JP4323767B2 - 印刷制御システム、そのデータ処理方法、および記憶媒体、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

印刷制御システム、そのデータ処理方法、および記憶媒体、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御技術および描画制御技術に関し、特に描画データとしてクロマキーデータを取り扱う印刷制御システム、そのデータ処理方法、およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体、並びにコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
入力された描画データを中間データに変換し、その中間データをビットマップに描画する際、カラーモードかモノクロモードかを判別し、その判別結果に応じて描画データをカラーデータからモノクロデータに変換する印刷制御装置あるいは描画制御装置が既に知られている。このような従来装置では、モノクロモードの時は、中間データのサイズを減らしてビットマップ変換の処理速度を向上するために、中間データに変換する前にカラーデータはモノクロデータに変換を行っていた。また、描画データとしてクロマキーデータも有効に処理可能としていた。
【0003】
図3は、クロマキーデータの描画の一例を示す。図3の(A)は、クロマキーデータを描画する前のページ全体を示すビットマップの状態であり、RGB各色8bit/pixelで緑RGB=(0x00,0xff,0x00)と青RGB=(0x00,0x00,0xff)の縞模様で構成されている。
【0004】
図3の(B)は、クロマキーデータの例であり、ビットマップイメージと、透過色指定で構成されている。ここで、ビットマップイメージは各ピクセルあたり8bitのIndex(インデックス)値と、IndexとRGB各色8bit(ビット)データとの対応テーブルで構成され、透過色は少なくとも一種類のIndex値を示す。また、ここではビットマップイメージはIndex値と、IndexとRGB各色8bitデータとの対応テーブルで構成するとしたが、ビットマップイメージはRGB各色8bitのイメージとしても良い。この場合、透過色はRGB各色8bitの値を指定する。
【0005】
図3の(C)は、クロマキーデータを描画した後のビットマップの状態であり、クロマキーデータを示すイメージの内、透過色で示されたピクセルは下地のピクセルを透過する。透過色以外のピクセルは上書きされ、結果として赤、RGB=(0xff,0x00,0x00)の四角形が描画される。
【0006】
図4は、従来の印刷制御装置の構成の一例を示す。ここで、401は印刷制御装置であり、印刷データを入力し、紙に印刷する。402は印刷データを入力するデータ入力装置であり、アプリケーションはWindows(ウインドウズ:登録商標、以下同様)の仕組みを使ってプリンタドライバに各種プリントコマンドを入力する。403はWindows上のプリンタドライバであり、アプリケーションからデータを受け取りPDL(page description language)に変換する。404はプリンタ装置上のPDL解析、ラスタ変換部であり、PDLコマンドをラスタイメージに変換する。405は印刷部であり、ラスタイメージを紙に印刷する。406はPDLデータである。407はラスタイメージである。408は紙媒体制御部である。
【0007】
ここでもし、モノクロモードであった場合には、プリンタドライバ403において、データ入力装置402から入力したカラーデータをモノクロデータに変換していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来技術では、クロマキーデータを単純にカラーデータからモノクロデータに変換すると、意図しない出力結果となることがあった。
【0009】
また、PDLコマンドをラスタイメージにする際にクロマキーデータのサポートが必須であり、処理機構が複雑になるという点があった。
【0010】
そこで、本発明は、上述の点に鑑みて、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる印刷制御システム、そのデータ処理方法、および記憶媒体、並びにコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明の付随する目的は、印刷装置がクロマキーデータをサポートをしていない場合でも代替手段を用いることで意図した結果を得ることが可能となるように図ることにある。
【0012】
上記目的を達成するために、本発明の印刷制御システムは、印刷装置とホストコンピュータとからなる、RGBイメージデータと該RGBイメージデータ中の少なくとも1色を示すクロマキー値とを備えるクロマキーデータを含む描画データを取り扱う印刷制御システムであって、前記ホストコンピュータは、前記描画データの描画モードがカラーモードかモノクロモードかを判別する判別手段と、前記判別の結果、前記描画モードがモノクロモードであると判別された場合であって、前記描画データのコマンドがクロマキーコマンドである場合には、前記描画データの前記クロマキーデータにおけるクロマキー値が示す部分のRGBイメージデータをピクセル毎にグレイ変換し、当該グレイ変換されたデータに透過率を示すα値をピクセル毎に付加してPDLデータに変換し、前記描画モードがカラーモードであると判別された場合には、前記グレイ変換を行うことなく前記描画データをPDLデータに変換する変換手段と、を含み、前記印刷装置は、前記変換されたPDLデータをレンダリングしてビットマップに描画する手段を含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
(第1の実施形態)
以下、本発明をレーザ・ビーム・プリンタ(以下、LBPと略す)に適用した実施形態について説明する。
【0015】
図1は本実施形態のLBPの内部構造を示す断面図であり、図2は、図1に示した本体制御系の構成を示すブロック図である。
【0016】
