JPH09325653A - 画像出力装置及びその方法 - Google Patents

画像出力装置及びその方法

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JPH09325653A
JPH09325653A JP8144352A JP14435296A JPH09325653A JP H09325653 A JPH09325653 A JP H09325653A JP 8144352 A JP8144352 A JP 8144352A JP 14435296 A JP14435296 A JP 14435296A JP H09325653 A JPH09325653 A JP H09325653A
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JP8144352A
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Kiyoshi Tokashiki
潔 渡嘉敷
Takeshi Onodera
健 小野寺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナーセーブモードにおける画質の低下を抑え
る。 【解決手段】トナーセーブモードにおいては、1ドット
が8ビット幅を有する画像情報の上位4ビットのみをフ
レームバッファに描画し(S306)、印刷部に画像情
報を送出する際には、フレームバッファより読出した画
像情報(上位4ビット)に”0000”を下位4ビット
に補う(S307)。画像情報の下位4ビットの切り捨
てにより出力画像の濃度が低くなり、トナーが節減され
るが、ドットを間引かないため画質の低化は少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置及び
その方法に係り、特に、画像形成材料を節減する節減モ
ードを有する画像出力装置及び該装置における画像出力
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーを節減するモード(以下、
トナーセーブモードという)を有するプリンタは、記録
媒体上に描画する画素を間引くことによりトナーの消費
量を削減していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタは、画素を間引くことによりトナーを節減する
ため、出力画像の実質的な解像度が低化し、画質が著し
く劣化するという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像形成材料を節減するモードにおける画質
の低下を抑えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像出力装置
は、画像形成材料を節減する節減モードを有する画像出
力装置であって、前記節減モードにおいて、画像情報が
示す濃度が低くなるように画像情報を変換する変換手段
と、変換した画像情報に基づいて画像を形成する画像形
成手段とを備える。
【0006】本発明の画像出力装置において、前記変換
手段は、複数のビット幅を有する画像情報のうち所定の
ビットの値を0にすることが好ましい。
【0007】本発明の画像出力装置において、前記変換
手段は、複数のビットを有する画像情報のうち上位側の
略2分の1のビットの値を0にすることが好ましい。
【0008】本発明の画像出力装置において、前記変換
手段は、複数のビットを有する画像情報のうち下位側の
略2分の1のビットの値を0にすることが好ましい。
【0009】本発明の画像出力装置は、画像を描画する
ための描画領域を含むメモリをさらに備え、前記変換手
段は、前記描画領域に画像を描画する際に、複数のビッ
ト幅を有する画像情報のうち所定のビットを間引き、前
記描画領域より画像情報を読出す際に、間引きを行った
ビットの値を0として画像情報を生成することが好まし
い。
【0010】本発明の画像出力装置は、前記節減モード
において、前記変換手段が前記画像情報のうち所定のビ
ットを間引いて前記描画領域に描画することにより削減
可能な領域を他の描画領域として確保するメモリ制御手
段をさらに備え、前記節減モードにおいては、前記描画
領域及び前記他の描画領域を利用して画像を形成するこ
とが好ましい。
【0011】本発明の画像出力装置において、前記描画
領域及び前記他の描画領域は、1ページ分の画像に相当
する容量を有することが好ましい。
【0012】本発明の画像出力装置において、前記画像
形成手段は、複数の分解色の画像と黒色の画像とを合成
してカラー画像を形成し、前記変換手段は、前記節減モ
ードにおいて、前記複数の分解色の画像情報についての
み変換を行うことが好ましい。
【0013】本発明の画像出力装置において、前記画像
形成手段は、複数の分解色の画像と黒色の画像とを合成
してカラー画像を形成し、前記節減モードにおいて、前
記複数の分解色で前記黒色を代用する代用手段をさらに
備え、前記変換手段は、前記複数の分解色についてのみ
変換を行うことが好ましい。
【0014】本発明の画像出力装置において、前記画像
形成材料は、トナーであることが好ましい。
【0015】本発明の画像出力方法は、画像形成材料を
節減する節減モードを有する画像出力装置における画像
出力方法であって、前記節減モードにおいて、画像情報
が示す濃度が低くなるように画像情報を変換する変換工
程と、変換した画像情報に基づいて画像を形成する画像
形成工程とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適な実施の形態を説明する。
