JP2005278205A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005278205A JP2005278205A JP2005113511A JP2005113511A JP2005278205A JP 2005278205 A JP2005278205 A JP 2005278205A JP 2005113511 A JP2005113511 A JP 2005113511A JP 2005113511 A JP2005113511 A JP 2005113511A JP 2005278205 A JP2005278205 A JP 2005278205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- printing
- color
- buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
【効果】 他色用の伸長回路を利用するので、印刷処理の高速化を図ることができる。
【選択図】 図11
Description
一般に、カラー画像を印刷するための印刷装置は、上記のように4色分の色成分に対応するデータを、それぞれ圧縮したり伸長したり変換処理をしてプリントエンジンに供給する。従って、単色用の印刷装置に比べると、4倍程度のデータ処理能力を備える。
〈構成1〉
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、各色の印刷用データを圧縮して格納する圧縮データメモリと、圧縮データを伸長する伸長回路と、伸長されたデータを格納する伸長バッファと、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを格納した圧縮データメモリから上記各色の印刷用データを伸長するための伸長回路に対して圧縮データを分配するアドレス発生手段と、上記各伸長回路で伸長され伸長バッファに格納されたデータを、上記プリントエンジンに対して上記指定された色の印刷用データとして出力するビデオ回路とが設けられ、上記プリントエンジンは、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
構成1に記載の印刷装置において、圧縮データメモリには、どの伸長回路に対して圧縮データを分配するかを示す、伸長回路指定データが、所定量の圧縮データとともに記憶され、アドレス発生手段は、上記伸長回路指定データを参照して、所定量毎に、圧縮データを該当する伸長回路に対して分配することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、圧縮データを伸長する伸長回路と、伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを格納した受信バッファから上記各色の印刷用データを圧縮するための圧縮回路に対して圧縮データを分配する信号切換手段と、上記ビデオバッファに格納されたデータを、上記プリントエンジンに対して上記指定された色の印刷用データとして出力するヘッド信号コントロール回路とを設けて、上記プリントエンジンは、上記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、圧縮データを伸長する伸長回路と、伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路の出力を、上記各色の圧縮後のデータを格納するためのラスタバッファに対して分配する信号切換手段と、上記プリントエンジンは、上記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、圧縮データを伸長する伸長回路と、伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを伸長する伸長回路の出力を、上記各色の伸長後のデータを格納するためのビデオバッファに対して分配する信号切換手段と、上記プリントエンジンは、上記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、圧縮データを伸長する伸長回路と、伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路は、受信バッファに格納されたデータを、より解像度の低いデータに変換してから圧縮処理を実行し、上記伸長回路は、上記ラスタバッファに格納されたデータを伸長後再び元の解像度に変換して、上記プリントエンジンは、上記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、圧縮データを伸長する伸長回路とが設けられ、単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路は、受信バッファに格納されたデータを、より解像度の低いデータに変換してから圧縮処理を実行し、上記プリントエンジンは、上記伸長回路が伸長したデータをもとの解像度に変換してから、上記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、白黒印刷の場合に、光学系の色成分データから印刷系の色成分データへの変換処理を行う際、光学系の色成分の中から選択された特定の色成分のみを参照して、印刷系の色成分を無効とするとともに、白または黒の色成分を有効にして、印刷系の色成分データを生成することを特徴とする印刷装置。
