら、イメージデータ
をDMA転送するものである。
【0009】(第3の従来例)更に、他の従来技術とし
て、特開平2− 48966号公報がある。これは、プリント
インターフェース制御部にイメージメモリは持たず、シ
ステムメモリからラインバッファに1ライン分づつDM
A転送するようにしたものである。このDMA転送は、
プリンタからのライン同期信号に同期して行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来例には、次のような問題点があった。第1の従来
例には、1ページのイメージデータを展開しておくこと
が出来るメモリとして、システムメモリ5の他にイメー
ジメモリ7をも持つ必要があり、コスト高になるという
問題点があった。第2の従来例には、DMA転送をライ
ン毎に行うので、各ラインの先頭アドレスを記録するた
めのテーブルを作成しておかなければならず、そのため
に回路の数が多くなるという問題点があった。第3の従
来例には、プリンタからライン同期信号が来た時、バス
が他の処理のために使用されていると、次のラインのイ
メージデータを転送することが出来ず、プリントするタ
イミングにイメージデータが間に合わなくなるという問
題点があった。本発明は、以上のような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるプリンタ制御装置は、バスを介して与
えられるイメージデータを連続した記憶領域に記憶する
システムメモリと、前記システムメモリのイメージデー
タをFIFOメモリにDMA転送するDMA転送手段
と、前記FIFOメモリを介して前記バスに接続され、
前記FIFOに記憶されたデータを読み出してプリンタ
へ出力するプリント出力制御手段とを備え、上記DMA
転送手段は、所定量の上記イメージデータの継続したD
MA転送中に、上記FIFOメモリにおける空き領域の
有無を検出し、上記FIFOメモリに空き領域が無い場
合は空き領域が生じるまで上記DMA転送を一時停止す
る構成を有している。
【0012】また、上記プリント出力制御手段は、上記
イメージデータをプリント出力の態様に合わせて加工す
るようにしても良い。
【0013】また、本発明によるプリンタ制御方法は、
バスを介して与えられるイメージデータを連続した記憶
領域に記憶するシステムメモリと、前記システムメモリ
のイメージデータをFIFOメモリにDMA転送するD
MA転送手段と、前記FIFOメモリを介して前記バス
に接続され、前記FIFOに記憶されたデータを読み出
してプリンタへ出力するプリント出力制御手段とを備え
たプリント制御装置のプリンタ制御方法であって、所定
量の上記イメージデータの継続したDMA転送中に、
記FIFOメモリにおける空き領域の有無を検出する工
程と、上記空き領域検出工程の検出結果により上記FI
FOメモリに空き領域が無い場合は空き領域が生じるま
で上記DMA転送を一時停止する上記DMA転送手段の
転送制御工程とを有している
【0014】
【作用】本発明による、プリンタ制御装置および方法に
よれば、プリンタ制御装置のプリントインターフェース
制御部に、FIFOのような一時記憶手段を設け、シス
テムメモリからのイメージデータの転送を、その一時記
憶手段へのDMA転送によって行う。一方、イメージデ
ータのシステムメモリでの展開を、連続アドレス領域に
て行っておく。DMA転送は、バスが空いていれば随時
行うことが出来るから、一時記憶手段には、プリンタへ
の出力が途切れないようにイメージデータが供給され
る。そのため、プリントインターフェース制御部内に、
印刷ページ全体のイメージデータを格納し得る大容量の
メモリを設ける必要がなくなる。また、DMA転送は、
各ライン毎にではなく、ページ全体のイメージデータを
連続的に行うので、ラインの先頭アドレスを記録してお
くテーブルを設ける必要がない。従って、コストが安く
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例にかかわる
プリンタ制御装置および方法を示す図である。符号は図
5のものに対応し、13はDMA制御部、131はDM
Aアドレス制御部、132はDMAカウント制御部、1
4は一時記憶手段としてのFIFO(
First In First Out)、15は一時
記憶データ出力制御手段としてのFIFO制御部、10
3はライン数制御部である。図5の従来例と同じ符号の
部分は、同様の機能を果たす。
【0016】第5図の従来例と異なる第1の点は、プリ
ントインターフェース制御部2の内部構成が変えられた
という点である。即ち、イメージメモリ7とラインバッ
ファ8が無くなり、その代わりに、DMA制御部13
と、イメージデータを一時的に記憶する手段であるFI
FO14と、FIFO14からシフタ9への出力を制御
するFIFO制御部15(一時記憶制御手段)とが設け
られている。第5図の従来例と異なる第2の点は、シス
テムメモリ5にイメージデータ6を展開する仕方が変え