【0017】<第1の実施の形態>先ず、本実施の形態
を適用可能な出力装置の構成例を説明する。図1は、連
続諧調で印刷可能なカラーレーザビームプリンタの構成
例を示す概略断面図である。以下、カラーレーザビーム
プリンタをカラーLBPともいう。
【0018】図1において、カラーLBP1000は、
外部に接続されたホストコンピュータ等のデータ供給源
から供給される印刷情報(例えば、文字コードや色情報
等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を取り込んで
記憶すると共に、それらの情報に従って対応する文字パ
ターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である
記録紙等にカラー画像を形成する。
【0019】1012は、操作のためのスイッチ及びL
ED表示器等が配されている操作パネル、1001は、
カラーLBP1000の動作を制御し、接続されたホス
トコンピュータから供給される印刷情報等を解析し、ビ
デオ信号を生成して印刷部を駆動するプリンタ制御ユニ
ットである。プリンタ制御ユニット1001は、主に印
刷情報をCMYBkの各色毎に、あるいはRGB各色毎
に、濃度情報を含んだビットパターンのビデオ信号に変
換し、レーザドライバ1002に出力する。
【0020】レーザドライバ1002は、半導体レーザ
1003を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレ
ーザ光1004を制御する。レーザ光1004は回転多
面鏡1005で左右方向に振られて静電ドラム1006
上を走査露光する。これにより、静電ドラム1006上
には各ドット毎に濃度情報に応じた濃度を持つビットパ
ターンの静電潜像が形成されることになる。
【0021】この潜像は、静電ドラム1006の周囲に
配設された現像ユニット1007により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
いる。カットシート記録紙は、カラーLBP1000に
装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ
1009、搬送ローラ1010及び1011により、装
置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給され
る。
【0022】カラーLBP本体1000には、不図示の
カードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる
制御カード(エミュレーションカード)を接続できるよ
うに構成されている。
【0023】以上、好適な出力装置の一例として、カラ
ーレーザビームプリンタを例示したが、本実施の形態
は、電子写真方式のプリンタのみならず、例えば、カラ
ーインクジェットプリンタ等の他のプリント方式のカラ
ープリンタにも適用可能である。また、本実施の形態
は、カラープリンタのみならず単色のプリンタにも適用
可能である。なお、以下では、説明の便宜上、カラーレ
ーザビームプリンタ1000に本実施の形態の特徴的な
機能を備えた一例を説明する。
【0024】図2は、カラーレーザビームプリンタの構
成例を示すブロック図である。カラーLBP1000
は、プログラムROM13b(または外部メモリ14)
に記憶された制御プログラムに基づいて動作するCPU
12により制御され、ホストコンピュータ2000より
供給される印刷情報に基づいてカラー対応の画像情報を
生成し、対応するビデオ信号を印刷部インターフェース
16を介して印刷部17に供給する。
【0025】プログラムROM13bが保持する制御プ
ログラムの詳細は後述する。フォントROM13aは画
像情報を生成する際に使用するフォントデータ等を保持
する。データROM13cは、任意的な構成要素であ
り、ハードディスク等の外部メモリ14を備えない場合
に、それに代わって、ホストコンピュータ2000上で
利用される情報等を保持する。
【0026】RAM19は、CPU12の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するRAMであり、不図示の増
設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容
量を拡張することができるように構成されている。な
お、RAM19は、具体的には、画像を展開するための
フレームバッファ領域、環境データ格納領域等を有す
る。
【0027】メモリコントローラ(MC)20は、ハー
ドディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14の
アクセスを制御する。外部メモリ14は、オプションと
して接続され、フォントデータ、エミュレーションプロ
グラム、フォームデータ等を記憶する。外部メモリは1
個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに
加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリ
ンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモ
リを複数接続できるように構成されていても良い。カラ
ーLBP1000は、NVRAMをさらに備えることに
より、操作パネル21からのプリンタモード設定情報を
保持するようにしても良い。
【0028】入出力部18は、CPU12の制御に基づ
きホストコンピュータ2000との通信を行うためのイ
ンターフェースである。操作部21は前述の操作パネル
1012を含み、プリンタのモード(例えば、トナーセ
ーブモード)の設定やその設定内容の表示等を行う。
【0029】以上の構成により、カラーLBP1000
は、CPU12による制御に従い、入力部18を介して
ホストコンピュータ2000より供給される印刷情報に
基づいて、CMYBkの各色毎(またはRGB各色毎)
に、RAM19上のフレームバッファに画像を展開(描
画)する。画像の展開は、各印字ドットが連続階調を表
現するようば形態で、換言すると、各ドットが濃度情報
を有するような形態でなされる。また、カラーLBP1
000は、トナーを節減するトナーセーブモードを有す
る。トナーの節減は、各ドットの濃度情報を制御するこ
とにより行われる。
【0030】以下、カラーLBP1000の動作を説明
する。図3は、プログラムROM13bに格納された制
御プログラム基づいてCPU12により制御されるカラ
ーLBP1000の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【0031】先ず、ステップS301において、ホスト
コンピュータ2000より入力部18を介して印刷情報
を受信すると、ステップS302において、現在設定さ
れているモードがトナーセーブモードであるか否かを判
断する。そして、通常モードであればステップS303
へ、トナーセーブモードであればステップS306に進
む。なお、トナーセーブモードの設定、解除は、操作部
21またはホストコンピュータ2000より指示するこ
とができる。
【0032】ステップS303では、1ドットが8ビッ
ト幅の階調のデータをCMYBkの各色について、対応
するフレームバッファに描画する。なお、本実施の形態
において、カラーLBP1000は、8ビット幅の階調
を表現可能なものとして説明する。
【0033】ステップS304では、各色のフレームバ
ッファ毎に描画された画像情報を順次読出し、印刷部イ
ンターフェース16を介して印刷部17に送出する。こ
れに応答して、印刷部17は、画像情報に基づいてビデ
オ信号を生成し、これによりレーザドライバ1002を
駆動し、記録紙上に順次各色の画像を形成し、カラー画
像を合成する。
【0034】ステップS305では、全ページの印刷を
終了したか否かを判断し、未終了であればステップS3
03に戻り、ステップS303〜S305の処理を繰り
返す。
【0035】一方、トナーセーブモードの場合には、ス
テップS306において、1ドットが8ビット幅の階調
の画像情報の上位4ビットをCMYBkの各色につい
て、対応するフレームバッファに描画する。
【0036】ステップS307では、各色のフレームバ
ッファ毎に描画された画像情報(8ビット幅の階調の画
像情報の上位4ビット)を順次読出し、下位4ビット
に”0000”を補って8ビット幅の画像情報として印
刷部インターフェース16を介して印刷部17に送出す
る。これに応答して、印刷部17は、上記と同様にして
カラー画像を合成する。
【0037】ステップS308では、全ページの印刷を
終了したか否かを判断し、未終了であればステップS3
06に戻り、ステップS306〜S308の処理を繰り
返す。
【0038】図4は、通常モードにおける印刷処理の動
作(ステップS303〜S305)を模式的に示す図で
ある。41は、ホストコンピュータ2000より受信
し、RAM19上の所定領域に保持された印刷情報を示
している。42〜45は、夫々RAM19上の所定領域
に確保されたC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエ
ロー)、Bk(ブラック)の画像情報を描画するための
フレームバッファを示している。
【0039】上記のように、本実施の形態において、カ
ラーLBP1000は、1ドットを8ビット幅の階調、
すなわち256階調で表現可能である。図示の例は、印
刷情報41に基づいて、濃度221(DDh)のC(シ
アン)のドットを描画する様子を模式的に示している。
【0040】このドットは、フレームバッファ(C)4
2内における印刷情報41により指定される位置に8ビ
ット幅の2進数のデータ”11011101”として描
画される。このドットは、画像の描画が終了し、印刷部
17を駆動する際に読み出され、印刷部インターフェー
ス16に出力される。印刷部インターフェース16は、
8ビット幅のパラレルポート(VD7〜VD0)を含
む。なお、0(00h)が最小濃度、256(FFh)
が最大濃度を意味し、ビットVD7がMSB(最上位ビ
ット)、ビットVD0がLSB(最下位ビット)であ
る。
【0041】図5は、図4に示す例と同一のドットに関
するトナーセーブモードにおける印刷処理の動作(ステ
ップS306〜S308)を模式的に示す図である。ト
ナーセーブモードにおいては、印刷情報41によって表
現される8ビット幅の階調のデータのうち、上位4ビッ
トのみをフレームバッファに描画し、印刷部インターフ
ェース16に出力する際には、下位4ビットに”000
0”を補う。
【0042】図示の例は、濃度221(DDh)のC
(シアン)のドットをフレームバッファ(C)42に描
画する様子を示している。この場合、”1101110
1”の8ビットのデータのうち、上位4ビットのデー
タ、すなわち、”1101”のみをフレームバッファ
(C)42に描画し、印刷部インターフェース16に
は、下位4ビットに”0000”を補った8ビットのデ
ータ、すなわち、”11010000”が出力される。
【0043】このように、トナーセーブモードにおいて
