JPH09288639A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09288639A
JPH09288639A JP10057696A JP10057696A JPH09288639A JP H09288639 A JPH09288639 A JP H09288639A JP 10057696 A JP10057696 A JP 10057696A JP 10057696 A JP10057696 A JP 10057696A JP H09288639 A JPH09288639 A JP H09288639A
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dma
transfer
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data
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JP10057696A
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Osamu Nakayama
道 中山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続したプリントに対して1枚毎に同じDMA
パラメータをFIFOに設定するというデータ転送終了
割り込み処理を行なうことなくデータの転送を行うこ
と。 【解決手段】 装置全体を制御するCPUと、DMA転
送されるデータと、データの末尾に次回のDMAパラメ
ータ及び次回のDMA制御情報とを関連付けて保持する
メインメモリと、システムバスと出力部とを接続するイ
ンターフェース部と、インターフェース部から入力され
たデータを出力する出力部と、CPUとメインメモリと
インターフェース部とを接続するシステムバスとで構成
される情報処理装置である。また、インターフェース部
内に、データかDMA制御情報及びDMAパラメータか
を識別するバスバッファ部を設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】メインメモリ上に展開された
データをDMA転送により転送する情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メインメモリと、CPUと、入出力装置
との間のデータ転送方法としては、直接制御方式、チャ
ネル方式、DMA(Direct Memory Ac
cess)転送方式等がある。このうち、DMA転送方
式は、CPUとは、別にDMA転送を制御するDMAコ
ントローラと、メインメモリと入出力装置との間に、メ
インメモリとCPUとの間のデータ転送路とは独立した
データ転送路とを設け、このDMAコントローラにより
メインメモリ上に展開されたデータを、CPUを介さず
に直接、メインメモリから入出力装置へデータの転送を
行なうデータ転送方式である。このDMA転送方式で
は、CPUの動作と入出力動作の並列処理が可能とな
る。つまり、DMA転送を制御するDMAコントローラ
は、DMA転送要求が外部あるいは内部で発生すると、
CPUからバス制御権を獲得し、CPUに代わってメイ
ンメモリと入出力装置との間のデータ転送を行なう。こ
のDMA転送中、CPUは別の処理を行うことができ
る。DMAコントローラは、データ転送を連続して行う
バーストモードや、CPUと入出力装置が同時にメイン
メモリにアクセスしようとした場合に入出力装置のアク
セスを優先させるサイクルスチールモード、あるいは必
要に応じてデータを転送するオンデマンドモードなどと
いったDMA転送モードと、転送を開始するメモリアド
レスや転送ワード数などのDMAパラメータとが設定可
能になっている。そして、DMAコントローラは設定さ
れたDMAパラメータに基づいてDMA転送を行なう。
このような構成のDMAコントローラは、上記DMA転
送モードおよび上記DMAパラメータによって指定され
る複数のDMA転送サイクルからなるDMA転送動作を
終了した場合、再度DMA転送を開始させるためには、
通常、DMAパラメータの全部ではないが、少なくとも
メインメモリの転送開始アドレスの設定と、転送開始コ
マンドの発行をCPUから行なう必要がある。
【0003】近年、高速プリンタ装置において、DMA
転送の周期は非常に高速度が要求されるようになってき