カラー印刷用データを生成する制御部と、上記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、上記制御部には、白黒印刷の場合に、上位装置から受信した受信データのうち、光学系の色成分の中から選択された特定の色成分のみを選択して、各色成分のデータを格納するために用意された受信バッファに分配して格納する信号切換手段と、光学系の色成分データから印刷系の色成分データへの変換処理を行う際、上記特定の色成分のみを参照して、印刷系の色成分を無効とするとともに、白または黒の色成分を有効にして、印刷系の色成分データを生成することを特徴とする印刷装置。
図1は、本発明の印刷装置によるプリントエンジンインタフェースの説明図である。
この図の説明をする前に、印刷装置全体の構成や動作の説明を行う。
この装置は、上位装置1から印刷用データを受け入れて印刷を制御する制御部10と、プリントエンジン20とを備える。制御部10は、上位装置1と接続されたインタフェース2と、このインタフェース2とシステムバス3を介して接続された、プロセッサ4、プログラムメモリ5、ワーキングメモリ6、フォントメモリ7、画像メモリ8及びプリントエンジンインタフェース9とから構成される。
この印刷機構部は、図の右上に示すような印刷ユニットを4組備えている。この印刷ユニットは、感光体ドラム31の周りに、帯電ローラ32、露光器33、現像ローラ34、転写ローラ35及びクリーニングローラ36を配置した構成のものである。帯電ローラ32により帯電された感光体ドラム31には、露光器33によって光像が照射され、静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ローラ34により現像され、感光体ドラム31の外周面にトナー像が形成される。そのトナー像は転写ローラ35において用紙等の媒体に転写される。
図1には、図2により説明した制御部10のプリントエンジンインタフェース9と、プリントエンジン20のメカニカル制御部21と、その間のインタフェース信号群を図示した。
なお、プリントエンジンインタフェース9は、ビデオインタフェース9Aとコマンドインタフェース9Bとから構成されている。ビデオインタフェース9Aからはプリントエンジン20に対し、プリント開始信号PRINT−Nが出力される。また、プリントエンジン20からビデオインタフェース9Aに対して印刷準備完了信号PRDY−Nや、用紙が走行を開始したことを示す走行開始信号FSYNC−Nや、ライン同期信号LSYNC−Nが出力される。
図4は、印刷用データの転送動作タイムチャートである。
(a)はプリント開始信号で、これが制御部10からプリントエンジン20に対して出力されると、プリントエンジン20から制御部10に対し、(b)に示すようにプリント開始準備完了を示す信号PRDYが返される。(c)は、用紙走行開始信号FSYNCで、例えば最初の印刷ユニットを検出したときに有効になる信号である。(d)には、この用紙走行開始信号FSYNCを時間軸方向に拡大したものを図示している。
図の(a)は、既に説明したプリント開始信号PRINT−Nで、(b)は印刷準備完了信号PRDY−Nである。(c)、(d)、(e)、(f)は、それぞれ用紙の先端が各色Y,M,C,Kの印刷ユニット直前に達したときにセンサが動作し、これを伝える信号FSYNK−Nである。従って、それぞれ一定時間ずれたタイミングで有効になっている。(g)はライン同期信号LSYNC−Nで、最初の印刷ユニットの印刷開始から最後の印刷ユニット印刷終了までの間、一定の周期で出力される。(h)には、このライン同期信号LSYNC−Nを時間軸方向に拡大した図を示した。
図6(a)〜(j)は、図5と同様の内容を示し、(a)〜(g)の一部を時間軸方向に拡大して、(h)〜(l)に示している。(k)と(l)は、2ビット構成の色指定信号CSEL0−N、CSEL1−Nの状態を示す。この図に示すように、例えばイエローのシリアルデータ転送の際には、色指定信号CSEL0−NとCSEL1−Nとが共に“0”である。
図7(a)は伝送クロックで、(b)はライン同期信号である。図に示すライン同期信号の立ち上がりのタイミングで、シリアルデータWDATA−Nの転送が開始される。また、(3)に示すように、(d)、(e)に示す色指定信号CSEL0−N、CSEL1−Nの切り換わりによって、シリアルデータの転送先が切り換えられる。
図8に、実施例1によるビデオインタフェースの動作タイムチャートを示す。
図の(a)に示すライン同期信号LSYNC−Nは、周期Tのタイミングで出力される。この周期Tは、丁度図7(f)に示した周期と一致する。即ち、4色分のそれぞれ1ライン分のシリアルデータが転送される周期である。なお、ここでは、黒一色の単色印刷を制御する例を示す。もちろん、他の色の単色印刷でも同様の制御が行われる。
図9は、コマンドインタフェースの動作タイムチャートである。
図8を用いて説明した例では、単色印刷を行う旨の指示が、図1に示したビデオインタフェース9Aから出力される色指定信号CSEL−Nによって行われた。ここでは、コマンドインタフェース9Bを用いて色指定を行う例を説明する。
まず、ステップS1において、制御部10が、これから印刷しようとする1フレーム分の印刷データを調べ、単色のみかどうかを判断する。1フレームというのは用紙1枚に印刷する印刷用データの単位である。全て、例えば白黒画像と判断すると、ステップS2に進み、白黒画像の印刷を行う単色コマンドを発行する。これがプリントエンジン20に受け入れられると、プリントエンジンは該当する印刷ユニットのみを駆動する準備を行う。
以上のような方法によって、単色印刷における高速印刷あるいは低転送クロック転送が可能となる。なお、以上のような制御は、電子写真プリンタのみならずサーマルプリンタ、インクジェットプリンタ等についても実現可能である。
カラー印刷装置では、4色分の印刷用データを使用する。従って、単色印刷の場合に比べて多量のメモリが必要となる。このため、上位装置からビットマップデータから成る印刷用データを受信すると、そのデータを圧縮してからメモリに格納する。そして、印刷の直前にメモリ中のデータを伸長してプリントエンジンに出力する。この実施例では、単色印刷を行う場合に、これらの回路を有効に利用する例を説明する。
図に示す圧縮データメモリ40Yには、イエローの印刷用データを圧縮したものが格納される。圧縮データメモリ40Mにはマゼンタ、圧縮データメモリ40Cにはシアン、圧縮データメモリ40Kには黒の印刷用データを圧縮したものが格納される。このデータ圧縮方法は、一般によく知られた任意の方法が採用される。
この図に示すように、圧縮データは、例えばCDATA1,CDATA2,…というように多数のブロックに分割されている。そして、各圧縮データのブロック毎のデータサイズCME1,CME2,…がヘッダとして付加されている。更に、分割された圧縮データ毎に伸長回路指定データBS1,BS2,…が付加されている。
以上のように、カラー印刷装置を単色印刷に用いた場合、他の色の印刷のために用意された回路を有効に利用し、高速印刷が可能になる。
また、既に説明したように、プリントエンジンの印刷ユニットを4倍の速度で駆動して高速印刷を行おうとすると、その印刷用データの処理も高速で行わなければならない。最も高速処理を要求される部分は、他の回路よりもデータ処理量の多い伸長回路の部分である。従って、この部分について、他の色のために用意された回路を活用すれば、各伸長回路の処理速度をアップさせなくても高速印刷が実現できる。また、高速印刷を行ってもノイズを増加させないという効果がある。
上記のような信号処理を、上位装置から印刷用データを受信してプリントエンジンに出力するまでの様々な段階で応用できる。
この図は、上位装置から印刷装置が印刷用データを受信してから印刷を実行するまでのデータ処理系を機能ブロックで表したものである。受信データ50は、まず受信バッファ51に一時格納される。このデータは、コンピュータのディスプレイ表示制御に使用されるRGB系のデータである。このデータを印刷に使用するために、データ変換部52がデータ変換を行う。これによって、YMCK系のデータとされる。これが受信バッファ53に格納される。
図に示すように、受信バッファ53Y,53M,53C,53K、圧縮回路54Y,54M,54C,54K、ラスタバッファ55Y,55M,55C,55K、伸長回路56Y,56M,56C,56K、ビデオバッファ57Y,57M,57C,57Kが、それぞれ各色毎に設けられて、各色の印刷用データを処理するように順に接続されている。
この例も実施例2の場合と同様に、単色印刷を行う際に、他の色のために用意された回路を有効に利用する。
この図のブロック構成は、図14に示したものとほぼ同様で、信号切換手段63が圧縮回路54Y,54M,54C,54Kの後に配置されている点のみが異なる。即ち、信号切換手段63が、例えば白黒画像の単色印刷の場合、圧縮回路54Kに格納された白黒画像の圧縮データをラスタバッファ55Y,55M,55C,55Kに分配して格納する機能を持つ。
ここでは、図14や図15に示したものと同様の構成のブロックに対して、信号切換手段64を伸長回路56Y,56M,56C,56Kとビデオバッファ57Y,57M,57C,57Kの間に移した点が異なる。この例では、4つのビデオバッファ57Y,57M,57C,57Kを有効に利用して印刷を実行しようとする。
以上のように、単色印刷の場合に他の色のために用意された回路を利用することにより、処理速度が向上し、資源を有効に利用することができる。なお、上記実施例3はいずれも、白黒画像の単色印刷のみならず他の色の単色印刷においても同様に実施が可能である。また、上記の例では、単色印刷のために他の全ての色の処理用として用意された回路を利用した。しかしながら、必ずしも全部を利用することなく、他の1つ以上の任意の数の回路を利用するようにしてよい。
一般に、カラー印刷を行う場合、解像度を粗くすると画像品質が極端に下がってしまう。従って、例えば600dpiといった程度の高い解像度が要求される。ところが、単色印刷の場合には、文字のみを含む文書といった内容の画像印刷が多い。文字のみが含まれているような画像では、比較的解像度が低くても十分に画質を維持できる。
この図に示す画像は、文字「A」を600dpiで表現した場合の各画素配列を示している。各画素の配列ピッチは1インチ当たり600ドットである。例えば、図16に示す圧縮回路54Kは、受信バッファ53Kに格納された図17に示すようなデータを、最初に主走査方向と副走査方向について2分の1に圧縮する。即ち、主走査方向に見た場合、隣り合う2ドットずつの論理和を出力値とし、副走査方向には1ラインずつのデータを削除するという方法で一次圧縮をする。その後、その解像度の低くなった印刷用データについて、通常の圧縮処理を行ってラスタバッファ55Kに格納する。
