JP2007179106A - 処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的な拡張ROM基板を使用可能とすると共にオンボードのROMを一つとすることを可能とする。
【解決手段】メイン基板12には、バス幅が32bitのメモリバス20が設けられ、拡張ソケット22にバス幅が32bitの拡張ROM基板24の装着が可能であり、オンボードのROMとして16bitのROM18が一つ設けられている。拡張ROM基板が装着されていないときには、PAL34からROMに、最初にアクセスされるスタート番地を含むメモリ空間とするチップッセレクト信号が出力されると共に、CPU14の最初にアクセスされるスタート番地を含むメモリ空間のバス幅が16bitに設定される。これに対して、拡張ROM基板が装着されると、CPUの最初にアクセスされるスタート番地を含むメモリ空間のバス幅が32bitに設定され、拡張ROM30、32にチップセレクト信号が出力され、拡張ROMに記憶された拡張プログラムが実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は、CPU、RAMに加えて、ROMを含んで形成されて、ROMに記憶されているプログラムに基づいた処理を行う処理システムに関する。
プリンタや複合機などの画像形成装置は勿論、プログラムによって各種の処理、作動制御などが行われる処理装置には、コントロール部に、CPUが設けられたメイン基板を備えている。メイン基板(マザーボード)は、CPU、RAMと共に、各種のプログラムが記憶されるROM等が設けられており、CPUは、ROMに記憶されているプログラムを読み込み、このプログラムに基づいた各種の処理を実行するようになっている。
一方、例えば、プリンタや複写機などでは、PostScriptなどの機能拡張を行うために拡張ROM基板が用意されており、拡張ROM基板などをメイン基板に装着することにより、各種の処理機能の拡張が可能となるようにされている。
このようなメイン基板では、拡張ROM基板が装着されていないときには、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間が、メイン基板上のROM(オンボードROM)に割り付けるが、拡張ROM基板が装着されたときには、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間が、拡張ROM基板上のROM(拡張ROM)に割り付けるようになっており、このために、オンボードROMと、拡張ROMのバス幅が同じに合わせられている。
現在、メインボードに設けられるメモリバスは、32bit幅が一般的となっており、機能拡張基板もバス幅が32bitとなっている。これにより、機能拡張基板は、特定のメイン基板のみでなく、各種のメイン基板に装着可能となっている。
メイン基板のメモリバスのバス幅としては、32bit幅が一般化し、拡張ROM基板などの拡張基板などもバス幅が32bitとなっており、これにより、拡張ROM基板を、特定の装置のメイン基板のみでなく、各種の装置のメイン基板に適用することが可能となっている。
一方、ROMなどの半導体メモリは、16bitが一般的であり、ここから、メイン基板には、同容量の二つのROMがオンボードROMとして装着され、一方が上位16bit、他方が下位16bitのメモリにして用いられるようになっている。
これに対して、メイン基板のバス幅と、拡張基板のバス幅を異ならせた提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1の提案では、メイン基板に設けるフラッシュメモリの書き換えようの拡張基板を、メイン基板の32bit幅のメモリバスに対して、バス幅を16bitとして、CPUに設けている16/32端子によって32bitのバス幅を使用するか、16bitのバス幅を使用するかによって切り換えるようにしている。
ところで、ROMなどの半導体メモリでは、記憶容量が大きくなるとコスト(例えばbit当たりの単価)が安くなる傾向にある。また、ROMの数を減らすことは、メイン基板の小型化を可能とする。
すなわち、ある容量のROMを二つ使うよりも、ある容量の2倍のROMを一つにすることにより、メイン基板の低コスト化及び小型化を図ることが可能となる。
特開2002−342105号公報
しかしながら、16bitのROMを装着するためにメモリバスのバス幅を16bitにしてしまうと、バス幅が32bitの一般的な拡張ROM基板などの機能拡張基板を装着することができなくなり、このために、他のメイン基板で使用できない特別な拡張ROM基板などの機能拡張基板が必要となってしまう。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、一般的なバス幅の機能拡張基板の装着を可能としながら、CPUが設けられるメイン基板の低コスト化、小型化を可能とする処理システムを提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、RAM、プログラムが記憶されたROM及び、リセット時に、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のバス幅が設定され、設定された前記バス幅で前記メモリ空間にアクセスしてプログラムを読み込んで、該プログラムに基づいた処理を実行するCPUを含む処理システムであって、所定のバス幅で前記CPUに接続されたメモリバスと、前記メモリバスに接続され、前記所定のバス幅の拡張ROMが設けられた拡張基板が装着可能な拡張ソケットと、前記拡張ソケットが接続される前記メモリバスに、前記所定のバス幅より狭いバス幅で接続されたオンボードROMと、前記拡張ソケットに前記拡張基板が非装着状態であるときに、前記CPUに対して、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間として前記オンボードROMを選択可能とすると共に、前記バス幅として前記オンボードROMの接続バス幅を選択可能とする設定手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、CPUのメモリバスの最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のバス幅の切換が可能となっており、リセット時に、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のバス幅を設定することができる。
また、設定手段は、拡張ソケットに拡張基板が装着されていないときに、オンボードROMのバス幅が選択されると共に、オンボードROMが、最初にアクセスされるスタート番地を含むメモリ空間として選択されるように設定する。
これにより、メモリバスよりもバス幅の狭いオンボードROMを、CPUと共にメイン基板などに設けることができる。例えば、メモリバスのバス幅に合わせるために、複数のROMをメイン基板に設ける必要が無くなるために、メイン基板の小スペース化と共に、コスト抑制を図ることが可能となる。
また、本発明は、前記拡張ソケットに、前記拡張ROMが設けられた拡張基板が装着されたときに、前記設定手段が、前記CPUに対して、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間として前記拡張基板の前記拡張ROMを選択可能とする共に、前記バス幅として前記拡張ソケットが接続されたバス幅を選択可能とする、ことを特徴とする。
この発明によれば、拡張ソケットに拡張ROMが設けられた拡張基板が装着されたときに、選択手段が、メモリバスのバス幅が選択されると共に、拡張基板の拡張ROMが、最初にアクセスされるスタート番地を含むメモリ空間として選択されるように設定する。
これにより、オンボードROMとバス幅が異なる拡張ROM(拡張基板)を装着したときに、最初にアクセルするスタート番地を含むメモリ空間として、拡張ROMを設定することが可能となる。
また、本発明は、前記オンボードROM又は前記拡張ROMに記憶された前記プログラムが、前記RAM上に展開されて実行されることを特徴とする。
この発明によれば、ROMから読み込んだプログラムを、RAM上に展開して実行する。これにより、CPUに接続されるROMのバス幅が、処理速度等に影響することがない。すなわち、狭いバス幅のROMを用いたときにも、実質的な処理能力の低下が生じることがない。
このような本発明は、前記拡張ソケットが接続される前記バス幅が32bit幅であり、前記オンボードROMが接続されるバス幅が16bit幅とすることができる。
以上説明したように本発明によれば、例えば、32bitのメモリバスを用いて、32bitの拡張基板を装着可能としながら、16bitのバス幅の一つのROMをオンボードで用いることができる。これにより、メイン基板の小型化及び低コスト化を可能とすることができるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した処理システム10に設けられるメイン基板12の概略構成を示している。このメイン基板12は、CPU14及びRAM16と共に、各種のプログラムが記憶されているROM18が設けられている。
CPU14は、ROM18に記憶されているプログラムに基づいた処理を実行するようになっている。これにより、メイン基板12が設けられているプリンタ、複写機などの各種の処理システム10では、CPU14によって各種の処理や作動制御がなされるようになっている。
なお、このようなメイン基板12は、CPU14が実行するプログラムに基づいた各種の処理を行う任意の構成を適用することができる。
一方、メイン基板12には、メモリバス20が設けられており、このメモリバス20にROM18が、オンボードROMとして接続されている。また、このメモリバス20には、拡張ソケット22が接続されている。メイン基板12は、この拡張ソケット22に、拡張基板が接続可能となっている。
メイン基板12に設けているメモリバス20は、バス幅が32bitとなっており、これにより、拡張ソケット22には、バス幅が、32bitの拡張基板の装着が可能となっている。
図2には、メイン基板12に装着される拡張基板の一例とする拡張ROM基板24の概略構成を示している。この拡張ROM基板24には、拡張ソケット22に対応するプラグ26が形成されていると共に、メモリバス20と同じバス幅のバス28が形成されている。
また、拡張ROM基板24には、2つの拡張ROM30、32が設けられている。拡張ROM基板24に設けられている拡張ROM30、32のそれぞれは、16bitのバス幅に対応しており、ここから、拡張ROM基板24では、一方の拡張ROM30がバス28の上位16bitに接続され、他方の拡張ROM32がバス28の下位16bitに接続されて、所定の拡張プログラムが記憶されている。
これにより、拡張ROM基板24が装着されたときに、CPU14では、32bitのバス幅で拡張ROM30、32に記憶されている拡張プログラムの読み込みが可能となっている。なお、このような拡張ROM基板24は、公知の一般的構成を適用することができる。
一方、図1及び図2に示されるように、メイン基板12には、プログラマブルデバイスであるPAL(Programmable Array Logic)34が設けられている。このPAL34には、CPU14から、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のチップセレクト信号CSが入力されるようになっている。
このPAL34は、オンボードのROM18又は、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32に、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間とするチップセレクト信号/ON_CS又はチップセレクト信号/EXT_CSを出力する。すなわち、PAL34は、CPU14からチップセレクト信号CSが入力されると、拡張ソケット22を介して、拡張ROM30、32にチップセレクト信号/EXT_CSを出力するか、オンボードのROM18にチップセレクト信号/ON_CSを出力するか、を切り替えられるようになっている。
これにより、CPU14が、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間として、オンボードのROM18又は、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32が設定される。
また、メイン基板12には、プルアップ抵抗36が設けられており、このプルアップ抵抗36は、一方の端子に、所定電圧Vccが印加されており、他方の端子が、PAL34及び拡張ソケット22に接続している。
これにより、PAL34には、拡張ソケット22に拡張ROM基板24が接続されていないとき(図1参照)には、選択信号SとしてHレベルの信号が入力されるようになっており、PAL34は、選択信号Sが、Hレベルとなっているときには、チップセレクト信号/ON_CSを、ROM18へ出力するようになっている。
また、図2に示されるように、拡張ROM基板24は、拡張ソケット22に装着されることにより、プルアップ抵抗36を接地するようになっており、これにより、メイン基板12に拡張ROM基板24が装着されると、PAL34に入力される選択信号Sが、Lレベルとなる。
PAL34は、選択信号SがLレベルとなると、拡張ROM基板24のROM30、32に、チップセレクト信号/EXT_CSを出力する。
これにより、CPU14は、ROM18にチップセレクト信号/ON_CSが出力されると、ROM18に記憶されているプログラムを読み込み、また、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32にチップセレクト信号/EXT_CSが出力されると、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32からプログラムを読み込むようになっている。
また、CPU14は、ROM18又は拡張ROM30、32からプログラムを読み込むと、RAM16上で展開し、展開したプログラムに基づいた処理を実行するようになっている。なお、このようなCPU14は、一般的構成を適用することができる。
ところで、本実施の形態に適用したメイン基板12には、オンボードROMとして設けられているROM18のバス幅が16bitとなっており、このROM18が、メモリバス20の下位16bitに接続されている。
また、CPU14は、メモリバス20の最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のバス幅を16bitとして用いるか、32bitとして用いるかを切り換える16/32端子14Aを備えており、16/32端子14Aに入力される信号がLレベルのときには、上記のバス幅を32bitに設定し、16/32端子14Aの入力信号がHレベルとなると、上記のバス幅を16bitに設定するようにしている。
メイン基板12には、プルアップ抵抗38と、プルダウン抵抗40が設けられている、プルアップ抵抗38及びプルダウン抵抗40が、CPU14の16/32端子14Aに接続している。
また、プルアップ抵抗38には、スイッチ42を介して所定の電圧Vccが入力されるようになっており、プルダウン抵抗40はスイッチ44を介して接地されている。
これにより、16/32端子14Aには、スイッチ42が閉じられることによりHレベルの信号が入力され、スイッチ44が閉じられることにより、Lレベルの信号が入力されるようになっている。
一方、スイッチ42、44は、PAL34と共にプルアップ抵抗36に接続しており、これにより、PAL34に入力される選択信号SがHレベルとなることにより、スイッチ42が閉じられるが、選択信号SがLレベルとなることにより、スイッチ44が閉じされるようになっている。
CPU14は、拡張ソケット22に拡張ROM基板24が装着されていないときには、上記のバス幅を16bitに設定するが、拡張ソケット22に拡張ROM基板24が装着されることにより、上記のバス幅を32bitに設定するようになっている。
このように構成されている処理システム10では、メイン基板12の拡張ソケット22に拡張ROM基板24が装着されていないときには、PAL34に入力される選択信号SがHレベルとなると共に、CPU14の16/32端子14AがHレベルとなる。
これによりCPU14がリセットされるときには、バス幅が16bitに設定されると共に、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間が、オンボードのROM18に設定され、CPU14は、ROM18から読み込んだプログラムを、RAM16上で展開しながら、このプログラムに基づいた処理が可能となっている。
このとき、メモリバス20のバス幅が32bitで、ROM18が16bitとなっているが、CPU14では、16/32端子14Aの入力信号に基づいて16bitに設定されているので、ROM18からのプログラムの読み込みが可能となっている。
また、CPU14では、ROM18から読み込んだプログラムをRAM16上で展開しながら実行するので、16bitのROM18を用いても、実質的な処理能力の低下を生じることがない。
一方、メイン基板12では、拡張ソケット22に拡張ROM基板24が装着されると、PAL34に入力される選択信号SがLレベルとなると共に、CPU14の16/32端子14AがLレベルとなる。
これにより、CPU14は、バス幅を32bitに切り換えると共に、PAL34は、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32にチップセレクト信号/EXT_CSを出力する。
したがって、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間が、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32に設定され、CPU14は、拡張ROM30、32に記憶されている拡張プログラムを読み込むと、この拡張プログラムをRAM16上に展開しながら実行する。
これにより、処理システム10では、拡張ROM基板24の拡張ROM30、32に記憶している拡張プログラムによって処理機能の拡張が可能となる。
このように、メイン基板12では、拡張ソケット22に拡張ROM基板24が装着されていないときには、16bitのバス幅に設定されるので、16bitのROM18からプログラムを読み込んで実行することができる。
一方、メモリバス20のバス幅を32bitとしたときには、オンボードのROMをこのバス幅に合わせる必要があり、このために、例えば、16MBのプログラムを記憶するために、64Mbitのフラッシュメモリが2個必要となる。
これに対して、メイン基板12では、オンボードのROM(フラッシュメモリ)として16bitのROM18を用いることができるので、例えば、16MBのプログラムを記憶するためには、128MbitのフラッシュメモリをROM18として用いることができる。
ROM18として用いるフラッシュメモリは、記憶容量が大きくなると、bit当たりの単価が低くなることがあり、これにより、同じ記憶容量であれば、1つのフラッシュメモリを用いる方が2つのフラッシュメモリを用いるときに比べて低コスト化が可能となる。また、フラッシュメモリを装着するスペースは、2つよりも1つの方が小さくして済む。
ここから、必要とする記憶容量を一つのROM18でまかなうことにより、メイン基板12の小型化及び低コスト化が可能となる。
一方、メイン基板12では、メモリバス20のバス幅を一般的なバス幅である32bitとしているので、このバス幅に応じた拡張ROM基板24等の装着が可能となっている。
これにより、オンボードメモリであるROM18を用いるときに、16bitのバス幅としているために、拡張ROM基板24のバス幅を、特別なバス幅とする必要がなく、メイン基板12の小型化及び低コスト化を図るために、機能拡張を行うときのコストアップを生じさせてしまうのを防止することができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、メモリバスのバス幅を32bitとして、オンボードのROM18を16bitとして説明したが、バス幅の組み合わせはこれに限るものでなく、メモリバスのバス幅より、オンボードメモリのバス幅が小さい(狭い)任意の組み合わせに適用することができる。
また、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、拡張ROM基板24を装着可能とするメイン基板12を用いた処理システム10を例に説明したが、本発明は、CPU、RAMと共にオンボードのROMを備えると共に、オンボードのROMに変える拡張プログラムが記憶されている拡張ROMを備えた拡張ROM基板の装着が可能な任意の構成に適用することができる。
本実施の形態に適用したメイン基板の要部の概略構成図である。 メイン基板とメイン基板に装着される拡張ROM基板の要部の概略構成図である。
符号の説明
10 処理システム
12 メイン基板
14 CPU
16 RAM
18 ROM
20 メモリバス
22 拡張ソケット
24 拡張ROM基板
30、32 拡張ROM
34 PAL(設定手段)
36、38 プルアップ抵抗(設定手段)
40 プルダウン抵抗(設定手段)
42、44 スイッチ(設定手段)

Claims (4)

  1. RAM、プログラムが記憶されたROM及び、リセット時に、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間のバス幅が設定され、設定された前記バス幅で前記メモリ空間にアクセスしてプログラムを読み込んで、該プログラムに基づいた処理を実行するCPUを含む処理システムであって、
    所定のバス幅で前記CPUに接続されたメモリバスと、
    前記メモリバスに接続され、前記所定のバス幅の拡張ROMが設けられた拡張基板が装着可能な拡張ソケットと、
    前記拡張ソケットが接続される前記メモリバスに、前記所定のバス幅より狭いバス幅で接続されたオンボードROMと、
    前記拡張ソケットに前記拡張基板が非装着状態であるときに、前記CPUに対して、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間として前記オンボードROMを選択可能とすると共に、前記バス幅として前記オンボードROMの接続バス幅を選択可能とする設定手段と、
    を含むことを特徴とする処理システム。
  2. 前記拡張ソケットに、前記拡張ROMが設けられた拡張基板が装着されたときに、前記設定手段が、前記CPUに対して、最初にアクセスするスタート番地を含むメモリ空間として前記拡張基板の前記拡張ROMを選択可能とする共に、前記バス幅として前記拡張ソケットが接続されたバス幅を選択可能とする、ことを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記オンボードROM又は前記拡張ROMに記憶された前記プログラムが、前記RAM上に展開されて実行されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理システム。
  4. 前記拡張ソケットが接続される前記バス幅が32bit幅であり、前記オンボードROMが接続されるバス幅が16bit幅であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の処理システム。
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