JP2004174964A - 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置において、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【解決手段】入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置では、以下の方法によりオーバープリント機能を実現していた。
【0003】
図3は、従来のオーバープリント機能の結果を示す。
【0004】
図3−1は、オーバープリント機能を用いた矩形描画コマンドを描画する前のビットマップの状態である。ビットマップは、YMCK(Yellow、Magenta、Cyan、Black)の色空間で構成される。ここではビットマップにRedの矩形が描画されている。RedをYMCK各色8ビットで表現するとYMCK=(255,255,0,0)で表現され、YellowプレーンとMagentaプレーンに矩形が描画され、Cyan、Blackプレーンは何も描画されていない。
【0005】
図3−2は、図3−1に示すビットマップにオーバープリントOFF指定で、黒の矩形描画を行った結果である。黒はK=(255)で表現され、矩形はBlackプレーンのみに上書き描画され、その他のプレーンの矩形領域は消去される。すなわち新規に描画された矩形領域のピクセル値はYMCK=(0,0,0,255)で描画される。
【0006】
図3−3は、図3−1に示すビットマップにオーバープリントON指定で、黒の矩形描画を行った結果である。黒はK=(255)で表現され、矩形はBlackプレーンに上書き描画され、その他のプレーンの矩形領域は消去されずに残る。すなわち新規に描画された矩形領域の内、元の矩形と重なる部分のピクセル値はYMCK=(255,255,0,255)で描画され、元の矩形と重ならない部分のピクセル値はYMCK=(0,0,0,255)で描画される。
【0007】
図4は、オーバープリント機能の効果を示す。
【0008】
図4−1は、図3−2のビットマップにおいて、オーバープリントOFF指定の場合に、プリンタエンジンのYMCK各プレーンの重ね精度の狂いにより、Blackプレーンのみ版ずれした場合の結果を示す。Blackプレーンの重ね位置が右上にずれることにより隙間が生じている。
【0009】
図4−2は、図3−3のビットマップにおいて、オーバープリントON指定の場合に、プリンタエンジンのYMCK各プレーンの重ね精度の狂いにより、Blackプレーンのみ版ずれした場合の結果を示す。Blackプレーンの重ね位置が右上にずれても隙間が生じていない。
【0010】
このようにオーバープリントOFFすることにより版ずれに強いビットマップ画像の生成が可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置では、以下のような問題点があった。
【0012】
オーバープリントONの機能を使用すると、色ずれに強いが、各ピクセルの値が全て最大値(255,255,255,255)に近づいてしまい、プリンタエンジンの定着器への紙巻きつきなどを引き起こすといった問題があった。
【0013】
また、図3−3の例のように、オーバープリントON指定で描画された矩形領域の内、元の矩形と重なる部分のピクセル値はYMCK=(255,255,0,255)で描画されることでもわかるように、期待する値YMCK=(0,0,0,255)を異なることによる色身の違いが起きるという問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有することを特徴とするものである。
【0015】
本発明に係る第2の発明は、前記、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段とは、YMCKの色空間のビットマップに描画する描画手段であることを特徴とするものである。
【0016】
本発明に係る第3の発明は、前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、黒で入力された色をビットマップに描画する際にオーバープリントする手段であることを特徴とするものである。
【0017】
本発明に係る第4の発明は、前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、入力された描画コマンドがオーバープリントOFFの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背面の色を消去する手段と、入力された描画コマンドがオーバープリントONの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とであることを特徴とするものである。
【0018】
本発明に係る第5の発明は、前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、背景の領域を所定パターンで白抜きする手段であることを特徴とするものである。
【0019】
本発明に係る第6の発明は、前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、背景の領域の各ピクセル値を所定の割合で低減する手段であることを特徴とするものである。
【0020】
本発明に係る第7の発明は、前記、指定された前面の色と背面の色を合成する手段とは、入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とであることを特徴とするものである。
【0021】
本発明に係る第8の発明は、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法。
