JP2000244720A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2000244720A
JP2000244720A JP11040649A JP4064999A JP2000244720A JP 2000244720 A JP2000244720 A JP 2000244720A JP 11040649 A JP11040649 A JP 11040649A JP 4064999 A JP4064999 A JP 4064999A JP 2000244720 A JP2000244720 A JP 2000244720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
image processing
storage
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11040649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3581037B2 (ja
Inventor
Hiroshi Maeda
博 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP04064999A priority Critical patent/JP3581037B2/ja
Priority to US09/506,210 priority patent/US7061640B1/en
Publication of JP2000244720A publication Critical patent/JP2000244720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3581037B2 publication Critical patent/JP3581037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32358Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N1/3248Storage of at least a part of one of two image bearing sides of a single sheet, e.g. for two sided copying
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32358Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N1/32459Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter for changing the arrangement of the stored data
    • H04N1/32464Changing the arrangement of pages or documents, e.g. for producing pages to be bound
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0091Digital copier; digital 'photocopier'
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0093Facsimile machine
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/3285Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N2201/3288Storage of two or more complete document pages or image frames

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より、画像データを圧縮かつ分割させて
記憶手段に蓄積する技術があるが、分割圧縮画像データ
群を一旦復元し、その後再度、圧縮かつ分割して記憶手
段に蓄積させる処理についての工夫は何ら提案されてい
ない。 【解決手段】 中央演算処理装置401は、一旦、蓄積
メモリ506aに分割して蓄積された分割圧縮画像デー
タ群を復元して画像処理を施した後、再度、圧縮かつ分
割して蓄積メモリ506aに蓄積させる際、空きエリア
が不足であれば、画像処理を施す前の分割圧縮画像デー
タ群が記憶されていたエリアも用い、空きエリア不足に
よる処理の中断を可能な限り回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを圧縮
かつ分割して記憶手段に蓄積させることが可能な画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像データを分割かつ圧縮す
る手段と、圧縮かつ分割された画像データ群を蓄積する
手段と、記憶手段に蓄積された分割圧縮画像データ群を
結合、伸長して復元する手段とを備えた画像処理装置が
ある。
【0003】例えば、特開平8−272533号公報に
は、M×Nのマトリックス領域をユニットとし、1ペー
ジ分をP×Qに分割したユニットに対応した記憶エリア
を有するデータメモリを備え、ビットマップイメージを
前記ユニットに対応する記憶エリアに記憶すると共にそ
のポインタをマップメモリに記憶することでビットマッ
プイメージを圧縮蓄積する圧縮処理手段、マップメモリ
のポインタを通してデータメモリのビットマップメモリ
を伸長して出力する伸長手段を備え、ビットマップイメ
ージをデータメモリに上書きする画像処理装置が開示さ
れている。
【0004】また、特開平8−142418号公報に
は、マイクロコンピュータが印刷情報を複数の領域に分
割し、当該分割領域に含まれる印刷情報を画像データに
展開してメモリに保持し、保持されている画像データを
圧縮し、圧縮された画像データをメモリに記憶し、伸長
した画像データを印字するプリンタ制御装置が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば複数
枚分の原稿の画像データを圧縮かつ分割して蓄積させて
おける記憶手段を搭載したデジタル複写機などにおいて
は、複数枚の原稿の画像データを読み込んで一旦記憶手
段の記憶エリアに圧縮かつ分割して蓄積し、その後、ユ
ーザより指定されたいろいろな編集加工、例えば1枚の
用紙にNページ(原稿N枚)分の画像を出力する『Nin
1編集』や、複数枚の原稿を用紙の両面に2ページ分ず
つ印刷し、中央部を綴じることで本のようにできる『中
綴じ編集』、文字を斜めにする『斜体処理』に伴う画像
処理を行うことが要求される。
【0006】このような場合、圧縮かつ分割されている
分割圧縮画像データ群を前記の記憶エリアとは別のエリ
ア、或いは別の記憶手段(作業メモリ)上で結合すると
共に伸長して元の画像データに復元し、これに所定の画
像処理を施し、その後、再度圧縮かつ分割して前記記憶
手段の記憶エリアに蓄積させるといった事態が発生す
る。
【0007】しかしながら、上記した従来公報において
は、画像データを圧縮かつ分割させて記憶手段に蓄積す
ることについては記載されているものの、分割圧縮画像
データ群を一旦復元し、その後再度、圧縮かつ分割して
記憶手段に蓄積させる処理については何ら記載されてい
ない。そのため、以下のような課題を有している。
【0008】1) 通常、記憶手段に蓄積された分割圧
縮画像データ群は、不慮のトラブル等による再施行に備
えて、完全に指定の画像処理が完了するまで、つまり、
画像処理後の画像データが圧縮かつ分割されて再度記憶
手段に蓄積されるまで、保持されると考えられる。
【0009】そのため、画像処理後の画像データを圧縮
かつ分割して蓄積させるための空き記憶エリアが不足し
易くなり、これを原因に画像処理が中断され易くなる。
【0010】2) 記憶手段に一旦蓄積した分割圧縮画
像データ群を読み出して、中綴じ編集や、複数ページ分
の画像を1ページに収める編集等の画像合成を伴う画像
処理を行う場合、合成する各ページの分割圧縮画像デー
タ群を作業メモリ上で結合かつ伸長して画像処理を施せ
る状態とし、これを合成する。
【0011】そのため、例えば2ページの画像を1ペー
ジに収める処理の場合、各ページの読み出しと、画像合
成のために、合計4ページ分の作業メモリが必要とな
り、合成される画像数(ページ数)が増えるに従い、大
きな作業メモリを必要とする。
【0012】本願発明は、上記の課題に鑑みなされたも
ので、第1の目的は、画像データを圧縮かつ分割して記
憶手段に蓄積させることが可能な画像処理装置におい
て、分割圧縮画像データ群を蓄積させる記憶手段の空き
記憶エリア不足による画像処理エラーが発生し難く、効
率良く画像を処理可能な画像処理装置を提供することに
あり、第2の目的は、画像データを圧縮かつ分割して記
憶手段に蓄積させることが可能な画像処理装置におい
て、少ない作業メモリにて画像処理が可能で、かつ、該
処理も簡単かつ高速に高速に処理可能な画像処理装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像処理装置は、上記の課題を解決するために、画像デ
ータに対して画像処理を施す画像処理手段を備え、か
つ、画像データを圧縮すると共に分割して記憶手段に蓄
積させ、該蓄積された分割圧縮画像データ群を結合する
と共に伸長して復元し、出力する画像処理装置におい
て、記憶手段の記憶エリアを管理する記憶エリア管理手
段が備えられ、記憶エリア管理手段は、一旦記憶手段に
分割して蓄積された分割圧縮画像データ群を復元して画
像処理を施した後、再度、圧縮かつ分割して記憶手段に
蓄積させる際、画像処理を施す前の分割圧縮画像データ
群の記憶エリアも用いることを特徴としている。
【0014】前述したように、不慮のトラブル等による
再施行に備えて、完全に指定の画像処理が完了するま
で、記憶手段に蓄積された分割圧縮画像データ群を保持
しておく構成では、画像処理後の画像データを圧縮かつ
分割して蓄積させるための空き記憶エリアが無かったり
残り少なかったりすると、画像処理が途中で中断されて
しまうこととなる。
【0015】これに対し、上記構成では、記憶エリア管
理手段が、処理後の分割圧縮画像データ群を、記憶手段
の元の記憶エリアにも蓄積するようになっているので、
たとえ空き記憶エリアが無かったり、或いは残り少なく
とも、元の記憶エリアを利用して、画像処理後の分割圧
縮画像データ群を記憶手段に蓄積させることができ、空
き記憶エリア不足による処理の中断といった事態の招来
を効果的に回避することができる。
【0016】本発明の請求項2記載の画像処理装置は、
請求項1記載の構成において、記憶手段における空き記
憶エリアが画像処理後の分割圧縮画像データ群の再蓄積
に足るか否かを判断する判定手段を備え、記憶エリア管
理手段は、判定手段が不足と判断すると、画像処理後の
分割圧縮画像データ群の蓄積先として、画像処理を施す
前の分割圧縮画像データ群の記憶エリアを用いることを
特徴としている。
【0017】前述したように、記憶手段に蓄積された分
割圧縮画像データ群は、不慮のトラブル等による再施行
に備えて、完全に画像処理が完了するまで保持しておく
方が好ましい。
【0018】したがって、ここでは、判定手段にて記憶
手段における空き記憶エリアが画像処理後の分割圧縮画
像データ群の再蓄積に足るか否かを判断させ、ここで不
足と判断された場合のみ、記憶エリア管理手段が元の記
憶エリアを用いるようにしている。
【0019】これにより、画像処理後の分割圧縮画像デ
ータ群の記憶エリア不足を原因とした処理の中断といっ
た事態の招来を効果的に回避しながら、かつ、画像処理
の再施行にも、空き記憶エリアが不足する限界まで対応
可能となる。
【0020】本発明の請求項3記載の画像処理装置は、
請求項2記載の画像処理装置において、記憶エリア管理
手段が、空き記憶エリアに画像処理後の分割圧縮画像デ
ータ群を蓄積させる際、圧縮画像データの1分割分を蓄
積する区画が連続する箇所への蓄積を優先させることを
特徴としている。
【0021】画像処理後の分割圧縮画像データ群を再蓄
積する際に、各分割圧縮画像データが、記憶エリアにお
ける方々に分散されて蓄積されることを防ぐことがで
き、アドレスを連続化して、画像出力時の処理速度を高
めることができる。
【0022】本発明の請求項4記載の画像処理装置は、
上記の課題を解決するために、画像データに対して画像
処理を施す画像処理手段を備え、かつ、画像データを圧
縮すると共に分割して記憶手段に蓄積させ、該蓄積され
た分割圧縮画像データ群を結合すると共に伸長して復元
し、出力する画像処理装置において、中綴じ編集や複数
ページ分の画像を1ページに収める編集等の画像合成を
伴う画像処理が指定された際、入力された画像データを
圧縮かつ分割して記憶手段に蓄積する前に、合成の主体
となる画像の画像データに対して合成される画像が嵌め
込まれる空白部を予め保有させる前処理を実施する前処
理手段を備えることを特徴としている。
【0023】一旦記憶手段に蓄積した分割圧縮画像デー
タ群を読み出して、中綴じ編集や、複数ページ分の画像
を1ページに収める編集等の画像合成を伴う画像処理を
行う場合、合成する各ページの分割圧縮画像データ群を
作業メモリ上で結合かつ伸長して画像処理を施せる状態
とし、これを合成する。
【0024】したがって、2ページの画像を1ページに
収める処理の場合、各ページの読み出しと、画像合成の
ために、合計4ページ分の作業メモリが必要となる。
【0025】これに対し、上記の構成では、前処理手段
が、画像データを圧縮かつ分割して記憶手段に蓄積する
前に予め、合成の主体となる画像に合成される画像を嵌
め込むための空白部を保有させておくので、主体となる
画像を読み出す作業メモリとしては2ページ分必要であ
るが、読み出された主体となる画像には既に1ページ分
の空白部が確保されているので、該空白部に合成される
画像の読み出すことで合成できる。
【0026】これにて、2ページの画像を1ページに収
める処理において、合計2ページ分の作業メモリにて足
り、かつ、合成処理も簡単で速くできる。なお、空白部
の画像データは高圧縮できるため、記憶手段のエリア消
費は少なく、作業メモリを少なくするために、記憶手段
の記憶エリアを多く消費するといった不具合は発生しな
い。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図15に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。図2は、本発明の画像処理装置の構成が採用された
デジタル複写機1の断面構成図である。デジタル複写機
1は、図2に示すように、大きくはスキャナ部31及び
レーザ記録部32から構成されている。
【0028】スキャナ部31は、透明ガラスからなる原
稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給
搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)
36、及び原稿載置台35上に載置された原稿の画像を
走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、す
なわちスキャナユニット40から構成されている。スキ
ャナ部31にて読み取られた原稿画像は、画像データと
して後述する図4の画像処理部へと送られ、画像データ
に対して所定の画像処理が施される。
【0029】RADF36は、所定の原稿トレイ上に複
数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿
を1枚ずつ自動的にスキャナ部31の原稿載置台35上
へ送給する装置である。RADF36は、オペレータの
選択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット4
0に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、
両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段など
から構成されている。なお、RADF36については、
従来から数多くの出願、商品化されているので、これ以
上の説明は行わない。
【0030】スキャナユニット40は、原稿面上を露光
するランプリフレクタアセンブリ41、原稿からの反射
光像を光電変換素子44に導くための第1の反射ミラー
42aからなる第1の走査ユニット40a、さらなる原
稿からの反射光像を光電変換素子44に導くための第
2,第3の反射ミラー42b・42cからなる第2の走
査ユニット40b、原稿からの反射光像を電気的画像信
号に変換する光電変換素子44上に結像するための光学
レンズ体43、及び原稿からの反射光像を電気的画像信
号に変換するCCD等の光電変換素子44から構成され
ている。
【0031】スキャナ部31は、上記RADF36とス
キャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台
35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿
載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動
させて原稿画像を読み取るように構成されている。
【0032】原稿画像をスキャナユニット40で読み取
ることにより得られた画像データは、図4の画像処理部
にて各種画像処理が施された後、レーザ記録部32のレ
ーザ書き込みユニット(以下、LSU)46に与えられ
る。
【0033】レーザ記録部32は、用紙収納・搬送部、
LSU46及び画像を形成するための電子写真プロセス
部47を備えている。
【0034】用紙収納・搬送部には、第1カセット5
1、第2カセット52、第3カセット53、及びマルチ
手差しトレイ54を有しており、さらに、画像が記録さ
れた用紙の裏面側に画像を記録させるための両面ユニッ
ト55が備えられている。
【0035】この用紙収納・搬送部における各カセット
には、用紙束がサイズ毎に収容されており、操作者が所
望するサイズが収容されているカセットを選択すると、
そのカセット内の用紙束の最上層から、給紙搬送部50
にて用紙が1枚ずつ送り出され、搬送経路33を経由し
て順次レーザ記録部32の電子写真プロセス部47へ向
けて搬送される。
【0036】LSU46は、上述のメモリから画像デー
タに応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光
を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向され
たレーザ光が電子写真プロセス部47の感光体ドラム4
8上で等速度偏向されるように補正するfθレンズ等を
有している。
【0037】電子写真プロセス部47は、周知の態様に
従い、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器、除電器を備えると共に、
その用紙搬送方向下流側に定着器49を配置してなって
いる。
【0038】また、定着器49より用紙搬送方向さらに
下流側には、用紙排出搬送路が設けられており、この用
紙排出搬送路は後処理装置34へ通じる搬送路57と、
両面ユニット55へ通じる搬送路56とに分岐してい
る。
【0039】画像メモリから読み出された画像データ
は、LSU46によってレーザ光線を走査させることに
より感光体ドラム48の表面上に静電潜像として形成さ
れ、トナーにより可視像化されたトナー像は用紙収納・
搬送部から搬送された用紙の面上に静電転写され定着さ
れる。
【0040】このようにして画像が形成された用紙は、
定着器49から搬送路57を介して後処理装置34へ送
られるか、或いは、搬送路56を介して両面ユニット5
5へと選択的に搬送される。
【0041】後処理装置34は、第1の排紙トレイ34
1と、第2の排紙トレイ342が、装置左側において上
下に配置されており、デジタル複写機1側において画像
が記録された用紙を搬送路57から受け取る。後処理装
置34内には、用紙受取口343、第1の搬送経路34
4、第2の搬送経路345、第1の切り換えゲート34
6、第2の切り換えゲート347、スイッチバック搬送
経路348、第1排出ローラ349、第2排出ローラ3
50等が配置されており、各種の排出モードに対応して
いる。
【0042】第1排出モードでは、用紙受取口343に
受け取られた用紙は、第1の搬送経路344から直接第
1排出ローラ349により第1の排紙トレイ341に排
出される。ここで、用紙は記録面が上を向いたフェイス
アップで排出される。
【0043】第2排出モードでは、用紙受取口343に
受け取られた用紙は、第1の切り換えゲート346によ
り第2の搬送経路345へと導かれ、その後第2の切り
換えゲート347により第2排出ローラ350側へと案
内され、該第2排出ローラ350から第2の排紙トレイ
342に、フェイスアップで排出される。
【0044】第3排出モードでは、用紙受取口343に
受け取られた用紙は、第1の切り換えゲート346によ
り第2の搬送経路345へと導かれ、その後第2の切り
換えゲート347によりスイッチバック搬送経路348
へと案内される。そして用紙の後端が第2の切り換えゲ
ート347を通過すると、用紙がスイッチバック搬送さ
れ、第2の切り換えゲート347から第2排出ローラ3
50側へと案内され、該第2排出ローラ350から第2
の排紙トレイ342に排出される。ここでは、スイッチ
バック搬送されることで、用紙は記録面が下を向いたフ
ェイスダウンで排出される。
【0045】また、第1の排紙トレイ341及び第2の
排紙トレイ342には、排出収容される用紙の収容状態
を排出方向と略直交する方向に変位させるための、従来
から公知のオフセット機構351・352が設けられて
おり、ジョブ単位、あるいは、モード毎に画像が記録さ
れた用紙を区分した状態で区分け収容するようになって
いる。
【0046】図3は、このデジタル複写機1が他の画像
処理装置であるパーソナルコンピュータ2や、デジタル
カメラ3、デジタルビデオカメラ4、携帯端末装置5な
どとネットワーク接続された環境を表したものである。
【0047】このネットワーク接続された画像処理装置
からインターフェイスを介してデジタル複写機1へと転
送されてきた画像データは、一旦、デジタル複写機1の
画像処理部へと送られ、所定の処理が行われた後、図2
に示したレーザ記録部32から画像として再現出力され
る。
【0048】次に、このデジタル複写機1における、読
み取られた原稿画像情報に画像処理を行う画像処理部の
構成及び機能について説明する。
【0049】図4は、図2のデジタル複写機1を構成し
ている各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロック
構成図であり、略中央に位置するメイン中央演算処理装
置401(CPU(Central Processing Unit))によ
り、各ユニット毎に搭載されたサブ中央演算処理装置
(CPU)との連携を取りながら動作管理している状態
を示す図である。
【0050】図に示すように、主に、操作パネル103
を管理制御するオペレーションパネルボード100、デ
ジタル複写機1を構成する各ユニットを管理制御するマ
シンコントロールボード200、原稿画像を電気的に読
み取り電子データ(画像データ)とするCCDボード3
00、前記CCDボード300にて電子データ化された
原稿画像に対して所定の画像処理を施すメイン画像処理
ボード400、及びこのメイン画像処理ボード400に
て処理された画像データに対してさらに所定の画像処理
を施すサブ画像処理ボード500と、さらに、前記サブ
画像処理ボード500にインターフェイスを介して接続
されたその他の拡張ボード群600(プリンタボード、
FAXボード、機能拡張ボード)などから構成されてい
る。
【0051】以下、各ボード毎に管理制御している内容
について説明する。オペレーションパネルボード100
は、基本的にサブの中央演算処理装置(CPU)101
により制御されており、操作パネル103上に配置され
たLCD表示部104の表示画面、スタートキーや、ク
リアキー、テンキー等からなる操作キー群105からの
操作入力などを管理している。このオペレーションパネ
ルボード100には、LCD表示部104及び操作キー
群105から入力されたデータ、LCD表示部104に
表示させる情報など操作パネル103における各種制御
情報を記憶しておくメモリ102も設けられている。
【0052】この構成において、サブの中央演算処理装
置101は、メインの中央演算処理装置401との制御
データ通信を行い、デジタル複写機1の動作指示を行
う。また、メインの中央演算処理装置401からは、デ
ジタル複写機1の動作状態を示す制御信号をサブの中央
演算処理装置101へと転送することで、操作パネル1
03のLCD表示部104を通して、装置が現在どのよ
うな状態にあるのか操作者に表示するようになってい
る。
【0053】マシンコントロールボード200は、サブ
の中央演算処理装置201により全体が制御されてお
り、前述したRADF36などの自動原稿送り装置、原
稿画像を読み取るスキャナ部31、画像データを画像と
して再現する電子写真プロセス部47、画像が記録され
る用紙をカセット等から給紙して電子写真プロセス部4
7へ向かって順次搬送する給紙搬送部50、用紙の両面
に画像が形成されるように用紙を反転搬送する両面ユニ
ット55、画像が記録された用紙に対してステープルな
どの後処理を行う後処理装置34などを管理している。
【0054】CCDボード300は、原稿画像を電気的
に読み取るためのCCD301、CCD301を駆動す
る回路(CCDゲートアレイ)302、CCD301か
ら出力されるアナログデータのゲイン調整などを行うア
ナログ回路303、CCD301のアナログ出力をデジ
タル信号に変換して電子データとして出力するA/D変
換器304などから構成され、制御管理はメインの中央
演算処理装置401により行われている。
【0055】メイン画像処理ボード400は、メインの
中央演算処理装置401により制御され、前記CCDボ
ード300から送られてきた原稿画像の電子データをも
とに、画像の階調性を所望の状態で表現できるように、
シェーディング補正,濃度補正,領域分離,フィルタ処
理,MTF補正,解像度変換,電子ズーム(変倍処
理),ガンマ補正など多値の画像データの状態のまま処
理を施す多値画像処理部402、処理が施された画像デ
ータあるいは処理の手順管理など各種制御情報を記憶さ
せておくメモリ403、処理が施された画像情報でもっ
て画像を再現するためにLSU46側へとデータを転送
制御するレーザコントロール404などから構成されて
いる。
【0056】サブ画像処理ボード500は、メイン画像
処理ボード400とコネクタ接続され、メイン画像処理
ボード400上のメインの中央演算処理装置401によ
り制御された、2値画像処理部501、圧縮された画像
データを分割して格納する蓄積メモリ506(記憶手
段)、画像データを一旦格納して圧縮を施したり、蓄積
メモリ506より読み出した圧縮画像データを伸長して
復元したり、その他、画像データに画像処理を施すため
の作業メモリであるページメモリ502a、外部インタ
ーフェイスとしてのSCSI504a、及び、上記蓄積
メモリ506a,ページメモリ502a,SCSI50
4aをそれぞれ制御するゲートアレイ506b,502
b,504bなどから構成される。
【0057】また、前述したように、本デジタル複写機
1は、プリンタ機能及びFAX機能を有する複合機であ
るので、FAXモードやプリンタモードで受け付けた入
力データを効率よく格納し得るように、ハードディスク
503aが増設されている。ハードディスク503aは
ゲートアレイ503bにて制御される。
【0058】また、前述の2値画像処理部501は、多
値画像情報を2値画像に変換する多値2値変換部、画像
を回転する画像回転部、2値画像の変倍処理を行う2値
変倍(ズーム)部、2値データの圧縮,伸長を行う圧縮
伸長部などから構成され、さらに、FAX画像を通信手
段を介して送受信することができるようにFAXインタ
ーフェイスも備えている。
【0059】拡張ボード群600としては、外部に接続
されたパソコンなどから送られてくるデータをデジタル
複写機1のレーザ記録部32からプリンタモードとして
出力可能とするためのプリンタボード601、デジタル
複写機1の編集機能を拡張してデジタル複写機1の特徴
を有効活用するための機能拡張ボード602、デジタル
複写機1のスキャナ部31から読み込んだ原稿画像を相
手先に対して送信したり、相手先から送られてきた画像
情報をデジタル複写機のレーザ記録部32から出力する
ことを可能にするFAXボード603などがある。
【0060】ここで、上記デジタル複写機1における、
コピーモード、FAXモード、及びプリンタモードの、
基本的な画像データ処理及びその流れについて説明す
る。
【0061】 通常のコピーモード デジタル複写機1のRADF36の所定位置セットされ
た原稿は、1枚ずつスキャナ部31の原稿載置台35上
へと順次供給され、原稿の画像は先に説明したスキャナ
ユニット40の構成により順次読み取られ、8ビットの
電子データとしてメイン画像処理ボード400へと転送
される。
【0062】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
そして、8ビットの電子画像データにガンマ補正などの
処理が行われた後、レーザコントロール404を介して
LSU46へと送られる。これにより、デジタル複写機
1のスキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、レー
ザ記録部32から階調性のあるコピー画像として出力さ
れる。
【0063】 コピーモードにおける電子RDH(Re
cycle Document Handler) 機能使用 デジタル複写機1のRADF36の所定位置にセットさ
れた原稿は、1枚ずつスキャナ部31の原稿載置台35
上へと順次供給され、原稿の画像は先に説明したスキャ
ナユニット40の構成により順次読み取られ、8ビット
の電子データとしてメイン画像処理ボード400へと転
送される。メイン画像処理ボード400に転送された8
ビットの電子データは、8ビットの電子画像データ(画
像データに同じ)として多値画像処理部402上で所定
の処理が施される。
【0064】そして、この8ビットの画像データは、次
にメイン画像処理ボード400側のコネクタ405か
ら、サブ画像処理ボード500側のコネクタ505を介
してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像処
理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの処
理と共に8ビットの画像データから1ビットの画像デー
タに変換される。
【0065】なお、ここで8ビットの画像データを誤差
拡散などの処理を含めて1ビットの画像データに変換す
るのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質的に問
題があるためで、画質の劣化を少なくする配慮である。
また、8ビットの画像データを1ビットの画像データに
変換するのは、画像の記憶容量などを考慮したためであ
る。
【0066】このようにして変換された1ビットの画像
データは、2値画像処理部501の圧縮伸長部にて2値
データから更に圧縮される。圧縮伸長部では、所定の形
式で画像データを圧縮し、圧縮画像データがページメモ
リ502a上に作成される。ページメモリ502aに作
成された圧縮画像データは、圧縮画像データを蓄積する
ための蓄積メモリ506aへと転送され、一時的に記憶
管理される。このような画像データのページメモリ50
2a上での圧縮処理、及び蓄積メモリ506aへの蓄積
処理は、原稿1枚(1ページ)毎に行われる。なお、圧
縮画像データの蓄積メモリ506aへの蓄積管理方法に
ついては、後に詳述する。
【0067】そして、デジタル複写機1のRADF36
にセットされた原稿群の全てが読み取り処理されると、
先程一時的に蓄積メモリ506aに分割して記憶された
圧縮画像データがゲートアレイ506bの制御により指
定された部数の数だけ繰り返し読み出され、ページメモ
リ502a上で伸長されて元の1ビットの電子画像デー
タに復元され、再度コネクタ405,505を介してメ
イン画像処理ボード400へ送られ、ガンマ補正などの
処理が施された後、レーザコントロール404を介して
LSU46へと送られる。
【0068】これにより、デジタル複写機1のスキャナ
部31にて読み取られた原稿画像は、レーザ記録部32
から階調性のあるコピー画像として出力される。
【0069】なお、ここでは、全ての原稿群画像が読み
取られてから画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読
み出すようにして説明したが、1部目の画像出力は所定
分の画像が準備できた段階で順次出力する構成とするこ
とも可能である。
【0070】 プリンタモード 前述の図2に示した、ネットワーク接続された外部機器
からネットワーク上を用いて送られてきた画像は、プリ
ンタボード601上のネットワークインターフェイスを
介してプリンタボード601上でページ単位の画像とし
て展開された後、インターフェイスを構成するSCSI
504aから一旦サブ画像処理ボード500側へ転送さ
れ、ハードディスク503aなどのメモリヘと記憶され
る。
【0071】この処理の流れをパーソナルコンピュータ
からの画像入力を例示して簡単に説明する。パーソナル
コンピュータ側で作成されたテキストデータなどが、P
S(Postscript) あるいは、PCL(Printer controle
Language)のデータ形式の形で転送されてくると、この
転送されてきたデータは、一旦プリンタボード601上
のバッファ(メモリ2)へと蓄積され、CPUにてペー
ジメモリ(メモリ1)上にRIP(Raster Image Proce
ssor) により展開される。
【0072】そして、ページメモリ(メモリ1)上に展
開された画像データは、SCSIを介してサブ画像処理
ボード500ヘと転送され、ハードディスク503aへ
と記憶される。このとき、ページメモリ(メモリ1)上
に展開記憶されている画像データを、容量の関係でハー
ドディスク503aに記憶できなければ、ハードディス
ク503aが開放されるまで待機させておく。
【0073】なお、プリンタボード601上でページ画
像として展開された画像は、サブ画像処理ボード500
側に送られるが、ページ画像に2値画像処理は行わず、
ハードディスク503aに一時記憶されるだけである。
また、一旦記憶されたページ画像がハードディスク50
3aから読み出される時も、ページ画像に対する2値画
像処理は行わない。
【0074】そして、ハードディスク503aへ一時記
憶された画像情報は、所定のページ順となるようにハー
ドディスク503aから読み出されながらメイン画像処
理ボード400へと送られ、ガンマ補正が施された後、
レーザコントロール404からLSU46にて画像を再
現するよう画像の書き込みが制御される。
【0075】 FAXモード FAXモードには、相手先に対する原稿の送信と、相手
先からの原稿の受信に対する処理がある。先ずは、相手
先に対する原稿の送信について説明する。
【0076】デジタル複写機1のRADF36の所定位
置にセットされた送信原稿は、1枚ずつスキャナ部31
の原稿載置台35上へと順次供給され、送信原稿の画像
は先に説明したスキャナユニット40の構成により順次
読み取られ、8ビットの画像データとしてメイン画像処
理ボード400へと転送される。
【0077】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの画像データとして
多値画像処理部402上で所定の処理が施される。そし
て、この8ビットの画像データは、次にメイン画像処理
ボード400側のコネクタ405から、サブ画像処理ボ
ード500側のコネクタ505を介してサブ画像処理ボ
ード500側に送られ、2値画像処理部501の多値2
値変換部において誤差拡散などの処理と共に8ビットの
画像データから1ビットの画像データに変換される。
【0078】なお、8ビットの画像データを誤差拡散な
どの処理を含めて1ビットの画像データに変換している
のは、コピーモードにおける電子RDH機能を用いた場
合と同様に、ただ多値2値変換を行っただけでは画質的
に問題があるためで、画質の劣化を少なくする配慮であ
る。
【0079】このようにして2値画像化された送信原稿
は、2値画像処理部501の圧縮伸長部にて所定の形式
で圧縮された後、蓄積メモリ506aに分割して記憶さ
れる。そして、相手先との送信手続きを行い送信可能な
状態が確保されると、蓄積メモリ506aから読み出さ
れた圧縮された送信原稿画像は、FAXボード603側
へと転送され、このFAXボード603上で圧縮形式の
変更など必要な処理が施された後、相手先に対して通信
回線を介して順次送信されることとなる。
【0080】次に、相手先から送信されてきた原稿画像
の処理について説明する。相手先から通信回線を介して
原稿が送信されてくると、FAXボード603での通信
手続きを行いながら相手先から送信されてくる原稿画像
を受信すると共に、所定の形式に圧縮された状態の受信
画像は、サブ画像処理ボード500の2値画像処理部5
01に設けられたFAXインターフェイスから2値画像
処理部501へと送られ、圧縮伸長部などによりページ
画像として送信されてきた原稿画像を再現する。
【0081】そして、ページ単位の画像として再現され
た原稿画像は、メイン画像処理ボード400側へと転送
されガンマ補正が施された後、レーザコントロール40
4からLSU46にて画像を再現するよう画像の書き込
みが制御される。
【0082】以上の構成からわかるように、画像情報に
所定の処理を施す画像処理部は、主としてスキャナ部3
1から読み取り入力された原稿画像を多値の画像情報と
して処理するメイン画像処理ボード400と、このメイ
ン画像処理ボード400にて多値画像情報として処理さ
れた原稿画像情報に対して2値化処理など所定の処理を
施したり、外部インターフェイスを介して接続された機
器から送られてきた画像情報に対して所定の処理を施し
た後、多値画像処理部402(メイン画像処理ボード4
00)側へと転送したりするサブ画像処理ボード500
とに分割構成されている。
【0083】また、メイン画像処理ボード400には、
画像をLSU46から電子写真プロセス部47の感光体
48上に再現させるため、LSU46の画像情報の書き
込みを制御するためのレーザコントロール404が含ま
れている。この構成により、スキャナ部31から読み取
り入力された原稿画像は、多値画像として原稿が有する
画像の特徴を損なうことなくレーザ記録部32からコピ
ー画像として再現可能であり、大量の原稿を電子RDH
機能などを用いて高速出力処理する場合などは、サブ画
像処理ボード500、ハードディスク503aなどを用
いることで可能となっている。
【0084】また、FAX、パーソナルコンピュータな
どの外部機器からの画像情報に対する処理および出力、
FAXに限ってはさらに、多値画像処理が施された(原
稿画像の特徴が保たれた)送信原稿に対する2値化処理
など、デジタル複写機1として備えられたデジタルの特
徴機能に合わせて画像情報に適切な処理を施すことが可
能な構成となっている。
【0085】また、画像処理部を分散させることで、デ
ジタル複写機1のバリエーション(ラインナップ)を多
種多様揃えることが可能であり、ユーザの要望に合わせ
てデジタル複写機を設置することができ、また、設置後
もユーザの要望に合わせてシステム展開を簡単に図るこ
とが可能である。
【0086】さらに、メイン画像処理ボード400上に
配置された中央演算処理装置401は、上記構成におい
てサブ画像処理ボード500をも管理制御しているの
で、それぞれの処理部において、連続して処理される画
像全体の流れが管理され、データおよび処理の流れもス
ムーズになり、画像データが失われる虞れがない。
【0087】次に、本デジタル複写機1における、本発
明の画像処理装置の構成が適用された要部を詳細に説明
する。
【0088】まず、画像データを圧縮して蓄積メモリ5
06aへ分散させて記憶させる手順、及び、蓄積メモリ
506aより圧縮画像データを読み出して結合し伸長す
る復元の手順について、図1、図5を用いて説明する。
【0089】図1は、本デジタル複写機における本発明
の画像処理装置の構成が適用された要部の構成を示すブ
ロック図であり、図5は、画像データを圧縮して蓄積メ
モリ506aへ分散して蓄積させる方法を示した説明図
である。
【0090】ページメモリ502aに入力された画像デ
ータは、2値画像処理部501の多値2値変換部にて、
1画素8ビットデータから1ビットデータに変換されて
いる。2値画像処理部501の圧縮伸長部は、この1ビ
ットデータの画像データを更に圧縮して蓄積メモリ50
6aの利用効率を上げるべく、所定の形式で画像データ
を圧縮して、圧縮画像データに変換する。以下、圧縮前
の1ビットの画像データを、ビットマップ画像データと
称する。
【0091】変換された圧縮画像データは、記憶エリア
管理手段である中央演算処理装置401の制御の元、図
5中央に示す蓄積メモリ506a内の分割ワークエリア
506aaに転送され、ここで所定のブロック単位に分
割される。この後、分割された圧縮画像データを、1ブ
ロック(1分割分)単位に、蓄積メモリ506a内の圧
縮画像データを分割格納する蓄積エリア(記憶エリア)
506abに転送される。
【0092】この転送時、中央演算処理装置401は、
蓄積エリア506abの空きエリア(空き記憶エリア)
を走査しながら、ブロック単位の空きに対して分割圧縮
画像データを1ブロックずつ転送し、全ブロックの分割
圧縮画像データを蓄積メモリ506a内の蓄積エリア5
06abに分散させて蓄積させる。
【0093】このとき、分散して蓄積された各分割圧縮
画像データの繋がりがわかるように、図5左上に示すよ
うに、1ページ分の画像データに対して、最初の1ブロ
ック目の先頭アドレスを、画像管理テーブル700に登
録して管理する。画像管理テーブル700では、原稿の
ページに相当する画像No.と、当該画像No.の最初
の1ブロック目の先頭アドレスとが対を成して格納され
る。
【0094】この後、図5左下に示すように、蓄積され
た第1ブロック目の先頭部分に、第2ブロック目の先頭
アドレスをセットし、順に第2ブロック目の先頭部分に
第3ブロック目の先頭アドレスをセットする。最終のブ
ロック(図では、第6ブロック)は、図5右下に示すよ
うに、最後であることを示す終了データ(NULL)を
その先頭にセットしておく。
【0095】このようにして格納された蓄積メモリ50
6a内より、所望の画像データを取り出すには、前記し
た画素管理テーブル700より所望の画像No.を指定
して画像データを選択すると、対を成す先頭アドレスよ
り第1ブロック目のジャンプ先アドレスが判明し、第1
ブロックを読み出す際に第1ブロックの先頭部分に記さ
れた第2ブロックのジャンプ先アドレスが判明し、順に
たどっていくことで、全てのブロックのアドレスが判明
する。
【0096】中央演算処理装置401は、このように蓄
積メモリ506aを管理することで、蓄積エリア506
abの空きブロックが連続的に確保されなくても確実に
圧縮された画像データを蓄積メモリ506a内に記憶さ
せることが可能となる。
【0097】次に、蓄積メモリ506a内の圧縮データ
蓄積エリア506ab内に一旦分割して格納された分割
圧縮画像データ群に対して、画像処理を実施する場合を
説明する。
【0098】本デジタル複写機1のように、蓄積メモリ
506aを搭載したデジタル複写機では、画像を1度読
み込んだ後、いろいろな編集加工等の所望する画像処理
を行うことが要求される。そこで、一度圧縮されて蓄積
メモリ506aに分散して蓄積されている分割圧縮画像
データ群を、結合かつ伸長して元の2値の画像データの
状態に復元し、画像処理を施した後、再度、圧縮して蓄
積メモリ506aに分散させて蓄積する場合が発生す
る。
【0099】以下、この場合の手順を、画像処理として
「斜体」を例に、図1及び図6を用いて説明する。図6
は手順を示すフローチャートであり、フローチャートの
右側には、画像データの形態の変化を示す。
【0100】スキャナ部31から読み込まれた原稿1ペ
ージ分の画像データは、2値画像処理部501において
2値化され、ページメモリ502aに一旦記憶される。
この記憶された画像データであるビットマップ画像デー
タは、2値画像処理部501の圧縮伸長部で圧縮され圧
縮画像データとなる(S1)。ページメモリ502a内
の圧縮画像データは、蓄積メモリ506a内の分割ワー
クエリア506abに一度格納されて分割され(S
2)、この後、蓄積メモリ506a内の蓄積エリア50
6abに所定のブロック単位で空きエリアを走査しなが
ら分散して配置される(S3)。ここで、原稿が複数枚
ある場合は、全ての原稿に対して、S1〜S3の処理が
繰り返し行われる。
【0101】これが終了すると、操作パネル103を用
いて指定された『斜体』に伴う画像処理を行うために再
度、蓄積メモリ506aから1ページ目の分割圧縮画像
データ群を読み出して結合して分割を解いた後、2値画
像処理部501の圧縮伸長部において伸長処理を行って
元のビットマップ画像データをページメモリ502a上
に展開し、文字を『斜体』にする画像処理を実行する
(S5)。
【0102】『斜体』の画像処理を実行後、変更された
画像データを2値画像処理部501の圧縮伸長部で再度
圧縮し(S6)、蓄積メモリ506a内の分割ワークエ
リア506aaにおいて再度分割する(S7)。
【0103】この後、蓄積メモリ506a内の蓄積エリ
ア506abに各分割圧縮画像データを再蓄積する(S
8)。S8では、蓄積エリア506abにおける空きエ
リアのブロック数が全分割圧縮画像データ群の蓄積に足
るか否かを判断し、足りないと判断すると、画像処理
『斜体』を施す前の元の圧縮画像データが分散して蓄積
されていた各ブロックに画像処理後の各分割圧縮画像デ
ータを蓄積する。
【0104】ここで、蓄積メモリ506aに複数ページ
分の画像データが格納されている場合は、全てのページ
の画像データに対して、S4〜S8の処理が繰り返し行
われる。
【0105】これにより、画像処理を施した後に再度蓄
積メモリ506aに圧縮画像データを分散させて記憶さ
せる場合に、たとえ蓄積メモリ506aの蓄積エリア5
06abに空きブロックが不足していても、画像処理を
施す前の元の圧縮画像データが分散されて記憶されてい
たブロックを利用して、画像処理後の分割圧縮画像デー
タ群を蓄積メモリ506a内に記憶させることができ、
蓄積メモリ506aの空きブロック不足による画像処理
の中断といった事態の招来を効果的に回避して、画像処
理を完了させ得る。
【0106】ここで、図6のフローチャートにおけるS
8の再蓄積処理を、図7〜図10を用いて詳細に説明す
る。
【0107】中央演算処理装置401は、図7に示すブ
ロック管理テーブル701を具備しており、該テーブル
701を用いて、蓄積メモリ506a内の蓄積エリア5
06abの空き状況を管理している。ブロック管理テー
ブル701には、蓄積メモリ506aの蓄積エリア50
6abのブロックNo.と、当該ブロックの空き状況と
が対を成して格納されている。
【0108】中央演算処理装置401は、再蓄積に際し
ては、図8のフローチャートに示すように、画像処理後
の圧縮画像データの再蓄積に必要なブロック数Nを演算
すると共に(S11)、空きエリアのブロック数(空き
ブロック数)Mを演算し(S12)、判定部(判定手
段)にて、S11,S12による各演算結果N,Mを比
較し(S13)、空きブロック数Mが必要とするブロッ
ク数Nよりも多い場合は、空きブロックに優先的に画像
処理後の圧縮画像データを蓄積させる(S14)。
【0109】一方、空きブロック数Mが必要とするブロ
ック数Nより少ない場合は、元の画像データが蓄積され
ていた各ブロックに画像処理後の圧縮画像データを蓄積
する(S15)。
【0110】これにより、蓄積メモリ506a内の蓄積
エリア506abの空きエリア不足を原因とする画像処
理の中断といった事態の招来を効果的に回避しながら、
かつ、画像処理の再施行にも、蓄積エリア506abの
空きエリアが不足する限界まで対応可能となる。
【0111】さらに、この場合、図9に示すような、ブ
ロックの連続性を示す情報を含むブロック管理テーブル
702を用いて空きブロックを管理することで、蓄積エ
リア506abにおける空きブロックの連続するものに
優先的に蓄積させることが可能となる。
【0112】図10に、図9に示すブロック管理テーブ
ル702を用いた場合の、図6のフローチャートにおけ
るS8の再蓄積処理を示す。
【0113】再蓄積に際しては、画像処理後の圧縮画像
データの再蓄積に必要なブロック数Nを演算すると共に
(S21)、空きブロック数Mを演算し(S22)、判
定部が、S21,S22による各演算結果N,Mを比較
し(S23)、空きブロック数Mが必要とするブロック
数Nより少ない場合は、元の画像データが蓄積されてい
た各ブロックに画像処理後の圧縮画像データを蓄積する
(S25)。
【0114】一方、空きブロック数Mが必要とするブロ
ック数Nよりも多い場合は、続いて空きブロックの連続
するブロック数Lを演算し(S24)、判定部にて、S
21,S24による各演算結果のNとLとを比較し(S
26)、連続空きブロック数Lが必要とするブロック数
Nよりも多い場合は、連続空きブロックに優先的に画像
処理後の圧縮画像データを蓄積させ(S27)、連続空
きブロック数Lが必要とするブロック数Nより少ない場
合は、空きブロックの連続性を問題にすることなく、画
像処理後の圧縮画像データを順に空きブロックに蓄積す
る(S28)。
【0115】これにより、画像処理後の圧縮画像データ
を分割して再蓄積する際に、分割圧縮画像データ群が、
蓄積エリア506abにおける方々に分散されて蓄積さ
れることを防ぐことができ、分割圧縮画像データ群が蓄
積されるブロックのアドレスを連続化して、画像出力時
の処理速度を高めることができる。
【0116】次に、編集処理として、4ページの画像デ
ータを『中綴じ編集』する場合を、図1、図11ないし
図15を用いて説明する。
【0117】図11は、『中綴じ編集』について説明す
るもので、『中綴じ』には、右綴じと左綴じとがある。
図において、左側に右綴じを示し、右側に左綴じを示
す。
【0118】まず、図12ないし図14を用いて、『中
綴じ編集(右綴じ)』を行う場合の処理の流れを説明す
る。図12は、『中綴じ編集(右綴じ)』における1ペ
ージ目と4ページ目とを合成するまでの処理を示してい
る。
【0119】図12に示すように、1〜4ページの各原
稿の画像データを、各ページ毎にスキャナ部31から読
み取り、読み取り毎に、画像データを2値画像処理部5
01において2値化し、ビットマップ画像データとして
ページメモリ502a一旦記憶し、この記憶された画像
データを、順次、2値画像処理部501の圧縮伸長部で
圧縮する。そして、圧縮した画像データを、蓄積メモリ
506aの分割ワークエリア506aaに一度貯えて分
割処理した後、蓄積メモリ506a内の蓄積エリア50
6abに、所定のブロック単位で空きエリアを走査しな
がら分割配置する。
【0120】図13に、1ページ目と4ページ目の画像
データが、圧縮され蓄積メモリ506a内の蓄積エリア
506abに分割して格納される状態を示す。
【0121】次に、図12に示すように、先頭の1ペー
ジ目と最終の4ページ目の分割圧縮画像データが、蓄積
メモリ506aの蓄積エリア506abにおける各ブロ
ックより取り出され、取り出した1ページ目と4ページ
目の分割圧縮画像データ群が、結合されて分割を解かれ
ると共に、ページメモリ502aにてそれぞれ伸長され
てビットマップ画像データに復元され、新たな2ページ
分の編集用のメモリ領域にてそれぞれの画像が合成され
る。
【0122】この後、合成した画像を、再度、蓄積メモ
リ506aの蓄積エリア506abに記憶するために、
編集用のメモリ領域の合成画像データ(ビットマップ画
像データ)を2値画像処理部501の圧縮伸長部で圧縮
し、蓄積メモリ506a内の分割ワークエリア506a
aにおいて分割処理を行う。
【0123】このとき、蓄積メモリ506a内の蓄積エ
リア506abに新たに記憶させる空きブロックがなけ
れば、既に説明したように元の画像データが蓄積されて
いた各ブロックに画像処理後の分割圧縮画像データ群を
蓄積する。
【0124】図14に、1ページ目と4ページ目の画像
データが合成されてなる新しい1ページ目(1’)の画
像データを圧縮し、蓄積メモリ506a内の蓄積エリア
506abの元のブロックに格納される状態を示す。
【0125】2ページ目、および3ページ目の画像デー
タについても同様に元の画像データが蓄積されていた各
ブロックに編集処理後の圧縮され分割された画像データ
を蓄積する。
【0126】次に、『中綴じ編集』のような「画像合
成」処理を伴う編集処理を実行する場合において、さら
に、処理の速度を向上させることが可能である方法につ
いて説明する。
【0127】上記の方法では、1ページ目と4ページ目
の画像データをページメモリ502aにて伸長して、そ
れぞれビットマップ画像を復元するためのメモリと、そ
れぞれの画像を合成するための、さらに新たな2ページ
分の編集用のメモリ領域が必要であるが、図15に示す
手順により、この編集のための余分なワークメモリーを
必要とせず、また処理速度も向上できる。
【0128】『中綴じ編集』があらかじめ設定されてい
る場合、スキャナ部31から読み込まれた奇数ページ
(1ページ目、3ページ目)の画像データは、2値画像
処理部501において2値化されページメモリ502a
に一旦記憶されるが、このとき、前処理手段としての機
能を有する中央演算処理装置401にて、この1べ一ジ
分の画像データにもう1ページ分の白データが前処理と
して付加される。
【0129】その後、2値画像処理部501の圧縮伸長
部で圧縮され、蓄積メモリ506a内の分割ワークエリ
ア506aaに一度貯えられ分割処理され、この後、蓄
積メモリ506a内の蓄積エリア506abに所定のブ
ロック単位で空きブロックを走査しながら分割配置さ
れ、1ページ分の画像データと1ページ分の白データの
圧縮画像データは蓄積される。なお、1ページ分が白デ
ータであるため、圧縮されると読み込まれた画像の圧縮
画像データの容量とほとんど差がなく、蓄積メモリ50
6aも大きな負担にはならない。
【0130】一方、スキャナ31より読み込まれた偶数
ページ(2ページ目、4ページ目)の画像データは、2
値画像処理部501において2値化されページメモリ5
02a一旦記憶されるが、偶数ページは奇数ページとは
異なり、もう1ページ分の白データの付加はない。
【0131】ページメモリ502a内に格納されたビッ
トマップ画像データは、そのまま、2値画像処理部50
1の圧縮伸長部で圧縮され、蓄積メモリ506aの分割
ワークエリア506aaに一度貯えられ分割処理された
後、蓄積メモリ506a内の蓄積エリア506abに所
定のブロック単位で空きブロックを走査しながら分割配
置され、1ページ分の画像データの圧縮画像データは蓄
積される。
【0132】次に、『中綴じ編集』を行うために、先頭
の1ページ目(奇数ページ)の圧縮画像データをページ
メモリ502aにて伸長し、1ページ目の画像データと
もう1ページ分の白データのビットマップ画像データを
復元する。
【0133】続いて、4ページ目(偶数ページ)の圧縮
画像データをページメモリ502aにて伸長し、上記の
2ページ分のメモリ領域に合成する。その後は、上記と
同様に、蓄積メモリ506aに再蓄積する。
【0134】このように、合成を伴う画像処理の場合、
画像を読み込んだ後、圧縮処理する前段階において、合
成の主体となるページの画像、ここでは奇数ページに、
偶数ページをはめ込む領域を見込んで1ページ分の白デ
ータを付加しておく構成としたので、ページメモリ50
2aのメモリ量を削減でき、少ないメモリ量でしかも、
高速に合成処理ができる。また1ページ分の余白追加分
のメモリ量は高圧縮できるため、蓄積メモリ506aの
メモリ消費量が上がるといった問題も伴わない。なお、
ここでは、奇数ページに偶数ページを嵌め込む例を説明
したが、偶数ページに余白分を追加しておき、奇数ペー
ジを嵌め込むようにしてもよい。
【0135】また、『中綴じ編集』だけでなく、合成を
伴い画像処理、例えば複数ページ分の原稿を1ページに
集約する『Nin1編集』等においても、同じ効果が得ら
れる。
【0136】上記の実施の形態のデジタル複写機1は、
あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであ
って、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈され
るべきものではなく、画像データを圧縮かつ分割して蓄
積するメモリを備えた画像処理装置において、いろいろ
と変更して実施することができるものである。
【0137】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の画像処理装置
は、以上のように、画像データに対して画像処理を施す
画像処理手段を備え、かつ、画像データを圧縮すると共
に分割して記憶手段に蓄積させ、該蓄積された分割圧縮
画像データ群を結合すると共に伸長して復元し、出力す
る画像処理装置において、記憶手段の記憶エリアを管理
する記憶エリア管理手段が備えられ、記憶エリア管理手
段は、一旦記憶手段に分割して蓄積された分割圧縮画像
データ群を復元して画像処理を施した後、再度、圧縮か
つ分割して記憶手段に蓄積させる際、画像処理を施す前
の分割圧縮画像データ群の記憶エリアも用いる構成であ
る。
【0138】これにより、処理後の分割圧縮画像データ
群が、記憶手段の元の記憶エリアにも蓄積されるので、
たとえ空き記憶エリアが無かったり、或いは残り少なく
とも、元の記憶エリアを利用して、画像処理後の分割圧
縮画像データ群を記憶手段に蓄積させることができ、空
き記憶エリア不足による処理の中断といった事態の招来
を効果的に回避することができる。
【0139】その結果、画像データを圧縮かつ分割して
蓄積する記憶手段を備えたタイプであって、かつ、画像
処理を効率よく実施可能な画像処理装置を提供できると
いう効果を奏する。
【0140】本発明の請求項2記載の画像処理装置は、
請求項1記載の構成において、記憶手段における空き記
憶エリアが画像処理後の分割圧縮画像データ群の再蓄積
に足るか否かを判断する判定手段を備え、記憶エリア管
理手段は、判定手段が不足と判断すると、画像処理後の
分割圧縮画像データ群の蓄積先として、画像処理を施す
前の分割圧縮画像データ群の記憶エリアを用いる構成で
ある。
【0141】これにより、記憶手段における空き記憶エ
リアが画像処理後の分割圧縮画像データ群の再蓄積に不
足する場合のみ、記憶エリア管理手段が元の記憶エリア
を用いる。
【0142】その結果、請求項1に記載した構成による
効果に加えて、画像処理後の分割圧縮画像データ群の記
憶エリア不足を原因とした処理の中断といった事態の招
来を効果的に回避しながら、かつ、画像処理の再施行に
も、空き記憶エリアが不足する限界まで対応可能となる
という効果を奏する。
【0143】本発明の請求項3記載の画像処理装置は、
請求項2記載の画像処理装置において、記憶エリア管理
手段が、空き記憶エリアに画像処理後の分割圧縮画像デ
ータ群を蓄積させる際、圧縮画像データの1分割分を蓄
積する区画が連続する箇所への蓄積を優先させる構成で
ある。
【0144】これにより、画像処理後の分割圧縮画像デ
ータ群を再蓄積する際に、各分割圧縮画像データが、記
憶エリアにおける方々に分散されて蓄積されることを防
ぐことができるので、請求項2に記載の構成による効果
に加えて、アドレスを連続化して、画像出力時の処理速
度を高めることができるという効果を奏する。
【0145】本発明の請求項4記載の画像処理装置は、
以上のように、画像データに対して画像処理を施す画像
処理手段を備え、かつ、画像データを圧縮すると共に分
割して記憶手段に蓄積させ、該蓄積された分割圧縮画像
データ群を結合すると共に伸長して復元し、出力する画
像処理装置において、中綴じ編集や複数ページ分の画像
を1ページに収める編集等の画像合成を伴う画像処理が
指定された際、入力された画像データを圧縮かつ分割し
て記憶手段に蓄積する前に、合成の主体となる画像の画
像データに対して合成される画像が嵌め込まれる空白部
を予め保有させる前処理を実施する前処理手段を備える
構成である。
【0146】これにより、画像合成を伴う画像処が指示
された場合、画像データを圧縮かつ分割して記憶手段に
蓄積する前に予め、合成の主体となる画像に合成される
画像を嵌め込むための空白部を保有させておくので、主
体となる画像を読み出す作業メモリとしては2ページ分
必要であるが、読み出された主体となる画像には既に1
ページ分の空白部が確保されているので、該空白部に合
成される画像の読み出すことで合成できる。
【0147】その結果、画像データを圧縮かつ分割して
記憶手段に蓄積させることが可能なタイプであって、か
つ、少ない作業メモリにて画像処理が可能で、かつ、該
処理も簡単かつ高速に高速に処理可能な画像処理装置を
提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すもので、デジタル
複写機の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記デジタル複写機の構造図である。
【図3】上記デジタル複写機が接続されているネットワ
ーク環境を示す説明図である。
【図4】上記デジタル複写機における画像処理部の構造
図である。
【図5】画像データを蓄積メモリに圧縮かつ分割して蓄
積する方法を示す説明図である。
【図6】画像処理『斜体』を行う場合の処理の手順を、
画像データの形態と共に示す説明図である。
【図7】蓄積メモリの蓄積エリアの空き状況を管理する
ブロック管理テーブルの一例を示す説明図である。
【図8】図7のブロック管理テーブルを用いた場合の、
図6のS8における再蓄積の手順を示すフローチャート
である。
【図9】蓄積メモリの蓄積エリアの空き状況を管理する
ブロック管理テーブルの別の例を示す説明図である。
【図10】図9のブロック管理テーブルを用いた場合
の、図6のS8における再蓄積の手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】『中綴じ編集』の説明図である。
【図12】『中綴じ編集(右綴じ)』における1ページ
目と4ページ目とを合成するまでの処理の流れを示す、
一処理手順の説明図である。
【図13】『中綴じ編集(右綴じ)』における、1ペー
ジ目と4ページ目の各画像データが圧縮かつ分割されて
蓄積メモリに格納される状態を示す説明図である。
【図14】『中綴じ編集(右綴じ)』における、蓄積メ
モリより、1ページ目と4ページ目の各分割圧縮画像デ
ータ群が読み出されて画像処理され、蓄積メモリに再格
納される状態を示す説明図である。
【図15】『中綴じ編集(右綴じ)』における1ページ
目と4ページ目とを合成するまでの処理の流れを示す、
他の処理手順の説明図である。
【符号の説明】
1 デジタル複写機(画像処理装置) 401 中央演算処理装置(記憶エリア管理手段,前処
理手段) 506 記憶手段(蓄積メモリ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データに対して画像処理を施す画像処
    理手段を備え、かつ、画像データを圧縮すると共に分割
    して記憶手段に蓄積させ、該蓄積された分割圧縮画像デ
    ータ群を結合すると共に伸長して復元し、出力する画像
    処理装置において、 上記記憶手段の記憶エリアを管理する記憶エリア管理手
    段が備えられ、 該記憶エリア管理手段は、一旦記憶手段に分割して蓄積
    された分割圧縮画像データ群を復元して画像処理を施し
    た後、再度、圧縮かつ分割して記憶手段に蓄積させる
    際、画像処理を施す前の分割圧縮画像データ群の記憶エ
    リアも用いることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】記憶手段における空き記憶エリアが画像処
    理後の分割圧縮画像データ群の再蓄積に足るか否かを判
    断する判定手段を備え、 前記記憶エリア管理手段は、上記判定手段が不足と判断
    すると、画像処理後の分割圧縮画像データ群の蓄積先と
    して、画像処理を施す前の分割圧縮画像データ群の記憶
    エリアを用いることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】前記記憶エリア管理手段は、空き記憶エリ
    アに画像処理後の分割圧縮画像データ群を蓄積させる
    際、圧縮画像データの1分割分を蓄積する区画が連続す
    る箇所への蓄積を優先させることを特徴とする請求項2
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】画像データに対して画像処理を施す画像処
    理手段を備え、かつ、画像データを圧縮すると共に分割
    して記憶手段に蓄積させ、該蓄積された分割圧縮画像デ
    ータ群を結合すると共に伸長して復元し、出力する画像
    処理装置において、 中綴じ編集や複数ページ分の画像を1ページに収める編
    集等の画像合成を伴う画像処理が指定された際、入力さ
    れた画像データを圧縮かつ分割して記憶手段に蓄積する
    前に、合成の主体となる画像の画像データに対して合成
    される画像が嵌め込まれる空白部を予め保有させる前処
    理を実施する前処理手段を備えることを特徴する画像処
    理装置。
JP04064999A 1999-02-18 1999-02-18 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3581037B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04064999A JP3581037B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像処理装置
US09/506,210 US7061640B1 (en) 1999-02-18 2000-02-17 Image processing apparatus that compresses and divides image data for storage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04064999A JP3581037B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000244720A true JP2000244720A (ja) 2000-09-08
JP3581037B2 JP3581037B2 (ja) 2004-10-27

Family

ID=12586411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04064999A Expired - Fee Related JP3581037B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7061640B1 (ja)
JP (1) JP3581037B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008135913A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Kyocera Mita Corp データのアクセス方法
JP2016111534A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019149747A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 ブラザー工業株式会社 制御プログラム及び画像処理装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4136292B2 (ja) * 2000-08-09 2008-08-20 株式会社リコー 画像処理装置
JP2003158637A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Sony Corp 印画装置及び印画方法、並びに印画システム
JP2004209924A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Brother Ind Ltd 両面画像形成装置及び両面画像形成方法
US7495985B1 (en) 2004-10-25 2009-02-24 Nvidia Corporation Method and system for memory thermal load sharing using memory on die termination
US8427496B1 (en) * 2005-05-13 2013-04-23 Nvidia Corporation Method and system for implementing compression across a graphics bus interconnect
US7886094B1 (en) 2005-06-15 2011-02-08 Nvidia Corporation Method and system for handshaking configuration between core logic components and graphics processors
KR100765761B1 (ko) * 2005-09-30 2007-10-15 삼성전자주식회사 화상 형성 시스템 및 화상 형성 방법
US8427487B1 (en) 2006-11-02 2013-04-23 Nvidia Corporation Multiple tile output using interface compression in a raster stage
JP4516984B2 (ja) * 2007-11-13 2010-08-04 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
US20110063309A1 (en) 2009-09-16 2011-03-17 Nvidia Corporation User interface for co-processing techniques on heterogeneous graphics processing units
US9171350B2 (en) 2010-10-28 2015-10-27 Nvidia Corporation Adaptive resolution DGPU rendering to provide constant framerate with free IGPU scale up
US9823990B2 (en) 2012-09-05 2017-11-21 Nvidia Corporation System and process for accounting for aging effects in a computing device
US9607407B2 (en) 2012-12-31 2017-03-28 Nvidia Corporation Variable-width differential memory compression
US9591309B2 (en) 2012-12-31 2017-03-07 Nvidia Corporation Progressive lossy memory compression
JP6040145B2 (ja) * 2013-12-17 2016-12-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置
US10970882B2 (en) 2019-07-24 2021-04-06 At&T Intellectual Property I, L.P. Method for scalable volumetric video coding
US10979692B2 (en) * 2019-08-14 2021-04-13 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method for streaming visible portions of volumetric video

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3048161B2 (ja) * 1989-12-29 2000-06-05 キヤノン株式会社 カラー画像伝送方法
JP3109817B2 (ja) 1990-07-31 2000-11-20 キヤノン株式会社 画像処理装置
JP3082930B2 (ja) 1990-07-31 2000-09-04 キヤノン株式会社 画像処理装置
US5220440A (en) * 1990-10-10 1993-06-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Data compression method having a fixed ratio of compression for image data, and image data compression device
JP3203660B2 (ja) 1990-12-13 2001-08-27 富士ゼロックス株式会社 画像記録装置
US5611024A (en) * 1992-08-28 1997-03-11 Compaq Computer Corporation Data compression of bit map images
US5991515A (en) * 1992-11-10 1999-11-23 Adobe Systems Incorporated Method and apparatus for compressing and decompressing data prior to display
US5465322A (en) 1993-01-04 1995-11-07 Xerox Corporation Apparatus and method for parsing a stream of data including a bitmap and creating a table of break entries corresponding with the bitmap
JPH07321975A (ja) 1994-05-24 1995-12-08 Fuji Xerox Co Ltd デジタル複写機
JPH08142418A (ja) 1994-11-22 1996-06-04 Hitachi Ltd プリンタ制御装置
JPH08272553A (ja) 1995-03-30 1996-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH08331369A (ja) 1995-06-01 1996-12-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
US6327599B1 (en) * 1995-06-07 2001-12-04 R. R. Donnelley & Sons Company Apparatus for controlling an electronic press to print fixed and variable information
JPH09127747A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Minolta Co Ltd デジタル画像形成装置
JP3483689B2 (ja) 1995-11-14 2004-01-06 株式会社リコー プリンタ装置の画像処理方法
JPH10224579A (ja) 1997-02-05 1998-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JPH1124651A (ja) 1997-06-30 1999-01-29 Hitachi Ltd 画像データの回転方法及びその処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008135913A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Kyocera Mita Corp データのアクセス方法
JP2016111534A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019149747A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 ブラザー工業株式会社 制御プログラム及び画像処理装置
JP7031366B2 (ja) 2018-02-28 2022-03-08 ブラザー工業株式会社 制御プログラム及び画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7061640B1 (en) 2006-06-13
JP3581037B2 (ja) 2004-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3581037B2 (ja) 画像処理装置
JP3240638B2 (ja) 画像処理装置
US6256107B1 (en) Image forming system including interconnected and priority allocated image forming devices
JPH11122486A (ja) 画像処理装置
US7209260B1 (en) Image processing apparatus
JPH10210247A (ja) 画像形成装置
JPH08101850A (ja) 複合画像入出力装置
JPH0965114A (ja) 画像処理装置の変倍制御装置
US6504627B1 (en) Image processing device
US7170615B2 (en) Image processing device including image data management capabilities
JP3999418B2 (ja) 複合型画像処理装置
US6943912B1 (en) Image forming apparatus
JP2004110848A (ja) 画像処理装置
JP3203171B2 (ja) 画像形成装置
JP3821945B2 (ja) 画像出力処理装置
JP3703354B2 (ja) 画像処理装置
JP3550337B2 (ja) 画像処理装置
JP3475118B2 (ja) 画像処理装置
JP3904481B2 (ja) 複合制御装置及び複合装置
JP3566119B2 (ja) 画像出力装置
JP3052618B2 (ja) デジタル複写機
JPH1013654A (ja) 画像出力システム
JPH06217107A (ja) 複合機
JPH10240907A (ja) デジタル画像形成装置
JPH1013641A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees