JP2001331287A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JP2001331287A JP2000150469A JP2000150469A JP2001331287A JP 2001331287 A JP2001331287 A JP 2001331287A JP 2000150469 A JP2000150469 A JP 2000150469A JP 2000150469 A JP2000150469 A JP 2000150469A JP 2001331287 A JP2001331287 A JP 2001331287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 描画オブジェクトを入力してオブジェクト情
報に展開して記憶する場合、Fallback処理を行っても、
元のオブジェクトの情報を残存させて展開できる。 【解決手段】 描画オブジェクトに対応するオブジェク
ト情報を記憶するメモリの記憶可能な容量が所定量以下
になると、オブジェクト情報をビットマップイメージデ
ータに展開し、そのビットマップイメージデータを圧縮
する(S1052)。その圧縮されたデータにおける各
属性に応じたエリアを検出し(S1054)、各エリア
にオブジェクト情報の属性情報を対応付けてオブジェク
トを生成して(S1055)、格納する(S105
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、属性情報等のオブ
ジェクト情報を有する画像データをレンダリングする画
像処理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に画像情報は、その画像の属性など
を示すオブジェクト情報をビット情報として有してお
り、このようなオブジェクト情報は、その画像情報を展
開して描画する際の重要な情報として使用されている。
【0003】このようなオブジェクト情報を用いてカラ
ーレンダリングを行う際には、1つのイメージデータに
3ビットの描画オブジェクト情報を付与するのが一般的
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】PDL言語で送られて
くる印刷データを受信して描画オブジェクトに展開して
保持する印刷装置において、そのデータを保持するメモ
リエリアが一杯になった場合、その画像の描画を保証す
るために、描画オブジェクトをレンダリングエンジンに
てイメージデータに変換して圧縮するFallback処理が知
られている。
【0005】このようにFallback処理された描画オブジ
ェクトは、本来、1つの描画オブジェクト情報で管理さ
れるものであったのに対し、このような圧縮処理が施さ
れることにより、その本来の情報が失われてしまってい
たという問題点があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、Fallback処理においても本来のオブジェクト情報を
保存できる画像処理装置及びその方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、描画オブジェクトに付随するオブジェクト情報に
基づいて、前記描画オブジェクトを判別する判別手段
と、前記描画オブジェクトを描画展開する展開手段と、
前記展開手段により描画展開された描画オブジェクトに
対応するオブジェクト情報を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段における記憶可能な容量が所定量以下になる
と、前記オブジェクト情報をイメージデータに展開して
圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段により圧縮されたイ
メージデータに前記オブジェクト情報の属性情報を対応
付けて保持する保持手段と、を有することを特徴とす
る。
【0008】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、描画オブジ
ェクトに付随するオブジェクト情報に基づいて、前記描
画オブジェクトを判別する判別工程と、前記描画オブジ
ェクトを描画展開する展開工程と、前記展開工程で描画
展開された描画オブジェクトに対応するオブジェクト情
報をメモリに記憶する記憶工程と、前記メモリにおける
記憶可能な容量が所定量以下になると、前記オブジェク
ト情報をイメージデータに展開して圧縮する圧縮工程
と、前記圧縮工程で圧縮されたイメージデータに前記オ
ブジェクト情報の属性情報を対応付けて保持する保持工
程と、を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施の形態に係るレーザビーム
プリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面
図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パターン
の登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が行え
る。尚、本実施の形態の印刷装置としては、このような
LBPに限らず、例えばインクジェットプリンタ、LE
Dプリンタ等の種々のプリンタ等にも適用可能である。
【0011】同図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(不図
示)から供給される文字情報(文字コード)やフォーム
情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に
像を形成する。1012は操作パネルで、操作のための
スイッチおよびLED表示器などが配されている。10
01はプリンタ制御ユニットで、LBP1000全体の
制御およびホストコンピュータから供給される文字情報
などを解析する。この制御ユニット1001は、主に文
字情報を対応する文字パターンをビデオ信号に変換して
レーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ1
002は半導体レーザ1003を駆動するための回路で
あり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ10
03から発射されるレーザ光1004をオン/オフ切り
替えする。このレーザ光1004は回転多面鏡1005
により反射されて左右方向に振られ静電ドラム1006
上を走査する。これにより静電ドラム1006上には文
字パターンや画像等の静電潜像が形成される。この潜像
は、静電ドラム1006周囲の現像ユニット1007に
より現像された後、記録紙に転送される。この記録紙に
はカットシートを用い、このカットシートはLBP10
00に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙
ローラ1009および搬送ローラ1010と1011と
によりLBP装置1000内に取り込まれて、静電ドラ
ム1006に供給される。
【0012】図2は、本実施の形態に係る印刷装置にお
いて、Fallback処理が発生しない場合の処理を示した概
念図である。
【0013】図2において、1001は、本実施の形態
の印刷装置の全体の動作制御を司るコントローラ(制御
ユニット)である。201はPDL解析部で、ホストコ
ンピュータなどの外部機器から入力されるPDLデータ
(印刷データ)を解析して解釈する。202は印刷オブ
ジェクトで、入力したPDLデータをPDL解析部20
1が解析して作成したオブジェクトである。203はグ
ラフィック・ライブラリで、オブジェクト202をレン
ダリング・エンジン206が解釈できる命令オブジェク
ト204に変換し、そのオブジェクト204に対して情
報205を付加する(この情報については図3〜図5を
参照して後述する)。レンダリング・エンジン206
は、このオブジェクト204を入力し、ビット情報20
5を操作して印刷用のビットマップイメージデータ20
7を作成する。このビットマップイメージデータ207
は、RGB各色8ビットのイメージデータ(208)、
及び3ビットの情報(ビット/ピクセル)(209)を
含んでいる。
【0014】図3は、情報205を詳細に説明する図で
ある。
【0015】オブジェクト情報としては、3ビットを使
用し、ビット0は「ビットマップ」(=0)か、「ベク
タ(Vector)グラフィック」(=1)かを示すビット
(ビットマップフラグと呼ぶ)であり、ビット1は、カ
ラーオブジェクト(=0)か、白黒オブジェクト(=
1)かを示すビット(色フラグと呼ぶ)である。ビット
3は、ビットマップフラグが0(=ビットマップデー
タ)の時は、文字以外(=0)か、文字か(=1)を示
し、ビットマップフラグが1(=ベクタデータ)の時
は、階調優先(=0)か、解像度優先(=1)か、を示
すビット(文字フラグと呼ぶ)である。
【0016】図4は、オブジェクトの合成方法を説明す
る図で、合成オブジェクトがS(ソースのみ、つまり、
オブジェクトを上書きする場合)、Not S(ソース
の否定演算子=ソースビットの0/1反転を行い、オブ
ジェクトを上書きする場合)の時は、Sの情報ビット
(S flag)をビットマップイメージ207に残し、D
(デスティネーションのみ、つまり、下地をそのまま利
用する場合)、Not D(ディスティネーションの否
定演算子=ディスティネーションビットの0/1の反転
を行う)の時は、Dの情報ビット(D flag)をそのまま
残し、S or D(SとDの論理和)、S and D(Sと
Dの論理積)、S xor D(SとDの排他論理和)、S
α D(SとDのαオペレーション=透明度を持つS及
びDのand(論理積)、or(論理和)、xor(排
他的論理和))を行う時は、図3に示した3ビットの各
ビットについて、論理積を取って情報ビットを決定す
る、ことを示している。
【0017】図5は、他のオブジェクト合成方法を説明
する図で、合成オブジェクトがS(ソースのみ、つま
り、オブジェクトを上書きする場合)、Not S(ソ
ースの否定演算子=ソースビットの0/1反転を行い、
オブジェクトを上書きする場合)の時は、Sの情報ビッ
ト(S flag)をビットマップイメージ207に残し、D
(デスティネーションのみ、つまり、下地をそのまま利
用する場合)、NotD(ディスティネーションの否定
演算子=ディスティネーションビットの0/1の反転を
行う)の時は、Dの情報ビット(D flag)をそのまま残
し、S or D(SとDの論理和)、S and D(SとD
の論理積)、S xor D(SとDの排他論理和)、S α
D(SとDのαオペレーション=透明度を持つS及び
Dのand、or、xor)を行う時は、図3に示した
3ビットの各ビットについて、SとDが同一ならSの情
報ビットをそのまま残し、SとDが同一で無いならば情
報ビットとして0をセットする、ことを示している。
【0018】次に図6乃至図8を参照して、この様に構
成された印刷装置における処理を説明する。
【0019】図6は、通常のオブジェクト生成処理(Fa
llback処理無し)を説明する図である。
【0020】図6において、601、603、605の
それぞれは、オブジェクト204の各構成要素を示し、
602、604、606のそれぞれは、図3で示したフ
ラグの組み合わせを持つ、各構成要素601,603,
605に対応する情報205の具体例を示している。こ
こでは具体的に、601は属性X(602)を有する
「C」という文字を示し、603は属性Y(604)を
有する円を示し、605は属性Z(606)を有する四
角形を示している。またオブジェクト607は、これら
文字601、円603及び四角形605を含むオブジェ
クトを示している。
【0021】図7は、本実施の形態において、Fallback
が発生した時の動作を示す概念図である。
【0022】図7において、701はビットマップイメ
ージ207のRGB部分(図2の208)の具体例を示
し、文字601、円603、四角形605をレンダリン
グエンジン206で処理した結果として得られる。70
2はビットマップイメージ207の情報ビット部分(2
09)の具体例を示し、属性X602、属性Y604、
属性Z606をレンダリングマシン206で処理した結
果である。
【0023】703はコンバータで、これらオブジェク
トを記憶するメモリの容量が一杯になると、RGBデー
タ701、情報ビット702を入力して、オブジェクト
704と(圧縮した)RGBデータ705を作成する。
具体的には、情報ビット702から属性ビットが立って
いるピクセル部分を検知し、同一の属性部分を持つエリ
アを検知し、このエリアの属性をそのまま保持して、R
GBデータ701を圧縮/無処理して得られるRGBデ
ータ705とROP(Raster Operation Process)すべき
1つのオブジェクトとして定義する。
【0024】図7を例に説明すると、情報ビット702
から属性Xを持つエリアを検知し、このエリアに相当す
る部分から属性Xを持つオブジェクトを作成する。更
に、このオブジェクト706は、RGBデータ705と
のROP処理を施す必要があることを示すオブジェクト
として定義される。更に、この情報ビット702には、
他の属性Y、属性Zを持つエリアも存在するので、これ
ら属性に関しても属性Xの場合と同様に処理して、それ
ぞれに対応するオブジェクト707,708が得られ
る。以上の処理が終了した後、オブジェクト704,R
GBデータ705が得られ、これが図6のオブジェクト
607と同じ状態として残ることになる。こうして、こ
れらオブジェクト704,RGBデータ705に対し
て、Fallback後の処理が再開されることになる。
【0025】図8は、Fallback処理終了後の動作例を示
す図である。
【0026】ここでは、Fallback後の処理において、バ
ックグランドで処理されているホストよりの受信処理に
より、PDL解析部201から新たな描画命令を受け
て、オブジェクト704に新たなオブジェクト802が
追加された、中間データ801の状態に変化したことを
示している。
【0027】次に図9のフローチャートを参照して、本
実施の形態の印刷装置におけるデータ展開処理を説明す
る。
【0028】まずステップS902で、制御ユニット1
001がホストより印刷データを受信するとステップS
903に進み、制御ユニット1001のPDL解析部2
01により、その受信した印刷データを解釈する。次に
ステップS904に進み、その解釈した結果を、ほとん
どの場合は1オブジェクトの1描画命令として印刷オブ
ジェクト202を出力する。次にステップS905に進
み、グラフィックライブラリ203により印刷オブジェ
クト202を解釈し、その解釈した結果に基づいて、情
報205を付加したオブジェクト204を作成する。そ
してステップS907に進み、作成したばかりの情報2
05を付加したオブジェクト204を蓄積できるだけの
メモリ空き容量があるか否かを判断し、空き容量が無い
(=Fallback処理の必要あり)と判断した場合にはステ
ップS908に進んで、Fallback処理を行う。なお、こ
のステップS908のFallback処理については、図10
を参照して後述する。
【0029】ステップS907で、メモリに空き容量が
ある場合はステップS909に進み、データが終了を示
す、或いは後続のデータが(一定時間)無い等の条件に
基づいてデータ終了かどうかを判断をし、後続データが
存在する場合はステップS902に戻って前述の処理を
実行する。
【0030】一方、ステップS909でデータが終了し
た場合はステップS910に進み、蓄積したオブジェク
ト204と情報205とをレンダリングエンジン206
に送り、オブジェクトの合成の有無を判断し、合成が無
い場合はステップS911に進んで上書きし、合成があ
る場合はステップS912に進み、図4或いは図5に示
した方法に基づいてオブジェクト同士の合成を行う。そ
してステップS913に進み、全オブジェクトを処理し
たかを判断し、そうでない時はステップS909に戻っ
て前述の処理を実行し、全オブジェクトの処理を終了す
るとステップ914に進み、ビットマップデータを作成
する。
【0031】次に図10のフローチャートを参照して、
図9のステップS908のFallback処理について詳説す
る。
【0032】この処理は図9のステップS907におい
て、メモリの空き容量がなくなってFallback処理が必要
であると判断されることにより開始され、まずステップ
S1052で、現在保持しているオブジェクト204と
情報205をレンダリングエンジン206に送ってビッ
トマップデータを作成する。なお、この時の処理は、前
述の図9のステップS910からステップS913と同
様の処理により行われる。この時、コンバータ703は
作成したビットマップ(図7のRGBデータ701と情
報ビット702)を処理する。具体的には、RGBデー
タ701を圧縮/無処理で圧縮したRGBデータ705
を作成し、情報ビット702から図3に示した各属性毎
にエリアの抽出を行う(ステップS1054)。次にス
テップS1055に進み、ステップS1054で抽出さ
れたエリアと圧縮したRGBデータ705とを合成して
完全な情報を得ることができるオブジェクト(具体的に
は、図7のオブジェクト706、707、708)を生
成し、これらオブジェクトをオブジェクト204、情報
205のオブジェクトとして格納する。以上、ステップ
S1054からステップS1056までの処理を繰り返
し実行し、ステップS1053で全属性分のデータに対
する処理を終了すると、このFallback処理を終了する。
【0033】なお、図8は、このFallback処理を終了し
た後に、新たにデータを受信した状態を示している。図
において、801は、図7のオブジェクト704に、楕
円のデータ802が上書きされた例を示している。図7
の704は、このFallback処理を終了後、Fallbackの有
無を全く気にしないデータを示している。
【0034】[実施の形態2]前述の実施の形態1で
は、Fallback時に情報ビットを落とさないために、コン
バータ703を用いてオブジェクト706、707、7
08を作成する例を説明したが、1オブジェクトに3ビ
ットの属性ビット1つではなく、1オブジェクトに3ビ
ットの属性ビットを1面持たせる様にしても同様の効果
を得られることは言うまでもない。
【0035】つまり、1面の情報ビットを持つオブジェ
クトを処理できるようにレンダリングエンジン206を
変更すればよい。
【0036】本実施の形態2の処理の概念図を図11に
示す。
【0037】図11において、レンダリングエンジン1
101は、1面の情報ビットを持つオブジェクトを処理
できるように変更したレンダリングエンジンである。こ
こでは、1面の情報ビットを持つオブジェクト607が
レンダリングエンジン1101により処理され、RGB
データ701と情報ビット702とが得られている。な
お、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュー
タ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から
構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる
装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用
してもよい。
【0038】また本発明の目的は、前述した実施の形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても達
成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。また、コンピュータが読
み出したプログラムコードを実行することにより、前述
した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0039】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0040】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、透明度を持つオブジェクト、ROP処理を伴うオブ
ジェクトに対してメモリ不足が発生した場合でも、レン
ダリング終了後に、ピクセルが元オブジェクトの情報を
保持することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、描
画オブジェクトを入力してオブジェクト情報に展開して
記憶する場合、メモリの残量が低下した場合にも描画オ
ブジェクトの入力及び、その元のオブジェクトの情報を
残存させて展開することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷装置の具体例を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1に係る印刷装置における印刷対
象オブジェクトの処理(Fallbackが発生しない場合)を
説明する図である。
【図3】本実施の形態に係る3ビット情報の構成を説明
する図である。
【図4】本実施の形態に係るオブジェクトの合成とフラ
グの合成方法を説明する図である。
【図5】本実施の形態に係るオブジェクトの合成とフラ
グの合成方法を説明する図である。
【図6】本実施の形態1に係る印刷装置における処理の
概念図である。
【図7】本実施の形態に係る印刷装置において、Fallba
ckが起きた時の動作を説明する図である。
【図8】本実施の形態に係る印刷装置において、Fallba
ck処理終了後の動作を示す図である。
【図9】本実施の形態に係る印刷装置における印刷対象
オブジェクトの処理を説明するフローチャートである。
【図10】図9のステップS908のFallback処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態2に係る印刷装置における、1
面の情報ビットを持つオブジェクトの処理を説明する概
念図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画オブジェクトに付随するオブジェク
    ト情報に基づいて、前記描画オブジェクトを判別する判
    別手段と、 前記描画オブジェクトを描画展開する展開手段と、 前記展開手段により描画展開された描画オブジェクトに
    対応するオブジェクト情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段における記憶可能な容量が所定量以下にな
    ると、前記オブジェクト情報をイメージデータに展開し
    て圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮されたイメージデータに前記オ
    ブジェクト情報の属性情報を対応付けたオブジェクトを
    情報を生成して保持する保持手段と、を有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮手段によるイメージデータへの
    展開及び圧縮処理は、外部機器からの描画オブジェクト
    の受信処理と並行して実行されることを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 オブジェクト情報の合成を検知する検知
    手段を更に有し、 前記展開手段は、前記検知手段による検知結果に応じて
    オブジェクト情報の合成を行って描画展開することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 描画オブジェクトに付随するオブジェク
    ト情報に基づいて、前記描画オブジェクトを判別する判
    別工程と、 前記描画オブジェクトを描画展開する展開工程と、 前記展開工程で描画展開された描画オブジェクトに対応
    するオブジェクト情報をメモリに記憶する記憶工程と、 前記メモリにおける記憶可能な容量が所定量以下になる
    と、前記オブジェクト情報をイメージデータに展開して
    圧縮する圧縮工程と、 前記圧縮工程で圧縮されたイメージデータに前記オブジ
    ェクト情報の属性情報を対応付けたオブジェクトを情報
    を生成して保持する保持工程と、を有することを特徴と
    する画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記圧縮工程におけるイメージデータへ
    の展開及び圧縮処理は、外部機器からの描画オブジェク
    トの受信処理と並行して実行されることを特徴とする請
    求項4に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 オブジェクト情報の合成を検知する検知
    工程を更に有し、 前記展開工程では、前記検知工程による検知結果に応じ
    てオブジェクト情報の合成を行って描画展開することを
    特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の
    画像処理方法を実行するプログラムを記憶した、コンピ
    ュータにより読取り可能な記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101679681B1 (ko) 2012-12-14 2016-11-25 캐논 가부시끼가이샤 화상형성장치 및 화상형성방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101679681B1 (ko) 2012-12-14 2016-11-25 캐논 가부시끼가이샤 화상형성장치 및 화상형성방법

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