られたという点である。即ち、第5図の従来例では、ペ
ージに印刷する状態で展開していたが、第1の実施例で
は、ページに印刷する状態とは関係なく、メモリの連続
した領域に展開している。
【0017】システムメモリ5には、イメージデータ
が、1ラインの先頭のデータD11から最終ラインの末端
のデータDMNまで、DMA転送のアクセス単位で連続し
て展開される。例えば、1ラインの最終データD1Nを展
開したからといって改行することはせず、直ぐその後に
2ラインの先頭データD21を展開する。この展開は、C
PU4によってなされる。イメージデータ6は、DMA
制御部13により制御されるDMA転送により、FIF
O14に順次転送される。その制御に先立ち、CPU4
は、システムメモリ5に展開したイメージデータ6の先
頭アドレス、つまりDMA転送開始アドレスをDMAア
ドレス制御部131にセットし、イメージデータ6のデ
ータ量、つまり転送サイズをDMAカウント制御部13
2にセットする。
【0018】シフタ9からプリンタ12への出力は、プ
リンタ12からのライン同期信号とかページ同期信号と
かに同期して行われる。しかし、イメージデータ6のF
IFO14へのDMA転送は、バス3が空いており、F
IFO14に空きがある限り随時行うことが出来る。従
って、FIFO14へのDMA転送は、シフタ9からプ
リンタ12への転送動作とは独立して行うことが出来
る。
【0019】FIFO制御部15は、FIFO14から
シフタ9への出力を制御する。ライン幅は予めCPU4
によりFIFO制御部15に設定されており、プリンタ
12からのライン同期信号を受けると、シフタ9へデー
タを送出し始める。ライン幅分のデータを送出し終わる
と停止して、次のライン同期信号を待つ。シフタ9から
プリンタ12への出力は、プリント出力制御部10によ
って制御される。図5の従来例に比べると、ライン数制
御部103が新たに設けられているが、このライン数制
御部103は、印刷すべきラインはあと何ライン残って
いるかを監視する。最初に、1ページに印刷すべきライ
ン数が、CPU4によりセットされ、1ライン分のイメ
ージデータがプリンタ12に送られる毎に1つづつカウ
ントダウンされる。
【0020】ライン数制御部103は必須のものではな
く、必要に応じて設けられる。これを設けておき、1ペ
ージのライン数をプリンタ12に出力し終えたところ
で、プリントインターフェース制御部2の動作を終了さ
せる。プリンタの種類によっては、1ページに印刷すべ
きライン数の印刷を終了したにもかかわらず、ライン同
期信号を送って来るものがあるが、その場合にプリント
インターフェース制御部2がまだ通常の動作状態にある
と、シフタ9やFIFO14にはもはやデータが無いの
をみて、印刷不能とか印刷不良とかの表示を出して動作
を停止する等のエラー処理をすることになる。ライン数
制御部103を設けて上記のように利用すれば、このよ
うなエラー処理に至るのを防ぐことが出来る。
【0021】図2は、本発明におけるデータ転送動作お
よびプリンタ出力動作を説明するフローチャートであ
る。まず図2(イ)のフローチャートに従ってデータ転
送動作を説明する。 ステップ1…システムメモリ5内に、イメージデータを
展開するための領域を、連続アドレスにて確保する。 ステップ2…そこにイメージデータを展開する。 ステップ3…展開されたイメージデータ6の先頭アドレ
スを、DMA転送の開始アドレスとしてDMAアドレス
制御部131にセットする。展開されたデータ量を、転
送サイズとしてDMAカウント制御部132にセットす
る。
【0022】ステップ4…FIFO14に空き領域があ
り、且つバス3が使用できれば、イメージデータ6をF
IFO14へDMA転送する。 ステップ5…DMAカウント制御部132の値から、D
MA転送したデータサイズをカウントダウンする。DM
Aカウント制御部132の新しい値は、まだDMA転送
されないで残っているデータ量を示す。また、DMAア
ドレス制御部131の開始アドレスを、転送されずに残
っているイメージデータ6の先頭アドレスの値に変え
る。 ステップ6…DMA転送が終了したかどうかチェックす
る。DMAカウント制御部132の値がゼロであれば、
予定したDMA転送は終了したことになる。 ステップ7…まだ終了していなければ、FIFO14が
満杯になったかどうか調べる。まだ空きがあれば、ステ
ップ4に戻り、DMA転送を続ける。
【0023】次に、図2(ロ)のフローチャートに従っ
て、プリントインターフェース制御部2からプリンタ1
2へのデータ転送動作を説明する。 ステップ1…プリンタ12からのページ同期信号(垂直
同期信号)が来ているかどうかチェックする。 ステップ2…来ていれば、ライン同期信号(水平同期信
号)も来ているかどうかチェックする。 ステップ3…両方の同期信号が来ていれば、プリンタ1
2へデータを出力しなければならないが、FIFO14
にデータがあるかどうか調べる。
【0024】ステップ4…FIFO14にデータがなけ
