JP2013164790A - 電子機器、及びメモリー制御方法 - Google Patents

電子機器、及びメモリー制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013164790A
JP2013164790A JP2012028410A JP2012028410A JP2013164790A JP 2013164790 A JP2013164790 A JP 2013164790A JP 2012028410 A JP2012028410 A JP 2012028410A JP 2012028410 A JP2012028410 A JP 2012028410A JP 2013164790 A JP2013164790 A JP 2013164790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
dram
access
bus width
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012028410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5790532B2 (ja
Inventor
Takeshi Saito
剛 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012028410A priority Critical patent/JP5790532B2/ja
Priority to US13/765,907 priority patent/US9412426B2/en
Publication of JP2013164790A publication Critical patent/JP2013164790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5790532B2 publication Critical patent/JP5790532B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1072Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/1668Details of memory controller
    • G06F13/1684Details of memory controller using multiple buses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

【課題】バス幅などの性能の異なる複数のメモリーを搭載する電子機器において、そのシステムの性能をより発揮し易くする。
【解決手段】電子機器は、第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、を備える。前記メモリー制御部は、第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、及びメモリー制御方法に関する。
予め設置されたDRAM(Dynamic RAM)の他に、別のDRAMを増設可能な電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、オンボードの標準DRAMの他に、DIMM(Dual Inline Memory Module)により構成されるオプションDRAMを増設可能な電子機器が記載されている。
また、上記のような電子機器では、複数のDRAMの物理アドレスの割り当て情報(メモリーマップ)は、ベースアドレス側から順に、標準DRAM、オプションDRAMが配置される。
特開2011−186898号公報
ところで、上記のような電子機器では、標準DRAMのバス幅よりもオプションDRAMのバス幅の方が大きい場合(例えば、標準DRAM:16bit、オプションDRAM:32bit)、ベースアドレスに近い側のメモリー帯域の方が広いこととなる。
ここで、一般的に、CPUなどによるDRAM領域(標準DRAM領域とオプションDRAM領域を含む領域)の使用は、ベースアドレスに近い側に偏る。すると、上記のような電子機器では、バス幅の大きいオプションDRAMよりもバス幅の小さい標準DRAMの方がより多く使用される(使用される領域が標準DRAMに偏る)可能性が高まり、システムの性能を十分に発揮できない。
そこで、本発明は、バス幅などの性能の異なる複数のメモリーを搭載する電子機器において、そのシステムの性能をより発揮し易くすることを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の第一の態様は、第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、を有する電子機器であって、前記メモリー制御部は、第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、バス幅の大きい第二のメモリーへのアクセスが、バス幅の小さい第一のメモリーへのアクセスよりも優先されるので、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
ここで、前記メモリー制御部は、メモリーマップにおけるメモリー領域のベースアドレス側から順に、前記第二のメモリーの領域、前記第一のメモリーの領域が並ぶように設定する、ことにより前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、バス幅の大きい第二のメモリーの領域がベースアドレス側に割り当てられるので、第二のメモリーの使用の優先度が高まり、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
また、前記メモリー制御部は、前記第二のメモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅以下である場合、前記第一のメモリーと前記第一のメモリーの容量を比較し、前記第二のメモリーの容量が前記第一のメモリーの容量よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、第二のメモリーのバス幅が第一のメモリーのバス幅以下の場合に、容量の大きい第二のメモリーへのアクセスが、容量の小さい第一のメモリーへのアクセスよりも優先されるので、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
また、前記メモリー制御部は、前記第一のメモリー内の、選択信号により選択される一の記憶領域当たりの容量と、前記第二のメモリー内の、選択信号により選択される一の記憶領域当たりの容量とを比較し、前記第二のメモリー内の前記記憶領域当たりの容量が前記第一のメモリー内の前記記憶領域当たりの容量よりも大きい場合に、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、メモリー内に選択信号により選択される記憶領域がある場合に、当該記憶領域当たりの容量の大きい第二のメモリーへのアクセスが、当該記憶領域当たり容量の小さい第一のメモリーへのアクセスよりも優先されるので、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
また、前記メモリー制御部は、前記第二のメモリーが複数検出された場合、各メモリーのバス幅を比較し、バス幅のより大きいメモリーへのアクセスが他のメモリーよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、第二のメモリーが複数のある場合にも、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
また、前記メモリー制御部は、前記第一メモリー及び前記第二のメモリーのうち、いずれか2つ以上のメモリーのバス幅が同じである場合、バス幅が同じ各メモリーの容量を比較し、容量のより大きいメモリーへのアクセスが他のメモリーよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、第二のメモリーが複数のある場合に、バス幅が同じメモリーがある場合であっても、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
また、前記メモリー制御部は、アクセス要求で指定される前記メモリー領域内の位置を示すアドレスが、前記メモリー領域のうち前記第二のメモリーの領域内を示す場合、前記第二のメモリーを選択する選択信号を出力し、前記アドレスが、前記メモリー領域のうち前記第一のメモリーの領域内を示す場合、前記第一のメモリーを選択する選択信号を出力する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、設定された各メモリーの領域の割り当てに基づいて、メモリー制御部によりアクセス先が選択されるので、簡易な構成でシステムの性能をより発揮し易くすることができる。
上記の課題を解決するための本発明の第二の態様は、第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、CPUと、を有する電子機器であって、前記CPUは、第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、バス幅の大きい第二のメモリーへのアクセスが、バス幅の小さい第一のメモリーへのアクセスよりも優先されるので、システムの性能をより発揮し易くすることができる。
ここで、前記メモリー制御部は、前記第二のメモリーを検出した場合に、メモリーマップにおけるメモリー領域のベースアドレス側から順に、前記第一のメモリーの領域、前記第二のメモリーの領域が並ぶように設定し、前記CPUは、前記ベースアドレスに前記第一のメモリーの容量を加算したアドレスを、当該CPUが前記メモリー領域のアクセスに使用するアクセス用ベースアドレスとして設定し、当該アクセス用ベースアドレスに前記第二のメモリーの容量を加算したアドレスの後ろに、前記第一のメモリーの領域が続くように設定する、ことにより前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴としてもよい。
上記の構成によれば、バス幅の大きい第二のメモリーの領域がベースアドレス側に割り当てられるので、第二のメモリーの使用の優先度が高まり、システムの性能をより発揮し易くすることができる。また、このような手段をCPUにより実現することで、メモリーコントローラー等のハードウェア設計の変更がなくなる又は少なくなる。
上記の課題を解決するための第三の態様は、第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、を有する電子機器におけるメモリー制御方法であって、前記メモリー制御部は、第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第四の態様は、第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、CPUと、を有する電子機器におけるメモリー制御方法であって、前記CPUは、第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、ことを特徴とする。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一実施形態に係る電子機器の概略構成の一例を示す図である。 SOCのDRAMアクセスに関する概略構成の一例を示す図である。 メモリーコントローラーによるDRAMアドレス設定処理の一例を示すフロー図である。 優先アクセス設定の場合のメモリーマップの一例を説明する図である。 通常アクセス設定の場合のメモリーマップの一例を説明する図である。 CPUによるDRAMアドレス設定処理の一例を示すフロー図である。 優先アクセス設定の場合のCPUのメモリーマップの一例を説明する図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る電子機器の概略構成の一例を示す図である。図示するように、電子機器100には、情報処理装置200が接続される。
情報処理装置200は、電子機器100のホストコンピューターとして機能する。情報処理装置200は、例えば、不図示の、CPUと、RAMと、ROMと、ハードディスク等の補助記憶装置と、ディスプレイと、キーボードやマウス等の入力装置と、通信インターフェイスと、を備えたコンピューターである。情報処理装置200では、例えば、アプリケーションプログラムや、電子機器100を制御するためのドライバープログラム(例えば、プリンタードライバープログラム)が実行される。
電子機器100は、例えば、プリント機能、コピー機能等を有する複合機である。電子機器100は、電子機器100における各種処理を制御する電子機器制御装置としてのコントローラー110と、印刷媒体への印刷や原稿の読み取りを実行するエンジン部120と、を備えている。もちろん、電子機器は、複合機に限らず、例えば、プリンター、スキャナー、ファクシミリ、コピー機、などの装置であってもよい。
コントローラー110は、CPU140と、メモリーコントローラー150と、DRAM160と、I/O(Input/Output)制御ASIC(Application Specific Integrated Circuits)170と、を備える。コントローラー110は、エンジン部120等の各種機構を制御し、各種画像処理などを含む印刷機能、ファクシミリ機能、スキャナー機能、コピー機能等を実現する。もちろん、コントローラー110は、この構成に限定されず、例えば、CPU140をメモリーコントローラー150に内蔵させてもよい。
また、上記のCPU140と、メモリーコントローラー150と、I/O制御ASIC170と、を搭載した集積回路を、以下ではSOC(System On a Chip)130と呼ぶ。
CPU140は、メモリーコントローラー150を介してDRAM160にアクセスし、各種プログラムやデータの読み書きを行うことで各種処理を実行する。CPU120は、DRAM160にアクセスするためのアクセス要求をメモリーコントローラー150に対して出す。
メモリーコントローラー150は、CPU140、I/O制御ASIC170、エンジン部120から、DRAM160へのアクセスを制御する。もちろん、メモリーコントローラー150は、CPU140を介さないDRAM160へのダイレクトメモリーアクセス(DMA)を制御するようにしてもよい。
DRAM160は、メモリーコントローラー150が制御を行うメモリーであり、例えば、DDR−SDRAMである。本実施形態では、DRAM160は、メモリーコントローラー150などを搭載したコントローラー基板上に直接設置される標準DRAM(On Board)161と、DIMM(Dual Inline Memory Module)のような複数のDRAMチップをプリント基板上に搭載したオプションDRAM162と、を備える。標準DRAM161は、通常はユーザーによりボードから取り外すことができない一方、オプションDRAM162は、ユーザーによりボートに取り付けたりボードから取り外したりすることができる(着脱可能である)。
各DRAM160にアクセスする場合、アクセス対象のDRAM160は、チップセレクト信号で選択される。ここで、複数のDRAMチップを搭載したDRAM(本実施形態では、オプションDRAM162)には、チップセレクトの単位(アクセス単位)が、複数のDRAMチップ全体であるものと、DRAMチップごとであるものとがある。本実施形態では、オプションDRAM162は、いずれの構成であってもよい。もちろん、標準DRAM162も複数のDRAMチップを搭載するようにしてもよい。
I/O制御ASIC170は、外部機器(情報処理装置200など)とのデータの送受信を制御する。
エンジン部120は、印刷機能、ファクシミリ機能、スキャナー機能、コピー機能等を実現するための給排紙機構、印字機構、スキャン機構等であり、例えば、印刷エンジン、スキャナーエンジンなどを含む。
図2は、SOCのDRAMアクセスに関する概略構成の一例を示す図である。
メモリーコントローラー150には、CPU140や、他のユニット(I/O制御ASIC170に接続されている機器、エンジン部120、などを指し、以下では「内部IP」とよぶ)が、内部バスを介して接続されている。また、メモリーコントローラー150には、標準DRAM161とオプションDRAM162が、外部バスを介して接続されている。
本実施形態では、外部バスは、データバスグループAと、データバスグループBとに分けられる。データバスグループAは、メモリーコントローラー150と、オプションDRAM162の第1の記憶領域(DRAMチップ)と、標準DRAM161の第1の記憶領域(DRAMチップ)とを接続する。データバスグループBは、メモリーコントローラー150と、オプションDRAM162の第2の記憶領域(DRAMチップ)とを接続し、標準DRAM161には接続されていない。
データバスグループAのデータバス幅(帯域)は、WAビットである。データバスグループBのデータバス幅(帯域)は、WBビットである。従って、メモリーコントローラー150とオプションDRAM162の間のデータバス幅は、(WA+WB)ビットであり、メモリーコントローラー150と標準DRAM161の間のデータバス幅よりも広い(広帯域である)。
本実施形態では、具体例として、WA=16、WB=16、WA+WB=32であるものとする。また、標準DRAM161の容量は、128MBであり、オプションDRAM162の容量は、512MB(256MB×2)であるものとする。なお、標準DRAM161の第1の記憶領域と、オプションDRAM162の第1の記憶領域には、WAビット単位でアクセス可能であり、オプションDRAM162の第2の記憶領域には、WBビット単位でアクセス可能である。
また、本実施形態では、オプションDRAM162のチップセレクト単位は、DRAM単位(512MB)、又はDRAMチップ単位(256MB)であり、標準DRAM161のチップセレクト単位は、DRAM単位(128MB)であるものとする。
なお、一般的に、電子機器のオプションDRAMの性能(バス幅、容量など)は、標準DRAMの性能と同じか、より高くなることが多い。そのため、本実施形態でもそのような状況を想定した具体例となっている。
メモリーコントローラー150は、CPU140や内部IPから、DRAM160へのアクセス要求(ライト要求、リード要求など)を受信し、DRAM160へのアクセス処理を実行する。そのため、メモリーコントローラー150は、アドレスデコード部151と、コマンド制御部153と、データ制御部154と、インターフェイス155と、を有する。アドレスデコード部151は、チップセレクト変換部152を有する。
アドレスデコード部151は、アドレスデコードを行う。アドレスデコード部151は、例えば、アクセス要求とともに受け付けたアクセス先の物理アドレス情報(メモリーマップ上の相対的なアドレス)を、DRAM160に送信するアドレス情報に変換する。
また、アドレスデコード部151は、アクセス先の物理アドレス情報に基づいて、アクセス先のDRAM(チップセレクト)を判別する。アクセス先が標準DRAM161である場合、標準DRAM161を選択する信号(チップセレクト信号CS1)を、標準DRAM161に出力して供給する。アクセス先がオプションDRAM162である場合、オプションDRAM161を選択する信号(チップセレクト信号CS2)を、オプションDRAM162に出力して供給する。それから、アドレスデコード部151は、変換したアドレス情報を、選択されたDRAM又はDRAMチップに出力して供給する。
なお、アドレスデコード部151は、DRAM内のDRAMチップ単位でチップセレクトをする必要がある場合、アクセス対象のDRAMチップに対してチップセレクト信号を供給する。例えば、オプションDRAM162のチップセレクト単位がDRAMチップである場合、アドレスデコード部151は、アクセス先の記憶領域(DRAMチップ)に対してチップセレクト信号を出力して供給する。
本実施形態では、アドレスデコード部151は、チップセレクト変換部152により、チップセレクト信号の出力先を判別する。
チップセレクト変換部152は、アクセス先の物理アドレス情報に基づいて、チップセレクト信号の出力先を決定する。そのため、チップセレクト変換部152は、例えば、コントローラー110に装着されている各DRAM(標準DRAM161、及びオプションDRAM162)のメモリー領域の割り当て情報を有する。割り当て情報は、例えば、所定のDRAM領域の基準アドレスであるベースアドレスから、所定の順に、各DRAMのサイズに対応する領域を割り当てたものである。
ここで、チップセレクト変換部152は、例えば、電子機器100の起動処理時に、コントローラー110のDRAM構成を検査する。そして、検出したDRAM構成に応じて、各DRAMの領域の割り当て順序を異ならせる。
詳細は図3〜図5を参照して後述するが、本実施形態では、オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅よりも大きい場合、ベースアドレス側から順に、オプションDRAM162の領域、標準DRAM領域161領域を並べて割り当てる(以下、この順序の割り当て設定を「優先アクセス設定」ともいう。)。
一方、オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅以下の場合、各DRAMのチップセレクト単位の容量を比較する。そして、オプションDRAM162のチップセレクト単位(第1の記憶領域と第2の記憶領域の両方、又は、記憶領域ごと)の容量が、標準DRAM161のチップセレクト単位(第1の記憶領域)の容量よりも大きい場合、ベースアドレス側から順に、オプションDRAM162の領域、標準DRAM領域161領域を並べて割り当てる(優先アクセス設定)。
一方、オプションDRAM162のチップセレクト単位の容量が、標準DRAM161のチップセレクト単位の容量以下の場合、ベースアドレス側から順に、標準DRAM領域161領域、オプションDRAM162の領域、を並べて割り当てる(以下、この順序の割り当て設定を「通常アクセス設定」ともいう。)。
チップセレクト変換部152は、上記の割り当て情報を参照して、アドレスデコード部151から与えられたアクセス先の物理アドレス情報に対応するチップセレクト信号の出力先を決定する。なお、チップセレクト単位がDRAMチップごとである場合には、その単位でチップセレクト信号の出力先を決定する。
コマンド制御部153は、コマンド制御を行う。コマンド制御部153は、例えば、アクセス要求に従って、アドレスデコード部151で変換されたアドレス情報が示すDRAM160の記憶領域に対するデータ操作(ライト、リードなど)を実行するためのコマンドを発行する。
データ制御部154は、データの制御を行う。データ制御部154は、例えば、アクセス要求がライト要求である場合、ライトコマンドの対象のライトデータをDRAM160に転送して書き込む。また、例えば、アクセス要求がリード要求である場合、リードコマンドの対象のリードデータをDRAM160から読み出して受信する。
インターフェイス155は、メモリーコントローラー150とDRAM160との間の入出力を制御する。例えば、インターフェイス155は、チップセレクト信号、アドレス、コマンドなどのDRAM160への送信を、信号線を介して制御する。また、インターフェイス155は、DRAM160とのデータの送受信(書き込み、読み出しなど)を、外部バス(データバスグループA、データバスグループB)を介して制御する。
上記の電子機器100の構成は、本実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的な電子機器が備える構成を排除するものではない。また、上記の電子機器100の構成は、構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
次に、上記のメモリーコントローラー150の特徴的な動作について説明する。
図3は、メモリーコントローラーによるDRAMアドレス設定処理の一例を示すフロー図である。本フローは、例えば、電子機器100の電源がオンされて、その起動処理中に実行される。もちろん、他のタイミングで実行されてもよく、例えば、ユーザーの指示に応じて実行されてもよい。
DRAMアドレス設定処理が開始されると、チップセレクト変換部152は、オプションDRAMを検出したか否かを判定する(S10)。具体的には、チップセレクト変換部152は、コントローラー110のDRAM構成(標準DRAM161の有無、オプションDRAM162の有無、各DRAMの性能(バス幅、容量、チップセレクト単位などの各種構成情報))を検査し、判定を行う。なお、本フローでは、標準DRAM161は常に検出されるものとする。
オプションDRAM162を検出した場合(S10:YES)、チップセレクト変換部152は、オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅よりも大きいか否かを判定する(S20)。なお、本実施形態では、オプションDRAM162のバス幅は、32ビット、標準DRAM161のバス幅は、16ビットである(図2参照)。
オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅以下である場合(S20:NO)、チップセレクト変換部152は、オプションDRAM162の容量が標準DRAM161の容量よりも大きいか否かを判定する(S30)。具体的には、チップセレクト変換部152は、S10で取得した各DRAMの構成情報に基づいて、各DRAMのチップセレクト単位の容量を特定し、比較する。
オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅よりも大きい場合(S20:YES)、又は、オプションDRAM162のチップセレクト単位の容量が標準DRAM161のチップセレクト単位の容量よりも大きい場合(S30:YES)、チップセレクト変換部152は、オプションDRAM162をベースアドレスに設定する(優先アクセス設定)(S40)。
具体的には、チップセレクト変換部152は、各DRAMのメモリー領域の割り当て情報を生成する。チップセレクト変換部152は、例えば、図4に示すように、システム上制御可能な最大のDRAM領域(2GB)の物理アドレスを管理する。そして、当該DRAM領域(2GB)の基準アドレスであるベースアドレス(0x4000_0000)から順に、オプションDRAM162の領域(0x4000_0000から0x6000_0000の直前まで)、標準DRAM161の領域(0x6000_0000から0x6800_0000の直前まで)、を並べて割り当てる。なお、DRAM160以外の領域は、空き領域(0x6800_0000から0xC000_0000の直前まで)として管理する。
オプションDRAM162が検出されなかった場合(S10:NO)、又は、オプションDRAM162のチップセレクト単位の容量が標準DRAM161のチップセレクト単位の容量以下の場合(S30:NO)、チップセレクト変換部152は、標準DRAM161をベースアドレスに設定する(通常アクセス設定)(S50)。
具体的には、オプションDRAM162の容量が標準DRAM161の容量以下の場合(S30:NO)、チップセレクト変換部152は、各DRAMのメモリー領域の割り当て情報を生成する。チップセレクト変換部152は、例えば、図5に示すように、最大DRAM領域(2GB)の基準アドレスであるベースアドレス(0x4000_0000)から順に、標準DRAM161の領域(0x4000_0000から0x4800_0000の直前まで)、オプションDRAM162の領域(0x4800_0000から0x6800_0000の直前まで)、を並べて割り当てる。なお、DRAM160以外の領域は、空き領域(0x6800_0000から0xC000_0000の直前まで)として管理する。
オプションDRAM162が検出されなかった場合(S10:NO)、チップセレクト変換部152は、例えば、ベースアドレス(0x4000_0000)から、標準DRAM161の領域(0x4000_0000から0x4800_0000の直前まで)、を割り当てる。なお、標準DRAM161以外の領域は、空き領域(0x4800_0000から0xC000_0000の直前まで)として管理する。
なお、本実施形態では、電子機器のオプションDRAMの性能(バス幅、容量)が、標準DRAMの性能と同じか、より高い場合を想定している。そのため、バス幅が等しい場合に(S20:NO)、処理をS30に進めることとなる。しかし、電子機器のオプションDRAMの性能が、標準DRAMの性能より低い場合も想定してもよい。この場合は、例えば、S20において、バス幅が同じであれば処理をS30進め、オプションDRAMのバス幅の方が小さければ処理をS50に進めるようにしてもよい。もちろん、図3と同様であってもよい。
S40又はS50の終了後、チップセレクト変換部152は、DRAMアドレス設定処理を終了する。
上記のように生成した割り当て情報(S40、S50)を参照することにより、チップセレクト変換部152は、アドレスデコード部151から与えられたアクセス先の物理アドレス情報(0x4000_0000から0x6800_0000の直前まで)が該当するDRAM(DRA標準DRAM領域161、又はオプションDRAM162)を特定することができる。チップセレクト単位がDRAMチップごとである場合には、物理アドレス情報が該当するDRAMチップを特定することができる。そして、チップセレクト変換部152は、チップセレクト信号の出力先を決定することができる。
上述の図2のフローの各処理単位は、メモリーコントローラー150の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。メモリーコントローラー150の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
以上、本発明の第一実施形態の一例について説明した。本実施形態によれば、バス幅などの性能の異なる複数のメモリーを搭載する電子機器において、そのシステムの性能をより発揮し易くすることができる。
すなわち、本実施形態では、オプションメモリーと標準メモリーのバス幅を比較し、オプションメモリーのバス幅の方が大きい場合に、メモリーマップにおけるベースアドレス側から順に、オプションメモリー領域、標準メモリー領域を割り当てている。このような構成によれば、バス幅の大きいオプションメモリーの方がより多く使用される可能性が高まる(オプションメモリーの使用の優先度が高まる)ので、システムの性能を発揮し易くなる。
例えば、通常、CPUは、プログラムをDRAMに展開して実行する。また、画像データなどのサイズの大きなデータも、ワークメモリーとしてのDRAMに展開されることがある。そのため、より多く使用される領域を含むDRAMのバス幅が大きくなれば、DRAMへのアクセス効率が向上する。そして、システムのパフォーマンス向上、大きなデータの扱いの高速化を図ることができる。例えば、プリンターであれば、ユーザーが印刷指示をしてから印刷が開始されるまでの時間や、印刷時間などを短縮することができる。また、他の機器であれば、例えば、スキャン時間、コピー時間などを短縮することができる。
また、本実施形態では、オプションメモリーのバス幅が標準メモリー以下である場合、オプションメモリーと標準メモリーのチップセレクト単位の容量を比較し、比較結果に応じて、チップセレクト単位の容量の大きい方のメモリーの領域をベースアドレス側に割り当てている。このような構成によれば、チップセレクトの切り替えが起きる頻度をできる限り少なくすることにより、システムの性能の低下を防ぐことができる。
具体的には、例えば、チップセレクト単位の容量が小さい方の第一のメモリーがベースアドレス側に割り当てられ、その次にチップセレクト単位の容量の大きい方の第二のメモリーが割り当てられた場合を考える。この場合、第一のメモリーのチップセレクト単位の容量が、使用量に対して足りなくなる可能性が高まる。この場合、第一のメモリー内のチップ間、又は第一のメモリーと第二のメモリーとの間で、チップセレクトが切り替えられる頻度が高まる。その結果、メモリーアクセス時のオーバーヘッドが発生することになる。なお、一般的に、一つのチップセレクトに継続的にアクセスする場合の方が、複数のチップセレクト間を切り替えながらアクセスする場合よりも効率が高い。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
第一実施形態では、メモリーコントローラー150により、DRAM構成に応じて、各DRAMの領域の割り当て順序を変更している。これに対し、本実施形態では、メモリーコントローラー150では、各DRAM領域の割り当て順序を通常アクセス設定に固定したまま、CPUによりバス幅の広いメモリーが優先的に使用されるように制御する。
例えば、メモリーコントローラー150は、電子機器100の起動処理時に、コントローラー110のDRAM構成を検査する。オプションDRAM162を検出した場合には、固定的に、ベースアドレス側から順に、標準DRAM161の領域、オプションDRAM162の領域を割り当てる(通常アクセス設定)。
一方、CPU140は、電子機器100の起動処理時に、コントローラー110のDRAM構成を検査する。なお、DRAM構成の検査は、CPU140以外のデバイス、例えば、メモリーコントローラー159が行ってもよい。それから、CPU140は、検出したDRAM構成に応じて、CPU140がDRAM160へアクセスする際に使用する割り当て情報を生成する(メモリーコントローラー150の割り当て情報は変更せずに、各DRAM領域の順序を論理的に並び替える)。
図6は、CPUによるDRAMアドレス設定処理の一例を示すフロー図である。本フローは、例えば、電子機器100の電源がオンされて、起動処理中に、メモリーコントローラー150の割り当て情報の設定(通常アクセス設定)の終了後、CPUにおいて実行される。もちろん、他のタイミングで実行されてもよく、例えば、ユーザーの指示に応じて実行されてもよい。
S110〜S130は、図3のS10〜S30と同様であるので説明を省略する。ただし、各処理は、CPU140が主体となって実行する。
オプションDRAM162のバス幅が標準DRAM161のバス幅よりも大きい場合(S120:YES)、又は、オプションDRAM162のチップセレクト単位の容量が標準DRAM161のチップセレクト単位の容量よりも大きい場合(S130:YES)、CPU140は、ベースアドレスをオプションDRAM162に変更する(優先アクセス設定)(S40)。
具体的には、CPU140は、各DRAMのメモリー領域の論理的な割り当て情報を生成する。例えば、図7に示すように、CPU140は、ベースアドレスを、オプションDRAM162の領域の先頭(0x4800_0000(元のベースアドレスに標準DRAM161のサイズを加算したアドレス))に設定する。また、オプションDRAM162の領域(0x4800_0000から0x6800_0000の直前まで)の次に、標準DRAM161の領域(0x4000_0000から0x4800_0000の直前まで)が続くように設定する。すなわち、オプションDRAM162の領域、標準DRAM161の領域、の順に連続領域となるように論理的に並べ替えた割り当て情報を生成する。
オプションDRAM162が検出されなかった場合(S110:NO)、又は、オプションDRAM162のチップセレクト単位の容量が標準DRAM161のチップセレクト単位の容量以下の場合(S130:NO)、CPUは、ベースアドレスの変更を行わない(通常アクセス設定)(S150)。
S140又はS150の終了後、CPU140は、DRAMアドレス設定処理を終了する。
上記のように生成した割り当て情報(S140)を用いることにより、CPU140は、DRAMのメモリー領域を、CPUで論理的に設定したベースアドレス側(オプションDRAM162の領域)から順に使うことができる。例えば、CPU140は、各種のプログラムやデータを格納するため、ベースアドレス側から順にメモリー領域を使用する。使用量が、オプションDRAM162の領域を超えた場合は、続けて標準DRAM161の領域を使用する。なお、アクセス要求を受信した際のアドレスデコード部151の動作は、第一実施形態で説明したとおりである。
なお、CPU140以外の内部IPについても、CPU140と同様に割り当て情報を生成して、使用するようにしてもよい。
上述の図6のフローの各処理単位は、CPU140の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。CPU140の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
以上、本発明の第二実施形態の一例について説明した。本実施形態では、第一実施形態と同様の効果を、メモリーコントローラーによるハードウェア処理ではなく、CPUによりソフトウェア処理により実現することができる。CPUにより実現することで、メモリーコントローラー等のハードウェア設計の変更がなくなる又は少なくなる。
なお、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかである。
例えば、上記の実施形態は、DRAMが三つ以上の場合にも応用できる。例えば、標準DRAMが一つ、オプションDRAMが複数、の場合などである。この場合も、各DRAMのバス幅を比較し、ベースアドレスから、バス幅の大きい順に、各DRAMの領域を割り当てればよい。バス幅が等しいDRAMについては、チップセレクト単位の容量を比較し、ベースアドレスに近い側から、チップセレクト単位の容量の大きい順に、各DRAM領域を割り当てればよい。
なお、本発明は、DRAMだけでなく、バス幅などの性能の異なるメモリーを備える電子機器、メモリーシステム等に適用できる。
100:電子機器、110:コントローラー、120:エンジン部、130:SOC、140:CPU、150:メモリーコントローラー、151:アドレスデコード部、152:チップセレクト変換部、153:コマンド制御部、154:データ制御部、155:インターフェイス、160:DRAM、161:標準DRAM、162:オプションDRAM、170:I/O制御ASIC、200:情報処理装置

Claims (11)

  1. 第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、を有する電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、
    前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    メモリーマップにおけるメモリー領域のベースアドレス側から順に、前記第二のメモリーの領域、前記第一のメモリーの領域が並ぶように設定する、ことにより前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    前記第二のメモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅以下である場合、前記第一のメモリーと前記第一のメモリーの容量を比較し、
    前記第二のメモリーの容量が前記第一のメモリーの容量よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    前記第一のメモリー内の、選択信号により選択される一の記憶領域当たりの容量と、前記第二のメモリー内の、選択信号により選択される一の記憶領域当たりの容量とを比較し、 前記第二のメモリー内の前記記憶領域当たりの容量が前記第一のメモリー内の前記記憶領域当たりの容量よりも大きい場合に、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    前記第二のメモリーが複数検出された場合、各メモリーのバス幅を比較し、
    バス幅のより大きいメモリーへのアクセスが他のメモリーよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    前記第一メモリー及び前記第二のメモリーのうち、いずれか2つ以上のメモリーのバス幅が同じである場合、バス幅が同じ各メモリーの容量を比較し、容量のより大きいメモリーへのアクセスが他のメモリーよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項2〜6いずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    アクセス要求で指定される前記メモリー領域内の位置を示すアドレスが、前記メモリー領域のうち前記第二のメモリーの領域内を示す場合、前記第二のメモリーを選択する選択信号を出力し、
    前記アドレスが、前記メモリー領域のうち前記第一のメモリーの領域内を示す場合、前記第一のメモリーを選択する選択信号を出力する、
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、CPUと、を有する電子機器であって、
    前記CPUは、
    第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、
    前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器であって、
    前記メモリー制御部は、
    前記第二のメモリーを検出した場合に、メモリーマップにおけるメモリー領域のベースアドレス側から順に、前記第一のメモリーの領域、前記第二のメモリーの領域が並ぶように設定し、
    前記CPUは、
    前記ベースアドレスに前記第一のメモリーの容量を加算したアドレスを、当該CPUが前記メモリー領域のアクセスに使用するアクセス用ベースアドレスとして設定し、当該アクセス用ベースアドレスに前記第二のメモリーの容量を加算したアドレスの後ろに、前記第一のメモリーの領域が続くように設定する、ことにより前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、を有する電子機器におけるメモリー制御方法であって、
    前記メモリー制御部は、
    第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、
    前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とするメモリー制御方法。
  11. 第一のメモリーと、前記第一のメモリーを制御するメモリー制御部と、CPUと、を有する電子機器におけるメモリー制御方法であって、
    前記CPUは、
    第二のメモリーが検出された場合に、前記第一のメモリーと前記第二のメモリーのバス幅を比較し、
    前記第二メモリーのバス幅が前記第一のメモリーのバス幅よりも大きい場合、前記第二のメモリーへのアクセスが前記第一のメモリーへのアクセスよりも優先するように設定する、
    ことを特徴とするメモリー制御方法。
JP2012028410A 2012-02-13 2012-02-13 電子機器、及びメモリー制御方法 Expired - Fee Related JP5790532B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028410A JP5790532B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 電子機器、及びメモリー制御方法
US13/765,907 US9412426B2 (en) 2012-02-13 2013-02-13 Electronic apparatus and method for memory control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028410A JP5790532B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 電子機器、及びメモリー制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013164790A true JP2013164790A (ja) 2013-08-22
JP5790532B2 JP5790532B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=48946619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012028410A Expired - Fee Related JP5790532B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 電子機器、及びメモリー制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9412426B2 (ja)
JP (1) JP5790532B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102455399B1 (ko) * 2018-01-18 2022-10-17 에스케이하이닉스 주식회사 반도체장치 및 반도체시스템
US11093416B1 (en) * 2020-03-20 2021-08-17 Qualcomm Intelligent Solutions, Inc Memory system supporting programmable selective access to subsets of parallel-arranged memory chips for efficient memory accesses

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05346888A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Nec Gumma Ltd メモリモジュール及びそれを用いたメモリアクセスシステム
JP2000035915A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Ricoh Co Ltd 半導体メモリのアクセス制御装置
JP2007179106A (ja) * 2005-12-26 2007-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 処理システム
JP2011013949A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Konica Minolta Business Technologies Inc データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5301278A (en) * 1988-04-29 1994-04-05 International Business Machines Corporation Flexible dynamic memory controller
JP2958021B2 (ja) * 1989-05-26 1999-10-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2834831B2 (ja) * 1990-03-05 1998-12-14 キヤノン株式会社 情報処理装置
US5179686A (en) * 1990-08-16 1993-01-12 Ncr Corporation Method for automatically detecting the size of a memory by performing a memory warp operation
JPH08278916A (ja) * 1994-11-30 1996-10-22 Hitachi Ltd マルチチャネルメモリシステム、転送情報同期化方法及び信号転送回路
US6138204A (en) * 1997-12-17 2000-10-24 Motorola, Inc. Multi bus access memory
JPH11194995A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Mitsubishi Electric Corp Dram内蔵マイクロプロセッサ及びdram内蔵マイクロプロセッサのデータ転送方法
JP3178442B2 (ja) * 1998-12-10 2001-06-18 日本電気株式会社 符号分割多重接続における回線速度制御システム
US6785835B2 (en) * 2000-01-25 2004-08-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Raid memory
US6820148B1 (en) * 2000-08-17 2004-11-16 Sandisk Corporation Multiple removable non-volatile memory cards serially communicating with a host
JP3900863B2 (ja) * 2001-06-28 2007-04-04 シャープ株式会社 データ転送制御装置、半導体記憶装置および情報機器
US7299315B2 (en) * 2003-04-02 2007-11-20 Nisca Corporation Control device including connecting device for rewriting memory region
CA2554829C (en) * 2004-02-05 2009-11-03 Research In Motion Limited System and method for detecting the width of a data bus
JP4956922B2 (ja) * 2004-10-27 2012-06-20 ソニー株式会社 記憶装置
JP2008046902A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujitsu Ltd 情報処理システム、情報処理基板、及びキャッシュタグ及びスヌープタグの更新方法
US7783826B2 (en) * 2006-09-28 2010-08-24 Qimonda Ag Data bus width converter
JP2008210423A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Nec Corp 記録装置および記録方法
JP5224706B2 (ja) * 2007-03-23 2013-07-03 キヤノン株式会社 記憶装置及び記憶装置の制御方法
KR101498673B1 (ko) * 2007-08-14 2015-03-09 삼성전자주식회사 반도체 드라이브, 그것의 데이터 저장 방법, 그리고 그것을포함한 컴퓨팅 시스템
JP5145880B2 (ja) 2007-11-07 2013-02-20 セイコーエプソン株式会社 Odt制御機能を備えたddrメモリシステム
JP5145879B2 (ja) 2007-11-07 2013-02-20 セイコーエプソン株式会社 Odt制御機能を備えたddrメモリシステム
US8745311B2 (en) * 2008-03-31 2014-06-03 Spansion Llc Flash memory usability enhancements in main memory application
JP2009251713A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toshiba Corp キャッシュメモリ制御装置
KR101497074B1 (ko) * 2008-06-17 2015-03-05 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리 시스템 및 그것의 데이터 관리 방법
KR100942967B1 (ko) * 2008-06-30 2010-02-17 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리장치
JP5192352B2 (ja) * 2008-10-30 2013-05-08 株式会社日立製作所 記憶装置及びデータ格納領域管理方法
US8402188B2 (en) * 2008-11-10 2013-03-19 Micron Technology, Inc. Methods and systems for devices with a self-selecting bus decoder
JP4626707B2 (ja) * 2008-12-08 2011-02-09 ソニー株式会社 情報処理装置および方法
KR20100085564A (ko) * 2009-01-21 2010-07-29 삼성전자주식회사 데이터 처리 시스템과 데이터 처리 방법
WO2011102429A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 国立大学法人 東京工業大学 ストレージ装置、その制御方法およびシステム管理プログラム
US8305834B2 (en) * 2010-02-23 2012-11-06 Qimonda Ag Semiconductor memory with memory cell portions having different access speeds
JP5471631B2 (ja) * 2010-03-10 2014-04-16 セイコーエプソン株式会社 電子機器
KR101873296B1 (ko) * 2011-09-15 2018-07-03 삼성전자주식회사 저장공간 확장이 가능한 단말기 및 그 저장공간 확장방법
CN103176927B (zh) * 2011-10-24 2016-03-02 联阳半导体股份有限公司 在两总线间进行序列位址位元转换的装置
JP2013134690A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Toshiba Corp 情報処理装置およびキャッシュ制御方法
US8904054B2 (en) * 2012-03-20 2014-12-02 Sony Corporation Method and apparatus for mode switching of interface ports
WO2014061064A1 (en) * 2012-10-18 2014-04-24 Hitachi, Ltd. Cache control apparatus and cache control method
JP6070371B2 (ja) * 2013-03-29 2017-02-01 富士通株式会社 データ配置プログラム、及び情報処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05346888A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Nec Gumma Ltd メモリモジュール及びそれを用いたメモリアクセスシステム
JP2000035915A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Ricoh Co Ltd 半導体メモリのアクセス制御装置
JP2007179106A (ja) * 2005-12-26 2007-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 処理システム
JP2011013949A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Konica Minolta Business Technologies Inc データ処理装置、データ処理方法、およびデータ処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9412426B2 (en) 2016-08-09
US20130212329A1 (en) 2013-08-15
JP5790532B2 (ja) 2015-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8867086B2 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and computer-readable storage medium
JP5482528B2 (ja) 印刷文書変換装置及びプログラム
CN103516945A (zh) 信息处理装置及其控制方法
US9110707B2 (en) Assigning wideio memories to functions based on memory access and acquired temperature information
JP6886301B2 (ja) メモリアクセスシステム、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置
JP2014078128A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びに、そのプログラムと記憶媒体
JP5471631B2 (ja) 電子機器
JP5108578B2 (ja) 画像処理コントローラ及び画像形成装置
JP5790532B2 (ja) 電子機器、及びメモリー制御方法
JP2011039849A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
US20120159024A1 (en) Semiconductor apparatus
JP5232728B2 (ja) 画像形成装置
US9667531B2 (en) Image processing apparatus and control method
JP5589582B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5414305B2 (ja) 情報処理装置、仮想記憶管理方法及びプログラム
JP5594127B2 (ja) 電子機器、及び画像処理装置
US20080028109A1 (en) Direct memory access control method and direct memory access controller
JP5919973B2 (ja) 電子機器、及びメモリー制御方法
JP2022121130A (ja) 画像形成装置
US10534641B2 (en) Electronic device that uses hardware corresponding to priority level of processor usage
JP2003067243A (ja) 画像処理装置、プログラム、プログラムが書き込まれた記録媒体および画像形成装置
JP2007334835A (ja) メモリ制御装置及びその制御方法
JP2000099391A (ja) プリンタ装置およびプリンタ制御方法、並びに記録媒体
US9361305B2 (en) Image forming apparatus having a file system
JP2009038771A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5790532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees