JP2002312141A - 印刷制御装置、印刷情報作成方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷情報作成方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2002312141A
JP2002312141A JP2001116688A JP2001116688A JP2002312141A JP 2002312141 A JP2002312141 A JP 2002312141A JP 2001116688 A JP2001116688 A JP 2001116688A JP 2001116688 A JP2001116688 A JP 2001116688A JP 2002312141 A JP2002312141 A JP 2002312141A
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Joji Oki
丈二 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソース側領域とディスティネーション側領域
とが重なる部分と、ソース側領域またはディスティネー
ション側領域との境界を不自然でなくする。 【解決手段】 描画データを受け取り(S1)、これに
基づいて、レンダラがレンダリングを行う(S2)。そ
の結果得られた属性ビットマップイメージにおいて、属
性の異なるオブジェクトどうしが印刷画面上で重なるこ
とによって発生する属性の不定領域が存在するか否かを
判別する(S3)。存在するならば、属性ビットマップ
イメージ全体を単一の属性に変更する(S4)。そし
て、ステップS2におけるレンダリングによって得られ
た描画ビットマップイメージにおいて、この単一の属性
に変更された属性ビットマップイメージに応じて処理パ
ラメータを変更して第2のビットマップイメージを得る
ようにする(S5)。そして、この第2のビットマップ
イメージをビデオ信号に変換して印刷をプリンタ部に実
行させる(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置、印
刷情報作成方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特
に、描画コマンドを受け取り、印刷装置に適した印刷情
報を作成して該印刷装置に出力する印刷制御装置、該印
刷制御装置に適用される印刷情報作成方法、該印刷情報
作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷制御装置では、入力情報に基
づき印刷装置に適した印刷情報を作成し、これを印刷装
置に出力して印刷装置に印刷を行わせるようにしてい
る。
【0003】具体的には、入力された描画コマンドに基
づき、描画ビットマップイメージと属性ビットマップイ
メージとから成る第1のビットマップイメージを作成す
る。この描画ビットマップイメージにおいて、属性ビッ
トマップイメージに基づき処理パラメータを変更して第
2のビットマップイメージを作成する。そして、第2の
ビットマップイメージをビデオ信号に変換して印刷装置
に送り、印刷を行わせる。
【0004】ここで例えば、描画コマンドとして、まず
最初にイメージ描画コマンドを受け取り、次に同一ペー
ジに印刷されるべき図形の図形描画コマンドを受け取っ
たとする。そして、これらのコマンドで描かれるイメー
ジと図形とがページ上で重なっており、かつイメージ描
画コマンド及び図形描画コマンドの描画論理が共に上書
きであったとする。この場合に作成される第2のビット
マップイメージを、図6を参照して説明する。
【0005】図6(A)は、上記の描画コマンドに基づ
く描画ビットマップイメージを示し、図6(B)は、上
記の描画コマンドに基づく属性ビットマップイメージを
示し、図6(C)は、第2のビットマップイメージを示
す。
【0006】ここでは、図形描画コマンドが後から入力
され、図形描画コマンドの描画論理が上書きであるの
で、図6(A)に示すように、イメージと図形との重な
り部分は、図形が描画される。
【0007】図6(B)において、エリア1はイメージ
領域であり、その属性はイメージ属性となり、エリア2
は図形領域であり、その属性は図形属性となる。イメー
ジと図形の重なり部分の属性は、図形属性となる。
【0008】ここで、第1のビットマップイメージを中
間調処理して第2のビットマップイメージを作成すると
した場合、領域属性情報に従ってピクセル毎に処理パラ
メータを中間調パラメータに切り替える。
【0009】この結果得られた図6(C)に示す第2の
ビットマップイメージでは、エリア1がイメージ用の中
間調処理を施され、エリア2が図形用の中間調処理を施
されている。イメージと図形の重なり部分は、図形用の
中間調処理を施されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
ような第2のビットマップイメージが作成される従来の
印刷制御装置において、イメージ描画コマンドの描画論
理が上書き、図形描画コマンドの描画論理が50%の透
過率での描画であった場合に得られる第2のビットマッ
プイメージを、図7を参照して説明する。
【0011】図7(A)は、上記の描画コマンドに基づ
く描画ビットマップイメージを示し、図7(B)は、上
記の描画コマンドに基づく属性ビットマップイメージを
示し、図7(C)は、第2のビットマップイメージを示
す。
【0012】ここでは、図7(A)に示すように、イメ
ージと図形との重なり部分は、イメージと図形とが50
%ずつの割合で描画される。
【0013】また、図7(B)において、エリア1はイ
メージ領域であり、その属性はイメージ属性となり、エ
リア2は図形領域であり、その属性は図形属性となる。
イメージと図形の重なり部分であるエリア3の属性は、
不定領域属性となる。
【0014】ここで、第1のビットマップイメージを中
間調処理して第2のビットマップイメージを作成すると
した場合、領域属性情報に従ってピクセル毎に処理パラ
メータを中間調パラメータに切り替える。
【0015】この結果得られた図7(C)に示す第2の
ビットマップイメージでは、エリア1がイメージ用の中
間調処理を施され、エリア2が図形用の中間調処理を施
されている。イメージと図形の重なり部分であるエリア
3は、イメージ用または図形用の中間調処理を施され
る。
【0016】もし、エリア3がイメージ用の中間調処理
を施されると、エリア3と図形領域であるエリア2との
境界に不自然な境が生じ、一方、エリア3が図形用の中
間調処理を施されると、エリア3とイメージ領域である
エリア1との境界に不自然な境が生じてしまう。
【0017】上記のように、ソース(元のオブジェク