【0022】
本発明に係る第9の発明は、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明をレーザ・ビーム・プリンタ(以下、LBPと略す)に適用し、図面を用いて更に詳細に説明する。
【0024】
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するLBPの構成を図1、図2を参照して説明する。
【0025】
図1は実施例のLBPの内部構造を示す断面図である。
【0026】
図2は、図1に示した本体の制御構成を説明するブロック図である。
【0027】
図において、100はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ(図2の201)から供給される文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。
【0028】
151は操作のためのスイッチ及びプリンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示器等が配されている操作パネルである。
【0029】
101はLBP100全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットである。
【0030】
尚、本実施例におけるLBPはRGBの色情報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)K(クロ)に変換し、それらを並列で像形成・現像するため、MCYKそれぞれが像形成・現像機構を持つ。プリンタ制御ユニット101はMCYKそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。
【0031】
M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン・オフ切り替えする。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像された後、記録用紙に転写される。
【0032】
C(シアン)、Y(イエロー)、K(クロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機構を持ち、120、121、122、123、124、125はC(シアン)用の像形成・現像機構、130、131、132、133、134、135はY(イエロー)用の像形成・現像機構、140、141、142、143、144、145はK(クロ)用の像形成・現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるので説明は省略する。
【0033】
記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙はLBPに装着した給紙カセット102に収納されバネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられてMCYKの各像形成・現像機構を通過する。
【0034】
記録用紙に転写されたMCYKの各トナー(粉末インク)は定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109と150によってLBP本体上部に出力される。
【0035】
図2は図1に示したLBPの制御系101の概略構成を示すブロック図である。
【0036】
このLBPの制御系は、印刷情報の発生源である、ホストコンピュータ201より送られてきた文字、図形、イメージの各描画命令及び色情報等からなるデータ218を入力し、ページ単位で文書情報等を印刷するようにしている。
【0037】
202はホストコンピュータ201と各種情報をやりとりする入出力インターフェース部、203は入出力インターフェース部202を介して入力された各種情報を一時記憶する入力バッファである。
【0038】
204は文字パターン発生器で、文字の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレスが格納されているフォント情報部222、文字パターン自身が格納されている文字パターン部223、及びその読みだし制御プログラムから成る。
【0039】
読みだし制御プログラムはROM219に含まれ、文字コードを入力するとそのコードに対応する文字パターンのアドレスを算出するコード・コンバート機能をも有している。
【0040】
205はRAMで、文字パターン発生器204より出力された文字パターンを記憶するフォントキャッシュ領域207、ホストコンピュータ201より送られてきた外字フォントやフォーム情報及び現在の印字環境等を記憶する記憶領域206を含んでいる。
【0041】
このように、一旦文字パターンに展開したパターン情報をフォントキャッシュとしてフォントキャッシュ領域207に記憶しておくことにより、同じ文字を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展開する必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速くなる。
【0042】
208はプリンタの制御系全体を制御するためのCPUで、ROM219に記憶されたCPU208の制御プログラムにより装置全体の制御を行っている。
【0043】
209は入力データ218を元に生成される内部的なデータ群を格納する中間バッファである。
【0044】
1ページ分のデータの受信が完了し、それらがよりシンプルな中間データに変換されて中間バッファに蓄えられた後、レンダラ210により数ライン単位でレンダリングされ、印字イメージとしてバンドバッファ211に出力される。