図1において、100はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ(図2の201)から供給される文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙上に文字や図形等の像を形成する。
【0017】
151は操作のための各種スイッチ(キー)及びプリンタの状態を表示するLED(発光ダイオード)表示器やLCD(液晶デバイス)表示器等が配されている操作パネルである。101はLBP100全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットである。
【0018】
尚、本実施形態におけるLBPは、RGB(レッド、グリーン、ブルー)の色情報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)K(クロ)に変換し、それら変換した各色印字イメージを並列に像形成・現像するために、MCYKそれぞれが像形成・現像機構を持つ。プリンタ制御ユニット101はMCYKそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCYKそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。
【0019】
M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン・オフ切り替えする。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の現像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像された後、記録用紙に転写される。
【0020】
C(シアン)、Y(イエロー)、K(クロ)に関してもM(マゼンタ)と同様の像形成・現像機構を持ち、120、121、122、123、124、125はC(シアン)用の像形成・現像機構、130、131、132、133、134、135はY(イエロー)用の像形成・現像機構、140、141、142、143、144、145はK(クロ)用の像形成・現像機構である。個々の機能はM(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるのでその説明は省略する。
【0021】
記録用紙にはカット・シートを用い、カット・シート記録紙はLBPに装着した給紙カセット102に収納されバネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられてMCYKの各像形成・現像機構を通過する。
【0022】
記録用紙に転写されたMCYKの各トナー(粉末インク)は定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109と150によってLBP本体上部に出力される。
【0023】
図2は図1に示したLBPの制御系(プリンタ制御ユニット)101の概略構成を示すブロック図である。このLBPの制御系は、印刷情報の発生源である、ホストコンピュータ201から送られてきた文字、図形、イメージの各描画命令及び色情報等からなるデータ218を入力し、ページ単位で文書情報等を印刷するように構成されている。
【0024】
ここで、202はホストコンピュータ201と各種情報をやりとりする入出力インターフェース部、203は入出力インターフェース部202を介して入力された各種情報を一時記憶する入力バッファである。204は文字パターン発生器で、文字の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレスが格納されているフォント情報部222、文字パターン自身が格納されている文字パターン部223、及びその読みだし制御プログラムから成る。読みだし制御プログラムはROM(リードオンリメモリ)219に含まれ、文字コードを入力するとそのコードに対応する文字パターンのアドレスを算出するコード・コンバート機能をも有している。
【0025】
205はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、文字パターン発生器204から出力された文字パターンを記憶するフォントキャッシュ領域207と、ホストコンピュータ201から送られてきた外字フォントやフォーム情報及び現在の印字環境等を記憶する記憶領域206を含んでいる。このように、一旦文字パターンに展開したパターン情報をフォントキャッシュとしてフォントキャッシュ領域207に記憶しておくことにより、同じ文字を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展開する必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速くなる。
【0026】
208はプリンタの制御系全体を制御するためのCPU(中央演算処理装置)で、ROM219に記憶されたCPU208の制御プログラムにより装置全体の制御を行っている。209は入力データ218を基に生成される内部的なデータ群を格納する中間バッファである。
【0027】
1ページ分のデータの受信が完了し、そのデータがよりシンプルな中間データに変換されて中間バッファ209に蓄えられた後、レンダラ210により数ライン単位でレンダリングされ、印字イメージとしてバンドバッファ211に出力される。このレンダラ210は、数ライン単位にYMCK各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成し、同時に各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルとの属性ビットマップイメージを生成することができる。また、バンドバッファ211には少なくとも8ライン分のYMCK描画ビットマップイメージ、属性ビットマップイメージを記憶することができる。この時、描画ビットマップイメージと属性ビットマップイメージは別々に圧縮される。
【0028】
バンドバッファ211に出力されたイメージは圧縮部212により数スキャンライン単位に圧縮され、ページメモリ213に格納される。
【0029】
1ページ分の中間バッファメモリをレンダリング終了し、それらがページメモリ213に格納された後、伸長部214において数ライン単位で読み出され、伸長される。この時、描画ビットマップイメージと属性ビットマップイメージは別々に読み出され、伸長される。
【0030】
次に、伸長されたデータは色変換部215において、YMCK各色8ビット/ピクセルのビットマップイメージをYMCK各色4ビット/ピクセルのビットマップイメージに変換する。このとき、描画ビットマップイメージの各ピクセルを色変換する際に、対応する属性ビットマップピクセルの種類によって、色変換方法を切り替える。具体的には、各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルの情報を用いて、YMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK4ビット/ピクセルに変換する。
【0031】
次に、YMCK各色4ビット/ピクセルのビットマップイメージは、出力インターフェース部216でビデオ信号に変換されて、プリンタ印字部217に出力される。プリンタ印字部217は出力インターフェース部216からのビデオ信号に基づいた画像情報を印刷するページ・プリンタの印刷機構部分である。
【0032】
先に図2を用いて説明したように、本実施形態におけるLBPでは、MCYKの像形成・現像を並列で行うため、出力インターフェース部216はM出力インターフェース部、C出力インターフェース部、Y出力インターフェース部、K出力インターフェース部の4つのインターフェース部で構成され、それぞれが独立に色変換部215からドットデータを獲得し、ビデオ信号に変換して各プレーンのレーザ・ドライバ110、120、130、140へ出力する。
【0033】
220は一般のEEPROM等で構成する不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non Volatile RAM)と称す。NVRAM220には操作パネル151で指定されるパネル設定値などが記憶される。221はLBPからホストコンピュータ201に送信されるデータである。ROM215にはホストコンピュータ201から入力されるデータの解析、中間データの生成、印刷機構本体部213の制御プログラム、及びYMCK各色8ビット/ピクセルからYMCK各色4ビット/ピクセルへの色変換時に使用するテーブル等も含まれる。
【0034】
本実施形態では、印刷装置の一例としてカラーレーザプリンタで説明しているが、カラーLEDプリンタ、カラーインクジェットプリンタ、カラー熱転写プリンタ等のカラープリンタであっても良い。
【0035】
また、レンダラ210は、YMCK各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成するとしたが、各色のビット/ピクセルはどのような値であっても良い。この場合、バンドバッファ211、圧縮部212、ページメモリ213、伸長部214は、レンダラ210が生成する色空間、ビット/ピクセルに対応していれば良い。さらに、伸長されたデータは、色変換部215において、レンダラ210で生成されたデータを出力インターフェース部216に対応する色空間、ビット/ピクセルに変換するものであれば良い。
【0036】
図5の(A)は、上記の中間バッファ209に格納される中間データを示す。図5の(B)は、上記のレンダラ210で生成される描画ビットマップイメージを示す。また、図6の(A)は、レンダラ210で生成される属性ビットマップイメージを示す。図6の(B)は、上記の色変換部215で生成される第2のビットマップイメージを示す。
【0037】
まず、CPU208は、入力コマンドが文字コマンドか、図形コマンドか、イメージコマンドかを判定し、中間バッファ209に格納する中間データにそれぞれのフラグを備える。
【0038】
具体的には、図5の(A)に示すように、「object1」として、属性:文字、印字位置(X、Y)、フォント、サイズ、文字コード、色、描画論理を備え、
「object2」として、属性:図形、印字位置(X、Y)、形状(円)、半径、色、描画論理を備え、
「object3」として、属性:イメージ、印字位置(X、Y)、イメージの幅(width)、高さ(height)、マトリックス(matrix)、イメージの実体へのポインタ(pointer)、描画論理を備える。ここで、すべてのオブジェクト(object)の、描画論理はS(上書き)指定である。
【0039】
このように中間データは、それぞれの描画オブジェクトの形、色、印字位置の情報を含んでいる。
【0040】
この中間データをレンダラ210により描画すると、描画ビットマップイメージ(図5の(B))と共に、属性ビットマップイメージ(図6の(A))が得られる。その描画ビットマップイメージ(図5の(B))は、中間データをYMCK各色8ビット/ピクセルに描画したものである。
【0041】
また、その属性ビットマップイメージ(図6の(A))は、中間データの属性、色属性を用いて3ビット/ピクセルに描画したものである。具体的には、その3ビット/ピクセルの内容は以下の通りである。
ビット0:属性がイメージなら1、その他なら0
ビット1:属性が図形なら1、その他なら0
ビット2:属性が文字なら1、その他なら0
よって、具体例の文字領域は0x4、図形領域は0x2、イメージ領域は0x1として描画される。
【0042】
また、印字結果の各ピクセルに対応した属性を備える第2のビットマップが描画部の色変換部215により得られる(図6の(B))。ここで、図5の(B)の描画ビットマップイメージから図6の(B)の第2のビットマップイメージを生成する際に、図6の(A)の属性結果に応じて処理パラメータを変更する。具体的には、属性ビットマップイメージのビット0からビット2(各ピクセルが文字か図形かイメージかを示す3ビット/ピクセルの情報)を用いて、YMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK4ビット/ピクセルに変換する。
【0043】