ている。このような高速動作環境においては、DMA転
送動作が終了してから、次のDMA転送動作がスタート
するまでの時間は、100マイクロ秒以下にすることが
可能である。そのため、この100マイクロ秒以下とい
う短い時間内に、パラメータ設定およびコマンド発行を
行なわなければならない。
【0004】また、通常、DMA転送の終了は、CPU
に対して割り込み要求信号を発行することにより通知さ
れる。複数の割り込み要求が重なった場合、CPUが割
り込み要求信号に応答して所定の処理プログラムが実行
されるまでの時間は長くなり、次のDMA転送動作がス
タートするまでの最短時間(100マイクロ秒以下)の
時間的要求を満足できないことが起こり得る。つまり、
DMA転送周期が短い高速プリンタ装置では、CPUが
DMA転送終了から次のDMA転送開始するまでの時間
内に、DMA転送に必要なパラメータやコマンドの設定
ができないため、従来のDMAコントローラを用いたD
MA転送の実現は困難であった。
【0005】このような問題を解決するために、特開平
3−256153号公報には、DMAパラメータを保持
するためのFIFOを設け、このFIFOに格納された
DMAパラメータを順次実行する方法が記載されてい
る。しかし、特開平3−256153号公報記載のDM
A転送方法では、一旦、FIFOにDMAパラメータを
格納してしまうと、DMAパラメータの順序を入れ換え
ることはできない。例えば、1000枚プリントを行な
っている最中に、緊急で1枚プリントを行いたい場合、
1000枚のプリントが終了するまでは、この緊急の1
枚のプリントを行なうことができない。さらに、特開平
3−256153号公報記載のDMA転送方法では、同
一のイメージデータを複数枚分データ転送する場合は、
1枚毎に同じDMAパラメータをFIFOに設定する必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−28227
3号公報には、メインメモリ中にDMA転送する画像デ
ータと、その画像データのヘッダ部に描画命令データと
制御データとを格納し、画像データと描画命令データ及
び制御データとを一緒にDMA転送する方法が記載され
ている。特開平7ー282273号公報に記載されたD
MA転送では、例えば、10枚連続したDMA転送が行
われている途中の4枚目のイメージデータのDMA転送
中に、優先順位の高い他のイメージデータのDMA転送
要求がある場合、4枚目イメージデータのDMA転送
中、メインメモリ上の画像データのヘッダ部に格納され
た描画命令データ及び制御データを書き替えたとして
も、既にDMA制御部には5枚目のDMA転送のための
描画命令データ及び制御データが設定されている。従っ
て、5枚目の出力が終了した後でなければ、DMA制御
部に設定された描画命令データ及び制御データを変更す
ることはできない、つまり、5枚目の出力が終了しなけ
れば、この優先順位の高いイメージデータをDMA転送
することはできない。
【0007】この発明は、上記のような点に鑑みてなさ
れたものであり、連続したプリントに対して1枚毎に同
じDMAパラメータをFIFOに設定するというデータ
転送終了割り込み処理を行なうことなくデータの転送を
行い、メモリ上に、イメージデータと、イメージデータ
にリンクしたDMAパラメータおよびDMA制御情報と
を格納することで、プリントの順序を任意に入れ換える
ことができる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、装置全体を制御するCPU
と、DMA転送されるデータと、前記データの末尾に次
回のDMA転送のDMAパラメータ及び次回のDMA転
送のDMA制御情報とを関連付けて保持するメインメモ
リと、システムバスと出力部とを接続するインターフェ
ース部と、前記インターフェース部から入力された前記
データを出力する出力部と、前記CPUと前記メインメ
モリと前記インターフェース部とを接続する前記システ
ムバスとを具備する情報処理装置とした。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報処理装置において、DMA転送を制御するDMA制御
部と、前記メインメモリから前記データとともに次回の
DMA転送のDMA制御情報及び次回のDMA転送のD
MAパラメータをDMA転送し、前記データか前記DM
A制御情報及び前記DMAパラメータかを識別し、前記
DMA制御情報及び前記DMAパラメータを前記DMA
制御部へ出力するとともに、前記データをFIFOへ出
力するバスバッファ部と、前記バスバッファ部から出力
された前記データを保持するFIFOと、前記FIFO
を制御するFIFO制御部とから構成されるインターフ
ェース部を具備する情報処理装置とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。請求項1及び請求項2記載の発明を図1の実施
例、図2の実施例に基づいて説明する。請求項1及び請
求項2記載の発明の一実施例である図1の情報処理装置
は、システムバス1と、メインメモリ2と、CPU3
と、DMA制御部6とバスバッファ7とFIFO8とF
IFO制御部9とプリント制御部10とで構成されるプ
リンタインターフェイス4と、プリンタ5とで構成され
る。
【0011】次に、各構成要件を図1に基づいて説明す
る。システムバス1は、メインメモリ2とプリンタイン
ターフェイス部4とCPU3とを接続している。メイン
メモリ2とプリンタインターフェイス部4とCPU3と
の間のデータ転送は、このシステムバス1を用いて行わ
れる。メインメモリ2は、システムバス1により他の構
成要件と接続されるとともに、複数のイメージデータ
と、これらのイメージデータそれぞれに対応するDMA
制御情報及びDMAパラメータとを保持している。つま
り、図1に示すように、メインメモリ2は、イメージデ
ータにリンクして次回のDMA転送を行なうためのDM
Aパラメータ及びDMA制御情報がイメージデータの末
尾に格納されており、イメージデータと次回のDMAパ
ラメータ及び次回のDMA制御情報の組が、順に展開さ
れている。具体的には、図2に示すように、メインメモ
リ2上のイメージデータの末尾に、次回のDMAパラメ
ータ及びDMA制御情報が展開されている。つまり、メ
インメモリ2上には、第1回目のDMA転送を行うイメ
ージデータの末尾に第2回目のDMAパラメータ及びD
MA制御情報を付加し、第2回目のDMA転送を行うイ
メージデータの末尾に第3回目のDMAパラメータ及び
DMA制御情報を付加している。次回のDMAパラメー
タ及び次回のDMA制御情報がイメージデータの末尾に
付加されている。以下同様にして、DMA転送するイメ
ージデータと、その次にDMA転送するイメージデータ
のDMAパラメータ及びDMA制御情報とをリンクさせ
て、メモリ上に展開していく。従って、メインメモリ2
上には、DMAパラメータで指定されるメモリ領域の最
後の転送ブロックにDMA制御情報、DMAパラメー
タ、および、次のイメージのためのリンク情報(DMA
制御情報、DMAパラメータ)のための領域が確保され
ている。DMAパラメータには、連続してイメージを転
送するためのDMAアドレスやDMAサイズが設定され
る。DMA制御情報には、出力枚数、同一イメージ出力
を示すビット、リンク先のDMAパラメータおよびDM
A制御情報がセットされたことを示すリンク済みビッ
ト、優先順位の高いプリント要求が発生したことを示す
リンク変更ビットが設定されている。
【0012】CPU3は、図1に示すシステム全体を制
御する。さらに、プリンタインターフェース部4は、シ
ステムバス1とプリンタ5とを接続し、システムバス1
からデータを入力しプリンタ5に出力する。プリンタイ
ンターフェース部4内のDMA制御部6は、DMAパラ
メータ(DMAアドレス/DMAサイズ)、DMA制御情
報をそれぞれDMA制御部6内のレジスタに保持し、こ
のDMAパラメータ、DMA制御情報に従って、メイン
メモリ2に対してDMA転送を指示し、メインメモリ2
からイメージデータのDMA転送を制御する。さらに、
DMA制御部6は、プリント枚数をカウントするための
プリントカウンタおよび、プリントカウンタの値を一時
記憶しておくテンポラリレジスタも併せて具備してい
る。プリンタインターフェイス部4内のバスバッファ7
は、DMA制御部6により制御されたDMA転送により
メインメモリ2から転送されたイメージデータと次回の
DMAパラメータ及び次回のDMA制御情報とを、一次
的に保持するとともに、転送されたデータがイメージデ
ータか次回のDMAパラメータ及び次回のDMA制御情
報かを識別する。識別されたデータがイメージデータで
ある場合、バスバッファ7は、イメージデータをFIF
O8へ出力する。識別されたデータが次回のDMAパラ
メータ及び次回のDMA制御情報である場合は、次回の
DMAパラメータ及び次回のDMA制御情報をDMA制