【0045】
尚、レンダラ210は、数ライン単位にYMCK各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成し、同時に各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルとの属性ビットマップイメージを生成することができる。
【0046】
また、バンドバッファ211には少なくとも8ラインぶんのYMCK描画ビットマップイメージ、属性ビットマップイメージを記憶することができる。この時、描画ビットマップイメージと属性ビットマップイメージは別々に圧縮される。
【0047】
バンドバッファ211に出力されたイメージは圧縮部212により数スキャンライン単位に圧縮され、ページメモリ213に格納される。
【0048】
1ページ分の中間バッファメモリをレンダリング終了し、それらがページメモリ213に格納された後、伸長部214において数ライン単位で読み出され、伸長される。この時、描画ビットマップイメージと属性ビットマップイメージは別々に読み出され、伸長される。
【0049】
次に、伸長されたデータは色変換部215において、YMCK各色8ビット/ピクセルのビットマップイメージをYMCK各色4ビット/ピクセルのビットマップイメージに変換する。このとき、描画ビットマップイメージの各ピクセルを色変換する際に、対応する属性ビットマップピクセルの種類によって、色変換方法を切り替える。
【0050】
具体的には、各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルの情報を用いて、YMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK4ビット/ピクセルに変換する。
【0051】
次に、出力インターフェース部216でビデオ信号に変換されてプリンタ印字部217に出力される。
【0052】
217は出力インターフェース部216からのビデオ信号に基づいた画像情報を印刷するページ・プリンタの印刷機構部分である。
【0053】
先に図2を用いて説明したように本実施例におけるLBPではMCYKの像形成・現像を並列で行うため、出力インターフェース部216はM出力インターフェース部、C出力インターフェース部、Y出力インターフェース部、K出力インターフェース部の4つのインターフェース部で構成され、それぞれが独立に色変換部215からドットデータを獲得し、ビデオ信号に変換して各プレーンのレーザ・ドライバ110、120、130、140へ出力する。
【0054】
220は一般のEEPROM等で構成する不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non Volatile RAM)と称す。NVRAM220には操作パネル151で指定されるパネル設定値などが記憶される。
【0055】
221はLBPからホストコンピュータ201に送信されるデータである。
【0056】
尚、ROM215にはホストコンピュータ201から入力されるデータの解析、中間データの生成、印刷機構本体部213の制御プログラム、及びYMCK各色8ビット/ピクセルからYMCK各色4ビット/ピクセルへの色変換時に使用するテーブル等も含まれる。
【0057】
なお、本実施形態では、印刷装置の一例としてカラーレーザプリンタで説明しているが、カラーインクジェットプリンタ、カラー熱転写プリンタ等のカラープリンタであっても良い。
【0058】
なお、レンダラ210は、YMCK各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成するとしたが、各色のビット/ピクセルはどのような値であっても良い。
【0059】
この場合、バンドバッファ211、圧縮部212、ページメモリ213、伸長部214は、レンダラ210が生成する色空間、ビット/ピクセルに対応していれば良い。
【0060】
さらに、伸長されたデータは色変換部215において、レンダラ210で生成されたデータを出力インターフェース部216に対応する色空間、ビット/ピクセルに変換するものであれば良い。
【0061】
図5‐1は、中間バッファ209に格納される中間データを示す。
【0062】
図5‐2は、レンダラ210で生成される描画ビットマップイメージを示す。
【0063】
図5‐3は、レンダラ210で生成される属性ビットマップイメージを示す。
【0064】
図5‐4は、色変換部215で生成される第2のビットマップイメージを示す。
【0065】
まず、入力コマンドが文字コマンドか、図形コマンドか、イメージコマンドかを判定し、中間バッファ209に格納する中間データにそれぞれのフラグを備える。(図4−1)
具体的には、object1として、属性:文字、印字位置(X、Y)、フォント、サイズ、文字コード、色、描画論理を備え、object2として、属性:図形、印字位置(X、Y)、形状(円)、半径、色、描画論理を備え、object3として、属性:イメージ、印字位置(X、Y)、イメージの幅、高さ、イメージの実体へのポインタ、描画論理を備える。
【0066】
ここですべてのオブジェクトの、描画論理はS(上書き)指定である。
【0067】
このように中間データは、それぞれの描画オブジェクトの形、色、印字位置の情報を含んでいる。
【0068】
中間データをレンダラ210により描画すると、描画ビットマップイメージ(図4−2)と共に、属性ビットマップイメージ(図4−3)が得られる。
【0069】
ここで、描画ビットマップイメージ(図4−2)は、中間データをYMCK各色8ビット/ピクセルに描画したものである。
【0070】
ここで、属性ビットマップイメージ(図4−3)は、中間データの属性、色属性を用いて3ビット/ピクセルに描画したものである。
【0071】
具体的には、3ビット/ピクセルの内容は以下の通りである。
【0072】
ビット0:属性がイメージなら1、その他なら0
ビット1:属性が図形なら1、その他なら0
ビット2:属性が文字なら1、その他なら0
よって、例の文字領域は0x4、図形領域は0x2、イメージ領域は0x1として描画される。
【0073】
また、描画部112により印字結果の各ピクセルに対応した属性を備える第2のビットマップが得られる(図4−4)。
【0074】
ここで、図4−2の描画ビットマップイメージから図4−4の第2のビットマップイメージを生成する際、図4−3の属性結果に応じて処理パラメータを変更する。
【0075】
具体的には、属性ビットマップイメージのビット1からビット3(各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルの情報)を用いて、YMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK4ビット/ピクセルに変換する。
【0076】
ここで、属性ビットマップイメージのビット0が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、イメージ用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。
【0077】
属性ビットマップイメージのビット1が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、図形用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。
【0078】
属性ビットマップイメージのビット2が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、文字用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。
【0079】
こうすることにより、領域毎に最適なハーフトーンパラメータを用いて第2のビットマップイメージを生成することができる。
【0080】
図6は、本発明のフォローチャートを示す。
【0081】
ステップS601は、コマンド解析処理であり、CPU208が入力バッファメモリ203からPDLコマンドを取得し、コマンドを解析し、ステップS602に進む。
【0082】
ステップS602は、解析したコマンドがページ終了コマンドか否かを判断する。
【0083】
もしページ終了コマンドであれば、ステップS607に進む。
【0084】
もしページ終了コマンドでなければ、ステップS603に進む。
【0085】
ステップS603は、解析したコマンドがオーバープリント対象コマンドか否かを判断する。
【0086】
もし対象コマンドであれば、ステップS604に進む。
【0087】
もし対象コマンドでなければ、ステップS608に進む。
【0088】
ここで、対象コマンド判定は、以下の全ての条件がそろった場合オーバープリント対象コマンドと判断する。
【0089】
・コマンドの種類が文字、図形、イメージの内、文字または図形である。
【0090】
・オブジェクトに適応する色がRGB空間、またはYMCK空間において純ブラックである。具体的には各色8ビット/ピクセルにおいてRGB=(255,255,255)またはYMCK=(0,0,0,255)である。
【0091】
ステップS604では、別途手段によって予め指定されていたオーバープリント適応状態を判断する。
【0092】
もしオーバープリントONであれば、ステップS605に進む。
【0093】
もしオーバープリントOFFであれば、ステップS609に進む。
【0094】
ここで、別途手段とは、操作パネル151からユーザが指定しても良い。
【0095】
また、ホストコンピュータ201からPDLコマンドとして描画コマンド送信前に送っても良い。
【0096】
ステップS605では、中間バッファ209に背景を薄くする中間オブジェクトを生成し、ステップS606に進む。
【0097】
ステップS605では、中間バッファ209にオーバープリントONの処理を行う中間オブジェクトを生成し、ステップS601に戻る。
【0098】
ステップS607では、ページの終了処理を行い、ステップS601に戻り、次のページのコマンド解析を行う。
【0099】
ここでページ終了処理とは、レンダラ210に対して該当ページのレンダリング許可を与える。
【0100】
ステップS608では、通常のオブジェクト作成処理を行い、ステップS601に戻る。
【0101】
ステップS609では、オーバープリントOFFの処理を行う中間オブジェクトを生成し。ステップS601に戻る。
【0102】
ここで、ステップS605、ステップS606、ステップS609で生成されるオブジェクト例を示す。コマンドとして矩形コマンド、色=純ブラック=YMCK=(0,0,0,255)、描画論理=上書きのコマンドが来た場合、以下のようなオブジェクトが生成される。
【0103】
ステップS605で生成されるオブジェクト
属性=図形、印字位置(x,y)、形状=円、半径、色(パターン)=パターン、描画論理=Dpa、パターンは格子模様パターンで、格子がYMCK=(255,255,255,255)、格子の隙間がYMCK=(0,0,0,0)とする。
【0104】
ステップS606で生成されるオブジェクト
属性=図形、印字位置(x,y)、形状=円、半径、色=純ブラック=YMCK=(0,0,0,255)、描画論理=DPo
ステップS609で生成されるオブジェクト
属性=図形、印字位置(x,y)、形状=円、半径、色=純ブラック=YMCK=(0,0,0,255)、描画論理=P
図7は、本実施例のオーバープリント機能の結果を示す。
