JPH11220617A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH11220617A
JPH11220617A JP10021250A JP2125098A JPH11220617A JP H11220617 A JPH11220617 A JP H11220617A JP 10021250 A JP10021250 A JP 10021250A JP 2125098 A JP2125098 A JP 2125098A JP H11220617 A JPH11220617 A JP H11220617A
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JP10021250A
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Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮小画像の生成機能を向上させる画像処理方
法およびその装置を提供する。 【解決手段】 複数の画像を階層符号として記憶し90
4、前記階層符号として記憶されている前記複数の画像
の縮小画像をレイアウトして画像を生成する際に、それ
ぞれの画像の階層画像を縮小した場合に所望の解像度と
なるまで低解像度より順に復号し906、前記復号され
た縮小画像をレイアウトして画像を生成する。階層符号
を復号して縮小した解像度と前記所望の解像度とが異な
る場合には、最も近い解像度となるまで階層符号を復号
した後、復号画像の解像度変換をする907。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法及びそ
の装置に関し、さらに詳しくは縮小画像のレイアウト処
理を行う画像処理方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来複写機等において、縮小画像のレイ
アウト処理を行う場合、例えば4in1処理(図8に示す
ように、4枚の原稿1、2、3、4を1枚の出力として
縮小配置(レイアウト)して出力する処理)を行う場合
には、読み取った画像データをリアルタイムで縮小し、
ページメモリ上にしかるべく配置して出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、同じ原稿に対して、異なったレイアウト
の出力を得たい場合には、1度原稿を読み取って第1の
縮小レイアウト処理を行い、次に第2の縮小レイアウト
処理を行うときに、もう一度原稿を読み取らなければな
らないという煩雑さがあった。
【0004】近年は、電子ソータなどのように画像デー
タを大量に蓄積できるデバイスもあり、このようなデバ
イスが内蔵されていれば、原稿読み取りは一回ですむ
が、それでも原画像からそれぞれのレイアウトに応じた
解像度変換処理を施さなければならないため、処理速度
の向上を制限するものとなる。本発明は、上記従来の欠
点を除去し、縮小画像の生成機能を向上させる画像処理
方法およびその装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像処理方法は、画像を階層符号として格
納しておき、前記階層符号として格納されている画像を
用いて縮小画像を生成する際には、縮小した場合に所望
の解像度となるまで低解像度より順に前記階層符号を復
号し、前記復号された画像を用い縮小画像を生成するこ
とを特徴とする。
【0006】叉、複数の画像を階層符号として記憶し、
前記階層符号として記憶されている前記複数の画像の縮
小画像をレイアウトして画像を生成する際に、それぞれ
の画像の階層画像を縮小した場合に所望の解像度となる
まで低解像度より順に復号し、前記復号された縮小画像
をレイアウトして画像を生成することを特徴とする。こ
こで、階層符号を復号して縮小した解像度と前記所望の
解像度とが異なる場合には、最も近い解像度となるまで
階層符号を復号した後、復号画像の解像度変換をする。
また、前記階層符号は、JBIG符号を含む。
【0007】叉、本発明の画像処理装置は、画像を階層
符号として格納する格納手段と、前記格納手段に格納さ
れた階層符号を復号する復号手段と、復号された少なく
とも1つの画像を所定の解像度で出力する出力手段とを
備え、前記階層符号として格納されている画像を用いて
前記出力手段により縮小画像を生成する際に、前記復号
手段により、縮小した場合に前記所定の解像度となる解
像度まで低解像度より順に前記階層符号を復号し、前記
復号された画像を用い縮小画像を生成することを特徴と
する。
【0008】ここで、画像を階層符号化する符号化手段
を更に備える。また、前記生成された縮小画図をレイア
ウトして出力する出力手段を更に備える。また、階層符
号を復号して縮小した解像度と前記所望の解像度とが異
なる場合に、前記復号手段で最も近い解像度となるまで
階層符号を復号した後、復号画像の解像度変換をする解
像度変換手段をさらに備える。また、前記階層符号は、
JBIG符号を含む。
【0009】叉、本発明の記憶媒体は、縮小画像をレイ
アウトして画像を生成するプログラムをコンピュータ読
取り可能に記憶する記憶媒体であって、前記プログラム
が、階層符号として記憶されている複数の画像の縮小画
像をレイアウトして画像を生成する際に、それぞれの画
像の階層画像を縮小した場合に所望の解像度となるまで
低解像度より順に復号する復号モジュールと、前記復号
された縮小画像をレイアウトして画像を生成する画像生
成モジュールとを含むことを特徴とする。
【0010】ここで、階層符号を復号して縮小した解像
度と前記所望の解像度とが異なる場合には、前記復号モ
ジュールで最も近い解像度となるまで階層符号を復号し
た後、復号画像の解像度変換をする解像度変換モジュー
ルを更に含む。また、画像を階層符号化する符号化モジ
ュールを更に備える。また、階層符号化された画像を更
に記憶する。
【0011】かかる構成において、本発明は、縮小レイ
アウト画像を生成する際に階層符号の適当な低解像度画
像を用いることにより、縮小レイアウト画像生成機能を
向上させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用い本発明の実施の
形態をより詳細に説明する。 <実施の形態1の画像処理装置の構成例>図1は本実施
の形態1の画像処理装置の構成例を示すブロック図であ
る。リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に
応じた画像データをプリンタ部2及び画像入出力制御部
3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ部1及び画像入
出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上
に記録する。
【0013】(画像入出力制御部3の構成例)画像入出
力制御部3は、リーダ部1に接続されており、ファクシ
ミリ部4,ファイル部5,コンピュータインタフェース
部7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部9,コア部
10などからなる。ファクシミリ部4は、電話回線を介
して受信した圧縮画像データを伸長して、伸張された画
像データをコア部10ヘ転送する。また、ファクシミリ
部4は、コア部10から転送された画像データを圧縮し
て、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信
する。また、ファクシミリ部4にはハードディスク12
が接続されており、受信した圧縮画像データを一時的に
保存することができる。
【0014】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5は、コア部
10から転送された画像データを圧縮し、その画像デー
タを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスク
ドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記
憶させる。また、ファイル部5は、コア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶
されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画
像データを読み出して伸長し、伸張された画像データを
コア部10へ転送する。
【0015】コンピュータインタフェース部7は、パー
ソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/W
S)11とコア部10の間のインタフェースである。フ
ォーマッタ部8は、PC/WS11から転送された画像
を表すコードデータをプリンタ部2で記録できる画像デ
ータに展開するものである。イメージメモリ部9は、リ
ーダ部1やPC/WS11などから転送されたデータを
一時的に記憶し、必要な画像処理をおこなうものであ
る。
【0016】コア部10(詳細は後述する)は、リーダ
部1,ファクシミリ部4,ファイル部5,コンピュータ
インタフェース部7,フォーマッタ部8,イメージメモ
リ部9のそれぞれの間のデータの流れを制御するもので
ある。 (リーダ部1及びプリンタ部2の機構の構成例)図2
は、リーダ部1及びプリンタ部2の断面図であり、上部
がリーダ部1、下部がプリンタ部2となっている。
【0017】リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス10
2上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラ
ス102上に搬送されると、ランプ103を点灯し、ス
キャナユニット104の移動を開始させて、原稿を露光
走査する。この動作時における原稿からの反射光は、ミ
ラー105,106,107及びレンズ108によって
CCDイメージセンサ(以下CCDという)109へ導
かれる。
【0018】以上のようにして、走査された原稿の画像
は、CCD109によって読み取られ、CCD109か
ら出力される画像データは、所定の処理が施された後
に、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10
へ転送される。プリンタ部2のレーザドライバ221
は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ
部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレー
ザ発光部201に発光させる。前記レーザ光は、感光ド
ラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光
に応じた潜像が形成される。前記感光ドラム202に形
成された潜像の部分には、現像器203によって現像剤
が付着される。
【0019】また、レーザ光の照射開始と同期したタイ
ミングで、カセット204及びカセット205のいずれ
かから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ド
ラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。現
像剤の乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部
207の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。
定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によ
って排出される。ソーター220は排出された記録紙を
それぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。な
お、ソーター220は、仕分けが設定されていない場合
には最上ビンに記録紙を収納する。
【0020】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209
によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた
記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙され
る。 (リーダ部1の制御の構成例)図3は、リーダ部1の制
御の構成例を示すブロック図である。
【0021】CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換
(A/D)が行われるとともに、シェーディング補正
(SH)が行われる。A/D・SH部110によって処
理された画像データは、画像処理部111を介してプリ
ンタ部2へ転送されるとともに、インタフェース部11
3を介して画像入出力部3のコア部10へ転送される。
【0022】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びインタフェー
ス113を制御する。例えば、操作部115でトリミン
グ処理を行って複写を行う複写モードが設定されている
場合は、画像処理部111でトリミング処理を行わせて
プリンタ部2へ転送させる。また、操作部115でファ
クシミリ送信モードが設定されている場合は、インタフ
ェース113から画像データとして設定されたモードに
応じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。
【0023】以上ような処理を、CPU114はメモリ
116に記憶されている制御プログラム116aにより
実行する。すなわち、CPU114はメモリ116を参
照しながら制御を行う。メモリ116はまたCPU11
4の作業領域としても使われる。 (コア部10の制御の構成例)図4は、コア部10の制
御の構成例を示すブロック図である。
【0024】リーダ部1からの画像データは、インタフ
ェース(I/F)122を介してデータ処理部121へ
転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンドは
CPU123へ転送される。データ処理部121は、画
像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行う部分であ
る。リーダ部1からデータ処理部121へ転送された画
像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに
応じて、インタフェース(I/F)120を介してファ
クシミリ部4,ファイル部5,コンピュータインタフェ
ース部7,イメージメモリ部9へ転送される。
【0025】また、コンピュータインタフェース部7を
介して入力された画像を表わすコードデータは、データ
処理部121に転送された後にフォーマッタ部8へ転送
されて画像データに展開され、展開された画像データは
データ処理部121に転送された後に、ファクシミリ部
4やプリンタ部2へ転送される。ファクシミリ部4から
の画像データは、データ処理部121へ転送された後
に、リーダ部1を介してプリンタ部2へ転送されたり、
ファイル部5やコンピュータインタフェース部7へ転送
される。また、ファイル部5からの画像データは、デー
タ処理部121へ転送された後に、リーダ部1を介して
プリンタ部2転送されたり、ファクシミリ部4やコンピ
ュータインタフェース部7へ転送される。
【0026】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラム124a、及びリーダ部1から転
送された制御コマンドにしたがって、上記のような制御
を行う。メモリ124はまた、CPU123の作業領域
としても使われる。以上説明したように、コア部10を
中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の
送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出
力などの機能を複合させた処理を行うことが可能であ
る。
【0027】(イメージメモリ部9の制御の構成例)図
5は、イメージメモリ部9の制御の構成例を示すブロッ
ク図である。リーダ部1からの画像データは、コア部1
0を介して、イメージメモり部のインタフェース(I/
F)905を介してメモリ904に格納される。メモリ
904に格納された画像(符号)データは、必要ならば
JBIGコーデック906により階層符号化(または復
号化)され、生成された符号(画像)はメモリ904に
格納される。
【0028】解像度変換処理部907は、メモリ904
に格納された画像に対して解像度変換を行い、生成され
た画像をメモリ904に格納する。メモリ904に格納
された生成画像は、コア部10を介して、プリンタ部
2,ファクシミリ部4,ファイル部5,コンピュータイ
ンタフェース部7に転送される。 (階層符号化の例)本実施の形態で画像の符号化として
採用される階層符号化の一例を、以下に説明する。IT
U−Tの勧告T.82によると、画像の階層符号化及び
復号は、図9及び図10のように実施される。
【0029】階層符号化は、図9に示すような構成で実
現される。すなわち、原解像度の入力Idは、解像度変
換によりId-1に変換され、また差分レイヤ(階層)符
号化により、C0.d,C1.d,・・・,Cs-1.dの差分レイヤ出
力を得る。次の階層では、前記Id-1を入力として解像
度変換によりId-2に変換され、また差分レイヤ符号化
により、C0.d-1,C1.d-1,・・・,Cs-1.dの差分レイヤ出
力を得る。以下、同様の処理を繰返し、最後の階層で
は、I0を入力として、最低解像度のレイヤ符号化によ
り、C0.0,C1.0,・・・,Cs-1.0のレイヤ出力を得る。
【0030】以上のように階層符号化された画像は、図
10に示すような構成で復号される。すなわち、前記最
低解像度のレイヤ出力は、最低解像度のレイヤ復号器に
入力されて復号され、最低解像度の出力I0を得る。前
記最低解像度の復号出力I0は、次の階層の差分レイヤ
に入力され、一方前記差分レイヤ符号化により符号化さ
れた出力も入力され、該当するレイヤの出力を得る。以
上のことを繰返して、最後の差分レイヤの復号では、前
段の解像度の復号出力Id-1を入力し、また階層符号化
での該当する差分レイヤの出力C0.d,C1.d,・・・,Cs-1.
dを入力し、最後の階層の解像度の出力Idを得る。
【0031】<実施の形態1の画像処理装置の動作例:
縮小レイアウト処理>以上の構成からなる本実施の形態
1の画像処理装置での縮小レイアウト処理を説明する。
リーダ部1の原稿給送装置101におかれた原稿から読
み取った画像データは、リーダ部1,コア部10を介し
てイメージメモリ部9のメモリ904に、400dpi
の解像度(本例では、最高解像度)で順次格納される。
【0032】前記格納された400dpiの画像データ
は、JBIGコーデック906により5階層の階層符号
化がなされ、生成された符号データは再びメモリ904
に格納される。ここで、5階層のそれぞれの解像度は、
400dpi,200dpi,100dpi,50dp
i,25dpiである。ここで、リーダ部1の操作部1
15より4in1縮小レイアウト処理が指定されている場
合には、解像度が前記読み取りの時(400dpi)の
半分(200dpi)になるので、メモリ904に格納
された符号データをJBIGコーデック906により、
1階層手前まで(すなわち、200dpi画像まで)順
次復号し、生成された低解像度画像はメモリ904の別
の領域にとられたレイアウトメモリ上にレイアウトされ
る。
【0033】以上のことを繰返し、4枚のデータが20
0dpi画像まで復号されレイアウトされる度に、レイ
アウトされた4in1画像をコア部10を介してプリンタ
部2に転送して出力する。また、操作部より16in1縮
小レイアウトが指定されている場合には、符号を400
dpiの2階層手前まで(すなわち、100dpi画像
まで)順次復号して、レイアウトを行い、コア部10を
介してプリンタ部2に転送して出力する。
【0034】また、8in1縮小レイアウト処理が指定さ
れている場合には、まずJBIGコーデック906によ
り400dpiの1階層手前まで(すなわち、200d
pi画像まで)復号し、さらにその複合された画像を解
像度変換処理部907により目的とする解像度(<20
0dpi)に変換し、レイアウトを行い、コア部10を
介してプリンタ部2に転送して出力する。尚、中間の縮
小画像を生成する方法は、上記のように1つ高解像度ま
で復号して解像度変換処理をする方法に限定されず、1
つ低解像度まで復号して解像度変換処理をする方法であ
ってもよい。叉、より解像度の近い復号をして解像度変
換処理をする方法等もある。
【0035】以上、本実施の形態では、JBIGコーデ
ック906、解像度変換処理部907を設けたが、これ
らを設けずにJBIG処理並びに、解像度変換処理のプ
ログラムをメモり904内に設け、CPU901で全て
行っても構わない。 <実施の形態2の画像処理装置の構成例>図6は実施の
形態2の画像処理装置の構成例を示すブロック図であ
る。前述の実施の形態1における画像入出力制御部3は
なく、またリーダ部が図3とは異なり、図7のように構
成されている。
【0036】本実施の形態2は、前記実施の形態1で説
明したリーダ部1と本実施の形態2のリーダ部1’の動
作が一部異なるだけで、他の動作は実施の形態1と同様
なので、同じ部分の説明は省略する。なお、プリンタ部
2’は前記実施の形態1と同じである。縮小レイアウト
処理を行わない通常の複写処理の場合には、メモリコン
トローラをスルーして、前記実施の形態1と同じ動作が
行われる。
【0037】リーダ部1’の操作部1115より縮小レ
イアウト処理が指定されている場合には、CCD110
9により読み取られた画像データは、実施の形態1と同
様にA/D・SH部1110でアナログ/ディジタル変
換が行なわれるとともに、シェーディング補正が行わ
れ、画像処理部1111を介し、メモリコントローラ1
117を介して、メモリ1118に蓄えられる。
【0038】メモり1118に蓄えられた画像データ
は、JBIGコーデック1119により順次JBIG符
号化(階層符号化)される。次にJBIG符号化された
データは、順次目的とする解像度に適した解像度まで復
号され、必要ならば解像度変換処理部1120により解
像度変換処理が施され、メモリ1118内のレイアウト
メモリ上にレイアウトされ、必要枚数分レイアウトされ
た後に、プリンタ部2’に転送されて出力される。
【0039】以上のJBIG符号化処理並びに復号は、
JBIGコーデック1119、並びに解像度変換処理部
1120で行ったが、これらJBIG処理並びに解像度
変換処理のプログラムをメモり1118内に設けメモり
コントローラ1117により処理することができる。ま
た、本リーダ部の制御を行うCPU1114により、本
リーダ部の制御プログラムの動作するまた作業領域とな
るメモり1116内に前記JBIG処理並びに解像度処
理のプログラムを設け、CPU1114で全ての処理を
行うこともできる。
【0040】尚、上記実施の形態では、縮小レイアウト
処理を例に本発明を説明したが、本発明は縮小画像を利
用する他の技術においても、同様の効果を奏することは
明らかである。なお、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0041】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0042】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。また、コンピュータが読出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
OS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0043】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0044】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した各部の機能を実現するプ
ログラムコードを格納することになる。
【0045】
【発明の効果】本発明により、縮小画像の生成機能を向
上させる画像処理方法およびその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1の画像処理装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】リーダ部及びプリンタ部の断面図である。
【図3】リーダ部のブロック図である。
【図4】コア部のブロック図である。
【図5】イメージメモリ部のブロック図である。
【図6】本実施の形態2の画像処理装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図7】実施の形態2のリーダ部のブロック図である。
【図8】縮小レイアウト処理を説明する図である。
【図9】JBIGによる階層符号化の例を説明する図で
ある。
【図10】JBIGによる階層符号の復号例を説明する
図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を階層符号として格納しておき、 前記階層符号として格納されている画像を用いて縮小画
    像を生成する際には、縮小した場合に所望の解像度とな
    るまで低解像度より順に前記階層符号を復号し、 前記復号された画像を用い縮小画像を生成することを特
    徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 複数の画像を階層符号として記憶し、 前記階層符号として記憶されている前記複数の画像の縮
    小画像をレイアウトして画像を生成する際に、それぞれ
    の画像の階層画像を縮小した場合に所望の解像度となる
    まで低解像度より順に復号し、 前記復号された縮小画像をレイアウトして画像を生成す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 階層符号を復号して縮小した解像度と前
    記所望の解像度とが異なる場合には、最も近い解像度と
    なるまで階層符号を復号した後、復号画像の解像度変換
    をすることを特徴とする請求項1または2記載の画像処
    理方法。
  4. 【請求項4】 前記階層符号は、JBIG符号を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像を階層符号として格納する格納手段
    と、 前記格納手段に格納された階層符号を復号する復号手段
    と、 復号された少なくとも1つの画像を所定の解像度で出力
    する出力手段とを備え、 前記階層符号として格納されている画像を用いて前記出
    力手段により縮小画像を生成する際に、前記復号手段に
    より、縮小した場合に前記所定の解像度となる解像度ま
    で低解像度より順に前記階層符号を復号し、 前記復号された画像を用い縮小画像を生成することを特
    徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像を階層符号化する符号化手段を更に
    備えることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記生成された縮小画図をレイアウトし
    て出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求
    項5または6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 階層符号を復号して縮小した解像度と前
    記所望の解像度とが異なる場合に、前記復号手段で最も
    近い解像度となるまで階層符号を復号した後、復号画像
    の解像度変換をする解像度変換手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項5乃至7のいずれか1つに記載の画
    像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記階層符号は、JBIG符号を含むこ
    とを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1つに記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 縮小画像をレイアウトして画像を生成
    するプログラムをコンピュータ読取り可能に記憶する記
    憶媒体であって、 前記プログラムが、 階層符号として記憶されている複数の画像の縮小画像を
    レイアウトして画像を生成する際に、それぞれの画像の
    階層画像を縮小した場合に所望の解像度となるまで低解
    像度より順に復号する復号モジュールと、 前記復号された縮小画像をレイアウトして画像を生成す
    る画像生成モジュールとを含むことを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 階層符号を復号して縮小した解像度と
    前記所望の解像度とが異なる場合には、前記復号モジュ
    ールで最も近い解像度となるまで階層符号を復号した
    後、復号画像の解像度変換をする解像度変換モジュール
    を更に含むことを特徴とする請求項10記載の記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 画像を階層符号化する符号化モジュー
    ルを更に備えることを特徴とする請求項10または11
    記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 階層符号化された画像を更に記憶する
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1つに
    記載の記憶媒体。
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