JPH11164139A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11164139A
JPH11164139A JP9322647A JP32264797A JPH11164139A JP H11164139 A JPH11164139 A JP H11164139A JP 9322647 A JP9322647 A JP 9322647A JP 32264797 A JP32264797 A JP 32264797A JP H11164139 A JPH11164139 A JP H11164139A
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Yasuhiro Matsuo
康博 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データに対して必要な画像処理機能のみ
を構築し、無駄な画像処理の実行を不要にすること。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、ジョブの処理
内容毎に画像処理機能の設定情報が記憶される第1機能
再構築制御部203および第2機能再構築制御部205
と、この設定情報の中から次に処理すべきジョブの内容
に対応した設定情報を決定する画像インタフェース/タ
グ解釈/セレクタ201と、決定された設定情報に基づ
き画像処理機能が構築される第1機能構築部202およ
び第2機能構築部204とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等から送られた画像データを解釈して所定の処理を施
し、出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアやDTP(Desk T
op Publishing )ハードウェア/ソフトウェアの技術的
進歩により、オフィスドキュメントやその他の用途の様
々なドキュメントにおいても非常に複雑なものが作成さ
れるようになってきている。
【0003】例えば、1ページの中にタイトル文字、文
章、図形、線画、フルカラー写真画像等の各種要素が複
雑に組み合わされたものであっても、パーソナルコンピ
ュータ等の一般的なパフォーマンスを持った装置によっ
て容易に作成できるようになってきている。
【0004】このようなドキュメント作成技術の向上に
伴い、作成したドキュメントを高速かつ高画質でしかも
簡単に出力したいという要求が高まってきている。その
中で代表的なものが、PDL(ページ記述言語)等で生
成されたドキュメントを各種標準インタフェース(例え
ば、イーサネット(登録商標)/SCSI/GPIB/
シリアル/セントロニクス/アップルトーク(登録商
標))により受け取り、受け取ったPDLファイルを解
釈して目的とする画像形成装置にて忠実に再現する画像
処理装置が考えられている。また、この画像処理装置と
しては、画像形成に電子写真方式を用いたものが一般的
に多く用いられている。
【0005】ここで、PDLの代表的なものとしては、
Adobe社のPostScript(登録商標)やX
erox社のInterpress(登録商標)などが
上げられる。
【0006】また、近年はカラーの電子写真方式のプリ
ンタなどの普及が目覚ましく、先に述べたPDLファイ
ルを解釈して画像生成を行う画像処理装置においても、
カラープリンタに対応したものが幾つも発表されてい
る。それらの基本的な構成は、PDLを解釈して展開処
理を行う画像展開手段と、二値または多値のフルページ
の画像用メモリを持ち、この画像用メモリに一時的にラ
スタ画像を形成して、ラスタ画像をプリンタに送るもの
である。
【0007】一般的な画像処理装置において、400d
pi(dot/inch)でA3(JIS規格)サイズの1ペー
ジにおけるフルカラー画像用メモリとして、二値で4メ
ガバイト、1ピクセルを多値8ビットとすると32メガ
バイトの容量が必要であり、またカラー画像の場合で
は、K(黒)、Y(黄)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の4色のページを必要とすることから、合計128
メガバイトという大量な画像用メモリが必要となる。
【0008】また、一般的な二値の画像メモリを持つ画
像処理装置で多値画像の展開/画像生成を行う場合に
は、網点、ディザまたは誤差拡散法等の面積階調法を用
いることが多く、多値の画像を扱う画像形成装置におい
ては、各8ビットで256階調をもち、カラー画像の場
合には、K、Y、M、Cの各色8ビットで1ピクセル3
2ビット構成のものが代表的である。
【0009】図3は従来の画像処理装置における主要部