【0105】
図7−1は、オーバープリント機能を用いた矩形描画コマンドを描画する前のビットマップの状態である。ビットマップは、YMCK(Yellow、Magenta、Cyan、Black)の色空間で構成される。ここではビットマップにRedの矩形が描画されている。RedをYMCK各色8ビットで表現するとYMCK=(255,255,0,0,)で表現され、YellowプレーンとMagentaプレーンに矩形が描画され、Cyan、Blackプレーンは何も描画されていない。
【0106】
図7−2は、図7−1に示すビットマップにステップS605で生成されたオブジェクト描画を行った結果である。論理描画DPaにより、図7−1の描画結果Dと格子パターンPがオブジェクトの矩形領域においてビットレベルでAND処理される。既に描画済みの図形が格子パターンによって抜かれ、面積的に薄くなる。
【0107】
図7−3は、図7−2に示すビットマップにステップS606で生成されたオブジェクト描画を行った結果である。論理描画DPoにより、図7−2の描画結果Dと色P=YMCK=(0,0,0,255)がオブジェクトの矩形領域においてビットレベルでOR処理される。矩形はBlackプレーンに上書き描画され、その他のプレーンの矩形領域は消去されずに残る。
【0108】
図7−1に示すビットマップにステップS609で生成されるオブジェクトを描画した結果は図3−2である。
【0109】
図8は、本実施例のオーバープリント機能の効果を示す。
【0110】
図8は、図7−3のビットマップにおいて、オーバープリントON指定の場合に、プリンタエンジンのYMCK各プレーンの重ね精度の狂いにより、Blackプレーンのみ版ずれした場合の結果を示す。Blackプレーンの重ね位置が右上にずれても隙間に格子状の背景が見えることにより、ギャップを軽減している。このように本実施例によりオーバープリントOFFすることにより版ずれに強いビットマップ画像の生成が可能になる。
【0111】
また重なる部分において、格子状に背景を抜くことにより、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できるため、プリンタエンジンの定着器への紙巻きつきなどを引き起こすといった問題を防止することができる。
【0112】
オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0113】
(第2実施例)
ステップS605で生成されるオブジェクトとして
属性=図形、印字位置(x,y)、形状=円、半径、色=YMCK=(0,0,0,0)、描画論理=αP+(1−α)Dとし、α=0.5としても良い。
【0114】
図9は、本実施例のオーバープリント機能の結果を示す。
【0115】
図9−1は、オーバープリント機能を用いた矩形描画コマンドを描画する前のビットマップの状態である。ビットマップは、YMCK(Yellow、Magenta、Cyan、Black)の色空間で構成される。ここではビットマップにRedの矩形が描画されている。RedをYMCK各色8ビットで表現するとYMCK=(255,255,0,0)で表現され、YellowプレーンとMagentaプレーンに矩形が描画され、Cyan、Blackプレーンは何も描画されていない。
【0116】
図9−2は、図9−1に示すビットマップにステップS605で生成されたオブジェクト描画を行った結果である。論理描画αP+(1−α)D、α=0.5により、図9−1の描画結果Dと色P=YMCK=(0,0,0,0)がオブジェクトの矩形領域において論理描画処理される。その結果、既に描画済みの図形の濃度が1/2と薄くなる。
【0117】
図9−3は、図9−2に示すビットマップにステップS606で生成されたオブジェクト描画を行った結果である。論理描画DPoにより、図7−2の描画結果Dと色P=YMCK=(0,0,0,255)がオブジェクトの矩形領域においてビットレベルでOR処理される。矩形はBlackプレーンに上書き描画され、その他のプレーンの矩形領域は消去されずに残る。
【0118】
図10は、本実施例のオーバープリント機能の効果を示す。
【0119】
図10は、図9−3のビットマップにおいて、オーバープリントON指定の場合に、プリンタエンジンのYMCK各プレーンの重ね精度の狂いにより、Blackプレーンのみ版ずれした場合の結果を示す。Blackプレーンの重ね位置が右上にずれても薄い背景が見えることにより、ギャップを軽減している。このように本実施例によりオーバープリントOFFすることにより版ずれに強いビットマップ画像の生成が可能になる。
【0120】
また重なる部分において、背景濃度を1/2に薄くすることにより、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できるため、プリンタエンジンの定着器への紙巻きつきなどを引き起こすといった問題を防止することができる。
【0121】
オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0122】
(第3実施例)
ステップS603において、対象コマンド判定は、以下の全ての条件がそろった場合オーバープリント対象コマンドと判断してもよい。
【0123】
・コマンドの種類が文字、図形、イメージの内、文字または図形である。
【0124】
・オブジェクトに適応する色がRGB空間、またはYMCK空間において純グレイである。具体的には各色8ビット/ピクセルにおいてRGB=(N,N,N)またはYMCK=(0,0,0,N)である。Nは0から255の任意の値。
【0125】
ステップS605では、中間バッファ209にオーバープリントONの処理を行う中間オブジェクトを生成するが、描画論理としては、以下のようにする。