れば、出力すべきなのにデータが存在しないという状態
になっているので、エラーであるとの処理をする。 ステップ5…FIFO14にデータがあれば、シフタ9
を介してプリンタ12へ出力する。 ステップ6…FIFO14からシフタ9へは、予めCP
U4により設定されたライン幅分のデータが送られるよ
う、FIFO制御部15で制御されるが、そのデータ量
が転送されたかどうかをチェックする。1ライン分転送
されると、ライン数制御部103の値が、1だけカウン
トダウンされる。 ステップ7…設定されたライン数分だけ転送したかどう
かチェックする。ライン数制御部103の値がゼロとな
っていれば、転送は終了している。転送終了していれ
ば、プリントインターフェース制御部2の動作を終了さ
せる。 用紙にプリントされた状態は、従来と同じで、図7のよ
うになる。
【0025】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例にかかわるプリンタ制御装置および方法を示す図
である。符号は図1のものに対応し、104はライン幅
制御部である。第1の実施例と異なる点は、プリント出
力制御部10にライン幅制御部104を追加した点であ
る。第1の実施例では、ライン幅がDMA転送のアクセ
ス単位(例、8画素単位)でしか設定できなかったが、
第2の実施例では、イメージデータが上記アクセス単位
でしか用意されていなくっても、ライン幅は1画素単位
の精度で印刷できるようにしたものである。
【0026】図9は、第2の実施例によるプリント状態
を示す図である。符号は図7のものに対応し、27はイ
メージの印刷ライン幅、28はイメージの設定ライン幅
である。Kの添字の付いたD1K, 2K,DMKは、DMA
転送のアクセス単位の画素数(例、8画素)より少ない
画素数(例、1画素)のデータである。
【0027】イメージデータ上でのライン幅の設定は、
第1の実施例(図1)と同様にして、CPU4によって
FIFO制御部15に対して行われる。ここでの設定
は、前記アクセス単位データ幾つで1ラインとするかと
いうように、アクセス単位データを単位として行われ
る。もし、ここで設定されたライン幅のイメージデータ
を全てプリンタ12に送って印刷すると、最初のライン
は、図9のD11からD1Nまでが印刷されるというよう
に、図9に図示したイメージの設定ライン幅28の幅に
印刷される。これは第1の実施例と同様である(図7参
照)。
【0028】一方、ライン幅制御部104には、実際に
印刷するライン幅を、FIFO制御部15に設定された
ライン幅より短い範囲で、1画素単位で設定する。シフ
タ9からプリンタ12への出力の制御はプリント出力制
御部10によって行われるが、その際、ライン幅制御部
104で設定したライン幅を超える部分のデータは、印
刷を行わないデータ値(例えば、ゼロ)に強制的に変更
されて出力される。従って、実際に印刷されるライン幅
は、図9に図示するイメージの印刷ライン幅27とな
る。ライン幅制御部104での設定は1画素単位で行う
から、ライン幅を1画素単位で調節できる。なお、イメ
ージデータ値の強制的変更は、FIFO14からシフタ
9へ出力する時に行ってもよい。
【0029】(第3の実施例) 図4は、本発明の第3の実施例にかかわるプリンタ制御
装置および方法を示す図である。符号は図1のものに対
応し、16は拡張FIFO制御部である。拡張FIFO
制御部16は、FIFO14からシフタ9への出力を制
御すると共に、シフタ9からプリンタ12への出力の制
御にも関与する。即ち、シフタ9からプリンタ12へ出
力している時、1画素単位で所定のライン幅分だけ出力
すると、出力を一旦停止する。そして、次のライン同期
信号が来た時、出力を再開する。
【0030】一方、システムメモリ5にイメージデータ
6を展開する際、実際に印刷しようとしているライン幅
に合わせ、それに必要なデータを展開する。即ち、第2
の実施例では、図9の最初のラインに例をとれば、デー
タD1Kの次のデータから最後のD1Nまでのデータは、ラ
イン幅を超える位置のデータであったために印刷され
ず、無駄なデータとして終わってしまったが、第3の実
施例では、そのような無駄なデータの展開は最初からし
ない。
【0031】第3の実施例(図4)のシステムメモリ5
では、1ライン目のデータとしてD11〜D1Kまでが展開
されているが、印刷しようとしているライン幅がDMA
転送のアクセス単位データの倍数ではない場合には、1
ラインの末端のデータD1Kは該アクセス単位以下のデー
タ(例えば、3画素とか2画素)となる。2ライン目の
最初の部分のデータD21のデータサイズは、1ライン目
の末端のデータD1Kと合わせて1つのアクセス単位デー
タとなるようなデータサイズとされる。他のラインの末
端および先頭も、同様に展開される。
【0032】FIFO14へ転送されたD1KとD21は、
やがてシフタ9へ出力されるが、シフタ9から1画素単
位でプリンタ12へ出力して行き、D1Kのデータを送り
終えたところで、拡張FIFO制御部16はライン幅分