即ち、属性ビットマップイメージのビット0が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、イメージ用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。また、属性ビットマップイメージのビット1が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、図形用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。また、属性ビットマップイメージのビット2が1であるピクセルに相当する描画ビットマップイメージのピクセルは、文字用のハーフトーンパラメータを用いてYMCK各色8ビット/ピクセルをYMCK各色4ビット/ピクセルに変換する。
【0044】
このような変換手法により、領域毎に最適なハーフトーンパラメータを用いて第2のビットマップイメージを生成することができる。
【0045】
図7は、上記のホストコンピュータ201内の機能構成を示すブロック図である。ここで、702はホストシステムであり、アプリケーションやWindows OS(オペレーション・システム)を含む。703はプリンタドライバである。
【0046】
ホストシステム702を構成している704は、GDI(Graphical Device Interface)であり、アプリケーションから描画データを受け取りプリンタドライバ703に描画データを渡すインターフェースモジュールである。
【0047】
プリンタドライバ703の構成を説明すると、705は受信部であり、GDI704からデータを受け取る。706はPDL(page description language)変換部であり、GDI704から受信部705を通じて受け取った描画コマンドを、プリンタ装置100のプリンタ制御ユニット101が解析可能なプリンタコマンドに変換する。707は送信部であり、PDLデータをプリンタ装置100のプリンタ制御ユニット101に送信する。
【0048】
図8は、上記のホストコンピュータ201のデータ処理手順を示すフローチャートである。
【0049】
まず、ステップS801において、データ受信部704を通じてGDI703から描画コマンドを受信する。
【0050】
ステップS802からステップS807まではPDL変換部705の処理である。ステップS802では、受信した描画コマンドを解析する。
【0051】
ステップS803では、現在のページモードがカラーモードかモノクロモードかのいずれであるかを判別する。ここで、ユーザがプリンタドライバのモード設定においてカラーモードかモノクロモードかを選択することにより切り替わる。また、プリンタ装置100のプリンタ制御ユニット101がモノクロ印刷のみ可能なプリンタ装置であれば、必ずモノクロモードとしても良い。
【0052】
モノクロモードであれば、ステップS804に進む。モノクロモードでなければステップS807に進む。ステップS804では、描画コマンドがクロマキーコマンドか否かを判別する。クロマキーコマンドであれば、ステップS806に進む。
【0053】
クロマキーコマンドでなければ、ステップS805に進む。ステップS805では、描画コマンドをモノクロ変換する。次に、ステップS807へ進む。ここで、モノクロ変換する際には、描画コマンド中の全ての色データについて、以下の式(1)でモノクロ変換する。
Gray = 0.3 x red + 0.59 x green + 0.11 x blue …(1)
ここで、Grayはモノクロ変換後の描画コマンド、redはR(レッド)の被変換描画コマンド、greenはG(グリーン)の被変換描画コマンド、blueはB(ブルー)の被変換描画コマンドである。
【0054】
ステップS806では、クロマキーコマンドを別形式のコマンドに変換する。次にステップS807へ進む。
【0055】
ステップS807では、プリンタ装置100のプリンタ制御ユニット101が理解可能なPDL形式に描画コマンドを変換する。次に、ステップS808へ進む。
【0056】
ステップS808では、データ送信部706において、PDLデータをプリンタ装置100のプリンタ制御ユニット101に送信する。
【0057】
クロマキーコマンドを別形式のコマンドに変換する上記ステップS806での変換結果を図9に示す。ここで、図3の(B)のクロマキーコマンドは、図9のαブレンドコマンドデータに変換される。すなわち、図3の(B)のIndex[0],Index[1]はモノクロ変換式によってそれぞれ0x55,0x4cに変換される。さらにクロマキー処理に対応するようにIndex[0],Index[1]にはα値がそれぞれ0xff,0x00が付加され、最終的なデータはGray Alpha(グレイ・アルファ)の2チャンネルのNon Premulti alpha(ノン・プレマルチ・アルファ)データとして、Index[0]=(0x55,0xff),Index[1]=(0x4c,0x00)として変換される。
【0058】
このデータは、プリンタ装置100においては以下の式(2)によって描画される。
Destination = Alpha x Source + (0xff Alpha) x Destination …(2)
ここで、Alphaはα値、 Sourceはソースイメージ、Destinationはデスティネーションイメージを表わす。
【0059】
よって、Index[0]のピクセルに相当する印字結果は0x55が描画され、Index[1]のピクセルに相当する印字結果は描画ラスタイメージに影響を与えない。
【0060】
以上述べた本実施形態によれば、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現できるとともに、データ削減、高速化が可能となる。また、プリンタ装置100においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0061】
(第2の実施形態)
上述した本発明の第1の実施形態において、図8のステップS803では、現在のページモードがカラーモードかモノクロモードかを判別するとしたが、これに代えて、ステップS803でプリンタ装置100がクロマキーコマンドをサポートしているか否かを判別しても良い。この場合、プリンタ装置100がクロマキーコマンドをサポートしていないと判別した時は、ステップS806へ進み、クロマキーコマンドをアルファブレンド描画に変換する。プリンタ装置100がクロマキーコマンドをサポートしていると判別した時は、ステップS807へ進む。この場合、ステップS804、S305は何もしない。この実施形態を、本発明の第2の実施形態とする。
【0062】
図10は、本発明の第2の実施形態のステップS806での変換結果を示す。図10から分かるように、本実施形態では、Index[0],Index[1]はRGB各色8ビットデータから、RGBα各色8ビットデータに変換される。Index[0],Index[1]にはα値がそれぞれ0xff,0x00が付加され、最終的なデータはRGB Alphaの4チャンネルのNon Premulti alphaデータとして
Index[0]=(0x55,0x55,0x55,0xff),Index[1]=(0xff,0x00,0x00,0x00)
として変換される。
【0063】
このデータは、プリンタ装置においては以下の式(3)によって描画される。
Destination R = Alpha x Source R + (0xff Alpha) x Destination R
Destination G = Alpha x Source G + (0xff Alpha) x Destination G
Destination B = Alpha x Source B + (0xff Alpha) x Destination B
…(3)
最終的な印字結果は図3の(C)と同等になる。
【0064】
本実施形態によって、プリンタ装置100においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0065】
(第3の実施形態)
前述の本発明の第2の実施形態において、ステップS806での他の実施形態を本発明の第3の実施形態として説明する。
【0066】
図11は本発明の第3の実施形態のステップS806での変換結果を示す。図3の(B)のクロマキーコマンドは図11のMasked Image(マスクイメージ)コマンドデータに変換される。Masked Imageコマンドはソースイメージ(図11の(A))とMask(マスク)イメージ(図11の(B))の2つのイメージが定義され、図3の(B)のイメージは、Index[0],Index[1]がそのままソースイメージとなる(図11の(A))。さらにクロマキー処理に対応するように0,1が配置された1bit/pixelのmaskイメージが生成される(図11の(B))。ここでソースイメージとmaskイメージの縦横画素数は同等である。
【0067】
このデータは、プリンタ装置においては以下の式によって描画される。
If( mask image==1)
Destination = Source Image
Else
Destination = Destination
よって最終的な印字結果は図3の(C)と同等になる。
【0068】
上記実施形態によって、プリンタ装置100においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0069】
(第4の実施形態)
上記の本発明の第1の実施形態において、図8のステップS806での他の実施形態を本発明の第4の実施形態として説明する。
【0070】
図12はステップS806の変換結果を示す。図3の(B)のクロマキーコマンドは図12のMasked Imageコマンドデータに変換される。Masked ImageコマンドはソースイメージとMaskイメージの2つのイメージで定義され、図3の(B)のイメージは、Index[0],Index[1]がモノクロ変換式によってそれぞれ0x55,0x4cに変換され、ソースイメージとなる(図12の(A))。さらにクロマキー処理に対応するように0,1が配置された1bit/pixelのmaskイメージが生成される(図12の(B))。ここでソースイメージとmaskイメージの縦横画素数は同等である。
【0071】
このデータは、プリンタ装置においては以下の式によって描画される。
If( mask image==1)
Destination = Source Image
Else
Destination = Destination
よって、Index[0]のピクセルに相当する印字結果は0x55が描画され、Index[1]のピクセルに相当する印字結果は描画ラスタイメージに影響を与えない。
【0072】
本実施形態によって、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0073】
また、プリンタ装置100においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0074】
(第5の実施形態)
前述の本発明の第1の実施形態において、図8のステップS806での他の実施形態を本発明の第5の実施形態として説明する。
【0075】
図13はステップS806での変換前のイメージの例を示す。イメージは2色で構成され、RGB=(0x55,0x55,0x55),(0xff,0x00,0x00)であり、透過色は(0xff,0x00,0x00)である。ステップS806での変換後はGray =(0x55),(0x4c)であり、透過色は0x4cである。
【0076】
クロマキー値以外の値がクロマキー値をグレイ変換した値と等しくならないように以下の処理を加える。
Figure 0004323767
本実施形態によって、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0077】
(第6の実施形態)
前述の本発明の第1の実施形態において、図8のステップS806での処理を何もしない処理としてもよい。この場合、モノクロモードであっても、クロマキーデータだけはカラーデータのままプリンタ装置に送られる。この実施形態を本発明の第6の実施形態とする。
【0078】
本実施形態によれば、モノクロモードにおいてもクロマキーデータを、正確な色再現で処理が可能となる。
【0079】
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0080】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラム(本実施形態では、図8に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0081】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0082】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(オペレーティングシステム)に供給するスクリップトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0083】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
【0084】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのプラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、このホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルをユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0085】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明を実現することも可能である。
【0086】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した本発明の実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現され得る。
【0087】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した本発明の実施形態の機能が実現される。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の形態によれば、クロマキーデータを含む描画データを入力し、入力された描画データを第1の変換手段で中間データに変換し、変換された中間データを第2の変換手段でビットマップに描画する際に、クロマキーデータを中間データに変換する前に、入力されたクロマキーデータを第2の変換手段で処理可能な別の形式に変換するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0089】
また、本発明の第2の形態によれば、上記第1の形態の構成に加えて、第1の変換手段は、ホストコンピュータ側にあってクロマキーデータを含む描画データをプリンタコマンドに変換する手段であり、第2の変換手段は、印刷装置側にあってプリンタコマンドを解析して、ビットマップを生成する手段であるので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0090】
また、本発明の第3の形態によれば、上記第3の変換手段は、描画モードがモノクロモードかカラーモードかを判別し、描画モードがモノクロモード時にのみ、クロマキーデータを別の形式のデータに変換するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0091】
また、本発明の第4の形態によれば、上記第3の変換手段は、入力したクロマキーデータを第2の変換処理で処理可能か否かを判別し、処理不可能と判別した時にのみ、該クロマキーデータを別の形式に変換するので、第2の変換手段においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0092】
また、本発明の第5の形態によれば、上記第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、該キー値に対応する位置情報を備えるαプレーンと、相当する透過率とを備えるRGBαのイメージデータに変換するので、第2の変換手段においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0093】
また、本発明の第6の形態によれば、上記第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、RGBイメージをグレイ変換したGrayプレーンと該キー値に対応する位置情報を備えるαプレーンと、相当する透過率とを備えるGrayαのイメージデータに変換するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0094】
また、本発明の第7の形態によれば、上記第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、RGBイメージと、該キー値に対応する位置情報を備えるMaskプレーンと、相当するRaster Operationとを備えるイメージデータに変換するので、第2の変換手段においてクロマキーデータのサポートをしていない場合でも意図した結果を得ることが可能となる。
【0095】
また、本発明の第8の形態によれば、上記第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、RGBイメージをグレイ変換したGrayイメージと、該キー値に対応する位置情報を備えるMaskイメージと、相当するRaster Operationとを備えるイメージデータに変換するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0096】
また、本発明の第9の形態によれば、上記第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、RGBイメージをグレイ変換したGrayイメージと、グレイ変換されたキー値とを備えるクロマキーデータに変換し、またRGBイメージをグレイ変換する際に、キー値(Rn,Gn,Bn)をグレイ変換した値(Grayn)とキー値でない値(Rm,Gm,Bm)をグレイ変換した値(Graym)とが異なることを保障するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0097】
また、本発明の第10の形態によれば、第3の変換手段は、RGBのイメージデータと該イメージデータ中の少なくとも1色を示すキー値とを備えるクロマキーデータを、RGBイメージをグレイ変換してさらにIndex値に変換したIndexイメージと、該Index値に対応するグレイ値を備えたIndexテーブルと、グレイ変換されたキー値に相当するIndex値とを備えるクロマキーデータに変換し、またRGBイメージをグレイ変換してさらにIndex値に変換する際に、キー値(Rn,Gn,Bn)をグレイ変換してIndex値に変換した値(Indexn)と、キー値でない値(Rm,Gm,Bm)をグレイ変換してIndexに変換した値(Indexm)とが異なることを保障するので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【0098】
また、本発明の第11の形態によれば、描画データとしてクロマキーデータを入力するし、入力された描画データを第1の変換手段で中間データに変換し、変換された中間データを第2の変換手段でビットマップに描画する際に、第1の変換手段は、入力された描画データがクロマキーデータか否かを判別し、その判別の結果、描画データがクロマキーデータでない場合は、描画モードがカラーモードかモノクロモードかを判別し、その判別結果に応じて描画データをカラーデータからモノクロデータに変換する機能を有し、第1の判別手段の判別の結果、描画データがクロマキーデータならば描画モードがモノクロモードの場合においても、該描画データをカラーデータからモノクロデータに変換しないので、クロマキーデータをカラーデータからモノクロデータに変換する際に、正確な色再現で、データ削減、高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のLBPの内部構造を示す断面図である。
【図2】図1に示した本体の制御系の構成を示すブロック図である。
【図3】(A)は、クロマキーデータを描画する前のビットマップの状態を示し、(B)は、クロマキーデータの例を示し、(C)は、クロマキーデータを描画した後のビットマップの状態を示す図である。
【図4】従来の印刷制御装置の例を示すブロック図である。
【図5】(A)は、中間バッファ209に格納される中間データを示し、(B)は、レンダラ210で生成される描画ビットマップイメージを示す図である。
【図6】(A)は、レンダラ210で生成される属性ビットマップイメージを示し、(B)は、色変換部215で生成される第2のビットマップイメージを示す図である。
【図7】ホストコンピュータ201内の構成を示すブロック図である。
【図8】ホストコンピュータ201の処理内容を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態での図8のステップS806の変換結果を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態での図8のステップS806の変換結果を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態での図8のステップS806の変換結果を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施形態での図8のステップS806の変換結果を示す図である。
【図13】本発明の第5の実施形態での図8のステップS806で変換前のイメージの例を示す図である。
【符号の説明】
100 プリンタ本体
101 プリンタ制御ユニット
102 給紙カセット
103 用紙を持ち上げるためのバネ
104 給紙ローラ
105 用紙搬送ローラ
106 用紙搬送ローラ
107 用紙搬送ベルト
108 定着器
109 用紙搬送ローラ
110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用)
111 半導体レーザ発射装置(マゼンタ用)
112 レーザ・ビーム(マゼンタ用)
113 回転多面鏡(マゼンタ用)
114 静電ドラム(マゼンタ用)
115 トナーカートリッジ(マゼンタ用)
120 レーザ・ドライバ(シアン用)
121 半導体レーザ発射装置(シアン用)
122 レーザ・ビーム(シアン用)
123 回転多面鏡(シアン用)
124 静電ドラム(シアン用)
125 トナーカートリッジ(シアン用)
130 レーザ・ドライバ(イエロー用)
131 半導体レーザ発射装置(イエロー用)
132 レーザ・ビーム(イエロー用)
133 回転多面鏡(イエロー用)
134 静電ドラム(イエロー用)
135 トナーカートリッジ(イエロー用)
140 レーザ・ドライバ(クロ用)
141 半導体レーザ発射装置(クロ用)
142 レーザ・ビーム(クロ用)
143 回転多面鏡(クロ用)
144 静電ドラム(クロ用)
145 トナーカートリッジ(クロ用)
150 用紙搬送ローラ
151 操作パネル
201 ホストコンピュータ
202 ホストコンピュータとの入出力インターフェース部
203 入力バッファ
204 文字パターン発生器
205 RAM
206 各種登録データ及び印刷環境等が記憶される記憶領域
207 フォントキャッシュ領域
208 CPU
209 印刷データが蓄積される記憶領域
210 レンダラ
211 最終的な出力イメージが生成されるバンドバッファ
212 圧縮部
213 ページメモリ
214 伸長部
215 色変換部
216 印刷機構部への出力インターフェース部
217 印刷機構部
218 ホストコンピュータからの入力データ
219 ROM
220 NVRAM
221 LBPからホストコンピュータに送信されるデータ
222 フォント情報部
223 文字パターン部
401 印刷制御装置
402 データ入力装置
403 プリンタドライバ
404 PDL解析、ラスタ変換部
405 印刷部
406 PDLデータ
407 ラスタイメージ
408 紙媒体制御部
702 ホストシステム
703 プリンタドライバ
704 GDI(Graphical Device Interface)
705 受信部
706 PDL(page description language)変換部
707 送信部

Claims (8)

  1. 印刷装置とホストコンピュータとからなる、RGBイメージデータと該RGBイメージデータ中の少なくとも1色を示すクロマキー値とを備えるクロマキーデータを含む描画データを取り扱う印刷制御システムであって、
    前記ホストコンピュータは、
    前記描画データの描画モードがカラーモードかモノクロモードかを判別する判別手段と、
    前記判別の結果、前記描画モードがモノクロモードであると判別された場合であって、前記描画データのコマンドがクロマキーコマンドである場合には、前記描画データの前記クロマキーデータにおけるクロマキー値が示す部分のRGBイメージデータをピクセル毎にグレイ変換し、当該グレイ変換されたデータに透過率を示すα値をピクセル毎に付加してPDLデータに変換し、
    前記描画モードがカラーモードであると判別された場合には、前記グレイ変換を行うことなく前記描画データをPDLデータに変換する変換手段と、
    を含み、
    前記印刷装置は、
    前記変換されたPDLデータをレンダリングしてビットマップに描画する手段を含む、
    ことを特徴とする印刷制御システム。
  2. 前記変換手段は、さらに、前記描画データをグレイ変換する際に、クロマキー値(Rn,Gn,Bn)をグレイ変換した値(Grayn)とクロマキー値でない値(Rm,Gm,Bm)をグレイ変換した値(Graym)とが異なることを保障する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御システム。
  3. 印刷装置とホストコンピュータとからなる、RGBイメージデータと該RGBイメージデータ中の少なくとも1色を示すクロマキー値とを備えるクロマキーデータを含む描画データを取り扱う印刷制御システムであって、
    前記ホストコンピュータは、
    前記印刷装置がクロマキーデータをサポートするか否かを判別する判別手段と、
    前記判別の結果、前記印刷装置がクロマキーデータをサポートしていないと判別された場合には、前記描画データの前記クロマキーデータにおけるクロマキー値が示す部分のRGBイメージデータをピクセル毎にグレイ変換し、当該グレイ変換されたデータに透過率を示すα値をピクセル毎に付加してPDLデータに変換し、
    前記印刷装置がクロマキーデータをサポートしていると判別された場合には、前記グレイ変換を行うことなく前記描画データをPDLデータに変換する変換手段と、
    を含み、
    前記印刷装置は、
    前記変換されたPDLデータをレンダリングしてビットマップに描画する手段を含む、
    ことを特徴とする印刷制御システム。
  4. 印刷装置とホストコンピュータとからなる、RGBイメージデータと該RGBイメージデータ中の少なくとも1色を示すクロマキー値とを備えるクロマキーデータを含む描画データを取り扱う印刷制御システムの制御方法であって、
    前記ホストコンピュータは、
    前記描画データの描画モードがカラーモードかモノクロモードかを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップの結果、前記描画モードがモノクロモードであると判別された場合であって、前記描画データのコマンドがクロマキーコマンドである場合には、前記描画データの前記クロマキーデータにおけるクロマキー値が示す部分のRGBイメージデータをピクセル毎にグレイ変換し、当該グレイ変換されたデータに透過率を示すα値をピクセル毎に付加してPDLデータに変換し、
    前記描画モードがカラーモードであると判別された場合には、前記グレイ変換を行うことなく前記描画データをPDLデータに変換する変換ステップと、
    を含み、
    前記印刷装置は、
    前記変換されたPDLデータをレンダリングしてビットマップに描画するステップを含む、
    ことを特徴とする印刷制御方法
  5. 前記変換ステップは、さらに、前記描画データをグレイ変換する際に、クロマキー値(Rn,Gn,Bn)をグレイ変換した値(Grayn)とクロマキー値でない値(Rm,Gm,Bm)をグレイ変換した値(Graym)とが異なることを保障するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の印刷制御システムの制御方法。
  6. 印刷装置とホストコンピュータとからなる、RGBイメージデータと該RGBイメージデータ中の少なくとも1色を示すクロマキー値とを備えるクロマキーデータを含む描画データを取り扱う印刷制御システムの制御方法であって、
    前記ホストコンピュータは、
    前記印刷装置がクロマキーデータをサポートするか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップの結果、前記印刷装置がクロマキーデータをサポートしていないと判別された場合には、前記描画データの前記クロマキーデータにおけるクロマキー値が示す部分のRGBイメージデータをピクセル毎にグレイ変換し、当該グレイ変換されたデータに透過率を示すα値をピクセル毎に付加してPDLデータに変換し、
    前記印刷装置がクロマキーデータをサポートしていると判別された場合には、前記グレイ変換を行うことなく前記描画データをPDLデータに変換する変換ステップと、
    を含み、
    前記印刷装置は、
    前記変換されたPDLデータをレンダリングしてビットマップに描画するステップを含む、
    ことを特徴とする印刷制御システムの制御方法。
  7. 請求項6に記載された印刷制御システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載された印刷制御システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した記録媒体。
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