ト)とディスティネーション(元のオブジェクトに対し
て後から描画される他のオブジェクト)との間の各描画
コマンドの描画論理に、例えば透過処理のようなものが
あった場合は、両者の重なる部分での属性ビットマップ
イメージに、属性が不確定となる不定領域が生じてしま
う。
【0018】そこで従来、不定領域を強制的にソース側
の属性、またはディスティネーション側の属性にして、
その後の処理を実行していた。
【0019】そのため、上記重なる部分とソース側領
域、またはディスティネーション側領域との境界で不自
然な境が生じてしまうという問題があった。
【0020】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ソース側領域とディスティネーション
側領域とが重なる部分と、ソース側領域またはディステ
ィネーション側領域との境界を不自然でなくした印刷制
御装置、印刷情報作成方法、プログラム、及び記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、描画コマンドを受け
取り、印刷装置に適した印刷情報を作成して該印刷装置
に出力する印刷制御装置において、入力された描画コマ
ンドに基づき、ビットマップイメージ及びピクセル毎の
属性情報を作成する描画手段と、同一のページに描画さ
れるべき複数の描画コマンドが入力され、前記描画手段
によって複数のビットマップイメージが作成され、該作
成されたビットマップイメージの少なくとも2つが互い
に前記ページ上で重なる場合、該重なった少なくとも1
つの領域の中に、前記属性情報における属性の不確定な
不定領域が存在するか否かを判別する判別手段と、前記
判別手段によって前記不定領域が存在すると判別された
とき、不定領域であると判別された領域を、ピクセル毎
に所定の属性に変更する属性変更手段と、前記属性変更
手段によって属性が変更された領域の属性情報と、該記
属性変更手段によって属性が変更されなかった各領域に
おける属性情報とに基づき、前記複数の描画コマンドに
基づき前記描画手段によってそれぞれ作成された各ビッ
トマップイメージを、前記印刷装置に適した印刷情報に
変換する変換手段とを有することを特徴とする印刷制御
装置が提供される。
【0022】また、請求項11記載の発明によれば、描
画コマンドを受け取り、印刷装置に適した印刷情報を作
成して該印刷装置に出力する印刷制御装置に適用される
印刷情報作成方法において、入力された描画コマンドに
基づき、ビットマップイメージ及びピクセル毎の属性情
報を作成する描画ステップと、同一のページに描画され
るべき複数の描画コマンドが入力され、前記描画ステッ
プによって複数のビットマップイメージが作成され、該
作成されたビットマップイメージの少なくとも2つが互
いに前記ページ上で重なる場合、該重なった少なくとも
1つの領域の中に、前記属性情報における属性の不確定
な不定領域が存在するか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによって前記不定領域が存在する
と判別されたとき、不定領域であると判別された領域
を、ピクセル毎に所定の属性に変更する属性変更ステッ
プと、前記属性変更ステップによって属性が変更された
領域の属性情報と、該記属性変更ステップによって属性
が変更されなかった各領域における属性情報とに基づ
き、前記複数の描画コマンドに基づき前記描画ステップ
によってそれぞれ作成された各ビットマップイメージ
を、前記印刷装置に適した印刷情報に変換する変換ステ
ップとを有することを特徴とする印刷情報作成方法が提
供される。
【0023】また、請求項21記載の発明によれば、描
画コマンドを受け取り、印刷装置に適した印刷情報を作
成して該印刷装置に出力する印刷制御装置に適用される
印刷情報作成方法を、コンピュータに実行させるための
プログラムにおいて、前記情報作成方法が、入力された
描画コマンドに基づき、ビットマップイメージ及びピク
セル毎の属性情報を作成する描画ステップと、同一のペ
ージに描画されるべき複数の描画コマンドが入力され、
前記描画ステップによって複数のビットマップイメージ
が作成され、該作成されたビットマップイメージの少な
くとも2つが互いに前記ページ上で重なる場合、該重な
った少なくとも1つの領域の中に、前記属性情報におけ
る属性の不確定な不定領域が存在するか否かを判別する
判別ステップと、前記判別ステップによって前記不定領
域が存在すると判別されたとき、不定領域であると判別
された領域を、ピクセル毎に所定の属性に変更する属性
変更ステップと、前記属性変更ステップによって属性が
変更された領域の属性情報と、該記属性変更ステップに
よって属性が変更されなかった各領域における属性情報
とに基づき、前記複数の描画コマンドに基づき前記描画
ステップによってそれぞれ作成された各ビットマップイ
メージを、前記印刷装置に適した印刷情報に変換する変
換ステップとを有することを特徴とするプログラムが提
供される。
【0024】さらに、請求項31記載の発明によれば、
描画コマンドを受け取り、印刷装置に適した印刷情報を
作成して該印刷装置に出力する印刷制御装置に適用され
る印刷情報作成方法をプログラムとして記憶した、コン
ピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記
情報作成方法が、入力された描画コマンドに基づき、ビ
ットマップイメージ及びピクセル毎の属性情報を作成す
る描画ステップと、同一のページに描画されるべき複数
の描画コマンドが入力され、前記描画ステップによって
複数のビットマップイメージが作成され、該作成された
ビットマップイメージの少なくとも2つが互いに前記ペ
ージ上で重なる場合、該重なった少なくとも1つの領域
の中に、前記属性情報における属性の不確定な不定領域
が存在するか否かを判別する判別ステップと、前記判別
ステップによって前記不定領域が存在すると判別された
とき、不定領域であると判別された領域を、ピクセル毎
に所定の属性に変更する属性変更ステップと、前記属性
変更ステップによって属性が変更された領域の属性情報
と、該記属性変更ステップによって属性が変更されなか
った各領域における属性情報とに基づき、前記複数の描
画コマンドに基づき前記描画ステップによってそれぞれ
作成された各ビットマップイメージを、前記印刷装置に
適した印刷情報に変換する変換ステップとを有すること
を特徴とする記憶媒体が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る印刷制御装置を搭載したレーザ・ビーム・プリンタ
(以下「LBP」と略す)の内部構成を示す断面図であ
る。