この図に示すように、600dpiの場合と比べて画素数が4分の1になるため、圧縮処理や伸長処理の信号処理速度を4倍にすることが可能になる。なお、印刷プロセス58Kは600dpiに適合するように設計されているので、ラスタバッファ55Kに格納されたデータを伸長回路56Kが従来通りの方法で伸長し、その後、解像度を元に戻す。その出力はビデオバッファ57Kに格納される。
ここでは、主走査方向のラスタデータは同一のビットを2回ずつ出力し、副走査方向のラインデータは同一ラインデータを2回ずつ出力する。図17と図19を比較してわかるように、文字等の単色印刷においては、これで十分な画質の画像を復元することが可能である。
以上の処理によって、解像度を低くしてから解像度を元に戻すまでの間、信号処理速度を向上させることができ、高速印刷が可能になる。このようなデータの復元は印刷プロセスの印刷動作直前で行えばよい。従って、例えばプリントエンジンの内部にこうした復元機能を設けておくこともできる。これにより、データ量が少なくなるから、制御部10からプリントエンジン20へのデータ転送速度を向上させることも可能になる。
図20には、実施例5によるデータ変換処理の説明図を示す。
図の(a)は、図16等と同様の受信データからビデオデータへのデータ変換部分ブロック図を示す。図に示す受信データ50は光学系の色成分データで、受信バッファ51R,51G,51Bにそれぞれ、赤R、緑G、青Bの信号として格納される。これがデータ変換部52において、印刷系の色成分に変換処理される。受信バッファ53Y,53M,53C,53Kは、それぞれイエローY,マゼンタM,シアンC,黒Kのデータを格納するメモリである。
まず、ステップS1で、印刷装置が上位装置から白黒画像印刷のための黒色指定コマンドを受信したかどうかを判断する。上位装置は、予め例えば白黒画像の単色印刷を行う場合に、こうしたコマンドを印刷装置に送信する。このような条件でRGBデータを受信する場合、上記データ変換部52はステップS2〜ステップS6に示すように動作する。
以上のように、この実施例によれば、印刷装置側で予め白黒印刷であることを認識していれば、RGBデータをYMCKデータに変換する場合の変換処理が極めて簡単になる。従って、その後の印刷処理も高速化でき、実質的に高速印字が可能になる。
図20(a)に示したように、上位装置から入力した受信データは、受信バッファ51R,51G,51Bに格納される。ところが、白黒画像印刷を行う場合には、3色分の色成分のうち、1色分例えば色成分Rのデータ以外は参照しない。従って、他の色成分のデータは受信をして記憶しておく必要がない。この実施例では、受信バッファを効率的に利用する方法を紹介する。
図22には、データ変換部分のブロック図を示す。
図22の回路は、図20(a)に示した回路に、受信データ50を最初に受け入れる信号切換手段60を設けたものである。この信号切換手段60は、受信データの中から色成分Rのデータのみを選択して受信をする。さらに、その色成分Rのデータは、受信バッファ51R,51G,51Bに分配して格納する。
以上によって、受信バッファ51R,51G,51Bを有効に活用することができる。また、受信バッファに余裕ができることから、データの実質的な受信処理が高速化される。これによって、印刷処理全体が高速化されるという効果がある。
9B コマンドインタフェース
10 制御部
20 プリントエンジン
21 メカニカル制御部
CSEL 色指定信号
LSYNC ライン同期信号
Claims (9)
- カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
各色の印刷用データを圧縮して格納する圧縮データメモリと、
圧縮データを伸長する伸長回路と、
伸長されたデータを格納する伸長バッファと、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを格納した圧縮データメモリから前記各色の印刷用データを伸長するための伸長回路に対して圧縮データを分配するアドレス発生手段と、
前記各伸長回路で伸長され伸長バッファに格納されたデータを、前記プリントエンジンに対して前記指定された色の印刷用データとして出力するビデオ回路とが設けられ、
前記プリントエンジンは、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
圧縮データメモリには、どの伸長回路に対して圧縮データを分配するかを示す、伸長回路指定データが、所定量の圧縮データとともに記憶され、
アドレス発生手段は、前記伸長回路指定データを参照して、所定量毎に、圧縮データを該当する伸長回路に対して分配することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、
この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、
圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、
圧縮データを伸長する伸長回路と、
伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを格納した受信バッファから前記各色の印刷用データを圧縮するための圧縮回路に対して圧縮データを分配する信号切換手段と、
前記ビデオバッファに格納されたデータを、前記プリントエンジンに対して前記指定された色の印刷用データとして出力するヘッド信号コントロール回路とを設けて、
前記プリントエンジンは、前記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、
この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、
圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、
圧縮データを伸長する伸長回路と、
伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路の出力を、前記各色の圧縮後のデータを格納するためのラスタバッファに対して分配する信号切換手段と、
前記プリントエンジンは、前記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、
この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、
圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、
圧縮データを伸長する伸長回路と、
伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを伸長する伸長回路の出力を、前記各色の伸長後のデータを格納するためのビデオバッファに対して分配する信号切換手段と、
前記プリントエンジンは、前記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、
この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、
圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、
圧縮データを伸長する伸長回路と、
伸長されたデータを格納するビデオバッファとが設けられ、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路は、受信バッファに格納されたデータを、より解像度の低いデータに変換してから圧縮処理を実行し、
前記伸長回路は、前記ラスタバッファに格納されたデータを伸長後再び元の解像度に変換して、
前記プリントエンジンは、前記ビデオバッファに格納されたデータを受け入れて、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
上位装置から各色の印刷用データを受信して格納する受信バッファと、
この受信バッファ中のデータを圧縮処理する圧縮回路と、
圧縮回路の出力を格納するラスタバッファと、
圧縮データを伸長する伸長回路とが設けられ、
単色印刷の場合に、指定された色の印刷用データを圧縮する圧縮回路は、受信バッファに格納されたデータを、より解像度の低いデータに変換してから圧縮処理を実行し、
前記プリントエンジンは、前記伸長回路が伸長したデータをもとの解像度に変換してから、前記一定の色の印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
白黒印刷の場合に、光学系の色成分データから印刷系の色成分データへの変換処理を行う際、光学系の色成分の中から選択された特定の色成分のみを参照して、印刷系の色成分を無効とするとともに、白または黒の色成分を有効にして、印刷系の色成分データを生成することを特徴とする印刷装置。 - カラー印刷用データを生成する制御部と、
前記カラー印刷用データを受け入れて、印刷を実行するプリントエンジンとを備え、
前記制御部には、
白黒印刷の場合に、上位装置から受信した受信データのうち、光学系の色成分の中から選択された特定の色成分のみを選択して、各色成分のデータを格納するために用意された受信バッファに分配して格納する信号切換手段と、
光学系の色成分データから印刷系の色成分データへの変換処理を行う際、前記特定の色成分のみを参照して、印刷系の色成分を無効とするとともに、白または黒の色成分を有効にして、印刷系の色成分データを生成することを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113511A JP4037417B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113511A JP4037417B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 印刷装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34628698A Division JP3843290B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-12-07 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005278205A true JP2005278205A (ja) | 2005-10-06 |
JP4037417B2 JP4037417B2 (ja) | 2008-01-23 |
Family
ID=35177296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005113511A Expired - Fee Related JP4037417B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4037417B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008042688A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Canon Inc | 画像処理装置およびその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
JP2013191044A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、及び画像処理方法 |
JP2014216882A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2005
- 2005-04-11 JP JP2005113511A patent/JP4037417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008042688A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Canon Inc | 画像処理装置およびその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
US8224101B2 (en) | 2006-08-08 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and control method thereof with color data and monochrome data selection |
JP2013191044A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、及び画像処理方法 |
JP2014216882A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4037417B2 (ja) | 2008-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH111029A (ja) | カラープリントシステム,カラープリンタ,及びコンピュータが実行可能なプログラムを格納したコンピュータが読取可能な記録媒体 | |
JP4037417B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP3843290B2 (ja) | 印刷装置 | |
US6995862B1 (en) | Image processing apparatus and method and computer program product | |
JP4115294B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
US7362471B2 (en) | Image-forming controller, method therefor, program, and storage medium | |
JP7040058B2 (ja) | 符号化装置 | |
JP3550979B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2002067399A (ja) | 印刷制御装置 | |
JP2006352755A (ja) | カラー画像生成装置 | |
US20050140992A1 (en) | Image output apparatus and image output method therefor, and program for implementing the method | |
JPS6216158A (ja) | プリンタ装置 | |
JP3671633B2 (ja) | 印刷データ処理装置 | |
JPH10207645A (ja) | 出力制御方法とその装置と該装置を備えた画像形成装置及び前記方法を実施するプログラムを記憶した記憶媒体 | |
JPH10207664A (ja) | 印刷制御装置及び方法及び印刷装置及び記憶媒体 | |
JP2006245920A (ja) | 画像形成装置および画像処理方法 | |
JP4774914B2 (ja) | 画像処理装置、および画像処理方法 | |
JP2664134B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2005161580A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム | |
JP2004050606A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2008262471A (ja) | 画像出力装置 | |
JP3692615B2 (ja) | 多機能印刷装置 | |
JPH09258940A (ja) | カラーイメージデータ転送方式 | |
US20060007472A1 (en) | Image forming apparatus and image data transfer method | |
JP2002354257A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |