JPH09233315A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH09233315A
JPH09233315A JP3633296A JP3633296A JPH09233315A JP H09233315 A JPH09233315 A JP H09233315A JP 3633296 A JP3633296 A JP 3633296A JP 3633296 A JP3633296 A JP 3633296A JP H09233315 A JPH09233315 A JP H09233315A
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image
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JP3633296A
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Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/411Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
    • H04N1/413Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
    • H04N1/417Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding
    • H04N1/4172Progressive encoding, i.e. by decomposition into high and low resolution components

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  • Multimedia (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の解像度の、画像の劣化の少ない画像を
高速に得ることができる解像度変換処理ができる画像処
理装置を提供する。 【解決手段】 符号化手段として動作するJBIG95
により原画像を順次4階層の符号に変換して各階層の符
号を記憶しておく。解像度変換部96が所望の解像度の
画像情報を得る場合には、階層符号が持つ解像度のうち
で、解像度変換したい解像度よりも大きく、かつ、もっ
とも近い解像度の符号を選択して復号化手段として動作
するJBIG95で前記階層符号を復号させて当該解像
度の画像情報を生成する。そして、解像度変換部はこの
生成された画像を所望の解像度の画像に解像度変換して
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び方
法に関し、例えば、階層符号を利用した解像度変換を行
なう画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像情報の解像度を変換する変
換の方法としては、いろいろなものが提案されてきてい
る。しかしながら、これらの方法はすべて原画像をどの
ように解像度変換するかということであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な方法ではどのような解像度に変換する場合でも、原画
像データそのものに対して解像度変換処理を行わなけれ
ばならず、どのような解像度に変換する場合でも一様に
大きな時間がかかってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。
【0005】即ち、階層符号で表わされた画像情報を復
号化する復号化手段と、前記復号化手段で複号した復号
情報の解像度を変換する解像度変換手段と、前記階層符
号が持つ解像度のうちで、解像度変換したい解像度より
も大きく、かつ、もっとも近い解像度まで前記階層符号
を前記復号手段で復号させるとともに、前記解像度変換
手段が前記復号手段の復号情報を用いて画像を望む解像
度に変換する様に制御する制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0006】そして例えば、更に、前記復号化手段で複
号する階層符号を記憶する記憶手段を備えることを特徴
とする。あるいは、前記復号化手段は階層符号化方法に
より階層符号を復号化することを特徴とし、更に、例え
ば前記復号化手段はJBIGプログレッシブ方法により
復号化を行なうことを特徴とする。
【0007】また例えば、更に、入力画像を複数階層分
符号化する符号化手段と、前記符号化手段で符号化した
各階層の符号情報を記憶する記憶手段とを備え、前記制
御手段は、前記記憶手段に記憶されている符号のうち
で、解像度変換したい解像度よりも大きく、かつ、もっ
とも近い解像度の階層符号を選択して前記復号手段で復
号させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係る発明の実施の形態の一
例の画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1
において、1はリーダ部であり、原稿の画像を読み取
り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画
像入出力制御部3へ出力する。2はプリンタ部であり、
リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに
応じた画像を記録紙上に記録する。
【0010】3はリーダ部1に接続された画像入出力制
御部であり、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピ
ュータインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメ
ージメモリ部9、コア部10などから構成されている。
【0011】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像デー
タをコア部10へ転送し、叉、コア部10から転送され
た画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを
電話回線を介して受信する。ファクシミリ4にはHD1
2が接続されており、受信した圧縮画像データを一時的
に保存することができる。
【0012】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクド
ライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶
させる。叉、ファイル部5はコア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されて
いる圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像デー
タを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部
10へ転送する。
【0013】コンピュータインターフェイス部7は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション等で構
成されるPC/WS11とコア部10の間のインターフ
ェイスを司り、シリアル、パラレルといった基本インタ
ーフェイスからLANインタフェースまでをサポートす
る。なお、ネットワーク機能としては、シリアル(SL
IP)やLANの上でNetware,TCP/IP,
EtherTalk等のプロトコルをサポートし、NF
S等の上位レイヤのサービスもサポートする。
【0014】フォーマッタ部8は、PC/WS11から
転送された画像を表わすコードデータを、プリンタ部2
で記録できる画像データに展開するものであり、イメー
ジメモリ部9はPC/WS11から転送されたデータを
一時的に記憶し、必要な画像処理をほどこすものであ
る。コア部10についての詳細は後述するが、コア部1
0はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、コ
ンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ部8、
イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流れを制
御する。
【0015】図2はリーダ部1とプリンタ部2の断面図
である。リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿を最
終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送
し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102
上の原稿を排出する。原稿がプラテンガラス102上に
搬送されると、ランプ103を点灯し、そしてスキャナ
ユニット104の移動を開始させて、原稿を露光走査す
る。この時の原稿からの反射光は、ミラー105、10
6、107、及びレンズ108によってCCDイメージ
センサ(以下「CCD」という。)109へ導かれる。
このように走査された原稿の画像はCCD109によっ
て読み取られるCCD109から出力される画像データ
は、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入
出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0016】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部
分には現像器203によって現像剤が付着される。
【0017】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット204及びカセット205のいず
れかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光
ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。
現像剤の乗った記録紙は定着部207に転送され、定着
部207の熱と圧力により現像材は記録紙に定着され
る。
【0018】定着部207を通過した記録紙は、排出ロ
ーラ208によって排出され、ソータ220は排出され
た記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを
行う。なお、ソータ220が仕分けが設定されていない
場合には、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記
録が設定されている場合は、排出ローラ208のところ
まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向
を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導
く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ロ
ーラ208まで搬送しないようにフラッパ209によっ
て再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙
は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。
【0019】図3はリーダ部1の詳細ブロック図であ
る。図3において、CCD109から出力されたアナロ
グ画像データは、A/D・SH部110でアナログ/デ
ジタル変換が行われ対応するデジタル信号に変換される
とともに、シェーディング補正が行われる。A/D・S
H部110によって処理された画像データは、画像処理
部111を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、
インターフェイス部113を介して画像入出力制御部3
のコア部10へ転送される。
【0020】CPU114は操作部115で設定された
設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェイ
ス113を制御する。例えば、操作部115でトリミン
グ処理を行って複写を行う複写モードが設定されている
場合は、画像処理部111でトリミング処理を行なわせ
てプリンタ部2へ転送させる。また、操作部115でフ
ァクシミリ送信モードが設定されている場合は、インタ
ーフェイス113から画像データと設定されたモードに
応じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。
【0021】このようなCPU114の制御プログラム
はメモリ116に記憶されており、CPU114はメモ
リ116を参照しながら制御を行う。また、メモリ11
6はCPU114の作業領域としても使われる。
【0022】図4はコア部10の詳細構成を示すブロッ
ク図である。リーダ部1からの画像データは、データ処
理部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制
御コマンドはCPU123へ転送される。データ処理部
121は、画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を
行うものであり、リーダ部1からデータ処理部121へ
転送された画像データは、リーダ部1から転送された制
御コマンドに応じて、インターフェイス120を介して
ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータインタ
ーフェイス部7、イメージメモリ部9へ転送される。
【0023】また、コンピュータインターフェイス部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部121に転送された後、フォーマッタ部8へ転送
されて画像データに展開される。その後この画像データ
はデータ処理部121に転送され、更にファクシミリ部
4やプリンタ部2へ転送される。
【0024】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、コンピュータインターフェイス部7へ転送さ
れる。また、ファイル部5からの画像データは、データ
処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシ
ミリ部4、コンピュータインターフェイス部7へ転送さ
れる。
【0025】CPU123は、メモリ124に記録され
ている制御プログラム、及びリーダ部1から転送された
制御コマンドに従って上述した各種制御を行う。また、
メモリ124はCPU123の作業領域としても使われ
る。
【0026】本例においては、このように、コア部10
を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像
の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入
出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能であ
る。
【0027】図5は図1に示すイメージメモリ部9の詳
細構成を示すブロック図である。図5において、91は
内蔵するメモリに格納された制御手順に従いイメージメ
モリ部9の全体制御を司るCPU、92はCPU91の
制御下で各構成をコントロールするコントローラ、93
は処理データを記憶するメモリ、94はコア部10との
インタフェースを司るI/F(インタフェース)、95
入力されるデータをJBIG圧縮/伸長等するJBIG
コーデック、96は入力画像の解像度変換を行なう解像
度変換部である。
【0028】以上の構成を備える本例のイメージメモリ
部9において、リーダ部1、PC/WS11などからコ
ア部10を介して転送されたデータは、インターフェー
ス94に入力され、コントローラ92を介してメモリ9
3に格納される。例えば、リーダ部1の原稿読み取り解
像度が400dpiであったとすると、当該リーダ部1
よりの読み取り画像(A)が送られてきた場合には40
0dpiの解像度の原画像データがメモリ93に格納さ
れる。
【0029】メモリ93に格納されたデータは、JBI
Gコーデック95により4階層のJBIG符号化処理が
行われる。そして符号化処理された符号化データはメモ
リ93に格納される。このメモリ93への即ち、4階層
のJBIG符号化処理で得られた400dpi、200
dpi、100dpi、50dpiの各画像に対応した
符号が格納される。
【0030】このメモリ93での画像(A)及び該画像
(A)の対応する符号情報の格納状態の例を図6に示
す。図6において、100がコア部10より送られた原
画像である(A)、101が400dpiの画像に対応
した符号、102が200dpiの画像に対応した符
号、103が100dpiの画像に対応した符号、10
4が50dpiの画像に対応した符号である。
【0031】そして、例えばリーダ部1で読み取られた
画像の160dpi縮小画像を得たい場合には、CPU
91は、メモリ93に格納されている符号のうち、希望
する解像度である160dpiよりも大きく、もっとも
近い符号を選択する。図6の場合の例であれば200d
piの画像に対応した符号を選択する。
【0032】そして、JBIGコーデック95はこの選
択された符号により復号化を行い、200dpiの画像
に復号する。その後CPU91は解像度変換部96に2
00dpi画像から160dpi画像への解像度変換を
行なうように指示する。解像度変換部96は、この指示
に基づき、200dpi画像から160dpi画像への
解像度変換処理を行う。以上の処理により、非常な短時
間で所望の解像度の画像が得られる。
【0033】一方、原画像の解像度である400dpi
よりも大きい解像度に変換したい場合には、CPU91
はメモリ93に格納されている原画像、例えばリーダ部
1よりの原画像(A)より所望の解像度への解像度変換
を行なう。
【0034】その後、画像処理が行われたデータは、例
えばインタフェース94を介してコア部10に送られ、
コア部10はそれをプリンタ部2、PC/WS11など
に転送する。
【0035】以上説明したように本例によれば、ある画
像を階層符号で持ち、その画像をある解像度に変換する
ときに、階層符号が持つ解像度のうちで、解像度変換し
たい解像度よりも大きく、かつ、もっとも近い解像度ま
で階層符号を復号し、その画像を望む解像度に変換する
ことにより、解像度変換処理の高速化を図ることができ
る。
【0036】[発明の実施の形態の第2の例]図7は本
発明に係る発明の実施の形態の第2の例を説明する図で
ある。以下、図7を参照して本発明に係る発明の実施の
形態の第2の例の電子ファイリングシステムを説明す
る。
【0037】図7において、601は各種情報処理を行
なうホストコンピュータ(PC)、602は原稿画像を
読み取り可能なスキャナ、603はプリンタである。
【0038】PC601に内蔵されているメモリ612
のプログラム記憶領域にはファイリングのためのアプリ
ケーションプログラムがインストールされている。この
アプリケーションプログラムにより、PC601に内蔵
されているハードディスク装置(HD)613への画像
の格納、及び、HD613に格納されている画像データ
の検索・出力を行うことができる。
【0039】また、第2の例においては、PC601に
は上述した第1の例の画像入出力制御部3と同様の構成
が備えられており、JBIG圧縮/伸長は、第1の例と
同様のイメージメモリ部で行われる。なお、第2の例に
おいては、第1の例が処理データ等をメモリ93に格納
していたが、第2の例においてはメモリとしてHD61
3を用い、HD613にJBIG圧縮された画像データ
が格納されている。
【0040】以上の構成を備える第2の例における画像
処理を以下に説明する。まず、画像を登録する場合の動
作を説明する。この場合には、登録させたい画像をスキ
ャナ602にセットする。そして、PC601のアプリ
ケーションプログラムを起動させて登録動作を指定す
る。PC601は、スキャナ602に対してセットされ
た原稿を読み込んでPC601に転送するように指示を
出す。この指示を受取ったスキャナ602は原稿画像を
読み込んでPC601宛に送信する。
【0041】PC601はスキャナ602から読み取ら
れた画像データを受取るとPC601のメモリ612
(メインメモリ部)に格納する。この格納される画像の
解像度はスキャナ602の読み取り解像度である400
dpiである。
【0042】PC601は、この画像データに対して4
階層のJBIG符号化を行う。これは例えば上述した第
1の例と同様の構成で同様の方法を用いて行なう。そし
て、HD613の所定領域に生成された符号を格納す
る。すなわち、図6に示す例と同様に400、200、
100、50dpiの画像に対応した符号が格納され
る。
【0043】つぎに、画像を検索・出力する場合につい
て説明する。例えば、HD613に上述の動作で格納さ
れた画像を180dpiの解像度の画像としてプリンタ
603に出力する場合を例として以下の説明を行なう。
【0044】この場合においては、PC601は上述し
た第1の例の場合と同様の制御で所望の解像度の画像を
得る制御を行なう。即ち、PC601内のCPUの制御
により、対象画像の符号として200dpiの符号を選
択する。そして、200dpiの符号を用いてJBIG
復号化処理を行い、200dpiの画像を生成する。そ
してその200dpiの生成画像を上述した第1の例と
同様にして180dpiに解像度変換し、180dpi
の解像度の画像情報を生成する。その後、プリンタ60
3にこの生成した180dpiの画像データを転送し、
印刷出力させる。
【0045】第2の例では、プリンタに出力する場合を
説明したが、本発明は以上の例に限定されるものではな
く、PC601のCRT611の表示画面に実寸表示さ
せる(72dpiなど)、ファックスを送信するなどの
場合も処理は全く同じである。
【0046】以上説明したように第2の例においても、
上記第1の例と同様に、短時間での所望解像度の画像へ
の解像度変換処理が行なえる。
【0047】以上説明したように上述した各発明の実施
の形態によれば、ある画像を階層符号で持ち、その画像
をある解像度に変換するときに、階層符号が持つ解像度
のうちで、解像度変換したい解像度よりも大きく、か
つ、もっとも近い解像度まで階層符号を復号し、その画
像を望む解像度に変換することにより、原画像から解像
度変換するよりも高速に処理を行うことができるという
効果が得られる。
【0048】とくに、この効果は復号化処理が少なくて
すむ非常に低い解像度への変換処理に有効である。
【0049】また、JBIG圧縮に関していえば、JB
IG圧縮で用いている解像度変換方式(プレス)は画像
劣化の少ない良い方法であるので、上述した方法による
画像の劣化は少ない。すなわち、JBIG圧縮/伸長を
用いれば、劣化が少ない画像を高速に得ることができ
る。
【0050】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0051】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0052】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0053】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0054】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
る画像を階層符号で持ち、その画像をある解像度に変換
するときに、階層符号が持つ解像度のうちで、解像度変
換したい解像度よりも大きく、かつ、もっとも近い解像
度まで階層符号を復号し、その画像を望む解像度に変換
することにより、解像度変換処理の高速化を図ることが
できる。また、この際においても、画像の劣化の少な
い、JBIGによる符号化/復号化処理により圧縮/伸
長を行なうため、劣化が少ない画像を高速に得ることが
できる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発明の実施の形態の一例の画像処
理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すリーダ部及びプリンタ部の断面図で
ある。
【図3】図1に示すリーダ部の詳細ブロック図である。
【図4】図1に示すコア部の詳細ブロック図である。
【図5】図1に示すイメージメモリ部9の詳細構成を示
すブロック図である。
【図6】本例における画像データの格納状態の例を示す
図である。
【図7】本発明に係る発明の実施の形態の第2の例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 コンピュータインターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 91 CPU 92 コントローラ 93、612 メモリ 94 I/F(インタフェース) 95 JBIGコーデック 96 解像度変換部 601 ホストコンピュータ(PC) 602 スキャナ 603 プリンタ 611 CRT 613 ハードディスク装置(HD)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層符号で表わされた画像情報を復号化
    する復号化手段と、 前記復号化手段で複号した復号情報の解像度を変換する
    解像度変換手段と、 前記階層符号が持つ解像度のうちで、解像度変換したい
    解像度よりも大きく、かつ、もっとも近い解像度まで前
    記階層符号を前記復号手段で復号させるとともに、前記
    解像度変換手段が前記復号手段の復号情報を用いて画像
    を望む解像度に変換する様に制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記復号化手段で複号する階層符
    号を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記復号化手段は階層符号化方法により
    階層符号を復号化することを特徴とする請求項1又は請
    求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記復号化手段はJBIGプログレッシ
    ブ方法により復号化を行なうことを特徴とする請求項3
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、入力画像を複数階層分符号化する
    符号化手段と、 前記符号化手段で符号化した各階層の符号情報を記憶す
    る記憶手段とを備え、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている符号の
    うちで、解像度変換したい解像度よりも大きく、かつ、
    もっとも近い解像度の階層符号を選択して前記復号手段
    で復号させることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 階層符号で表わされた画像情報を望む解
    像度の画像情報に変換する画像処理方法であって、 前記階層符号が持つ解像度のうちで、解像度変換したい
    解像度よりも大きく、かつ、もっとも近い解像度まで前
    記階層符号を復号させるとともに、複号させた復号情報
    を用いて画像を望む解像度に変換することを特徴とする
    画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記復号化は階層符号化方法により階層
    符号を復号化することを特徴とする請求項6記載の画像
    処理方法。
  8. 【請求項8】 前記復号化はJBIGプログレッシブ方
    法により復号化を行なうことを特徴とする請求項7記載
    の画像処理方法。
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