だけ送出したことを知る。そこでプリンタ12への出力
を停止する。D21のデータの送出は、プリンタ12から
次のライン同期信号が来てから開始されるが、そのデー
タは2ライン目の先頭からの印刷に使用される。
【0033】図8は、第3の実施例によるプリント状態
を示す図である。符号は、図7のものに対応している。
前記した動作により、データD11〜D1Kで1ライン目が
印刷され、データD21〜D2Kで2ライン目が印刷されて
いる。D1KはDMA転送のアクセス単位以下のデータで
あるから、イメージの印刷ライン幅27は、任意の画素
数の長さとすることが出来る。
【0034】図10は、DMA制御部13の他の構成例
を示す図である。現アドレス検知部31は、DMA転送
中の現在のアドレスを検知する。アドレス比較部30
は、その現在のアドレスと比較アドレス提供部32のア
ドレスとを比較する。比較アドレス提供部32には、D
MA転送開始アドレス321とDMA転送終了アドレス
322とが設定されており、それらとの比較により、転
送の開始と終了とを判断する。
【0035】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のプリンタ制御
装置および方法によれば、システムメモリに展開された
イメージデータは、DMA転送によりプリントインター
フェース制御部内の一時記憶手段(FIFO)に随時送
られる。このDMA転送は、プリンタのプリントするタ
イミング(例、ライン同期信号等)とは無関係に、バス
が空いている時に随時行えるので、プリントするタイミ
ングにイメージデータが間に合わなくなることはない。
従って、1ページのイメージデータを保持しておけるメ
モリを、プリントインターフェース制御部内に持つ必要
がない。また、イメージデータをシステムメモリの連続
アドレス領域に展開しておき、DMA転送を各ライン毎
ではなく連続的に行うので、各ラインの先頭アドレスを
記録するためのテーブルなどは設ける必要がない。従っ
て、コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例にかかわるプリンタ制
御装置および方法を示す図
【図2】 本発明におけるデータ転送動作およびプリン
タ出力動作を説明するフローチャート
【図3】 本発明の第2の実施例にかかわるプリンタ制
御装置および方法を示す図
【図4】 本発明の第3の実施例にかかわるプリンタ制
御装置および方法を示す図
【図5】 従来のプリンタ制御装置を示す図
【図6】 シフタの動作を説明する図
【図7】 ライン幅がDMA転送のアクセス単位の画素
数の倍数とされているプリント状態を示す図
【図8】 第3の実施例によるプリント状態を示す図
【図9】 第2の実施例によるプリント状態を示す図
【図10】DMA制御部の他の構成例を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスを介して与えられるイメージデータ
    を連続した記憶領域に記憶するシステムメモリと、前記システムメモリのイメージデータをFIFOメモリ
    にDMA転送するDMA転送手段と、 前記FIFOメモリを介して前記バスに接続され、前記
    FIFOに記憶されたデータを読み出してプリンタへ出
    力するプリント出力制御手段と を備え、 前記DMA転送手段は、所定量の前記イメージデータの
    継続したDMA転送中に、前記FIFOメモリにおける
    空き領域の有無を検出し、前記FIFOメモリに空き領
    域が無い場合は空き領域が生じるまで前記DMA転送を
    一時停止することを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント出力制御手段は、前記イメ
    ージデータをプリント出力の態様に合わせて加工するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 バスを介して与えられるイメージデータ
    を連続した記憶領域に記憶するシステムメモリと、前記
    システムメモリのイメージデータをFIFOメモリにD
    MA転送するDMA転送手段と、前記FIFOメモリを
    介して前記バスに接続され、前記FIFOに記憶された
    データを読み出してプリンタへ出力するプリント出力制
    御手段とを備えたプリント制御装置のプリンタ制御方法
    であって、所定量の前記イメージデータの継続したDMA転送中
    に、 前記FIFOメモリにおける空き領域の有無を検出
    する工程と、 前記空き領域検出工程の検出結果により前記FIFOメ
    モリに空き領域が無い場合は空き領域が生じるまで前記
    DMA転送を一時停止する前記DMA転送手段の転送制
    御工程とを有していることを特徴とするプリンタ制御方
    法。
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