JPH08310055A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JPH08310055A
JPH08310055A JP7116975A JP11697595A JPH08310055A JP H08310055 A JPH08310055 A JP H08310055A JP 7116975 A JP7116975 A JP 7116975A JP 11697595 A JP11697595 A JP 11697595A JP H08310055 A JPH08310055 A JP H08310055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet data
data
image data
buffer
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7116975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3555241B2 (ja
Inventor
Masatoshi Kadota
政敏 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP11697595A priority Critical patent/JP3555241B2/ja
Priority to US08/542,255 priority patent/US5604846A/en
Publication of JPH08310055A publication Critical patent/JPH08310055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3555241B2 publication Critical patent/JP3555241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないバッファ容量の印字イメージバッファ
を設けて、メモリ使用効率を向上できる上、プリントオ
ーバーランのエラー発生を防止する。 【構成】 第1及び第2パケットデータバッファ63・
65と、画像データバッファ及びイメージデータバッフ
ァ64・66は、各々、データ量に応じて容量可変に構
成され、イメージデータバッファ66のバッファ容量を
拡張不可能なときには、展開済みの画像データを、画像
データバッファ64から消去するので、この消去を介し
て画像データバッファ64の縮小により生じたフリーエ
リアを、イメージデータバッファ66などの拡張用に適
用することができる。また、パケットデータから印字イ
メージデータでの展開に高速処理可能な上書き処理が用
いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに関し、特に
1頁分よりも少ない容量のイメージバッファを設ける一
方、プリントオーバーランのエラー発生を防止するよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速印字が可能なレーザプリンタ
などのページプリンタにおいては、ホストコンピュータ
やパーソナルコンピュータなどの外部機器から、文書デ
ータや画像データなどの印字データを受信し、その印字
データに関して、文字や記号については、そのコードデ
ータ及び印字位置情報と、画像データについてはその印
字位置情報とを含むパケットデータを格納しておき、こ
のパケットデータに基づいて印字可能なビットイメージ
データに展開する一方、その展開されたビットイメージ
データを印字イメージバッファに格納し、その印字イメ
ージバッファから1ラスター分に対応する1ドットライ
ン毎のビットイメージデータを順次読み出して、印字機
構により文字や画像を印字媒体に印字するようになって
いる。
【0003】また、上記パケットデータからビットイメ
ージデータへ展開する際には、既に印字イメージバッフ
ァに格納されているビットイメージデータを読出し、新
たにパケットデータから展開されたビットイメージデー
タとのORを成すビットイメージデータを作成し、印字
イメージバッファに格納し直す処理(一般にOR書きと
いう)を行っていた。
【0004】ところで、制御装置内のRAM160に設
けた印字イメージバッファ162として、図15に示す
ように、1頁分より少ない、例えば、3バンド分の少な
いバッファ容量で構成し、受信バッファ161から読み
出した画像データを画像データバッファ164に格納す
る一方、読み出した文字や記号のコードデータとその印
字位置情報と、画像データの印字位置情報とを含むパケ
ットデータをパケットデータバッファ163に格納す
る。そして、パケットデータに基づいて、文字や記号及
び画像の印字イメージデータを、印字イメージバッファ
162の第1バンドバッファ、第2バンドバッファ、第
3バンドバッファに展開した後、第1バンドバッファの
印字イメージデータを印字機構に出力完了し、第2バン
ドバッファの印字イメージデータを出力中に、その第1
バンドバッファに印字イメージデータを展開する。
【0005】即ち、印字イメージバッファの各バンドバ
ッファをサイクリックに繰り返して使用し、受信した印
字データに関する全ての印字イメージデータを印字機構
に出力するようになっている。この方式では、一旦印字
を開始すると、印字を中断することができないので、あ
るバンドの印字終了時には、次のバンドのデータ展開が
終了している必要がある。もし、データ展開が間に合わ
なければプリントオーバーランエラーとなり、不完全な
画像が出力されてしまう。このような構成においては、
各文字や記号、或いは画像を別々のデータとしてパケッ
トデータバッファ163に登録するので、多数の文字と
画像とが重複するような印字処理を行なう場合には、プ
リントオーバーランのエラーが発生し易い。
【0006】そこで、最近では、制御装置内のRAM2
60に設けた印字イメージバッファ262として、例え
ば、160Kバイトを1つのバンドバッファ容量とし
て、図16に示すように、1頁分のビットイメージデー
タを格納し得る約30バンド分のバッファ容量(例え
ば、5〜6メガバイト)を固定的に専用に設ける技術が
採用されている。この場合、同様にして作成したパケッ
トデータをパケットデータバッファ263に格納する。
【0007】そして、パケットデータバッファ263や
画像データバッファ264の拡張に伴って、フリーメモ
リ領域が殆ど無くなったときに、そのパケットデータに
基づいて、文字や記号及び画像の印字イメージデータ
を、印字イメージバッファ262の第1バンドバッフ
ァ、第2バンドバッファ、・・・と順次展開(疑似印字
展開)した後、パケットデータを消去し、受信バッファ
261の未処理の印字データについて、同様にして印字
イメージデータに展開して、第30バンドバッファまで
格納する。その後、印字イメージバッファ262の印字
イメージデータを、第1バンドバッファから順次シリア
ルに読み出して、印字機構により印字媒体に印字するよ
うになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印字イ
メージバッファとして、1頁分のビットイメージデータ
を格納し得る多数のバンドバッファからなる大容量を固
定的に専用に設ける場合には、印字処理に際して、1頁
分のビットイメージデータが予め展開されているので、
印字処理の途中にプリントオーバーランのエラーが発生
することはないが、印字イメージバッファの容量が大型
化していることから、RAMにおけるメモリの使用効率
が低下するという問題がある。
【0009】一方、印字イメージバッファの容量を、1
頁分より少ないバッファ容量で構成する場合には、印字
イメージバッファのバッファ容量が少量であることか
ら、RAMにおけるメモリの使用効率が改良されるが、
印字処理の速度よりも印字イメージデータへの展開速度
が遅いときには、印字処理の途中にプリントオーバーラ
ンのエラーが発生し易いという問題がある。
【0010】さらに、パケットデータからビットイメー
ジデータへ展開する際に、OR書きを行っているため
に、処理時間が長くなるという問題もある。
【0011】本発明は、少ないバッファ容量の印字イメ
ージバッファのメモリ使用効率を向上できる上、プリン
トオーバーランのエラー発生を防止し、さらに上書き処
理を用いることにより処理時間の短いプリンタを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1のプリンタは、印字データから文字や記号の
データおよびその印字位置情報を含む第1パケットデー
タを作成し、その第一パケットデータをバンド毎に1ペ
ージ分になるまで順次第1パケットデータバッファに格
納する第1パケットデータ作成手段と、その第1パケッ
トデータをバンド毎の印字イメージデータに展開して、
イメージデータバッファに格納する第1展開制御手段
と、そのバンド毎の印字イメージデータに関する第2パ
ケットデータを作成して、第2パケットデータバッファ
に格納する第2パケットデータ作成手段と、第1パケッ
トデータ作成手段による1ページ分の第1パケットデー
タの作成途中に第1パケットデータバッファの容量が所
定容量以上になると、その時点で作成済みの第1パケッ
トデータを、第1展開制御手段による印字イメージデー
タへの展開、第2パケットデータ作成手段による第2パ
ケットデータの作成、前記1ページ分の残りの第1パケ
ットデータの作成を行い、その第2パケットデータと第
1パケットデータとから新たな第1パケットデータに編
集するパケットデータ編集手段と、第1展開制御手段に
よる新たな第1パケットデータの印字イメージデータへ
の展開の際、パケットデータ編集手段により編集された
第1パケットデータおよび第2パケットデータの内、第
2パケットデータの印字イメージデータへの展開を上書
き処理にて行う上書き処理手段とを備えたものである。
【0013】また、請求項2のプリンタは、画像データ
を格納する画像データバッファと、印字データから、文
字や記号のデータおよびその印字位置情報と、画像デー
タの印字位置を指定する印字位置情報とを含む第1パケ
ットデータを作成し、その第1パケットデータをバンド
毎に1ページ分になるまで順次第1パケットデータバッ
ファに格納する第1パケットデータ作成手段と、画像デ
ータおよび第1パケットデータを受けて、バンド毎の印
字イメージデータに展開して、印字イメージデータバッ
ファに格納する第1展開制御手段と、その印字イメージ
データを圧縮して、圧縮されたバンド毎の圧縮印字イメ
ージデータをイメージデータバッファに格納する圧縮制
御手段と、そのバンド毎の圧縮印字イメージデータに関
する第2パケットデータを作成して、第2パケットデー
タバッファに格納する第2パケットデータ作成手段と、
その第2パケットデータに基づいて、圧縮印字イメージ
データを印字可能な印字イメージデータに展開する第2
展開制御手段と、第1パケットデータ作成手段による1
ページ分の第1パケットデータの作成途中に第1パケッ
トデータバッファあるいは画像バッファの容量が所定容
量以上になると、その時点で作成済みの第1パケットデ
ータを、第1展開制御手段による印字イメージデータへ
の展開、圧縮制御手段による圧縮、第2パケットデータ
作成手段による第2パケットデータの作成、前記1ペー
ジ分の残りの第1パケットデータの作成を行い、その第
2パケットデータと第1パケットデータとを新たな第1
パケットデータに編集するパケットデータ編集手段と、
第1展開制御手段による新たな第1パケットデータの印
字イメージデータへの展開の際、パケットデータ編集手
段により編集された第1パケットデータおよび第2パケ
ットデータの内、第2パケットデータの印字イメージデ
ータバッファへの展開を上書き処理にて行う上書き処理
手段とを備えたものである。
【0014】ここで、請求項3のプリンタは、請求項2
の発明において、第1および第2パケットデータバッフ
ァと、画像データバッファと、イメージデータバッファ
とを、各々データ量に応じて容量可変に構成されたもの
である。
【0015】
【作用】上記構成を有する請求項1のプリンタにおいて
は、第1パケットデータ作成手段により、印字データか
ら、文字や記号のデータおよびその印字位置情報を含む
第1パケットデータが作成され、その第1パケットデー
タがバンド毎に1ページ分になるまで順次第1パケット
データバッファに格納される。その第1パケットデータ
は、第1展開制御手段によりバンド毎の印字イメージデ
ータに展開され、イメージデータバッファに格納され
る。そのバンド毎の印字イメージデータに関する第2パ
ケットデータが、第2パケットデータ作成手段により作
成され、第2パケットデータバッファに格納される。ま
た、第1パケットデータ作成手段による1ページ分の第
1パケットデータの作成途中に第1パケットデータバッ
ファの容量が所定容量以上になると、パケットデータ編
集手段により、その時点で作成済みの第1パケットデー
タの第1展開制御手段による印字イメージデータへの展
開、第2パケットデータ作成手段による第2パケットデ
ータの作成が行われるとともに、前記1ページ分の残り
の第1パケットデータが作成され、その第2パケットデ
ータと第1パケットデータとから新たな第1パケットデ
ータに編集される。さらに、第1展開制御手段による新
たな第1パケットデータの印字イメージデータへの展開
の際、上書き処理手段により、パケットデータ編集手段
により編集された第1パケットデータおよび第2パケッ
トデータの内、第2パケットデータの印字イメージデー
タへの展開が上書き処理される。
【0016】また、請求項2のプリンタにおいては、画
像データバッファには、画像データが格納され、第1パ
ケットデータ作成手段により、印字データから、文字や
記号のデータおよびその印字位置情報と、画像データの
印字位置を指定する印字位置情報とを含む第1パケット
データが作成されて、その第1パケットデータがバンド
毎に1ページ分になるまで順次第1パケットデータバッ
ファに格納される。その第1パケットデータおよび画像
データを受けて、第1展開制御手段により、バンド毎の
印字イメージデータが展開され、印字イメージデータバ
ッファに格納される。その印字イメージデータが圧縮制
御手段により圧縮され、圧縮されたバンド毎の圧縮印字
イメージデータがイメージデータバッファに格納され
る。そのバンド毎の圧縮印字イメージデータに関する第
2パケットデータが第2パケットデータ作成手段により
作成され、第2パケットデータバッファに格納される。
その第2パケットデータに基づいて、第2展開制御手段
により、圧縮印字イメージデータが印字可能な印字イメ
ージデータに展開される。また、第1パケットデータ作
成手段による1ページ分の第1パケットデータの作成途
中に第1パケットデータバッファあるいは画像バッファ
の容量が所定容量以上になると、パケットデータ編集手
段により、その時点で作成済みの第1パケットデータの
第1展開制御手段による印字イメージデータへの展開、
圧縮制御手段による圧縮、第2パケットデータ作成手段
による第2パケットデータの作成が行われるとともに、
前記1ページ分の残りの第1パケットデータが作成さ
れ、その第2パケットデータと第1パケットデータとが
新たな第1パケットデータに編集される。さらに、第1
展開制御手段による新たな第1パケットデータの印字イ
メージデータへの展開の際、上書き処理手段により、パ
ケットデータ編集手段により編集された第1パケットデ
ータおよび第2パケットデータの内、第2パケットデー
タの印字イメージデータバッファへの展開が上書き処理
にて行われる。
【0017】さらに、請求項3のプリンタにおいては、
第1および第2パケットデータバッファと、画像データ
バッファと、イメージデータバッファとが、各々データ
量に応じて容量可変に制御される。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0019】本実施例は、外部機器から印字データを受
信して受信バッファに格納し、その印字データをプリン
トするレーザプリンタに本発明を適用した場合のもので
ある。
【0020】先ず、レーザプリンタ1に設けられた印字
機構PMについて、図1に基づいて簡単に説明する。
【0021】レーザプリンタ1には、レーザスキャナ装
置10と、プロセスカートリッジ20と、転写帯電器や
除電針などを備えた転写・分離装置25と、加熱ローラ
31と加圧ローラ32などを備えた定着装置30と、給
紙ローラ36、レジストローラ37、搬送ローラ38及
び排紙ローラ39などを備えた搬送装置35などで構成
されている。
【0022】レーザスキャナ装置10には、半導体レー
ザ11と、6面体ミラー12と、結像レンズ13と、反
射ミラー14及び合成樹脂製のレンズ部材15などが設
けられている。
【0023】プロセスカートリッジ20の内部には、感
光ドラム21、1次帯電器22、現像シリンダ23及び
露光ランプ24などが組込まれている。
【0024】そして、半導体レーザ11から出射されて
6面体ミラー12に入射したレーザ光LBは、一定の高
速度で回転する6面体ミラー12のミラー面毎に所定角
度偏向されることにより、所定角度範囲に亙って主走査
され、結像レンズ13を経て反射ミラー14で下方に反
射され、レンズ部材15を経て回転する感光ドラム21
上に照射されて、静電潜像が形成される。
【0025】そして、感光ドラム21上に形成された静
電潜像は、現像シリンダ23から供給されるトナーによ
り現像され、この可視像は、給紙カセット5から搬送装
置35で搬送される記録用紙Pに転写されて印字され、
この印字された記録用紙Pは、その後定着装置30を経
て、これら両ローラ38・39により排紙トレー6上に
搬送される。
【0026】次に、レーザプリンタ1の制御系につい
て、図2のブロック図に基づいて説明するが、この制御
系は基本的には一般的なレーザプリンタの制御系と同様
なので、簡単に説明するものとする。
【0027】このレーザプリンタ1のビデオコントロー
ラ50は、CPU51と、種々の制御プログラムが格納
されたROM52と、パーソナルコンピュータやホスト
コンピュータなどの外部のデータ送信機器80から送信
された画像データを含む印字データを受けて格納する受
信バッファ61などの各種メモリが設けられたRAM6
0と、印字データを受信バッファ61に受信データとし
て書き込み/読み出すタイミングの為のタイミング信号
を発生するタイミング制御回路(TC)53と、データ
送信機器80から送信される印字データを受信するシリ
アルインターフェース(S・I/F)54と、4Kバイ
トの2つのスキャンバッファを有しビットイメージデー
タに変換された印字情報を順次DCコントローラ58へ
出力するビデオインターフェース(V・I/F)55
と、操作パネル57からの信号を受けるパネルインター
フェース(P・I/F)56とを備えており、これらは
バス59を介してCPU51に夫々接続されている。
【0028】ここで、印字機構PMには、前述したよう
に、レーザスキャナ装置10、プロセスカートリッジ2
0、転写・分離装置25、定着装置30、搬送装置35
が設けられる上、感光ドラム21や搬送装置35を駆動
する為のメインモータ、加熱ローラ31の為の定着用ヒ
ータ、その他の電装品回路などが設けられており、前記
DCコントローラ回路58は、これらメインモータ、定
着用ヒータ及び各種電装品回路に加えて、半導体レーザ
11、6面体ミラー12を駆動するスキャナモータを駆
動制御するように構成されている。
【0029】前記ROM52には、通常のレーザプリン
タに設けられているのと同様の種々の制御プログラムに
加えて、文字や記号などの多数のキャラクタに関する印
字用ドットパターンデータを格納したフォントメモリ、
RAM60に設けられた各バッファ61〜66のバッフ
ァ容量及び先頭アドレスを管理するバッファ管理プログ
ラム、後述する本願特有の印字データ展開制御の制御プ
ログラムが予め格納されている。
【0030】前記RAM60には、図3に示すように、
印字データの受信開始時には、所定容量の受信バッファ
61と、約160Kバイトを1つのバンドバッファ容量
として、3つのバンドバッファ62a〜62cを有する
印字イメージバッファ62が設けられている。ここで、
これら受信バッファ61や印字イメージバッファ62以
外のメモリ領域は、フリーエリアに設定されている。
【0031】次に、レーザプリンタ1のビデオコントロ
ーラ50で行われる印字データ展開制御のルーチンにつ
いて、図4〜図9のフローチャートに基づいて説明す
る。但し、図中符号Si(i=10、11、12・・・
・)は各ステップである。ここで、データ送信機器80
から受信した印字データは、図示外の受信制御により、
受信バッファ61に順次格納されるものとする。
【0032】レーザプリンタ1に対して電源が投入され
ると、先ず印字機構PMを初期化するなどの各種の初期
化処理が実行された後、データ送信機器80から受信し
た印字データが受信バッファ61に格納されると、この
制御が開始される。
【0033】この制御が開始されると、先ず印字データ
処理制御が実行される(S10)。この印字データ処理制
御においては、受信バッファ61から読み込んだコード
データが、文字や記号のコードデータのときには、その
コードデータと印字位置を指示する印字位置情報とを対
応付けたパケットデータがRAM60に設けた第1パケ
ットデータバッファ63に格納される。また画像のコー
ドデータのときには、その印字位置を指定する印字位置
情報がパケットデータとして第1パケットデータバッフ
ァ63に格納されるとともに、その画像データがRAM
60に設けた画像データバッファ64に格納される。そ
の結果、印字データ処理制御の実行に伴って、第1パケ
ットデータバッファ63や画像データバッファ64のバ
ッファ容量が増大する。
【0034】次に、このように、第1パケットデータバ
ッファ63や画像データバッファ64のバッファ容量が
増大して所定の容量に達した結果、この制御の開始時に
設けられていたフリーエリアの大きさが約半分に達する
までは、S10〜S11が繰り返される。そして、フリーエ
リアの大きさが約半分(図10参照)になったときには
(S11:Yes )、RAM60に、データ量を「0」とす
るイメージデータバッファ66が設定される(S12)。
次に、そのイメージデータバッファ66において、前回
までのデータ量に1バンド分の所定容量B(例えば、約
160Kバイト)を加算したバッファ容量が確保可能な
ときには(S13:Yes )、印字イメージデータに展開す
る第1格納処理制御(図5参照)が実行される(S1
6)。
【0035】この所定容量Bは、後述するS33の圧縮処
理において、全く圧縮が施されていないときの容量に相
当している。即ち、圧縮処理後の容量が、圧縮処理前の
容量よりも増加する可能性がある場合には、容量Bは、
それに応じて増加させる必要がある。
【0036】この第1格納処理制御が開始されると、先
ず第1展開処理制御(図6参照)が実行される(S3
0)。
【0037】この制御が開始されると、第1パケットデ
ータバッファ63から1バンド分の第1パケットデータ
が読み込まれ(S40)、この第1パケットデータが終了
でなければ(S41:No)、そのデータに応じて印字イメ
ージデータが作成され、印字イメージバッファ62の第
1バンドバッファ62aに展開される(S43)。
【0038】一方、この第1パケットデータに画像デー
タが含まれているときに(S43:Yes )、例えば、30
0DPI (ドット・パー・インチ)から600DPI への変
換時において、繰り返して設けるドットパターンデータ
が2つのバンドに跨がるときなどで、その画像データを
消去できないときには(S44:No)、その画像データが
印字イメージデータとして第1バンドバッファ62aに
展開され(S45)、S40に戻る。しかし、その画像デー
タが消去可能なときには(S44:Yes )、その画像デー
タの画像データバッファ64における先頭アドレスが、
第1バンドバッファ62cに設けた画像データテーブル
に登録される(S46)。
【0039】そして、その画像データが印字イメージデ
ータとして第1バンドバッファ62aに展開され(S4
7)、更にその画像データの画像データバッファ64に
おける末尾アドレスが画像データテーブルに登録され
(S48)、S40に戻る。そして、1バンド分のデータ展
開が終了したときには(S41:Yes )、この制御を終了
して、第1格納処理制御のS31にリターンする。例え
ば、図11に示すように、1バンド分の第1パケットデ
ータが第1パケットデータバッファ63から読み込ま
れ、文字や記号と画像の印字イメージデータが、第1バ
ンドバッファ62aに順次展開される。また、図12に
示すように、第3バンドバッファ62cに設けた画像デ
ータテーブルには、各画像データの先頭アドレスと末尾
アドレスとを対にしたデータ群が、消去可能な画像デー
タの数分格納される。
【0040】次に、この第1格納処理制御において、R
AM60上に第2パケットデータバッファ65が設けら
れ、この第2パケットデータバッファ65には、S30に
おいて展開した1バンド分の、印字位置情報を含むパケ
ットデータが格納される(S31)。次に、RAM60上
にイメージデータバッファ66が設けられ、このイメー
ジデータバッファ66を指示する第1書き込みポインタ
P1には、次にデータを書き込む書き込み先頭アドレス
がセットされ(S32)、第1バンドバッファ62aに展
開されている印字イメージデータが所定の圧縮方式で圧
縮され、圧縮した圧縮印字イメージデータがイメージデ
ータバッファ66に格納する圧縮処理制御が実行され
(S33)、この制御を終了して、印字データ展開制御の
S17にリターンする。