【0126】
YMCプレーンについてはDPo、KプレーンにおいてはP
このようにすることにより、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明によれば、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有することを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0128】
第2の発明によれば、前記、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段とは、YMCKの色空間のビットマップに描画する描画手段であることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0129】
第3の発明によれば、前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、黒で入力された色をビットマップに描画する際にオーバープリントする手段であることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0130】
第4の発明によれば、前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、入力された描画コマンドがオーバープリントOFFの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背面の色を消去する手段と、入力された描画コマンドがオーバープリントONの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とであることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0131】
第5の発明によれば、前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、背景の領域を所定パターンで白抜きする手段であることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0132】
第6の発明によれば、前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、背景の領域の各ピクセル値を所定の割合で低減する手段であることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0133】
第7の発明によれば、前記、指定された前面の色と背面の色を合成する手段とは、入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とであることを特徴とするので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0134】
第8の発明によれば、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有する印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法であるので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【0135】
第9の発明によれば、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であるので、オーバープリントONにした場合において、プレーンの色ずれに強く、かつ、単位面積あたりのトナー量の最大値を抑制できる。また、本来の色との差異を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例のLBPの内部構造を示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示した本体の制御構成を説明するブロック図である。
【図3】図3は、従来のオーバープリント機能の結果を示す。
【図4】図4は、オーバープリント機能の効果を示す。
【図5】図5‐1は、中間バッファ209に格納される中間データを示す。
図5‐2は、レンダラ210で生成される描画ビットマップイメージを示す。図5‐3は、レンダラ210で生成される属性ビットマップイメージを示す。図5‐4は、色変換部215で生成される第2のビットマップイメージを示す。
【図6】図6は、第1実施例のフォローチャートを示す。
【図7】図7は、第1実施例のオーバープリント機能の結果を示す。
【図8】図8は、第1実施例のオーバープリント機能の効果を示す。
【図9】図9は、第2実施例のオーバープリント機能の結果を示す。
【図10】図10は、第2実施例のオーバープリント機能の効果を示す。
【符号の説明】
100 プリンタ本体
101 プリンタ制御ユニット
102 給紙カセット
103 用紙を持ち上げるためのバネ
104 給紙ローラ
105 用紙搬送ローラ
106 用紙搬送ローラ
107 用紙搬送ベルト
108 定着器
109 用紙搬送ローラ
110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用)
111 半導体レーザ発射装置(マゼンタ用)
112 レーザ・ビーム(マゼンタ用)
113 回転多面鏡(マゼンタ用)
114 静電ドラム(マゼンタ用)
115 トナーカートリッジ(マゼンタ用)
120 レーザ・ドライバ(シアン用)
121 半導体レーザ発射装置(シアン用)
122 レーザ・ビーム(シアン用)
123 回転多面鏡(シアン用)
124 静電ドラム(シアン用)
125 トナーカートリッジ(シアン用)
130 レーザ・ドライバ(イエロー用)