【0027】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホスト・コンピュータ(図2の2
01)から供給される描画コマンド、即ち文字印字命
令、各種図形描画命令、イメージ描画命令、色指定命令
等に従って、文字パターン、図形、イメージ等を作成
し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。
【0028】151は操作パネルであり、入力操作のた
めのキー、スイッチ類、LBPの状態を表示するLED
表示器やLCD表示器等が設けられている。
【0029】101はプリンタ制御ユニットであり、L
BP本体100の制御を行ったり、ホスト・コンピュー
タから供給される文字印字命令等を解析する。
【0030】なお、本実施の形態におけるLBPは、R
GBの各色情報をM(マゼンタ)、C(シアン)、Y
(イエロー)、K(クロ)の各色情報に変換し、それら
を基に並列に像形成・現像処理を行う。そのため、MC
YKの各色毎に像形成・現像機構を持つ。プリンタ制御
ユニット101は、MCYKの各色毎に画像イメージを
生成し、それらをビデオ信号に変換し、得られた各ビデ
オ信号をMCYKの各色毎のレーザ・ドライバにそれぞ
れ出力する。
【0031】M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110
は、半導体レーザ111を駆動するための回路であり、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から
発射されるレーザ光112をオン・オフ切替する。レー
ザ光112は回転多面鏡113により出射方向を振られ
て静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ド
ラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形
成される。この潜像は静電ドラム114周囲に設けられ
た現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって
現像され、記録用紙に転写される。
【0032】C(シアン)、Y(イエロー)、K(ク
ロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機
構を持ち、120〜125はC(シアン)用の像形成・
現像機構、130〜135はY(イエロー)用の像形成
・現像機構、140〜145はK(クロ)用の像形成・
現像機構である。各像形成・現像機構はM(マゼンタ)
の像形成・現像機構と同じであるので、説明を省略す
る。
【0033】記録用紙にはカット・シートを用い、カッ
ト・シート記録紙はLBP本体100に装着した給紙カ
セット102に収納され、バネ103で一定の高さに保
たれている。カット・シート記録紙は、給紙ローラ10
4及び搬送ローラ105,106によりLBP本体10
0内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられて
MCYK各色の像形成・現像機構を通過する。
【0034】この通過により記録用紙に転写されたMC
YKの各トナー(粉末インク)は定着器108において
熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ロ
ーラ109,150によってLBP本体100上部に排
出される。
【0035】図2は、図1に示したプリンタ制御ユニッ
ト101の内部構成を示すブロック図である。
【0036】プリンタ制御ユニット101は、印刷情報
の発生源であるホスト・コンピュータ201より送られ
てきた文字、図形、イメージの各描画命令、色情報等か
らなる入力データ218を受け取り、プリンタ部217
に適した印刷情報を作成し、該印刷情報をページ単位に
プリンタ部217へ送って印刷を行わせる。
【0037】202はホスト・コンピュータ201と各
種情報をやりとりする入出力インターフェース部、20
3は入出力インターフェース部202を介して入力され
た各種情報を一時記憶する入力バッファメモリである。
【0038】204は文字パターン発生器であり、文字
の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレスが
格納されているフォント情報部222と、文字パターン
自身が格納されている文字パターン部223とから成
る。
【0039】文字パターン発生器204から文字パター
ンを読み出すための読み出し制御プログラムはROM2
19に格納される。読み出し制御プログラムは、文字コ
ードを入力すると、そのコードに対応する文字パターン
のアドレスを算出するコード・コンバート機能も含んで
いる。
【0040】205はRAMであり、文字パターン発生
器204より出力された文字パターンを記憶するフォン
ト・キャッシュ領域207と、ホスト・コンピュータ2
01より送られてきた外字フォントやフォーム情報及び
現在の印字環境等を記憶する記憶領域206とを含む。
なお、フォント・キャッシュ領域207には、一旦文字
パターンに展開したパターン情報をフォント・キャッシ
ュとして記憶する。これにより、同じ文字を印刷する時
に再度同じ文字を復号してパターン展開する必要がなく
なるため、文字パターンヘの展開が速く行われ得る。
【0041】208はCPUであり、ROM219に記
憶された制御プログラムを実行することによって装置全
体の制御を行なう。
【0042】209は中間バッファであり、入力データ
218に基づき生成される中間データを格納する。
【0043】210はレンダラであり、中間バッファ2
09に蓄えられた中間データを読み出して、数ライン単
位でレンダリングを行い、得られた描画及び属性ビット
マップイメージをバンドバッファ211に出力する。な
お、レンダラ210は、数ライン単位にRGB各色の8
ビット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成
し、同時に各ピクセルが文字、図形、イメージ、不確定
のいずれであるかを示す3ビット/ピクセルの属性ビッ
トマップイメージを生成する。
【0044】バンドバッファ211は、少なくとも8ラ
イン分のRGB各色の描画ビットマップイメージ及び属
性ビットマップイメージを格納する。
【0045】212は圧縮部であり、バンドバッファ2
11から描画ビットマップイメージと属性ビットマップ
イメージとを別々に読み出し、スキャンライン単位で圧
縮し、ページメモリ213に格納する。
【0046】213は伸長部であり、ページメモリ21
3から、圧縮された各イメージを数ライン単位で読み出
し、伸長する。その際、描画ビットマップイメージと属
性ビットマップイメージとは別々に読み出され、伸長さ
れる。
【0047】215は色変換部であり、伸長されたRG
B各色の8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメー
ジを、YMCK各色の4ビット/ピクセルの描画ビット
マップイメージに変換する。なお、この描画ビットマッ
プイメージの各ピクセル毎の色変換において、伸長され
た属性ビットマップイメージの対応ピクセルの種類に応
じて、色変換方法を切り替える。
【0048】216はYMCK各色の出力インターフェ
ース部であり、色変換部215から送られた描画ビット
マップイメージをビデオ信号に変換してプリンタ部21
7に出力する。
【0049】プリンタ部217は、出力インターフェー
ス部216から送られたビデオ信号に基づいて画像の印
刷を行う。なお、図1を参照して前述したように本実施
の形態では、MCYK各色の像形成・現像を並列で行う
ため、出力インターフェース部216は、M出力インタ
ーフェース部、C出力インターフェース部、Y出力イン
ターフェース部、K出力インターフェース部の4つのイ
ンターフェース部で構成され、それぞれが独立に色変換
部215からYMCK各色の描画ビットマップイメージ
(ドットデータ)を受け取り、ビデオ信号に変換する。
そして、そのビデオ信号を、プリンタ部217における
レーザ・ドライバ110、120、130、140(図
1)のうちの対応のレーザ・ドライバへ出力する。
【0050】220は一般のEEPROM等で構成する
不揮発性メモリであり、以後「NVRAM」(Non Vola
tile RAM)と称す。NVRAM220には、操作パネル
151を介して指定された印刷環境に関する設定値など
が記憶される。
【0051】221は、LBPからホスト・コンピュー
タ201に送信されるデータである。
【0052】なお、ROM215には、ホスト・コンピ
ュータ201からの入力データ218を解析したり、中
間データの生成を行う制御プログラム、プリンタ部21
7の制御プログラム、及びRGB各色空間からMCYK
各色空間への色変換テーブル等も格納される。
【0053】次に、レンダラ210での描画及び属性ビ
ットマップイメージの生成と、色変換部215でのYM
CK各色の描画ビットマップイメージの生成とについて
説明する。
【0054】図3(A)は、レンダラ210で生成され
た描画ビットマップイメージの一例を示す図である。図
3(B)は、中間バッファ209に格納された中間デー
タの一例を示す図である。図3(C)は、レンダラ21
0で生成された属性ビットマップイメージの一例を示す
図である。図3(D)は、色変換部215で生成された
YMCK各色の描画ビットマップイメージの一例を示す
図である。
【0055】ここでは例えば、3つのオブジェクトが入
力されたとする。CPU208は、各オブジェクトの入
力コマンドが文字コマンド、図形コマンド、イメージコ
マンドのうちのいずれであるかを判定し、中間バッファ
209に格納する中間データに、判定で得られたコマン
ドのタイプ(属性)を示すフラグを立てた上で、その中
間データを中間バッファ209に格納する。
【0056】中間データには、図3(B)に示すよう
に、オブジェクト毎に、属性(type)、印字位置
(X,Y)、フォント(fontname)、サイズ
(size)、文字コード(code)、色(colo
r)、イメージの形状(circleなど)、半径
(r)、幅(w)、高さ(h)、イメージの実体へのポ
インタ(image pointer)、描画論理(r
op)等が含まれる。具体的には、object1とし
て属性=文字(char)、object2として属性
=図形(graphic)、object3として属性
=イメージ(image)が指定され、すべてのオブジ
ェクトの描画論理はS(上書き)指定である。
【0057】この中間データに基づきレンダラ210が
レンダリングを行うと、図3(A)に示す描画ビットマ
ップイメージが得られると共に、図3(C)に示す属性
ビットマップイメージが得られる。
【0058】そして、色変換部215が、図3(D)に
示すYMCK各色の描画ビットマップイメージ(これを
以下では「第2のビットマップイメージ」と呼ぶことに
する)を生成する。この第2のビットマップイメージに
は各ピクセルに対応した属性のデータが含まれる。
【0059】すなわち、図3(A)に示す描画ビットマ
ップイメージから図3(D)に示す第2のビットマップ
イメージを生成する際、図3(C)に示す属性ビットマ
ップイメージに応じて処理パラメータ(前述の色変換方
法に相当)を変更する。こうすることにより、文字領域
は文字用処理パラメータ、図形領域は図形用処理パラメ
ータ、イメージ領域はイメージ用処理パラメータにより
第2のビットマップイメージを生成することができる。
【0060】属性ビットマップイメージは、図3(C)
に示すように、文字領域は0x1、図形領域は0x2、
イメージ領域は0x3、初期の領域は0x0、不定領域
は0x4によって、ピクセル毎に3ビットの情報で表現
される。
【0061】次に、図3に示すオブジェクトとは異なる
他のオブジェクトに基づいた、レンダラ210での描画
及び属性ビットマップイメージの生成と、色変換部21
5でのYMCK各色の描画ビットマップイメージの生成
とについて説明する。
【0062】図4(A)は、他のオブジェクトに基づい
てレンダラ210で生成された描画ビットマップイメー
ジの一例を示す図である。図4(B)は、他のオブジェ
クトに基づいて中間バッファ209に格納された中間デ
ータの一例を示す図である。図4(C)は、他のオブジ
ェクトに基づいてレンダラ210で生成された属性ビッ
トマップイメージの一例を示す図である。図4(D)
は、他のオブジェクトに基づいて色変換部215で生成
されたYMCK各色の描画ビットマップイメージ(第2
のビットマップイメージ)の一例を示す図である。
【0063】図4に示す例では、互いに重なり合う関係
にある2つのオブジェクトが入力されたとする。
【0064】すなわち、中間データは、図4(B)に示
すように、object1として、属性=イメージ、描
画論理=S(上書き)であり、object2として、
属性=図形(円)、描画論理=SDa(ソースとディス
ティネーションのAND書き)であるとする。
【0065】図4(B)に示す中間データに基づいてレ
ンダラ210がレンダリングを行い、図4(A)に示す
描画ビットマップイメージと、図4(C)に示す属性ビ
ットマップイメージとを出力する。
【0066】object1,object2によれ
ば、図4(A)において、イメージ領域のエリア1は黄
色(ye11ow)、図形領域のエリア2はシアン色
(cyan)である。描画ビットマップイメージはRG
B各色の8ビットデータであるので、イメージと図形が
重なる領域であるエリア3は緑色(green)とな
る。
【0067】また、図4(C)に示すように、エリア1
はイメージ属性、エリア2は図形属性である。イメージ
と図形とが重なるエリア3は、不定領域属性となる。
【0068】図4(A)に示す描画ビットマップイメー
ジにおいて、図4(C)に示す属性ビットマップイメー
ジに応じて処理パラメータを変更して第2のビットマッ
プイメージを得るようにするとき、図4(C)に示す属
性ビットマップイメージに不定領域が少しでも存在する
場合は、属性ビットマップイメージ全体を単一の属性
(例えば図形属性)に変更して、その変更後の属性ビッ
トマップイメージに応じて処理パラメータを変更して第
2のビットマップイメージを得るようにする。
【0069】この結果、第2のビットマップイメージ
は、図4(D)に示すように、エリア1、2、3共に、
上記の例では図形用のパラメータで処理が可能となる。
【0070】図5は、プリンタ制御ユニット101で行
われる印刷制御の手順を示すフローチャートである。
【0071】まず、ホスト・コンピュータ201から送
られた入力データ218を受け取り(S1)、これに基
づいて、レンダラ210がレンダリングを行う(S
2)。
【0072】その結果得られた属性ビットマップイメー
ジにおいて、属性の異なるオブジェクトどうしが印刷画
面上で重なることによって発生する属性の不定領域が存
在するか否かを判別する(S3)。存在するならばステ
ップS4へ進み、属性ビットマップイメージ全体を単一
の属性に変更する。そしてステップS5で、ステップS
2におけるレンダリングによって得られた描画ビットマ
ップイメージにおいて、この単一の属性に変更された属
性ビットマップイメージに応じて処理パラメータを変更
して第2のビットマップイメージを得るようにする。
【0073】一方、ステップS3で不定領域が存在しな
いと判別されたならば、ステップS5へ進み、ステップ
S2におけるレンダリングによって得られた描画ビット
マップイメージにおいて、該レンダリングによって得ら
れた属性ビットマップイメージに応じて処理パラメータ
を変更して第2のビットマップイメージを得るようにす
る。
【0074】そして、この第2のビットマップイメージ
をビデオ信号に変換して印刷を、プリンタ部217に実
行させる(S6)。
【0075】なお、本実施の形態では、印刷装置として
カラーレーザプリンタを挙げているが、これに代わっ
て、印刷装置が、カラーインクジェットプリンタ、カラ
ー熱転写プリンタ等のカラープリンタであってもよい。
【0076】なおまた、第1の実施の形態においては、
属性ビットマップイメージに不定領域が発生する入力オ
ブジェクトの例として、描画論理がS(上書き)指定で
あるobject1と、描画論理がSDa(ソースとデ
ィスティネーションのAND書き)指定であるobje
ct2とを挙げている。
【0077】しかし、描画論理は他のどのような描画論
理でもあっても本発明を適用可能であり、例えばアルフ
ァブレンド描画指定の描画論理であってもよい。
【0078】また、第1の実施の形態においては、文
字、図形、イメージといった属性のオブジェクトを例に
挙げたが、解像度優先、階調優先といった属性のオブジ
ェクトであっても、本発明は適用可能である。さらに、
高品位、低品位といった属性のオブジェクトであって
も、また、有彩色、無彩色といった属性のオブジェクト
であっても、本発明は適用可能である。
【0079】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては、図4(A)に示す描画ビットマップイメージ
を基に、図4(D)に示す第2のビットマップイメージ
を生成する際、図4(C)に示す属性ビットマップイメ
ージに応じて処理パラメータを変更する。ただしこのと
き、図4(C)に示す属性ビットマップイメージに不定
領域が少しでも存在する場合は、属性ビットマップイメ
ージ全体を単一の属性に変更して、その変更後の属性ビ
ットマップイメージに応じて処理パラメータを変更して
第2のビットマップイメージを得るようにしている。
【0080】これに対し、第2実施形態においては、第
2のビットマップイメージを生成する際、図4(C)に
示す属性ビットマップイメージに不定領域が存在する場
合、この不定領域の面積が所定量以上ある場合だけ、属
性ビットマップイメージ全体を単一の属性に変更して、
その変更後の属性ビットマップイメージに応じて処理パ
ラメータを変更して第2のビットマップイメージを得る
ようにする。
【0081】(第3の実施の形態)また、第2の実施の
形態に類似する別の実施の形態として、第2のビットマ
ップイメージを生成する際、図4(C)に示す属性ビッ
トマップイメージに不定領域が存在する場合、この不定
領域の属性を、隣接する領域の属性に変更して、その変
更後の属性ビットマップイメージに応じて処理パラメー
タを変更して第2のビットマップイメージを得るように
してもよい。
【0082】ただし、隣接する領域が複数存在する場
合、隣接する複数の領域のうち、面積が一番大きい領域
を選択して、不定領域の属性を、該選択された領域の属
性に変更する。
【0083】(他の実施の形態)さらに、前述した各実
施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出して実行することによっても、本発明が
達成されることは言うまでもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィ(R)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMなどを用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、同
一のページに描画されるべき複数の描画コマンドを受け
取り、これらに基づき、複数のビットマップイメージを
作成し、該作成されたビットマップイメージの少なくと
も2つが互いに前記ページ上で重なる場合、該重なった
少なくとも1つの領域の中に、属性の不確定な不定領域
が存在するか否かを判別する。この結果、不定領域が存
在すると判別されたとき、不定領域であると判別された
領域を、ピクセル毎に所定の属性に変更する。その上
で、前記属性が変更された領域の属性情報と、属性が変
更されなかった各領域における属性情報とに基づき、複
数の描画コマンドに基づき作成された各ビットマップイ
メージを、印刷装置に適した印刷情報に変換する。
【0089】これによって、ソース側領域とディスティ
ネーション側領域とが重なる部分と、ソース側領域また
はディスティネーション側領域との境界における画像の
不自然さが減少し、品質のよい印刷画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷制御装置を搭載したレーザ・
ビーム・プリンタ(LBP)の内部構成を示す断面図で
ある。
【図2】図1に示したプリンタ制御ユニットの内部構成
を示すブロック図である。
【図3】(A)は、レンダラで生成された描画ビットマ
ップイメージの一例を示す図であり、(B)は、中間バ
ッファに格納された中間データの一例を示す図であり、
(C)は、レンダラで生成された属性ビットマップイメ
ージの一例を示す図であり、(D)は、色変換部で生成
されたYMCK各色の描画ビットマップイメージの一例
を示す図である。
【図4】(A)は、他のオブジェクトに基づいてレンダ
ラで生成された描画ビットマップイメージの一例を示す
図であり、(B)は、他のオブジェクトに基づいて中間
バッファに格納された中間データの一例を示す図であ
り、(C)は、他のオブジェクトに基づいてレンダラで
生成された属性ビットマップイメージの一例を示す図で
あり、(D)は、他のオブジェクトに基づいて色変換部
で生成されたYMCK各色の描画ビットマップイメージ
(第2のビットマップイメージ)の一例を示す図であ
る。
【図5】プリンタ制御ユニットで行われる印刷制御の手
順を示すフローチャートである。
【図6】(A)は、描画コマンドに基づく描画ビットマ
ップイメージを示す図であり、(B)は、描画コマンド
に基づく属性ビットマップイメージを示す図であり、
(C)は、第2のビットマップイメージを示す図であ
る。
【図7】(A)は、他の描画コマンドに基づく描画ビッ
トマップイメージを示す図であり、(B)は、他の描画
コマンドに基づく属性ビットマップイメージを示す図で
あり、(C)は、第2のビットマップイメージを示す図
である。
【符号の説明】
101 プリンタ制御ユニット(印刷制御装置) 201 ホスト・コンピュータ 202 入出力インターフェース部 203 入力バッフアメモリ 204 文字パターン発生器 205 RAM 206 記憶領域 207 フォントキャッシュ領域 208 CPU(判別手段、属性変更手段、変換手段) 209 中間バッファ 210 レンダラ(描画手段) 211 バンドバッファ 212 圧縮部 213 ページメモリ 214 伸長部 215 色変換部 216 出力インターフェース部 217 プリンタ部(印刷装置) 218 入力データ(描画コマンド) 219 ROM 220 NVRAM 221 送信データ 222 フォント情報部 223 文字パターン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 5L096 Fターム(参考) 2C087 AB01 AB05 AC08 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA12 BC05 BD31 DA06 2C187 AC07 AE01 5B021 AA01 CC06 LG07 LG08 5B050 AA09 BA06 BA16 BA18 BA20 DA02 DA04 EA06 EA09 EA16 FA03 FA05 5B080 BA00 FA02 FA09 GA00 5L096 AA02 AA06 BA07 BA12 BA17 CA24 CA25 DA01 FA02 FA53 FA59 FA78 GA07 GA38 GA43 JA22 MA03

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画コマンドを受け取り、印刷装置に適
    した印刷情報を作成して該印刷装置に出力する印刷制御
    装置において、 入力された描画コマンドに基づき、ビットマップイメー
    ジ及びピクセル毎の属性情報を作成する描画手段と、 同一のページに描画されるべき複数の描画コマンドが入
    力され、前記描画手段によって複数のビットマップイメ
    ージが作成され、該作成されたビットマップイメージの
    少なくとも2つが互いに前記ページ上で重なる場合、該
    重なった少なくとも1つの領域の中に、前記属性情報に
    おける属性の不確定な不定領域が存在するか否かを判別
    する判別手段と、 前記判別手段によって前記不定領域が存在すると判別さ
    れたとき、不定領域であると判別された領域を、ピクセ
    ル毎に所定の属性に変更する属性変更手段と、前記属性
    変更手段によって属性が変更された領域の属性情報と、
    該記属性変更手段によって属性が変更されなかった各領
    域における属性情報とに基づき、前記複数の描画コマン
    ドに基づき前記描画手段によってそれぞれ作成された各
    ビットマップイメージを、前記印刷装置に適した印刷情
    報に変換する変換手段とを有することを特徴とする印刷
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記属性変更手段は、ページ内の全領域
    を単一の属性に変更することを特徴とする請求項1記載
    の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記属性変更手段は、前記判別手段によ
    って不定領域であると判別された領域を、該領域に隣接
    する領域の属性と同じ属性に変更することを特徴とする
    請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記不定領域は、前記複数の描画コマン
    ドにおける少なくとも1つの描画論理が、他のイメージ
    を包含させる描画論理であるときに発生されることを特
    徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記不定領域は、前記複数の描画コマン
    ドにおける少なくとも1つの描画論理が、ソースとディ
    スティネーションとの間のアルファブレンド描画論理で
    あるときに発生されることを特徴とする請求項1記載の
    印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、属性の不確定な領域の
    面積が所定量以上であるときに、前記不定領域が存在す
    ると判別することを特徴とする請求項1記載の印刷制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記描画手段によって作成される属性情
    報は、文字、図形、及びイメージのうち少なくとも1つ
    のオブジェクトの種類であることを特徴とする請求項1
    記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記描画手段によって作成される属性情
    報は、解像度優先及び階調優先のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項1記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記描画手段によって作成される属性情
    報は、高品位及び低品位のうち少なくとも1つのオブジ
    ェクトの画像処理の種類であることを特徴とする請求項
    1記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記描画手段によって作成される属性
    情報は、有彩色及び無彩色のうち少なくとも1つのオブ
    ジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする請求
    項1記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 描画コマンドを受け取り、印刷装置に
    適した印刷情報を作成して該印刷装置に出力する印刷制
    御装置に適用される印刷情報作成方法において、 入力された描画コマンドに基づき、ビットマップイメー
    ジ及びピクセル毎の属性情報を作成する描画ステップ
    と、 同一のページに描画されるべき複数の描画コマンドが入
    力され、前記描画ステップによって複数のビットマップ
    イメージが作成され、該作成されたビットマップイメー
    ジの少なくとも2つが互いに前記ページ上で重なる場
    合、該重なった少なくとも1つの領域の中に、前記属性
    情報における属性の不確定な不定領域が存在するか否か
    を判別する判別ステップと、 前記判別ステップによって前記不定領域が存在すると判
    別されたとき、不定領域であると判別された領域を、ピ
    クセル毎に所定の属性に変更する属性変更ステップと、 前記属性変更ステップによって属性が変更された領域の
    属性情報と、該記属性変更ステップによって属性が変更
    されなかった各領域における属性情報とに基づき、前記
    複数の描画コマンドに基づき前記描画ステップによって
    それぞれ作成された各ビットマップイメージを、前記印
    刷装置に適した印刷情報に変換する変換ステップとを有
    することを特徴とする印刷情報作成方法。
  12. 【請求項12】 前記属性変更ステップは、ページ内の
    全領域を単一の属性に変更することを特徴とする請求項
    11記載の印刷情報作成方法。
  13. 【請求項13】 前記属性変更ステップは、前記判別ス
    テップによって不定領域であると判別された領域を、該
    領域に隣接する領域の属性と同じ属性に変更することを
    特徴とする請求項11記載の印刷情報作成方法。
  14. 【請求項14】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、他のイメー
    ジを包含させる描画論理であるときに発生されることを
    特徴とする請求項11記載の印刷情報作成方法。
  15. 【請求項15】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、ソースとデ
    ィスティネーションとの間のアルファブレンド描画論理
    であるときに発生されることを特徴とする請求項11記
    載の印刷情報作成方法。
  16. 【請求項16】 前記判別ステップは、属性の不確定な
    領域の面積が所定量以上であるときに、前記不定領域が
    存在すると判別することを特徴とする請求項11記載の
    印刷情報作成方法。
  17. 【請求項17】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、文字、図形、及びイメージのうち少なくと
    も1つのオブジェクトの種類であることを特徴とする請
    求項11記載の印刷情報作成方法。
  18. 【請求項18】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、解像度優先及び階調優先のうち少なくとも
    1つのオブジェクトの画像処理の種類であることを特徴
    とする請求項11記載の印刷情報作成方法。
  19. 【請求項19】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、高品位及び低品位のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項11記載の印刷情報作成方法。
  20. 【請求項20】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、有彩色及び無彩色のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項11記載の印刷情報作成方法。
  21. 【請求項21】 描画コマンドを受け取り、印刷装置に
    適した印刷情報を作成して該印刷装置に出力する印刷制
    御装置に適用される印刷情報作成方法を、コンピュータ
    に実行させるためのプログラムにおいて、 前記情報作成方法が、 入力された描画コマンドに基づき、ビットマップイメー
    ジ及びピクセル毎の属性情報を作成する描画ステップ
    と、 同一のページに描画されるべき複数の描画コマンドが入
    力され、前記描画ステップによって複数のビットマップ
    イメージが作成され、該作成されたビットマップイメー
    ジの少なくとも2つが互いに前記ページ上で重なる場
    合、該重なった少なくとも1つの領域の中に、前記属性
    情報における属性の不確定な不定領域が存在するか否か
    を判別する判別ステップと、 前記判別ステップによって前記不定領域が存在すると判
    別されたとき、不定領域であると判別された領域を、ピ
    クセル毎に所定の属性に変更する属性変更ステップと、 前記属性変更ステップによって属性が変更された領域の
    属性情報と、該記属性変更ステップによって属性が変更
    されなかった各領域における属性情報とに基づき、前記
    複数の描画コマンドに基づき前記描画ステップによって
    それぞれ作成された各ビットマップイメージを、前記印
    刷装置に適した印刷情報に変換する変換ステップとを有
    することを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 前記属性変更ステップは、ページ内の
    全領域を単一の属性に変更することを特徴とする請求項
    21記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記属性変更ステップは、前記判別ス
    テップによって不定領域であると判別された領域を、該
    領域に隣接する領域の属性と同じ属性に変更することを
    特徴とする請求項21記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、他のイメー
    ジを包含させる描画論理であるときに発生されることを
    特徴とする請求項21記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、ソースとデ
    ィスティネーションとの間のアルファブレンド描画論理
    であるときに発生されることを特徴とする請求項21記
    載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記判別ステップは、属性の不確定な
    領域の面積が所定量以上であるときに、前記不定領域が
    存在すると判別することを特徴とする請求項21記載の
    プログラム。
  27. 【請求項27】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、文字、図形、及びイメージのうち少なくと
    も1つのオブジェクトの種類であることを特徴とする請
    求項21記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、解像度優先及び階調優先のうち少なくとも
    1つのオブジェクトの画像処理の種類であることを特徴
    とする請求項21記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、高品位及び低品位のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項21記載のプログラム。
  30. 【請求項30】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、有彩色及び無彩色のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項21記載のプログラム。
  31. 【請求項31】 描画コマンドを受け取り、印刷装置に
    適した印刷情報を作成して該印刷装置に出力する印刷制
    御装置に適用される印刷情報作成方法をプログラムとし
    て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
    体において、前記情報作成方法が、 入力された描画コマンドに基づき、ビットマップイメー
    ジ及びピクセル毎の属性情報を作成する描画ステップ
    と、 同一のページに描画されるべき複数の描画コマンドが入
    力され、前記描画ステップによって複数のビットマップ
    イメージが作成され、該作成されたビットマップイメー
    ジの少なくとも2つが互いに前記ページ上で重なる場
    合、該重なった少なくとも1つの領域の中に、前記属性
    情報における属性の不確定な不定領域が存在するか否か
    を判別する判別ステップと、 前記判別ステップによって前記不定領域が存在すると判
    別されたとき、不定領域であると判別された領域を、ピ
    クセル毎に所定の属性に変更する属性変更ステップと、 前記属性変更ステップによって属性が変更された領域の
    属性情報と、該記属性変更ステップによって属性が変更
    されなかった各領域における属性情報とに基づき、前記
    複数の描画コマンドに基づき前記描画ステップによって
    それぞれ作成された各ビットマップイメージを、前記印
    刷装置に適した印刷情報に変換する変換ステップとを有
    することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記属性変更ステップは、ページ内の
    全領域を単一の属性に変更することを特徴とする請求項
    31記載の記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記属性変更ステップは、前記判別ス
    テップによって不定領域であると判別された領域を、該
    領域に隣接する領域の属性と同じ属性に変更することを
    特徴とする請求項31記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、他のイメー
    ジを包含させる描画論理であるときに発生されることを
    特徴とする請求項31記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記不定領域は、前記複数の描画コマ
    ンドにおける少なくとも1つの描画論理が、ソースとデ
    ィスティネーションとの間のアルファブレンド描画論理
    であるときに発生されることを特徴とする請求項31記
    載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記判別ステップは、属性の不確定な
    領域の面積が所定量以上であるときに、前記不定領域が
    存在すると判別することを特徴とする請求項31記載の
    記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、文字、図形、及びイメージのうち少なくと
    も1つのオブジェクトの種類であることを特徴とする請
    求項31記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、解像度優先及び階調優先のうち少なくとも
    1つのオブジェクトの画像処理の種類であることを特徴
    とする請求項31記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、高品位及び低品位のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項31記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記描画ステップによって作成される
    属性情報は、有彩色及び無彩色のうち少なくとも1つの
    オブジェクトの画像処理の種類であることを特徴とする
    請求項31記載の記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012195818A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

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