は、VD3〜VD0(下位4ビット)に出力すべきデー
タを削除することにより、下位4ビット分の濃度情報が
切り捨てられるため、それに対応して印刷部17におい
て形成する画像の濃度が低化し、結果として、トナーを
節減することができる。
【0044】また、本実施の形態においては、ドットを
間引いてトナーを節減する従来のプリンタと異なり、上
位4ビットが”0000”でない限りドットが間引かれ
ないため、形成される出力画像の画質の劣化が少ない。
【0045】また、下位4ビットのデータを描画しない
ため、例えば、2ドット分のデータをまとめてフレーム
バッファに描画でき、展開処理を高速化し得る。
【0046】<第2の実施の形態>本実施の形態は、1
ドットが8ビット幅の階調のデータの下位4ビットをC
MYBkの各色について、対応するフレームバッファに
描画するものである。
【0047】図6は、プログラムROM13bに格納さ
れた制御プログラム基づいてCPU12により制御され
るカラーLBP1000の動作の流れを示すフローチャ
ートである。ステップS601〜S605は、夫々第1
の実施の形態におけるステップS301〜S305と同
様であるため説明を省略する。
【0048】ステップS606では、1ドットが8ビッ
ト幅の階調のデータの下位4ビットをCMYBkの各色
について、対応するフレームバッファに描画する。
【0049】ステップS607では、各色のフレームバ
ッファ毎に描画された画像情報(8ビット幅の階調デー
タの下位4ビット)を順次読出し、上位4ビットに”0
000”を補って8ビット幅の画像情報として印刷部イ
ンターフェース16を介して印刷部17に送出する。こ
れに応答して、印刷部17は、上記と同様にしてカラー
画像を合成する。
【0050】ステップS608では、全ページの印刷を
終了したか否かを判断し、未終了であればステップS6
06に戻り、ステップS606〜S608の処理を繰り
返す。
【0051】図7は、図4に示す例と同一のドットに関
するトナーセーブモードにおける印刷処理の動作(ステ
ップS606〜S608)を模式的に示す図である。ト
ナーセーブモードにおいては、印刷情報41によって表
現される8ビット幅の階調の画像情報のうち、下位4ビ
ットのみをフレームバッファに描画し、印刷部インター
フェース16に出力する際には、上位4ビットに”00
00”を補う。
【0052】図示の例は、濃度221(DDh)のC
(シアン)のドットをフレームバッファ(C)42に描
画する様子を示している。この場合、”1101110
1”の8ビットのデータのうち、下位4ビットのデー
タ、すなわち、”1101”のみをフレームバッファ
(C)42に描画し、印刷部インターフェース16に
は、上位4ビットに”0000”を補った8ビットのデ
ータ、すなわち、”00001101”が出力される。
【0053】このように、本実施の形態のトナーセーブ
モードにおいては、VD7〜VD4(上位4ビット)に
出力すべきデータを削除することにより、上位4ビット
分の濃度情報が切り捨てられるため、第1の実施の形態
よりもトナーを節減できる効果が大きいが、一方、画質
の劣化は、第1の実施の形態よりも大きい場合がある。
【0054】以上のように、各ドットの濃度を変換する
規則により、トナーの節減の効果、出力画像の画質が変
化する。この濃度を変換する規則は、第1及び第2の実
施の形態として例示したものに限定されず、例えば、V
D5〜VD2のみを有効とする規則、VD7、VD5、
VD4、VD3、VD0のみを有効とする規則等、様々
な規則を採用可能である。また、この濃度を変換する規
則は、プログラム可能にすることも有効である。これ
は、例えば、8ビット幅のデータの全ビットをフレーム
バッファに描画するものとし、読み出しの際に、特定の
ビット(プログラムされたビット)をマスクすること
や、例えば、フレームバッファに描画する際に、特定の
ビット(プログラムされたビット)をマスクすることに
より実現できる。
【0055】<第3の実施の形態>本実施の形態は、ト
ナーセーブモードにおいて、1ドットのデータのビット
幅を通常モード時のビット幅の2分の1にして扱うこと
を利用し、フレームバッファの個数を2倍にするもので
ある。
【0056】図8は、プログラムROM13bに格納さ
れた制御プログラム基づいてCPU12により制御され
るカラーLBP1000の動作の流れを示すフローチャ
ートである。ステップS801〜S805は、夫々第1
の実施の形態におけるステップS301〜S305と同
様であるため説明を省略する。
【0057】ステップS806では、フレームバッファ
42〜45の夫々について、2ページ分のフレームバッ
ファを確保する。本実施の形態においては、フレームバ
ッファ42〜45を夫々2分割することにより、2ペー
ジ分のフレームバッファを確保する。
【0058】図9は、ステップS806において、確保
される2ページ分のフレームバッファを模式的に示す図
である。42a及び42bは、夫々フレームバッファ
(C)42を2分割して生成したフレームバッファであ
る。43a及び43bは、夫々フレームバッファ(M)
43を2分割して生成したフレームバッファである。夫
々44a及び44bは、フレームバッファ(Y)44を
2分割して生成したフレームバッファである。45a及
び45bは、夫々フレームバッファ(Bk)45を2分
割して生成したフレームバッファである。
【0059】このように、フレームバッファ42〜45
を夫々2分割して2ページ分のフレームバッファを生成
可能なのは、ステップS808において、8ビット幅の
画像情報を4ビット幅(2分の1)に削減してフレーム
バッファに描画するからである。なお、ステップS80
8において、画像情報のビット幅を2分の1以下にしな
い場合には、RAM19の他の領域を確保すれば良い。
【0060】2ページ分のフレームバッファは、例えば
42a、43a、44a、45aに対して画像情報を描
画中は、42b、43b、44b、45bより画像情報
を読み出し、不足したビットに”0”を補って印刷部イ
ンターフェース16に供給するようにし、2ページ分の
フレームバッファを交互に描画用、読出し用として使用
する。これにより、トナーセーブモード時の印刷処理を
高速化することができる。
【0061】ステップS807では、フレームメモリに
対する描画速度、フレームメモリからの読出し速度に応
じて、2ページ分のフレームメモリを用いて印刷部17
において連続して印刷を実行できるように、ステップS
808、S809の処理の割り振りを行う。
【0062】ステップS808では、1ドットが8ビッ
ト幅の階調の画像情報のうち、予め設定された4ビット
をCMYBkの各色について、対応するフレームバッフ
ァに描画する。描画に際して選択する4ビットは、第1
の実施の形態の如く上位の4ビットとしても良いし、第
2の実施の形態の如く下位4ビットとしても良いし、他
の4ビットとしても良い。
【0063】ステップS809では、各色のフレームバ
ッファ毎に描画された画像情報(8ビット幅の階調デー
タのうち4ビット)を順次読出し、欠如した4ビットに
夫々”0”を補って8ビット幅の画像情報として印刷部
インターフェース16を介して印刷部17に送出する。
これに応答して、印刷部17は、上記と同様にしてカラ
ー画像を合成する。
【0064】ステップS810では、全ページの印刷を
終了したか否かを判断し、未終了であればステップS8
07に戻り、ステップS807〜S809の2ページ分
のフレームバッファを交互に使用して印刷を実行する処
理を繰り返す。
【0065】以上のように、本実施の形態においては、
トナーセーブモード時は、フレームバッファの個数を増
加することにより、印刷処理を高速化することができ
る。
【0066】上記の説明は、トナーセーブモードにおい
て、2ページ分のフレームバッファを確保するものであ
るが、1ページ分の画像メモリを備えず、バンド毎に画
像処理を実行し、画像を形成する態様のプリンタにおい
ては、1つのバンドに相当する容量を有するバンドメモ
リを2組確保することになる。
【0067】<第4の実施の形態>本実施の形態は、ト
ナーセーブモード時において、Bk(ブラック)のデー
タに関しては、通常モードと同様に扱い、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のデータに関し
ては、上記の実施の形態のように、8ビット幅の画像情
報のうち4ビットの画像情報のみをフレームバッファに
描画し、読出しの際に、欠如したビットに”0”を補う
ものである。
【0068】図10〜12は、プログラムROM13b
に格納された制御プログラム基づいてCPU12により
制御されるカラーLBP1000の動作の流れを示すフ
ローチャートである。このうち、図10に示すフローチ
ャートは、メインルーチンのを、図11及び図12に示
すフローチャートは、夫々サブルーチンを示す。
【0069】ステップS1001〜S1005は、夫々
第1の実施の形態におけるステップS301〜S305
と同様であるため説明を省略する。
【0070】トナーセーブモード時は、ステップS10
06〜S1008により印刷を実行する。ステップS1
006では、各フレームバッファに画像情報を描画す
る。この際、C、M、Yの各色に関しては、1ドットが
8ビット幅の階調の画像情報のうち予め定められた4ビ
ットの画像情報のみを対応するフレームバッファに描画
し、Bkに関しては、1ドットが8ビット幅の階調の全
ビットの画像情報をフレームバッファ(Bk)45に描
画する。
【0071】ステップS1007では、各色のフレーム
バッファ毎に描画された画像情報を順次取出し、C、
M、Yの画像情報に関しては、欠如したビットに”0”
を補い、印刷部インターフェース16に出力する。これ
に応答して、印刷部17は、上記と同様にしてカラー画
像を合成する。
【0072】ステップS1008では、全ページの印刷
を終了したか否かを判断し、未終了であればステップS
1006に戻り、ステップS1006〜S1008の処
理を繰り返す。
【0073】図11は、トナーセーブモード時に実行さ
れるステップS1006の展開処理の流れを示すフロー
チャートである。先ず、ステップS1101では、フレ
ームバッファに展開する色がBk(ブラック)であるか
否かを判断し、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イ
エロー)のいずれかであればステップS1102に進
み、Bk(ブラック)であればステップS1103に進
む。
【0074】ステップS1102では、C、M、Yのフ
レームバッファのうち対応する色のフレームバッファ
に、1ドットが8ビットのデータのうち予め定められた
4ビットを選択して描画する。ステップS1103で
は、1ドットが8ビット幅の階調の画像情報の全ビット
をフレームバッファ(Bk)45に描画する。
【0075】ステップS1104では、C、M、Y、K
の4色について展開を終了したか否かを判断し、未終了
であればステップS1101に戻り、上記の処理を繰り
返す。
【0076】図12は、トナーセーブモード時に実行さ
れるステップS1007の送出処理の流れを示すフロー
チャートである。先ず、ステップS1201では、印刷
部インターフェース16に出力するデータの色がBkで
あるか否かを判断し、C(シアン)、M(マゼンタ)、
Y(イエロー)のいずれかであればステップS1202
に進み、Bk(ブラック)であればステップS1203
に進む。
【0077】ステップS1202では、C、M、Yのフ
レームバッファより対応する色(印刷部17において形
成すべき画像の色)の画像情報を読出し、欠如したビッ
トに”0”を補い、印刷部インターフェース16に出力
する。ステップS1203では、フレームバッファ(B
k)45より画像情報(8ビット幅)を読出し、印刷部
インターフェース16に出力する。
【0078】ステップS1204では、C、M、Y、K
の4色について印刷部インターフェース16に対するデ
ータの出力を終了したか否かを判断し、未終了であれば
ステップS1201に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0079】以上のように、Bk(ブラック)に関して
は、トナーセーブモードにおいても通常モードの場合と
同様に、すなわち、画像情報が示す濃度を変更すること
なく、画像を形成することにより、図形の輪郭、文字、
イメージにおける物体の形状等の認識性を維持しつつト
ナーを節減することができる。
【0080】なお、本実施の形態は、C、M、Yに関し
ては、2値のドットで表現する方式のカラープリンタに
おいて、ドットの間引きによりカラートナーを節減する
場合にも適用可能である。
【0081】本実施の形態は、第3の実施の形態と組合
わせても良い。これは、ステップS808をステップS
1006で、ステップS809をステップS1007で
置換することにより達成される。。
【0082】<第5の実施の形態>本実施の形態は、第
4の実施の形態のトナーセーブモード時における展開処
理(図11参照)及び送出処理(図12参照)を変更
し、Bk(ブラック)の画像情報が存在する場合には、
それをC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)
の混色により代用し、Bk(ブラック)による画像の形
成を行わないことにより、Bk(ブラック)のトナーを
節減するものである。
【0083】本実施の形態における処理のメインルーチ
ンは、図10に示す通りである。図13は、本実施の形
態のトナーセーブモード時における展開処理(ステップ
S1006)の流れを示すフローチャートである。
【0084】先ず、ステップS1301では、展開する
色がBk(ブラック)であるか否かを判断し、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のいずれかであ
ればステップS1302に進み、Bk(ブラック)であ
ればステップS1303に進む。
【0085】ステップS1302では、C、M、Yのフ
レームバッファのうち対応する色のフレームバッファ
に、1ドットが8ビットのデータのうち予め定められた
4ビットを選択して描画する。
【0086】ステップS1303では、Bk(ブラッ
ク)のドットをC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イ
エロー)の混色により代用するため、Bk(ブラック)
の画像情報をC、M、Yの画像情報(夫々8ビット幅)
に置換し、置換に係るC、M、Yの画像情報のうち、夫
々予め定められた4ビットのみをC、M、Yのフレーム
バッファに描画する。
【0087】ステップS1304では、C、M、Y、B
kの4色について展開を終了したか否かを判断し、未終
了であればステップS1301に戻り、上記の処理を繰
り返す。
【0088】図14は、本実施の形態のトナーセーブモ
ード時における送出処理(ステップS1007)の流れ
を示すフローチャートである。
【0089】先ず、ステップS1401では、印刷部イ
ンターフェース16に出力する画像情報の色がBkであ
るか否かを判断し、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y
(イエロー)のいずれかであればステップS1402に
進み、Bk(ブラック)であればステップS1403に
進む。
【0090】ステップS1402では、C、M、Yのフ
レームバッファより対応する色(印刷部17において形
成すべき画像の色)の画像情報を読出し、欠如したビッ
トに”0”を補い、印刷部インターフェース16に出力
する。
【0091】ステップS1403では、印刷部インター
フェース16に”00000000”を出力する。な
お、Bk(ブラック)に関しては、印刷部17を駆動し
ないことにより、Bk(ブラック)のトナーを節減して
も良い。この場合、1色分の画像形成時間を短縮するこ
とができる。
【0092】ステップS1404では、C、M、Y、K
の4色について印刷部インターフェース16に対する画
像情報の出力を終了したか否かを判断し、未終了であれ
ばステップS1401に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0093】以上のように、本実施の形態においては、
トナーセーブモード時は、C、M、Yのトナーの消費料
を節減すると同時に、通常使用量が多いBk(ブラッ
ク)のトナーを使用しないため、トナー節減の効果が大
きい。
【0094】本実施の形態は、第3の実施の形態と組合
わせても良い。これは、ステップS808をステップS
1006で、ステップS809をステップS1007で
置換することにより達成される。。
【0095】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0096】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0097】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0098】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0099】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】本発明に拠れば、画像形成材料を節減す
るモードにおける画質の低下を抑えることができる。
【0102】
【図面の簡単な説明】
【図1】連続諧調で印刷可能なカラーレーザビームプリ
ンタの構成例を示す概略断面図である。
【図2】カラーレーザビームプリンタの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】プログラムROMに格納された制御プログラム
基づいてCPUにより制御されるカラーレーザビームプ
リンタの動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】通常モードにおける印刷処理の動作を模式的に
示す図である。
【図5】図4に示す例と同一のドットに関するトナーセ
ーブモードにおける印刷処理の動作を模式的に示す図で
ある。
【図6】プログラムROMに格納された制御プログラム
基づいてCPUにより制御されるカラーレーザビームプ
リンタの動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】図4に示す例と同一のドットに関するトナーセ
ーブモードにおける印刷処理の動作を模式的に示す図で
ある。
【図8】プログラムROMに格納された制御プログラム
基づいてCPUにより制御されるカラーレーザビームプ
リンタの動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】トナーセーブモードにおいて確保される2ペー
ジ分のフレームバッファを模式的に示す図である。
【図10】プログラムROMに格納された制御プログラ
ム基づいてCPUにより制御されるカラーレーザビーム
プリンタの動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】トナーセーブモード時に実行される展開処理
の流れを示すフローチャートである。
【図12】トナーセーブモード時に実行される送出処理
の流れを示すフローチャートである。
【図13】トナーセーブモード時における展開処理の流
れを示すフローチャートである。
【図14】トナーセーブモード時における送出処理の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
41 印刷情報 42 シアン(C)のフレームバッファ 43 マゼンタ(C)のフレームバッファ 44 イエロー(Y)のフレームバッファ 45 ブラック(Bk)のフレームバッファ 16 印刷部インターフェース 17 印刷部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 H04N 1/40 Z

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成材料を節減する節減モードを有
    する画像出力装置であって、 前記節減モードにおいて、画像情報が示す濃度が低くな
    るように画像情報を変換する変換手段と、 変換した画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手
    段と、 を備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、複数のビット幅を有す
    る画像情報のうち所定のビットの値を0にすることを特
    徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、複数のビットを有する
    画像情報のうち上位側の略2分の1のビットの値を0に
    することを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、複数のビットを有する
    画像情報のうち下位側の略2分の1のビットの値を0に
    することを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 画像を描画するための描画領域を含むメ
    モリをさらに備え、前記変換手段は、前記描画領域に画
    像を描画する際に、複数のビット幅を有する画像情報の
    うち所定のビットを間引き、前記描画領域より画像情報
    を読出す際に、間引きを行ったビットの値を0として画
    像情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の画
    像出力装置。
  6. 【請求項6】 前記節減モードにおいて、前記変換手段
    が前記画像情報のうち所定のビットを間引いて前記描画
    領域に描画することにより削減可能な領域を他の描画領
    域として確保するメモリ制御手段をさらに備え、前記節
    減モードにおいては、前記描画領域及び前記他の描画領
    域を利用して画像を形成することを特徴とする請求項5
    に記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記描画領域及び前記他の描画領域は、
    1ページ分の画像に相当する容量を有することを特徴と
    する請求項6に記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成手段は、複数の分解色の画
    像と黒色の画像とを合成してカラー画像を形成し、前記
    変換手段は、前記節減モードにおいて、前記複数の分解
    色の画像情報についてのみ変換を行うことを特徴とする
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像出力
    装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段は、複数の分解色の画
    像と黒色の画像とを合成してカラー画像を形成し、前記
    節減モードにおいて、前記複数の分解色で前記黒色を代
    用する代用手段をさらに備え、前記変換手段は、前記複
    数の分解色についてのみ変換を行うことを特徴とする請
    求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像出力装
    置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成材料は、トナーであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に
    記載の画像出力装置。
  11. 【請求項11】 画像形成材料を節減する節減モードを
    有する画像出力装置における画像出力方法であって、 前記節減モードにおいて、画像情報が示す濃度が低くな
    るように画像情報を変換する変換工程と、 変換した画像情報に基づいて画像を形成する画像形成工
    程と、 を備えることを特徴とする画像出力方法。
  12. 【請求項12】 前記変換工程は、複数のビット幅を有
    する画像情報のうち所定のビットの値を0にすることを
    特徴とする請求項11に記載の画像出力方法。
  13. 【請求項13】 前記変換工程は、複数のビットを有す
    る画像情報のうち上位側の略2分の1のビットの値を0
    にすることを特徴とする請求項12に記載の画像出力方
    法。
  14. 【請求項14】 前記変換工程は、複数のビットを有す
    る画像情報のうち下位側の略2分の1のビットの値を0
    にすることを特徴とする請求項12に記載の画像出力方
    法。
  15. 【請求項15】 前記画像出力装置は画像を描画するた
    めの描画領域を含むメモリを備え、前記変換工程は、前
    記描画領域に画像を描画する際に、複数のビット幅を有
    する画像情報のうち所定のビットを間引き、前記描画領
    域より画像情報を読出す際に、間引きを行ったビットの
    値を0として画像情報を生成することを特徴とする請求
    項12に記載の画像出力方法。
  16. 【請求項16】 前記節減モードにおいて、前記変換工
    程が前記画像情報のうち所定のビットを間引いて前記描
    画領域に描画することにより削減可能な領域を他の描画
    領域として確保するメモリ制御工程をさらに備え、前記
    節減モードにおいては、前記描画領域及び前記他の描画
    領域を利用して画像を形成することを特徴とする請求項
    15に記載の画像出力方法。
  17. 【請求項17】 前記描画領域及び前記他の描画領域
    は、1ページ分の画像に相当する容量を有することを特
    徴とする請求項16に記載の画像出力方法。
  18. 【請求項18】 前記画像形成工程は、複数の分解色の
    画像と黒色の画像とを合成してカラー画像を形成し、前
    記変換工程は、前記節減モードにおいて、前記複数の分
    解色の画像情報についてのみ変換を行うことを特徴とす
    る請求項11乃至請求項17のいずれか1項に記載の画
    像出力方法。
  19. 【請求項19】 前記画像形成工程は、複数の分解色の
    画像と黒色の画像とを合成してカラー画像を形成し、前
    記節減モードにおいて、前記複数の分解色で前記黒色を
    代用する代用工程をさらに備え、前記変換工程は、前記
    複数の分解色についてのみ変換を行うことを特徴とする
    請求項11乃至請求項17のいずれか1項に記載の画像
    出力方法。
  20. 【請求項20】 前記画像形成材料は、トナーであるこ
    とを特徴とする請求項11乃至請求項19のいずれか1
    項に記載の画像出力方法。
JP8144352A 1996-06-06 1996-06-06 画像出力装置及びその方法 Withdrawn JPH09325653A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004157526A (ja) * 2002-10-15 2004-06-03 Nec Electronics Corp コントローラ・ドライバ、表示装置及び表示方法
JP2008271275A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Seiko Epson Corp 画像形成装置
US7889388B2 (en) 2006-03-07 2011-02-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and image processing method

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