131 半導体レーザ発射装置(イエロー用)
132 レーザ・ビーム(イエロー用)
133 回転多面鏡(イエロー用)
134 静電ドラム(イエロー用)
135 トナーカートリッジ(イエロー用)
140 レーザ・ドライバ(クロ用)
141 半導体レーザ発射装置(クロ用)
142 レーザ・ビーム(クロ用)
143 回転多面鏡(クロ用)
144 静電ドラム(クロ用)
145 トナーカートリッジ(クロ用)
150 用紙搬送ローラ
151 操作パネル
201 ホストコンピュータ
202 ホストコンピュータとの入出力インターフェース部
203 入力バッファ
204 文字パターン発生器
205 RAM
206 各種登録データ及び印刷環境等が記憶される記憶領域
207 フォントキャッシュ領域
208 CPU
209 印刷データが蓄積される記憶領域
210 レンダラ
211 最終的な出力イメージが生成されるバンドバッファ
212 圧縮部
213 ページメモリ
214 伸長部
215 色変換部
216 印刷機構部への出力インターフェース部
217 印刷機構部
218 ホストコンピュータからの入力データ
219 ROM
220 NVRAM
221 LBPからホストコンピュータに送信されるデータ
222 フォント情報部
223 文字パターン部

Claims (9)

  1. 入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、
    ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、
    を有する印刷制御装置および描画制御装置において、
    オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、
    その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置および描画制御装置。
  2. 前記、入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段とは、
    YMCKの色空間のビットマップに描画する描画手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  3. 前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、
    黒で入力された色をビットマップに描画する際にオーバープリントする手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  4. 前記、ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段とは、
    入力された描画コマンドがオーバープリントOFFの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背面の色を消去する手段と、
    入力された描画コマンドがオーバープリントONの場合に、入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とである
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  5. 前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、
    背景の領域を所定パターンで白抜きする手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  6. 前記、オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段とは、
    背景の領域の各ピクセル値を所定の割合で低減する手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  7. 前記、指定された前面の色と背面の色を合成する手段とは、
    入力された描画コマンドで指定された色は背景の色は消去されずに描画される手段とである
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置および描画制御装置。
  8. 入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、
    ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、
    を有する印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法において、
    オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、
    その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置および描画制御装置のデータ処理方法。
  9. 入力された描画コマンドをビットマップに描画する描画手段と、
    ビットマップに描画する際にオーバープリント機能を制御する手段と、
    を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、
    オーバープリント機能を適用する際、背面の色を薄くする手段と、
    その後、指定された前面の色と背面の色を合成する手段と、
    を有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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