JP3576622B2 - 画像出力装置および方法および印刷システム - Google Patents

画像出力装置および方法および印刷システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば外部装置からの印刷情報を印刷等により出力する画像出力装置及びおよび方法および印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像データには文字データや図形データなどの様々なデータがあるが、これらのうち、画像の色情報や濃淡をビットに対応させた画像データをイメージデータまたは単にイメージと呼び、イメージを形成している画素の単位、即ち最小単位をピクセルと呼ぶ。また、イメージには幅と高さがあり、高さを1とした単位量、即ち1ライン分をラスタという。
【0003】
近年のアプリケーションソフトウェアでは、ディスプレイ上でイメージを任意の大きさに拡大したり、イメージの任意の部分のみを切り出す等の加工が容易に行なえるようになっている。
【0004】
従来、ディスプレイ上で任意の大きさに拡大したイメージを印刷するには、拡大後のイメージデータをホストコンピュータ側で生成し、印刷装置に転送する方法があった。ホストコンピュータ側で生成されたイメージデータはメモリに格納されるが、メモリには通常バイト(8ビット)やワードといったバウンダリがある為、メモリから切り出されたイメージデータはバウンダリの先頭から格納されるとは限らず、ラスタの先頭がバウンダリから外れた場合には、不必要なデータ(ビット)が混入するため、この不必要なデータ(ビット)をホストコンピュータ側でシフトして取り除き、そののち印刷装置に転送していた。
【0005】
また、任意の部分を切り出されたイメージについては、データ転送量を減らすため加工前のイメージデータから、切り出された部分以外の不必要な部分をバウンダリ単位で切り捨て、必要なイメージデータと同じバウンダリに混入した不必要なピクセルについては、左にシフトすることによってラスタの左側の不必要なデータをすべて切り捨ててから印刷装置に転送していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、印刷装置側で最終的にページメモリと呼ばれるメモリに画像形成する際、イメージデータはページメモリ上の指定された描画位置に展開されるが、ページメモリにも上述のようなバウンダリが存在する為、描画位置に応じてデータを再度シフトしなければならなかった。
【0007】
つまり、印刷装置に転送する際にホストコンピュータ側でラスタ全体をシフトし、ページメモリへの展開のために再度ラスタを全体にシフトしているために、重複するシフト処理が発生し、一連の印刷の処理速度に悪影響を与えていた。
【0008】
本発明は、上記従来例に鑑みて成されたものであり、従来ホストコンピュータ側でシフトしていたピクセル数と、ページメモリへの展開のためにシフトが必要なピクセル数とを予め比較し、両者の差分から一連の印刷処理の中で必要最低限のシフトピクセル数を検知し、ホストコンピュータもしくは印刷装置内において、検出したピクセル数分だけシフトを行なうことによってシフト処理の重複を無くし、高速な印刷装置及び印刷シフトを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】および
【作用】
上記目的を達成するために本発明に係る画像出力装置は次のような構成からなる。すなわち、
外部装置からのデータに基づいて画像出力を行う画像出力装置であって、
画像に含まれるオフセット量を入力する入力手段と、
複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
前記画像の端部と、前記ページメモリにおけるメモリ単位間の境界との差分を検知する検知手段と、
該検知手段により検知した差分と前記オフセット量とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出手段と、
前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
該シフト手段によりシフトされた画像データを、前記ページメモリに格納する画像格納手段と、
該画像格納手段により格納された画像を出力する出力手段とを具備する。
【0011】
あるいは、本発明の画像出力装置は次のような構成からなる。すなわち、
複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する指定手段と、
該指定手段により指定された領域と、該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、
複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
前記ページメモリ上の所望の位置を指定する入力する位置指定手段と、
該位置指定手段により指定された位置と、前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知手段と、
前記第1の差分と前記第2の差分とから、前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出手段と、
前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
該シフト手段によりシフトされた画像を出力する出力手段とを具備する。
【0012】
あるいは、本発明の画像出力方法は次のような構成からなる。すなわち、
外部装置からのデータに基づいて画像出力を行う画像出力方法であって、
画像に含まれるオフセット量を入力する入力工程と、
複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリにおけるメモリ単位間の境界と画像の端部との差分を検知する検知工程と、
該検知工程により検知した差分と前記オフセット量とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出工程と、
前記画像データを、前記算出工程により算出した量分シフトするシフト工程と、
該シフト工程によりシフトされた画像データを、前記ページメモリに格納する画像格納工程と、
該画像格納工程により格納された画像を出力する出力工程とを具備する。
【0014】
あるいは、本発明の画像出力方法は次のような構成からなる。すなわち、
複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する指定工程と、
該指定工程により指定された領域と、該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知工程と、
複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリ上の所望の位置を指定する入力する位置指定工程と、
該位置指定工程により指定された位置と、前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知工程と、
前記第1の差分と前記第2の差分とから、前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出工程と、
前記画像データを、前記算出工程により算出した量分シフトするシフト工程と、
該シフト工程によりシフトされた画像を出力する出力工程とを具備する。
【0015】
あるいは、本発明の印刷システムは次のような構成からなる。すなわち、
ホスト装置とそれに接続された印刷装置とを含む印刷システムであって、
前記ホスト装置は、複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する領域指定手段と、該領域指定手段により指定された領域と該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、前記第1の差分と前記画像とを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、
前記印刷装置は、複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、ホスト装置より受信した画像の端部と、前記ページメモリにおけるメモリ単位間の境界との第2の差分を検知する検知手段と、該検知手段により検知した第2の差分と、前記ホスト装置より受信した第1の差分とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出手段と、前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
該シフト手段によりシフトされた画像を出力する出力手段とを備える。
【0016】
あるいは、本発明の印刷システムは次のような構成からなる。すなわち、
ホスト装置とそれに接続された印刷装置とを含む印刷システムであって、
前記ホスト装置は、複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する領域指定手段と、該領域指定手段により指定された領域と該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、前記領域指定手段により指定された画像領域を記録媒体上において記録するその位置を前記印刷装置に送信する位置送信手段と、前記印刷装置から第2の差分を受信する受信手段と、前記第1の差分と前記第2の差分とから前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出手段と、前記画像を前記算出手段により算出したシフト量分シフトするシフト手段と、該シフト手段によりシフトされた画像を印刷装置に送信する画像送信手段とを備え、
前記印刷装置は、複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、前記位置送信手段により受信した位置と前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知手段と、前記第2の差分を前記ホスト装置に送信する差分送信手段と、前記ホスト装置より受信した画像を出力する出力手段とを備える。
【0017】
【実施例】
(実施例1)
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するに好適なレーザビームプリンタ(以下「LBP」と記述)の構成について図1を参照しながら説明する。なお、本実施例を適用するプリンタは、レーザビームプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0018】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本実施例に適用されるレーザビームプリンタの内部構造を示す断面図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が行なえる。
【0020】
同図において、1000はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。1012は操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配されている操作パネル、1001はLBP1000全体の制御を行うとともに、ホストコンピュータから供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットである。この制御ユニット1001は主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替えする。
【0021】
レーザ1004は回転多面鏡1005で左右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。これにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006周囲の現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009及び搬送ローラ1010と1011とにより装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0022】
図2は、本実施例の印刷装置の構成を示すブロック図である。
【0023】
図2において、2000は印刷装置1000に接続されたホストコンピュータであり、プリントデータ及び制御コードから成る印刷情報を印刷装置1000に出力するものである。印刷装置1000は、大きく分けてフォーマッタ制御部1100、インタフェース1200、出力制御部1300、プリンタエンジン部1400より構成される。フォーマッタ制御部1100は、受信バッファ1101、コマンド判別部1102、コマンド解析部1103、コマンド実行部1104、ページメモリ1105、シフト数検知部1106、シフト実行部1107より構成されている。受信バッファ1101は、ホストコンピュータ2000から受信した印刷情報を一時的に保持する記憶手段である。コマンド判別部1102は、各印刷制御コマンドの判別を行なうものであり、印刷制御コマンドがイメージ描画命令以外であれば、印刷データはそのままコマンド解析部1103において解析され、コマンド実行部1104において実行される。コマンド判別部1102において、印刷制御コマンドがイメージ描画命令であると判別された場合、そのパラメータをコマンド解析部1103において解析した後、ページメモリのバウンダリから外れたピクセル数をシフト数検知部1106において検知する。シフト数検知部1106は、ページメモリに展開した場合の描画位置及びページメモリのバウンダリを検出し、バウンダリから外れるピクセル数を検知するものである。
【0024】
シフト数検知部1106において検知されたピクセル数は、コマンド解析部1103に通知され、シフト実行部1107においてイメージデータのシフトが行なわれる。シフト実行部1107は、コマンド解析部1103から渡されたピクセル数分だけ、イメージデータをラスタごとにシフトするものである。コマンド解析部1103は各印刷制御コマンドの解析を行なうものである。コマンド解析部1103で解析されたコマンドは、印刷データの解析を行った中間的な結果であり、コマンド実行部1104においてより処理しやすい形式の中間コードの形に変換される。コマンド実行部1104では、この中間コードによって各コマンドを実行し、描画及び印字に関するコマンドはページメモリ1105に逐次展開されてい行く。
【0025】
一方、コマンド解析部1103において単純ビットマップであると判定された場合は、イメージデータはそのままページメモリ1105に展開される。なお一般的なフォーマッタ制御部1100は、CPU、ROM、RAMなどを用いたコンピュータシステムによって構成されている。出力制御部1300は、ページメモリ1105の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部1400へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部1400は受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像を形成するための印刷機構部であり、図1に示したような構成となっている。
【0026】
次に、このように構成された印刷装置において、本実施例における全体の印刷制御処理手順を図3,図4,図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。図3におけるS301〜S304、図4におけるS401〜S411、図5におけるS501〜S507は各処理ステップを示す。
【0027】
図3は印刷装置1000の動作の開始から終了までのメイン処理を示している。
【0028】
まずステップS301でホストコンピュータ2000から送られてくる印刷データの受け取りを行ない、受信バッファ1101に格納する。次にステップS302で受信バッファに格納された印刷データを読み出し、次にステップS303で描画処理を行なう。その後、ステップS304で印刷終了命令を受け取ったか否か、または印刷データが終了したか否かを判断し、印刷終了であれば印刷動作を終了する。印刷終了でなければステップS301からの処理を繰り返す。
【0029】
図4は、図3のステップS303にあたる描画処理を示している。この処理は実際に印刷処理を行なう処理である。
【0030】
まずステップS401において、コマンド解析部1103でデータが排紙命令かどうかをチェックし、排紙命令の場合はステップS406に進み処理を行なう。また、ステップS401において排紙命令でない場合は、次に解析したコマンドが文字印字または図形描画などページメモリへの展開処理のコマンドかどうかを判別し(ステップS402)、そうでない場合はステップS405に進み、そのコマンドをただちに実行する。また、ステップS402からステップS409に進んだ場合は、ステップS409で受信した印刷制御コマンドがイメージ描画命令か否かを判断する。もしイメージ描画命令でない場合にはステップS403に進み、イメージ描画命令である場合には続いてオフセット指定があるか否かを判断する(ステップS410)。ここでオフセットとは、イメージデータのうち、描画すべきデータの左側に混入した不用なピクセルの数であり、イメージ描画命令のパラメータとして与えられるものである。もしオフセット指定がない場合にはステップS403に進み、オフセット指定がある場合にはステップS411においてオフセット処理を行なう。ステップS411に進んだ場合も、その後ステップS403に進む。ステップS403では、コマンド実行処理がしやすい形の中間コードを生成する。この中間コードを受けて、コマンド実行部1104では、ページメモリ1105への展開処理を行ない(ステップS404)、展開処理終了後は図3のステップS302に戻り、データの解析処理を繰り返す。
【0031】
一方、ステップS401において排紙命令と判断された場合は、出力制御部1300においてページメモリ1105の内容をプリンタエンジン部1400に対するビデオ信号に変換して画像転送を出力する(ステップS406)。プリンタエンジン部1400では、受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像形成し印刷を行なう(ステップS407)。そしてステップS408で印刷された結果を排紙すると1ページ当たりの印刷制御処理を終了する。
【0032】
図5は図4で用いたオフセット処理を示している。この処理はイメージデータのシフトを行なう処理である。
【0033】
まずステップS501でイメージ描画命令のパラメータ(オフセットを含む)を読み込み、ステップS502において、ページメモリ上に展開した時のイメージデータの描画位置とページメモリのバウンダリを比較する。次にステップS503でページメモリのバウンダリから外れるピクセル数を検出し、ステップS504に進む。ステップS504では、検出したピクセル数と指定されたオフセット値とを比較し、両者の差分からシフトが必要なピクセル数を算出する(ステップS505)。その後、ステップS506で算出したピクセル数が0か否かを判断し、もし0ならば、すなわちイメージデータに対してシフトを全く行なわずにそのままページメモリに展開すれば、ページメモリのバウンダリと一致する場合であるので、そのまま処理を終了する。
【0034】
一方、ステップS506でシフトピクセルが0でない場合にはステップS507において全ラスタに対してシフトを行った後、処理を終了する。
【0035】
図11に画像データの例が示されている。アプリケーションによって指定された画像は(11a)の領域dであっても、それが格納されているメモリのバウンダリと指定した領域の端部とが一致していない場合には、バウンダリまで、余分な領域aを含めて指定画像を切り取ることになる。この余分な領域aがオフセットである。
【0036】
以上、印刷装置全体の動きを説明したが、これらの処理はフォーマッタ制御部1100のコンピュータシステムによって実現される。
【0037】
本実施例の様なプリンタを用いて2値画像を印刷出力することで、ホストにおける画像データのシフトとプリンタにおける画像データのシフトという2度手間を省くことができ、高速な印刷出力を実現することができる。
【0038】
(実施例2)
図6は本発明の実施例を示すプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであっても本発明を適用できることは言うまでもない。
【0039】
図6において、3000はホストコンピュータで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。また、このROM3のプログラム用ROMには、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処理等を行なう際に使用する各種データを記憶する。
【0040】
2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ1000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1は、例えばRAM2に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0041】
プリンタ1000においては、12はプリンタCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、このROM13のプログラムROMには、実施例1のフローチャートで示されるようなCPU12の制御プログラム等を記憶しても良い。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROMには、ハードディスクやICカード等の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶している。CPU12は入力部18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。
【0042】
19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、18は前述した操作パネルで操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。また、前述した外部メモリは1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0043】
図7は、本実施例の印刷装置の構成を、機能ブロックにより示すブロック図である。
【0044】
図7において、2000は印刷装置1000に接続されたホストコンピュータであり、プリントデータ及び制御コードから成る印刷情報を印刷装置1000に出力するものである。印刷装置1000は、大きく分けてフォーマッタ制御部1100、双方向インタフェース1200、出力制御部1300、プリンタエンジン部1400より構成されている。フォーマッタ制御部1100は、受信バッファ1101、コマンド判別部1102、コマンド解析部1103、コマンド実行部1104、ページメモリ1105、シフト数検知部1106より構成されている。受信バッファ1101は、ホストコンピュータ2000から受信した印刷情報を一時的に保持する記憶手段である。コマンド判別部1102は、各印刷制御コマンドの判別を行なうものであり、印刷制御コマンドがシフト数要求命令以外であれば、印刷データはそのままコマンド解析部1103において解析され、コマンド実行部1104において実行される。コマンド判別部1102において、印刷制御コマンドがシフト数要求命令であると判別された場合、そのパラメータをコマンド解析部1103において解析した後、ページメモリのバウンダリから外れたピクセル数をシフト数検知部1106において検知する。
【0045】
シフト数検知部1106は、ページメモリに展開した場合の描画位置及びページメモリのバウンダリを検出し、バウンダリから外れるピクセル数を検知するものである。シフト数検知部1106において検知されたピクセル数は、コマンド解析部1103に通知され、コマンド解析部1103から双方向インタフェース1200を通じてホストコンピュータ2000に転送される。コマンド解析部1103は各印刷制御コマンドの解析を行なうものである。コマンド解析部1103で解析されたコマンドは、印刷データの解析を行なった中間的な結果でありコマンド実行部1104においてより処理しやすい形式の中間コードの形に変換される。コマンド実行部1104では、この中間コードによって各コマンドを実行し、描画及び印字に関するコマンドはページメモリ1105に逐次展開されて行く。
【0046】
一方、データ形式判定部1106において単純ビットマップであると判定された場合は、イメージデータはそのままページメモリ1105に展開される。なお一般的には、フォーマッタ制御部1100は、CPU、ROM、RAMなどを用いたコンピュータシステムによって構成されている。出力制御部1300は、ページメモリ1105の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部1400へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部1400は受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像形成するための印刷機構部である。
【0047】
次に、このように構成された印刷装置において、本実施例における全体の印刷制御処理手段を図8,図9,図10,図12,図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。図8におけるS801〜S806、図9におけるS901〜S904、図10におけるS1001〜S1008、図12におけるS1201〜S1208、図13におけるS1301〜S1303は各処理ステップを示す。
【0048】
図8は印刷装置1000の動作の開始から終了までのメイン処理を示している。
【0049】
まずステップS801でホストコンピュータ2000から送られてくる印刷データの受け取りを行ない、受信バッファ1101に格納する。次にステップS802で受信バッファに格納された印刷データを読み出し、ステップS803でコマンド判別部1102において印刷制御コマンドがシフト数要求命令か否かを判別する。もしシフト数要求命令であれば、ステップS804に進み、シフト数通知処理を行なった後、ステップS805で描画処理を行なう。ステップS803でシフト数要求命令以外の印刷制御コマンドであった場合には、直接ステップS805の描画処理に進む。描画処理を行なった後、ステップS806で印刷終了命令を受け取ったか否か、または印刷データが終了したか否かを判断し、印刷終了であれば印刷動作を終了する。印刷終了でなければステップS801からの処理を繰り返す。
【0050】
図9は、図8のステップS804にあたるシフト数通知処理を示している。この処理はページメモリへの展開時にシフトされるピクセル数をホストコンピュータに通知する処理である。
【0051】
まず、ステップS901でシフト数要求命令のパラメータを読み込み、描画位置を検知する。次にステップS902において描画位置とページメモリのバウンダリを比較し、ステップS903でバウンダリから外れるピクセル数を検出する。その後、ステップS904において、S903で検出されたピクセル数をホストコンピュータに通知し、処理を終了する。
【0052】
図10は図8で用いた描画処理を示している。この処理は実際に印刷処理を行なう処理である。
【0053】
まずステップS1001において、コマンド解析部1103でデータが排紙命令かどうかをチェックし、排紙命令の場合はステップS1006に進み処理を行なう。また、ステップS1001において排紙命令でない場合は、次に解析したコマンドが文字印字又は図形描画などページメモリへの展開処理のコマンドかどうかを判別し(ステップS1002)、そうでない場合はステップS1005に進み、そのコマンドを直ちに実行する。また、ステップS1002からステップS1003に進んだ場合は、コマンド実行処理がしやすい形の中間コードを生成する。この中間コードを受けて、コマンド実行部1104では、ページメモリ1105への展開処理を行ない(ステップS1004)、展開処理終了後は図8のステップS802に戻り、データの解析処理を繰り返す。
【0054】
ステップS1001において排紙命令と判断された場合は、出力制御部1300においてページメモリ1105の内容をプリンタエンジン部1400に対するビデオ信号に変換して画像転送出力する(ステップS1006)。プリンタエンジン部1400では、受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像形成し印刷を行なう(ステップS1007)。そしてステップS1008で印刷された結果を排紙すると1ページ当たりの印刷制御処理は終了する。
【0055】
以上、印刷装置の動きを説明したが、これらの処理はフォーマッタ制御部1100のコンピュータシステムによって実現される。
【0056】
図12は、ホストコンピュータ2000の印刷動作の開始から終了までのメイン処理を示している。
【0057】
まずステップS1201でアプリケーションから描画データを受け取り、ステップS1202で描画データがイメージデータか否かを判断し、もしイメージデータでなければステップS1205に進んで直ちに印刷制御コマンドに変換する。
【0058】
一方、イメージデータである場合には、さらにオフセットがあるか否か、すなわち、受け取ったイメージデータの各ラスタの左側に不用なピクセルが混入しているか否かを判断し(ステップS1203)、オフセットがなければステップS1205に進み、オフセットがある場合にはステップS1204に進んでオフセット処理を行なう。ステップS1204でオフセット処理が終了すれば、その後ステップS1205に進む。ステップS1205ではアプリケーションから受け取った描画データを印刷制御コマンドに変換し、ステップS1206に進んで印刷制御コマンドを印刷装置へ転送する。その後、ステップS1207においてアプリケーションからの描画データが終了したか否かを判断し、終了であれば処理を終了し、終了でなければステップS1201からの処理を繰り返す。
【0059】
図13は、図12のステップS1204に当たるオフセット処理を行なうものである。
【0060】
まずステップS1301で印刷装置にシフト数要求命令を転送する。その後、ステップS1302で印刷装置からの応答が返ってきたか否かを判定し、返ってきていなければ応答があるまでステップS1302の判定を繰り返す。ステップS1302において印刷装置からの応答が返ってきたならば、ステップS1303に進む。ステップS1303では、印刷装置から通知されたシフト数と、イメージデータのオフセットとの差分からシフトが必要なピクセル数を算出する。その後、ステップS1304に進むと算出したピクセル分だけ全ラスタに対してシフト処理を行ない、処理を終了する。
【0061】
次に、本実施例におけるシフト数通知処理の具体例を図11を参照しながら説明する。図11に於いては、aはアプリケーションから渡されたイメージデータに混入した不用ピクセル(オフセット)であり、イメージの切りだしや変倍に伴って生じたバウンダリからのずれなどである。bはイメージを展開するページメモリのバウンダリから外れたピクセル、cはシフトする必要のあるピクセル、dは描画したいイメージデータ、pはページメモリのバイトバウンダリである。
【0062】
まず、アプリケーションからは(11a)のように、描画したいピクセルdに、不用ピクセルaが混入したイメージデータが渡される。もし、このイメージデータに対してシフトを行なわずに、描画位置に合わせてそのまま印刷装置のページメモリに展開すると、(11b)のようになる。(11b)では実際に描画したいイメージデータの左端は、ページメモリのバウンダリpからbだけ右にずれているので、結局、c(=a−b)だけシフトすれば良いことになる。本実施例では、ホストコンピュータからシフト数要求命令が印刷装置に送られると、印刷装置がバウンダリからの外れ量bをホストコンピュータに通知し、それを受けてホストコンピュータ側では全ラスタに対してcだけ左にシフトを行なう。その結果、(11c)のようなイメージデータとなる。その後、イメージ描画命令によってイメージデータを印刷装置に転送する。印刷装置では、受信したデータに対してページメモリのバウンダリを気にすることなく、ページメモリへの展開を行なう。展開した結果、(11d)のようにページメモリのバウンダリとイメージデータの左端が一致するため、印刷装置内においては一切のシフト処理を行なわずにページメモリへの展開が可能となるのである。
【0063】
(実施例3)
図15は、実施例2における図6のプログラムROM3によって実現される、本実施例におけるフローチャートであり、実施例2における図12のフローチャートのステップS1204に当たるオフセット処理の一実施例である。本実施例において、動作開始から終了までのメイン処理は図12のフローチャートで表されるものであるので、それについての説明は省略する。図15におけるS1501〜S1506は各処理ステップを示す。
【0064】
まずステップS1501においてイメージデータを直交回転させる必要があるか否かを判定する。なお、ここでいう直交回転とは、90°,180°,270°回転のことであり、直交回転させるか否かは、アプリケーションからの情報によって決定されるものである。直交回転が必要であれば、ステップS1502に進み、必要でなければステップS1503に進む。ステップS1502に進んだ場合は、さらに90°回転または270°回転であるか否かを判断し、90°回転又は270°回転であればシフト処理を行なわずにそのまま処理を終了する。
【0065】
一方、90°又は270°回転でない場合にはステップS1503に進む。ステップS1503では印刷装置にシフト数要求命令を転送し、ステップS1504において印刷装置の応答を待つ。印刷装置からの応答があるまでステップS1504を繰り返し、応答があればステップS1505に進み、印刷装置から通知されたシフト数と、イメージデータのオフセットとの差分からシフトが必要なピクセル数を算出する。その後、ステップS1506に進むと算出したピクセル分だけ全ラスタに対してシフト処理を行ない処理を終了する。
【0066】
印刷装置の側では、画像データと共に直交回転を行う旨のパラメータを受信し、画像を回転させて印刷出力する。
【0067】
図14は、本実施例における90°回転又は270°回転時のイメージデータの処理の具体例である。図14において、aはオフセット、dは描画したいイメージデータである。(14a)は90°回転処理を行なった場合のイメージデータである。90°回転の場合、各ラスタは印刷装置の主走査方向に対して直角になり、(14a)のイメージを描画するには、印刷装置内でdの部分を上から主走査方向に読み込んでゆき、dの部分の描画が終わったら、最後にaのオフセット部を最後まで読み飛ばす。(14b)は270°回転処理を行なった場合のイメージデータである。270°回転の場合も、各ラスタは印刷装置の主走査方向に対して直角になり、(14b)のイメージを描画するには、最初のaのオフセット部を読み飛ばし、その後、dの部分を上から主走査方向に読み込んで描画してゆく。つまり、(14a)の場合も、(14b)の場合も、オフセットaをシフトする替わりに読み飛ばして描画を行なう。
【0068】
このように画像データのシフトを行うことで、画像の直交回転処理を含む場合には、シフト処理を完全に省くことができる。
【0069】
【他の実施例】
実施例1では、ページメモリのバウンダリから外れるピクセル数と、指定されたオフセットの差分から算出したピクセル数分、必ずラスタ全体をシフトしていたが、算出したピクセル数をビットに換算した場合にバイトバウンダリと一致している場合には、シフトではなく読み飛ばし処理に切替えてもよい。
【0070】
さらに、上記算出したビット数がバイトバウンダリよりも大きい場合には、バイト単位で読み飛ばしを行ない、残りのビットに対してシフト処理を行なうことも出来る。
【0071】
実施例2では、印刷装置から通知される情報はページメモリのバウンダリから外れるピクセル数であり、実際にシフトが必要なピクセル数はホストコンピュータ側で算出しているが、シフト数要求命令のパラメータにオフセットを指定し、印刷装置内部において実際にシフトが必要なピクセル数を計算し、これをホストコンピュータに通知しても良い。
【0072】
実施例3では、90°,270°回転時にはアプリケーションから受け取ったイメージデータをそのまま印刷装置に転送していたが、ホストコンピュータ側で回転処理を行なう場合には、ホストコンピュータ側でオフセット分の各ラスタを読み飛ばしてもよい。
【0073】
また、実施例2、実施例3では、ホストコンピュータはシフト数要求命令を印刷装置に転送した後、印刷装置からの応答があるまで他の処理を中断しているが、応答を待っている間、イメージ描画以外の他のコマンドの処理を先に行ってもよい。
【0074】
また、実施例1、実施例2、実施例3では、オフセットのピクセルを必要最低限シフトされたあと、残った不用ピクセルをそのままページメモリに展開していたが、アプリケーションプログラムから受け取ったイメージデータの不用ピクセルが白ピクセルではなく、任意の濃度又は色である場合には、シフトを行なう前もしくはシフトを行なった後に、残った不用ピクセルを白ピクセルに書き換える処理を加えても良い。
【0075】
また、実施例1、実施例2では、必要なシフトピクセル数はページメモリのバウンダリとイメージの不用ピクセル数によって決定したが、ページメモリの内容をビデオ信号によって可視形成する際にも通常ビデオ信号のバウンダリが存在する場合には、予めビデオ信号のバウンダリも含めてシフトを行なってもよい。
【0076】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明に係る画像出力装置および方法および印刷システムによれば、指定された画像に含まれる、その画像領域と本来対象となる画像との差分と、出力する際のページメモリに格納する際に生ずるメモリ単位の境界と差分との量差分を合計してまとめて画像のシフトを行うことで、画像をシフトする回数を減らし、高速に画像を出力することができる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のレーザビームプリンタの構造を示す側断面図である。
【図2】実施例1による印刷装置の基本構成を示すブロック図である。
【図3】実施例1の印刷制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図3に示した描画処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示したオフセット処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】実施例2によるプリンタ制御システムの構成を示すブロック図である。
【図7】実施例2による印刷装置の基本構成を示すブロック図である。
【図8】実施例2による印刷装置側の印刷制御手順を示すフローチャートである。
【図9】図8に示したシフト数通知処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】図8に示した描画処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】実施例2におけるイメージ描画の具体例を示す図である。
【図12】実施例2によるホストコンピュータ側の印刷制御手順を示すフローチャートである。
【図13】図12に示したオフセット処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】実施例3におけるオフセット処理の具体例を示す図である。
【図15】実施例3によるオフセット処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
4 システムバス
5 KBC
6 CRTC
7 MC
8 PRTC
9 KB
10 CRT
11 外部メモリ
12 CPU
13 ROM
14 外部メモリ
15 システムバス
16 印刷部インタフェース
17 印刷部
18 入力部
19 RAM
20 MC

Claims (14)

  1. 外部装置からのデータに基づいて画像出力を行う画像出力装置であって、
    画像に含まれるオフセット量を入力する入力手段と、
    複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
    前記画像の端部と、前記ページメモリにおけるメモリ単位間の境界との差分を検知する検知手段と、
    該検知手段により検知した差分と前記オフセット量とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出手段と、
    前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
    該シフト手段によりシフトされた画像データを、前記ページメモリに格納する画像格納手段と、
    該画像格納手段により格納された画像を出力する出力手段と、
    を具備することを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記オフセット量は、所望の画像領域を指定した際に、該画像領域から不可分の領域として指定領域に含まれている画像の量であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記画像出力手段は、記録紙上に画像を印刷出力することを特徴とする請求項に記載の画像出力装置。
  4. 複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する指定手段と、
    該指定手段により指定された領域と、該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、
    複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
    前記ページメモリ上の所望の位置を指定する入力する位置指定手段と、
    該位置指定手段により指定された位置と、前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知手段と、
    前記第1の差分と前記第2の差分とから、前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出手段と、
    前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
    該シフト手段によりシフトされた画像を出力する出力手段と、
    を具備することを特徴とする画像出力装置。
  5. 前記画像出力手段は、画像を印刷出力することを特徴とする請求項に記載の画像出力装置。
  6. 前記画像を回転変換する変換手段を更に備え、前記シフト手段は、回転の角度が90°回転でなく、かつ270°回転でない場合に、シフトを行なうことを特徴とする請求項またはに記載の画像出力装置。
  7. 外部装置からのデータに基づいて画像出力を行う画像出力方法であって、画像に含まれるオフセット量を入力する入力工程と、
    複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリにおけるメモリ単位間の境界と画像の端部との差分を検知する検知工程と、
    該検知工程により検知した差分と前記オフセット量とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出工程と、
    前記画像データを、前記算出工程により算出した量分シフトするシフト工程と、
    該シフト工程によりシフトされた画像データを、前記ページメモリに格納する画像格納工程と、
    該画像格納工程により格納された画像を出力する出力工程と、
    を具備することを特徴とする画像出力方法。
  8. 前記オフセット量は、所望の画像領域を指定した際に、該画像領域から不可分の領域として指定領域に含まれている画像の量であることを特徴とする請求項に記載の画像出力方法。
  9. 前記画像出力工程は、記録紙上に画像を印刷出力することを特徴とする請求項に記載の画像出力方法。
  10. 複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する指定工程と、
    該指定工程により指定された領域と、該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知工程と、
    複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリ上の所望の位置を指定する入力する位置指定工程と、
    該位置指定工程により指定された位置と、前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知工程と、
    前記第1の差分と前記第2の差分とから、前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出工程と、
    前記画像データを、前記算出工程により算出した量分シフトするシフト工程と、
    該シフト工程によりシフトされた画像を出力する出力工程と、
    を具備することを特徴とする画像出力方法。
  11. 前記画像出力工程は、画像を印刷出力することを特徴とする請求項10に記載の画像出力方法。
  12. 前記画像を回転変換する変換工程を更に備え、前記シフト工程は、回転の角度が90°回転でなく、かつ270°回転でない場合に、シフトを行なうことを特徴とする請求項10または11に記載の画像出力方法。
  13. ホスト装置とそれに接続された印刷装置とを含む印刷システムであって、
    前記ホスト装置は、複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する領域指定手段と、
    該領域指定手段により指定された領域と該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、
    前記第1の差分と前記画像とを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
    ホスト装置より受信した画像の端部と、前記ページメモリにおけるメモリ単位間の境界との第2の差分を検知する検知手段と、
    該検知手段により検知した第2の差分と、前記ホスト装置より受信した第1の差分とから、前記画像を前記メモリ単位間の境界に合致させるシフト量を算出する算出手段と、
    前記画像データを、前記算出手段により算出した量分シフトするシフト手段と、
    該シフト手段によりシフトされた画像を出力する出力手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
  14. ホスト装置とそれに接続された印刷装置とを含む印刷システムであって、
    前記ホスト装置は、複数の所定サイズのメモリ単位からなる画像メモリに格納された所望の画像領域を指定する領域指定手段と、
    該領域指定手段により指定された領域と該領域を含む最小の前記メモリ単位からなる領域との第1の差分を検知する第1の検知手段と、
    前記領域指定手段により指定された画像領域を記録媒体上において記録するその位置を前記印刷装置に送信する位置送信手段と、
    前記印刷装置から第2の差分を受信する受信手段と、
    前記第1の差分と前記第2の差分とから前記画像を前記指定位置に格納するためのシフト量を算出する算出手段と、
    前記画像を前記算出手段により算出したシフト量分シフトするシフト手段と、
    該シフト手段によりシフトされた画像を印刷装置に送信する画像送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、複数の所定サイズのメモリ単位から構成されるページメモリを含む記憶手段と、
    前記位置送信手段により受信した位置と前記メモリ単位間の境界との第2の差分を検知する第2の検知手段と、
    前記第2の差分を前記ホスト装置に送信する差分送信手段と、
    前記ホスト装置より受信した画像を出力する出力手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
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