の構成例を示すブロック図である。すなわち、この画像
処理装置では、画像インタフェース/タグ解釈/セレク
タ301、γ補正部302、カラースペース変換部30
3、フィルタ304、UCR/黒生成部305、階調制
御部306、スクリーン処理部307、レーザ駆動回路
308、同期制御/システム制御/UI制御/画像処理
制御/通信制御回路309等の各種画像処理機能を備え
ており、それらの全ての画像処理機能をパイプライン接
続して処理を行っている。
【0010】ここで、画像インタフェース/タグ解釈/
セレクタ301は、画像データ出力信号40a〜40d
より送られてくる画像データと同時にタグビットデータ
出力信号40eより送られてくるタグビットを解釈し
て、後段の各種画像処理機能へ伝える。
【0011】また、γ補正部302、カラースペース変
換部303、フィルタ304、UCR/黒生成部30
5、階調制御部306、スクリーン処理部307は、各
々タグビットの指示によりそれぞれ異なる画像処理を行
うためのLUT(ルックアップテーブル)を持ち、送ら
れてくる画像データに対してタグビットの指示に従い、
パイプライン処理により画像処理を行っている。
【0012】このうちの、例えばスクリーン処理部30
7では、200/400線の2種類の万線スクリーンを
持つスクリーン処理を行うものである。つまり、画像処
理装置から送られるタグビットが、自然画領域(3)、
図形領域(2)、文字/線画領域(1)、その他の領域
(0)に分類されているため、文字/線画領域(1)の
場合は400線にて出力し、この他の場合(0)(2)
(3)においては200線にて出力するよう処理を行っ
ている。
【0013】また、γ補正部302では、γ補正の係数
の切り替え、カラースペース変換部303では、カラー
スペース変換処理時のLUTの切り替え、フィルタ30
4では、フィルタ処理時のフィルタ係数の切り替え、U
CR/黒生成部305では、UCR/黒生成時の係数の
切り替え、階調制御部306では、階調制御時の階調制
御LUTの切り替えを行っている。
【0014】また、同期制御/システム制御/UI制御
/画像処理制御/通信制御回路309は、同期制御、シ
ステム制御、UI(ユーザインタフェース)制御、画像
処理制御および通信制御を行う回路であり、またタグビ
ットに応じてどのような画像処理を行うか等の指示もソ
フトウェア的に動作開始前に行っている。
【0015】また、特開平3−247163号公報で
は、多様な画像データ入力形態のカラー画像に対して特
有の画像処理を行い、所望の画像合成を行うことができ
る画像処理装置が開示されている。
【0016】この画像処理装置では、多様な画像データ
入力に対して色変換、γ補正、マスキング、UCR、デ
ィザ生成等の各種画像処理機能を固定ハードウェア資源
として全て準備することで装置を構成している。
【0017】一方、近年ではDTPハードウェア/ソフ
トウェアの技術進歩により各種入力デバイス(スキャナ
/ビデオスチルカメラ等)やドキュメントエディタなど
により様々な空間解像度または階調解像度を持つ画像要
素を一つのドキュメント(1ページ)の中に取り込むこ
とが可能となってきている。
【0018】このようなドキュメントにおいてもPDL
では簡単に表現でき、ファイルとして生成することも可
能である。このPDLファイル生成時において、そのド
キュメントの中に含まれる様々な空間解像度および階調
解像度は、PDLにて決められた入出力装置に依存しな
い固有の論理的座標空間にて記述される。
【0019】画像処理装置においては、それらのPDL
記述を解釈して画像処理装置の持つ画像用メモリの空間
解像度および階調解像度にて展開処理を行う。通常、こ
こで展開処理を行う空間解像度および階調解像度は、プ
リンタをはじめとする目的の画像形成手段の空間解像度
および階調解像度と同じである。
【0020】また、カラー画像などを扱う際には先に述
べたように大量の画像メモリを必要とするため、各種の
情報量圧縮方式および符号化方式を活用した画像処理方
式が提案されている。
【0021】また、このような状況の中、ここ数年はパ
ーソナルコンピュータ等に代表されるような画像情報処
理装置の技術革新が著しく、安価で高い性能を持つ画像
情報処理環境が提供されるようになってきた。
【0022】このような背景とともにプリンティング環
境におけるプリンティングアーキテクチャーでは、コン
ピュータのオペレーティングシステム上で動作するドロ
ーイングメソッドを用い、表示(出力)デバイスをプリ
ンタに拡張した形式にて画像展開処理のほとんどをパー
ソナルコンピュータ等で行い、マーキングエンジンに対
して出力するプリンティング形式が考えられている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−247163号公報に開示される画像処理装置で
は、画像データ入力に対して施す各種画像処理機能が全
て固定ハードウェア資源として構成されていることか
ら、必要のない画像処理機能も用意しておく必要がある
とともに、画像処理が不要な画像データに対しても処理
を実行してしまうという問題がある。また、全ての画像
処理機能を固定ハードウェア資源として準備するためシ
ステムとしてのコストアップを招いている。
【0024】よって、本発明は入力される画像データに
対して必要な画像処理機能のみを構築して、無駄な画像
処理の実行を不要にすることができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために成された画像処理装置である。すなわち、本
発明の画像処理装置は、ジョブの処理内容毎に画像処理
機能の設定情報が記憶される記憶手段と、記憶手段に記
憶された設定情報の中から次に処理すべきジョブの内容
に対応した設定情報を決定する決定手段と、決定手段に
より決定された設定情報に基づき画像処理機能が構築さ
れる機能構築手段とを備えている。
【0026】このような本発明では、ジョブの内容に対
応した設定情報を決定手段が決定し、この設定情報に基
づく画像処理機能を機能構築手段で構築していることか
ら、ジョブの内容に適応した画像処理機能のみを用意し
て処理を実行できるようになる。
【0027】また、本発明は、ジョブの処理内容毎に画
像処理機能の設定情報が記憶される複数の記憶手段と、
複数の記憶手段に記憶された設定情報の中から次に処理
すべきジョブの内容に対応した設定情報を決定する決定
手段と、決定手段により決定された設定情報に基づき画
像処理機能が構築される複数の機能構築手段とを備えて
いる画像処理装置でもある。
【0028】このような本発明では、ジョブの内容に対
応した設定情報を決定手段が決定し、この設定情報に基
づく画像処理機能を複数の機能構築手段で構築している
ことから、ジョブの内容に適応した画像処理機能のみを
用意できるとともに、画像処理機能を並列処理で実行で
きるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の画像処理装置に
おける実施の形態を図に基づいて説明する。図1は画像
処理装置の全体構成を説明するブロック図、図2は本実
施形態における画像処理装置の主要部を説明するブロッ
ク図である。
【0030】先ず、本実施形態における画像処理装置の
全体構成を説明する。すなわち、図1に示すように、こ
の画像処理装置1は、データ通信部11、データ解釈部
12、フォントメモリ13、画像データ変換部14、制
御回路15、画像用メモリ16a〜16dおよびタグビ
ットメモリ17から成る画像記憶部18、画像インタフ
ェース19、画像処理資源20を備えている。
【0031】データ通信部11は、ホストコンピュータ
10から送られるPDLファイルを受信する部分であ
る。また、データ解釈部12は、データ通信部11で受
信したPDLファイルを解釈して、画像要素のオブジェ
クトリストを作成する。
【0032】作成されるオブジェクトリストは、画像処
理装置1が持つ画像座標空間上のどの位置に各々のオブ
ジェクトが存在するか、またどのような構成の画像要素
なのか、またどのような属性を持った画像要素なのか、
またどのようなカラーを持つオブジェクトなのかを示す
構造体の構成となっている。
【0033】ここで、画像座標空間上の位置は、(Xmi
n ,Ymin )、(Xmax ,Ymax )のように表すことが
できる。また、構成については、キャラクター、矩形図
形、円、線、その他の画像要素として表すことができ
る。属性は、文字、線画、自然画、画像要素などにより
表され、カラーはデータ解釈部12が内部的に持ってい
るカラーパレットにより指示することで表される。
【0034】フォントメモリ13は、画像展開時にフォ
ント展開を行う際に参照されるフォントデータが格納さ
れる部分である。
【0035】画像データ変換部14は、データ解釈部1
2でオブジェクトリストとなった画像データを受けて、
各種データ(例えば、ラスターイメージデータ)に展開
もしくは変換する処理を行う。制御回路15は、データ
通信部11、データ解釈部12、画像データ変換部1
4、画像記憶部18、画像インタフェース19等の各部
の制御を行う。
【0036】画像用メモリ16a〜16dとしては、フ
ルカラーの容量を想定している。例えば、K、Y、M、
Cのカラースペースにて展開処理を行う場合において各
ピクセルが8ビットで、400dpiの解像度をもち、
A3(JIS規格)の画像を記憶できるものとしては、
1色分32メガバイト、4色で128メガバイト必要と
なる。
【0037】この画像用メモリ16a〜16dには、各
ページ毎にラスタライズされたバイトマップとし展開/
変換処理を行ったK、M、Y、Cの各々のデータが一時
的に記憶される。
【0038】すなわち、画像データ変換部14がオブジ
ェクトリストに基づきラスタライズされたバイトマップ
として展開/変換処理を行う際には、画像座標空間の最
も小さな位置(x=0、y=0)からx方向に1スキャ
ンラインごとにオブジェクトの存在を調べ、もしオブジ
ェクトの存在が確認されたならばそのオブジェクトに対
して展開処理を行い、そのx方向の1スキャンラインに
必要なデータを算出する。
【0039】同様な処理を1スキャンラインに存在する
全てのオブジェクトに対して行うことにより、1スキャ
ンラインのバイトマップが得られ、その1スキャンライ
ンバイトマップを画像用メモリ16a〜16dに書き込
み、それから次のスキャンラインの展開処理を行うこと
になる。
【0040】そして、1ページの全てのスキャンライン
に対して展開処理を行い、画像用メモリ16a〜16d
にラスタライズされた画像データを書き込むことにな
る。画像データ変換部14は、上記展開処理を行うと同
時にオブジェクトタグの生成を行う。生成されオブジェ
クトタグはタグビットメモリ17に記憶される。
【0041】画像インタフェース19は、制御回路15
に対して画像データ出力指示を出し、画像用メモリ16
a〜16d内の画像データおよびタグビットメモリ17
内のタグビットを通信/同期信号19aを介在して画像
処理資源20へ送る。
【0042】その際、画像データおよびタグビットは、
各々画像インタフェース19の画像データ出力信号19
bおよびタグデータ出力信号19cにより画像処理資源
20へ出力される。
【0043】また、画像データおよびタグビットは、画
像用メモリ16a〜16dの画像座標空間の最も小さな
位置(x=0,y=0)からx方向に1スキャンライン
ごとに線順次で送られる。ここで、画像データの記憶さ
れる画像用メモリ16a〜16dと、タグビットの記憶
されるタグビットメモリ17とは同じ画像座標空間をも
っている。すなわち、1面の大きさが同じであることか
ら、画像データおよびタグビットは同一座標データ毎に
完全に同期した形で出力される。
【0044】なお、画像処理資源20内での処理は、制
御回路15により同期が取られた形にて指示される。
【0045】次に、図2に基づいて本実施形態における
画像処理装置の主要部である像処理資源の説明を行う。
すなわち、この画像処理資源20は、画像インタフェー
ス/タグ解釈/セレクタ201、第1機能構築部20
2、第1機能再構築制御部203、第2機能構築部20
4、第2機能再構築制御部205、機能再構築制御/同
期制御/システム制御/通信制御回路206、レーザ駆
動回路207を備えている。
【0046】なお、この例では、第1機能構築部202
と第2機能構築部204および第1機能再構築制御部2
03と第2機能再構築制御部205との2組を備え、処
理の高速化、多重化、並列処理化を図っているが、必要
に応じて1組にしても、また3組以上にしてもよい。
【0047】この第1機能構築部202や第2機能構築
部204は、所定の設定情報に基づき論理回路が再構築
される集積回路(例えば、FPGA:Field Programmab
le Gate Array )で構成されている。これにより、各種
の画像処理機能をハードウェア資源として各々回路構成
する必要がなくなる。
【0048】また、第1機能再構築制御部203や第2
機能再構築制御部205は、第1機能構築部202や第
2機能構築部204による画像処理機能の構築の際に使
用する設定情報(コンフィグレーションデータ)を格納
する固定的なROMまたは書き換え可能なRAM、制御
コマンドエンコーディング、リコンフィグ制御回路など
で構成されている。
【0049】つまり、第1機能再構築制御部203や第
2機能再構築制御部205に記憶された設定情報の中か
ら画像データの処理に応じて選択することで、その処理
に応じた画像処理機能が第1機能構築部202や第2機
能構築部204に構築されることになる。
【0050】なお、この設定情報の書き換えや追加を行
うことで、新たな画像処理機能を実現することができ
る。したがって、新たな画像処理機能の設計をハードウ
ェアの変更なしで行うことができるとともに、その設定
内容の書き換えや追加を行うだけで新たな画像処理機能
の設定や追加を短時間で行うことが可能となる。
【0051】第1機能構築部202や第2機能構築部2
04では、入力される画像データ(ジョブ)に応じた画
像処理機能(内部回路)を構築して実行処理する。この
内部回路は処理内容によって変更されるが、K、Y、
M、C各10ビットの画像入出力信号19a〜19dと
4ビットのタグ信号19eおよび各種同期入出力信号1
9f(Clock/Line Sync/Page Sync )のPin Assignは固
定である。
【0052】また、第1機能構築部202および第2機
能構築部204の各信号出力は画像インタフェース/タ
グ解釈/セレクタ201に接続されており、再帰的に複
数の画像処理機能をカスケード処理する際に、画像イン
タフェース/タグ解釈/セレクタ201を介して再度第
1機能構築部202および第2機能構築部204へ入力
できるようになっている。
【0053】ここで、通常の印刷に必要なカラーの画像
処理シーケンスとしては、先ずRGB入力データからY
MC出力データを得るため色変換処理を行い、次いでU
CR処理にてYMC入力データからYMCK出力データ
を得る。そして、各YMCK出力データに対して階調補
正処理を行い、目的とするYMCK出力信号を得てい
る。
【0054】このような画像処理シーケンスを本実施形
態の画像処理装置1で行うには、先ず、第1機能再構築
制御部203の設定情報を用いて第1機能構築部202
で色変化処理機能回路を構築し、第2機能再構築制御部
205の設定情報を用いて第2機能構築部204でUC
R処理機能回路を構築する。そして、画像インタフェー
ス/タグ解釈/セレクタ201から入力RGBデータを
読み込み、第1機能構築部202および第2機能構築部
204で各々処理を行う。
【0055】つまり、画像インタフェース/タグ解釈/
セレクタ201から第1機能構築部202に入力された
RGBデータは、第1機能構築部202に構築された色
変換処理機能回路によってYMCデータに変換され、第
2機能構築部204に渡される。
【0056】第2機能構築部204に渡されたYMCデ
ータは、第2機能構築部204に構築されたUCR処理
機能回路によってYMCKデータとなる。この第2機能
構築部204で生成されたYMCKデータは、画像イン
タフェース/タグ解釈/セレクタ201へ戻り、一旦画
像用メモリ16a〜16d(図1参照)にループバック
して記憶される。
【0057】その後、第1機能構築部202は第1機能
再構築制御部203の設定情報に基づき階調補正処理機
能回路に再構築される。そして、先にループバックして
画像用メモリ16a〜16dに記憶されたYMCKデー
タを画像インタフェース/タグ解釈/セレクタ201を
介して第1機能構築部202に送る。
【0058】この段階で第1機能構築部202は階調補
正処理機能回路に再構築されているため、ここで画像イ
ンタフェース/タグ解釈/セレクタ201を介して送ら
れたYMCKデータを階調補正できるようになる。
【0059】この処理を行った後は、階調補正処理後の
YMCKデータをレーザ駆動回路207に送り、目的と
する印刷出力を得ることになる。
【0060】なお、上記実施形態では、1ページ毎に対
応した画像処理機能を第1機能構築部202および第2
機能構築部204で構築する例を説明したが、オブジェ
クト単位やピクセル単位で第1機能構築部202および
第2機能構築部204の画像処理機能を変更するように
してもよい。この場合には、第1機能再構築制御部20
3および第2機能再構築制御部205がタグビットおよ
びスクリプト形式のコマンドを用いて必要な設定情報を
決定し、この設定情報に基づいてオブジェクト単位やピ
クセル単位で第1機能構築部202および第2機能構築
部204の画像処理機能を構築するようにする。
【0061】また、ライン単位またはバンド単位で再帰
的に複数の画像処理を実施する場合には、第1機能構築
部202および第2機能構築部204の内部に入出力用
のラインまたはバンド単位のバッファメモリを改めて構
成し、そのバッファメモリ単位で複数の画像処理を再帰
的に実施することになる。
【0062】また、上記実施形態では、第1機能構築部
202および第2機能構築部204に各々1つずつの画
像処理機能を構築したが、一つの機能構築部に複数の画
像処理機能を満たす回路構成を行うようにしてもよい。
さらに、第1機能構築部202および第2機能構築部2
04に各々別個の画像処理機能を構築したが、各々同じ
画像処理機能を構築して並列処理するようにしてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば次のような効果がある。すなわち、入力さ
れる画像データに対して必要な画像処理機能のみを構築
することができ、各種の画像処理機能を固有のハードウ
ェア資源として用意する必要がなくなる。これによっ
て、必要な画像処理機能を簡単な構成で実現できる画像
処理装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の画像処理装置を説明するブロッ
ク図である。
【図2】 画像処理装置の主要部を説明するブロック図
である。
【図3】 従来の画像処理装置の主要部を説明するブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置、10…ホストコンピュータ、11…
データ通信部、12…データ解釈部、13…フォントメ
モリ、14…画像データ変換部、15…制御回路、16
a〜16d…画像用メモリ、17…タグビットメモリ、
18…画像記憶部、19…画像インタフェース、20…
画像処理資源、202…第1機能構築部、203…第1
機能再構築制御部、204…第2機能構築部、205…
第2機能再構築制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブの処理内容毎に画像処理機能の設
    定情報が記憶される記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された設定情報の中から次に処理す
    べきジョブの内容に対応した設定情報を決定する決定手
    段と、 前記決定手段により決定された設定情報に基づき画像処
    理機能が構築される機能構築手段とを備えていることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記機能構築手段は、前記ジョブにおけ
    るページ毎に対応した画像処理機能を構築することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記機能構築手段は、前記ジョブにおけ
    る1ページ内の各オブジョクトに対応した画像処理機能
    を構築することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記機能構築手段は、前記ジョブにおけ
    る1ピクセル毎に対応した画像処理機能を構築すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記機能構築手段は、前記ジョブの処理
    内容に対して複数の画像処理機能を構築することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記機能構築手段は、前記ジョブの処理
    内容に対応した複数の画像処理機能を1つずつ再構築す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記決定手段は、前記ジョブに付された
    処理コマンドに基づいて前記設定情報を決定することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記決定手段は、前記ジョブに応じたタ
    グデータに基づいて前記設定情報を決定することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記決定手段は、ホストコンピュータか
    ら送信される画像データ形式に基づき前記設定情報を決
    定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記機能構築手段は、前記設定情報に
    基づき所定の論理回路が再構築される集積回路から成る
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、前記設定情報を固定
    的に保持するメモリから成ることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段は、前記設定情報を書き
    換え可能なメモリから成ることを特徴とする請求項1記
    載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 ジョブの処理内容毎に画像処理機能の
    設定情報が記憶される複数の記憶手段と、 前記複数の記憶手段に記憶された設定情報の中から次に
    処理すべきジョブの内容に対応した設定情報を決定する
    決定手段と、 前記決定手段により決定された設定情報に基づき画像処
    理機能が構築される複数の機能構築手段とを備えている
    ことを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の機能構築手段によって各々
    別個の画像処理機能を構築することを特徴とする請求項
    13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の機能構築手段によって各々
    同じ画像処理機能を構築することを特徴とする請求項1
    3記載の画像処理装置。
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