御部6へ出力する。FIFO8は、FIFO制御部9に
より制御されており、バスバッファ7から出力されたイ
メージデータを保持するとともに、このイメージデータ
をプリンタ5へ出力する。FIFO制御部9は、FIF
O8を制御する。プリント制御部10は、プリンタ5を
制御する。プリンタ5は、プリント制御部10の制御に
より、プリンタインターフェース4内のFIFO8から
出力されたイメージデータを入力し、このイメージデー
タに基づいて、紙等の出力媒体に出力する。
【0013】次に、本発明の動作を図1に基づいて説明
する。本実施例では、イメージ転送のためにバスの転送
モードを1転送ブロックを32byteバースト転送で
行なうこととする。また、プリント開始時には、まず、
プリンタインターフェース部4内のDMA制御部6に対
して、最初に出力するイメージデータのDMAパラメー
タ及びDMA制御情報を予め設定しておく。DMAパラ
メータおよびDMA制御情報は、図2に示すように、メ
インメモリ上に展開されている。つまり、イメージデー
タともに、次にDMA転送するイメージデータのリンク
情報(DMA制御情報、DMAパラメータ、リンク先D
MA制御情報、リンク先DMAパラメータ)の領域が、
メインメモリ上のメモリ領域の転送ブロックに確保され
ている。プリンタ5に、プリント出力の開始を指示する
と、CPU3は、プリント要求をプリンタインターフェ
ース部4に対して出力する。プリンタインターフェース
部4内のDMA制御部6は、プリンタインターフェース
部4内のプリント制御部10がプリンタ5に対してプリ
ントスタート信号を出力する前に、FIFO8にデータ
を先詰めしておくためにDMA転送を起動する。このD
MA転送においては、DMA制御部6内にあらかじめセ
ットしておいたDMAアドレスを用いて、メインメモリ
2上からイメージデータと、次回のDMA制御情報及び
次回のDMAパラメータとをDMA転送し、バスバッフ
ァ7に一時記憶する。バスバッファ7は、一時記憶した
イメージデータと、次回のDMA制御情報及び次回のD
MAパラメータとを識別し、イメージデータをFIFO
8へ出力し、次回のDMA制御情報及び次回のDMAパ
ラメータをDMA制御部6のレジスタに保持する。バス
の一回の転送サイクル毎に、最初に設定したDMAアド
レスはインクリメントされ、DMAサイズはディクリメ
ントされる。ここで、バースト転送においてはDMAア
ドレスおよびサイズは、バースト転送サイズ分インクリ
メントおよびディクリメントされる。バスバッファ7か
らFIFO8へイメージデータを出力するとき、FIF
O8がハーフフルのときは、DMA制御部6は、メイン
メモリ2からバスバッファ7へのDMA転送を一時中断
する。
【0014】次に、FIFO8からプリンタ5へのイメ
ージデータの出力は、プリンタ5からの同期信号に合わ
せて行われる。ここで、FIFO8がハーフフル以下に
なると、DMA制御部6は、中断していたDMA転送の
再開を指示し、FIFO8がハーフフルになるまでバス
バッファ7に一次記憶されているイメージデータをFI
FO8へ読み込む。このようにイメージデータのDMA
転送およびプリンタへの出力を行なっていき、イメージ
データの最後のデータが転送されるのに続いて、次回の
DMAパラメータおよび次回のDMA制御情報がイメー
ジデータと同様に、メインメモリ2からバスバッファ7
へDMA転送される。バスバッファ7は、メインメモリ
2からDMA転送により、次回のDMAパラメータおよ
び次回のDMA制御情報を入力すると、これらをDMA
制御部6のレジスタへ書き込む。DMA制御部6は、書
き込まれた次回のDMAパラメータおよびDMA制御情
報を用いて、次のDMA転送を起動する。
【0015】続いて、本発明の他の実施例について、説
明する。まず、同一のイメージデータを連続プリントす
る動作について示す。例えば、同一のイメージデータを
6枚出力する場合、あらかじめDMA制御部6内のDM
Aアドレス/サイズレジスタにはメインメモリ上のイメ
ージデータのアドレス、転送サイズが設定される。DM
A制御部6内のプリントカウンタには6をセットしてお
く。また、メインメモリ2上に展開されたイメージデー
タには、DMAパラメータおよびDMA制御情報として
プリント開始時にあらかじめDMA制御部6内に設定し
たDMAアドレス/サイズをリンクされておく。DMA
転送開始後、メインメモリ2上のイメージデータが1回
のバスサイクルが32byte単位のバースト転送される。
ここで、最後の32byteの転送時にイメージデータにリ
ンクされたDMAパラメータをバスバッファ7でラッチ
し、DMA制御部6内のレジスタに読み込む。この時、
DMA終了の割り込みは発生しない。DMA制御部6内
に読み込まれたDMAパラメータに基づき、プリントタ
イミングに合わせて連続してDMA転送が開始される。
DMA制御部6内のプリントカウンタはDMA転送の開
始時点でディクリメントされ、プリンタカウンタが0の
時点で、DMAサイズが0となるとDMA転送は停止す
る。このようにして、連続した同一のプリントが行なわ
れる。なお、本実施例ではDMA制御情報としてプリン
ト枚数を指定しても、DMA制御部6内のプリントカウ
ンタが0にならないとセットできないものとしている。
【0016】次に、連続して異なるイメージをプリント
する時の動作について説明する。同一のイメージデータ
のプリント同様に、DMA転送を起動し、プリントを開
始する。次のイメージデータのメインメモリ2上への展
開が終了した時点で、現在DMA転送を行なっているイ
メージデータの最後に用意されているリンク先のDMA
パラメータおよびDMA制御情報に展開したイメージデ
ータのアドレス/サイズ、出力枚数を設定し、DMA制
御情報内のリンク済みビットをセットする。例えば1つ
目のイメージデータを4枚出力し、その後に2つ目のイ
メージデータを3枚出力する場合、まずDMA制御情報
内の出力枚数には4を設定しておく。プリントが行なわ
れ、プリンタカウンタがディクリメントされていき0に
なると、イメージデータとともにDMA転送され、DM
A制御部6に読み込まれたDMA制御情報に、リンク済
みビットがセットされているならば、DMA制御部6内
のレジスタに、リンク先のDMAパラメータおよびDM
A制御情報を書き込む。このDMAパラメータには2つ
目のイメージのDMAアドレス/サイズ、DMA制御情
報には出力枚数3がセットされる。このDMAパラメー
タ及びDMA制御情報により、2つ目のイメージデータ
のDMA転送が開始され、プリントが行なわれる。リン
ク済みビットがセットされていない場合、プリントカウ
ンタが0の時にDMAが終了すると、プリントは終了と
みなされる。したがって次のイメージ出力を行なうに
は、再びDMAパラメータの設定など最初からプリント
の手続きを行なう。
【0017】さらに、本発明の他の実施例の実施例につ
いて説明する。同一のイメージデータをプリント中に優
先順位の高いイメージデータのプリント要求が発生した
場合について説明する。本実施例では、100枚出力中
において、途中、例えば、40枚目を出力した時点で優
先順位の高いプリント要求が2枚発生したとする。まず
同一のイメージのプリントと同様にイメージを展開し、
そのイメージデータの最後にDMAパラメータ、DMA
制御情報を設定しておき、イメージデータのDMA転送
を開始する。ここで、40枚目を出力した時点で他の優
先順位の高いプリントが要求されると、まず、優先順位
の高いイメージデータをメインメモリ2上に展開する。
展開した優先順位の高いイメージデータの末尾に、DM
A制御情報としてリンク済みビットをセットし、DMA
パラメータとして展開したイメージデータのアドレス/
サイズをセットする。また、現在DMA転送中のDMA
アドレス/サイズをリンク先のDMAパラメータとして
セットする。メインメモリ2上への優先順位の高いイメ
ージデータとDMAパラメータ及びDMA制御情報との
展開が終った時点で、プリント中のイメージデータのメ
モリ領域において、リンク先のDMAパラメータに、メ
インメモリ2上へ展開を行なった優先順位の高いイメー
ジデータのDMAアドレス/サイズを設定するととも
に、DMA制御情報にはリンク済みビットおよびリンク
変更ビットを設定しておく。これらの情報は、メインメ
モリ2からバスバッファ7にDMA転送され、続いて、
バスバッファ7からDMA制御部6のレジスタに設定さ
れる。DMA制御部6にはリンク先の優先順位の高いD
MAパラメータ/DMA制御情報が設定される。この
時、前回までに行なったDMA転送における、DMA制
御部6のプリントカウンタの値をテンポラリレジスタに
退避させ、リンク先のDMA制御情報として与えられる
プリント枚数をDMA制御部6のプリントカウンタに設
定する。テンポラリレジスタに退避されたプリントカウ
ンタの値は、DMA制御部6からシステムバス1を介し
て、メインメモリ2上のメモリ領域の、優先順位の高い
イメージデータが展開されたメモリ領域の末尾に用意さ
れたリンク先DMA制御情報部分に書き込まれる。
【0018】続いて、DMA制御部6に設定されたDM
AパラメータおよびDMA制御情報に基づいて、メイン
メモリ2から優先順位の高いイメージデータのDMA転
送が開始され、2枚の優先順位の高いイメージデータの
プリントが行なわれ、プリントカウンタが0になると、
DMA制御情報のリンク済みビットがセットされている
ことをDMA制御部6が確認し、リンク先のDMAアド
レス/サイズすなわち、中断したDMAパラメータおよ
びDMA制御情報を読み込む。ここでDMA制御情報の
プリント枚数には残りの出力枚数がすでに設定されてお
り、この枚数分をDMA転送することで、中断後のイメ
ージデータのプリントが行なわれる。
【0019】上述のように、本願発明では、メインメモ
リ2上に、第2回目のDMAパラメータ及びDMA制御
情報を第1回目にDMA転送するイメージデータの前に
展開し、第2回目にDMA転送するイメージデータの前
に第3回目のDMAパラメータ及びDMA制御情報を展
開し、第3回目以降にDMA転送するイメージデータに
ついても順に、それぞれ、次回のDMAパラメータ及び
DMA制御情報を展開している。そのため、DMA制御
部6のプリントカウンタに100がセットされ、100
枚連続したDMA転送が行われている途中の40枚目の
イメージデータがDMA転送中に、優先順位の高い他の
イメージデータのDMA転送要求がある場合、40枚目
イメージデータのDMA転送中に、メインメモリ2上の
DMAパラメータ及びDMA制御情報を書き替えたとし
ても、既にDMA制御部6には41枚目のDMA転送の
ためのDMAパラメータ及びDMA制御情報が設定され
ているということがない。従って、41枚目の出力が終
了した後でなければ、DMA制御部6のレジスタに設定
されたDMAパラメータ及びDMA制御情報を変更する
ことができず、優先順位の高いイメージデータをDMA
転送することはできないという不具合は生じない。つま
り、本願発明では、メインメモリ2上に、第2回目のD
MAパラメータ及びDMA制御情報を、第1回目にDM
A転送するイメージデータの末尾に展開し、第2回目に
DMA転送するイメージデータの末尾に第3回目のDM
Aパラメータ及びDMA制御情報を展開し、同様に、第
3回目、第4回目にDMA転送するイメージデータにつ
いても順に、それぞれ第4回目、第5回目のDMAパラ
メータおよびDMA制御情報を展開しているため、例え
ば、100枚連続したDMA転送が行われている途中の
40枚目のイメージデータのDMA転送中に、優先順位
の高い他のイメージデータのDMA転送要求がある場
合、40枚目のイメージデータのDMA転送中に、メイ
ンメモリ2上のイメージデータの末尾に展開されている
次回のDMAパラメータ及びDMA制御情報を、優先順
位の高いイメージデータのDMAパラメータ及びDMA
制御情報に書き替えることができる。このようにする
と、40枚目のイメージデータのDMA転送が終了する
と、書き替えられた次回のDMAパラメータおよびDM
A制御情報、つまり、優先順位の高いイメージデータの
DMA転送要求がDMA制御部6のレジスタにセットさ
れる。そのため、41枚目のイメージデータをDMA転
送することなく、優先順位の高いイメージデータのDM
A転送要求後、すぐに、優先順位の高いイメージデータ
のDMA転送を行うことができる。
【0020】請求項1及び請求項2記載の発明の説明に
おいて、図1では、出力装置としてはプリンタ5とし、
インターフェース部をプリンタインターフェース部4と
したが、本願発明の出力装置は、プリンタ装置のみに限
定されるものではなく、ディスプレイ等の出力装置でも
良いことは言うまでもない。また、請求項1及び請求項
3記載の発明の説明において、プリントカウンタで指定
できる枚数を越える出力を行なう場合は、リンク先のD
MA情報として、現在出力中のDMAパラメータおよび
残りのプリント枚数を設定することで容易に対応でき
る。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、DMAパラメータをメインメモリ上のイ
メージデータにリンクさせて付加し、イメージデータと
ともにDMA転送し、DMAパラメータ及びDMA制御
情報をDMA制御部に書き込むことで、1回のイメージ
転送毎に割り込みを発生させ、割り込み処理に時間を要
するために連続したイメージ出力が間に合わなくなるこ
とがなくなり、そのDMAアドレス/サイズを、次の出
力イメージデータがメインメモリ上に展開された後に任
意に変更することで、高速に連続したイメージ出力が可
能となる。また、DMA制御情報に、優先順位の高いD
MA転送の他に、次に出力するためのイメージデータが
発生したことを記述しておくことで、割り込み処理を行
なうことなく、イメージ出力中においても優先順位の高
いイメージデータのプリントを高速に行なうことができ
る。さらに、メインメモリ上のイメージデータの末尾
に、次回のDMA転送のDMAパラメータおよびDMA
制御情報を展開することによって、余分なプリントをす
る必要がなくなり、より高速なイメージ出力が可能であ
る。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、DMAパラメータをメインメモ
リ上のイメージデータの最後に付加し、イメージデータ
とともにDMA転送によりDMA制御部に書き込むこと
で、DMA転送されたイメージデータとDMAパラメー
タ及びDMA制御情報とを効率的識別でき、1回のイメ
ージ転送毎に割り込みを発生させ、割り込み処理に時間
を要するために連続したイメージ出力が間に合わなくな
ることがなくなり、そのDMAアドレス/サイズを次の
出力イメージデータがメモリ上に展開された後に任意に
変更することで、高速に連続したイメージ出力が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例を示す図である。
【図2】本願発明のメインメモリ上に展開されたイメー
ジデータとDMA制御情報及びDMAパラメータとの関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2 メインメモリ 3 CPU 4 プリンタインターフェイス 5 プリンタ 6 DMA制御部 7 バスバッファ 8 FIFO 9 FIFO制御部 10 プリント制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御するCPUと、DMA転
    送されるデータと、前記データの末尾に次回のDMA転
    送のDMAパラメータ及び次回のDMA転送のDMA制
    御情報とを関連付けて保持するメインメモリと、システ
    ムバスと出力部とを接続するインターフェース部と、前
    記インターフェース部から入力された前記データを出力
    する出力部と、前記CPUと前記メインメモリと前記イ
    ンターフェース部とを接続する前記システムバスとを具
    備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、
    DMA転送を制御するDMA制御部と、前記メインメモ
    リから前記データとともに次回のDMA転送のDMA制
    御情報及び次回のDMA転送のDMAパラメータをDM
    A転送し、前記データか前記DMA制御情報及び前記D
    MAパラメータかを識別し、前記DMA制御情報及び前
    記DMAパラメータを前記DMA制御部へ出力するとと
    もに、前記データをFIFOへ出力するバスバッファ部
    と、前記バスバッファ部から出力された前記データを保
    持するFIFOと、前記FIFOを制御するFIFO制
    御部とから構成されるインターフェース部を具備するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009123091A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US7586638B2 (en) 2005-04-26 2009-09-08 Seiko Epson Corporation Print control apparatus and printing system

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US7586638B2 (en) 2005-04-26 2009-09-08 Seiko Epson Corporation Print control apparatus and printing system
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