JP2003067243A - 画像処理装置、プログラム、プログラムが書き込まれた記録媒体および画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置、プログラム、プログラムが書き込まれた記録媒体および画像形成装置

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JP2003067243A
JP2003067243A JP2001253115A JP2001253115A JP2003067243A JP 2003067243 A JP2003067243 A JP 2003067243A JP 2001253115 A JP2001253115 A JP 2001253115A JP 2001253115 A JP2001253115 A JP 2001253115A JP 2003067243 A JP2003067243 A JP 2003067243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプロセスが並列動作している場合に
も、各プロセスが中断することなく確実に動作し、なお
かつ効率的なメモリ割り当てが行なえる画像処理装置を
提供する。 【解決手段】 複数の画像処理プロセスが動作する画像
処理装置において、各プロセスで必要とする最低限の画
像メモリ量をあらかじめ算出し、システム起動時に算出
した必要量の画像メモリをリザーブし、前記装置内にお
ける未使用のメモリ容量に応じて、各プロセスがリザー
ブしている画像メモリ量を変更する。最低限必要な画像
メモリ量が、例えばプロセスAでは8MB、プロセスB
では12MB、プロセスCでは4MBであったとき、プ
ロセスAが通常12MBの画像メモリを使用するなら、
8MBのプロセスA用画像メモリ121Aとフリー画像
メモリ121Fから4MBの画像メモリ121FAをリ
ザーブする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナやプロッ
タといった画像入出力エンジンを装備する画像処理装置
のシステムコントローラに関し、特にMFP(Multi Fu
nction Peripheral)機のようなコピープロセスやプリ
ントプロセスといった画像入出力処理プロセスを、複数
同時に動作させるプロセス実行環境を管理する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にMFP機と呼ばれる画像処理装置
には複数の画像処理機能が搭載されている。例えばプリ
ント機能、スキャン機能、画像蓄積機能、ファックス機
能、ネットワークを介した蓄積画像抽出機能などがその
代表的な機能である。これらの機能は各々独立して動作
できるようになっている。この種の画像処理装置では、
パフォーマンスアップのために、複数のプロセスが同時
に実行できるようになっている。例えばプリントプロセ
スとスキャンプロセスは、お互いのプロセスがプロッタ
やスキャナといった画像処理装置のリソースを同時に奪
い合うことがないので、コントローラにおいて両プロセ
スの並列動作を管理することによって、並列動作が可能
になり、パフォーマンスの向上を図ることができるよう
になる。
【0003】また、コピープロセスとファックス受信プ
ロセスの並列動作の例でも、コピープロセスがスキャナ
およびプロッタリソースを消費するのに対し、ファック
ス受信による画像保存プロセスではこれらのリソースを
使用しないので、リソースの奪い合いがなく、プロセス
の並列動作が可能となる。
【0004】一方、このような画像処理装置には画像を
展開するための画像メモリが用意されており、各プロセ
スは動作時に自身のプロセスの動作のために画像メモリ
をリザーブし、この画像メモリを使用することによって
画像処理を行なっている。
【0005】しかし、MFP機では複数のプロセスが並
列動作するため、各プロセスが同時に画像メモリをリザ
ーブすることがあり、あるプロセスが大量の画像メモリ
をリザーブしていた場合には、他のプロセスが必要とす
る画像メモリを獲得することができず、動作を中断しな
ければならないことがある。これによりプロセスが即時
に動作できなくなり、例えばこれが緊急を要するプロセ
スである場合にはシステムが破綻するといったことがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような動作の中断
あるいはシステムの破綻を防止するために例えば特開平
8−339324号公報では、特定ソフトウェアが使用
するための専用メモリプールと、その他のソフトウェア
が使用する汎用メモリプールを備える方式が提案されて
いる。
【0007】しかし、複数のプロセスが同時に発生し、
大量の汎用メモリプールを消費していた場合には、特定
ソフトウェアが専用メモリプールだけでは動作できない
といった問題がある。
【0008】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、複数のプロセスが並
列動作している場合にも、各プロセスが中断することな
く確実に動作し、なおかつ効率的なメモリ割り当てが行
なえる画像処理装置を提供することにある。
【0009】また、他の目的は、複数のプロセスが並列
動作している場合にも、各プロセスが中断することなく
確実に動作し、なおかつ効率的なメモリ割り当てが行な
える画像処理装置のためのプログラムと、そのプログラ
ムを格納した情報記録媒体を提供することにある。
【0010】さらに他の目的は、数のプロセスが並列動
作している場合にも、各プロセスが中断することなく確
実に動作し、なおかつ効率的なメモリ割り当てが行なえ
る画像処理装置を備えた画像形成装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、複数の画像処理プロセスが動作する
画像処理装置において、各プロセスで必要とする最低限
の画像メモリ量をあらかじめ算出し、システム起動時に
算出した必要量の画像メモリをリザーブし、前記装置内
における未使用のメモリ容量に応じて、各プロセスがリ
ザーブしている画像メモリ量を変更するメモリ量変更手
段を備えていることを特徴とする。
【0012】第2の手段は、第1の手段において、前記
メモリ量変更手段は、前記プロセスのうちあらかじめ設
定したプロセスについてのみ前記リザーブしている画像
メモリ量を変化させることを特徴とする。
【0013】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、前記メモリ量変更手段は、変化させる画像メモリ
量をあらかじめ決定しておくことを特徴とする。
【0014】第4の手段は、複数の画像処理プロセスを
動作させる画像処理装置に使用されるコンピュータプロ
グラムにおいて、各プロセスで必要とする最低限の画像
メモリ量をあらかじめ算出する処理と、システム起動時
に算出した必要量の画像メモリをリザーブし、前記装置
内における未使用のメモリ容量に応じて、各プロセスが
リザーブしている画像メモリ量を変更する処理とが書き
込まれ、コンピュータにロードするよって前記処理を実
行し、前記画像メモリ量の変更を行うことを特徴とす
る。
【0015】第5の手段は、第4の手段に係るプログラ
ムを情報記録媒体に書き込み、コンピュータによって実
行できるようにしたことを特徴とする。
【0016】第6の手段は、第1ないし第3の手段に係
る画像処理装置と、前記画像処理装置によって処理され
た画像データに基づいて可視画像を形成する画像形成手
段とから画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0017】なお、後述の実施形態では、前述の画像メ
モリは画像メモリ121に、メモリ量変更手段はCPU
110に、画像形成手段はプロッタエンジン130にそ
れぞれ対応する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0019】1.全体構成(図1) 図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置の全体の構
成を示すブロック図である。図1において、本実施形態
に係る画像処理装置はCPUバス101と画像転送用バ
ス102の2つのバスを持っている。CPUバス101
はCPU110に直結しているバスであり、CPU11
0、ROM111、RAM112およびブリッジ113
などが接続されている。
【0020】画像転送用バス102は主に画像データを
転送するバスであり、このバスにはブリッジ113、画
像メモリ121、DMAC(Direct Memory Access Con
troller)122、スキャナバッファ123、プロッタ
バッファ124、NIC(Network Interface Controll
er)125、ハードディスク126などが接続されてい
る。この画像転送用バス102は画像データを高速に転
送しなければならないバスであり、汎用の高速なバスを
流用しても、画像データを効率良く転送するように設計
した専用のバスを使用しても良い。
【0021】ブリッジ113はCPUバス101と画像
転送用バス102を仲介しており、2つのバス101,
102の速度差やバス幅の違いを吸収するとともに、エ
ンディアンの変換などを行なっている。例えばCPU1
10が画像メモリ121をアクセスする場合は、CPU
110によるCPUバスアクセスサイクルを、ブリッジ
113が画像転送用バスアクセスに変換することによっ
て画像メモリ121へのアクセスを実現している。
【0022】画像メモリ121は画像データを保存する
領域である。スキャナなどの画像入力部から入力された
画像データや、NIC125を通じてネットワークから
送られてきた画像データを保存する。この画像データは
どのような種類の画像でも良く、例えば、白黒/カラ
ー、2値/多値、圧縮/非圧縮、低解像度/高解像度な
ど各種多様なフォーマットの画像が考えられる。また、
画像メモリ121上に保存した画像データは、 プロッタ(エンジン130)に転送してプリントす
る。
【0023】 NIC125を通じてネットワーク上
に送信する。
【0024】 ハードディスク126へ保存する。
【0025】などの処理が行なわれる。なお、プロッタ
エンジン130でプリントすることから、この実施形態
では、前記プロッタエンジン130が画像形成手段に相
当する。
【0026】DMAC122は画像転送用バス102上
を流れる画像データを高速に転送するコントローラであ
り、例えばスキャン時にはスキャナI/Fから送られて
くるデータを画像転送用バス102を通じてフレームメ
モリの指定された領域に書き込むなど、まとめて大量の
データを転送するような処理を行なう。フレームメモリ
上のアドレスや転送サイズはあらかじめCPU110か
らDMAC122に指定しておく。
【0027】NIC125はネットワーク127とのI
/Fを制御するモジュールで、ネットワーク127から
送られてきた画像データおよびその他のデータを受け取
り、バスの要求に従って画像転送用バス102にデータ
を流す処理を行なう。また、データをネットワーク12
7へ送信する処理も行なう。また、CPU110からネ
ットワーク127上の画像メモリを透過的に見せるため
の処理も行なっている。
【0028】ネットワーク127は汎用なネットワーク
でも、画像処理装置に特化したネットワークでもよい。
汎用的なネットワークとしては例えばイーサネットTM
があるが、IEEE1394などのシリアルI/Fなど
でもよい。
【0029】スキャナエンジン128は画像を入力する
モジュールで、入力した画像データをスキャナI/F1
29を介してスキャナバッファ123に転送する。スキ
ャナバッファ123はスキャナエンジン128から送ら
れてきた画像データを一時的に保存し、画像転送用バス
102のバスサイクルに合わせてデータを出力する。
【0030】プロッタエンジン130は画像を出力する
モジュールで、プロッタバッファ124から送られてき
た画像データをプロッタI/F131を通じて取り込
み、プリントする。プロッタバッファ124は画像転送
用バス102から送られてきた画像データを一時的に保
存し、プロッタI/F131の速度に応じてデータを出
力する。ハードディスク126は、画像を保存する記憶
装置である。
【0031】このように構成された画像処理装置では、
例えば以下に述べるように動作する。
【0032】2.動作(図2) 例えば、スキャナエンジン128で取り込んだ画像を画
像メモリ121に蓄積し、画像メモリ121上のデータ
をプロッタエンジン130に出力するコピープロセスの
動作例を図2に示す。
【0033】このプロセスでは、まずスキャナエンジン
128にスキャン開始を要求し(ステップ201)、画
像データをスキャナバッファ123にため込んでいく。
続いてDMAC122にDMA転送開始を要求し(ステ
ップ202)、あらかじめDMAC122に設定されて
いたサイズ分だけ、スキャナバッファ123から画像メ
モリ121へ画像データが転送される(ステップ20
3)。この転送は画像転送用バス102を使用して行な
われる。
【0034】スキャナで全ての画像を読み込み、画像メ
モリ121に全ての画像データが保存されるまで画像デ
ータの転送は行なわれる(ステップ204)。全ての画
像データの転送が終了したら、スキャナエンジンにスキ
ャン終了を要求し(ステップ205)、続いてDMAC
122にDMA転送終了を要求する(ステップ20
6)。このようにしてスキャナエンジン128から画像
メモリ121への画像転送が行なわれる。
【0035】以上のようにして画像転送が終了すると、
次にDMAC122にDMA転送開始を要求し(ステッ
プ207)、続いてプロッタエンジン130にプリント
開始を要求する(ステップ208)。これにより、画像
メモリ121からプロッタバッファ124へ画像データ
が転送される(ステップ209)。この転送は画像転送
用バスを使用して行なわれる。
【0036】画像メモリ121上の画像データが全て転
送され、全ての画像データがプロッタに出力されるされ
るまで画像データの転送が行なわれる(ステップ20
9,210)。全ての画像データの転送が終了したら、
DMAC122にDMA転送終了を要求し(ステップ2
11)、続いてプロッタエンジン130にプリント終了
を要求する(ステップ212)。このようにして画像メ
モリ121からプロッタエンジン130への画像転送が
行なわれる。
【0037】3.画像メモリのリザーブ 次に画像メモリのリザーブ方法について説明する。
【0038】3.1 起動時のメモリ割り当て(図3) 例えば本画像処理装置でプロセスA、プロセスB、プロ
セスCが動作するものとする。まず、本実施形態に係る
画像処理装置の起動時において、各プロセスが最低限必
要とする画像メモリ量を算出する。各プロセスが必要と
する画像メモリの大きさは、プロセスの種類や扱う画像
データの種類によって異なる。例えば、バンド単位で画
像を展開して出力するプリントプロセスでは、最低限1
バンド分の画像を展開できるだけの画像メモリを必要と
する。同様にページ単位で画像を展開して出力するプロ
セスでは、最低限1ページ分の画像メモリを必要とす
る。これらは最低限必要であるメモリ容量であり、通常
の動作で快適にプロセスが動作するためには、例えばプ
ロセスAが数バンド分、プロセスBが数ページ分の画像
メモリを必要とする。また、圧縮した画像を画像メモリ
に展開し、出力時にハードウェアの伸長機能を利用して
プリントするようなプロセスでは、圧縮状態の画像が保
持できるだけの画像メモリを必要とする。扱う画像がモ
ノクロ画像だけのプロセスなら1プレーン分の画像メモ
リだけを必要とするが、カラー画像も扱うようなプロセ
スでは4プレーン分の画像メモリが必要となる場合もあ
る。高精細な画像も扱うプロセスでは、通常の画像より
も多くの画像メモリを必要とする。
【0039】このように、プロセスの種類やそのプロセ
スで扱う画像の種類などによって、必要とする画像メモ
リの大きさは異なってくる。例えばプロセスA、プロセ
スB、プロセスCが最低限、以下に示す画像メモリ容量
を必要としているものとする。プロセスAは1バンド毎
に画像を展開して出力するプリントプロセスであり、最
低限1バンド分の画像メモリを必要としている。またプ
ロセスBは1ページ毎に画像を展開して出力するプリン
トプロセスであり、最低限1ページ分の画像メモリを必
要としている。プロセスCは1ページ毎に圧縮されたフ
ァックス文書を受信して画像メモリに保存するファック
ス受信プロセスであり、最低限1ページ分の画像メモリ
を必要としているものとする。
【0040】このようにして得られた最低限必要な画像
メモリ量が、例えばプロセスAでは8MB、プロセスB
では12MB、プロセスCでは4MBであったとする。
次に、システム起動時に各プロセスで最低限必要とする
画像メモリを、それぞれ各プロセス専用の画像メモリと
してリザーブする。また残った画像メモリを、全てのプ
ロセスで使用可能であるフリー画像メモリとして割り当
てる。これにより、システム起動時には図3で示すよう
にプロセスA用画像メモリ121A、プロセスB用画像
メモリ121B、プロセスC用画像メモリ121C、フ
リー画像メモリ121Fがそれぞれ割り当てられること
なる。各プロセスに割り当てられた画像メモリ121A
〜C、Fは、そのプロセス専用の画像メモリであり、例
えばプロセスA用画像メモリ121Aは他のプロセスか
らのアクセスが禁止されている。
【0041】3.2 プロセスAのメモリリザーブ(図
4) プロセスAが実行されると、プロセスAが必要とする容
量だけ画像メモリがリザーブされる。プロセスAが通常
12MBの画像メモリを使用するなら、図4に示すよう
に8MBのプロセスA用画像メモリ121Aとフリー画
像メモリ121Fから4MBの画像メモリ121FAが
リザーブされる。
【0042】3.3 プロセスAおよびプロセスBのメ
モリリザーブ(図5) 次に、プロセスAの実行中にプロセスBが実行される
と、プロセスBが必要とする容量だけ画像メモリがリザ
ーブされる。プロセスBが通常32MBの画像メモリ1
21Bを使用するなら、12MBのプロセスB用画像メ
モリ121Bとフリー画像メモリ121Fから20MB
の画像メモリがリザーブされる。この時、フリー画像メ
モリの未使用領域が20MBに満たなかった場合は、現
在フリー画像メモリ121Fにある未使用領域の分だ
け、プロセスBの画像メモリとしてリザーブする。例え
ば図5のように未使用領域が4MBなら、12MBのプ
ロセスB用画像メモリ121Bと4MBのフリー画像メ
モリ121FのすべてがプロセスB用の画像メモリ12
1FBとして割り当てられ、全体で16MBをプロセス
Bに割り当てる。
【0043】この場合プロセスBは最適な容量の画像メ
モリを得てないが、プロセスが動作する上で最低限必要
とするメモリ容量は確保できているので、動作可能であ
る。
【0044】3.4 プロセスA、プロセスBおよびプ
ロセスCのメモリリザーブ(図6〜図8) 更にプロセスCが同時に実行されると、プロセスCが必
要とする画像メモリをリザーブする。現在フリー画像メ
モリ121FはプロセスAおよびプロセスBに全てリザ
ーブされているので、フリー画像メモリ121Fからプ
ロセスCに割り当てる領域はない。そのため、図6のよ
うにプロセスC用画像メモリ121Cのみを割り当て
る。この場合プロセスCは最適な容量の画像メモリを得
てないが、プロセスが動作する上で最低限必要とするメ
モリ容量は確保できているので、動作可能である。この
ように、プロセスA、プロセスB、プロセスCが同時に
動作する状況において、それぞれが最低限必要とする画
像メモリが確保されているので、同時動作が可能とな
る。
【0045】また、プロセスAの優先度が高くなり、シ
ステム中最速で動作する必要がある場合、フリー画像メ
モリ121F全領域をプロセスAで使用する場合もあ
る。このとき、プロセスAに割り当てられる画像メモリ
は、図7で示すように8MBのプロセスA用画像メモリ
121Aとフリー画像メモリ121F全領域である。こ
の状態では、プロセスB用画像メモリ121B、プロセ
スC用画像メモリ121Cは、それぞれが実行可能にな
る最低限のメモリ容量であり、プロセスAが使用できる
フリー画像メモリ121Fは最大となり、効率の良いメ
モリ割り当てが可能となる。また、この状態でプロセス
BやプロセスCが実行された場合でも、それぞれのプロ
セスが実行されるのに必要な最低限の画像メモリが確保
されているので、それぞれのプロセスは実行可能であ
る。
【0046】このように、それぞれのプロセスが動作す
るために必要な最低限の画像メモリ量を算出しておき、
システム起動時に算出した必要量の画像メモリをリザー
ブしておくことにより、各プロセスが中断することなく
確実に動作することができるとともに、効率的なメモリ
割り当てが行なえる。
【0047】4.リザーブしている画像メモリ量の動的
な変化次に、各プロセスがリザーブしている画像メモリ
量を動的に変化させる場合について説明する。
【0048】4.1 プロセスA、プロセスbのメモリ
リザーブおよびプロセスA、プロセスB、プロセスCの
メモリ割り当て(図9〜図10) まず、画像処理装置内で未使用であるフリー画像メモリ
量を算出する。プロセスが1つも動作していない状態で
は全てのフリー画像メモリ121Fが未使用領域であ
り、プロセスが複数動作しているような状況ではその量
は少なくなっている。例えば図8に示した例では、プロ
セスA用画像メモリ121Aとして8MB、プロセスB
用画像メモリ121Bとして12MB、プロセスC用画
像メモリ121Cとして4MB、フリー画像メモリ12
1Fとして40MBを割り当てている様子を表している
が、全てのプロセスが動作していない場合はフリー画像
メモリ121Fの40MBが未使用領域となる。
【0049】また、プロセスAが16MB、プロセスB
が24MBのメモリを使用して動作している場合には、
図9に示すようにプロセスAにはプロセスA用画像メモ
リ121Aとフリー画像メモリ121FAの8MBを、
プロセスBにはプロセスB用画像メモリ121Bとフリ
ー画像メモリ121FBの12MBを割り当てる。した
がってフリー画像メモリ121Fの未使用領域は20M
Bとなる。このようにフリー画像メモリの未使用領域の
大きさを算出した後、その大きさによって現在各プロセ
スに割り当てられているプロセス専用の画像メモリの大
きさを変化させる。
【0050】図8のようにフリー画像メモリ121Fの
未使用領域が十分大きい場合には、各プロセス専用の画
像メモリ量を大きくする。例えば、プロセスA用画像メ
モリ121Aを8MBから16MBに変化させ、プロセ
スB用画像メモリ121Bを12MBから24MBに変
化させ、プロセスC用画像メモリ121Cを4MBから
8MBに変化させ、図10のようなメモリ割り当てとす
る。この操作により、各プロセスに割り当てられるプロ
セス専用の画像メモリが増え、各プロセスが動作するた
めに十分なメモリが割り当てられることになり、プロセ
ス動作のパフォーマンスアップを図ることができる。そ
の結果、システムとしてより効率の良いメモリ割り当て
ができるようになる。一方、図9のようにフリー画像メ
モリ121Fの未使用領域が小さい場合は、メモリ割り
当ては変えない。
【0051】4.2 メモリ割り当ての縮小(図11、
図12) 図10の状態からプロセスAが24MBのメモリを使用
して動作開始した場合には、プロセスAは図11に示す
ようにプロセスA用画像メモリ121Aとフリー画像メ
モリ121FAの8MBを使用して動作する。するとフ
リー画像メモリ121Fの未使用領域は8MBとなり、
他プロセスが動作を開始した場合十分なメモリを割り当
てることができなくなる可能性がある。このような場合
には、各プロセスがリザーブしている画像メモリの割り
当てを小さくする。例えば図12に示すように、プロセ
スA、プロセスB、プロセスC用画像メモリ121A,
121B,121Cをそれぞれ8MB、12MB、4M
Bとすると、プロセスAはプロセスA用画像メモリ12
1Aとフリー画像メモリ121FAの16MBを使用し
て動作するため、未使用のフリー画像メモリ121Fが
24MBに増える。動作していないプロセスがリザーブ
している画像メモリは未使用であるので、この画像メモ
リのリザーブ量を小さくとり、フリー画像メモリ121
Fの未使用領域を大きくすることにより、他プロセスが
動作した場合にも多くの画像メモリを割り当てられるよ
うにする。ただし、プロセスがリザーブしている画像メ
モリ量は各プロセスが最低限必要とするメモリ量は下回
らないようにして、各プロセスの動作は保証する。
【0052】以上のような処理により、フリー画像メモ
リの未使用領域が大きい時は各プロセスがリザーブして
いる画像メモリを大きく取り、各プロセスが十分なメモ
リ量で動作するようにし、フリー画像メモリの未使用領
域が小さい時は各プロセスがリザーブしている画像メモ
リを小さく取り、動作していないプロセスが動作すると
きに十分な画像メモリを確保できるようにし、システム
全体のパフォーマンスを上げる。
【0053】また、フリー画像メモリ121Fの未使用
領域が大きい時に、各プロセスがリザーブしている画像
メモリを大きくとることで、あるプロセスがフリー画像
メモリを大量に占有してしまい、画像メモリ自体の容量
が大きいにもかかわらず他プロセスがフリー画像メモリ
を獲得できずパフォーマンスが下がり、結果として全体
のパフォーマンスが下がるといったことを防ぐことがで
きる。
【0054】また、メモリの一部が故障した場合でも、
残りのメモリ容量に応じてプロセスの画像メモリの割り
当てを行なうことができるので、プロセスが中断するこ
となく確実に動作することを保証するとともに、効率良
いメモリ割当が行なえる。
【0055】また、メモリ増設などにより画像メモリの
容量が増えた場合でも、メモリ容量に応じてプロセスの
画像メモリの割り当てを行なうことができるので、プロ
セスが中断することなく確実に動作することを保証する
とともに、効率良いメモリ割当が行なえる。
【0056】4.3 パフォーマンスとの関係によるメ
モリリザーブ(図13) 例えば図8のように各プロセス専用の画像メモリがリザ
ーブされており、プロセスAおよびプロセスBは画像メ
モリが大きくなると大幅なパフォーマンスアップが図れ
るのに対し、プロセスCは画像メモリが大きくなっても
パフォーマンスアップが小さいプロセスであるとする。
この場合プロセスC用画像メモリを大きくとっても大き
なパフォーマンスアップにつながらず、他プロセス例え
ばプロセスA、プロセスBが使用した方がシステム全体
のパフォーマンスアップにつながる。そこで、リザーブ
されている画像メモリ量を動的に変化させる場合に、パ
フォーマンスの大幅アップにつながるプロセスA、プロ
セスBのみを対象とし、プロセスCについては行なわな
い。この操作によりメモリ割り当ては図13のようにな
る。
【0057】その結果、本来プロセスC用画像メモリ1
21Cに割り当てられるはずの4MBのフリー画像メモ
リ121Fが未使用領域として残るので、他プロセスの
動作時により多くの画像メモリを割り当てることがで
き、システム全体のパフォーマンスアップにつながる。
【0058】4.4 画像メモリの割り当て時の変化量
の設定 この例は、画像メモリの割り当て量を動的に変化させる
場合に、変化量をあらかじめ決定しておくというもので
ある。例えばプロセスAが1バンド毎に画像を展開して
出力するプリントプロセスであり、最低限1バンド分の
画像メモリが必要であるとする。画像メモリの割り当て
量を1バンド分の単位で増やすと、一つのバンドの画像
展開中に他のバンドの印刷を行なうことができるので、
パフォーマンスアップがはかれる。しかし、増やす量が
バンド単位でなかった場合は、画像メモリが割り当てら
れているにもかかわらず、バンドの大きさに満たないた
め使用しない場合も出てくる。つまりパフォーマンスア
ップにつながるメモリ量があらかじめ分かっているプロ
セスについては、増やす画像メモリ量をあらかじめ決定
しておき、その量だけ増やすことで無駄なメモリ割り当
てを防ぐとともに、効率的なメモリ割り当てを行うこと
ができる。
【0059】なお、前記3.1〜3.4、4.1〜4.
4で説明したようなメモリ割り当てやメモリリザーブに
関する制御は、ROM111に記憶されたプログラムに
したがってCPU110が実行する。このプログラム
は、CD−ROMなどの情報記録媒体に記録され、ある
いはデータ通信などの通信手段を介して配布され、画像
処理装置あるいは画像形成装置にダウンロードして使用
される。
【0060】以上のように、本実施形態によれば、以下
に列挙するような効果を奏することができる。
【0061】同時に複数のプロセスが動作している場合
においても、各プロセスが必要としている最低限のメモ
リを確保しているので、プロセスが動作不能になること
がない。
【0062】また、プロセスが動作する場合において
も、未使用のフリー画像メモリの大きさを考慮して、他
の動作しないプロセスの画像メモリ割り当て量を決定し
ているため、効率良くメモリを使用することができる。
【0063】また、メモリの一部が故障した場合やメモ
リ増設した場合にも、それぞれのメモリ容量に応じて画
像メモリの割り当てを行なうので、効率良くメモリを使
用することができる。
【0064】また、特定のプロセスがフリー画像メモリ
を大量に占有し、画像メモリ自体の容量が大きいにもか
かわらず他のプロセスが画像メモリを獲得できずパフォ
ーマンスが落ちてしまうことを防ぐことができる。
【0065】また、パフォーマンスアップの効果がある
プロセスのみ画像メモリの割り当てを変えるので、シス
テム全体のパフォーマンスアップが効果的に行なえる。
【0066】また、画像メモリの割り当て量がそのプロ
セスにとって効果的なサイズであり、システム全体のパ
フォーマンスアップが行なえる。
【0067】また、前記各効果を奏するプログラムを提
供することができる。
【0068】また、前記プログラムは情報記録媒体によ
って提供することができるので、簡単にコンピュータに
ロードして前記各効果を奏することができる。
【0069】さらに、作像手段と組み合わせて画像出力
するので、前記各効果を奏する画像形成装置を提供する
ことができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各プロセ
スで必要とする最低限の画像メモリ量をあらかじめ算出
し、システム起動時に算出した必要量の画像メモリをリ
ザーブし、前記装置内における未使用のメモリ容量に応
じて、各プロセスがリザーブしている画像メモリ量を変
更するメモリ量変更手段を備えているので、複数のプロ
セスが並列動作している場合にも、各プロセスが中断す
ることなく確実に動作し、なおかつ効率的なメモリ割り
当てが行なえる画像処理装置を提供することができる。
【0071】また、本発明によれば、各プロセスで必要
とする最低限の画像メモリ量をあらかじめ算出する処理
と、システム起動時に算出した必要量の画像メモリをリ
ザーブし、前記装置内における未使用のメモリ容量に応
じて、各プロセスがリザーブしている画像メモリ量を変
更する処理とが書き込まれ、コンピュータにロードする
よって前記処理を実行し、前記画像メモリ量の変更を行
うので、複数のプロセスが並列動作している場合にも、
各プロセスが中断することなく確実に動作し、なおかつ
効率的なメモリ割り当てが行なえる画像処理装置のため
のプログラムと、そのプログラムを格納した情報記録媒
体を提供することができる。
【0072】さらに、画像処理装置によって処理された
画像データに基づいて可視画像を形成する画像形成手段
を備えているので、複数のプロセスが並列動作している
場合にも、各プロセスが中断することなく確実に動作
し、なおかつ効率的なメモリ割り当てが行なえる画像処
理装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置の全体の
構成を示すブロック図である。
【図2】スキャナエンジンで取り込んだ画像を画像メモ
リに蓄積し、画像メモリ上のデータをプロッタエンジン
に出力するコピープロセスの動作例を示す図である。
【図3】起動時のメモリ割り当ての一例を示す画像メモ
リマップである。
【図4】プロセスAのメモリリザーブの状態を示す画像
メモリマップでである。
【図5】プロセスAおよびプロセスBのメモリリザーブ
状態を示す画像メモリマップである。
【図6】プロセスA、プロセスBおよびプロセスCのメ
モリリザーブ状態を示す画像メモリマップである。
【図7】他のプロセスA、プロセスBおよびプロセスC
のメモリリザーブ状態を示す画像メモリマップである。
【図8】プロセスA、プロセスBおよびプロセスCのメ
モリ割り当ての他の例を示す画像メモリマップである。
【図9】画像メモリ量を動的に変化させる場合のプロセ
スAおよびプロセスBのメモリリザーブ状態を示す画像
メモリマップである。
【図10】画像メモリ量を動的に変化させる場合のプロ
セスA、プロセスBおよびプロセスCのメモリ割り当て
の例を示す画像メモリマップである。
【図11】メモリ割り当てを縮小させる場合のプロセス
Aのメモリリザーブ状態を示す画像メモリマップであ
る。
【図12】メモリ割り当てを縮小させる場合のプロセス
Aのメモリリザーブ状態の他の例を示す画像メモリマッ
プである。
【図13】プロセスのパフォーマンスとの関係で設定さ
れるプロセスA、プロセスBおよびプロセスCのメモリ
割り当てを示すメモリマップである。
【符号の説明】
101 CPUバス 102 画像転送用バス 110 CPU 111 ROM 112 RAM 113 ブリッジ 121 画像メモリ 122 DMAC 123 スキャナバッファ 124 プロッタバッファ 125 NIC 126 ハードディスク 128 スキャナエンジン 131 プロッタエンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像処理プロセスが動作する画像
    処理装置において、 各プロセスで必要とする最低限の画像メモリ量をあらか
    じめ算出し、システム起動時に算出した必要量の画像メ
    モリをリザーブし、前記装置内における未使用のメモリ
    容量に応じて、各プロセスがリザーブしている画像メモ
    リ量を変更するメモリ量変更手段を備えていることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ量変更手段は、前記プロセス
    のうちあらかじめ設定したプロセスについてのみ前記リ
    ザーブしている画像メモリ量を変化させることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ量変更手段は、変化させる画
    像メモリ量をあらかじめ決定しておくことを特徴とする
    請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の画像処理プロセスを動作させる画
    像処理装置に使用されるコンピュータプログラムにおい
    て、 各プロセスで必要とする最低限の画像メモリ量をあらか
    じめ算出する処理と、 システム起動時に算出した必要量の画像メモリをリザー
    ブし、前記装置内における未使用のメモリ容量に応じ
    て、各プロセスがリザーブしている画像メモリ量を変更
    する処理と、が書き込まれ、コンピュータにロードする
    よって前記処理を実行し、前記画像メモリ量の変更を行
    うことを特徴とするコンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラムが、コンピュ
    ータによって実行可能に書き込まれた情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の画像処理装置と、 前記画像処理装置によって処理された画像データに基づ
    いて可視画像を形成する画像形成手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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