【0041】次に、この印字データ展開制御において、
第1パケットデータバッファ63に格納されている全て
の第1パケットデータについて、展開処理が終了してい
ないときには(S17:No)、S13〜S17が繰り返して実
行される。
【0042】ところで、S13〜S17が繰り返して実行さ
れた結果、第2パケットデータバッファ65やイメージ
データバッファ66のデータ量が増大して、フリーエリ
アが減少し、イメージデータバッファ66を拡張して、
前回までのデータ量に1バンド分の所定容量B(例え
ば、約160Kバイト)を加算したバッファ容量を新た
に確保することが不可能(図11参照)になったときに
は(S13:No)、画像データバッファ64の画像データ
を消去する画像データ消去処理制御(図7参照)が実行
される(S14)。
【0043】この制御が開始されると、先ず第2書き込
みポインタP2には、画像データバッファ64の先頭ア
ドレスがセットされ(S50)、画像データテーブルにお
いて、画像データの先頭アドレスと末尾アドレスとを対
にしたデータ群が、アドレス順に並び変えられる(S5
1)。次に、第1パケットデータバッファ63の第1パ
ケットデータと、画像データバッファ64の画像データ
と、画像データテーブルのデータとに基づいて、画像デ
ータテーブルに登録されておらず、消去不可能な画像デ
ータの、画像データバッファ64における先頭アドレス
が先頭アドレスEとして記憶され、またその消去不可能
な画像データの末尾アドレスが末尾アドレスFとして記
憶される(S52)。
【0044】次に、これら先頭アドレスEから末尾アド
レスFまでの画像データが、第2書き込みポインタP2
で指示するアドレスから順次移動し格納され(S53)、
この移動した画像データに対応して、第1パケットデー
タバッファ63に格納されている、未処理バンドに関す
る印字位置情報のアドレスが変更される(S54)。次
に、第2書き込みポインタのポインタ値P2が、移動し
た画像データのデータ量に対応して、α(α=F−E)
だけインクリメントされ(S55)、終了でないとき、つ
まり消去不可能な画像データが更に存在するときには
(S56:No)、S52〜S56が繰り返して実行される。そ
して、消去不可能な全ての画像データの移動が終了した
ときには(S56:Yes)、この制御を終了して、印字デ
ータ展開制御のS15にリターンする。
【0045】そして、この印字データ展開制御におい
て、前記S13と同様に検索された結果、1バンド分の所
定容量Bを加算したバッファ容量を新たに確保できると
きには(S15:Yes )、S16以降が、前述したように実
行される。しかし、このバッファ容量を新たに確保でき
ないときには(S15:No)、第2格納処理制御(図8参
照)が実行される(S20)。
【0046】この制御が開始されると、前述したように
第1展開処理制御が実行される(S60)。
【0047】そして、第2パケットデータバッファ65
には、S60において展開した1バンド分の、印字位置情
報を含むパケットデータが格納される(S61)。次に、
第1バンドバッファ62aに展開されている印字イメー
ジデータが前述と同様に圧縮され、圧縮後の印字イメー
ジデータの容量Bが求められる(S62)。次に、前述し
たように画像データ消去処理制御が再度実行される(S
63)。そして、前記S15と同様に検索された結果、1バ
ンド分の所定容量Bを加算したバッファ容量を新たに確
保できるときには(S64:Yes )、S62で圧縮した圧縮
印字イメージデータがイメージデータバッファ66に書
き込まれ(S65)、この制御を終了して、印字データ展
開制御にリターンする。ところで、1バンド分の所定容
量Bを加算したバッファ容量を新たに確保できないとき
には(S64:No)、メモリフル状態の発生に伴うエラー
処理が実行され(S66)、この制御を終了する。
【0048】そして、印字データ展開制御において、第
1パケットデータバッファ63に格納されている全ての
第1パケットデータについて、展開処理が終了していな
いときには(S21:No)、S20〜S21が繰り返して実行
される。しかし、全ての第1パケットデータについて、
展開処理が終了したときには(S17:Yes 叉はS21:Ye
s )、第1パケットデータバッファの第1パケットデー
タの全てが消去される(S18)。
【0049】また、その頁の印字データの展開処理が完
了していないとき、つまり印字処理が終了していないと
きとは(S19:No)、受信した印字データからの1ペー
ジ分の第1パケットデータへの展開が終了していない状
態であり、S11にてフリーエリアが半分になった(第1
パケットデータバッファ63あるいは画像データバッフ
ァ64の容量が所定容量になった)時点での1ページ分
に満たない第1パケットデータについて、S30あるいは
S60による印字イメージデータへの展開、S31あるいは
S61による第2パケットデータの作成、S33あるいはS
62による印字イメージデータの圧縮が行われた状態であ
る。従って、S10に戻り、以降同様の処理が繰り返し実
行される。
【0050】この繰り返し実行される処理では、S10に
て、1ページ分の残りの印字データについて、第1パケ
ットデータが作成されるが、この第1パケットデータは
第2パケットデータバッファ65内の第2パケットデー
タに後続して格納される。そして、この第2パケットデ
ータと後続の第1パケットデータとが、新たな第1パケ
ットデータとして扱われる。
【0051】そして、この新たな第1パケットデータを
対象として、S42において、図9に示す印字イメージデ
ータ展開処理が行われる。この印字イメージデータ展開
制御がスタートすると、各パケットデータが順次印字イ
メージデータに展開され(S70)、S40にて読み込まれ
た第1パケットデータが、第2パケットデータに設定さ
れた後に新たな第1パケットデータに編集されたデータ
であるか否かが判断される(S71)。Yesであれば、S7
0にて展開された印字イメージデータが印字イメージバ
ッファ62の第1バンドバッファ62aに上書き処理に
て展開される(S73)。つまり、新たな第1パケットデ
ータの内、1度第2パケットデータ化されたものは、1
バンド分のデータであり、しかも後続の第1パケットデ
ータに先行して処理されるので、第1バンドバッファ6
2a内の内容を消去してもかまわない。従って、単純に
書き込むだけの簡単な上書き処理を用いることができ
る。また、S71がNoであれば、S70にて展開された印字
イメージデータと、既に第1バンドバッファ62aに展
開されている印字イメージデータとをOR書き処理し
て、再度第1バンドバッファ62aに展開され(S7
3)、S43にリターンする。
【0052】一方、受信した印字データの全てについて
データ展開されたときには(S19:Yes )、第2展開処
理制御を行ないながら、印字イメージデータを印字機構
PMに出力して、印字する処理が実行され(S22)この
制御を終了して、メインルーチンにリターンする。
【0053】ここで、S22の第2展開処理制御において
は、図14に示すように、イメージデータバッファ66
に格納された、1バンド毎の圧縮印字イメージデータが
印字可能な印字イメージデータにデコード(復調)さ
れ、第2パケットデータバッファ65の第2パケットデ
ータに基づいて、第1バンドバッファ62a、第2バン
ドバッファ62b、第3バンドバッファ62cに夫々展
開され、第1バンドバッファ62aの印字イメージデー
タから順次印字機構PMに出力される。そして、印字イ
メージデータの全てが出力された第1バンドバッファ6
2aには、第4バンドの印字イメージデータが展開され
る。このように、3つのバンドバッファをサイクリック
に使用しながら、印字処理が実行される。前記S12〜S
18の処理により、第1パケットデータの登録データ数が
少なくなっているので、印字処理よりも速いタイミング
で、各バンドバッファ62a〜62cに印字イメージデ
ータが展開されることから、印字途中にプリントオーバ
ーランのエラーが発生することがない。
【0054】次に、3つのバンドバッファ62a〜62
cを有する印字イメージバッファ62を設ける一方、プ
リントオーバーランのエラーが発生しないように制御す
る、印字データ展開制御の作用であって、印字データ展
開方法を含む作用について説明する。
【0055】画像データバッファ64には、受信バッフ
ァ61から受ける画像データが格納され、第1パケット
データバッファ63には、受信バッファ61から受ける
文字や記号のコードデータ及びその印字位置情報と、画
像データの印字位置を指定する印字位置情報とを含むパ
ケットデータが格納される。
【0056】そして、印字可能な圧縮印字イメージデー
タをイメージデータバッファ66に格納し、またその圧
縮印字イメージデータの各バンド毎の印字位置情報を第
2パケットデータバッファ65に格納するので、これら
イメージデータバッファ66や第2パケットデータバッ
ファ65を小型化でき、しかも印字イメージバッファ6
2は、3つのバンドバッファ62a〜62cを設けただ
けの小容量であって、繰り返して使用する場合でも、圧
縮印字イメージデータを高速にデコードして展開できる
ことから、メモリの使用効率の向上を図れる上、印字途
中にプリントオーバーランのエラーが発生することがな
い。
【0057】更に、前記第1及び第2パケットデータバ
ッファ63・65と、画像データバッファ64と、イメ
ージデータバッファ66とは、各々、データ量に応じて
容量可変に構成され、イメージデータバッファ66のバ
ッファ容量を拡張不可能なときには、展開済みの画像デ
ータを、画像データバッファ64から消去するので、こ
の消去を介して画像データバッファ64の縮小により生
じたフリーエリアを、イメージデータバッファ66など
の拡張用に適用することができ、メモリの使用効率を向
上できる。
【0058】ところで、前記実施例を部分的に変更し、
次のように構成することも可能である。例えば、第2パ
ケットデータバッファ65は、各バンドに対して、1つ
の画像データを登録したものであるから、第1パケット
データバッファ63のデータ量よりも大きくなることは
ない。従って、第1パケットデータバッファ63の処理
済みバンドの部分を順次書き換えることにより、第2パ
ケットデータを作成するようにしてもよい。
【0059】尚、印字イメージバッファ62は、4つ以
上のバンドバッファを設けるようにする等、本発明の技
術的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関し、
既存の技術や等業者に自明の技術に基づいて種々の変更
を加えることも有り得る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1のプリンタによれば、1ページ分の第1パケット
データを印字イメージデータへ展開した後に印字を行う
ので、プリントオーバーランのエラーが発生することが
ない。また、1ページ分の第1パケットデータの作成途
中に第1パケットデータバッファの容量が所定容量以上
になると、その時点で作成済みの第1パケットデータを
印字イメージデータへ展開して第2パケットデータを作
成した後に、残りの第1パケットデータの作成を行うの
で、小容量の第1パケットデータバッファでも1ページ
分のデータ処理が可能となる。
【0061】さらに、新たな第1パケットデータの印字
イメージデータへの展開の際、編集された第1パケット
データおよび第2パケットデータの内、第2パケットデ
ータの印字イメージデータへの展開を上書き処理にて行
うので、OR書き処理に比べ処理速度を向上できる。
【0062】請求項2のプリンタによれば、1ページ分
の第1パケットデータを印字イメージデータへ展開し、
さらに圧縮した印字イメージデータをイメージデータバ
ッファに記憶した後に印字を行うので、圧縮印字イメー
ジデータから印字イメージデータへのデコードは印字速
度より高速に行い得ることから、プリントオーバーラン
のエラーが発生しないとともに、大きなメモリ容量を必
要とする印字イメージデータを小容量のイメージデータ
バッファに記憶できる。
【0063】また、1ページ分の第1パケットデータの
作成途中に第1パケットデータバッファあるいは画像バ
ッファの容量が所定容量以上になると、その時点で作成
済みの第1パケットデータを印字イメージデータへ展開
して第2パケットデータを作成した後に、残りの第1パ
ケットデータの作成を行うので、小容量の第1パケット
データバッファあるいは画像バッファでも1ページ分の
データ処理が可能となる。
【0064】もちろん、請求項1のプリンタと同様に、
第2パケットデータの印字イメージデータへの展開を高
速に処理できる。
【0065】請求項3のプリンタによれば、大きなメモ
リ容量を必要とする画像データを格納する受信バッファ
を、第1および第2パケットデータバッファ、画像デー
タバッファ、イメージデータバッファとともに、記憶手
段に各々データ量に応じて容量可変に構成されるので、
各バッファのエリアを適宜縮小・拡張でき、メモリの使
用効率を格段に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの概略断面図である。
【図2】レーザプリンタの制御系のブロック図である。
【図3】印字データを受信開始したときのRAMのメモ
リ構成を説明する図である。
【図4】印字データ展開制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図5】第1格納処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図6】第1展開処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図7】画像データ消去処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図8】第2格納処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図9】印字イメージデータ展開処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図10】第1パケットデータバッファと画像データバ
ッファとを設けた図3相当図である。
【図11】第1及び第2パケットデータバッファと、画
像データバッファ及びイメージデータバッファとを設け
た図3相当図である。
【図12】第3バンドバッファに設けた画像データテー
ブルの内容を説明する図表である。
【図13】画像データバッファの画像データを消去した
ときの図11相当図である。
【図14】印字イメージデータを印字イメージバッファ
の各バンドバッファに展開するときの図11相当図であ
る。
【図15】従来技術に係り、1頁分よりも少ない印字イ
メージバッファを備えたRAMのメモリ構成を説明する
図である。
【図16】従来技術に係り、1頁分の印字イメージバッ
ファを備えた図15相当図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 50 ビデオコントローラ 51 CPU 52 ROM 60 RAM 61 受信バッファ 62 印字イメージバッファ 63 第1パケットデータバッファ 64 画像データバッファ 65 第2パケットデータバッファ 66 イメージデータバッファ 80 データ送信機器 PM 印字機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から受信した印字データの印字
    イメージデータを受けて印字媒体に印字するプリンタに
    おいて、 印字データから、文字や記号のデータおよびその印字位
    置情報を含む第1パケットデータを作成し、その第1パ
    ケットデータをバンド毎に1ページ分になるまで順次第
    1パケットデータバッファに格納する第1パケットデー
    タ作成手段と、 その第1パケットデータをバンド毎の印字イメージデー
    タに展開して、イメージデータバッファに格納する第1
    展開制御手段と、 そのバンド毎の印字イメージデータに関する第2パケッ
    トデータを作成して、第2パケットデータバッファに格
    納する第2パケットデータ作成手段と、 前記第1パケットデータ作成手段による1ページ分の第
    1パケットデータの作成途中に前記第1パケットデータ
    バッファの容量が所定容量以上になると、その時点で作
    成済みの第1パケットデータを、前記第1展開制御手段
    による印字イメージデータへの展開、前記第2パケット
    データ作成手段による第2パケットデータの作成、前記
    1ページ分の残りの第1パケットデータの作成を行い、
    その第2パケットデータと第1パケットデータとから新
    たな第1パケットデータに編集するパケットデータ編集
    手段と、 前記第1展開制御手段による新たな第1パケットデータ
    の印字イメージデータへの展開の際、前記パケットデー
    タ編集手段により編集された第1パケットデータおよび
    第2パケットデータの内、第2パケットデータの印字イ
    メージデータへの展開を上書き処理にて行う上書き処理
    手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 外部機器から受信した画像データを含む
    印字データの印字イメージデータを受けて印字媒体に印
    字するプリンタにおいて、 前記画像データを格納する画像データバッファと、 前記印字データから、文字や記号のデータおよびその印
    字位置情報と、前記画像データの印字位置を指定する印
    字位置情報とを含む第1パケットデータを作成し、その
    第1パケットデータをバンド毎に1ページ分になるまで
    順次第1パケットデータバッファに格納する第1パケッ
    トデータ作成手段と、 前記画像データおよび第1パケットデータを受けて、バ
    ンド毎の印字イメージデータに展開して、印字イメージ
    データバッファに格納する第1展開制御手段と、 その印字イメージデータを圧縮して、圧縮されたバンド
    毎の圧縮印字イメージデータをイメージデータバッファ
    に格納する圧縮制御手段と、 そのバンド毎の圧縮印字イメージデータに関する第2パ
    ケットデータを作成して、第2パケットデータバッファ
    に格納する第2パケットデータ作成手段と、 その第2パケットデータに基づいて、前記圧縮印字イメ
    ージデータを印字可能な印字イメージデータに展開する
    第2展開制御手段と、 前記第1パケットデータ作成手段による1ページ分の第
    1パケットデータの作成途中に前記第1パケットデータ
    バッファあるいは画像バッファの容量が所定容量以上に
    なると、その時点で作成済みの第1パケットデータを、
    前記第1展開制御手段による印字イメージデータへの展
    開、前記圧縮制御手段による圧縮、前記第2パケットデ
    ータ作成手段による第2パケットデータの作成、前記1
    ページ分の残りの第1パケットデータの作成を行い、そ
    の第2パケットデータと第1パケットデータとを新たな
    第1パケットデータに編集するパケットデータ編集手段
    と、 前記第1展開制御手段による新たな第1パケットデータ
    の印字イメージデータへの展開の際、前記パケットデー
    タ編集手段により編集された第1パケットデータおよび
    第2パケットデータの内、第2パケットデータの印字イ
    メージデータバッファへの展開を上書き処理にて行う上
    書き処理手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 第1および第2パケットデータバッファ
    と、画像データバッファイと、メージデータバッファと
    を、各々データ量に応じて容量可変に構成されたことを
    特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
JP11697595A 1994-10-13 1995-05-16 プリンタ Expired - Fee Related JP3555241B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11697595A JP3555241B2 (ja) 1995-05-16 1995-05-16 プリンタ
US08/542,255 US5604846A (en) 1994-10-13 1995-10-12 Printer and method for developing print data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11697595A JP3555241B2 (ja) 1995-05-16 1995-05-16 プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08310055A true JPH08310055A (ja) 1996-11-26
JP3555241B2 JP3555241B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=14700396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11697595A Expired - Fee Related JP3555241B2 (ja) 1994-10-13 1995-05-16 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3555241B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001205868A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Canon Inc 印刷装置及び情報発信装置及び印刷システム及びそれらの制御方法並びに記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001205868A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Canon Inc 印刷装置及び情報発信装置及び印刷システム及びそれらの制御方法並びに記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3555241B2 (ja) 2004-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5604846A (en) Printer and method for developing print data
US8687009B2 (en) Image processing apparatus and controlling method therefor
US6480295B1 (en) Image forming apparatus for efficiently storing developed print data depending on situations and an image forming method thereof
US6304336B1 (en) Output control device and image processing apparatus and method and storage medium
US6483604B1 (en) Disk-based image storage system and method with prioritized loading and retrieval operations
US6175426B1 (en) Printing apparatus and print control method
JP2740568B2 (ja) 印刷装置
JP4181661B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPH09233315A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2001080140A (ja) ページプリンタ及びページプリンタの制御方法
US20050105128A1 (en) Image formation device and processing method thereof
JP3555241B2 (ja) プリンタ
JP2958229B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP3517851B2 (ja) プリンタ及びその印字データ展開方法
JP3612778B2 (ja) プリンタ
JPH023351A (ja) 印刷装置
JP4401885B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
JP3001081B2 (ja) プリンタ
JP3927615B2 (ja) 画像形成装置及びその方法
JP2003237184A (ja) 画像形成装置及びその画像形成方法
JP3241767B2 (ja) 画像処理装置
JPH06261216A (ja) 画像処理装置
JPS60160264A (ja) ビツトマツプメモリの制御方式
JP2908571B2 (ja) ページプリンタ
JPH04314559A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040503

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees